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MRwagon Sport(MF21S)用純正リアバンパーダクト流用取付

2007.06.24.施工/公開日

車検クリアできます。

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 Keiworksに「MRwagon Sport(MF21S)用純正リアバンパーダクト」を流用取付です。

 パラシュートの役目をしている純正リアバンパーを改良します。

 リアバンパー内に溜まったエアの抜け口が、ナンバープレートの照明付近しかないので、効率良く排出させるダクトを取付です。

 
 ★今回取付する商品の紹介

・MRwagon Sport(MF21S)用純正リアバンパーダクト 2個で \3.360 → 塗装されていません。

MRwagon Sport(MF21S)用純正リアバンパーダクト※写真では判りにくいですが、パーツ上側に「R」「L」と左右の区別がつくようになっています。

MRwagon Sport(MF21S)用純正リアバンパーダクト ガーニシュ,リアバンパ,ライト(ブラック) [71821-73H10-5PK] 右側

 ガーニシュ,リアバンパ,ライト(ブラック) 71821-73H10-5PK

 1個:\1,680

MRwagon Sport(MF21S)用純正リアバンパーダクト ガーニシュ,リアバンパ,レフト(ブラック) [71822-73H10-5PK] 左側

 ガーニシュ,リアバンパ,レフト(ブラック) 71822-73H10-5PK

 1個:\1,680

 

 MR WAGON SPORT (TA-MF-21S)

 2004年4月(平成16年4月)〜2006年1月(平成18年1月)に発売していました。

MR WAGON SPORT (TA-MF-21S)  赤枠の部品を流用します。

 

 ★必要な部品/材料 ★必要な工具

・リフレクター(赤) 2個 → 純正リフレクターを使用する人は不要です。

・タッピングネジ[5mm x 20mm] 2個

・ボルト[5mm x 50mm] 4個

・ナット[5mm] 6個

・固定金具[50mm x 10mm]ぐらいの物 2個

・コーキング(シリコン) → クリアか黒

・養生テープ

・マスキングテープ

・油性マジック(細または中) → 色は何でもいいです。

・ティッシュペーパー → ウエスでも可。

 

・+ドライバー(#2)

・スパナー[8mm]

・カッター(大)

・アクリルカッター → 取付位置によっては必要です。

・ホットボンド

・コーキングガン

・ステンレス定規

・メジャー

・ノギス

 ★施工
 ■エアダクト取付位置を考える

取付位置の高さは3タイプを考えました。 (合成イメージ)・取付位置の高さは写真(合成イメージ)3タイプを考えました。

 出来上がりをイメージしやす様に、取付イメージ写真を作成しました。

 風の抜け方は3のタイプがよさそうです。

 スッキリして見た目がいいので、この高さで取付します。

 3のタイプにすると、リフレクターを移設しないと取付できません。

・3のタイプにするとリフレクターが付いていないと車検クリア出来ない為、2つの案を考えました。(イメージ写真です。)

 A案 リフレクター社外品取付 (リフレクター面積注意)

 エアダクト内に社外品のリフレクター取付するか、別の場所に移設します。

A案 A案

 B案 エアダクトの前に取付(この方法が確実に車検クリアできます。)

 純正リフレクターを使用します。

 純正リフレクターが付いていた場所に加工して取付します。

B案 B案

 

 ■エアダクト加工 (A案・B案共通作業)

エアダクト加工・エアダクトにはエアの抜ける場所が1ヵ所しかありません。

 このままだと飾りになってしまいます。

 せっかくバンパーに穴を開けて取付するので、ちゃんと役目を果たすように左右加工します。

・穴を開ける場所以外を養生テープを貼ります。

・定規を当てて、アクリルカッターとカッターを使って穴開けします。

 加工後 全部風が抜けるようになりました。3


 ■リアバンパー穴開け と エアダクト取付 (A案・B案共通作業)

・以前にもリアバンパーに穴を開けてリアフォグランプを取付したので、今回も同じ要領で施工したいと思います。

   関連:HONDA シビックシャトルビーグル用 リアフォグランプ流用取付 → こちら

・下の写真は助手席側施工前です。

 リフレクターが付いている所を穴を開けて、切断面にモールを付けて穴から見える部分(バンパー内)をつや消しブラックを塗るだけでもいいようですが、純正バンパーに大穴を開けてエアダクトを取付します。

施工前【穴を開けるサイズ】※施工時にサイズ確認してください。

・エアダクトの穴を開ける標準取付穴サイズは、

 上側 261mm 下側 268mm 高さ36mm → 参考数値です。

エアダクトの穴を開ける標準取付穴サイズは、上側 261mm 下側 268mm 高さ36mm → 参考数値です。【型紙作成】

・失敗しないように、測ったサイズで型紙を作成します。

 

【取付方向】

・今回取付するダクトを天地逆にして、リアバンパー上部の空気を効率よく出すため、天地逆にして取付します。

 標準取付方をすると、後ろから見ると加工して開けた穴がよく見えてしまいます。

 今回取付は、助手席側に「R」の文字が入っている物を取付します。

 

 ■助手席側施工

 リアバンパー横断面図   【リフレクター取外】

リアバンパー横断面図・リアバンパー裏にあるナットを外してから、平らな金属でリフレクターから出ているボルトを押して外します。

 

 

純正のリフレクターを外します。・少し力を入れて押し出してください。

 外した純正リフレクターと固定ナット

 

 純正リフレクターが付いていた所をカットして、黒い網をバンパー裏側から取付してもいいと思います。

 ただし、リフレクターの取付位置が問題になってきます。

今回の取付場所が窪んだ位置に穴を開けるため、型紙を作成しました。【養生】

・養生テープをカットする周りに貼ります。

 養生テープの上に型紙を貼って、穴を開ける所をマジックで印を付けます。

 ※必ず水平を取ってください。

穴が開いたら、カッター(大)でカット面を綺麗にします。【穴開け】

・マジックで印した所の内側を、アクリルカッターとカッター(大)を使ってリアバンパーに穴を開けます。

 しっかり持って穴を開けます。

・穴が開いたら、カッター(大)でカット面を綺麗にします。

 風の抜け方はこの状態が一番ベストなんですが、やはり見た目がよくありません。

・エアダクトを仮付して、綺麗に入るように調整していきます。

 エアダクトの裏には、6箇所のツメがあります。(今回は部分使用します。)

 

【養生はがし】

・綺麗に入るようになったら、養生テープをはがします。

 

エアダクト裏側中央の穴を利用してバンパー固定します。ニットバス(タカラスタンダード製)の壁を組立時に使用する物で、必ず余る部品で廃棄する物で貰った物です。【エアダクト取付】

・固定金具をエアダクトにタッピングネジで固定します。

 エアダクト裏側中央(左の写真中央)の穴を利用してバンパー固定します。

 ユニットバス(タカラスタンダード製)の壁を組立時に使用する物で、必ず余る部品で廃棄する物で貰った物です。

 硬い金具なら何でも良いです。

ボルトにナットを通してから金具の穴に通します。断面図・ボルトにナットを通してから金具の穴に通します。

 左の断面図を見た方がわかりやすいです。

エアダクトをバンパーに取付します。・エアダクトをバンパーに取付します。

 大体イメージしていたように付きました。

 少しエアダクトがねじれています。

エアダクトの固定ツメは部分的にしか使えないので、バンパー裏側を見てボルトで張るようにしてナットで固定します。・エアダクトの固定ツメは部分的にしか使えないので、バンパー裏側を見てボルトで張るようにしてナットで固定します。

 左の写真は、バンパー下から見た写真です。

・ナットを固定したら、ホットボンドをエアダクトを要所につけて固定します。

・ボルトの頭にもホットボンドをつけて固定します。

・エアダクトの周辺の隙間が空くようであれば、コーキング(黒)を入れてください。

これで助手席側は完成(リフレクター除く)です。これで助手席側は完成(リフレクター除く)です。【助手席側 完成】

・これで助手席側は完成(リフレクター除く)です。

 左側(施工後) 右側(施工前)

 
 ■運転席側施工

運転席側も助手席側と同じ様に施工します。左右対称になる様に注意してください。【運転席側施工】

・運転席側も助手席側と同じ様に施工します。

 左右対称になる様に注意してください。

 

【運転席側 完成】

・運転席側も完成しました。

 

 ■リフレクター取付(A案)

 ※A案はリフレクターの適合基準に満たしていない為、車検を通すことが出来ません。 車検時はB案を施工してください。

・右上の写真の状態でもいいんだけど、リフレクターを付けなければ車検をクリアさせる事ができないので取付します。

・初めの予定では、純正リフレクターを使用する予定でしたが、エアダクトがねじれた状態で付いている為、社外品のリフレクターを取付します。

・取付位置はエアダクト内(純正リフレクターが付いていた所)に強力な両面テープで取付しました。

 

【施工前とA案施工後比較】

A案

助手席側

運転席側

全体

イメージ写真

施工後

施工後 (助手席側)

施工後 (運転席側)

施工後 (全体)

施工後 (イメージ写真)

施工前

施工前 (助手席側)

施工前 (運転席側)

施工前 (全体)

 

 

 ■リフレクター取付(B案) 追記:2010.05.29.施工

  注意! 車検クリアするためには、こちらの施工方法で施工してください。

 ・A案は車検に通らない事が判明しました。

 道路運送車両法(昭和26年法律第185号)第3章の規定 道路運送車両の保安基準第38条を今回当てはまる部分を見てまとめると、下記のようになります。

【後部反射器(リフレクター)の条件 (道路運送車両の保安基準 第38条)】

 1:三角形以外の形にする。 → 丸や四角、長方形であればOK。※三角形のマークは牽引車両(トレーラーなど)が使います。

 2:二輪車以外は、反射部の上縁の高さが1,500mm以下、下ふちの高さが250mm以上(二輪車は、反射部の中心が1,500mm以下)

 3:夜間後方150mの距離からヘッドライトで照らした時照らした位置から確認できること。

 4:反射光の色は赤色

 5:リフレクターの面積は10cm2以上

リフレクターの面積は10cm2以上(例) 長方形のリフレクターの場合

長方形の面積の求め方 → リフレクター面積 = 縦(B) × (A)

 Bが2cm x Aが8cm の面積が16cm2なので車検クリア

 Bが5cm x Aが7cm の面積が35cm2なので車検クリア

 Bが1cm x Aが8cm の面積が8cm2で10cm2以下なので車検は通りません。

 6:最外部の物は、反射部の最外縁が車の最外縁から400mm以内。

 7:車両中心に対して左右対称で、すべての位置から見通すことができるように取付られていること。

 

B案イメージ写真B案イメージ写真(拡大)・後部反射器(リフレクター)の条件の事を踏まえてリフレクターを取付します。

 車検クリアさせるためには、5番と7番が条件クリアしていませんでした。 

 すべての位置から見通す事が出来ない事と、リフレクターの面積(私の場合は横3cm縦1cm)です。

 車検時には、純正リフレクターを左のイメージ写真(B案)のように取付して、車検クリアさせます。

 

 

 

→ イメージ写真(B案)

赤い四角に純正リフレクターを取付します。ほぼ中心に5mmの穴を開けます。【施工】※助手席側

・左の写真の赤い四角に純正リフレクターを取付します。

 元々付いていた位置です。

・右の写真のように、ほぼ中心に5mmの穴を開けます。

 

B案 車検対応させるための純正リフレクターの加工方法 追記:2012.06.04. リフレクター取付仕様変更

 ・2回目の車検が近づき、純正リフレクターの取付方法を変更しました。

 変更前はM5ナット1個の厚みで純正リフレクターを固定されていただけなので、外れないように改良しました。

 

【必要な部品】

・純正リフレクター 2個

・高ナット[M5 x 20mm]

・ナット[5M] 4個

・平ワッシャー[5M] 2個

・ボルト[5M x 50mm] 2本


【必要な工具】

・金属用ドリル刃[5.0mm]

・充電ドライバー(電動ドリル)

・プライヤー か モンキーレンチ x 2



 

 

【手順】

・ボルト[5M x 50mm]のドライバーの締付する部分を、グラインダーで切り落としてネジの部分を使用します。

・切り落としたボルト[5M x 50mm]のネジ部分に、ナット[M5]を取付します。

・高ナット[M5 x 20mm]を純正リフレクターに取付します。

・ボルト[5M x 50mm]のネジ部分を純正リフレクターに取付した高ナットにねじ込みます。

・ナット[5M]を高ナット[M5 x 20mm]に締付固定します。

・エアダクトに開けた穴に純正リフレクターを差し込みます。

・エアダクトの裏側に出たボルト[5M x 50mm]に、ワッシャー[M5]→ナット[M5]の順で締付します。

 ↑純正リフレクターが曲がらないように位置を見て締め付けます。

 →ダクトを挟み込む感じです。

左がB案、右がA案です。・これで完成です。 運転席側も同じように施工します。

→左がB案、右がA案です。

・イメージ通りに出来ました。

 これで車検クリアできます。

 

B案

助手席側

イメージ写真

施工後

施工前

 

 

 

 追記:2012.06.10. 車検

・B案(純正リフレクター取付した状態)で、1回目と2回目の車検クリアしている事を確認しました。

 
 ★施工後

・ちょっとした純正リアバンパーのイメージチェンジです。

 リアバンパーだけ見るとかなり個性的になりました。

 A案で走行後、エアダクト内に付けたリフレクターが剥がれていたので、エア抜けの効果はありました。

 イメージと実際に取付すると違うもんで、取付時にエアダクトが多少ネジレが発生します。

 エアダクトが少し大きかったので、エアダクトを固定するのにかなり苦労しました。

・バンパー穴開け作業中、郵便配達のお兄さんが少し足を止めて作業を見ていました。

 普通バンパーに穴を開けている人っていませんからね。

・最近休みの日になると天気が悪くなるので、なかなか施工できませんでした。

 部品は2008年8月20日過ぎには手元にあったのですが...

・車検(2010.06.05.)の為、B案を施工しました。

 車検後、A案に戻します。

 

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