改造と改良 → SWIFTsport → その他 / 修理

 WAGON R

 ZC33S 携帯リモコン電池交換方法

2020.08.09.施工/公開日

メインページへ戻る 改造と改良 管理人へメール アンケート

注意!

・このページをご覧になっている事は、注意事項(同意書)に同意した事とします。

・直接リンクをお断りしています。

web拍手 by FC2 このページが良かったら「拍手ボタン」をクリックお願いします。


 SWIFTsport[ZC33S]とWAGONR[MH55S]の「携帯リモコン電池交換」をしました。

 同じ携帯リモコンなら同じように電池交換できます。

 スイフト[ZD83S][ZD35S]、ワゴンR[MH35S]も同じ携帯リモコンを使用しています。


 ★携帯リモコンについて

・キーレススタート リモコンASSY [37172-52R00]


【適合車種】

・スイフトスポーツ[ZC33S] 年式 2019/07〜

・スイフト[ZD83S] 年式 2016/10〜アイドリングSTOP無し

・スイフト[ZD35S] 年式 2016/10〜アイドリングSTOP無し

・ワゴンR[MH35S] 年式 2016/12〜

・ワゴンR[MH55S] 年式 2016/09〜


【使用周波数】

・315.0MHz


【価格】

・¥7,250(税抜)


※純正部品番号は「SUZUKI ZC33Sパーツカタログ [1型 2017年09月-初版]」より

※純正部品番号は「sport/RS/XG」の黒色です。

※上記の純正部品番号は本体だけです。

 キーとコイン形リチウム電池 [CR2032]は、別売になります。

※価格はページ作成時の価格です。


 キーレススタートシステムの携帯リモコンは高機能です。

 従来のキーレスエントリーに比べて電池消耗が大きいので、従来のキーレスエントリーより電池寿命が短いです。

 携帯リモコンは、常に待機電流が流れています。

 使用状況によって違いますが、通常約2〜3年で電池交換時期です。

 私のSWIFTsport[ZC33S]は、約1年半で交換しました。

 WAGON R[HM55S]は、2年7カ月で交換しました。

 スペアの携帯リモコンも同時交換した方がいいでしょう。

 電子機器などから出る電波に反応して、コイン形リチウム電池 [CR2032]の寿命が短くなる場合があるので、約1m程離した方がいいと思います。

  ・テレビ

  ・オーディオ

  ・パソコン、タブレット、Ipad

  ・スマホ、携帯電話

  ・電気スタンド

  ・低周波治療器などの医療用電気機器

  ・液晶表示器

  ・モーター類

   など


 ★コイン形リチウム電池について

・携帯リモコンに使用されているコイン形リチウム電池 は「CR2032」です。

 コイン形リチウム電池の型番からわかる事があります。

 「CR2032」を例にして紹介します。


*電極

 「+」と表示している面と横側(淵)が電池のプラス(+)極です。

 +面の裏側がマイナス(−)極です。

 +側に電池の詳細を表示しています。


*メーカー

 製造しているメーカー名を表示しています。

 私は、Panasonic製 を購入しました。


*一次電池(材料)

 CR2032の一番左側のアルファベットは、使用している一次電池(材料)を表示しています。

 「C」は、二酸化マンガン を使用しています。

 「B」は、フッ素黒鉛 を使用しています。


*サイズ

 CR2032の4桁の数字は、サイズです。

 4桁の数字を2つに分けて、サイズを確認する事ができます。

 左側の2桁は、コイン形リチウム電池の直径 です。

 右側の2桁は、コイン形リチウム電池の厚み です。

 20 → 直径 20mm

 32 → 厚み 3.2mm


*電圧

 コイン形リチウム電池の型番の下に、必ずボルト(V)の表記があります。

 CR2032は「3V」です。


*製造国

 生産国の表示です。

 私が購入した電池はインドネシアで生産しています。


*代替品番(アメリカ製の場合)

 ENERGIZER(エナジャイザ)製 ECR2032

 DURACELL(デュラセル)製   DL2032

 RAYOVAC(レオバック)製   KECR2032


 ■携帯リモコン電池交換工賃について

【携帯リモコン電池交換工賃】

※工賃はこのページ作成時のもので、依頼する所に必ず確認してください。

 カー用品の同じ系列会社でも工賃が違う場合があります。

※純正部品など追加部品代は別途かかる場合があるので、依頼する所に必ず確認してください。

※事前に予約を取らないと取付しない店舗もありますので、依頼する所に必ず確認してください。


・ディーラー \550(税込[10%])〜 コイン形リチウム電池 [CR2032]は、別売になります。


 ★必要な部品/材料  ★必要な工具

・コイン形リチウム電池 [CR2032]

 ※スペアの携帯リモコンの分を合わせて2個用意します。


・−ドライバー(#2)

・精密ドライバー(−)


 ★施工

  施工時の注意点

 ・整備資格を持たずに施工する場合や、このページを見て施工した場合は、自己責任でお願いします。

 ・必ず部品を触る前や施工前に、体の静電気を金属に触れて放電してください。

 ・濡れた手で交換作業は絶対にしないでください。携帯リモコンが壊れる場合があります。

 ・携帯リモコンは、落下して衝撃を与えないよう注意してください。


・目次を作成しました。

 下のプルダウンメニューより項目をクリックするとその項目へ移動します。

 (ブラウザの「戻る」でこの目次の所に戻ります。)



 ■携帯リモコン電池交換のメーター表示

・携帯リモコンの電池交換時期が近くなると、マルチインフォメーションディスプレイに「リモコンの電池要交換」と表示が出ます。

・この表示が出たら、新しいコイン形リチウム電池[CR2032]を早めに購入して交換してください。

・携帯リモコンの反応が無くなった場合は、エマージェンシーキーでドアの施錠/解錠に使えますが、エンジンの始動/停止はできません。

 「エマージェンシーキー」で開錠した場合は、

 非常点滅表示灯が約40秒間点滅すると同時に、室内ブザーが約10秒間断続的に鳴ります。

  ↓

 室内ブザーが鳴り終えると、ホーンが約30秒間断続的に鳴ります。

  ↓

 作動中は、セキュリティアラームインジケーターも点滅します。

  ↓

 警報を解除するには、エンジンスイッチを2回押して「ON」にします。


 このままではエンジン始動できないので、電気量販店、スーパー、カーショップ、¥100ショップなどでコイン形リチウム電池[CR2032]を購入して交換してください。



 ■プラスチックカバー取外

【プラスチックカバー取外】

・携帯リモコンの鍵のマークを上にします。

 オーナーズマニュアルには「エマージェンシーキーを取出しする」と書いていますが、私は取外しないで交換作業します。

・エマージェンシーキーを取外して作業する方は、次のようになります。

 <手順>

 @携帯リモコン本体のSUZUKIのSマークがある面を出します。

 Aロックレバー(写真@)を右側にスライドした状態のままにします。

 Bエマージェンシーキー(写真A)を上に動かすと、携帯リモコン本体からエマージェンシーキーが抜き取れます。

・取外したエマージェンシーキーです。

※防犯上の理由から、エマージェンシーキーの先端部分はモザイク処理しています。

・この状態であれば−ドライバーも刺しやすくなります。

・写真の赤く囲った所に−ドライバーを差し込んで、左右に−ドライバーを動かすと、携帯リモコンの外側のプラスチックカバーが開きます。

・携帯リモコンの外側のプラスチックカバーの片側が開きました。



 ■コイン形リチウム電池取出

・携帯リモコンの外側のプラスチックカバーを取外します。

【リモコン本体取出】

・リモコン本体のプリント基板を直接手で触れないようにしてください。

・携帯リモコンの外側のプラスチックカバーをひっくり返すと、リモコン本体を取出す事ができます。

【コイン形リチウム電池取出】

・コイン形リチウム電池の周りに隙間(写真@)があります。

 隙間に−ドライバーを差し込んで、テコの要領でこじる(写真A)とコイン形リチウム電池の片方が浮いてきます。

・コイン形リチウム電池を取出します。

・コイン形リチウム電池を取出した状態のリモコン本体です。



 ■コイン形リチウム電池の処分方法

【コイン形リチウム電池の処分方法】

・コイン形リチウム電池の処分方法は、

 @コイン形リチウム電池の電極が出ないようにセロハンテープなどの粘着テープを貼って絶縁します。

  他の電池と一緒に処分する時に、他の電池の金属部分に接触してショートしないようにするためです。

 A家電量販店またはスーパーマーケットに設置されている回収BOXか、お住いの自治体のごみのルールに従って処分してください。



 ■新しいコイン形リチウム電池取付

【新しいコイン形リチウム電池取付】

・コイン形リチウム電池の+側が上に見えている状態で、リモコン本体に差し込みます。(写真@)

・はみ出ているコイン形リチウム電池をリモコン本体に押し込みます。(写真A)

・コイン形リチウム電池が、リモコン本体のツメに引っ掛かっている事を確認します。

・リモコン本体に新しいコイン形リチウム電池の取付ができました。

【リモコン本体取付】

・リモコン本体を携帯リモコンの外側のプラスチックカバーに収めます。

 プラスチックカバーを「+」の文字が見える方に、リモコン本体のリチウム電池側を合わせます。

 プラスチックカバーにリモコン本体を入れる方向を間違えても、プラスチックカバーに入らないのですぐ気付きます。



 ■プラスチックカバー取付

【プラスチックカバー取付】

・携帯リモコンの外側のプラスチックカバーを被せます。

・携帯リモコンのプラスチックカバーの底の部分のツメを合わせて、指で上からプラスチックカバー同士を押しつけます。

・プラスチックカバーの接合部分の隙間が無い事を確認します。

・エマージェンシーキーを携帯リモコン本体から取外した方は、次の手順で取付します。

 <手順>

 @携帯リモコン本体のSUZUKIのSマークがある面を出します。

 Aエマージェンシーキーの窪み側(青○)が、ロックレバー側になるように向きを合わせます。

 Bエマージェンシーキーを携帯リモコン本体に差し込みます。

 Cエマージェンシーキーを携帯リモコン本体の奥まで差し込むと、エマージェンシーキーが固定されます。

【コイン形リチウム電池交換終了】

・携帯リモコンのコイン形リチウム電池交換は終了です。


【スペアーの携帯リモコン】

・スペアーの携帯リモコンも同時交換した方がよいでしょう。

 交換した日が一緒ならコイン形リチウム電池交換した日の管理が楽です。

 同じようにコイン形リチウム電池交換します。

【動作確認】

・携帯リモコンで「施錠/解除ボタン」またはドアノブの近くにある「リクエストスイッチ」で、ドアの施錠を解除をできる事を確認します。

 リクエストスイッチは、携帯リモコンを持った状態で、ドアノブの所から約80cmの範囲内で動作するので注意してください。



 ■電池消耗警告のリセット方法

・コイン形リチウム電池交換前に携帯リモコン電池消耗警告が、マルチインフォメーションディスプレイに表示された場合は、コイン形リチウム電池交換後に下記の作業をします。


 キーレスエントリーで施錠→解錠を2回以上すると、警告解除する事ができます。



 ★紹介動画


・左の動画はYouTubeで公開しています。

 このページをまとめています。

 写真や文字で説明できない部分を動画にして紹介しています。


 YouTubeチャンネル SWIFTsport改造と改良自己満足のホームページ

 この動画は、

 無断転用(動画サイト、ホームページ、ブログ、SNSなど [※許可済みのページを除く])

 および 複製/編集を禁止しています。

 音が出ます。再生前に音量を小さくしてから調整してください。

 音声は「VOICEVOX」の読み上げソフトを使用しています。

 多少、イントネーションとアクセントが違う部分があります。

 ※利用規約に書いているので表示します。

  VOICEVOX 使用キャラクター:春日部つむぎ

  → こちら


 ★施工後

・電池交換は簡単なので、自分でできる事はやりましょう。

 コイン形リチウム電池の値段より工賃の方が高くなります。


 メインページへ戻る              Copyright(C) ty_plus5638 All Rights Reserved.