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自作オイルキャッチタンク取付

2008.03.20.施工/公開日

車検クリア(条件付)できます。

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 Keiworksに自作オイルキャッチタンクを取付です。

 
 ★オイルキャッチタンクの役目について

 有害なブローバイガスをエンジンに戻さず溜めるのがオイルキャッチタンクです。

 ノーマルエンジンの場合、エンジンヘッドに溜まる燃焼ガスなどの有害ガスは、ヘッドカバーにあるホースを使って混合気と一緒に再びシリンダーに送られています。

 厳密に計算された上でパワーを絞り出しているレーシングカーのチューニングエンジンは、混合気に不純物が混ざることを嫌い、ブローバイガスを外へ逃がしています。

 このブローバイガスを大気に放出することなく処理するために装着が義務づけられているのが、オイルキャッチタンクです。

 エンジンオイルの劣化を遅らせます。

 

 ★必要な部品/材料 ★必要な工具

・調味料入れ(ステンレス)→ 蓋付きを購入してください。

・ステンレス棒(15φ)

・結束バンド(小)

 ↑ホースバンド(小)を使用した方がいい。

・結束バンド(大)

・ステー → 現車合わせで

・ボルトとナット[6mm](1セット)

・ステンレスタッピングネジ[5mm]

・耐圧ホース(スーパーサンブレーホース)[内径15φ]

 ↑ 長さは現車合わせで。

・コーキング(シリコン)材

 ↑色は何でもいいですが、クリアを今回使用します。

 

・+ドライバー(#2)

・電動ドライバー(ドリル)

・鉄鋼(ステンレス)用ドリル刃[3.5mm]

・鉄鋼(ステンレス)用ドリル刃[5.0mm]

・鉄鋼(ステンレス)用ドリル刃[7.5mm]

・鉄鋼(ステンレス)用ドリル刃[10mm]

・鉄鋼(ステンレス)用ドリル刃[12mm]

・ディスクグラインダー → 鉄鋼用ヤスリでも可

・鉄鋼(ステンレス)用切断用ディスク → 鉄鋼用ヤスリ使用時不要

・保護メガネ → 鉄鋼用ヤスリ使用時不要

・軍手

・プライヤー

・ラチェット[10mm]

・鉄鋼用ノコギリ → 鉄鋼用ヤスリ使用時不要

・コーキングガン

・カッター または ハサミ

・ニッパー

・マジック(細)

 

 ★施工
 ■オイルキャッチタンク本体作成

  施工時の注意点

 ディスクグラインダーの取扱に注意してください。

 ディスクグラインダー使用時、保護メガネ、軍手をして作業してください。

 手を切らないよう注意してください。

・軍手を手にはめ、保護メガネをかけてからディスクグラインダーでステンレスの棒を100mmを2本切ります。

・ステンレス棒の切断面を綺麗に研磨します。

・ステンレス棒の片側に、ホースを2〜3cmぐらい押し込みます。これをもう1個作ります。

 ↑ホースは長めにしてください。

・調味料入れの蓋を外し、蓋表面にカットしたステンレス棒を2つ並べて穴を開ける位置を決めマジックで印を付けます。

 ↑ステンレス棒を並べる時、ホースの厚み分を開けてください。

黒丸がカットする線 赤線が円の中心線←黒丸がカットする線 赤線が円の中心線

・蓋に2つ穴を開けます。

 徐々に大きい穴を開けていきます。

・蓋に穴が開いたらステンレスの棒を2つ穴に通します。 → 蓋を中心から5cm入れます。

・穴とステンレス棒の周りをコーキング材を盛るように塗ります。

蓋の断面図蓋の断面図

・この状態で、コーキング材が乾くまで放置しておきます。

 ステンレス棒が曲がらないようにしてください。

蓋の断面図・コーキング材が固まったら、結束バンド(ホースバンド)でホースで固定します。

・2つのホースの上から結束バンド(大)で結束して固定します。

・調味料本体側の側面上部に3.5mmの穴を開けます。

・調味料本体の穴を開けた部分にコーキング材をちょっと多めに塗ります。

・ステンレスのタッピングネジ山に少しコーキング材を塗り、ステーを通して調味料入れ本体の穴に固定します。

・これでオイルキャッチタンク本体は完成です。

見た目が悪いですが、ちゃんと役目を果たしています。見た目が悪いですが、ちゃんと役目を果たしています。・見た目が悪いですが、ちゃんと役目を果たしています。

 
 ■オイルキャッチタンク取付

  注意! 必ずエンジンが冷えている時に作業してください。

オイルキャッチタンクの取付場所は、赤い四角の位置に取付します。【取付位置】

・オイルキャッチタンクの取付場所を決めます。

←赤い四角の位置に取付します。

 

【エアクリーナー取外】

・ブローバイガスの配管をするため、作業に邪魔な純正エアクリーナーボックスを外します。

 関連:純正エアクリーナーボックス脱着方法

 → こちら

ブローバイガスの配管を固定しているバンドをプライヤーではさみながら外します。その後配管を外します。配管が外れました。・ブローバイガスの配管を固定しているバンドをプライヤーではさみながら外します。

 その後配管を外します。

 

ブローバイガスに付いているバンドを再利用します。・ブローバイガスに付いているバンドを再利用します。

 ブローバイガスの配管は捨てないで保管して置いてください。

 車検時は元に戻した方が無難でです。

ースをヘッドカバー側に取付します。バンドもプライヤーで正規の位置に取付します。【ホース/バンド取付】

・オイルキャッチタンクのホース片方にバンドを通します。

・ホースをヘッドカバー側に取付します。

 バンドもプライヤーで正規の位置に取付します。

・もう1個のホースにバンドを通しておきます。

 

オイルキャッチタンク本体取付位置の事を考えながら、先に純正エアクリーナーボックスに仮付します。・オイルキャッチタンク本体取付位置の事を考えながら、先に純正エアクリーナーボックスに仮付します。

 

【エアクリーナー取付】

・純正エアクリーナーボックスを元に戻します。

 関連:純正エアクリーナーボックス脱着方法

 → こちら ←逆の手順で元に戻してください。

 

インマニなど熱を発生する所には、ホースが接触しないようにして長さを調整して完成です。

【オイルキャッチタンク固定】

・オイルキャッチタンク本体に取付したステーを使って固定します。

 ↑私の場合は、プレッシャーセンサーの固定ネジを利用しました。

・純正エアクリーナーボックスに仮付したホースをねじれやつぶれないように調整してからバンドで固定します。

インマニなど熱を発生する所には、ホースが接触しないようにして長さを調整して完成です。・インマニなど熱を発生する所には、ホースが接触しないようにして長さを調整します。

 

【確認】

・配管を確認します。

 接合部分やホースのねじれ、つぶれが無いか確認します。

 

【施工完了】

・完成です。

 
 ★施工後

・見た目はあまり良くないですが、ちゃんと役割を果たしてくれています。

 

 追記:2008.03.29. オイルキャッチタンク交換

 値段が安かったため購入しました。

 関連:メーカー不明 オイルキャッチタンク取付

 → こちら

 

 
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