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AUTO GAUGE 60φ水温計取付

2016.08.23.施工/公開日

車検クリア(条件付)できます。

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 Keiworksに「AUTO GAUGE 60φ水温計」取付です。

 水温計ですが、今回は油温計として取付します。


 ★今回取付する商品の紹介

・AUTO GAUGE 60φ水温計取付 [60AGWTSWL270-SM] SMシリーズ

【特徴】

・オープニングセレモニーとエンディングセレモニー

・LEDバックライト使用

・スイス製ステッピングモーター使用

・ワーニング(発光での認知のみ。アラーム音無)

・ワーニング値の任意設定は不可能

 ※40℃以下で水温(油温)が低い時はバックランプが点滅。

【詳細】

・商品コード

・シリーズ

・外径

・本体サイズ

・表示スケール

・ワーニング

・レンズ色

・センサーサイズ

・使用電源

・付属品

60AGWTSWL270-SM

SMシリーズ

60φ

直径58mm 奥行き42mm

40〜140℃

98℃固定

スモーク

1/8PT

DC10〜15V

@遮光フード Aメーターカップホルダー一式 Bブッシング(1/8x1/2)

Cスポンジテープ Dギボシ端子(オス/メス) E両面テープ F信号線(約195cm)

G電源ケーブル(約34cm) H電源リンク線(約15cm) Iセンサー

その他

・AutoGaugeシール

・日本語訳取付説明書

・購入価格

・保証

\3,980(税込[8%]) ※購入時の価格と消費税率です。

購入日から3ヶ月以内の初期不良に対応

 

【水温計関連リンク】

 関連:RACETECH 60φ電子式水温計取付

 → こちら SMシリーズ

 関連:omori 52φ機械式水温計(MH-111-AZ)取付 / 自作センサーアタッチメント作成 / AMPSメーターAピラー移設

 → こちら

AutoGauge純正油温計&水温計用センサー[APD] 関連:AutoGauge純正油温計&水温計用センサー[APD]

 → こちら


 ★今回取付の水温計について

【交換するきっかけ】

・今回取付する水温計は、水温計で使用するのではなく、油温計として使用します。

 近くの店に油温計の在庫が無く、在庫があっても52φの物でした。

 油温計自体の温度を示す機能は正常に動作していますが、針とバックライトのLEDが消えて見づらくなっています。

 LEDの打ち直しも考えましたが、中古で購入してから6年経った商品なので新しい物を交換する事にしました。

 また、ホワイトフェイスでバックライトがブルーのLEDで夜間数値が読み取りにくかった事。

 信号ハーネスのカプラー部分のツメも折れているのも交換理由です。

 関連:AutoGauge 60φ電子式油温計取付

 → こちら

【水温計と油温計の違いについて】

・水温計と油温計の違いは、下記のようになります。

 項目 水温計 油温計  詳細
 表示されている文字 WATER OIL  
 表示スケール 40〜140℃ 50〜150℃  10℃の差があります。
 ワーニング 98℃ 固定 118℃ 固定  20℃の差があります。
 センサー 共通 共通  水温計と油温計のセンサーは同じ物を使用しています。
 付属品 共通 共通  同じ物が入っています。
 低温時  40℃以下で水温(油温)が低い時、バックライトが点滅します。→ 私は経験済みです。
 ※センサー故障ではありません。
 メーター本体高温時  ワーニングLEDが点滅します。→ 私は経験済みです。
 故障ではありません。
 メーター本体の温度が低くなるまで使用できません。
 メーター本体の温度が下がってからエンジンを再始動させてください。

 

【水温計の加工について】

・今回取付する水温計を加工して取付をします。

 いつもの事ですが、加工するとメーカーの保証が受けられませんので、加工する方は自己責任でお願いします。

●加工箇所と今回の取付作業

・スモークレンズからクリアレンズに交換。

 今まで使用している油温計のクリアレンズを移植します。

・油温計として使うので文字盤に書かれている「WATER」と「AutoGaugeロゴ」を消します。

・センサーハーネスを交換/延長。

 先回長さが足りないため、取外時にカプラーの詰めを追ってしまたので延長します。

・電源配線は既存の物を使用します。→ 配線は補修用で保管します。

・センサーの候緩和しないで既存の物を使用します。→ センサーを補修用で保管します。

・メーター本体はAピラーに取付をします。→ 付属のメーターホルダーは保管します。

 
 ★必要な部品/材料 ★必要な工具

・パーツクリーナー

・ティッシュペーパー

・作業用手袋

・ビニールテープ(つや消し黒)

・ギボシ端子(オス/メス)

・配線 → センサーハーネス延長で使用します。

・コーキング材(シリコン)

・結束バンド(小)

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●油温(水温)センサーを交換する方

・上記の他に必要な部品/材料と必要な工具は、下記の関連リンクを見てください。

AutoGauge純正油温計&水温計用センサー[APD] 関連:AutoGauge純正油温計&水温計用センサー[APD]

 → こちら

 関連:AutoGauge 60φ電子式油温計取付

 → こちら

JURAN オイルセンサーアタッチメント ダブル [SAW-1] 関連:JURAN オイルセンサーアタッチメント ダブル [SAW-1]

 → こちら

 

・+ドライバー(#2) → Aピラー固定しているネジ取外しで使用。

・-ドライバー(#2) → メーター分解時使用。

・ニッパー

・コネクター圧着専用プライヤー

・カッター

・コーキングガン

・細長い棒 → エンジンルームと車内の配線引込用

 ★施工
 ■動作確認  ※SMシリーズの配線

【動作確認】※私の場合は入れ替えなので、既存のカプラー接続で動作確認しました。

・加工/取付前にメーターの動作確認をします。

  *油温(水温)センサーとセンサーハーネスを仮接続します。

  *センサーハーネスのカプラーをメーターに差し込みます。

  *電源ハーネスを左の各配線に接続します。

   オーディオの配線から電源を分岐する場合は、下記のリンクを見てください。

JVC KENWOOD USB/iPod レシーバー [U300MS] 関連:JVC KENWOOD USB/iPod レシーバー [U300MS]

 → こちら

 関連:KENWOOD CDレシーバー(E323)[99000-79S83]取付

 → こちら

・電源ハーネスを仮接続するか、既存の電源リンクをメーター本体に取付します。

・エンジンキーを「ACC」にすると、オープニングセレモニーが始まります。

・エンジンキーを「OFF」にすると、エンディングセレモニーが始まり、最後はバックライトが消えます。

・ここまで正常動作している場合は動作確認終了です。

・起動後、バックライトが点滅している場合は下記の事を確認します。

  *カプラー差込部

  *センサーの接続状態

  *センサー配線の導通

  *電源側配線

 を調べてください。

 それでも改善されない時は不良品の可能性があるので、購入したお店に相談してください。

 ※水温計はクーラント(冷却水)の温度が40℃以下の場合はバックライトが点滅します。

  この場合は正常な動作です。

 
 ■レンズ交換

【油温計分解】

・左の写真のようにスモークレンズは非常に見えにくいので、クリアレンズを交換します。

 いつもだとCDケースをカットしてレンズとして取付していましたが、今まで使用してきた油温計のクリアレンズを取外して再利用します。

・傷が付かないようにレンズカバー(レンズ横面の金属)とメーター本体側にビニールテープで巻いて養生をします。

・作業用の手袋をします。

・レンズカバーの親指で押さえた所を-ドライバーで内側から親指側に広げます。

 親指で押せた所以外をードライバーで広げると、レンズカバーが大きく変形してしまいます。

 歪んだ場合は遮光フードが取付けられなくなるので注意してください。

・レンズカバーは真っすぐになるように形を整えます。 → 左の写真のようにします。

・レンズカバーの金具に文字盤が当たらないように注意して、レンズ部分を取外します。

・左の写真のようにレンズ部分を分解しました。

・レンズカバーの内側にある白い円の部品を取外します。

・レンズカバーからクリアレンズを取外します。

【水温計分解】

・油温計と同じ方法で分解します。

・水温計のレンズ部分を分解できました。

・レンズカバーの内側にある白い円の部品を取外します。

・レンズカバーからスモークレンズを取外します。

【レンズ入替】

・水温計に付いていたレンズカバーにクリアレンズの向きを確認して入れます。

・白い円の部品を入れます。

 突起物がある方がメーター本体側になるので向きを確認してください。

●クリアレンズを作成する方 → CDケースをレンズの代替に使います。

・CDケースに取出したスモークレンズを置いて、マジックで印を付けます。

・CDケースに印を付けた線の内側をアクリルカッターを使って丸くカットします。

・カット面をヤスリで削って形を微調整します。

・レンズの汚れを取ってクリアレンズの完成です。

・作成したクリアレンズをレンズカバーに取付ます。

・白い円の部品を入れます。

 突起物がある方がメーター本体側になるので向きを確認してください。

 

【修正】

・今回水温計を油温計として使用するので文字盤に書かれている「WATER」とついでに「AutoGaugeロゴ」をビニールテープ(つや消し)を貼って隠します。

 「AutoGaugeロゴ」を消す時、ビニールテープがメーターに当たらないように注意して貼付します。


【レンズカバー取付】

・クリアレンズの汚れをふき取ります。

・上の写真のようにメーターの4か所に切り込みがあります。

 レンズ側の突起した部分と切り込みを合わせます。

・レンズカバーを指でしっかり固定しながら、−ドライバーの平らな部分でメーターの外側から内側に倒します。

 レンズカバーの倒した部分をできるだけ平らにしてください。

・クリアレンズの交換は終了です。

 
 ■メーターホルダー取付(メーター取付位置決め)

  注意!

  「追加メーターの取付位置について」を確認されてから追加メータの取付位置を決めて取付してください。

   車検の合否は検査員によって変わる場合がありますので、追加メーター取付前か、車検前に確認してください。

●付属のメーターホルダーを使用する方

・ホルダーの土台部分の底面に両面テープを貼ります。

・左の図のように、ホルダーと土台部分をネジで組み合わせます。

・仮でメーターをメーターホルダーに取付します。

・メーターを取付する位置にメーターホルダーを両面テープで固定します。

・メーターの角度調整を調整してネジを固定します。

・メーターをホルダーから取外します。

 

 

●Aピラーに取付する場合 ※私の場合

・Aピラーにメーターホルダーを取付固定します。

 私の場合はメーターの入れ替えです。

 
 ■配線/センサー取付

【電源接続】※SMシリーズで新規で取付される方

・メーターホルダー内に電源ハーネスを通しておきます。

・右側の写真のように各配線を車両側に接続します。

 配線が短いので、延長した方が作業が楽です。

 オーディオの配線から電源を分岐する場合は、下記のリンクを見てください。

JVC KENWOOD USB/iPod レシーバー [U300MS] 関連:JVC KENWOOD USB/iPod レシーバー [U300MS]

 → こちら

 関連:KENWOOD CDレシーバー(E323)[99000-79S83]取付

 → こちら


【電源リンクハーネス】※AutoGaugeとReacTechのSMシリーズを取付されている方

・AutoGaugeとReacTechのSMシリーズを取付されている方は、先に取付されている追加メーターの電源カプラーに差し込みます。

・メーターホルダー内に電源リンクハーネスを通しておきます。

※メーター取付位置によっては電源リンクハーネスが短くて届かない場合があります。

 この電源リンクハーネスを加工して延長するか、新規で配線してください。

【センサーハーネス配線】

・センサーハーネスの青いカプラーがメーターに取付ける部分になります。

 メーターホルダーに必要な長さを入れて、車内からエンジンルームに必要な分だけ引き込みます。

 センサーハーネスの長さが足りない場合は配線を延長します。

 延長する配線を必要な長さにカットして、配線の先の方にギボシ端子のオスとメスを取付けます。

・熱害が無い所を選んでオイルブロックまで配線を通して固定します。

・エンジンルーム側のセンサーハーネスを通した穴をコーキングで塞ぎます。

 

【センサー取付】

・油温センサーを取付する方は下記の関連リンクを見てください。

 私は既存の物を使用するのでセンサーを補修用で保管します。

 ※水温計と油温計のセンサーは共通です。

AutoGauge純正油温計&水温計用センサー[APD] 関連:AutoGauge純正油温計&水温計用センサー[APD]

 → こちら

JURAN オイルセンサーアタッチメント ダブル [SAW-1] 関連:JURAN オイルセンサーアタッチメント ダブル [SAW-1]

 → こちら

 関連:AutoGauge 60φ電子式油温計取付

 → こちら

・センサーの取付が済んだら、センサーハーネスとギボシ端子で接続します。

 接続した部分にはビニールテープで絶縁します。

 
 ■メーター取付

【メーターに接続】※入れる方向に注意!

・センサーハーネスの青いカプラーをメーター中央に差し込みます。

・電源ハーネスか電源リンクハーネスをメーター左右どちらかに接続します。

・メーターをメーターホルダーに取付します。

【取付完了】

・油温計(水温計)取付完了です。

 

 

【動作確認】

・オープニングセレモニー後、油温計が上がればメーターは正常です。

・センサー部分にエンジンオイルが漏れていないか確認します。

 エンジンオイルが漏れている場合は車検クリアできないので、必ず漏れないよう修理してください。

・エンジンキーをOFFにするとエンディングセレモニーの後、電源OFFになります。

 これで全部メーターの色が統一できました。

●バックライトが点滅する場合

・バックライトが左の写真のように点滅する時は、下記の状態の時になります。

  *40℃以下の時

  ・これは正常動作です。

   水温(油温)が40℃以上になるとバックライトの点滅が無くなります。

 

  *本体が熱で動作できない状態の時

  ・これは正常動作です。

   夏場の車内がかなり高温になり、メーターが動作できる温度の範囲をこえた時に点滅します。

   車内温度が下がってから再度エンジン始動させると通常動作になります。

 

  *センサー不良、本体不良、ハーネス断線の時

  ・センサー不良、本体不良、ハーネス断線の時にバックライトが点滅します。

   初期動作不良の場合は、購入したお店に相談してください。

 
 ★施工後

・今回取付した水温計は油温計として使用しています。

 取付方法の説明もややこしかったと思います。

・今回のメーター取付ですべてブラックフェイスで白のバックライトになり、統一できて見た目もスッキリしました。

・青いLEDよりも白いLEDの方が文字を読み取りやすいです。

 

 追記:2017.09.09. AutoGauge純正油温計&水温計用センサー[APD]

・針の動きが不安定、バックライト点滅で、センサー不良と判断したため交換しました。

 センサー購入時、似た形で2種類あります。

 締付け部分の平らな所に「APD」と「JPA」の文字が刻印されています。

 取付しているメーターのシリーズに合わせて購入しなければなりません。

 Webショップでもこの辺の表記されているサイトは、10件見た中で1件だけちゃんと表記しているだけでした。

 当然レビューに 動作しない 抵抗値が違う などの書き込みが出ています。

 10件見て掲載されている写真を見ると、刻印がある所が見えるので、ここを判断材料にして購入してください。

 購入は自己責任でお願いいたします。

 SMシリーズの交換用油温&水温センサーは、「APD」と刻印されたセンサーを購入します。

AutoGauge純正油温計&水温計用センサー[APD] 関連:AutoGauge純正油温計&水温計用センサー[APD]

 → こちら

 
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