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 エキゾーストパイプステー溶接

2017.10.22.施工/公開日

今回は整備工場に依頼

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 Keiworksのエキゾーストパイプのステーが錆びなどで外れて、溶接の道具が無いので、整備工場で溶接してもらいました。


 ★今回修理する場所について

【車検時の状態】

 左の写真は4回目の車検時の事前検査の時の写真です。

 この時(1年前[2016年6月])からステーの片側の溶接部分でエキゾーストパイプを支えている状態です。

 検査員の方から「溶接部分が外れそうで、溶接部分が外れたら車検はNGです。」と言われていました。

 いつ外れてもおかしくない状態でした。

【症状/応急処置】

 職場から帰る時、エンジン始動してしばらくアイドリングの状態にしていた時に、金属のカツカツ甲高い音がしていたので、これは間違えなくエキゾーストパイプのステーの溶接が外れたと思い、車体下のエキゾーストパイプのステーの所を見たら、エンジンの振動でエキゾーストパイプにステーが小刻みに当たっていました。

 このままでは耳障りなのと、エキゾーストパイプに傷を付けてしまう事、ステーが無くなると溶接する事ができないため、本来ならボルトを外してからラバー(黒いゴム)を外しますが、その場で手を伸ばしてラバー(黒いゴム)とステー部分を取外しました。

 エキゾーストパイプに穴が開かなかった事はとてもラッキーでした。

【原因】

 今回修理する所は、エキゾーストパイプ[14190-83G20(NA/TURBO共通)]を支えるステーが錆びで一部無くなっている事と、溶接部分が錆びや振動で外れてました。

 冬の時期に道路に撒く凍結防止剤(塩カル)が一番の原因だと思います。

 また、SUZUKIの方の溶接方法も2ヵ所だけの溶接方法にも原因があるような気がします。

 エキゾーストパイプとステーの真中に空洞があるので、冬場の凍結防止剤(塩カル)がその空洞に入り込み、錆びてステーの一部が無くなる状態になり、溶接した所が外れたと思います。

 整備工場の方はSUZUKIの車は他の自動車メーカーに比べると、マフラーのステーの溶接が外れやすいので、溶接修理の車が多いと言っていました。


 ■作業時間と工賃について

【作業時間】

・作業時間は約30分ぐらいです。


【工賃】※作業時の価格で、修理する所によっては前後します。

・今回の修理費用は\3,000(税込[8%])でした。


 ★施工 ※今回は整備工場に修理依頼しました。

【修理方法について】

・本来ならエキゾーストパイプを車から取外して溶接するそうですが、エンジン側の2本のボルトの状態(折れる事を回避するため)から取外ししないで溶接する事になりました。※取外時はガスケットも必要です。


【施工】

・リフトで作業しやすい高さまで車体を上げます。

・私の方で取外したラバー(黒いゴム)と外れたステーを元の状態に取付します。

・下の写真の状態で溶接します。

 今回はガス溶接するため、炎や熱、ワイヤーから出る火の粉から車体を守るため、保護カバーを取付てから作業に入ります。

・溶接します。

 エキゾーストパイプとステーの一部が付いたら、ラバー(黒のゴム)をステーから取外します。

 途中、ハンマーで溶接した部分を叩いて形を作って仕上げていました。

 エキゾーストパイプとステーの隙間なく溶接する事と、ステーの一部が無くなった所を溶接である程度復元しました。

・過熱したステー部分とエキゾーストパイプを手で触れるようになるまで冷却します。

 この整備工場ではエアタンクの空気を当てて熱を冷ましていました。

・保護カバーを取外します。

・左の写真は溶接が終わったところです。

 この状態ではまた錆びてしまうので、この写真の後に耐熱塗料をスプレーしました。

・ラバー(黒いゴム)にシリコンを塗ってエキゾーストパイプと車体側に取付します。

。車体を地面に下げます。

・これで作業終了です。

・家に戻ってから耐熱塗料のスプレーで、エキゾーストパイプと周辺を塗りました。


 ★施工後

・今回の修理は溶接道具を私は持っていないため、溶接修理する所をWeb検索したら、たまたま私の住んでいる所の近くにある整備工場の名前が出てきました。

 農機具の代理店もしている所は溶接する道具は必ず持っているはずなので、休日の朝一にアポなしで直接行ってみたら、すぐ作業してくれると言ってくれたので良かったです。

 溶接道具をもし持っていたら...自分で修理していました。

 本来このホームページの基本は、自分で取付/修理する事ですが、溶接の道具が手元に無いので断念しました。

 銅管のロウ付け(ハンダ)や電子工作のハンダ付けの道具があるので、自分でも溶接はできると思います。

 しかし、高温度ハンダは融点が300℃なので、エキゾーストパイプでは全く使用できません。

 電気溶接ならちょっと難しいかもしれませんが、ガス溶接であれば自分でもできそうです。

 ハーネスを溶かした部分を平らに溶接するのはとても難しいそうです。

・修理していた時の話で、整備工場の方が私の車の車体下を見て、この車の走行距離を聞かれました。

 152,200Kmを走行していると伝えると、「溶接が外れていたところ以外は100.000Km以下の車の状態と変わらない。この距離走っているのに状態がいい。」と褒めの言葉を頂きました。


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