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ek WAGONに「AutoGauge 52φタコメーター (AU-TASWL270)」を取付です。
以前、Keiworksに取付していたメーターです。
所有しているグレードには、タコメーターが付いていないので取付します。
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| ★今回取付する商品の紹介 |
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・AutoGauge 2inch(52φ)タコメーター [AU-TASWL270]
![AutoGauge 2inch(52φ)タコメーター [AU-TASWL270]](http://typlus5638.g1.xrea.com/RPM_01.gif) 【仕様】※取扱説明書より
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・表示範囲
・スケール
・計測方式
・使用電源
・レンズ色
・照明
・その他 |
0 〜 8,000 RPM
270度スケール表示
電気式
DC12V
スモークレンズ
LED(白)
オープニングセレモニー付
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・三菱純正部品 HARNESS, TACHO [MB991799]
![三菱純正部品 HARNESS, TACHO [MB991799] パッケージ](http://typlus5638.g1.xrea.com/ekw_TAC_03.gif)
![三菱純正部品 HARNESS, TACHO [MB991799]](http://typlus5638.g1.xrea.com/ekw_TAC_05.gif)
![三菱純正部品 HARNESS, TACHO [MB991799] ラベル](http://typlus5638.g1.xrea.com/ekw_TAC_01.gif) |
タコメーターに回転信号線をつないでエンジンをかけても、タコメーターの針は0rpmのままになります。
これはエンジン回転信号の電圧(5V)が低いため起こる現象です。
このハーネスでエンジン回転信号を増幅して、追加メーターを使えるようにします。
【詳細】※このハーネスは、エンジン点検する時にサービスマンが使うハーネスです。
・商品名 HARNESS, TACHO
・部品番号 MB991799
・販売価格 \2.205((税込[5%]) → これだけで\2.205はすごく高くないですか?部品を見ると自作できます。
※購入時の価格と消費税率です。
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【地元の某三菱のディーラーでハーネス注文した時の話】
ハーネスを受注した人は営業の方、ハーネスを引取りに行った時はサービスの方が対応してくれました。
どちらの方も同じように、首を傾げて私に「何をする部品ですか?」と聞かれてしまいました。
サービスの方がこのハーネスが何かわからないなんて大丈夫なんでしょうか?
結構有名な部品なんですけど。 | | |
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| ★エンジン回転数の信号について |
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・下の表に書かれている車は、タコメーターの取付不可能です。 ※そのままではエンジン回転数の信号を取出せない。
ディーラーまたは整備工場に確認された方がいいと思います。
車に専用パーツまたは専用ハーネスを取付ける事でエンジン回転数の信号を増幅して取出しが可能になり、タコメーターを取付できる場合があります。
| 自動車メーカー |
車種 |
| 三菱 |
・ekワゴン (純正タコメーターがない車)
・ミニカ/ミニカトッポ (純正タコメーターがない車)
・ミニカ/トッポBJ (純正タコメーターがない車)
・ミニキャブ (MT車で純正タコメーターがない車) |
| 日産 |
・オッティ (純正タコメーターがない車) ※ek-WAGONのOEM車です。
・ウイングロード (WFY11 MT車)
・エルグランド (E51系 VQ25DE車)
・エクストレイル (NT30 MT車)
・キューブ (BZ11 CVT車)
・キューブキュービック (BGZ11 CVT車)
・サニー (純正タコメーターがない車)
・スカイライン (V35系 VQ25DD,VQ30DD車)
・ステージア (M35系 VQ25DD,VQ25DET,VQ30DD車)
・マーチ (AK12 MT車) ・フーガ |
| マツダ |
・RX-8
・デミオ (DY系)
・ベリーサ |
| スバル |
・プレオ (RA系 SPi車) |
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| ★必要な部品/材料 |
★必要な工具
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・平型ヒューズ(5A)
・平型端子(メス) x 2
・エレクトロタップ x 2
・配線[1芯](回転信号用)
↑ 太くなくていいです。長さは現車合わせです。
・配線[2芯](電源用)
↑ 太くなくていいです。長さは現車合わせです。
・傾斜リング → 必要な人のみ
・メーターホルダー → 必要な人のみ
・ビニールテープ(黒)
・強力両面テープ
・ダイソー吸収テープ(黒)
・配線
↑追加メーター移動時使用。長さは現車合わせ。
・結束バンド(小)
・コーキング(クリア)
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・ペンチ
・ニッパー
・6mmドリル刃
・電動ドライバーか電動ドリル
・+ドライバー(2#)
・−ドライバー(2#)
・コーキングガン |
| ★施工 |
| ■三菱純正部品 HARNESS, TACHO (MB991799)加工 |
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・この部品はサービス(エンジン点検)用です。
端子部分がワニグチクリップなので、振動で外れないよう確実に接続するため端子を変えます。 |
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【赤クリップ部分加工】
・ACC(IG)接続配線を加工します。
クリップを切り離して、ギボシ端子(メス)を取付ます。 |
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【白クリップ部分加工】
・タコメーター接続配線を加工します。
クリップを切り離して、ギボシ端子(メス)を取付ます。
【エンジン回転信号線延長】
・エンジン回転検出用の配線を延長します。
平型端子(メス)〜平型端子(オス)の配線を作り、切望部には必ずビニールテープを巻いて、絶縁/抜け防止してください。 |
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| ■三菱純正部品 HARNESS, TACHO (MB991799)取付 |
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【エンジン停止】
・エンジンは必ず停止している事を確認してください。
【グローブボックス取外】
・グローブボックスを固定しているネジ(5個)を取外します。 |
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・グローブボックス上の部分を手前に引くように引っ張ると外れてきます。
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【ACCとアース配線引出】
・シガライターかオーディオカプラーからACC電源とアースを引出します。
・ハーネスの先はギボシ端子(オス)を吊りつけをします。 |
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【内装取外】
・サイドステップカバーを固定しているネジ(3個)を外して、カバーを上に引っ張ると外れます。
・助手席足元にある発炎筒を手前に引っ張って外します。 |
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 ・助手席足元のカバーを外します。
発炎筒に隠れていた黒ネジ(−)を外して、足元にあるプラスチックリベットを外すとカバーが外れます。
足元のカバーを外すとECUが見えます。 |
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【エンジン回転信号線引込】
・バッテリー付近からドアのわきまで、エンジン回転信号線を延長した配線を引き込みます。 |
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・左の写真矢印の部分にハーネスを引き込んでいる所があります。
ここから配線を引込みました。
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・エンジン回転信号線延長配線を車内に引き込んだ後、コーキングを必ずしてください。
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【エンジンルーム】
・ワイパーモーターの付近(写真赤丸)に青いカプラーがあります。
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・エンジンの回転信号を青いカプラーにハーネス(平型端子)を刺して、ビニールテープで絶縁します。
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| ■AutoGauge 52φタコメーター [AU-TASWL270] 気筒設定 |

 ↑3気筒エンジンのスイッチ設定後 |
【気筒数切替スイッチ設定】
・AutoGauge 52φタコメーター [AU-TASWL270]のメーター裏側にエンジンの気筒数を設定するスイッチがあります。
左の写真は初期設定「4」の4気筒エンジンの設定になっています。
気筒数の設定を間違った場合は正しく回転数を表示できません。
また、タコメーターを破損する事もあるので、必ずエンジンの気筒数にあったスイッチの設定をしてください。
・ek・WAGONのエンジンは3気筒エンジンなので、メーター本体の裏側の気筒数スイッチを、「4(初期値)」から「3」に切り替えました。(左下の写真)
●気筒数のスイッチ位置
| 気筒数 |
スイッチ 設定 |
備考 |
| 2気筒 |
2 |
バイクが主ですが、古い軽自動車は2気筒エンジンでした。 |
| 3気筒 |
3 |
主に軽自動車のエンジンです。 ※一部の車種を除き |
| 4気筒 |
4 |
一般的な普通車のエンジンです。 ※タコメーターの初期設定値 |
| 5気筒 |
5 |
ボルボ、GM、アウディ、フォルクスワーゲン、日野などで使用されているエンジンです。 過去にHONDA(インスパイア、ビガー他)のG型エンジンを載せて販売されていました。 |
| 6気筒 |
6 |
一般的な普通車のエンジンです。 トラックを製造しているメーカーで一番多いエンジンです。 |
| 8気筒 |
8 |
メルセデスベンツの直列4気筒エンジンを2基並べたレース用エンジンです。 日本では過去に旧国鉄時代で使用していたディーゼルエンジンがありました。 | | |
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| ■AutoGauge 52φタコメーター [AU-TASWL270] ハーネス加工と接続 |
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【カプラー部分加工】
・使用しない配線(オレンジ)があるので根元からカットします。
→ 
【電源配線】
・電源配線の+(赤)を、ACCかIGにつなぎます。
・電源配線の−(黒)を、アース線かボデーアースにつなぎます。 |
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| ■AutoGauge 52φタコメーター [AU-TASWL270] 取付 |
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【メーター取付位置決め】
・メーターの取付位置によっては車検NGになってしまいます。
スピードメーター周りに取付する場合は、警告灯やスピードメーターが見えなくなる取付は車検NGです。
Aピラーに取付する場合は、ステアリングハンドルより前に出ない状態で取付しないと車検クリアできません。
ステアリングハンドルより飛び出た場合は、突起物とみなされ車検NGになります。
この辺は、車検業務をしている検査員さんに確認した方がいいでしょう。
eK・WAGONはステアリングハンドルの前(コラム)は、メーター類は何も無いので取付はここが一番いいような気がします。
ですが、ポータブルカーナビが取付けられているので、私の取付位置はスピードメーターの近くに設置します。
【メーターの位置まで配線引込】
・タコメーターの配線は、グローブボックス(左の写真赤丸)に配線を通します。 |
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【メーターフード/傾斜リング取付】※傾斜リングを使用する場合
・タコメーター本体にメーターフードを通しておきます。
・傾斜リングを使用する場合は、ここで通しておきます。
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【メーターホルダー取付】
・メーターホルダーに配線カプラーを通します。
・メーター本体に配線カプラーを取付します。
・タコメーターをメーターホルダーに通して固定します。
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【メーターホルダー固定】
・ネジでメーターホルダーを固定したいところですが、取外時の事を考えると穴を開けるのに抵抗があるので、今回はメーターホルダーの接地面に両面テープを貼りつけます。
・両面テープの剥離紙を剥がします。
・タコメーターを設置します。
・タコメーターの表示する向きを調整して、メーターホルダーに固定します。
→スモークレンズは日中は全く数値が見えないので、無反射ガラスに交換済みです。
関連:タコメーターのスモークレンズを無反射ガラスに交換 → こちら |
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・配線を結束バンドなどで固定します。
【内装取付】
・助手席足元のカバーを取付ます。
・発炎筒を取付ます。
・サイドステップカバーを取付ます。
・グローブボックスを取付ます。
【終了】
・これで取付終了です。 |
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| ■動作確認 |
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1.エンジンを始動すると、オープニングセレモニーの後、エンジンの回転を表示します。
2.アクセルを踏込んだ時と戻した時それに合わせて回転数が合えばOKです。
回転が0rpmまたは回転表示がおかしい場合は、再度配線を確認してください。
●動画について
・左の動画は、YouTubeにアップした動画です。
閲覧する機種によっては、動画を見る事ができません。
・動画はKeiworksに取付時に撮影されたものです。 | |
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| ★施工後 |
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・購入時にスモークレンズがどれだけの視界なのか気になっていましたが、日中は見えにくいです。
それとちょうど自分の顔が映ります。
このスモークレンズは後日交換しました。
・下記の関連リンクはKeiworksのページです。
関連:AutoGauge 52φタコメーター (AU-TASWL270)取付
→ こちら ※Keiworksのページ |
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関連:BLITZ R-FIT (多機能フューエルコントローラー)
→ こちら ※Keiworksのページ |
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関連:タコメーターのスモークレンズを無反射ガラスに交換
→ こちら ※Keiworksのページ |
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