Keiworksに自作パフォーマンスメンバーの施工の紹介です。 足回りを補強して車体剛性を高める事と、サスペンションの動きを良くするために施工します。 今回は、スタビライザーの固定ボルトからロアアーム固定ボルトの間を補強します。 | |||||||||||
★市販品について | |||||||||||
・SUZUKI SPORT、CUSCO、TANABEから商品が販売されています。 メーカーによって呼び名が変わり、取付部分もちょっと違います。
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★必要な部品/材料 | ★必要な工具 | ||||||||||
・短ざく金物[450mm] x2枚 →建築資材です。 ・ユニクロ幅広金折 x2個 →建築資材です。 ・ユニクロ六角ボルト[1/2x32] x2本 ↑もう少し短くてもいいみたいです。 ・パーツクリーナー ・ウエス ・作業用手袋 ・塗料缶スプレー ↑色はお好みで(錆止めと仕上がりを良く見せるものです。) 家にある物を使用します。 ・養生 ・塗装作業用の作業台 |
・モンキーレンチ[250mm] x2 ・メガネレンチ[14mm] ・ラチェットハンドル ・エクステンションバー[50mm] ・ソケット[14mm] ・グラインダー ・ディスク[金属切断用] ・防護メガネ ・軍手 ・電動ドリル ・金属用ドリル刃[3.5mm] ・金属用ドリル刃[5.0mm] ・金属用ドリル刃[6.0mm] ・金属用ドリル刃[15.0mm] ↑あれば穴開けは簡単です。無い場合は、数箇所穴を開けていきます。 ・金属用ヤスリ ・2トンジャッキ ・リッジトラック(うま) ・タイヤ止め | ||||||||||
★施工 | |||||||||||
■パフォーマンスメンバー(スタビライザーの固定ボルトからサスペンションアーム固定ボルトの間)作成 | |||||||||||
【取付場所】※写真は運転席側 ・左の写真の赤い四角のボルトを利用して、自作パフォーマンスメンバーを取付します。 左側赤四角は、スタビライザー固定ボルト。 右側赤四角は、ロアアーム固定ボルト。 | |||||||||||
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【ユニクロ幅広金折加工】 ・左側の写真はSUZUKI SPORTパフォーマンスメンバーのロアアーム固定ボルトを通す部分です。 現車に合わせてロアアームの下の部分に先ほど取付けたボルトの頭が来るように、位置合わせます。 | |||||||||||
・ユニクロ幅広金折のロアアーム固定ボルトを通す部分に切込みを入れます。 私の場合は、縦にボルトが通るように加工しましたが、抜け防止でコの字型で加工した方がいいと思います。 ・切断部分をグラインダーと鉄ヤスリでバリ落しと面取りします。 ・同じ物をもう1個作成します。 | |||||||||||
【塗装(錆び防止)】 ・パーツクリーナーで脱脂します。 ・塗装します。 | |||||||||||
・塗装が乾くまで放置しておきます。 私の場合は、2度塗りして車に取付するまで1週間放置しました。 | |||||||||||
■自作パフォーマンスメンバー取付 | |||||||||||
【ジャッキアップ】 ・サイドブレーキをかけてから後輪にタイヤ止めをします。 ・前をジャッキアップしてリッジトラック(うま)をかけます。 リッジトラック(うま)に載せる時はゆっくり載せてください。 載せたら車体を揺らしてみて異常なければ次の工程です。 | |||||||||||
【施工前の状態】 ・写真は施工前です。 | |||||||||||
【ロアアーム固定ボルト】 ・メガネレンチ[14mm]で、ロアアーム固定ボルトを緩ませます。 | |||||||||||
【スタビライザー固定ボルト】 ・メガネレンチ[14mm]で、スタビライザー固定ボルト(前側)を抜き取ります。 | |||||||||||
【ロアアーム側取付】 ・ロアアーム固定ボルトにユニクロ幅広金折の切り込み部分を通してボルトを仮締めします。 | |||||||||||
【スタビライザー側取付】 ・スタビライザー側のボルトも仮止めします。 【ロアアーム側ボルト本締め】 ・ラチェットハンドル、エクステンションバー、ソケット[14mm]を使ってロアアーム側ボルトを本締めします。 【スタビライザー側ボルト本締め】 ・スタビライザー側のボルトも本締めします。 | |||||||||||
【取付完了(助手席側)】 ・助手席側の取付が完了しました。 【運転席側取付】 ・もう片方も同じ方法で取付します。 【最終確認】 ・最後にもう一度ボルトの締付部分を確認します。 | |||||||||||
【ジャッキダウン】 ・リッジトラック(うま)を外します。 ゆっくり車体を下げてください。 ・後輪のタイヤ止めを外します。 | |||||||||||
【完成】 ・取付作業はこれで終了です。 | |||||||||||
■施工後のチェック | |||||||||||
・最初はゆっくりと走行して、異音がするか確認してください。徐々にカーブなども攻めてみてください。 ・異音が無ければOKですが、念のため最後にもう一度ボルト締付部分を締付してください。 | |||||||||||
★施工後 | |||||||||||
・車を運転した感じですが、 *走り始めてすぐに路面の凹凸の振動(少しです)がハンドルに伝わるようになりました。 *ハンドルがクイックになりました。インターチェンジなどのカーブを走行していて、足回りを交換していないのに安定しています。 ・ホームセンターを俳諧すると使えそうな材料が手に入ります。 今回の材料費の合計は、\688(塗料は含まず)でした。 ・スタビライザーの固定ボルトからロアアーム固定ボルトの間の短ざく金物を2枚重ねでも良かったかもしれません。 ・後日、スタビライザーの部分の補強とダイアゴナルバーを作成したいと思います。 ・ただ、この状態で車検をパスできるか不明です。事前に車検業務をしている整備士に確認した方がよいでしょう。 ・今回施工していて、底面全体にサビが多かったのがショックです。ついでなんで部分的にサビを取り、スプレーで補修しました。 ↑車体下にオレンジ色の敷物を敷いて作業して写真を撮影しているので、ものすごく広範囲にサビが多いように写真に写っています。
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