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 HONDA シビックシャトルビーグル用

 リアフォグランプ流用取付

2008.03.02 施工/公開日

車検クリアできます。

(取付位置によっては車検NG)

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 KeiworksにHONDA シビックシャトルビーグル用 リアフォグランプ流用取付の紹介です。

 Keiにはリアフォグランプのオプション設定がありません。

 見た目もスッキリして、純正っぽく後付した感じがない埋め込み型のリアフォグランプを取付をします。

 あまり使う事がないですが、キリや吹雪のように天候が悪くて視界が悪い時の追突防止の安全装置(保険)です。


 ★今回取付する商品の紹介

・シビックシャトルビークル 右リアフォグランプ一式 [HONDA純正部品:E-EF5用] 下の3点 ※購入時の価格と消費税率です。

・ライトASSY.R [34400-SH3-G02](電球付き)

 1個 \3,580(税込[5%])

ライトASSY.,R [ 34400-SH3-G02 ]ライトASSY.,R [ 34400-SH3-G02 ]ラベル

・ガーニッシュR [71511-SH5-G50]

 1個 \1,010(税込[5%])

ガーニッシュR [ 71511-SH5-G50 ]ガーニッシュR [ 71511-SH5-G50 ]ラベル

・ブラケット [71521-SH3-G00]

1個 \960(税込[5%])

ブラケット  [ 71521-SH3-G00 ]ブラケット  [ 71521-SH3-G00 ]ラベル

・シビックシャトルビークル 右リアフォグランプ一式 [HONDA純正部品:E-EF5用]   注意!
 初めてリアフォグランプを取付の場合は、必ず右側(運転席側)の部品を購入してください。

 追加で取付をする場合、左側の部品注文する時は、下の部品番号で注文してください。

部品名 部品番号 必要数
ライトASSY.L 34450-SH3-G02 1
ガーニッシュL 71512-SH5-G50 1
ブラケット 71521-SH3-G00 1

 ※ブラケットは左右共通部品です。

 

●シビックシャトルビークル(E-EF5)はどんな車?

 1994年7月(平成6年7月)〜1996年9月(平成8年9月)に販売された車です。

シビックシャトルビークル(E-EF5)  シビックシャトルビークル(E-EF5)


シビックシャトルビークル(E-EF5)に取付されているリアフォグランプです。この部品を流用取付します。→このリアフォグランプ(右)を流用します。
 
 ■リアフォグランプの車検について

・リアフォグランプ取付には、いくつか決まり事があります。→「道路運送車両の保安基準」「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示」

 たまに今回取付のリアフォグランプを流用して取付している車を見ます。

 1灯だけしか取付していないのに左側だけ取付している車もいます。※この取付は車検NGです。

 リアバンパーに大穴を開けてリアフォグランプASSYを埋め込んで取付するので、このような間違った取付はしないでください。

 下記の「リアフォグランプ取付規定」を必ず読んでから施工してください。

【道路運送車両の保安基準】【道路運送車両の保安基準の細目を定める告示】の原文を読むとすごく長くわかりにくいので、下記6点にまとめました。

 

 <<リアフォグランプ取付規定>>

 @地上より250mm以上〜1,000mm以下の位置に取付してある事。

 Aストップランプ(制動灯)の照明部より100mm以上離れている事。

 B1灯のみ取付をする場合は、車両の中心か、それより向かって右側に取付してある事。

  ※今回取付のリアフォグランプは反射板が角度がついているため、中央に取付した場合でも車検NGです。

車検クリアできる取付位置 車検NGの取付位置
左側 ※1灯取付時
右側 ※1灯取付時 中央 ※1灯取付時 両側 ※2灯取付時
リア向かって右側 ※1灯取付時 リア向かって中央 ※1灯取付時 ※今回取付のリアフォグは、反射する所が角度がついているため車検NGです。 リア向かって両側 ※2灯取付時 リア向かって左側 ※1灯取付時は車検NG

 Cヘッドランプ(前照灯)またはフォグランプ(前部霧灯)点灯している時だけ点灯、消灯できる事。

 Dエンジンを停止時点灯した状態の時運転席側のドアを開けると警告音で知らせる事ができる。

 E点灯している事を、運転者に表示(確認)できるようになっている事。

 

 

 この6点の基準の通りに施工します。

 

 追記:2010.06.05. 車検

・今回施工の取付位置で、車検クリアする事をしています。

 

 
 ★必要な部品/材料 ★必要な工具

・2芯配線[1.25Sq]

 ↑長さは現車合わせ。コードの太さは余裕もって1.25Sqにしました。

・ギボシ端子(オス/メスセット) 9個

・Y型端子 x 13個 → 無くてもいいです。

・結束バンド(小) 1袋

・収縮チューブ(中)

・ケーブルチューブ(中) 1.7m黒 1個 ← 長さは現車合わせで

・エーモン ミニスイッチ[1282](ON-OFF) 1個

・エーモン ミサイルスイッチカバー [1583] 1個 → 無くてもいいです。

・リレー[12V 1系統 30A] 1個

・ヒューズ[20A] → 板でも管でもどちらでもいいです。

・ヒューズボックス → 今回は使用しません。

・LED(発光ダイオード)[12V] 1個(発光色は何でもいいです。)

 ↑ランプでも可

・ターミナル → 無くてもいいです。

・圧着端子 → ターミナルを使用しないときに使います。

・コーキング(シリコン系) → 色は何でもいいです。

・ティッシュペーパー → コーキング使用時のみ

・ハンダ → 無くてもいいです。

・木材または割り箸(使い古しでも可)

・ダンボール → 型紙として使用します。

・レタリング(白) → 文字表示に使います。

・黒スプレー → 割り箸などの防水に使います。

・+ドライバー(#2)

・レンチ[10mm]

・ニッパ

・圧着ペンチ

・メジャー(巻尺)

・差し金 → 直角が出ているもの

・ハンダゴテ → 無くてもいいです。

・テスター → 無ければ電験テスターでも可

・ディスクグラインダー → 無ければジグソー または糸ノコの刃

・ディスクグラインダー用の刃

 ↑何でもいいです。※糸ノコでやる方は不要です。

・防塵保護メガネ → ディスクグラインダーを使用する場合のみ

・糸ノコの刃 または まわし引き

・電動ドリル(ドライバー)

・鉄鋼用ドリル刃[6.5mm]

・鉄鋼用ドリル刃[7mm]

 ↑※スイッチとLEDの大きさに合わせて用意してください。

・ヤスリ → 何でもいいです。

・養生テープ → 無ければガムテープまたはマスキングテープ

・コーキングガン

・ビニールテープ

・油性マジック(細)

・カッター(大きい物)

・ライター

・レタリング転写用のペン → 無ければ先が丸くなった鉛筆

・照明 → 無くてもいいです。

・サービスマニュアル(電気配線図集)

 

 ★施工 ※加工に自信の無い方は見るだけにしてください。

 ■リアフォグランプ本体の型紙作成

【型紙作成時の注意点】

・リアバンパーにガーニッシュRの穴を綺麗に開けるため、型紙を作成します。

 ガーニッシュRは少し楕円になっているので、直線で切ると失敗します。

 

 ガーニッシュRの穴の寸法は、縦 125mm 横 170mm です。


リアバンパーにガーニッシュRの穴を開けるため、型紙を作成します。

 

【型紙 表】

・ガーニッシュRのライトASSY.,Rを取付する方を型紙に合わせて、鉛筆でなぞって印を付けます。

・型紙に印したガーニッシュRの外径の線より5mm内側に印を付けます。

・内側の線をカッターでカットします。

・ガーニッシュRを型紙に通して当たっている所が無いか確認します。

 当たっている所があればカットします。

・間違えないようにするため、矢印で天地をわかるように書きます。

リアバンパーにガーニッシュRの穴を開けるため、型紙を作成します。

【型紙 裏】

・型紙を裏返します。

・天地を間違えないように確認して、ブラケットを当てて鉛筆でなぞって印を付けます。

 
 ■リアフォグランプ本体取付位置 ※この作業はリアフォグランプ取付規定@〜Bです。
施工後の写真です。

【取付位置決め】

・穴を開ける位置を決めます。

 @ 地上より250mm以上〜1,000mm以下の位置に取付してある事。

 A ストップランプ(制動灯)の照明部より100mm以上離れている事。

 B 1灯のみ取付する場合は、車両の中心か、それより向かって右側に取付してある事。

 私は1灯の取付で、下記の取付位置に取付します。※今回の部品は右側取付用の部品です。

取付位置

 リアバンパーに向かっての取付位置 右側
高さ  地面からカットする上面までの高さ 395 mm
 地面からカットする下面までの高さ 325 mm
 バンパー右側面からカットする右の所までの長さ 80 mm

 ※足回りは純正のショックアブソーバとコイルスプリングの数値です。

  数値はあくまでも参考値のため、車によって数値が変わる場合があります。

 

私の車の取付位置断面図【取付位置のリアバンパー裏の確認】

・リアバンパーの裏側を覗き込み、取付位置の確認してください。

・リアフォグランプが収まる部分に障害物が無いか

リアバンパーの取付場所が極端に湾曲していないか?

ブラケットはガーニッシュRより大きい部品なので、車体よりも飛び出ないように注意する。

・取付場所から配線引込時に、マフラーに接触しないか?(右側取付時)

 

 

 

 

 

部品を組立てるとこんな感じです。

 

 ■リアバンパー穴開け加工

施工前【施工前】

・今回はリアバンパーを取外さないで、リアフォグランプを取付作業します。

穴を開ける場所の回りに養生テープなどで養生してください。

【リアバンパー養生】

・左の写真のように穴を開ける場所の回りに養生テープなどで養生してください。

 ↑細かい傷などを防止するため、必ず養生してください。

地面から高さを正確に測り、型紙を取付位置に動かないように養生テープで貼付します。【取付位置印付け】

・地面から高さを正確に測り、型紙(裏側を前)を取付位置に動かないように養生テープで貼付します。

  注意!

    必ず水平を取るため、2点以上寸法を測ってください。

    地上からフォグランプの下面までの高さ250mm以上になっている事を必ず確認してください。

 

型紙のカットする面に沿ってマジックで印を付けます。・型紙のカットする面に沿ってマジックで印を付けます。

 写真の黒マジックの線がカットする線です。

・念のため、ここでもう一度寸法を測って確認してください。

最初は黒マジックの線の内側をディスクグラインダーでカットして、バンパーに穴を開けます。【リアバンパー穴開け】

・最初は黒マジックの線の内側をディスクグラインダーでバンパーをカット(穴開け)します。

  ディスクグラインダー使用時の注意点

防塵保護メガネをつけてからディスクグラインダーを使用してください。

必ず養生テープを貼ってから切断してください。

 ディスクグラインダー使用時、バンパーの削りカスが溶けてバンパー回りに飛び散る場合があります。

 削りカスがバンパーに付着すると塗装が欠けたり、溶けたりする可能性があります。

削れたばかりの削りカスは熱いのでヤケドしないように注意してください。

ある程度カットしたら、糸ノコで四隅をカットします。・ある程度カットしたら、糸ノコで四隅をカットします。

マジックの線の通りにカッターとヤスリで綺麗に削ります。・マジックの線の通りにカッターとヤスリで綺麗に削ります。

 大雑把にカットすると失敗するので、細かくカットしてください。

  注意! 手を切らないように注意してください。

マジックの線の通りにカッターとヤスリで綺麗に削ります。・ガーニッシュRを仮付しながら微調整して確実に入るようにします。

 ガーニッシュRの取付向きですが、穴の奥行きがある方が左(マフラー側)になるよう取付してください。

ガーニッシュRを仮付しながら微調整して確実に入るようにします。・写真はガーニッシュRが綺麗に収まった状態です。

確実に入るようになったら養生テープをバンパーから剥がします。【養生テープ撤去】

・ガーニッシュRが入るようになったら、養生テープをバンパーから剥がします。

・ガーニッシュRを仮付して無理なく取付けられる事を確認します。

 

 ■リアフォグランプから車内引込へ配線引込

ラゲージフロアボックス取外【ラゲージフロアボックス取外】

・ラゲージフロアボックスを取外します。

ナンバープレートランプの裏側(スペアタイヤが入っている所)を見ると、グレーのゴムが見えるので、リアフォグランプの配線を通します。【配線引込場所】

・ナンバープレートランプの裏側(スペアタイヤが入っている所)を見ると、グレーのゴムが見えるので、リアフォグランプの配線を通します。

・配線を通して必要な分を引いたら、近くにあるハーネスと一緒にケーブルチューブで綺麗に束ねます。

ナンバープレートランプの裏側(スペアタイヤが入っている所)を見ると、グレーのゴムが見えるので、リアフォグランプの配線を通します。【防水加工】

・配線を通した所をコーキングで水が侵入しないようにします。

 左の写真はコーキング後です。

スペアタイヤ側の配線を要所に結束バンドで固定して、運転席の足元まで配線を内貼りに隠します。【運転席足元まで配線引込】

・スペアタイヤ側の配線を要所に結束バンドで固定して、運転席の足元まで配線を内貼りに隠します。

←ここまで引込ます。

ギボシ端子を取付したら、収縮チューブをギボシ端子にかぶせ、ライターの火であぶります。【外側配線防水加工】

・配線をガーニッシュRの所まで引込、配線に収縮チューブを入れてからギボシ端子を取付します。

・ギボシ端子を取付したら、収縮チューブをギボシ端子にかぶせ、ライターの火であぶります。

 これで防水対策ができました。

ラゲージフロアボックス取付

【ラゲージフロアボックス取付】

・ラゲージフロアボックスを取付します。

 

 ■リアフォグランプ本体取付

ガーニッシュRを仮に取付します。【ガーニッシュR取付】

・ガーニッシュRをリアバンパーに取付けます。

 ガーニッシュRの左側が配線の通る穴が開いている向きで取付けます。

ブラケットの中心にリアフォグランプの配線を通して、リアフォグランプ本体と接続します。【リアフォグランプと配線接続】

・ブラケットの中心にリアフォグランプの配線を通して、リアフォグランプ本体から出ている配線と接続します。

 

【リアフォグランプをブラケットに取付】

・リアフォグランプ本体の両脇にあるネジを+ドライバーで取外します。

・リアフォグランプ本体をブラケットに入れます。

 リアフォグランプ本体取付時、バンパーに向かって左側が奥行きがあり、右側は浅い方です。

 写真のように、リアフォグランプ本体を取付すると、光源(リフレクター)が真正面になるようになっています。

・リアフォグランプ本体の両脇にあるネジを+ドライバーで取付します。

他車流用なので、ポン付けみたいにはならないので、バンパーとブランケットの間を隙間を埋めてしっかり固定します。

【リアフォグランプバンパー固定】

・他車流用なのでポン付けみたいにはならないので、バンパーとブラケットの間を隙間を埋めてしっかり固定します。

 私の場合は、木材を125mm x 250 x 200に切って、水に濡れないように黒スプレーを塗装して乾いた後に、ブラケット下側とリアバンパーの間に入れます。

・黒スプレーで塗装して乾いた割り箸を使って、各箇所の隙間を埋めていきます。→ 微調整します。

・リアフォグランプの配線をマフラーに接触しないように、結束バンドで固定します。

 配線を張り過ぎないようにしてください。

 必ずリアフォグランプ本体を外して電球を交換する事も考えて余裕を持たせてください。

・ガーニッシュRの周りと固定した木材をコーキングを入れて隙間を埋めます。 → 固まると安定します。

 写真はバンパー内側から(コーキングする前)


【リアフォグランプ本体取付完了】

・リアフォグランプ本体(右側)の取付完成です。

リアフォグランプ本体(右側)の取付完成です。【施工後】 施工前【施工前】

 

【リアフォグランプ本体取付確認】(リアフォグランプ取付規定 @〜B)

・ここまでのリアフォグランプ本体の取付位置が規定の通りになっているか確認します。

 @地上より250mm以上〜1,000mm以下の位置に取付してある事。

@ 地上より0.25m(25cm)以上〜1.0m(100cm)以下の位置に取付してある事。 私の車は、足回りはノーマルです。

 325mmあるので条件クリアです。

 車高が下がってもこの数値であれば問題が無いと思います。

これで完成(運転席側)です。 Aストップランプ(制動灯)の照明部より100mm以上離れている事。

   私の車は、100mm以上離れているので条件クリアです。

 B1灯のみ取付する場合は、車両の中心か、それより向かって右側に取付してある事。

   私の車は、1灯だけで右側に取付されているので条件クリアです。

 

【結果】リアフォグランプ取付規定の@〜Bまでは、すべて条件クリアです。

 

・いろいろ考えながら取付しているので、作業を始めてからこの時点で3時間経過してしまいました。※写真撮ったり、メモしたりした時間も含む。

 

 ■エンジンルームから配線引込

  注意! エンジンを停止した状態/エンジンが冷えている時に作業してください。

バッテリーから回路までの電源コードを車内に引き込みます。バッテリーのすぐ裏にハーネスを車内に通している穴を利用して、車内に配線を通します。【配線引込】

・バッテリーから回路までの電源コードを車内に引き込みます。

 バッテリーのすぐ裏にハーネスを車内に通している穴を利用して、車内に配線を通します。

 

配線を必要な長さに調整してから、配線を引き込んだ所にコーキングをします。

【防水加工】

・配線を必要な長さに調整してから、配線を引き込んだ所にコーキングをします。

 まだバッテリーには接続しないで下さい。

 

 ■スイッチ/LED(表示ランプ)取付

6.5mmの穴を開けて、リアフォグランプのスイッチ(エーモン ミニスイッチ[1282])を取付します。【コンソールアンダートレイ/ダッシュサイドトリム取外】

・ダッシュサイドトリム(運転席足元にあるカバー)とコンソールアンダートレイ(コラムカバーの下にあるカバー)を外します。

 関連:コンソールアンダートレイ/ダッシュサイドトリム脱着方法

 → こちら

 





【ミニスイッチ取付】

・リアフォグランプのスイッチ(エーモン ミニスイッチ[1282])を取付します。

 6.5mmの穴を開けて取付します。(エーモン ミニスイッチ[1282]の場合)


目視で確認できる事とスイッチを誤ってONにしてしまわないように、エーモン ミサイルスイッチカバー [1583]を取付します。【ミサイルスイッチカバー加工】

・目視で確認できる事とスイッチを誤ってONにしてしまわないように、エーモン ミサイルスイッチカバー [1583]を取付します。

 ON/OFFが判るように、ミサイルスイッチカバーにレタリングの文字を白のレタリングで「ON」「OFF」を転写しました。


【表示LED取付】

・リアフォグランプスイッチがON時の表示の発光ダイオード(LED)を取付します。

 この作業はリアフォグランプ取付規定E「点灯している事を、運転者に表示できるようになっている事。」です。

 ※必ず運転者が表示ランプを確認できるような位置と、リアフォグスイッチの近くに取付してください。(今回取付のLEDの穴は7.0mm)

  注意! スイッチより離れて表示ランプを取付の場合

・ランプの周りに何の表示ランプかわかるように文字などを入れてください。

・車検業務をしている整備工場に確認した方がいいでしょう。

 場合によっては車検が通らない場合があります。

今回取付のLEDの穴は、7.0mmを開けます。 リアフォグランプスイッチがON時の表示の発光ダイオード(LED)を取付します。 リアフォグランプスイッチがON時の表示の発光ダイオード(LED)を取付します。

↑穴開け                  ↑LED配線差込固定                ↑LEDとスイッチ取付後

エーモン ミサイルスイッチカバー [1583]をスイッチのナットで共締めして固定します。・エーモン ミサイルスイッチカバー [1583]をスイッチのナットで共締めして固定します。

 

 ■配線分岐

●イルミネーション配線から分岐する場合

 ※車幅灯が付いている時に使える一般的な配線です。

・オーディオのイルミネーション配線にリアフォグランプ回路の入力の配線を、エレクトロタップで分岐します。

 

純正フォグランプのスイッチを外します。●純正フォグランプスイッチ(G35カプラー)の配線から分岐する場合

 ※フォグランプがONの時だけリアフォグランプが使える配線方法です。

・純正フォグランプのスイッチを取外します。

純正フォグランプのスイッチがONになった時に12Vの電源が流れる配線をテスターで探します。紫/白の配線をつなげます。

・純正フォグランプのスイッチがONになった時に、12Vの電源が流れる配線をテスターで探します。

 純正フォグランプスイッチの裏側に刺さっているG35カプラー(緑色)にテスターを刺して調べます。

 テスターのマイナス側は、ボディーアースです。

 下の表は、テスターで調べた結果と電気配線図集を照らし合わせたものです。

通電先 配線色
アース へ B      
フォグランプリレー へ V/W      
COMBスイッチ から R/Y      
COMBスイッチ から R/Y      

※必ずご自身で配線を確認してください。

 

・作業しやすい所にG35カプラーを純正フォグランプスイッチから取外します。

・G35カプラーを移動して、紫/白の配線から配線を分岐します。

 写真ではわかりにくいですが、左から2番目の線(紫/白)の線

・配線を分岐したら、絶縁してから結束バンドで線を結束して配線が抜けないようにしてください。

・分岐した配線をスイッチの穴に通して、純正フォグランプのG35カプラーをスイッチに接続してスイッチを取付します。

 

 ■回路作成 (テスターで配線を調べてから、配線をつなぐようにお願いします。)

・下の回路図の通りに回路を作成します。(簡単にできます。)

回路図

配線方法作成した回路

 

 

【配線接続先】

・下の表は接続順です。

 極性(+と−)を間違えないよう注意して配線してください。

回路配線

車両側配線

 リアフォグランプ(+)

 車内に引き込んだリアフォグランプ(+)

 リアフォグランプ(−)

 車内に引き込んだリアフォグランプ(−)

 リアフォグランプ(入力)スイッチ(回路側)

 取付したスイッチへ

 リアフォグランプスイッチ(スイッチ側)

 フォグランプスイッチ(イルミネーション)から分岐した配線

 発光ダイオード(+)

 取付した発光ダイオードの(+)

 発光ダイオード(−)

 取付した発光ダイオードの(−)

 バッテリー(−)

 車内に引き込んだバッテリー(−)

 バッテリー(+)

車内に引き込んだバッテリー(+)

↑エンジンルームのバッテリーの接続は最後です。

・左の写真は回路図の通り作成した物です。

 

【ヒューズ絶縁】

・ヒューズの天辺(アンペアが書いてある面)の両脇に端子があります。

 この端子がボディーに接触してショートしないようにするための作業です。

 ■回路取付と結線

配線をつなぎ終わったら、配線を束ねてケーブルチューブを巻きつけます。エンジンルームのリアフォグランプの配線(−)をバッテリーの−を先につなぎ次に+をつなぎます。

【回路取付位置決め】

・作成した回路を取付場所を決めます。

 

【配線確認】

・念のため、ここで配線をもう一度確認してください。

・配線をつなぎ終わったら、配線を束ねてケーブルチューブを巻きつけます。(左の写真)

 

【回路固定】

・回路本体を車に固定します。

 

【バッテリー端子に接続】

・エンジンルームのリアフォグランプの配線(−)をバッテリーの−を先につなぎます。

・エンジンルームのリアフォグランプの配線(+)をバッテリーの+につなぎます。

 バッテリーの+と−を接続した状態です。

 

 

【取付完了】

・取付作業はこれで終わりです。

 

【リアフォグランプ動作確認】(リアフォグランプ取付規定 C〜E)

 Cヘッドランプ(前照灯)またはフォグランプ(前部霧灯)が点灯している時だけ点灯/消灯できる事。

   ヘッドライトのON/OFFで、点灯/消灯したので条件クリアです。

昼間【昼間】夕方【夕方】

 Dエンジンを停止時に点灯した状態の時、運転席側のドアを開けると警告音で知らせる事ができる。

   私の車は、警告音が鳴るので条件クリアです。 ※車検時はターボタイマーOFF

 E点灯している事を、運転者に表示できるようになっている事。

   私の車は、下の写真のように点灯したので条件クリアです。

   ミサイルスイッチカバーを閉じるとOFFになります。

   LEDが点灯しなくても、目視で確認できます。

ON(昼)ON(昼)

【ON(昼)】

ON(夕方) 【ON(夕方)】

【結果】

・リアフォグランプ取付規定のC〜Eまで条件クリアになります。

 

 

これで私の車は、リアフォグランプ取付規定をすべて条件クリアしました。

 

【コンソールアンダートレイ/ダッシュサイドトリム取付】

・ダッシュサイドトリム(運転席足元にあるカバー)とコンソールアンダートレイ(コラムカバーの下にあるカバー)を元に戻します。

 関連:コンソールアンダートレイ/ダッシュサイドトリム脱着方法

 → こちら

 


【取付完了】

・これで完成(運転席側)です。

 ※助手席(左)側も施工する場合は、電源回路をそのまま使用して取付作業してください。

これで完成(運転席側)です。これで完成(運転席側)です。これで完成(運転席側)です。これで完成(運転席側)です。これで完成(運転席側)です。

 
小糸工業 (P4519 [4-14]) 12V35W

追記:2012.08.13. リアフォグランプ電球交換

・リアフォグランプの電球が切れていたので交換します。

 

 今回は、小糸工業 (P4519 [4-14]) 12V35W を使用します。

 HONDA純正部品を購入する方は、下記の部品番号で注文してください。

   部品番号 34908-634-611

   部品名称 valve (12V 21W)(ECE) (スタンレー)

 

【必要な工具】

・+ドライバー(#2)

・ウエス

・ブレーキクリーナー → 場合によって使用(油脂取り除く)

 

リアフォグランプのパーツ分解図

【施工手順】

 左の図は、リアフォグランプを分解図です。

リアフォグランプ左右で固定しているネジを+ドライバーで取外します。

【交換方法】 ※写真の一部は施工時の物を使用しています。

・リアフォグランプ左右で固定しているネジを+ドライバーで取外します。

ライトASSYリアフォグ[34400-SH3-G02]を取外します。

・ライトASSYリアフォグ[34400-SH3-G02]をガーニッシュから取外します。

レンズ(赤いプラスチック)を取外して、切れた電球を取外します。

・レンズ(赤いプラスチック)を取外して、切れた電球を取外します。

・中が汚れている場合は、汚れをふき取ります。

・新しい電球を取付ます。

・電球のガラス面をウエスで油脂をふき取ります。

・ゴムパッキンを綺麗に取付します。

 ゴムパッキンが歪んだりすると、雨水が入り込むのでしっかり取付します。

・レンズ(赤いプラスチック)を取付します。

ライトASSYリアフォグ[34400-SH3-G02]をガーニッシュに差込します。 ・ライトASSYリアフォグ[34400-SH3-G02]をガーニッシュに差込します。

リアフォグランプ左右で固定しているネジを+ドライバーで取外します。

・リアフォグランプ左右の固定ネジを締付します。

・ランプが点くか確認してください。

・異常なければ完了です。

 
 ★施工後

・リアフォグランプを昼間点けても結構明るいです。

 昼間でもミサイルスイッチカバーが上がっていると、リアフォグランプがONになっている事が目視確認できます。

・今回予定した予算をかなりオーバーしましたが、埋め込み型で見栄えが良く出来たので良しとします。(純正品が付いている感じ)

 ↑リアフォグランプのセットをカー用品売り場で買うと¥5.000前後で買えますが、純正部品が思った以上に高かった.....

・時間とお金があれば左側も施工したいと思います。

"・バンパーに穴を開けている時は緊張しました。

 やり直しが効かない一発勝負なので...バンパー加工はシャレード以来でした。

 関連:DAIHATSU CHARADE POSE (E-G100S)

 → こちら

・今回、部品をホンダカーズ(旧プリモ店)で購入しました。

 やっぱり先回S2000用エンジンスタートスイッチを購入(旧ベルノ店)した時と同じで、対応はすごく良かったです。

 初めて行ったお店なのに、いろいろサービスしてくれました。 → 某メーカーと対応の差を感じてしまいます。

 関連:HONDA S2000用エンジンスタートスイッチ流用取付

 → こちら

 

 追記:2011.10.24. リアフォグランプの使用について

 >日が暮れるのが早くなり、帰宅する時間には暗くなっている状態です。(地域差はあります)

 純正オプションでリアフォグランプを取付している人が増えていますが、使い方を勘違いまたは間違っている方が多い気がします。→ 特に外車が多い。

 天候が良く視界もいいのにリアフォグランプを点けて走行している人がいます。

 はっきり言って迷惑な車です。

 私はこういう車が前にいた場合は、ヘッドライトをHiにします。

 信号で止まった時、大体こういう人は文句を言いに来ます。

 その時に「リアフォグランプが眩しいからライトを上向きにしてますが、リアフォグランプの使い方わかってますか?」と言います。

 大体の人はリアフォグランプを消しますが、中には消さない非常識の人もいます。

 リアフォグランプ取付車は、キリや吹雪のように天候が悪くて視界が悪い時の追突防止のために点ける物なので、天候の良く視界もいい時は周りの車に迷惑なので点けないようにしてください。

 追記:2016.01.01. レーザーバックリアフォグランプ取付

天候が良い時です。写真は暗い赤ですが、実際はとても目立つ赤い線です。天候悪い時の三角形表示のイメージ レーザーバックフォグランプを取付しました。

 光源がレーザー光(class3B)で、ちょっと変わったリアフォグランプです。

 レーザーポインターと同じように真っ直ぐ光を出します。

 レーザーポインターと違う所は、天気のいい時は1本線が車の離れた所で水平に印をして、追突防止と車間を開けさせる効果があります。

 雨や霧など天候が悪い時は、光源と地面の一本線の間で三角形が現れます。

 関連:レーザーバックフォグランプ

 → こちら

 追記:2017.09.30. レーザーフォグランプ [LF001]取付

 今まで取付していたレーザーバックフォグのレーザー光が弱くなってきたので交換しました。

 販売価格も安かったこともあり、防水ではなかったので1年ぐらいで交換になりました。

 今まで使用して効果があり、今回購入した商品のLEDダイオードは、MITSUBISHI製だったので購入しました。

 先回購入したものより明るくて、赤色の発色もいいです。

 関連:レーザーフォグランプ [LF001]

 → こちら

 

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