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 エーモン 非常信号灯 Item No.6904

2023.03.01.施工/公開日

車検クリアできます。

電池切れ、点灯しない場合は車検NGです。

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 WAGON R[MH55S]に「エーモン 非常信号灯 Item No.6904」を取付しました。

 車検時の盲点、「発煙筒の有効期限」と「ワイパーゴム切れ」車検前に必ず確認しましょう。


 ★今回取付する商品の紹介

・エーモン 非常信号灯 Item No.6904





【特徴】※エーモン工業ホームページとパッケージより

・車検対応 国土交通省 保安基準適合品

・保安基準改定 内部突起(UN-R21)に対応

・赤色LEDがピカピカ点滅して夜間200m先から危険を知らせる

・ボディに設置できるマグネット付

・スイッチの操作感は、同乗者(特にお子様)による誤操作、いたずら防止・抑制を目的として硬めに設定

・2022年度グッドデザイン賞受賞(受賞番号:22G040266)


【詳細】※エーモン工業ホームページとパッケージより

・製品コード

・製品名

・JANコード

・ボディー色

・LED

・発光色

・連続使用時間

・使用電池

・防滴仕様

・車検

・保安基準改定

・底面

・材質

・内容物



・購入金額

・ロットナンバー

6904

非常信号灯

4905034069046

赤 ※黒(No.6906 ライト付き)もあります。

高輝度LED 9灯

赤(点滅)

約8時間(新品アルカリ乾電池使用時)

単4アルカリ乾電池×2本(別売)

IPX3相当

車検対応品(国土交通省 保安基準適合品)

内部突起(UN-R21)適合品

マグネット付 ※車両側面には使用しないでください。

本体:ABS / レンズ:PC / 付属シール:紙

・非常信号灯:1個
・動作確認用電池:単4アルカリ乾電池:2本
・付属シール:1枚

\1,098(税込[10%]) ※購入時の金額と消費税率です。

ロットナンバーは化粧箱の底面に記載(左の写真赤枠)


●防水規格について ※保護等級の数字が大きくなれば防水対策が良くされていることになります。

・エーモン 非常信号灯 Item No.6904の防水規格はIPX3相当です。

JIS規格 IEC
規格
JIS・IEC
混成表記
 水の浸入に対する保護の程度
保護等級 種類
8 水中形 IPX8 JIS IPX8  継続的に水没しても内部に浸水しない。
7 防浸形 IPX7 JIS IPX7  一時的(30分)に一定水深(1m)の条件に水没しても内部に浸水しない。
6 耐水形 IPX6 JIS IPX6  あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない。
5 防噴流形 IPX5 JIS IPX5  あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない。
4 防沫形 IPX4 JIS IPX4  あらゆる方向からの飛沫による有害な影響がない。
3 防雨形 IPX3 JIS IPX3  鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない。
2 防滴U形 IPX2 JIS IPX2  鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない。
1 防滴I形 IPX1 JIS IPX1  鉛直から落ちてくる水滴による有害な影響がない。
0 無保護 IPX0 表示なし  特に保護されていない。
 

●発光ダイオード(LED)の非常信号灯の車検について

160カンデラ以上(回転、点滅)の赤色光を発する発光ダイオードで作成された非常用信号灯は、国土交通省の認可を取る事ができればあれば商品を発売する事ができます。

電池を使用する電灯なので、発炎筒と違い有効期限はありません。なので再利用可能です。

・注意しなければいけない事ですが、

   電池には有効期限があります。

   ●電池の液漏れなどで故障してしまう事があります。

   定期的な点検が必要になります。

・今回紹介するエーモン 非常信号灯 No.6904は、国土交通省保安基準適合品[内部突起(UN-R21)適合品]で車検対応品です。


 ■発炎筒とLED非常信号灯ついて

●発炎筒について

・発炎筒は、日本工業規格(JIS) D5711によって規格化されています。

・道路運送車両の保安基準(道路運送車両法に基づく国土交通省令)によって、自動車(二輪自動車を除く)には発炎筒の装備が義務化されています。

 (第43条の2)

・確実な性能を維持するため、日本工業規格(JIS)JIS D5711によって有効期限4年と定められています。

 WAGON R[MH55S]の発炎筒の有効期限と製造年月は

  有効期限(2018年1月)

  製造年月(2021年12月)

 で3カ月前(ページ作成時)に有効期限が切れていました。

 これは2回目の車検前に気付くあるあるです。

・発炎筒製品としては火薬類取締法上の「がん具煙火(おもちゃ花火と同類)」に分類されるので、

 第1条の5第6号の規定に基づく緊急保安炎筒の内容(平成9年通商産業省告示 第237号)の適合を受けた発炎筒でなければ車に設置/使用できません。

車検時の検査実施要領では「自動車用緊急保安炎筒はJIS規格品ないしはそれと同程度以上の性能を有する事」と定められています。

  燃焼時間5分以上

  炎の色赤色

  光度160カデラン以上

 従来の発炎筒の商品名の下に「燃焼時間 5分」と書かれています。


●発煙筒とLED非常信号灯比較

・下の表は、発煙筒とLED非常信号灯比較です。

発炎筒使用時の注意点

発炎筒をLED式非常信号灯に変更した場合

炎の長さは約10cmになるので注意してください。

炎が出ないので安全です。

燃焼時、ロウが溶けて落ちるように火の粉が散るので、衣服・靴に落ちないように炎を下に向ける事。

・火傷や火事などの二次災害が発生する事はありません。

・風上に立ち、風下に人がいないようにする

煙が出ないので風上、風下関係なく使用できます。

炎は風速約18m/s、雨量約50mm/hまで耐えられるようになっています。

風や雨で消える事がありません。

 完全防水ではないので注意。

トンネル内では絶対に使用しないでください。

 ※煙で視界不良で二次災害発生防止のため

LEDの非常信号灯であればトンネル内で使用可能です。

燃焼時間が5分ぐらいで燃え尽きてしまうため、夜間に発炎筒が消えた後が危険です。

電池が切れるまで連続使用できます。

 予備の電池があれば連続して使用する事ができます。

 No.6904は点滅時間:約8時間

発炎筒を使用後に処理する。(お住いの自治体に基づいて)

使用した後でも再利用ができる。

 使用後は新しい電池に交換した方が良いでしょう。

 

●発炎筒の処理について ※住んでいる自治体に確認してください。

・発炎筒の処理についてですが、このページをご覧になっている皆さんはどうしてますか?

 そのまま車に予備として残して置く人、実際に発炎筒に火を点けて試してみる人がいると思うのですが、発炎筒に火を点けて燃やす事については、人の迷惑になる所では絶対に燃やさないでください。

 ↑住宅街では火事と勘違いして消防(119)に通報される事があります。

 発炎筒は火薬類取締法上の「がん具煙火(おもちゃ花火と同類)」に分類されるので、未使用(有効期限切れ)の発炎筒は絶対に可燃物ゴミに出さないようにしてください。

 未使用(有効期限切れ)の発炎筒を廃棄する時は、一般廃棄物として廃棄します。(廃棄物処理法

 発炎筒を廃棄する時、料金については無料で回収している所と、有料の場合があるので注意してください。

 処理する場所は、自動車整備工場(ディーラー)、車検場(車検専門店)、カー用品を販売している店舗、ガソリンスタンド、ホームセンターで回収しています。

 ※回収しない所もあります。

 私の場合は、車検場(車検専門店)で無料で引き取っていただけました。

 使用済みの発炎筒については可燃物ゴミ(地域によって変わります)でいいですが、念のため住んでいるの自治体に確認してください。


 8月10日 は 発炎筒の日

 発炎筒の製造販売を行う企業で構成する日本保安炎筒工業会が制定しました。

 自動車運転中の故障、事故などのときに使用する発炎筒の認知度を高め、二次被害の防止を図ることが目的です。

 8と10で「はつ(8) えん とう(10)」の語呂合わせからです。


 ★必要な部品/材料  ★必要な工具

・なしです。

※付属の電池はテスト用なので、新しいアルカリ電池(単4)を2本用意した方が良いでしょう。


・なしです。


 ★施工

  施工時の注意点

 ・整備資格を持たずに施工する場合や、このページを見て施工/使用した場合は、自己責任でお願いします。

 ・必ず部品を触る前や施工前に、体の静電気を車体以外の金属に触れて放電してください。

 ・作業は必ず平らな所で作業してください。

 ・火傷するので必ずエンジンが冷えている時に交換作業してください。

 ■準備

【電池入れ】

・非常信号灯の底面(黒い部分)は、バッテリーキャップです。

 バッテリーキャップを反時計回しに回して取外します。

・内容物のアルカリ乾電池[単4]を左の写真のように+−を確認して、非常信号灯に差し込みます。

 内容物のアルカリ電池は動作テスト用なので、早めに新しい物に交換してください。

・バッテリーキャップを時計回しに回して締め付けます。

【点灯確認】

・黒丸のスイッチを押して「ON」にします。

 小さいお子さんがいたずらで押してしまわないようになっているので、少し力が必要です。

・LEDが点滅する事を確認します。

・点灯確認したら黒丸のスイッチを押して「OFF」にします。


エーモン 非常信号灯 No.6723 国土交通省保安基準適合品[形式:MUB-R9-E1] (車検対応品)

【商品比較】

・左の写真上は、今回購入した エーモン 非常信号灯 No.6904 です。

 左の写真下は、今まで他の車種で使用していた エーモン 非常信号灯 No.6723 です。

 形状は旧タイプに比べて丸みを帯びています。

 私は旧タイプの方が非常信号灯っぽく見えます。



 ■発煙筒取出

【発煙筒取出】

・発煙筒を座席の方へ引き抜きます。


【発煙筒処分】

・先程、「発煙筒の処理について」に書いてある通りに処分します。

 私はWAGON Rの2回目の車検を受ける所に処分して頂く事にします。



 ■設置

【車取付】

・助手席側足元の発煙筒のあった所に差し込みます。

 WAGON R[MH55S]の場合は、ギリギリ邪魔にはなりませんでした。

 もし、乗り降りで引っかけてしまう場合は、ダッシュボード内に非常信号灯を入れて保管してください。

 この場合は「付属シール」に「ダッシュボード内」と記入して、発煙筒のあった所に貼付してください。

【メンテナンス】

・定期的にLEDが点滅するか確認します。

 私の場合は、半年ごとに確認しています。

 電池は車検時に交換するようにしています。


 ★施工後

・再利用できる非常信号灯です。

 エコにもなりますし、使用時に燃焼時間の制限や煙が出ないので、二次被害が発生しないのが良いです。


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