Keiworksに「MRwagon Sport(MF21S)用純正リアバンパーダクト」を流用取付です。 パラシュートの役目をしている純正リアバンパーを改良します。 リアバンパー内に溜まったエアの抜け口が、ナンバープレートの照明付近しかないので、効率良く排出させるダクトを取付です。 | ||||||||||||||||
★今回取付する商品の紹介 | ||||||||||||||||
・MRwagon Sport(MF21S)用純正リアバンパーダクト 2個で \3.360 → 塗装されていません。
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★必要な部品/材料 | ★必要な工具 | |||||||||||||||
・リフレクター(赤) 2個 → 純正リフレクターを使用する人は不要です。 ・タッピングネジ[5mm x 20mm] 2個 ・ボルト[5mm x 50mm] 4個 ・ナット[5mm] 6個 ・固定金具[50mm x 10mm]ぐらいの物 2個 ・コーキング(シリコン) → クリアか黒 ・養生テープ ・マスキングテープ ・油性マジック(細または中) → 色は何でもいいです。 ・ティッシュペーパー → ウエスでも可。
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・+ドライバー(#2) ・スパナー[8mm] ・カッター(大) ・アクリルカッター → 取付位置によっては必要です。 ・ホットボンド ・コーキングガン ・ステンレス定規 ・メジャー ・ノギス | |||||||||||||||
★施工 | ||||||||||||||||
■エアダクト取付位置を考える | ||||||||||||||||
出来上がりをイメージしやす様に、取付イメージ写真を作成しました。 風の抜け方は3のタイプがよさそうです。 スッキリして見た目がいいので、この高さで取付します。 3のタイプにすると、リフレクターを移設しないと取付できません。 | ||||||||||||||||
・3のタイプにするとリフレクターが付いていないと車検クリア出来ない為、2つの案を考えました。(イメージ写真です。)
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■エアダクト加工 (A案・B案共通作業) | ||||||||||||||||
このままだと飾りになってしまいます。 せっかくバンパーに穴を開けて取付するので、ちゃんと役目を果たすように左右加工します。 ・穴を開ける場所以外を養生テープを貼ります。 | ||||||||||||||||
加工後 全部風が抜けるようになりました。3 | ||||||||||||||||
■リアバンパー穴開け と エアダクト取付 (A案・B案共通作業) | ||||||||||||||||
・以前にもリアバンパーに穴を開けてリアフォグランプを取付したので、今回も同じ要領で施工したいと思います。 関連:HONDA シビックシャトルビーグル用 リアフォグランプ流用取付 → こちら ・下の写真は助手席側施工前です。 リフレクターが付いている所を穴を開けて、切断面にモールを付けて穴から見える部分(バンパー内)をつや消しブラックを塗るだけでもいいようですが、純正バンパーに大穴を開けてエアダクトを取付します。
・エアダクトの穴を開ける標準取付穴サイズは、 上側 261mm 下側 268mm 高さ36mm → 参考数値です。 | ||||||||||||||||
・失敗しないように、測ったサイズで型紙を作成します。 | ||||||||||||||||
【取付方向】 ・今回取付するダクトを天地逆にして、リアバンパー上部の空気を効率よく出すため、天地逆にして取付します。 標準取付方をすると、後ろから見ると加工して開けた穴がよく見えてしまいます。 今回取付は、助手席側に「R」の文字が入っている物を取付します。
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■助手席側施工 | ||||||||||||||||
リアバンパー横断面図 【リフレクター取外】
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・養生テープをカットする周りに貼ります。 養生テープの上に型紙を貼って、穴を開ける所をマジックで印を付けます。 ※必ず水平を取ってください。 | ||||||||||||||||
・マジックで印した所の内側を、アクリルカッターとカッター(大)を使ってリアバンパーに穴を開けます。 しっかり持って穴を開けます。 ・穴が開いたら、カッター(大)でカット面を綺麗にします。 風の抜け方はこの状態が一番ベストなんですが、やはり見た目がよくありません。 ・エアダクトを仮付して、綺麗に入るように調整していきます。 エアダクトの裏には、6箇所のツメがあります。(今回は部分使用します。)
【養生はがし】 ・綺麗に入るようになったら、養生テープをはがします。 | ||||||||||||||||
・固定金具をエアダクトにタッピングネジで固定します。 エアダクト裏側中央(左の写真中央)の穴を利用してバンパー固定します。 ユニットバス(タカラスタンダード製)の壁を組立時に使用する物で、必ず余る部品で廃棄する物で貰った物です。 硬い金具なら何でも良いです。 | ||||||||||||||||
左の断面図を見た方がわかりやすいです。 | ||||||||||||||||
大体イメージしていたように付きました。 少しエアダクトがねじれています。 | ||||||||||||||||
左の写真は、バンパー下から見た写真です。 ・ナットを固定したら、ホットボンドをエアダクトを要所につけて固定します。 ・ボルトの頭にもホットボンドをつけて固定します。 ・エアダクトの周辺の隙間が空くようであれば、コーキング(黒)を入れてください。 | ||||||||||||||||
・これで助手席側は完成(リフレクター除く)です。 左側(施工後) 右側(施工前) | ||||||||||||||||
■運転席側施工 | ||||||||||||||||
・運転席側も助手席側と同じ様に施工します。 左右対称になる様に注意してください。
【運転席側 完成】 ・運転席側も完成しました。 | ||||||||||||||||
■リフレクター取付(A案) ※A案はリフレクターの適合基準に満たしていない為、車検を通すことが出来ません。 車検時はB案を施工してください。 | ||||||||||||||||
・右上の写真の状態でもいいんだけど、リフレクターを付けなければ車検をクリアさせる事ができないので取付します。 ・初めの予定では、純正リフレクターを使用する予定でしたが、エアダクトがねじれた状態で付いている為、社外品のリフレクターを取付します。 ・取付位置はエアダクト内(純正リフレクターが付いていた所)に強力な両面テープで取付しました。
【施工前とA案施工後比較】
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■リフレクター取付(B案) 追記:2010.05.29.施工 | ||||||||||||||||
・A案は車検に通らない事が判明しました。 道路運送車両法(昭和26年法律第185号)第3章の規定 道路運送車両の保安基準第38条を今回当てはまる部分を見てまとめると、下記のようになります。
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車検クリアさせるためには、5番と7番が条件クリアしていませんでした。 すべての位置から見通す事が出来ない事と、リフレクターの面積(私の場合は横3cm縦1cm)です。 車検時には、純正リフレクターを左のイメージ写真(B案)のように取付して、車検クリアさせます。
→ イメージ写真(B案) | ||||||||||||||||
・左の写真の赤い四角に純正リフレクターを取付します。 元々付いていた位置です。 ・右の写真のように、ほぼ中心に5mmの穴を開けます。 | ||||||||||||||||
→左がB案、右がA案です。 ・イメージ通りに出来ました。 これで車検クリアできます。 | ||||||||||||||||
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★施工後 | ||||||||||||||||
・ちょっとした純正リアバンパーのイメージチェンジです。 リアバンパーだけ見るとかなり個性的になりました。 A案で走行後、エアダクト内に付けたリフレクターが剥がれていたので、エア抜けの効果はありました。 イメージと実際に取付すると違うもんで、取付時にエアダクトが多少ネジレが発生します。 エアダクトが少し大きかったので、エアダクトを固定するのにかなり苦労しました。 ・バンパー穴開け作業中、郵便配達のお兄さんが少し足を止めて作業を見ていました。 普通バンパーに穴を開けている人っていませんからね。 ・最近休みの日になると天気が悪くなるので、なかなか施工できませんでした。 部品は2008年8月20日過ぎには手元にあったのですが... ・車検(2010.06.05.)の為、B案を施工しました。 車検後、A案に戻します。
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