| ||||||||||||
Keiworksのパワーウインドウのモーターが壊れたため、「フロントパワーウィンドウモーターフロントパワーウインドウモーター,ライト[83430-83G20]」と予防交換で「パワーウィンドウマスタースイッチASSY[37990-82G30-P4Z]」を交換しました。
| ||||||||||||
★今回取付する商品の紹介 | ||||||||||||
・フロントパワーウインドウモーター,ライト[83430-83G20] 【詳細】※パーツカタログには、この部品番号の掲載が無く、部品を見て入力してます。 関連:SUZUKIパーツカタログ HN22S-10型 (初版) → こちら
| ||||||||||||
●購入時の注意点
| ||||||||||||
・パワーウィンドウマスタースイッチASSY[37990-82G30-P4Z] 【特徴】※FMパーツ ホームページより/写真はFMパーツ ホームページより ・SUZUKI / MAZDA 用社外新品パワーウィンドウスイッチになります。 14ピンタイプのパワーウインドースイッチです。 運転席側のパワーウィンドスイッチ ASSYになります。
【詳細】※FMパーツ ホームページより
| ||||||||||||
| ||||||||||||
・グリス ・養生テープ ・パーツクリーナー ・ウエス ・作業用手袋 → グリスで手が汚れます。 ・コーキング(シリコン) → ドアシーリングカバーを再利用する場合 ・絶縁被覆付閉端接続子(CE型) → 配線を加工しなければならない時だけ -------------------------------------------------------------------- ●ドアシーリングカバーが使えない場合(簡易デットニングする方) ・スパイラルチューブ(中) ・アルミテープ
|
・+ドライバー(#2) ・T型トルクスレンチ[ヘックスローブ](25) ・コーキングガン → ドアシーリングカバーを再利用する場合 ・ニッパー → 配線を加工しなければならない時だけ ・圧着ペンチ → 配線を加工しなければならない時だけ -------------------------------------------------------------------- ●ドアシーリングカバーが使えない場合(簡易デットニングする方) ・ハサミ ・スクレーパー → 代用品:カッター | |||||||||||
★今回の部品交換について(施工前) | ||||||||||||
【今回の取付について】 ・レギュレータ,フロントウィンドASSY,ライト[83401-81-G20](モーター付き)を中古部品で、取外した車も同じ年式(2007年)の部品を購入しました。
| ||||||||||||
レギュレーターも一緒に交換しようと思っていたのですが、ガラスを固定している+ネジが固着しているのか?しっかりとネジ締めされています。 このままではネジの頭を破壊しそうなので、パワーウィンドウモーターだけ交換する事にしました。 レギュレーターもダメなら新しいネジを購入します。 また、パワーウィンドウマスタースイッチASSYも古くなっているため、念のため新しい物に予防交換します。 | ||||||||||||
★施工 | ||||||||||||
施工時の注意点 ・整備資格を持たずに施工する場合や、このページを見て施工した場合は、自己責任でお願いします。 ・必ず部品を触る前や施工前に、体の静電気を車体以外の金属に触れて放電してください。 ・作業は必ず平らな所で作業してください。 ・窓ガラス落下やレギュレーターに指が挟まってケガをしないように交換作業してください。 | ||||||||||||
■ドア内装取外 | ||||||||||||
【施工前】 ・運転席側のドアを開けます。 ・ドアポケット内に入っている物を取り除きます。 | ||||||||||||
【ドア内装取外】 ・ドア右側にあるプッシュリベットを押して取外します。
| ||||||||||||
・ドアロックのツマミを右にネジって取外します。 | ||||||||||||
・ドアを閉める時に掴む取手にある+ネジを取外します。 | ||||||||||||
・ドアミラーの車内側に付いている黒いガーニッシュを取外します。 プラスチックのリベット止めで、上下2ヵ所(写真赤丸)で止まっています。 そのまま手前に真っ直ぐ引っ張ると外れます。 | ||||||||||||
・ドアノブに+ネジを取外します。 | ||||||||||||
・ドアノブに+ネジを取外します。 ・ドアノブを左にスライドさせて、ドアノブがフリーの状態になります。 ※助手席側は右側にスライドです。 | ||||||||||||
・左の写真は運転席側のドア内装の裏側です。 赤丸している所にプラスチックのリベットがあるので、先にリベットのある部分を手前に引っ張って取外します。 ※私の場合はドアにスピーカーを埋め込んでいるため、プラスチックのリベットが1つ無いですが、インナーバッフルを交わしながらの取外作業になります。 レギュレーター交換時は、もしかすると作業の邪魔になるかもしれないので、インナーバッフルも取外す事になります。 関連:フロントドアにスピーカーをインストール → こちら | ||||||||||||
・ドア内装を少し浮かして、ドア内装の穴からドアノブを取外します。 ・ドア内装を上に持ち上げて、ドア内装をドアから取外します。 | ||||||||||||
・パワーウィンドウマスタースイッチASSY下部の後側に長方形の14Pカプラーが刺してあるので、14Pカプラー下にツメがあるので押して抜き取ります。 左の写真は14Pカプラーを取外した状態です。 | ||||||||||||
【ドアシーリングカバー取外】 ・ドア一面に貼ってあるドアシーリングカバー(ビニール)を剥がして、ドア側に付いているドアシーリングカバーの接着で使用している黒いブチルゴムをパーツクリーナーで剥がします。 ドアシーリングカバーは再利用しますので綺麗に剥がしてください。 ドアシーリングカバーが切れてしまった場合は、多少であればビニールテープで補修できます。 全く使用できない状態の場合は、デットニングと同じ方法でドアの穴を塞ぎます。 ブチルゴムは触るとベタベタして綺麗に剥がす事ができないので、注意してください。 | ||||||||||||
■フロントパワーウィンドウモーター取外 ※レギュレーターの交換無しの場合 | ||||||||||||
【窓ガラス固定】 ・窓ガラスが落下しないように、窓ガラスを養生テープで固定します。 養生テープは、長めに使用してください。 3か所以上で固定してください。 | ||||||||||||
【フロントパワーウィンドウモーター6Pカプラー取外】 ・フロントパワーウィンドウモーターの6Pカプラーは、ドア左側中央にあります。 ※助手席側はドア右側中央です。 | ||||||||||||
・車体側に刺してあるフロントパワーウィンドウモーターの6Pカプラー(メス)をドアからツメを押しながら取外します。 ・フロントパワーウィンドウモーターの6Pカプラー(車体側とモーター側)をツメを押しながら取外します。 | ||||||||||||
【レギュレーター(右側)】 ・ドア右側中央に右側のレギュレーターを固定しているネジが2本あります。※助手席側は左側。 ・@の+ネジを緩めるだけにします。 ・右側のレギュレーターを抑えながらAの+ネジを取外します。 ・Bの矢印のように右側のレギュレーターをゆっくりとCの位置まで移動させます。 | ||||||||||||
【レギュレーター(左側)】 ・ドア左側中央に左側のレギュレーターを固定しているネジが4本あります。※助手席側は右側。 フロントパワーウィンドウモーターも一緒に固定されているので、取外時は重たいので注意してください。 ・右側のレギュレーターを固定しているネジ4本の内、左の写真のように上側の+ネジ(黄丸)は緩めるだけで、下側の+ネジ(赤丸)は取外します。 ・ドア内部に手を入れて、フロントパワーウィンドウモーターを上に持ち上げると、左の写真黄丸のネジがドアから外れます。 ※グリスで手が汚れることがあります。 ・フロントパワーウィンドウモーターを取出しやすいドア下側の穴に、無理をしてレギュレーターを破損させないよう注意しながらおろします。 | ||||||||||||
【フロントパワーウィンドウモーター取外】 ・フロントパワーウィンドウモーターを固定している3本のトルクスネジがあります。 このトルクスネジ[T-25]をT型トルクスレンチ(ヘックスローブ)で取外します。 フロントパワーウィンドウモーターを落下させてドアに凹凸を作らないよう注意してください。 | ||||||||||||
【レギュレーターからフロントパワーウィンドウモーター取外】※今回レギュレーターを交換しないため ・中古で購入してきたレギュレータ,フロントウィンドASSY,ライト[83401-81-G20]のレギュレーター部分は今回交換しないため、フロントパワーウィンドウモーターを取外して使用します。 ・3本のトルクスネジ[T-25]をT型トルクスレンチ(ヘックスローブ)で取外します。 ・今回中古で購入したので、フロントパワーウィンドウモーターの見える範囲で壊れていないか確認します。 | ||||||||||||
■フロントパワーウィンドウモーター取付 | ||||||||||||
【フロントパワーウィンドウモーター取付と位置調整】 ・フロントパワーウィンドウモーターを取付します。 左側の写真の位置でフロントパワーウィンドウモーターを取付して、左側のレギュレーターを通常の位置に戻した時、ドアに上のネジ2本がドアの穴に引っかかることを確認します。(右側の写真) ちょっとづつモーターとレギュレーターのギヤの位置をずらして微調整します。 | ||||||||||||
【レギュレーター固定】 ・左側のレギュレーターの下のネジ(写真赤丸)2本を締め付けドアに固定します。 ・左側のレギュレーターの上のネジ2本を締め付けドアに固定します。 | ||||||||||||
・右側のレギュレーターも元の位置に戻して、+ネジでドアに固定します。 | ||||||||||||
【6Pカプラー差込】 ・フロントパワーウィンドウモーターの6Pカプラーをドア内部から外側に移動します。 ・フロントパワーウィンドウモーター側の6Pカプラーと車両側の6Pカプラーを接続します。 ツメが引っかかるまでしっかりと押し込んでください。 | ||||||||||||
| ||||||||||||
・6Pカプラーをドアの穴に固定します。 | ||||||||||||
・窓ガラスに貼付け固定していた養生テープを剥がします。 | ||||||||||||
■パワーウィンドウマスタースイッチASSY脱着 / 動作確認 | ||||||||||||
【パワーウィンドウマスタースイッチASSY取外】 ・パワーウィンドウマスタースイッチASSYをドアの内装から取外します。 | ||||||||||||
・パワーウィンドウマスタースイッチASSY前側に金属のツメが2か所出ていて、ドア内装に引っかかっています。 この金属のツメをパワーウィンドウマスタースイッチASSY側に押しながら、パワーウィンドウマスタースイッチASSYを上に持ち上げます。 パワーウィンドウマスタースイッチASSYが取外せました。 | ||||||||||||
【動作確認】 ・パワーウィンドウマスタースイッチASSYをドアの14Pカプラーと接続します。 私の場合は、新しいパワーウィンドウマスタースイッチASSYを接続します。 14Pカプラーの向きに注意して差し込みます。 | ||||||||||||
| ||||||||||||
| ||||||||||||
・エンジンキーをOFFにします。 ・パワーウィンドウマスタースイッチASSYに差していたカプラーをカプラー下部のツメを内側に押しながら取外します。 | ||||||||||||
■パワーウィンドウマスタースイッチASSY取付 | ||||||||||||
【パワーウィンドウマスタースイッチASSY取付】 ・パワーウィンドウマスタースイッチASSYを内装に取付けます。 パワーウィンドウマスタースイッチASSYの後方から内装の穴に通します。 パワーウィンドウマスタースイッチASSYの前方を内装に押し込みます。 | ||||||||||||
・新しいパワーウィンドウマスタースイッチASSYを取付けました。 | ||||||||||||
■ドアシーリングカバー取付(簡易デットニング) | ||||||||||||
【ドアシーリングカバー(ビニール)取付】 ・ドアシーリングカバー(ビニール)が破けたりしていなくて再利用できる場合や、大きいビニールを代用する場合は、黒いブチルゴムかコーキング(シリコン)でドアに貼り付けます。
【簡易デッドニング】※ドアシーリングカバーが再利用できない場合 ・ドアノブのロッドは固定する事ができないので、スパイラルチューブを通しておきます。 | ||||||||||||
【ドア穴埋め】 ・ドアの穴を養生テープまたは大きなアルミテープを貼りつけます。 ドアの穴に養生テープをされた方は、上からアルミテープを貼ることで強度が増します。 | ||||||||||||
■ドア内装取付 | ||||||||||||
【パワーウィンドウマスタースイッチASSYカプラー接続】 ・パワーウィンドウマスタースイッチASSYに車両側のカプラーを差し込んで接続します。 カプラーはしっかりと差し込んでください。 | ||||||||||||
【ドアノブ取付】 ・ドア内装を少し浮かして、ドア内装の穴にドアノブを通します。 ・ドア内装を上に持ち上げて、ドア内装をガラス窓の部分に引っかけながらドア内装を下におろします。 | ||||||||||||
【ドア内装固定】 ・左の写真は運転席側のドア内装の裏側です。 赤丸の所にプラスチックのリベットがあるので、先にリベットのある部分をドア側の穴に合わせて押し込みます。 私の場合はドアにスピーカーを埋め込んでいるため、プラスチックのリベットが1つ無いですが、インナーバッフルを通して取付します。 関連:フロントドアにスピーカーをインストール → こちら | ||||||||||||
・ドアノブをドア側に押し込んで、そのまま右にスライドさせて、ドアノブが固定されます。 ※助手席側は左側にスライドです。 | ||||||||||||
・ドアノブに+ネジを取付します。 | ||||||||||||
・ドアを閉める時に掴む取手にある+ネジを取付します。 | ||||||||||||
・ドアロックのツマミを左にネジって取付します。 | ||||||||||||
・ドア右側にあるプッシュリベットを押して取付します。
| ||||||||||||
・ドアミラーの車内側に付いている黒いガーニッシュを取付します。 プラスチックのリベットは、上下2ヵ所(写真赤丸)穴に、そのまま真っ直ぐ押し込んで取付けます。 | ||||||||||||
【取付完了】 ・これですべて作業終了です。 | ||||||||||||
★施工後 | ||||||||||||
フロントパワーウィンドウモーターを固定しているトルクスネジを外す工具(トルクスレンチ)が手持ちになかったので、応急処置でレギュレーターとフロントパワーウィンドウモーターをネジを緩ませて、フロントパワーウィンドウモーターを左の写真の黄色の矢印の位置で紐を縛りました。 窓ガラスを上に上げて窓ガラスが落ちてこないよう外から目立たないように養生テープで固定しました。 左の写真赤矢印の所で紐でレギュレーターを縛って、レギュレーターの窓ガラスを接合する部分を落ちてこないように下から養生テープで固定しました。 雨が入らないよう養生テープでドアの穴を塞いで、ドア内装を戻しました。 この5分後に雨が降り出してギリギリ間に合いました。 この応急処置で固定した状態で3週間乗りました。 ちょうど気温が高くなる頃だったので、やっぱり窓ガラスを開けられないのはとても不便です。 直ってから車を運転した時、3週間も窓ガラスを開けることができなかったので、窓ガラスが開いて風が入ってきた時は「窓ガラスが開くって最高〜!」と叫びたくなるぐらいうれしかったです。 これが普通なんですが。 今回、同じ純正部品番号で、DENSOの部品番号も同じ、ただLot.No.が違うだけで配線が入れ替わっているのには脅かせました。 それと、最後の最後に配線が違う事に気付いてよかったです。 次回中古の部品を購入する時は、配線まで確認して購入/取付したいと思います。 良い勉強になりました。 | ||||||||||||
Copyright(C) ty_plus5638 All Rights Reserved. |