
改造と改良 → Keiworks → 電装関係
サンキューハザードスイッチ |
2011.04.29.施工/公開日
車検クリアできます。 |
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Keiworksにサンキューハザードスイッチを取付です。
プッシュボタン一回押すだけで、3回ハザードが点滅します。
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★今回取付する商品の紹介 |
・エーモン フラッシュサーキット TYPE-C [No.1856] ※この商品は廃盤になっています。(2015.04.15.エーモンホームページで確認)
![エーモン フラッシュサーキット TYPE-C [No.1856]](http://typlus5638.g1.xrea.com/SHS_01.gif)
2入力で点滅パターンを使い分け
![エーモン フラッシュサーキット TYPE-C [No.1856] スイッチ部分](http://typlus5638.g1.xrea.com/SHS_07.gif)
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【仕様】
・使用電圧
・出力
・使用可能電流
・電源入力出力
・フラッシュ種類
・コードの太さ
・管ヒューズ |
DC12V 専用
プラス出力タイプ
MAX 1A
2入力・1出力
入力A/3パターン
入力B/3パターン
AVSS 0.5sq
1A内蔵 |
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【点滅パターン】
全部の点滅パターンを表示しています。
スイッチAの 点滅パターン
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スイッチBの 点滅パターン
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・エーモン 整流ダイオード(6A)[No.1556]
![エーモン 整流ダイオード (6A) [No.1556]](http://typlus5638.g1.xrea.com/SHS_02.gif) |
【仕様】
・入数
・使用電圧
・使用可能電流
・コードの太さ
・全長
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2個
DC 12V 専用
MAX 6A
1.25sq 相当
265mm
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・REV'S リレー(DC12V-30A)[RC1132]
リレー内回路図

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【仕様】
コイル定格
・定格操作電圧
・感動電圧
・定格励磁電流
・定格消費電力
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DC12V
DC8V以下
150mA±10%
1.8W
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接点定格
・接点構成
・最大通過電流
・印加電圧 |
1A
30A
DC14V | |
・エーモン プッシュスイッチ[No.1575]
![エーモン プッシュスイッチ [No.1575]](http://typlus5638.g1.xrea.com/SHS_10.gif) |
【仕様】
・ボタン色
・スイッチパターン
・使用電圧
・取付穴径
・コードの長さ |
赤
PUSH-ON
DC12V・5A
DC24V・2.5A
12φ
150mm | |
・エーモン スイッチパネル(2穴)[No.1233] ※この商品は廃盤になっています。
TRUST GReddy PRofec EasyのLO/HIモード切替用のスイッチを一緒に取付するため、2穴のスイッチパネルを使用しました。
通常は1穴用を購入してください。→ エーモンスイッチパネル(1穴) [No.1232]
![エーモン スイッチパネル (2穴) [No.1233]](http://typlus5638.g1.xrea.com/SHS_11.gif) |
【仕様】
・穴数
・取付穴径
・付属品 |
2
12φ
ビス2個 | |
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★必要な部品/材料 |
★必要な工具 |
・配線(2芯) → 長さは現車合わせ
・配線(1芯) → 長さは現車合わせ
・ヒューズボックス(管ヒューズ用)
・管ヒューズ[10A]
・エレクトロタップ 4個
・ギボシ端子
・Y型端子 → 私の場合はターミナル端子から電源を分岐するので必要。
・収縮チューブ(小) → ビニールテープ可
・結束バンド(小)
・ダイソー 吸収テープ(黒)
・ハンダ
・ダイソー 貼れるエンボスシート(黒)
・回路が入る大きさの加工しやすい容器 → リレーの作動音が気になるので
・ホースバンド[15〜25mm]
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・+ドライバー(#2)
・ニッパー
・ラジオペンチ
・ペンチ
・圧着ペンチ
・ハンダごて
・バッテリー充電器 → DC12〜14Vの物(動作確認用)
・ライター
・金切はさみ
・油性マジック
・テスター
・サービスマニュアル(電気配線図集) |
★施工 |
■回路作成 |
【配線図】
・左の図はサンキューハザードの回路図です。
この回路は、エーモンのフラッシュサーキットを中心に作成しています。
エンジンキーがOFFの時は動作せず、ACC、ONにすると作動するようにします。
プッシュスイッチに何かが当たって押しっぱなしになり、バッテリーが上がってしまう事を防ぐためです。
●整流ダイオードについて
整流ダイオードは、電気の流れる方向が決まっています。
交通標識で言うと一方通行です。
エーモンの整流ダイオードは、白い配線が入力側です。
グレーの配線が出力になります。 | |
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【回路作成】
・左の写真は配線図を元に実際に作成した回路です。
※ここに写っている赤い大きいプッシュスイッチは動作テスト用です。 |
![エーモン フラッシュサーキット TYPE-C [No.1856] スイッチ部分](http://typlus5638.g1.xrea.com/SHS_07.gif) |
【フラッシュサーキット TYPE-C設定】
・フラッシュサーキット TYPE-CのAスイッチを「2」に合わせます。
フラッシュサーキット TYPE-C A-2 のフラッシュパターンです。

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【動作確認】
・バッテリーの充電器やDCアダプター(9V〜13V)を回路につないで、点滅するか確認します。 | |
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【消音ケース】
・実際に動作テストをすると、リレーの作動音が気になったので、ケースの中に回路を入れて少しでも消音します。
ケースの見た目は良くないですが、リレーの動作音が軽減されました。
目に触れる所には取付しないので
【プッシュスイッチ配線作成】
・プッシュスイッチから回路本体設置する場所までの長さの2芯の配線を用意します。
・配線の片方にギボシ端子(メス)を取付、反対側にギボシ端子(オス)を取付します。 |
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■プッシュスイッチとスイッチパネル加工 |
・今回取付するプッシュスイッチの位置ですが、スイッチパネルを加工してシフトレバーに取付します。
スイッチパネルはTRUST GReddy PRofec Easy(ブーストコントローラー)のLO/HIモード切替用のスイッチと一緒に取付するので、2穴用を購入しました。
赤プッシュスイッチは、今回取付のサンキューハザードスイッチです。
白プッシュスイッチは、TRUST GReddy PRofec Easy(ブーストコントローラー)のLO/HIモード切替用のスイッチです。
関連:TRUST GReddy PRofec Easy
→ こちら
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【プッシュスイッチ加工】
・左の写真の上のスイッチのように、プッシュスイッチの配線に収縮チューブを被せて、ライターを使って収縮させます。
・プッシュスイッチの配線の先両方にギボシ端子(オス)を取付します。 | |
【スイッチパネル加工】
注意! 手を切らないように注意してください。 |
・スイッチパネルの固定部分の中心を残して、両脇を金切ばさみで切れ目を入れます。
・左の写真の青い線のように少し丸めておきます。
・手を切らないようにするため、左の写真の黄色い線のようにペンチで下に曲げます。 |
【シート貼付】
・スイッチパネルを曲げた部分は見える所なのでエンボスシートを貼ります。
2012.07.08. 3Dカーボンシートを貼付しました。
関連:G-THEMIS 3Dカーボンシート
75cm x 50cm
→ こちら |
・シフトレバーに当たる部分にキズ防止で吸収テープを貼ります。 |
【プッシュスイッチ取付】
・スイッチパネルにプッシュスイッチを取付ます。
赤プッシュスイッチはサンキューハザードスイッチです。 |
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【ホースバンド加工】
・ホースバンドの見える部分にマジックで黒く塗ります。 |
【ホースバンド仮取付】
・ホースバンドを仮取付してみました。
左の写真のように、スイッチパネルの下にホースバンドの締付部分が付くようにします。
・ホースバンドを全て外しておきます。 |
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■スイッチパネル取付 |
注意! エンジン停止した状態で必ず作業してください。 |
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【ギヤシフトガーニッシュ(黒いパネル)取外】
・センターコンソールの上にあるギヤシフトガーニッシュ(黒いパネル)を少し浮かせます。
【配線】
・延長用の配線をセンターコンソールから運転席側のシートレールの下に配線を通しておきます。
・シフトレバーとシフトカバーの隙間に、プッシュスイッチの配線を通します。
・プッシュスイッチの配線と延長用の配線を接続します。
【ギヤシフトガーニッシュ(黒いパネル)取付】
・シフトレバーの操作の邪魔にならないようにして、ギヤシフトガーニッシュ(黒いパネル)をセンターコンソールに取付します。 | |
【スイッチパネル微調整】
・スイッチパネルの固定する部分(赤いプッシュスイッチ側)をラジオペンチでシフトレバーの径に合わせて形を作ります。
・スイッチパネルの固定する部分(白いプッシュスイッチ側)を曲げます。
【スイッチパネル固定】
・ホースバンドを取付、スイッチパネルの高さ、角度を好みの位置に合わせます。
・スイッチパネルとシフトレバーを締付固定してください。
・シフトレバーを動かし異音や違和感が無いか確認してください。
・助手席から見るとホースバンドの部分の見た目が良くないので、吸収テープを上から貼り付けます。 |
【完成】
・スイッチ部分の取付完了です。

追記:2012.06.10. 車検
・2回目の車検でシフトレバーにスイッチを取付して、車検クリアする事を確認しました。 | |
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■ウインカー配線分岐と電源配線引込 |
注意!
・配線の色は10型MT-T/C-2WD Hitachi製ECUの物です。
AT車や型違いの場合は違う場合があるので、ディーラー等で配線を確認してください。
・必ずテスターで調べてからに分岐してください。 |
【整流ダイオード取付】
・ウインカーの左右の配線に整流ダイオードを取付します。
分岐する場所もいくつかありますが、2つ紹介します。
ウインカー右の配線色 |
Bl / Y |
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ウインカー左の配線色 |
G / R |
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●運転席側ダッシュサイドトリムから分岐する場合
【ダッシュサイドトリム取外】
・運転席の足元にあるダッシュサイドトリムを外します。
関連:コンソールアンダートレイ/ダッシュサイドトリム脱着方法
→ こちら
・黒いビニールテープでグルグル巻きになっているハーネスの一部を、ビニールテープを取ります。
↑ビニールを剥がすと、ベタベタします。 |
【ウインカー配線分岐】
・そのハーネスの中から、上の表で紹介した色の配線から、エレクトロタップで分岐します。
・運転席下に回路本体を設置したいので、配線を内装に隠して運転席の下まで引き込みます。
・電源の各配線(ACC/常時電源/アース)を運転席下まで引き込みます。
・要所に結束バンドでまとめます。
【ダッシュサイドトリム取付】
・運転席の足元にあるダッシュサイドトリムを元に戻します。
関連:コンソールアンダートレイ/ダッシュサイドトリム脱着方法
→ こちら |
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●メーターから分岐する場合 ※こちらの方が配線の色を確認しやすく、作業しやすいと思います。
【コラムカバー取外】
・コラムカバーを外します。
左の写真は、コラムカバーの下から見た写真です。
赤丸に+ドライバー差込んでネジを外します。
・コラムカバーの下の部分を、両側から押すとコラムカバーが外れます。
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【コンソールアンダートレイ/ダッシュサイドトリム取外】
・運転席の足元にあるダッシュサイドトリムとコンソールアンダートレイを外します。
関連:コンソールアンダートレイ/ダッシュサイドトリム脱着方法
→ こちら
・メーターフードの左下にある左の写真の赤丸の部分に、コンソールアンダートレイのツメが付いているため、コンソールアンダートレイを外さない限りメーターフードは外れません。 |
【メーターフード取外】
・左の写真の赤丸にネジがあるので、先の短い+ドライバーで外します。 |
・メーターフード奥側左右にツメがあるので、メーターフードの下の方から持ち上げて、手前に引っ張ると外れます。
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【メーター取外】
・メーター本体を外します。
左の写真の4カ所ネジで固定されているので、+ドライバーで外します。
黄丸はメーター本体取付時に合わせるツメです。 |
【カプラー取外】
・左側の写真のように、メーター本体を横して、メーター本体に付いているカプラー2つを外します。
メーターフード固定用のスピードナットでメーターの文字盤側を傷つけないように注意してください。
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・メーター本体が外れると、右側の写真のようになります。
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【ウインカー配線分岐】
・G24カプラー(向かって左側の白いカプラー)にウインカーの配線があります。
左右の配線を探して、エレクトロタップで分岐します。
注意! 配線はテスターで必ず調べてから結線してください。 |
【電源配線分岐】
・電源の各配線(ACC/常時電源/アース)を運転席下まで引き込みます。
・要所を結束バンドで配線をまとめます。 |

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【メーターにカプラー取付】
・メーター本体に外した2つのカプラーを取付します。
カチッと音が出るまで押し込んでください。 |

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【メーター本体取付】
・メーター本体を取付します。
左の写真の4カ所ネジで固定されているので、+ドライバーで取付します。
黄丸はメーター本体取付時に合わせるツメです。 |

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【メーターフード取付】
・メーターフードを元に戻します。
メーターフード奥側左右にツメがあるので、メーターフードの下の方からダッシュボードに差込み取付します。 |

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【メーターフード固定ネジ】
・写真赤丸の所にタッピングネジを締めます。
【コラムカバー取付】
・コラムカバーを元に戻します。
【コンソールアンダートレイとダッシュサイドトリム取付】
・コンソールアンダートレイとダッシュサイドトリムを外します。
関連:コンソールアンダートレイ/ダッシュサイドトリム脱着方法
→ こちら
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■回路設置と各配線を回路に接続 |
・回路本体を運転席の下に設置します。
・センターコンソールから運転席下に引き込んだサンキューハザードスイッチの配線を、回路本体と接続します。
・ウインカーから分岐した配線と、各電源配線(ACC/常時電源/アース)を回路本体に接続します。
・各配線を再確認して取付は終了です。
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■動作確認 |
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・エンジンキーがOFFの状態で、サンキューハザードのプッシュスイッチを押してもハザードは点かない事を確認します。
・エンジンキーをACCの状態で、サンキューハザードのプッシュスイッチを押すと、ハザードが3回点滅します。(左の動画)
・ハザード3回点滅後はハザードの点滅しない事を確認します。
・エンジンキーをONの状態でウインカーの動作を確認します。
右のウインカー点滅時、左のウインカーが点滅しない事を確認します。
左のウインカー点滅時、右のウインカーが点滅しない事を確認します。
・エンジンキーをOFFにします。
これで動作確認ができました。
正常動作しない場合は、もう一度配線とフラッシュサーキットのスイッチの位置を確認してください。
●動画について
・左の動画は、YouTubeにアップした動画です。
閲覧する機種によっては、動画を見る事ができません。
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★施工後 |
・スイッチ1回押した後は運転に集中できるので、便利な機能です。
・通常はサンキューハザードとして使用しますが、駐車場が込んでいる時に駐車スペースを見つけた時、素早くハザードを出す事ができます。
追記:2017.11.07. シーケンシャルウインカー取付
規制緩和で流れるウインカーを付けて販売している車が販売されています。
LEDテープのタイプでコントローラーで3種類の発光パターンを選べる物を購入して、Keiworksに取付けました。
フロント側に取付していますが、かなり目立ちます。=(イコール)安全性が高まる。
取付については、下記の関連リンクより見てください。
関連:シーケンシャルウインカー
→ こちら |
追記:2020.07.12. サンキューハザード取付
Keiworksで取付していたサンキューハザードを、SWIFTsportに取付取付しました。
新たに配線をやり直して、モニター用のランプを追加して取付しました。
モニター用のランプを追加した理由は、メーター内のハザードランプはCAN通信のため発光する事ができないためです。
関連:サンキューハザード
→ こちら ※SWIFTsportのページです。 | |
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