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i-Signal Emergency Signal Brake

2019.01.01.施工/公開日

車検クリア(条件付)できます。

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 Keiworksに「i-Signal Emergency Signal Brake」を交換しました。

 

 ★今回取付する商品の紹介

・i-Signal Emergency Signal Brake

 メーカーのパワーエンタープライズ株式会社は、若者層の車離れから業績が悪化し、2017年9月12日に破産申請しました。※負債額が2億3,000万円でした。

 現在は、「POWER LLC (パワー合同会社)」で再建しています。

 メーカーのホームページも写真だけ(リンク切れ)の状態です。

 商品の詳細を確認したのは、取扱説明書とメーカーの公式YouTubeの動画だけです。

 商品の購入は、中古(新古)品の購入になります。

 

【特徴】

・急ブレーキ時にブレーキランプを高速点滅させるシステムは、
 車速50km/h以上かつ減速度が約0.6G以上を条件で急ブレーキを検知した場合に、ストップランプを自動的に高速点滅させるものです。

 LEXUS LS、クラウン、SAI等や海外の一部高級車に純正採用されていましたが、最近販売されている車に急ブレーキ時にハザードランプを高速点滅させるシステムです。

・追突の不安を少しでも解消したい方、高速道路やバイパスなどの利用が多い方、ついスピードを上げ気味で運転される方、サーキット等で、コーナーの進入をカッコよくアピールしたい方におすすめです。

 

【詳細】※取扱説明書より

・メーカー

・対応車種

・対応バルブ

・モード

POWER LLC (パワー合同会社) ※旧:パワーエンタープライズ株式会社

12Vバッテリー搭載車

電球タイプ/LEDタイプのほぼ全国産車

@スタンダードモード

 車速50km/h以上かつ減速度が約0.6G以上を条件で急ブレーキを検知した場合に、ストップランプを自動的に高速点滅します。

 約0.3G以下になると通常点灯します。

Aサーキットモード  ※公道使用不可

 車速50km/h以上かつ減速度が約0.6G以上を条件で急ブレーキを検知した場合に、ストップランプを自動的に高速点滅します。

 ブレーキペダルを離すまで高速点滅し続けます。

Bアイシテルモード  ※公道使用不可

 DREAM COMES TRUEの名曲「未来予想図U」の歌詞の"5回点滅"です。

 車速、減速Gは関係なく、5回点滅後に通常点灯します。

・点灯パターン

全部で11パターン

@常灯

A等間隔点滅

 ・LEDブレーキランプ使用  → 毎分200回〜300回

 ・電球ブレーキランプ使用 → 毎分200回〜240回

B2回点滅 ※公道使用不可

C2-1点滅  ※公道使用不可

Dだんだん遅くなる点滅 ※点滅の速さも変更可 ※公道使用不可

・付属品

・定価

・購入価格

 

・注意事項

ブレーキハーネス(1芯)[4m]、結束バンド(2本)、ギボシ端子[オス/メス](2セット)、両面テープ

\9,000

中古で\5,400(税込[8%]) ※購入時の価格と消費税率です。

 

 本製品は、急ブレーキをした際にブレーキランプ点滅させて、いち早く後続車へ注意を促し、追突事故に起因する原因を防止する効果があります。

 事故を100%防ぐ商品ではありませんので、安全運転に心がけてください。

 
 ★エマージェンシーストップシグナルについて

・自動車メーカー標準のエマージェンシーストップシグナルは、走行中に急ブレーキをかけた時に、自動的にハザードランプを高速点滅させて、後続車に緊急ブレーキ中であることを伝える追突事故防止をサポートするシステムです。

 エマージェンシーシグナルシステム中に停車した場合は、自動的にハザードランプが通常の点滅間隔に切り替わり、後続車の追突防止をサポートします。

 今回取付したi-Signal Emergency Signal Brakeは、約50Km/h以上でブレーキペダルを踏み続けた状態の時に、減速Gが0.6Gの時にブレーキランプを高速点滅して、0.3G以下になると通常点灯するようになります。

 国内の自動車メーカーごとに呼び名と作動速度をまとめてみました。

自動車メーカー 呼び名 [略称] 作動速度
 SUZUKI  Emergency Stop Signal [ESS]  約55km/h以上
 TOYOTA  Emergency Brake Signal [EBS]  60km/h以上
 SUBARU  Emergency Brake Signal [EBS]  60km/h以上
 HONDA  Emergency Stop Signal [ESS]  60km/h以上
 DAIHATSU  Emergency Stop Signal [ESS]  約60km/h以上
 mazda  Emergency Signal System [ESS]  約55km/h以上
 MITSUBISHI  Emergency Stop Signal System [ESSS]  約55km/h以上
 NISSAN  Intelligent Emergency Brake [IEB]  約10km/h〜80km/hの範囲。
 ※車速約60km/h以上では、歩行者に対しては作動しません。

 国内の各自動車メーカーは、55〜60Km/h以上で作動するようになっている事がわかりました。

 
 ★必要な部品/材料 ★必要な工具

・ウエス

・パーツクリーナー

・エレクトロタップ 1個

・ギボシ端子(オス/メス) 2セット

・結束バンド(中)

・配線(1芯) → ECU(速度センサー)へ配線する方だけ。長さは現車合わせ。

・配線(2芯) → ブレーキ配線延長用(復帰用)。長さは現車合わせ。

・スパイラルチューブ

・3Pカプラー → 本体取付場所によって必要な場合だけ。

・コーキング(シリコン) → ECUから車速信号を分岐する方だけ。

 

・+ドライバー(#2)

・+ドライバー(#2) → 先の短い物。

・ニッパー

・電工ペンチ

・ハサミ

・水平器 → 小さい物。

・配線を引き込む棒 → ワイパーゴムに使用しているステンレスの棒など。

・コーキングガン → ECUから車速信号を分岐する方だけ。

・カッター → ECUから車速信号を分岐する方だけ。

 

 ★施工

  施工時の注意点

 ・ブレーキランプは重要保安部品です。

  整備資格を持たずに施工する場合や、このページを見て施工した場合は、自己責任でお願いします。

 ・必ず部品を触る前や施工前に、体の静電気を車体以外の金属に触れて放電してください。

 ・作業は必ず平らな所で作業してください。

 ・走行直後にバルブ(電球タイプ)を触ると火傷するので、時間を置いてから作業してください。

 ・ECUから車速信号を分岐する方は、必ずエンジンが冷えている時に交換作業してください。

 ■速度パルス信号設定

【速度パルス信号設定】

・車種別に速度パルス信号を設定しなければ正常に速度を認識させるため、ピンク色のディップスイッチの1と2をON/OFFする事で設定する事ができます。

 速度パルス信号は

「2パルス」「4パルス」「8パルス」「16パルス」「20パルス」「25パルス」「36パルス」「40パルス」

の8種類です。

 最近の車の多くは「2パルス」「4パルス」「8パルス」「16パルス」を採用しています。

・車種別の設定は、日産車、日産以外の国産車、BMW MINI、BMWの4つです。

 ディップスイッチは必ずONかOFFのどちらかにしっかりと移動させてください。

 ON/OFFの中間にあると正しく速度パルス信号を認識できません。

 私の場合はSUZUKI車なので、下の図の「その他国産車」の設定です。

 ディップスイッチ2をONにします。

 

   
 ■本体設置場所

【本体取付位置】

・i-Signal Emergency Signal Brake本体の取付位置を決めます。

 本体を取付時に注意する事があります。

 

 @本体に「Front」の文字がある方を必ず進行方向に向けて取付します。

 A本体設置は、ディップスイッチがある面を見えるようにして、左の図のように取付します。

 

 B本体には高感度のGセンサーが取付けられています。

  水平器を使用して正確に出さなくてもいいですが、必ず水平になる所に取付してください。

 

 C運転に支障が出る所に本体を取付しないでください。

  交通事故防止のため、ハーネスがペダルや足に引っかからない所に取付してください。

 

 上記の事を踏まえて本体を取付してください。

 

 私の本体設置場所は、コンソールアンダートレイ(運転席足元前にあるカバー)のトレー部分の下面に取付します。

   
 ■内装取外

【サイドシルフロントスカッフ/ダッシュサイドトリム/コンソールアンダートレイ取外】

・ブレーキ配線をハーネスより引き込むため、サイドシルフロントスカッフと、ダッシュサイドトリムと、コンソールアンダートレイを取外します。

 取外方法は、下記の関連リンクを見てください。

 関連:コンソールアンダートレイ/ダッシュサイドトリム脱着方法

 → こちら(#取外方法)

 


@ダッシュサイドトリムを取外します。

 左の写真の黄色で囲った所にプッシュリベットがあります。

 このプッシュリベット2つでダッシュサイドトリムが固定されています。

 プッシュリベットの取外方は、下記のようになります。

プッシュリベットの脱着方法●プッシュリベットの取外方法

・センターピンを先細のドライバーで押します。

・プッシュリベット本体を引き抜きます。

 

 関連:エーモン プラスティリベット No.1921とNo.1922

 → こちら



Aダッシュサイドトリムを取外します。

 ダッシュサイドトリムの下側を上に持ち上げると取外せます。

 

Bコンソールアンダートレイの下部のネジを3か所取外します。

 

Cコンソールアンダートレイを取外します。

 数か所ツメで止まっているので、コンソールアンダートレーの下を軽く手前に引いて、コンソールアンダートレーの左上を引張って外します。

Dサイドシルフロントスカッフを取外します。

 サイドシルフロントスカッフは、3か所ツメで固定されています。(写真赤丸の位置)

 両手でサイドシルフロントスカッフを掴んで、上に持ち上げます。

 この時、Bピラーの内装に引っかかった状態になるので、かわしながら取外します。

 サイドシルフロントスカッフが外れました。

 ハーネスが見えてきます。

   
 ■ブレーキ配線

【ブレーキハーネス延長】

・今回付属品のブレーキハーネス(4m)ありますが使用しないで、新たに配線(2芯)を加工します。

 i-Signal Emergency Signal Brakeを取外後にブレーキ配線を配線を復帰できるようにします。

 

@本体を設置する場所からサイドシルフロントスカッフの所までの長さを用意します。

 

A配線(2芯)の両方にギボシ端子を取付けます。

 本体から出ているブレーキの配線(赤)は長い方と短い方の2本ありますが、短い方がスイッチ側(入力)で長い方がブレーキランプ側(出力)になるので、配線(2芯)の配線の色を覚えておいてください。

 

Bギボシ端子を取付した方とは反対側もギボシ端子を取付けます。

 

C写真のように本体のブレーキ配線(入力と出力)に加工した配線(2芯)を接続します。

 

※本体設置場所によっては、速度センサーの配線やアースの配線を延長する事になります。

 私の場合は速度信号の配線とアースの配線は加工しませんが、後で施工方法を紹介します。

 

【ブレーキ配線】

・サイドシルフロントスカッフを外した所に黒いテープで巻き付けてあるハーネスがあります。

 そのハーネスよりブレーキの配線を加工します。

 MT車ならスイッチのすぐ後の配線でもいいのですが、Keiの電気配線図集を見るとAT車になると配線が増えているので、サイドシルフロントスカッフを取外した方がいいと思います。

 また、ブレーキの配線はAピラーとBピラーの間付近で助手席側のブレーキランプに配線が分岐しているので、なるべく前側でブレーキ配線の加工をしてください。

 手順は下記のようになります。

@ハーネスに巻き付けてある黒いテープを作業しやすい所まで外します。

 

Aハーネスの配線の中から「緑/白」の配線を探します。

 

B「緑/白」のブレーキ配線をニッパーでカットします。

 ブレーキペダルを押した時にブレーキランプが点かないことを確認します。

 

C「緑/白」のブレーキ配線のカットした所にギボシ端子を取付します。

D加工した配線(2芯)とハーネスのブレーキ配線を接続します。

Ei-Signal Emergency Signal Brake本体から出ている配線をスパイラルチューブで巻き付けます。

 

F延長したブレーキ配線とハーネスを一緒に束ねて、結束バンドで締付まとめます。

Gアース線のクワガタ端子を写真の黄丸のボルトに取付けます。

 

Gi-Signal Emergency Signal Brake本体から出ている配線を、ボンネットオープナーのワイヤーの上に通すため、ボンネットオープナーを固定しているリベット(写真赤矢印)2ヵ所を下の図のようにして取外すとボンネットオープナーが外れます。

 

Hi-Signal Emergency Signal Brake本体から出ている配線を、ボンネットオープナーのワイヤーの上に通したら、ボンネットオープナーを取付てからリベットで固定します。

 

プッシュリベットの脱着方法●プッシュリベットの取外方法

・センターピンを先細のドライバーで押します。

・プッシュリベット本体を引き抜きます。

 

●プッシュリベットの取付方法

・左の図上(ロック解除)のようにピンを外側に押し戻します。

・プッシュリベット本体を差し込みます。

・センターピンを軽く押して頭の部分が平らになるようにします。

 関連:エーモン プラスティリベット No.1921とNo.1922

 → こちら

   
 ■車速信号配線

【車速信号分岐】

 車速信号を分岐するには、

  *スピードメーターから分岐する方法

  *ECUから直接車速信号を分岐する方法

  *グローブボックスの奥にあるハーネスから分岐する方法

 の3つがあります。

 このページで紹介するのは、スピードメーターから分岐する方法とグローブボックスの奥のハーネスは作業しづらいので、ECUから直接車速信号を分岐する方法の2つを紹介します。

 

●スピードメーターから車速信号を分岐する方法

 こちらの方法で作業する場合は、i-Signal Emergency Signal Brake本体から出ている車速信号の配線は延長せずに作業できます。

 関連:超拡散マイクロLED

 → こちら

 関連:G-THEMIS 3Dカーボンシート 75cm x 50cm

 → こちら(#純正メーター)

 

【メーターガーニッシュ取外】

@写真の赤丸で囲ってある+ネジを、先の短い+ドライバー(#2)で外します。


Aメーターガーニッシュを取外します。

 メーターガーニッシュのフロントガラス側にはツメで引っかかっているので、メーターガーニッシュを少し斜めにして取外します。

 下の写真のようにメーターガーニッシュの左下にコンソールアンダートレイのツメで固定されているので、コンソールアンダートレイを取外さなければメーターガーニッシュを取外す事ができません。

 メーターガーニッシュが外れました。

Bスピードメーターを固定している+ネジ(写真赤丸)を取外します。

 

Cスピードメーターを取外します。

 ハーネスが付いているので、スピードメーターの底面が見えるように向きをゆっくり動かしてください。

Dスピードメーターの裏側にG24カプラー(白-13P)とG25カプラー(黒-16P)の2つのカプラーが刺さっています。

 G24カプラーとG25カプラーの2つのカプラーをツメを押しながらカプラーを外します。

E運転席のペダル付近からスピードメーターの取外した所に、i-Signal Emergency Signal Brake本体から出ている車速信号線を通して引き出します。

 

FG24カプラー(白-13P)の配線の中から「紫」の配線を探します。

 

G「紫」の車速信号配線と延長した車速信号配線をエレクトロタップで分岐します。

 

Hスピードメーターの表示板を上にして、取付けていた穴にスピードメーターを入れます。

 

IG24カプラー(白-13P)とG25カプラー(黒-16P)の2つのカプラーをスピードメーターに刺し込みます。

 

J写真の黄丸の突起物は、スピードメーターを設置時の位置決め用です。

 スピードメーターの穴と突起物を合わせます。

 

Kスピードメーターを+ネジ(写真赤丸)で固定します。

Lメーターガーニッシュを差し込みます。

 

M写真の赤丸で囲ってある+ネジを、先の短い+ドライバー(#2)で締付ます。

 

【車速信号配線接続】

・延長した車速信号配線をi-Signal Emergency Signal Brake本体から出ている車速信号配線をギボシ端子で接続します。 

 

 スピードメーターから車速信号を分岐する方法はこれで終わりです。

   

●ECUから車速信号を分岐する方法

 こちらの方法で車速を分岐する場合は、配線の延長しなければなりません。

 また、この作業はECUのカプラーを取外してから10分以内に終了しなければECUがイニシャライズ(初期化)されているのでラーニング(学習)する必要があります。

 

【車速信号線延長加工】

@i-Signal Emergency Signal Brake本体設置する場所からエンジンルーム内のECUまでの長さの配線(1芯)を用意します。

 

A延長する車速信号線の先端(片側だけ)にギボシ端子のメスを取付けます。

 

【ECUの場所】

@ボンネットを開けます。

 

AKeiのECUがある場所は、エンジンルームの右奥(写真四角で囲っている所)にあります。

 

【静電気放電】

・ECUを触る前に素手で金属に触れて、体に溜まった静電気を放電します。

 

【車速信号線引込】

@写真の赤丸の所には、車内からエンジンルームにハーネスを通す穴があります。

 貫通している所にはゴムで覆っているので、ハーネスを傷つけないように配線(1芯)が通る穴を開けます。

 

A延長した車速信号線のギボシ端子のメスを取付した方を車内に配線を引き込みます。

 エンジンルームより引き込んだ車速信号線は、助手席の足元に出てきます。

 

B車速信号線をi-Signal Emergency Signal Brake本体設置する場所まで引き込みます。

 

C車速配線を引き込む時に開けたゴムの部分に、コーキングを塗って、雨が車内に入らないようにします。

 

【インジェクションコントロールカバー取外】

・ECUの左側にコネクター部分を保護しているインジェクションコントロールカバーを両手で水平に持ち上げて外します。

ECUカバー取外

 

【カプラー取外】

@ECUにP26カプラー(写真左側)と34Pカプラー(写真右側)の2つが刺さっています。

 カプラーのツメを押しながらカプラーを取外します。

 カプラーを外してから10分以内に配線分岐作業を終わらせてください。

A26Pカプラーの中から「紫」の車速信号配線を探します。

 下の図の位置に車速信号配線はあります。

 

 ※10型、2WD(FF)、K6Aエンジン、TURBO、HITACHI製ECUの配線位置です。

  他の駆動方式やエンジンによって配線が違う場合があるので、ディーラーなどで確認してください。

 関連:ABA-HN22S(10型 MT)のECU配線

 → こちら



B「紫」の車速信号配線と延長した車速信号配線をエレクトロタップで分岐します。

 

CECUにP26カプラー(写真左側)と34Pカプラー(写真右側)の2つを「カチッ」と音がするまで押し込みます。

 もし、ここまでの作業で10分過ぎた場合は、ECUがイニシャライズ(初期化)されているので、ラーニング(学習)の作業を取付終了後に行ってください。

 ECUのラーニング(学習)方法は下記のリンクを見てください。

 関連:関連:ABA-HN22S(10型 MT)のECU配線

 → こちら(#ECUの再学習について)

【インジェクションコントロールカバー取付】

・ECUのカプラーから出ている配線に気を付けながら、ECU側の水に合わせてからインジェクションコントロールカバーを両手で水平に下げます。

 固定された感触があればインジェクションコントロールカバーの取付完了です。

ECUカバー取付

 

【車速信号配線接続】

・延長した車速信号配線をi-Signal Emergency Signal Brake本体から出ている車速信号配線をギボシ端子で接続します。

 

 これでECUから車速信号を分岐する方法はこれで終わりです。

 

   
 ■内装取付

【内装取付】

・サイドシルフロントスカッフ、コンソールアンダートレイ、ダッシュサイドトリムを取付けます。

 手順は下記の関連リンクを見てください。※逆の手順で

 関連:コンソールアンダートレイ/ダッシュサイドトリム脱着方法

 → こちら(#取付方法)

 関連:エーモン プラスティリベット No.1921とNo.1922

 → こちら

 

@サイドシルフロントスカッフの左側をBピラーの内装に差し込みます。

 

Aサイドシルフロントスカッフの底面の突起物と車体側の小さい穴に合わせて押し込みます。

 

赤枠の所に付いている黄色いプラスチックを取外します。 ← 指で押すと後に落ちます。

B灰皿付近の赤枠の所に付いている黄色いクリップ(プラスチック)を取外します。← 指で押すと後に落ちます。

 赤枠の所に付いている黄色いプラスチックを取外します。 ← 指で押すと後に落ちます。 → 黄色いプラスチックが外れました。

黄色いプラスチックをコンソールアンダートレーに取付します。

C黄色いクリップ(プラスチック)をコンソールアンダートレーに取付します。

Dコンソールアンダートレイを取付します。

 Bの写真黄色い四角の部分にある丸い穴に、コンソールアンダートレーの細い棒状の部分が入るようにして、各爪のある部分をコンソールアンダートレーから押して取付して固定します。

 この時「カチッ」と音がします。

 

Eネジを3か所とめます。

 

 

Fダッシュサイドトリムを取付します。

 ダッシュサイドトリムを上から刺して斜めに取付して下の方に下げて固定します。

 プッシュリベットを上下2ヶ所取付します。

 下の図のようにロック解除の状態で差込、センターの棒を指で押してロックします。

 

プッシュリベットの脱着方法●プッシュリベットの取付方法

 

*取付

・左の図(ロック解除)のようにピンを外側に押し戻します。

・プッシュリベット本体を差し込みます。

・センターピンを軽く押して頭の部分が平らになるようにします。

 

 関連:エーモン プラスティリベット No.1921とNo.1922

 → こちら

 内装の取付完了です。

   
 ■i-Signal Emergency Signal Brake本体取付

【i-Signal Emergency Signal Brake本体取付】

・i-Signal Emergency Signal Brake本体を取付します。

 私の場合はコンソールアンダートレイの底面に取付します。

 私の場合は下記のように取付しました。

 

@i-Signal Emergency Signal Brake本体のディップスイッチのある面の反対側をパーツクリーナーで脱脂します。

 

A付属の両面テープの剥離紙を剥がして、i-Signal Emergency Signal Brake本体に貼付けます。

 

Bコンソールアンダートレイの底面をパーツクリーナーで脱脂します。

 

Ci-Signal Emergency Signal Brake本体に貼付けた両面テープの剥離紙を剥がします。

 

Di-Signal Emergency Signal Brake本体をコンソールアンダートレイの底面に貼付けます。

 写真のように取付できました。

 i-Signal Emergency Signal Brake本体を横に取付すると、写真のようになります。

 

E運転中に配線でペダルが踏めないなんて言う事が起きないように、確実に配線を処理します。

 私の場合はコンソールアンダートレイの裏側にハーネスを固定するフックがあります。

 そのフックに束ねました。

   
 ■動作確認 ※追突事故防止のため、必ずブレーキランプの点灯する事を確認してください。

【動作確認】

・i-Signal Emergency Signal Brakeの動作確認をします。

 設定をする前にブレーキランプが点くか確認します。

 ブレーキペダルを手で押すと、i-Signal Emergency Signal Brakeの赤いLEDが点灯します。

 ブレーキランプも両方点灯する事も確認します。

 

 

   
 ■設定

【確認用LEDとSETスイッチについて】

・各モードの切り替えや設定をする時に使用します。

 設定時の基本操作は、

 @ブレーキペダルを踏むまたは手で押します。

 ASETスイッチを1回押して、各モードの切り替えまたは、SETスイッチを長押しして、セッティングモードで設定をします。

  または 

 Bブレーキペダルを離すと設定終了です。

 

 設定方法は、下記の手順でします。

 

●スタンダードモード ※一部公道使用不可

・車速50km/h以上かつ減速度が約0.6G以上を条件で急ブレーキを検知した場合に、ストップランプを自動的に高速点滅し、約0.3G以下になると通常点灯します。

 

【設定方法】※商品取付時はノーマル点灯です。

@ブレーキペダルを踏むまたは手で押します。

 

ASETスイッチを約2秒長押しすると、セッティングモードに変わります。

 

B確認用LEDを見ながら、SETスイッチを1回押すと「等間隔点滅」、SETスイッチをもう一回押すと「ノーマル点灯」に切り替わります。

 私の車は「等間隔点滅」の設定にしています。

 

Cブレーキペダルを放すと設定が終わります。

 

●点滅設定 ※一部公道使用不可

・「等間隔点滅」の時、ブレーキランプの点滅間隔を任意で設定できます。

 

【設定方法】

@ブレーキペダルを押しながら、黄色い部分に+ドライバーの先を十字に合わせて回します。

 ※強く押すと破損するので注意してください。

 左の写真の位置に合わせます。

  ※初期値は毎分200回

  *LEDブレーキランプ使用の場合  → 毎分200回〜300回まで

  *電球ブレーキランプ使用の場合 → 毎分200回〜240回まで

 

Aバルブ別設定

・使用しているランプに合わせて設定します。

 

 *LEDランプの場合

  200〜300の間で設定します。

  ※300以上は公道使用できません。

 関連:テールランプをLED化

 → こちら

 

 *電球ランプの場合

  200〜240の間で設定します。

  ※240以上は公道使用できません。

 

Bブレーキペダルを放すと設定が終わります。

 

 

●アイシテルモード ※公道使用不可

・DREAM COMES TRUEの名曲「未来予想図U」の歌詞の"5回点滅"です。

 車速、減速Gは関係なく、5回点滅後に通常点灯します。

 ※このモードだけ使用する場合は、車速信号に接続しなくても動作します。

・セッティングモードで「2回点滅」、「2-1点灯」、「徐々に間隔が長くなる点滅」に切り替えができます。

 

【アイシテルモード設定方法】※公道使用不可

@ブレーキペダルを踏むまたは手で押します。

 

ASETスイッチをを1回押すと、アイシテルモードに切り替わります。

 

Bブレーキペダルを放すと設定が終わります。

 

【「2回点滅」「2-1点灯」「徐々に間隔が長くなる点滅」設定方法】※公道使用不可

@「アイシテルモード」設定時に、ブレーキペダルを踏むまたは手で押します。

 

ASETスイッチを約2秒長押しすると、セッティングモードに変わります。

 

B確認用LEDを見ながら、SETスイッチを1回押すと「2回点滅」、SETスイッチをもう一回押すと「2-1点灯」、SETスイッチをもう一回押すと「徐々に間隔が長くなる点滅」」に切り替わります。

 

Cブレーキペダルを放すと設定が終わります。

 

●サーキットモード ※公道使用不可

・サーキットモードは、車速50km/h以上かつ減速度が約0.6G以上を条件で急ブレーキを検知した場合に、ストップランプを自動的に高速点滅して、ブレーキペダルを離すまで高速点滅し続けます。

 ※サーキットモードは公道で使用できません。

 

【設定方法】

@サーキットモードにするには、ディップスイッチ3のスイッチを「ON」に切り替えます。

 

Aスタンダードモードに戻すには、ディップスイッチ3のスイッチを「OFF」に切り替えます。


・左の動画は、POWER LLC(旧:パワーエンタープライズ(株))が公式YouTubeで公開している商品説明動画です。 

 動画の車種はmazda RX-7[FD3S]です。

 一通りのブレーキの光り方を紹介しています。

 ※動画の削除(リンク切れ)の場合は表示されません。

 
 ★施工後

・新しい車には付いているエマージェンシーストップシグナルをKeiworksに取付してみました。

 余儀なく急ブレーキをかけた時、後続車が突っ込んでこないよう注意を促す安全装置です。

 もしもの時、車の被害を少なくする事だけではなく、搭乗者のケガを軽減できればと思い取付しました。

 取付は私としては簡単な方だと思います。

 取付時間は30分(写真、メモの時間を含む)でした。

 

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