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 オイルクーラガスケット交換

2016.05.08.公開日

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 Keiworksのエンジンと純正オイルクーラーの間からエンジンオイルが漏れていたので、「オイルクーラガスケット」を交換しました。
 ★今回取付する商品の紹介

・スズキ純正部品 オイルクーラガスケット[16621-83G00]

オイルクーラガスケット[16621-83G00]

オイルクーラガスケット[16621-83G00]ラベル

【詳細】

・純正品番(互換)



・サイズ

SUZUKI:16621-83G00

NISSAN:15239-4A0A0

mazda  :1A00-14-702

 パッキン外径:26.5mm

 パッキン内径:48mm

 パッキン幅 :14.5mm

 パッキン厚さ:3.3mm

・入数

・購入金額

・購入店

・製造年月日

1枚

\292(税込[8%]) ※購入時の価格と消費税率です。

SUZUKIディーラー

2016.03.22. ※ラベルの表記 私が購入した部品の製造年月日。

 

【適合車種】※下記の3つの純正部品番号は、メーカーが違いますが全て使用する事ができます。

 関連:車の部品購入時に車検証で確認する事

 → こちら


●純正部品

メーカー
純正部品番号
車名 型式/エンジン 販売時期 OEM(ベース車)

SUZUKI

16621-83G00

Keiworks
Kei B
HN22S (TURBO) 01.03〜09.09  -
ワゴンR MH23S (TURBO) 08.06〜12.08  -
MRワゴン MF22S (TURBO) 05.12〜10.12  -
セルボ HG21S (TURBO) 06.09〜09.02  -
パレット MK21S (TURBO) 07.10〜13.02  -
アルトラパン HE21S (TURBO) 02.09〜08.09  -

NISSAN

15239-4A0A0

モコ MG22S (TURBO) 06.02〜11.02  MRワゴン[MF22S]
ルークス ML21S (TURBO) 09.12〜13.02  パレット[MK21S]

mazda

1A00-14-702

ラピュタ HP22S (TURBO) 01.03〜05.12  Keiworks Kei B[HN22S]
AZワゴン MJ22S (TURBO) 07.05〜08.08  ワゴンR[MH23S]
フレアワゴン MM21S (TURBO) 12.06〜13.02  パレット[MK21S]
スピアーノ HF21S (TURBO) 02.02〜08.09  アルトラパン[HE21S]


●社外品オイルクーラガスケット

・社外品のオイルクーラーガスケットでも車検クリアできます。

 大野ゴム工業 → SZ-2156

 
 ★オイルクーラーとオイルクーラガスケット[16621-83G00]について

ウォーターラインとオイルクーラーの位置(K6A TURBOエンジン)【純正オイルクーラーについて】

・K6A、F6Aの過給機(ターボ)付きエンジンには、水冷式のオイルクーラーが付いています。

 仕組みはオイルクーラーの中に冷却水(クーラント)が通っていて、エンジンオイルを冷やしています。

 オイルクーラーで熱を吸収した冷却水は、ラジエータで冷やされて循環しています。

・オイルクーラーの取付位置は、エンジン(車種、型式)によって位置が違います。

 同じエンジンでも形状が違うの物もあります。

 左の図は10型K6Aターボエンジンの冷却水(クーラント)のラインです。

 詳しい事は次の項目を見てください。

【オイルクーラガスケットの位置】

・オイルクーラガスケットは、エンジンとオイルクーラーの間に挟まっています。

 車種、型式(エンジン形式)によってオイルクーラーの位置が違います。

●K6Aターボエンジン[新型](Keiの4型〜11型)の場合

 年式:2004.04.〜2009.09

 Kei車体番号:785660〜

オイルクーラガスケットの位置

 Keiの4型〜11型までのK6A(TURBO)エンジン(新型)の、オイルパンはアルミに変更されて、オイルパンの形状も変更されました。

 オイルクーラーの主な取付位置は、図の位置と下の写真になります。

 私の車は10型(2007年)です。こちらの施工方法を紹介します。

Keiのオイルクーラガスケットの位置


●K6Aターボエンジン(Keiの1型〜3型まで)の場合

 年式:1998.10.〜2004.03.

 Kei車体番号:〜785659

オイルクーラガスケットの位置

 Keiの3型までのK6A(TURBO)エンジン(旧型)のオイルパンはスチールです。

 オイルクーラーの主な取付位置は、図の位置になります。

 オイルクーラガスケットの交換方法は、オイルクーラーの位置が違いますが、Kei(4型〜11型)の方法とほぼ同じです。

●F6Aターボエンジンの場合

 年式:1998.10.〜2001.10.

 Kei車体番号:100001〜

オイルクーラガスケットの位置
オイルクーラガスケットの位置




 F6A(TURBO)エンジンのオイルクーラーの主な取付位置は、エンジン前側横に付いるので、フロントバンパーを取外して作業になります。

 同じF6Aエンジンでも型式が変わるとオイルクーラーの位置が違います。

 私がKeiworksを乗る前に運転していたワゴンR(CT21S)は、左上の図の位置にオイルクーラーがありました。

 関連:SUZUKI WAGON-R RV Turbo (E-CT21S)

 → こちら


 オイルクーラガスケットの交換方法は、Kei(4型〜11型)の方法とほぼ同じです。

 
 

オイルクーラガスケットの部分からエンジンオイル漏れしていると車検NGです。【オイルクーラガスケット車検合否について】

・オイルクーラガスケットの部分からエンジンオイル漏れしていると車検NGです。

 エンジンオイルが漏れている状態で車を使用しないでください。

 この状態で使用続けると、周りをエンジンオイルで汚すだけでなく、エンジン破損や周りにセンターマフラーがあるので、発煙や車両火災の危険があります。

 費用も掛かってくるので早めに直しましょう。

【オイルクーラガスケットの工賃について】

・修理費用は修理を依頼する所によって工賃が変わってきます。

 〈例〉ディーラーに修理依頼すると...

   部品代

   工賃

 \292 (税込[8%])

\4,320 (税込[8%])

   合計金額

\4,612 (税込[8%])

※購入する店によって金額が変わる場合があります。

※ページ作成時の金額です。修理依頼する所に確認してください。

となります。

 ガスケット(パッキン)1つ交換する工賃\4,320(税込[8%])を見て高いと思った方で、自分でオイルセンサーアタッチメントを取付した事がある方なら簡単にオイルクーラガスケットを交換できます。

 関連:JURAN オイルセンサーアタッチメント ダブル [SAW-1]

 → こちら

 
 ★必要な部品/材料 ★必要な工具

・エンジンオイル(0.2L) → 抜けたオイルフィルター分 ※Kei取扱説明書より

 関連:Castrol GTX DC-TURBO [10W-30]

 → こちら


・エンジンオイルフィルター → 新しく交換する方だけ

 関連:PIAA TWIN POWER FILTER [Z11]

 → こちら


 関連:ASTRO PRODUCTS オイルフィルター [A-328]

 → こちら




・パーツクリーナー (ブレーキクリーナー)

・ウエス

・ティッシュペーパー

・オイル受け

・オイル処理剤

・作業用手袋

・ビニール(シリコン)手袋

 

・ラチェットハンドル

・ディープソケット[24mm]

・オイルフィルターレンチ[70mm]

・漏斗

・3t(2t)ジャッキ

・リジットラック x 2 または コンクリートブロック x 2

 ※今回はコンクリートブロックを使用します。

・タイヤ止め

-----------------------------------------------------------------------

●オイルセンサーアタッチメント取付車だけ

  関連:JURAN オイルセンサーアタッチメント ダブル [SAW-1]

 → こちら


・ディープソケット[27mm] または モンキーレンチ[250mm] x 2

 ★施工

  施工時の注意点

  ・整備資格を持たずに施工する場合や、このページを見て施工した場合は、自己責任でお願いします。

  ・作業は必ず平らな所で作業してください。

  ・必ず部品を触る前や施工前に、体の静電気を車体以外の金属に触れて放電してください。

  ・火傷するので必ずエンジンが冷えている時に交換作業してください。

 ※これから説明する修理方法は、Kei(4型〜11型)のK6Aターボエンジンの場合です。
 ■施工前に

・左の写真は修理前です。

 オイルクーラーとエンジンの間から少量のエンジンオイルが出ていました。

 原因は2つ考えられます。

 *先日、JURAN オイルセンサーアタッチメント ダブル [SAW-1]を取付している時に、オイルクーラガスケットに負荷がかかって漏れた可能性もあります。

 *走行距離も131,000Kmを越えているので、もしかしたら寿命だったかもしれません。

 このままではエンジンを壊す事にもなりますので修理します。

 
 ■ジャッキアップ

ジャッキアップ(フロント側)【ジャッキアップ】

・パーキングブレーキ(サイドブレーキ)をかけます。

 リアタイヤの後ろ側にタイヤ止めをします。

・フロント側を3t(2t)ジャッキで車体を持ち上げます。

・左右の前輪タイヤの横にコンクリートブロックを置きます。 ※リジットラックの代替品

・タイヤの接地位置にコンクリートブロックを置いて、確認後3t(2t)ジャッキをおろします。

・タイヤがしっかりコンクリートブロックに乗っているか確認します。

 
 ■エンジンオイルエレメント取外

エンジンオイルの抜けが良くなるように、オイルフィラーキャップを外します。【オイルエレメント取外準備】

・ボンネットを開けます。

・オイル受けをオイルエレメントの真下に置きます。

・エンジンオイルの抜けが良くなるように、オイルフィラーキャップを外します。

 関連:SPOON アルミオイルフィラーキャップ

 → こちら

オイルエレメント取外

【オイルエレメント取外】

・オイルブロックを押さえて、オイルエレメントをオイルフィルターレンチで緩ませるだけにします。

・オイルフィルターレンチを外します。

・オイルエレメントを手で緩ませると勢いよくエンジンオイルが流れ出します。

・エンジンオイルの流れ出す量が減ったら、オイルエレメントを取外して、オイルエレメント内のエンジンオイルを抜き取ります。

・エンジンオイルが抜けきるまでしばらく待ちます。

 エンジンオイルエレメントが自然に抜けきるまで90分から120分かかります。

 パーツクリーナーを吹きかけて、エンジンオイルの抜けを良くします。

 これだけで20分ぐらいで次の作業に入れます。

 関連:PIAA TWIN POWER FILTER [Z11]

 → こちら

 関連:ASTRO PRODUCTS オイルフィルター [A-328]

 → こちら



 ■オイルセンサーアタッチメント取外 ※オイルセンサーアタッチメント取付車の作業

【油温センサーと油圧センサー配線取外】

・油温センサーと油圧センサーの配線をセンサーから取外します。

 関連:AutoGauge 60φ電子式油温計取付

 → こちら

 関連:AutoGauge純正油温計&水温計用センサー[APD]

 → こちら

 関連:AutoGauge 60φ電子式油圧計取付

 → こちら

 関連:RACETECH 60φ電子式油圧計取付

 → こちら

 関連:AutoGauge 60φ電子式油圧計 360シリーズ [360OP]

 → こちら

 関連:AutoGauge純正油圧計センサー [SM-VDO](SM/PK/RSM用)

 → こちら


【オイルセンサーアタッチメント取外】

 関連:JURAN オイルセンサーアタッチメント ダブル [SAW-1]

 → こちら

 ※オイルセンサーアタッチメント(オイルブロック)落下注意

・オイルセンサーアタッチメント周辺に付いているパーツクリーナーでエンジンオイルと汚れを落とします。

・センターボルトを手で回して外せるように、ソケット[27mm]かモンキーレンチで緩ませます。

 私の場合は、手持ちにソケット[27mm]が無いので、モンキーレンチを代用してセンターボルトを外します。

 モンキーレンチを縦に持って、センターボルトを挟みます。

 もう一つのモンキーレンチを縦にしているモンキーレンチの手を持つ部分を挟みます。

 縦のモンキーレンチをしっかり押さえて、もう一つのモンキーレンチを回してセンターボルトが外せます。

・これでセンターボルトが取外しできました。

・センターボルトが外れると、オイルセンサーアタッチメントも外れます。

・外したオイルセンサーアタッチメントをパーツクリーナーでエンジンオイルと汚れを取り除いてください。

 
 ■オイルクーラーとオイルクーラガスケット[16621-83G00]取外

【オイルクーラー周り洗浄】

・パーツクリーナーでエンジンオイルを綺麗に落とします。

【オイルクーラースタンドボルト(センターボルト)とオイルクーラー取外】

・私の車には「Cusco ロアアームバー Ver.2 [612477A]」が取付されています。

 エンジン下周りの修理/点検する時はCusco ロアアームバー Ver.2取外して作業した方が効率よくなります。

 スペース的になんとか作業できそうだったので、今回は取付された状態で作業します。

 Cusco ロアアームバー Ver.2を取付されている方で取外して作業する方は、下記の関連リンクを見てください。

 関連:Cusco ロアアームバー Ver.2

 → こちら


・オイルクーラーのオイルクーラースタンドボルト(センターボルト)をディープソケット[24mm]で緩めます。

 エンジン側とオイルクーラーからエンジンオイルが垂れてくるので注意してください。

・オイルクーラースタンドボルト(センターボルト)を抜き取ります。

 オイルクーラースタンドボルト(センターボルト)が抜けると、オイルクーラーも外れます。

 オイルクーラは黒いホース2本でぶら下がっている状態です。

 黒いホースに負荷がかからないよう注意してください。

 オイルクーラーとオイルクーラにつながっている黒いホースの中には冷却水が入っています。

 オイルクーラーを取外して作業される方は、オイルクーラー取付後に冷却水のエア抜き作業が増えます。

 関連:RACETECH 60φ電子式水温計取付

 → こちら

 関連:omori 52φ機械式水温計(MH-111-AZ)取付/自作センサーアタッチメント作成/AMPSメーターAピラー移設

 → こちら



 今回はオイルクーラーに接続している黒い配管を外さずに作業します。


【エンジン側クリーニング】

・エンジンオイルの汚れをパーツクリーナーで落とします。

 左の写真(上はオイルパン)はエンジン側です。

 中心の穴と写真下にある穴の2か所からオイルが流れてくるので、ティッシュペーパーなどで漏れてこないように塞いでおきます。

【オイルクーラガスケット取外】

・黒いホースに負荷をかけないように、作業しやすい所までオイルクーラーを移動させて少し横にします。

 オイルクーラー内もエンジンオイルが少量残っているので注意してください。

 私の場合はCusco ロアアームバー Ver.2 [612477A]を取付したまま作業しているので、オイルクーラーを移動させる距離が短かったですが、なんとか作業できる範囲でした。

・古いオイルクーラガスケットを取外します。

 外したオイルクーラガスケットを確認しましたが、潰れているぐらいで切れていたり傷んでいる所はありませんでした。

・オイルクーラガスケットの厚さを測ってみました。

 新旧に厚みの差は0.4mmでした。

【オイルクーラークリーニング】

・パーツクリーナーでエンジンオイルやゴミを落とします。

 古いオイルクーラガスケットが付いていたらエンジンオイルが漏れる原因になるので、完全に取り除いてください。

 
 ■オイルクーラガスケット[16621-83G00]取付

【オイルクーラガスケット[16621-83G00]取付】

・オイルクーラガスケットに新しいエンジンオイルを塗ります。

 ※オイルクーラガスケットは 表裏 がありません。(ディーラーの整備士の方に確認しました。)

・オイルクーラー上側の溝にオイルクーラガスケットの内側を入れて取付します。

 下の図はオイルクーラーの断面図です。

 横から見たらこんな感じでオイルクーラガスケットの内側をオイルクーラーの溝に差し込みます。

・オイルクーラガスケットが平らに取付けられている事を確認します。

 オイルクーラガスケットが波を打っているとエンジンオイルが漏れるので、必ず平らにしてください。

 
 ■オイルクーラ取付

【オイルクーラー取付時の注意点】

・オイルクーラーの取付位置が決まっています。

 オイルクーラー側の上部にツメがあります。※下の写真左下

 エンジン側は右下の写真の赤丸の位置(写真上がオイルパン)にオイルクーラーのツメが入ります。

 ※車種、型式で違う場合があります。

  左の写真はKeiworks 10型です。


【オイルクーラー取付】

・オイルクーラーにオイルクーラースタンドボルト(センターボルト)を差し込みます。

 オイルクーラースタンドボルト(センターボルト)の向きに注意してください。


オイルクーラーの取付位置に注意して、オイルクーラースタンドボルト(センターボルト)を手で締まる所までねじ込みます。

【オイルクーラースタンドボルト(センターボルト)締付】

・ディープソケット[24mm]でオイルクーラースタンドボルト(センターボルト)締付けます。


   [規定トルク:22.0N・m(2.24338kgf・m)] ※締付け注意!

・オイルクーラガスケットの取付終了です。

 
 ■オイルセンサーアタッチメント取付 ※オイルセンサーアタッチメント取付車の作業

【油温センサー配線接続】

・油温センサーの配線を接続します。

 関連:AutoGauge 60φ電子式油温計取付

 → こちら

 関連:AutoGauge純正油温計&水温計用センサー[APD]

 → こちら

 

【油圧センサー配線接続】

・油圧センサーの配線を接続します。

 関連:AutoGauge 60φ電子式油圧計取付

 → こちら

 関連:RACETECH 60φ電子式油圧計取付

 → こちら

 関連:AutoGauge 60φ電子式油圧計 360シリーズ [360OP]

 → こちら

 関連:AutoGauge純正油圧計センサー [SM-VDO](SM/PK/RSM用)

 → こちら



【オイルセンサーアタッチメント取付】

 関連:JURAN オイルセンサーアタッチメント ダブル [SAW-1]

 → こちら


・オイルセンサーアタッチメントのOリングにエンジンオイルを塗ります。

・オイルセンサーアタッチメント本体をエンジンに取付後、付属のセンターボルトを手で絞めて、各センサーが他の物と接触しない位置にします。

・ソケット[27mm]かモンキーレンチでセンターボルトを締めて、オイルセンサーアタッチメント本体を固定します。

 締付時はオイルセンサーアタッチメント本体が動かないように注意してください。


   [規定トルク:14.7〜20.6N・m(1.5〜2.1kgf・m)] ← JURAN製の場合


 ※締付け注意!

 ※オイルセンサーアタッチメントのメーカーによって締付時の規定トルクが違う場合があります。

 
 ■エンジンオイルエレメント取付 / エンジンオイル注入

PIAA TWIN POWER FILTER [Z11]PIAA TWIN POWER FILTER [Z11]【オイルエレメント取付】

・オイルエレメントのOリングにエンジンオイルを塗ります。

 関連:PIAA TWIN POWER FILTER [Z11]

 → こちら


 関連:ASTRO PRODUCTS オイルフィルター [A-328]

 → こちら




・オイルエレメントをセンターボルトに締付けます。

【エンジンオイル注入】

・エンジンオイルを入れる前にもう一度オイルセンサーアタッチメントにガタツキが無い事を確認します。

・オイルエレメント取外で抜けたエンジンオイル(0.2L)を入れます。

 オイルゲージを確認します。

 Aの範囲の上部に必ずエンジンオイルがある事を確認します。


【オイルフィラーキャップ】

・オイルフィラーキャップを閉めます。

 関連:SPOON アルミオイルフィラーキャップ

 → こちら

 
 ■ジャッキダウン

【ジャッキダウン】

・オイル受けを車体下から取り出して、オイル処理剤に移します。

・ボンネットを閉めます。

・フロント側を3t(2t)ジャッキで車体を持ち上げます。

・左右の前輪タイヤの下にあるコンクリートブロックを取外します。 ※リジットラックの代替品

・車体をゆっくりおろします。

・リアタイヤの後側にタイヤ止めを取外します。

 
 ■エンジン始動 / 走行確認

【エンジン始動(アイドリング状態)】

・油圧計(追加メーター)取付車と取付していない車の確認方法です。

 エンジン始動させるので、エンジンオイルの漏れが心配な方は、エンジンオイルエレメントの下にオイル受けを置いておきます。

※写真は取付当時の物※写真は取付当時の物

※写真は油圧計と油温計取付当時の物

●油温計/油圧計取付車

・エンジンを始動します。

・油温計と油圧計を取付車は、エンジンを始動後に油温計と油圧計が正常に動作している事を確認します。

 油圧計で確認する場合は、エンジンが冷えている時に始動させると私の車の油圧計は5Bar前後を表示します。

 メーター表示がおかしい時は、オイルセンサーアタッチメントの取付状態と配線をもう一度確認してください。

 関連:AutoGauge 60φ電子式油圧計取付

 → こちら

 関連:RACETECH 60φ電子式油圧計取付

 → こちら

 関連:AutoGauge 60φ電子式油圧計 360シリーズ [360OP]

 → こちら←現在こちらを取付

 関連:AutoGauge 60φ電子式油温計取付

 → こちら

・目視とティッシュペーパーなどでオイルクーラーとオイルセンサーアタッチメント、オイルエレメントからエンジンオイルが漏れていない事を確認します。

 ここでエンジンオイルが漏れている場合は、走行時噴き出るのでやり直しです。

 エンジンオイルが漏れていると車検NGです。

・エンジン停止してからエンジンオイルの量を確認します。

 不足している場合は、オイルゲージを見ながらエンジンオイルの量を調整します。


●油温計/油圧計を取付されていない方

・エンジンを始動します。

メーターにある油圧警告灯が点いていない事を確認します。

 エンジンを始動させて、10分ぐらいアイドリングします。

 油圧警告灯が点かないで、オイルクーラー周りのオイル漏れがない事を確認したらエンジンを停止します。

 エンジン始動中に油圧警告灯が点灯していた場合は、すぐエンジン停止してください。

 オイルクーラーの周りを再点検/再確認してください。

 エンジンオイルが漏れていると車検NGです。

・エンジン停止してからエンジンオイルの量を確認します。

 不足している場合は、オイルゲージを見ながらエンジンオイルの量を調整します。


【走行確認】

・実際に走行させてメーター内の油圧警告灯が点いていない事と、油温計と油圧計がある方は正常な数値を表示している事も確認します。

・走行後、オイルクーラガスケットの周りとオイルアタッチメントの周りでエンジンオイルが漏れていないか必ず確認してください。

 私の場合は、オイルクーラーの周りとオイルセンサーアタッチメントの周りもエンジンオイルの漏れはありませんでした。


【取付完了】

・これで作業完了です。


 ★施工後

・作業時間は約2時間でした。※写真、メモ含む

 エンジンオイルが汚れているので切れがあまり良くなくて時間がかかってしまいました。

 エンジンオイルが抜ける時間と写真とメモを取っている時間が無ければ約15分ぐらいの作業です。

・オイル漏れを2016年05月04日に発見しました。

 ゴールデンウィーク中なので、ディーラーや整備工場はどこもお休みです。

 この状態で走らせたくなかったので、2日間はmira e:sで買い物や仕事に行っていました。

 5月6日に職場の帰りにディーラーによって部品手配しました。

 5月7日の夕方に部品入荷の案内が来たので、早速取りに行って部品を購入しました。

 夕方だったので、修理は翌日の朝からにしました。

 ガスケット(パッキン)1つダメになるだけで運転できなくなるのですから、130,000Km越えている車なので、ブーツやパッキンなどの消耗部品の確認をしたいと思います。

 車検が近いので、早めに見つけてよかったです。


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