改造と改良 → SWIFTsport → エクステリア

 汎用リヤ牽引フック

2019.12.22.施工/公開日

車の長さから飛び出ていませんが、

検査員によって突起物と判断される場合があります。

車検時取外した方が無難でしょうします。

メインページへ戻る 改造と改良 管理人へメール アンケート

注意!

・このページをご覧になっている事は、注意事項(同意書)に同意した事とします。

・直接リンクをお断りしています。

web拍手 by FC2 このページが良かったら「拍手ボタン」をクリックお願いします。

 

 SWIFTsport[ZC33S]に「汎用リヤ牽引フック」を取付しました。

 

 ★今回取付する商品の紹介
 ・汎用リヤ牽引フック

 

【特徴】※amazon「HEARTHORSE」販売ページより

・高密度純アルミニウムタフ合金の端材でできています。

・マルチカラーオプション、表面は陽極酸化ワイヤードローイング着色され、高品質は明るく美しい。

・2つのボルト構造はしっかりしていて信頼性があり、脱落や滑りを防止し、より安定しています。

・航空グレードのアルミニウム、軽量、高強度を使用しできます。

・重いアームをダブルナット固定設計でより安定しています。

 

【詳細】※amazon「HEARTHORSE」ページより

・取付車種

・車両取付位置 

・カラー

・材質

・耐力

・サイズ

汎用

リヤ

レッド/ブルー/ブラック/他 ※この販売会社は3色で販売しています。

t6061アルミニウム合金

4500lb → 2,000Kg

下記の図は私が測ったサイズです。

・重さ

・生産国

・付属品

・注意点

約615g

中国

固定プレートx1 / ボルトx2 / 平ワッシャーx2 / ナットx2

 この商品はSWIFTsportに取付はできますが、ネジの位置の関係でフック部分がリヤバンパーより飛び出て角度も悪いので、このまま加工無しで使用するのは危険だと思います。

 加工前提の商品です

※小傷が多いです。神経質の方にはお勧めできません。

※購入したページに掲載されている平ワッシャーの写真は2枚写っていますが、1枚づつしかありません。

 

【購入店】

・購入店

・購入ページ名 

・購入URL

 

HEARTHORSE ※amazon

HEARTHORSE 改善用 リアトウ牽引フック 陽極酸化ワイヤードローイング着色 (赤)

販売ページのリンクは こちら

 

 

 

・販売業者

・販売業者住所 

・発送場所

・購入価格

・配送料金

汎用フロント可倒式牽引フック

※上の店舗のリンクから購入する場合は自己責任でお願いします。

 トラブルに関してはご自身で対処願います。

※商品欠品時は別のページにジャンプする場合があり、販売価格も違う場合があります。

广州力?网?科技有限公司

中国 広東省 広州市白雲区

amazon多治見配送センターから出荷(ヤマト運輸)

\1,599 (税込[10%]) ※購入時の金額と消費税率です。

対象商品\2,000以上の注文で通常配送無料(本州/四国だけ) ※購入時。

※フロント可倒式牽引フックと同時購入のため送料無料になりました。

 関連:フロント可倒式牽引フック

 → こちら

 
 ★牽引フックの保安基準とけん引免許について

【牽引フックの保安基準について】

・まず、牽引フックに関わる保安基準の原文を見てください。

 道路運送車両保安基準 ※国土交通省ホームページより(こちら)

 第18条:車枠及び車体(1項 第1号 第2号)

 1.車枠及び車体は、堅ろうで運行に十分耐えるものとして、強度、取付方法等に関し 告示で定める基準に適合するものであること。

 2.車体の外形その他自動車の形状が、鋭い突起を有し、又は回転部分が突出する等他の交通の安全を妨げるおそれのあるものでないこととする。

  ただし、大型特殊自動車及び小型特殊自動車にあつては、この限りでない。

 と書いてあります。

 

 牽引フックは指定部品で、取付していても「自動車の構造/装置の軽微な変更」にあたるため、車検クリアできます。

 ただし「道路運送車両の保安基準」など、取付や使用する場合は守らなければいけない項目があるのでまとめてみました。

 @強度が十分耐えられる事。

   SWIFTsport(MT:970Kg/AT:990Kg)を引っ張る事ができれば問題無いです。

 A鋭い突起が無い事。

   先が尖っていたり、バンパーより飛び出過ぎたりしていなければ問題無いです。

 B指定する自動車部品(指定部品)を車体にリベットや溶接による取付は車検NGです。

   溶接またはリベット以外の取付方法により装着した場合が該当するので、構造等変更に係わる諸手続きが不要です。

   ボルト、ナット等で取付された牽引フックは車検クリアできます。

 C牽引フック取付時の寸法が全長±30mm/全幅±20mm/全高±40mm/車両重量が一定範囲内に収まっている事。

   なるべく車両の寸法内に収めるように取付すると問題無いです。

   最低地上高90mmも注意してください。

 

 車検を受ける際に必ず検査員の方と必ず事前に打ち合わせをしてください。

 検査員の方が突起物と判断した場合は車検NGになるので、牽引フックを取外して車検を受けてください。

 

【けん引免許について】

・普通自転車に取付している牽引フックで自動車の故障車を牽引する時は「けん引免許」は不要です。

 けん引免許は「車両総重量が750kgを超える車」を牽引する時に必要になります。

 
 ★必要な部品/材料  ★必要な工具

・スプリングワッシャー[1/2] x 2

・平ワッシャー[1/2} x 2

・ワイヤーリング → 落下防止用 必要な方だけ

・作業用ツナギ(長袖/長ズボン) → 汚れてもいい物。

・作業用手袋

・油性マジック

・掃除道具

・ウエス → 塗装する方だけ

・パーツクリーナー → 塗装する方だけ

・マスキングテープ → 塗装する方だけ

・古新聞紙 → 塗装する方だけ

・塗料缶スプレー(赤) → フック用塗装する方だけ。好みの色で。

・塗装缶スプレー(クリア) → フック用仕上げする方だけ。

 

・メガネレンチ[17mm]

・メガネレンチ[19mm]

・筆 → 塗装する方だけ 補修用

 

●車体に合わせて加工する方は、下記の工具を用意してください。

・ディスクグラインダー 無い場合は鉄鋼用のこぎり

・アルミ切断用ディスク

・鉄鋼用ヤスリ

・保護用メガネ

・電動ドリル

・鉄鋼用ドリル刃[12mm]

・ステッピングドリル[8mm〜20mm]

・ステンレス定規

 

 ★施工

  施工時の注意点

 ・整備資格を持たずに施工する場合や、このページを見て施工した場合は、自己責任でお願いします。

 ・ディスクグラインダーと電動ドリルを使用時は、

  必ず保護メガネと長袖/長ズボン、作業用手袋をして作業してください。

 ・作業は必ず平らな所で作業してください。

 ・火傷するので必ずマフラーが冷えている時に交換作業してください。

 ■フックカバー取外

【取付前に】

・今回購入した牽引フックは、加工前提の商品です。

 金属加工できない方は、ZC33S専用の牽引フックを購入してください。

 これから牽引フックを加工して取付方法と取付方法を紹介します。

 

【フックの位置】

・リヤ側のフォグランプ右側に輸送用の固定用フックがあります。

 SWIFTユーザーマニュアルにも書いていますが、このフックは輸送時の固定用です。

 牽引する専用のフックではない事を頭の片隅で覚えておいてください。

【フックカバー取外】

 フックからフックカバーを取外します。

 左の写真は取外したフックカバーの上面から見た写真です。

 左手でフックカバーのツマミを引っ張って、右手で引っ張りながら両手でフックカバーを取外します。

・フックカバーが外れました。

   
 ■牽引フック加工

【牽引フックの取付位置決め】

・無加工で車に取付すると、リヤバンパーより飛び出たり、最低地上高90mmより低くなったりします。

 どちらも見栄えは悪く、走行するのはとても危険です。

 汎用品で販売されている牽引フックなので、加工前提の商品です。

 見栄えの良い状態で牽引フックを取付したいので取付位置を決めて、牽引フックをカットするラインをマジックで印します。

 私の取付位置は、リングがリヤバンパーギリギリの位置にして、リヤバンパーからリングが飛び出ないようにしました。

 ネジ穴の位置も変更になるので、新たに穴を開けなければなりません。

 穴の位置は固定プレートの2つの穴が合う位置にマジックで印をします。

 

【加工準備】

・ボルト切断や研磨時は火花が出るので、作業用ツナギ(長袖/長ズボン)で肌の露出を減らして、火傷をしないよう防いでください。

・作業用手袋をします。

・目を保護する保護メガネを必ず使用してください。

 鉄粉が目に刺さると大変です。※私は経験者です。

 

【牽引フック加工】

・ディスクグラインダーにアルミ切断用のディスクを取付します。

・マジックで印したカットラインを切断します。

 車のフックの周りの車体の形状に合わせて牽引フックを削ります。

 最後の仕上げは固定用のネジを仮取付して、削る場所を確認して修正します。

 牽引フックのカット前とカット後は、左の写真のようになります。

   
 ■牽引フック取付

【牽引フック取付】

・付属のボルトに付属の平ワッシャーを通します。

・付属のボルトに固定プレートを通します。

・牽引フックを取付位置に合わせます。

・バンパー側の付属のボルトを車両側のフックに通してから牽引フックに通します。

・奥側の付属ボルトはそのまま牽引フックに通します。

・付属のボルトに平ワッシャーを通します。

・付属のボルトにスプリングワッシャーを通します。

・付属のボルトに付属のナットを手で仮締めします。

・付属のボルト側にメガネレンチ[19mm]を取付します。

・付属のナット側にメガネレンチ[17mm]を取付します。

・付属のボルトとナットを締付します。

 2本のボルトの締め付けが均等になるように、交互に締め付けます。

・私の場合は、ボルトとナットが外れても牽引フックが落下しないように、フックと牽引フックにワイヤーリングを取付しました。

 

【保安基準の適合確認】

・牽引フックの取付が保安基準に適合しているか確認します。

@強度が十分耐えられる事。

 これは販売しているページに書かれている数値を信用するしかないですが、2.000Kgまで耐えられるようなので条件はクリアしています。

A鋭い突起が無い事。

 これに関しては鋭く突起している面がありませんのでOKです。

B指定する自動車部品(指定部品)を車体にリベットや溶接による取付は車検NGです。

 牽引フックはボルト、ナット、ワイヤーリング落下防止で取付されているのでOKです。

C牽引フック取付時の寸法が全長±30mm/全幅±20mm/全高±40mm/車両重量が一定範囲内に収まっている事。

 車のリヤバンパーから飛び出ていないのでOKです。

 最低地上高90mmもOKです。

 車両重量も範囲内なのでOKです。

 

 一様、保安基準はOKですが、車検時に検査員の方の考え方で車検OKまたはNGになるので、事前に確認した方がよいでしょう。

 

【完成】

・取付完了です。

   

【メンテナンス】

・取付してから1週間後にボルトとナットが緩んでいないか必ず確認してください。

 緩んでいた場合は締め直してください。

・牽引フックを落下事故を防ぐため、定期的にボルトとナットの締め付け具合を確認してください。

   
 ■牽引フック塗装

【牽引フック塗装】※塗装する方だけ

・牽引フックはこのままでもいいですが、「BENEN IND」の文字が目立ち過ぎなので塗装します。

 また、商品のレビューを見ると、「アルマイト塗装が半年ぐらいで色が薄くなる。」と言う書き込みがありました。

 私に届いた商品のフック部分を見ると、アルマイト塗装はムラがあってあまり上手ではないです。

 そのレビューを書いた人も塗装していると書いていました。

 私の場合はブレーキキャリパーを塗装した赤と同じ色で塗装します。

 赤の色を統一する事で色のバラつきを無くしてバランスを取ります。

ブレーキキャリパー塗装 関連:ブレーキキャリパー塗装

 → こちら

 

 

 

 私の場合は車に取付した状態で塗装します。

 塗装方法は下記のようになります。

 

 @牽引フックの周りを養生します。

 Aよく脱脂をします。

 B塗料スプレーで牽引フックに色を付けます。

  2回〜3回塗装します。

 C文字の所とナット付近が塗りにくいので、筆に塗料を付けて補修します。

 D塗料が乾いたらクリアを吹き付けます。

 E養生を取外します。

 

・塗装完了です。

 
 ★施工後

・今回購入した牽引フックは、汎用品のため通常の取付方法ではなく、現車に合わせた牽引フックの取付方法を紹介しました。

 SWIFTsport[ZC33S]に同じ牽引フックを取付していた方の車を見ると無加工のまま取付されていました。

 リヤバンパーからかなり飛び出ていて、あまり見栄えが良くないのと危険なので加工することにしました。

 牽引フックの厚さが10mmなので、工具があるからと言っても大変でした。

 

・牽引フックの取付は、civic[EG6]の時にAUTOBLAZE製のフロントとリヤに自分で取付していました。

 材質は鉄で厚みは4mmと薄型でした。

 この当時のフロントの牽引フックは可倒式が無かったので、フロントバンパーより飛び出ていたため車検NGでした。

  関連:HONDA sports civic (E-EG-6) → こちら

 

 

 

・下の写真はフロントの可倒式牽引フックも同時に購入して取付しました。

 こちらはネジ径が違ったため、ベースのネジ部分を六角ボルト半ネジを加工して取付しました。

 取付方法は下記の関連リンクを見てください。

  関連:汎用フロント可倒式牽引フック → こちら

 
 メインページへ戻る              Copyright(C) ty_plus5638 All Rights Reserved.