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Keiworksの「フロントブレーキディスクローターとブレーキパッド」を交換しました。
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| ★今回取付する商品の紹介 |
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・FMパーツ フロントブレーキディスクローター&ブレーキパッド セット
【特徴】
・フロントブレーキディスクローターとブレーキパッドのセットで販売されていて、価格も手頃です。
・購入時にオプション設定(適合確認×追加注文)がある。
部品の適合確認のあり/なしとブレーキパッド交換時に必要なグリスやスプレッダーを追加(オプション)で購入する事ができます。
*追加なし *5gグリス追加 *スプレッダー追加 *5gグリス+スプレッダー追加 |
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【詳細】
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・ディスクローター
・ディスクローターの種類 |
FMパーツオリジナルブレーキディスクローター ※純正品と同等品
ベンチレーテッドディスク |
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・摩耗限界値
(Min Thickness)
・ブレーキパッド
・ブレーキパッド素材
・セット内容
・販売価格 |
15mm
FMパーツオリジナルブレーキパッド ※純正品と同等品
NAO材 ※ストリート用(サーキット走行は不向き)
フロントブレーキディスクローター 2枚 / フロントブレーキパッド 4枚
\6,390(税込[8%]) ※購入時の価格と消費税率です。 |
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・オプション
(適合確認×追加注文) |
部品の適合確認のあり/なしとブレーキパッド交換時に必要なグリスやスプレッダーを追加で購入する事ができます。
*追加なし (\0)
*5gグリス追加 (+\320)
*スプレッダー追加 (+\3,360)
*5gグリス+スプレッダー追加 (+\3,680) |
| ・適合する純正品番 |
●フロントブレーキディスクローター
※ターボ車用です。NA車(10型:55311-72J10)は別のブレーキディスクローターを購入してください。
関連:車の部品購入時に車検証で確認する事
→ こちら
| メーカー |
適合純正番号 |
| SUZUKI |
55311-80G02 |
55311-80G00 |
55311-80G01 |
55311-80G03 |
55311-74G00 |
など |
| mazda |
1A00-33-251 |
1A02-33-251 |
1A02-33-251A |
1A02-33-251B |
1A02-33-251C |
など |
| NISSAN |
40206-4A0A2 |
40206-4A0A3 |
など |
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●フロントブレーキパッド ※ターボ車用です。NA車(10型:5810-72J10)は別のフロントブレーキパッドを購入してください。
関連:車の部品購入時に車検証で確認する事
→ こちら
| メーカー |
適合純正番号 |
| SUZUKI |
55810-76G03 |
55810-58J00 |
55810-74G00 |
55810-76G01 |
など |
| mazda |
1A02-33-23ZA |
1V6P-33-28ZA |
など |
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| NISSAN |
41060-4A0A2 |
41060 4A0A3 |
など |
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| ・適合する主な車種 |
| メーカー |
適合車種 |
適合型式 |
| SUZUKI |
Kei |
HN11S / HN12S / HN21S / HN22Sターボ |
| スイフト |
HT51S / HT81S |
| GM |
シボレークルーズ |
HR51S / HR52S / HR81S / HR82S |
| mazda |
ラピュタ |
HP11S / HP12S / HP21Sターボ / HP22Sターボ | | |
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【購入業者】
・ストア名
・ページ名
・URL
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FMパーツ (楽天市場)
※運営会社:共創プラットフォーム /住所:〒399-4511 長野県上伊那郡南箕輪村8277-1 3F /TEL:0265-98-5077 FAX:0265-76-5066
Kei HN11S HN12S HN21S HN22Sターボフロント ブレーキローター&パッドセット R25B2
こちら
※上のリンクから購入する場合は自己責任でお願いします。
※トラブルに関してはご自身で対処願います。
※リンク切れになっている場合があります。 |
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・購入価格
・運送会社 |
商品価格 \6,390(税込[8%])
オプション \0
送料 \1,056
ヤマト運輸 |
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・お店評価
※私の評価 |
★★★★★ 5段階評価:星4つ
対応はいいですが、購入時に時間指定をしました。
メールにも時間指定された時間の入力もされていましたが、指定された時間外に配達されました。
送り状を見ると、「時間帯お届け」が「指定なし」となっていました。
この辺が減点の対象となりました。
商品は思っていたより良かったです。 | |
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| ■フロントブレーキディスクローターの診断と交換時期 (国産車の場合) |
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【フロントブレーキディスクローターの診断と交換時期 (国産車の場合)】
下記の症状がある方は、早めに交換をお勧めします。 ※ブレーキディスクローター交換時、ブレーキパットと同時交換。
私の車の状態も合わせて診断します。

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*フロント:100,000kmが交換時期です。
私の車の走行距離は133,730kmなので交換時期です。
*ブレーキディスクローターの縁に段差が付いている。
左の写真は4回目の車検時に指摘されたフロントブレーキディスクローターです。
写真は助手席側です。
この状態で淵の段差と厚みは今回はギリギリ車検OKもらいました。
運転席側も同じ状態です。
冬場の塩化カルシウム(塩カル)でダメージも大きくなります。
*フロント:片側 1mm(総厚で2mm)、リア:片側 0.5mm〜0.75mm(総厚で1〜1.5mm)です。
※摩耗限界値(Min Thickness)は、各ローターに「MIN TH ○○mm」と刻印されてい場合があります。
(ローターによっては表示が無い場合があります。)
私の場合はローターの錆があって「MIN TH ○○mm」の文字が確認できませんでした。
4回目の車検時にはクリアできましたが、「早めに交換してください。」と言われました。 | |
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*レコードのような溝が入っている。
左の写真は、私の車のリアブレーキディスクローターを交換する前の状態です。
写真は助手席側ですが、運転席側も同じようになっていました。
納車してからすぐに、下り坂でパーキングブレーキ(サイドブレーキ)で停車中、ズリズリと下って行く症状が出ていたため、ディーラーでクレームで修理してもらいました。
この時、いろいろとやりましたがリアブレーキキャリパーを交換したら症状が無くなりました。
それからリアブレーキパッド交換するまで、車検の分解整備を除いて取外はしていませんでした。
レコードの溝が出始めたのは2回目の車検から3回目の車検の間でした。
2回目の車検業者のリアブレーキパッドの組み付けが下手だったのかもしれません。
下の関連リンクはリアブレーキディスクローターを交換しています。
関連:DIXCEL リアブレーキディスクローター PDタイプ [3754008] → こちら
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*ブレーキの利きが悪いと感じた時。
今回はブレーキの効きが悪いという感じはありませんでした。
ただ、4回目の車検前からブレーキをかける度に擦れる音が大きくなっていました。
車検クリアできるブレーキパッドの残量が1mmです。
今回はギリギリ車検クリアできたので、今回ブレーキディスクローターとブレーキパッドを同時交換する事にしました。
*クラック(ひび)が入っている。
私の車のブレーキディスクローターにはクラックはありませんでした。
クラックがあった場合は危険なので即交換です。
*ブレーキディスクローターの歪み
適正な温度以下で使用していればブレーキディスクローターの歪みはでません。
私の車のブレーキディスクローターは歪みはありませんでした。
ローターが歪んでいる場合は即交換です。
*ジャダー(振動)が出ている。
私の車にはジャダー(振動)はありませんでした。
ジャダーはブレーキを踏んだ時、車体振動を起こしたり、ひどい時はブレーキペダルが前後に振動して、足が壊れんばかりになる現象です。
ブレーキディスクローターを挟み込んだ2枚のブレーキパッドの間が広くなったり狭くなったりするので、ブレーキディスクローターの厚みの差が出るため大きな力が発生し、これがサスペンションを通じて車体やステアリングハンドルに伝わったり、ブレーキ配管を通じてブレーキペダルに伝わったりするからです。※左のGIFアニメのような動きになります。
ジャダー(振動)が出ている時もものすごく危険なので即交換です。
ジャダーの原因は高速運転時に、フルブレーキなどした場合になるそうです。 |
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| ■ブレーキディスクローター作業時間について |
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・SUZUKIの標準作業時間は、左右交換で「0.6」です。
私の作業した時間は、左右交換で約2時間でした。
↑内訳:写真を撮ったり、錆取り、ハブASSYからブレーキディスクローターが錆のため簡単に外れなかった、クリーニング、キャリパー塗装、ジャッキアップの時間を含む。 |
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| ■ブレーキディスクローター工賃について |
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・工賃は、Web検索すると下記のようになります。 ※ページ作成時の金額です。修理依頼する所に確認してください。
施工する場所によっては、ここに表示している金額より前後します。
●ディスクローター交換
*AUTOBACS → 1ヶ所(1輪) \5,400〜(税込[8%])
*SUZUKIディーラー → \6,480(税込[8%])〜
●フロントブレーキパッド交換
*AUTOBACS → 1ヶ所(1輪) \5,400〜(税込[8%])
*YellowHat → 左右2箇所交換 \6,480〜(税込[8%])
*SUZUKIディーラー → 左右2箇所交換 \13,500〜(税込[8%]) |
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| ★必要な部品/材料 |
★必要な工具 |
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・ブレーキフルード
・パーツクリーナー(ブレーキクリーナー)
・ブレーキシムグリース
・潤滑剤(5-5-6など)
・グリス
・ウエス
・作業用軍手
・六角ボルト[M8x25 P1.25] X 1本 → 予備で1本
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●錆止め加工(ペイント)する場合 ※ページ下で紹介しています。
・塗料(スプレー缶) → 耐熱または錆止め用。色はお好みで。
私の場合は色をシルバーを使用します。
・パーツクリーナー
・ウエス
・古新聞紙
・マスキングテープ または 養生テープ
・ワイヤーブラシ
・布ヤスリ → 目の細かい物
・汚れや錆を受けるトレー |
・リジットラック X 2本
・3tジャッキ か パンタグラフ
・クロスレンチ(電動インパクトレンチ)
↑電動インパクト用ソケット[19mm] ※使用時のみ
・タイヤ止め
・ディスクブレーキパッドスプレーダー
関連:ASTRO PRODUCTS ディスクブレーキパッドスプレーダー
→ こちら
無ければ下記の2点を使用します。
シャコ万力(Cクランプ)[75mm]
厚みのある鉄板[100mm X 30mm 厚み2mm]
・メガネレンチ[13mm] → ブレーキディスクローター取外時必要
・メガネレンチ[14mm] → キャリパー取外時必要
・メガネレンチ[17mm] → マウンティングブランケット取外時必要
・スポイト → ブレーキフルードを吸い取るために使用します。
・ゴムハンマー
・スクレーバー → 錆取りで使用
・ワイヤーブラシ → 錆取りで使用
・平型ヤスリ
・紙やすり(細かい物)
・カッター(大)
・トレー → 錆やブレーキクリーナーの液体を受けに使用します。
・ブレーキフルードを処理する物
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・ワンマンブリーダータンク → 持っている方だけ
・メガネレンチ[10mm] → ワンマンブリーダータンクを使用する方だけ
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| ★施工 |
施工時の注意! |
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・ブレーキは重要保安部品なので、整備資格を持った方が整備できる部分です。
整備資格を持たずに施工する場合は、自己責任でお願いします。
・作業は必ず平らな所で作業してください。
・屋外で雨天など天候が悪い時は、作業をしないでください。
ブレーキフルードに水分が混ざると、白く変色して使用できません。(グリコール系の場合)
・ブレーキのパイプやホースに空気を入れないように、ブレーキリザーバーの液量に注意してください。
・ブレーキパッドには直接手で触れないでください。
金属が入っている物も中にあるので、怪我をしてしまう場合があります。
・ジャッキアップ/ダウンは慎重に作業してください。
・ブレーキパッド交換後にブレーキに当たりをつけない状態で走行した場合は、ブレーキが効かない状態です。
車を移動させる時は必ず、ブレーキに当たりをつけてください。 | |
| ■ジャッキアップ 〜 ブレーキパッド取外 |
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【ジャッキアップ準備】
・水平な所に車を止めます。
・リアタイヤにタイヤ止めをします。
・パーキングブレーキ(サイドブレーキ)をかけます。
・ボンネットオープナーを引いて、ボンネットを開けられるようにします。
・クロスレンチ、ACインパクトレンチ(エアコンプレッサー)など使用して、フロント側のホイールナットを緩ませるだけにします。 |
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【ジャッキアップ】
・車体フロント側をリフトアップします。
指定の場所(ジャッキポイント)にジャッキを当てて、3t(2t)ジャッキで持ち上げます。
・リジットラックを車体下にセットしてゆっくり車体をおろします。
・車体を揺らして安定している事を確認します。
【ホイール(タイヤ)取外】
・クロスレンチ、ACインパクトレンチ(エアコンプレッサー)など使用して、全てのホイールを取外します。
関連:ASTRO PRODUCTS M12x1.25 21H 16PCホイールナット(袋ナット)
→ こちら |
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| ■キャリパー取外 〜 ブレーキパッド取外 ※助手席側 |
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【ボンネット】
・ボンネットを開けます。 |
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【ブレーキフルード吸い取り】
・ブレーキフルードリザーバーの蓋を左回し(時計回しの逆)で取外します。 |
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・ブレーキフルードを「MIN」より少し上ぐらいまでスポイトで吸い取ります。
ピストンを戻す時に、ブレーキフルードがリザーバーに戻ってくるので注意してください。
他のやり方で、ワンマンブリーダータンクを使用して、ピストンを押した時にワンマンブリーダータンクにブレーキフルードを入れるやり方もあります。
関連:ブレーキフルード交換
→ こちら |
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【キャリパー取外】
・ガイドピン側のネジを固定しながら、左の写真の@とAのボルトをメガネレンチ[14mm]で外します。
【キャリパー本体固定】
・ブレーキホースに負担かけないよう注意して、キャリパーをスタビライザーにひっかけて置きます。 |
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【ブレーキパッド取外】
・矢印の方向にスライドしてブレーキパッドを取外します。
【シム取外】
・ブレーキパッドに付けているシムを取外します。
・シムに付いている古いブレーキシムグリースを、パーツクリーナーで綺麗に落とします。 |
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| ■ブレーキディスクローター取外 |
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【マウンティングブランケット取外】
・マウンティングブランケットを取外します。
左の写真はブレーキディスクローターの裏側です。
マウンティングブランケットを固定しているボルト2本(赤丸)をメガネレンチ[17mm]で取外します。
ボルトが外れない時は、潤滑剤(クレ5-5-6など)を吹きかけて、5分ぐらい待ってから取外します。
【マウンティングブランケットとパッドクリップ洗浄】
・マウンティングブランケットとパッドクリップ(ブレーキパッドを固定する金具)に付いているグリス、汚れ、サビなどをパーツクリーナーで汚れやゴミを綺麗に落とします。
【ガイドピンの状態確認】
・ガイドピンの動きを確認します。
動きが悪い場合は、モリブデングリスを塗ります。
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【ブレーキディスクローター取外】
・ブレーキディスクローターを取外します。 |
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・左の写真の水色の矢印の所に潤滑剤(クレ5-5-6など)を吹きかけて、5分ぐらい待ちます。
9年間そのままなのでサビで固着で簡単に外れそうもないです。
・サービスホール(赤丸の穴)にボルト(M8x25 P1.25)を手でねじ込んでからメガネレンチ[13mm]でねじ込みで外して、サービスホールの穴を交互にねじ込んでブレーキディスクローターを外します。 |
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・ブレーキディスクローターが外れてハブが見えました。
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【ハブのサビ取り】
・ハブのサビをワイヤーブラシで綺麗に落として、パーツクリーナーで洗い流します。
サビで段差ができていると、ブレーキディスクローターがしっかりと取付できないため、ブレーキディスクローターとブレーキパッドの寿命を短くしてしまうので、サビを良く取ってください。 |
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| ■ブレーキディスクローター取付 |
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【ブレーキディスクローター取付】
・ブレーキディスクローター取付前に、ブレーキディスクローター表面に付いている油分とゴミをパーツクリーナーで綺麗に拭き取ります。
・ブレーキディスクローターを取付します。
ブレーキディスクローターが錆などで斜めになっていないか確認します。
・ブレーキディスクローターが落下しないようにホイールナットを1個取付しておきます。 |
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・このブレーキディスクローターの淵には摩耗限界値(Min Thickness)が刻印されていました。
「MIN THK 15 mm」と刻印されています。
このブレーキディスクローターは15mm以下になったら交換になります。 |
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【マウンティングブランケット取付】
・マウンティングブランケットを取付します。
マウンティングブランケットを固定しているボルトを取付前に、潤滑剤(クレ5-5-6など)を塗ってから手締めでボルトを締めた後でメガネレンチ[17mm]で締付けます。 |
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| ■キャリパーのピストン戻し |
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【ピストン側シム取外】
・ピストン側の丸いシムを取外します。
・シムに付いた汚れやゴミをパーツクリーナーで綺麗にします。 |
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【ワンマンブリーダータンク取付】※ワンマンブリーダータンクを持っている方だけ
・ワンマンブリーダータンクを持っている方は、キャリパーのニップルよりピストン内のブレーキフルードを取り除く事ができます。
こちらの方法がブレーキホースなどに負担をかけないです。
関連:ブレーキフルード交換
→ こちら
・ニップルに付いているゴムキャップを外します。 |
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・メガネレンチ[10mm]をニップルに付けます。
・ワンマンブリーダータンクのホースの先をニップルに差し込みます。
・ホースに通してあるクリップをニップルの上でホースを固定します。
・ニップルを緩めたらピストンを戻します。 | |
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【ピストン戻し】
・ディスクブレーキパッドスプレーダーを使ってピストンを戻します。
関連:ASTRO PRODUCTS ディスクブレーキパッドスプレーダー
→ こちら |
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シャコ万力(Cクランプ)で交換する方は下記のリンクを見てください。
関連:フロントブレーキパッド交換
→ こちら |
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・取外したブレーキパッドがピストンの中央になるようにセットします。
・ディスクブレーキパッドスプレーダーをキャリパーにセットして、ディスクブレーキパッドスプレーダーの先端が取外したブレーキパッドに当てます。
・ピストンを戻します。
ピストンのシールを傷つけないよう注意して、ディスクブレーキパッドスプレーダーを時計回しで回します。
ブレーキフルードの液量も注意してください。 | |
| ピストンを戻す前の状態 |
ピストンがキャリパー内に戻った状態 |
・左側の写真はピストンを戻す前の状態です。
右側の写真はピストンがキャリパー内に戻った状態です。
・ディスクブレーキパッドスプレーダーを反時計回しで取外します。
ブレーキパッドも落下させないよう注意してください。
・ピストン内に汚れやゴミがある場合は綺麗に拭き取ってください。 |
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| ■ブレーキパッド取付 〜 キャリパー取付 |
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【ブレーキパッド取付準備】
・ブレーキパッドの面取りをします。
角を落とす感じで、表面も軽く紙やすりで磨きます。
最後にパーツクリーナーでブレーキパッドの汚れと油分を綺麗に拭き取ります。
・シムのブレーキパッドに当たる面にブレーキシムグリースを塗ります。
向きがあるので注意してください。
・ブレーキパッドの片方のパッド面の裏側に貼り付けます。 |
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【ブレーキパッド取付】
・ブレーキシムグリースをブレーキパッドの左右にあるガイド(写真と下の図の赤丸)に塗ります。
※マウンティングブランケットのパッドクリップ(ブレーキパッドを固定する金具)に当たる部分に塗ります。

・キャリパーのマウンティングブランケットに付いているパッドクリップに取付けます。
ブレーキディスクローターが垂直になるようにしてブレーキパッドをはめ込むようにします。 |
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【ピストン側シム取付】
・ピストン側のシムにブレーキシムグリースを塗ります。
・シムの向きを注意してピストンに取付けます。 |
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【ワンマンブリーダータンク取外】※ワンマンブリーダータンクを持っている方だけ
・ニップルを締付けます。 → 締め過ぎ注意!
・クリップをホースの上部にずらします。
・メガネレンチ[10mm]をホース側に移動させます。
・ブレーキフルードがこぼれないように、ワンマンブリーダータンクのホースの先端を摘まんで、ニップルから取外します。
・ホースに入っているブレーキフルードをタンクに流します。
・ニップルの先端にゴムキャップを取付します。
・パーツクリーナーでブレーキフルードや汚れをふき取ります。
・ブレーキ機能復帰後、ブレーキフルードの漏れていないか確認します。 |
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【キャリパー取付】
・ガイドピン側のネジを固定しながら、左の写真の@とAのボルトを手締めしてからメガネレンチ[14mm]で締付けます。 |
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【施工後(助手席側)】
・助手席側のブレーキディスクローターとブレーキパッドの交換が終わりました。
この状態ではブレーキが利かない状態です。
ブレーキの機能を回復する前に運転席側も続けて作業します。 |
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| ■運転席側 |
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【運転席側のブレーキディスクローターとブレーキパッド交換】
・助手席側と同じように交換します。
・左の写真は施工後の写真です。 |
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| ■ブレーキ機能回復 〜 ホイール(タイヤ)取付 〜 ジャッキダウン 〜 慣らし運転 |
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【ブレーキフルード補充】
・ブレーキフルードを「MAX」の線より少し上ぐらいまで補充します。 |
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【ブレーキフルード蓋閉め】
・ブレーキフルードリザーバーの蓋をします。
蓋を溝に合わせてから右回し(時計回り)で蓋が締まります。 |
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【ブレーキペダル】
・ブレーキペダルを数回踏んで、スカスカの状態から固くなるまで踏みます。
私の場合は約10回ぐらいで固くなりました。
ブレーキフルードリザーバーのブレーキフルードが減っていたら「MAX」の線より少し上ぐらいまで補充します。
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【エンジン始動】
・エンジンを始動させてブレーキペダルを固くなるまで踏みます。
これでブレーキ機能が復活しました。
ブレーキフルードリザーバーのブレーキフルードが減っていたら「MAX」の線より少し上ぐらいまで補充します。
・エンジン停止します。 |
ブレーキのパイプとホースに空気が入ってしまった時の対処方法 |
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・ブレーキラインに空気が入ってしまうと、ブレーキが利かないので非常に危険状態です。
この状態で車の運転は絶対にしないでください。
自分でブレーキのラインのエア抜きができない場合は、すぐディーラーまたは自動車整備工場に連絡して修理を依頼してください。
自分で直す方は、下記の関連リンクでブレーキフルードの交換方法を紹介しています。
関連:ブレーキフルード交換
→ こちら | |
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【ホイール(タイヤ)取付】
・ブレーキディスクローターを固定していた袋ナットを取外します。
・ホイール(タイヤ)を取付します。
ブレーキディスクローターは、グラグラしているため、ホイール(タイヤ)をしっかり押し付けて、袋ナットを手締めをします。
ブレーキディスクローターとホイール(タイヤ)がガタツキが無いことを確認してから、袋ナットをクロスレンチか電動インパクトレンチで適性のトルクで締め付けます。
・数回ホイール(タイヤ)を回して、異音が無いことを確認します。 |
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【ジャッキダウン】
・3tジャッキで車体を持ち上げて、リジットラックを外します。
【袋ナット増し締め】
・タイヤが接地した状態で袋ナットを増し締めします。
関連:ASTRO PRODUCTS M12x1.25 21H 16PCホイールナット(袋ナット)
→ こちら |
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【ボンネット】
・ボンネットを閉じます。 |
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【タイヤ止め取外】
・リアタイヤに付けていたタイヤ止めを取外しします。
【ブレーキの動作確認】
・ブレーキの動作確認をします。
@ エンジンを始動して、当たりが出るまでブレーキペダルを数回踏み込みます。
A 徐行します。
この状態でブレーキをかけた時、異音がしないか、利きが悪くないか確認します。
B 問題無ければ、少しスピードを上げてブレーキをかけてみます。
異音や効きが悪くないか確認してください。
C 最後にもう一度、ブレーキフルードの量を確認してください。
ここまでで問題無ければ、フロントブレーキディスクローターの交換は終わりです。
異音や効きが悪い場合は、一度分解するか、近くのディーラーか整備工場で点検を受けてください。
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【ブレーキランプ点灯確認】
・ブレーキペダルを数回踏んでいるので、必ずブレーキランプの点灯を確認してください。
電球/LED/ヒューズが切れている方は交換して下さい。
交換方法は下記の関連リンクを見てください。
関連:テールランプをLED化
→ こちら
注意! ストップランプの点灯を必ず確認してください。 |
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制動装置等の整備不良でお巡りさんのお世話になると... |
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普通車
反則金
減点数
罰則 |
の場合
¥9,000
2点
3ヶ月以下の懲役 または、5万円以下の罰金 |
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※上の内容はページ作成時の物です。
ストップランプが点かないだけで、これだけ出費と減点します。
気を付けましょう。 | |
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| ■ブレーキパッド・ブレーキディスクローターのアタリ付け方法について ※DIXCELホームページより |
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●イメージとしては・・・
「ブレーキパッドの成分をブレーキディスクローターに徐々に乗せる」イメージで、走行距離を重ねて下さい。
中古のブレーキディスクローターに新品ブレーキパッドを装着した場合は直前に使用していたブレーキパッドの成分がブレーキディスクローター表面に付着しています。
この古いブレーキパッドの成分を一度落とす必要がありますので、研磨を行わない場合は、ブレーキパッドのアタリが付くまで時間が掛かることがあります。
また、組み合わせるブレーキパッドとブレーキディスクローターによっては、アタリが付くまでジャダー(異常振動)が出る場合があります。
●ストリートのみ使用の場合
組合わせるブレーキパッドや走行道路によっても異なりますが、一般道で大体300〜1,000Kmほど必要になります。
その間、急制動、急ハンドルなど急の付く運転は避けて下さい。
また無理矢理、温度を上げるような走行もお控え下さい。(ブレーキディスクローターを歪める原因となります。)
つまり、ごく普通の「安全運転」で走行頂ければ、ストリートでのアタリ付けは完了致します。 |
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| ■錆止め塗装 ※取付後(7日目) |
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【施工前】
・下の写真はフロントブレーキディスクローターを取付してから7日目の状態です。
7日間の間に雨が降ったのが3日でこの状態です。(助手席側)
交換後のフロントブレーキディスクローター
7日後
雨が降ってこの状態です。

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【施工】
・キャリパーとマウンティングブランケットを取外します。
・フロントブレーキディスクローターを取外します。
・ワイヤーブラシと布ヤスリでサビを落とします。
・サビや汚れ、油分をパーツクリーナーで綺麗に落とします。
・通風孔側とハブ側、裏側のハブ側を塗装します。
塗料を厚く塗らないように注意してください。
・塗装が乾くまで放置します。
・塗料が乾いたらフロントブレーキディスクローターを取付けます。
・マウンティングブランケットとキャリパーを取付けます。
・ホイール(タイヤ)を取付します。
【施工後】
・塗装後、初め運転する時にブレーキの利きを必ず確認してください。
塗装前に比べ塗料が付いているのでブレーキの利きが悪くなっています。
走行時は注意してください。
初め低速で数回ブレーキをかけて、ブレーキの利きが良くなってきたら、スピードを上げてブレーキを少し強めに踏みます。
20Km程走行すると下の写真のようになります。
ディスクパッドが当たる部分は綺麗に塗装が剥がれました。
助手席側
助手席側
助手席側
運転席側
予想以上にサビがすごかったので、取付前に塗装した方がいいと思います。
運転席側 |
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| ★施工後 |
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・3回目のブレーキパッド交換とフロント側初めてのブレーキディスクローター交換しました。
・走行距離:133,730kmで交換。
・見た目がすごく綺麗です。
ブレーキディスクローターとホイールの色が合っています。
この光沢がいつまで続くか... → 7日で錆を落として塗装しています。
・ジャダー(振動)は出ていません。
通常通り使用できています。
【関連リンク】
リア側のブレーキディスクローターを交換しています。
ピストンの戻し方はフロント側は押して戻しますが、リア側はネジって戻します。
工具も違ってきます。
詳しくは下記のリンクを見てください。
関連:DIXCEL リアブレーキディスクローター PDタイプ [3754008]
→ こちら |
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【ブレーキ関連リンク】※当ホームページの関連リンクです。
●フロントブレーキ
関連:フロントブレーキパッド交換
→ こちら ※Keiworks[HN22S]のページです。 |
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関連:WedsSport REVSPEC PRIMES[PR-Z123]
→ こちら ※Keiworks[HN22S]のページです。 |
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関連:HITACHIフロントディスクブレーキパッド [HD001]
→ こちら ※mira e:s[LA300S]のページです。 |
|
関連:フロントブレーキパッド交換(ek-WAGON)
→ こちら ※ek・WAGON[H81W]のページです。 |
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関連:FCマテリアル フロントブレーキパッド [MN-506M]
→ こちら ※WAGON R[MH55S]のページです。 |
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関連:ASTRO PRODUCTS ディスクブレーキパッドスプレーダー
→ こちら |
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●リアブレーキ
関連:リアブレーキパッド交換
→ こちら ※Keiworks[HN22S]のページです。
ブレーキピストンキューブの使い方を紹介しています。
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関連:DIXCEL リアブレーキディスクローター PDタイプ [3754008]
→ こちら ※Keiworks[HN22S]のページです。 |
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●パーキング(サイド)ブレーキ
関連:サイドブレーキ調整方法
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●ブレーキフルード
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●キャリパー塗装
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●マスターシリンダー
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