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AutoGauge純正油温計&水温計用センサー[APD]

2017.09.09.施工/公開日

車検クリアできます。

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 Keiworksに取付けているAutoGaugeの油温計のセンサー「AutoGauge純正油温計&水温計用センサー[APD]」を交換しました。

 

 ★今回取付する商品の紹介

・AutoGauge純正油温計&水温計用センサー[APD] ※3747-SENSOR

【特徴】

・AutoGauge(RACETECH)の油温計と水温計の交換用のセンサーです。

 
 ★油温(水温)センサー購入時の注意点
 ■油温(水温)センサーが壊れた時の確認方法

【油温(水温)センサーが壊れた時の確認方法について】

・センサーを購入前に下記の事を確認します。

 センサーが壊れる時の症状は、油温計も水温計も同じです。

  1. メーターのバックライトが点滅(左の写真は水温計)する。

    ※メーター本体の内部温度上昇(外気温が高かった時など)の時もバックライトが点滅します。

    センサーの故障では無いので、メーター本体の内部温度が下がるまでバックライトが点滅しています。

  2. メーターから油温センサー間の配線の断線。

  3. 温度表示が正しい数値でない。(低い/高い)

  4. 針の動きがフラフラ不安定になる。

 です。

 私の経験したセンサーの故障の症状です。

 1のバックライト点滅でセンサー不良をメーター本体が検知しています。

 念のため、2の配線の導通を確認とカプラーの差し込み具合の確認をします。

 配線の導通が無かったり、カプラーが緩んでいるようであれば、配線を購入してください。

 3と4はバックライトの点滅が無くても、温度表示が適正値を表示できなかったり、針の動きが不安定になります。

 この場合はセンサーが壊れれているので交換が必要です。

 

 ■油温(水温)センサーを購入する時の注意

【水温/油温センサーの種類】

・AutoGauge(RACE TECH)のセンサーは、メーターの種類によって購入するセンサーが違います。

 油温/水温計用のセンサーの場合は、私が知っているセンサーは4つあります。

 油温計に付属されていたタイプのセンサーは、交換用として販売している所があります。

 今回故障している油温センサーがこの形状のセンサーです。

 関連:AutoGauge 60φ電子式油温計取付

 → こちら



 水温計を購入した時は、交換するタイプと違い、金属の材質が違います。

・よく販売されているのが、左下の写真の先の細いタイプの交換用のセンサーです。

 関連:AutoGauge 60φ電子式油温計取付

 → こちら



 今回は、先回水温計を購入した時に使用しないで保管していたセンサーを使用します。

 関連:AUTO GAUGE 60φ水温計取付

 → こちら ※油温計として使用しています。

 

【購入するセンサーの見分け方】

純正油温センサーは、2種類あります。

 私もいくつかのWebショップの写真を見ていた時に気付きました。

 購入時に使用しているメーターに合わせて購入しないとメーターはちゃんと動作しません。

 親切なWebショップでは、プルダウンメニューで商品別になっているため、間違ってセンサーを購入する事が無いですが、ほとんどのWebショップは、その表記が無い状態で販売されています。

 当然レビューを見ると、「抵抗値が違うため動作しない」と言う書き込みもあります。

 このような事にならないようにするため、適合するメーターのシリーズの見分け方を紹介します。

 

 センサーの見分け方は、

  *センサーの六角の部分に英文字が刻印

  *メーター文字盤右下の表示

 で見分ける事ができます。

 購入時は、六角の部分の記号の刻印を確認して購入してください。

刻印 品番  使用できるシリーズ メーターの文字盤
右下表示
使用している
ステッピングモーター

APD

3747-SENSOR  SM、RSM、PK、RPK、他 SWISS スイス製
JPN 3747-SENSOR-JPN  430(SM2)、DUAL TEMP、FLD、EVO、RMT、他 MOVEMENT 日本製
ADVANCE
JAPAN
 
 ★必要な部品/材料 ★必要な工具

・エンジンオイル

・オイルエレメント

・シールテープ または 液体パッキン

・パーツクリーナー

・ウエス

・ティッシュペーパー

・作業用手袋

・使い捨てビニール手袋

・オイル処理剤

・コーキング(シリコン系)

・オイルセンサーアタッチメント交換用ゴムパッキン

 ※オイル漏れするようでしたら使用しているオイルセンサーアタッチメントのゴムパッキンのサイズの物を購入してください。

 

・オイル受け

・オイルエレメントフィルターレンチ[70mm]

・ディープソケット[24mm] ※オイルクーラーのセンターボルト締付時使用

・ラチェットハンドル

・モンキーレンチ[250mm] x 2

・モーターレンチ または ウォーターポンププライヤー

・カッター

・コーキングガン

・3tジャッキ または 2tジャッキ

・リジットラック(2本) または コンクリートブロック(2個)

・タイヤ止め

 ★施工

  施工時の注意点

  ・整備資格を持たずに施工する場合や、このページを見て施工した場合は、自己責任でお願いします。

  ・必ず部品を触る前や施工前に、体の静電気を車体以外の金属に触れて放電してください。

  ・作業は必ず平らな所で作業してください。

  ・火傷するので必ずエンジンが冷えている時に交換作業してください。

 ■故障している油温センサー取外

【ジャッキアップ】

・リヤタイヤにタイヤ止めをセットします。

・サイドブレーキをしっかりと引いてください。

・車体前側をリフトアップします。

 リジットラック(2本)またはコンクリートブロック(2個)で車体を固定します。※私はコンクリートブロック使用

・車体を揺らしてフロント部分がしっかり固定されていることを確認します。

【ボンネット】

・ボンネットを開きます。

 

【センサーの配線取外】

・オイルセンサーアタッチメントに付いているセンサーから、配線をすべて外します。

【オイルエレメント取外】

・オイル受けをオイルエレメントの下に置きます。

・オイルエレメントを取外します。

 この時に大量のエンジンオイルが流れ出ます。

 しっかりとエンジンオイルをオイル受けに受け取ってください。

 パーツクリーナーを吹きかけると、エンジンオイルの切れが早くなります。

・エンジンオイルが切れるのを待ちます。

・エンジンオイルが抜けたら、パーツクリーナーで綺麗に汚れをふき取ります。

【オイルセンサーアタッチメント取外】

・オイルセンサーアタッチメントを取外します。

 オイルセンサーアタッチメントの中央のセンターボルトを外します。

 私の場合は手持ちにセンターボルトのサイズのディープソケットが無いので、モンキーレンチで挟む部分の肉厚が少ない物をセンターボルトに取付、そのモンキーレンチの手で持つ所にもう一つのモンキーレンチを挟めて、センターボルトを緩めました。

 センターボルトを抜き取る時、オイルセンサーアタッチメントをしっかり押さえてください。

 センターボルトを無理なく外す事と、オイルセンサーアタッチメントを落下してケガをしないためです。

 関連:JURAN オイルセンサーアタッチメント ダブル [SAW-1]

 → こちら


【Oリング確認】

・オイルセンサーアタッチメントからOリングを取外します。

 Oリングの潰れ(変形)、傷、切れ目が入っているようなら交換してください。

 

【油温センサー取外】

・故障した油温センサーをオイルセンサーアタッチメントから取外します。

・オイルブロック側のネジ山に、シールテープか液体パッキンが付いている場合は、キレイに拭き取ってください。

 

【油温センサー廃棄】

・油温センサーの処分は、お住いの自治体のゴミのルールで破棄してください。

 
 ■新しい油温センサー取付

【シールテープ】

・油温センサーのネジ山に、シールテープか液体パッキンを付けます。

 シールテープの場合は、油温センサーの先端側のネジ山からナットの方に向かって巻きます。

 左の図のようにシールテープの持ち方に注意します。

 シールテープは多少引っ張りぎみで、左の図の矢印の方向に巻きます。

 油温センサーのネジ山は1/8PTです。

 すり鉢状になっているネジなので、4〜5回巻くだけで十分です。

【オイルセンサーアタッチメントに取付】

・油温センサーをオイルセンサーアタッチメントに取付します。

 油温センサーのネジ山をオイルセンサーアタッチメントのネジ山にねじ込みます。

 ねじ込んだら絶対に元の方向(緩む方)には回さないでください。

 オイル漏れの原因になります。

 ネジを締め付け過ぎるとネジ山破損でオイルが漏れることもあるので、注意してください。

【オイルクーラーセンターボルトの確認】

・オイルクーラーを固定しているセンターボルトは、長い期間使用してオイルエレメントの交換や、オイルセンサーアタッチメントの脱着時に緩むことがあります。

 オイル漏れは車検NGなので、緩んでいた場合は、ディープソケット[24mm]で締付けます。

 緩んでいた時は必ずエンジン始動時オイル漏れが無いか確認してください。

 もし漏れていれば、オイルクーラーのパッキンを交換しなければなりません。

 去年、私もオイル漏れをしているのに気付いて、オイルクーラーガスケットを交換しました。

 その時は下記の関連リンクを見て修理してください。

 関連:オイルクーラガスケット交換

 → こちら


【オイルセンサーアタッチメント取付】

・オイルセンサーアタッチメントをしっかり手で押さえて、センターボルトを手締めします。

 油圧計を取付している方は、油圧センサーの取付位置に気を付けて、オイルセンサーアタッチメントの位置を調整します。

・モンキーレンチの2個掛けで、オイルセンサーアタッチメントのセンターボルトを締め付けます。

・センターボルト締付後、オイルセンサーアタッチメントが動かないことを確認します。

【エンジンオイルエレメント取付】

・エンジンオイルエレメントのOリングにエンジンオイルを塗ります。

・エンジンオイルエレメントを取付/締付けします。

 関連:PIAA TWIN POWER FILTER [Z11]

 → こちら


【ジャッキダウン】

・フロント側をジャッキダウンします。

【エンジンオイルの量を確認】

・エンジンオイルエレメントを外した時に流れ出たエンジンオイル量は、0.2L(カタログ数値)です。

 エンジンオイルの量が足りない状態でエンジンを始動させるとエンジンに良くないので、必ずオイルゲージで適正量(左の図のAの範囲にあって、Bに近い所にエンジンオイルの量)が入っているか確認します。

 もし適正量なかったら、エンジンオイルを足してください。

 
 ■動作確認

【動作確認】

・念のためオイルエレメントの下にオイル受けを置きます。

・エンジンを始動します。

 エンジンを始動した直後、オイルセンサーアタッチメントと油温センサー部分のオイル漏れが無いか確認します。

●バックライトが点滅したら

・バックライトが点滅したら、センサー不良か配線(カプラーの差し込み具合と配線が断線していないか)を調べてください。

 左の写真は水温計ですが、現在油温計として使っているメーターです。※温度を表示するスケールが違うだけ。

 油温計も同じように点滅します。

 新品購入なら、購入したお店に相談してください。

 ※商品到着後、一週間以内であれば初期対応するお店が多いです。

  一週間を過ぎてからの取付の場合もお店で相談してみてください。

・油温センサーが正常動作する場合、バックライトの点滅はなくて、しばらくエンジンを暖機すると温度計が上昇します。

 左の写真はエンジンを始動したばかりです。

 この後、温度の数値が上がって、正常な数値を表示した事を確認できました。

・メーター内の油圧警告灯が点いていないか確認してください。

 油圧警告灯がもし点いた場合は、すぐにエンジンを停止してください。

 オイルセンサーアタッチメントと油温センサーの周りを確認してください。

 オイル漏れしているようなら修理が必要です。

【エンジンオイルの量を再確認】

・エンジンを停止します。

・エンジンオイルの量を再確認して、規定量より少なければ補充します。

 必ずオイルゲージで適正量(左の図のAの範囲にあって、Bに近い所にエンジンオイルの量)が入っているか確認します。

・オイルエレメントの下に置いたオイル受けを取外します。

・オイル受けに入ったエンジンオイルをオイル処理剤で処理します。


【ボンネット】

・ボンネットを閉じます。

 

【タイヤ止め】

・タイヤ止めを外します。

 

【取付完了】

・取付完了です。

 
 ★施工後

・中古で購入した油温計に入っていた油温センサーは、私が使用して7年間壊れず使用できました。

 製品のばらつきがあると思いますが、当たりがよかったです。

・油温計の針の表示が不安定で、たまにバックライトが点滅する症状が出てきたので今回交換しました。

 先回購入した油温計に付属していたセンサーを取付けました。

 合わせて油圧センサーもバックライト点滅しているので交換しました。

 1年前に油圧センサーを単体で交換しましたが、不具合を示すバックライトの点滅するようになり、油圧計とセットで今回購入して取付けました。

 関連:AutoGauge 60φ電子式油圧計 360シリーズ [360OP]

 → こちら

 

 
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