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 自作マスターシリンダーストッパー取付

2007.08.26.施工/公開日

2010.05.30.再施工/公開日

車検クリアできます。

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 Keiworksに自作マスターシリンダーストッパーを作成/取付です。

 Keiworks用のマスターシリンダーストッパーが出ていないので自作します。

 SUZUKIの車はブレーキの効きがいまいちなので製作しました。


 ★ブレーキマスターシリンダーストッパーの改良歴 左側の写真からスタートして改良を重ねて、現在は右側の写真の状態です。

バージョン1

バージョン2

バージョン3

バージョン4

バージョン1

バージョン2

バージョン3

バージョン4

 ■ブレーキマスターシリンダーストッパーとは?

・ブレーキマスターシリンダーストッパーは、ブレーキをかける時にバルクヘッドが押されて起こる「たわみ」を抑えるマスターシリンダーの補強パーツです。

 ブレーキマスターシリンダーの先端部に取付するだけで、ブレーキングのフィーリングがダイレクト感のある感触に変わります。


 ■ブレーキマスターシリンダーの車検について

・基本的にはこのブレーキマスターシリンダーは車検クリアできるパーツです。

 車検クリアするには、パーツ取付時にしっかり固定され、機能が果たせている事を必ず確認してください。

 ↑車検時、検査員の方の考え方もありますが、車検クリア出来ない場合があります。

  不安な人は事前(車検前)に検査を受ける所で確認してください。

 追記:2012.06.10. 2回目の車検

・今回紹介している「自作ブレーキマスターシリンダーストッパー(Ver.4)」を取付した状態で車検をクリアできる事を確認しています。



 ★必要な材料 ※Ver.4

★必要な工具 ※Ver.4

・ステンレス棒(15φ) x 1本

・全ネジ(10M x 300mm)

・平ワッシャー(10M) x 3枚

・ナット(10M) x 5個

・スパイラルチューブ

・コーキング

・金属用ドリル刃[10mm]

・充電ドライバー(電動ドリル)

・モンキーレンチ[250mm] x 2 → スパナー[12mm]でも可。

・ディスクグラインダー x 1 → なければステンレスが切断できるノコギリ

・ディスクグラインダー用ステンレス切断砥石 x 1

・保護メガネ x 1

 ↑ディスクグラインダーを使用する時は、必ず使用してください。

・鉄ヤスリ x 1

・コーキングガン

・錆び止め用のタッチペン(塗料)

 ↑車両と同じ色の塗料を用意してください。

・ハサミ

・軍手


 ★施工 ※Ver.4の施工方法

  注意!

・エンジンルームの作業です。

 必ずエンジン停止して冷えた状態で作業して下さい。

・正面から衝突などの事故を起こした場合、ブレーキマスターシリンダーも押されて破損する場合もあります。

【作業準備】

・車を平らな所に停めます。

・エンジンが冷えてから作業します。


【ボンネット】

・ボンネットを開けます。


【フードロックメンバー加工】

・フードロックメンバー[ブローオフバルブ付近のフレーム(ボディー)]に、ブレーキマスターシリンダーから真っ直ぐの位置に10mmの穴を開けます。

 ↑フードロックメンバーの間にコードやワイヤーがないか確認してから穴開けします。

・開けた穴に全ネジが入ることを確認します。

・穴の周りをタッチペンで錆び止めします。

・タッチペンが乾くまで待ちます。


自作マスターシリンダー Ver.4

自作マスターシリンダー Ver.4

【ステンレス棒加工】※サイズはあくまでも目安です。車に合わせて作成してください。

・ステンレス棒を私の場合は235mmでカットします。

 長さは現車合わせでちょうどいい長さでカットしてください。

・カットした部分の切り口をヤスリで綺麗にします。

・マスターシリンダーにあたる部分を、下の図のようにカットします。

 カットするサイズは現車合わせでちょうどいい長さでカットしてください。

マスターシリンダーにあたる部分をカットします。←図のサイズは、私が作成したステンレス棒です。

・カットした部分を、ヤスリで綺麗にします。 → 曲がりやすいので注意してください。


【マスターシリンダー取付】

  マスターシリンダーストッパー(Ver.4)の断面図

・全ネジのブレーキマスターシリンダー側の方にステンレスパイプを通します。

・全ネジのフードロックメンバー側の方に平ワッシャー → ナット3個 → 平ワッシャー の順で通します。

・フードロックメンバーに開けた穴に全ネジを通して、フードロックメンバーの隙間に平ワッシャー → ナット2個通して突き当たる所まで押し込みます。

・フードロックメンバーの間に入れたナットを調整します。

・フードロックメンバー側の全ネジについている平ワッシャーとボルト1個をフードロックメンバーに締め付けます。

・ブレーキマスターシリンダー側から平ワッシャーとナット1個を締め付けます。

・ステンレスパイプをマスターシリンダーに当てます。 → エンジンに接触しないよう注意してください。

 ↑締付具合を確認し、ステンレスパイプが動かない事を確認します。

・もう一つのナットをブレーキマスターシリンダー側に締めます。

 スパナー2つを使って、ブレーキマスターシリンダー側は固定します。

・全ネジが露出している部分にネジ山の保護とサビやゴミが付着しないように、スパイラルチューブを取付します。

・フードロックメンバーの間に入れたナットを、コーキングを塗って固定します。

・これで完成です。


 ★施工後

バージョン1【Ver.1施工後】

・施工前と施工後は大違いです。

 ブレーキを踏んだ感じが、施工前は「グチャ」だったのが施工後はしっかり踏んだという感覚が足に伝わります。

 ブレーキも効きが良くなりました。


バージョン4

【Ver.4施工後】

・見た目はツッパリ棒ですがスッキリしていて、機能を十分発揮しています。

・今回買った部品はホームセンターで、全ネジとナット(4個x1)で400円以内で部材がそろいます。

・今まで改良を重ねて来た自作ブレーキマスターシリンダーストッパーの改良はこれで終わりです。


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