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 汎用ドアスペーサースタビライザー

2024.08.01.公開日

車検時確認します。この商品はグレーゾーンです。

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 SWIFTsport[ZC33S]に「汎用ドアスペーサースタビライザー」を取付しました。


 ★今回取付する商品の紹介

・汎用ドアスペーサースタビライザー










【特徴】※Avan Knight(amazon)販売ページより

・ドアスペーサースタビライザーはまだまだ一般的な部品ではありませんが、あのGRパーツからも販売されている効果の高いパーツです。

 ドアスペーサースタビライザーはストライカーの隙間にスペーサーを入れることでボディ剛性を高め、ステアリング(ハンドリング)の反応性を向上させる効果があります。

 86やBRZには専用品も開発、販売される程効果が実証されているのです。

 ストライカーカバーのように見た目だけの商品ではありません。

・ボディ剛性は車の構造上非常に重要な要素です。

 いくら良いエンジン、パワーがあっても剛性が低ければ直進安定性も低くなり安定した走行は出来ません。

 パワーアップや最高速を伸ばすためにターボを交換したりECUを書き換えたり、パワーフィルターやファンネルを取り付けたりマフラーを変えたりする前にまずは安定した走行のために剛性をあげましょう。

 場合によっては安全装備とも呼べる部品がドアスペーサースタビライザーなのです。

・ドアスペーサースタビライザーを自作する方もおりますがもちろん自作とは比べられない程高精度で高品質のため効果も高いです。

 剛性を高めるカスタムパーツとしてはタワーバーや調整式リアピラーバー、ロールバー(ロールゲージ)などが有名ですがどれも大掛かりになってしまいます。

 ですがこちらの商品は見た目も損ねることなく剛性を上げられる商品です。

・またこちらの商品はドアのガタつきや振動を抑える効果も期待できます。

 走行中にドアやガラスが「ビビッ」と音がするなどの場合にも効果が期待できる静寂性を高める快適グッズにもなるかもしれません。

 もちろん見た目もかっこいいためドレスアップパーツ、エクステリアパーツとしての使用もおすすめです。

 取り付けに関しても既存のボルト(ネジ)を取り外し、ストライカー、プレートベース、プレートを取り付けるだけの簡単な作業です。


【詳細】※Avan Knight(amazon)販売ページより

・商品名

・入数

・材質

・取付可/不可



・取扱(取付)説明書


【購入店】

・ストア名

・販売業者





・販売業者住所

ドアスペーサースタビライザー ※AISINの商標登録の関係で、この名称です。

2個セット ※4個セットの販売もあります。

亜鉛合金、ABS

ボディ側(ドアストライカーのネジ穴間隔) 約38mm〜40mm

ドア側(フロントドアロックASSYのネジ穴間隔) 約58mm〜60mm

スライドドアには対応していません。

無し



Avan Knight (amazon)

株式会社Avan net

※上の店舗から購入する場合は、自己責任でお願いします。

 トラブルに関してはご自身で対処願います。

※品切れの場合は、同商品の在庫のあるページへジャンプするため金額が変わる場合があります。

〒306-0226 茨城県古河市女沼857ソレアードA102

・発送場所

・販売価格


・配送料金

amazon

¥6,980(税込[10%]) ※ページ作成時の金額と消費税率です。

 4個セットは¥11,800(税込[10%]) ※ページ作成時の金額と消費税率です。

\410※本州、四国(離島を除く)

\450※北海道、九州、沖縄、離島

amazonが発送する商品を\3,500以上購入した場合 無料配送。


【購入前に】

・この商品には取扱説明書(取付説明書)が付いていません。

 不安な方は、整備工場に取付依頼してください。

・必ず購入前に、ドアストライカーとフロントドアロックASSYを固定している、ヘックスローブ(トルクス)ネジ中心の間隔を測ってください。

 商品が取付できるか確認後、商品を購入してください。

 取付できる車は、

  *ドアストライカー → 38mm〜40mm

  *フロントドアロックASSY → 58mm〜60mm

 サイズが合わない場合は取付不可です。

 私の車の場合は、

  *ドアストライカー → 40mm

  *フロントドアロックASSY → 60mm

 で取付可能でした。


 ★商品について

【梱包について】

・商品の発送はamazonから出荷になります。

 Avan Knightの社名入りのエアパッキンでグルグル巻きにされた状態で、紙袋に包んでありました。

 梱包に関しては問題ありませんが、商品の箱の中は隙間があるので破損する可能性はあります。

 配送業者がしっかりとした荷扱いがされていれば大丈夫だと思います。

 ※今回の配送業者は、amazonでした。

・商品の箱に貼られている商品ラベルは、中国語で「?田?扣(?色)」と書いてあります。

 「銀色」と言うのは確認できます。

・商品ラベルをGoogleレンズで日本語訳すると、写真のように「トヨタロック(シルバー)」と表示されます。

 とても便利な機能です。

【商品確認】

・商品が届いたところで商品を確認します。

 写真はドアストライカーの後側です。

 商品のレビューに写真付きで書いてありましたが、赤丸の部分にクラック(ヒビ)が入った状態の商品があるようです。

 使用時にこれが原因でドアが開いたと言うのはとても怖いので、まず確認します。

 U字フックのグラツキが無いことを確認してください。

 プラスチック(ABS)の破損が無いか、プレートベースの金属部品に歪みが無いか確認します。

 多少、小傷はこの手の商品には付き物です。

 そこが某国のクオリティーなので、気になる方はAISIN製を購入してください。


【保安基準と車検について】

・ドアストライカーの保安基準を調べてみました。

 国土交通省ホームページに書いてある該当する保安基準は、

  *第25条 乗降口

  *別添36 とびらの開放防止の技術基準

 に該当します。

 ドアストライカーの強度などいろいろ書いてありますが、この商品の実際の耐久強度は不明です。

 強度検討書のような書類を用意しないといけないのでしょうか?

 某国の商品なので、そこまではできないと思います。

 検査員によって見解が違ってくると思うので、車検前の打ち合わせで確認して、車検NGの場合は純正品に戻します。

 AISIN製の場合は車検クリアできます。


【基本取付工賃】

※車種によって金額が変わります。

※工賃はこのページ作成時のものです。

※金額と消費税率はページ作成時の物です。

 依頼する所に必ず確認してください。

 カー用品の同じ系列会社でも工賃が違う場合があります。

※純正部品など追加部品代は別途かかる場合があるので、依頼する所に必ず確認してください。

※事前に予約を取らないと取付しない店舗もありますので、依頼する所に必ず確認してください。


・ディーラー(TOYOTA)  \4,320(税込[10%])〜

・ディーラー(レクサス)  \6,000(税込[10%])〜

・一般整備工場A \5,500(税込[10%])〜

・一般整備工場B \3,240(税込[10%])〜

・一般整備工場C \11,880(税込[10%])〜


 取付時間は30分です。

 人それぞれだと思いますが、工賃が高いと思った方もいると思います。

 作業には必要な工具を購入する事になります。

  *ヘックスローブ(トルクス)ビットソケット[T30]

  *ヘックスローブ(トルクス)ビットソケット[T40]

 で、工具代が約¥1,000です。

 ヘックスローブ(トルクス)レンチでは、力を掛けられずネジの頭を破損してしまう場合があります。

 規定トルクで締付するためソケットを購入してください。


 ★必要な部品/材料  ★必要な工具

・パーツクリーナー

・グリス

・ウエス

・ネジ止め剤

 ↑社外品のヘックスローブ(トルクス)皿頭ネジのネジ先に塗っています。

  付けた方が安全でしょう。


・ものさし → 購入前にサイズ確認で使用。取付時は不要。

・トルクレンチ → 無ければ普通のラチェットレンチ

・ヘックスローブ(トルクス)ビットソケット[T30]

・ヘックスローブ(トルクス)ビットソケット[T40]

・ヤスリ → プラスチック製品バリ取りで使用。


 ★施工

  施工時の注意点

 ・整備資格を持たずに施工する場合や、このページを見て施工/使用した場合は、自己責任でお願いします。

 ・部品名、締付トルクは、サービスマニュアルに書いてある名称と数値です。

 ・作業は必ず平らな所で作業してください。

 ・サイド(パーキング)ブレーキをかけ、車輌が動かないことを確認してください。

 ・風の強い日はドアが煽られてケガや事故を回避するため、作業しないでください。

  風の無い晴天時か曇りの時に作業してください。

 ■準備

【作業スペース】

・フロントドアを開けるので、広く平らな所に車を停めます。

【パーキング(サイド)ブレーキ】

・パーキング(サイド)ブレーキをしっかりと引いてください。

 関連:CUSCO スピンターンノブ シルバー[220-014-AA]

 → こちら

【エンジン停止確認】

・事故防止のため、エンジンは必ず停止してください。



 助手席側
 ■助手席:車体側 純正ドアストライカー取外

【純正ドアストライカー取外】

・取外前の純正ドアストライカーです。

 「AISIN」の刻印があります。

・ドアストライカーは、ヘックスローブ(トルクス)皿頭ネジ[T40](以下:皿頭ネジ)2本で固定されています。

・ラチェットハンドルに、ヘックスローブ(トルクス)ビットソケット[T40]を取付けます。

・ヘックスローブ(トルクス)ビットソケット[T40]を、皿頭ネジ[T40]に垂直に合わせて取外します。

 皿頭ネジ[T40]は、きつく締め付けられています。

・純正ドアストライカーが外れました。

・取外した純正ドアストライカーと皿頭ネジ[T40]です。

 皿頭ネジ[T40]は、再利用します。

【比較】

・比較です。

 外観はドアスペーサースタビライザーの方が、純正ドアストライカーより一回り大きいです。

 重さも倍ぐらいです。

・裏側を見ると粗が目立ちます。



 ■助手席:車体側 ストライカー取付

【部品名称について】

・部品点数は、皿頭ネジ[T40]2本を含めると6個です。

 これから取付説明で、部品の名称で表示するので部品名を覚えてください。

【ネジ止め剤について】

・ネジ止め剤は使用しなくてもいいです。

 市販の皿頭ネジを見ると、ネジ山の先にネジ止め剤が付いています。

 私はネジが緩んでトラブルにならないようにするため、ネジ止め剤を使用します。

 理由はベースプレートにプレートAとBを取付すると、固定している皿頭ネジが緩んでしまった場合、プレートAとBを取外しするのに苦労するので、ネジ止め剤を使用します。

 私が使用しているネジ止め剤は、「3M Scotch-Weld ねじゆるみ止め用 嫌気性接着剤 [TL42J]」です。

 ネジ止め剤の使用方法は、パッケージ、またはラベルを読んでから作業してください。

・皿頭ネジ[T40]のネジ山の先端に、ネジ止め剤を付けます。

【ストライカー取付】

・助手席側のストライカーの向きは、左側にスライド部分が移動する方にします。

・ストライカーを車体側の取付位置に合わせます。

・ストライカーのスライド部分を移動させます。

 スライド部分は、皿頭ネジ[T40]を締付けが終わるまで、押さえたままにします。

・皿頭ネジ[T40]2本を手締めします。

・皿頭ネジ[T40]を、上下交互に均等に締付します。

  締付トルク:26N・m

 皿頭ネジ[T40]を締付けすると、スライド部分に当たりますが、そのまま気にせずに締め付けしてください。

・スライド部分を元の位置に戻します。

【ストライカー取付状態確認】

・ストライカーと車体側の間に隙間が無いか確認します。

 隙間が空いていると、異音の原因になる場合があります。

 以前所有していたmira e:s[DBA-LA300S]のドアから異音がする症状があった時、原因はストライカーとストライカー後側の塗装の盛り上がりです。

 塗装の盛り上がりを取り除いて、ストライカー交換して異音解決したことがあります。

 関連:運転席ドア異音修理

 → こちら ※mira e:sのページです。

【グリス】

・スライド部分とストライカーが当たる部分にグリスを塗ります。


【ストライカー取付完了(助手席側)】

・ストライカーの取付ができました。

・見た目だけではAISIN製の商品と判別できないです。

・この状態が続けばいいですが、雨や雪による塩カルの影響で鉄の部分の錆や腐食、プラスチック部分の劣化がどのくらいで出てくるのか?

 何かあればページ下に追記します。



 ■助手席:ドア側 ヘックスローブ(トルクス)皿頭ネジ取外

【取付前】

・助手席側取付前の状態です。

【ヘックスローブ(トルクス)皿頭ネジ[T30]取外】

・フロントドアロックASSYを固定している皿頭ネジ[T30]は3本です。

 取外しする皿頭ネジ取外さない皿頭ネジがあるので注意してください。

  緑色○の皿頭ネジ[T30]は外さないでください。

  赤色○の皿頭ネジ[T30]を取外します。

・ラチェットハンドルに、ヘックスローブ(トルクス)ビットソケット[T30]を取付けます。

・ヘックスローブ(トルクス)ビットソケット[T30]を、皿頭ネジ[T30]に垂直に合わせて取外します。

・皿頭ネジ[T30]が外れた状態です。

・取外した皿頭ネジ[T30]です。

 皿頭ネジ[T30]は再利用します。



 ■助手席:ドア側 プレートベース、プレートA、プレートB取付

【ネジ止め剤】

・皿頭ネジ[T30]のネジ山の先端に、ネジ止め剤を付けます。

【プレートベース取付】

・プレートベースは取付する向きが決まっています。

 助手席側にプレートベースを取付するには、2つのプレートの中間にある細い金属がある方を、ドアの外側に向けます。

 皿頭ネジ[T30]を通す場所は、写真のように窪んでいる面が見えるように、フロントドアロックASSYのネジ穴に合わせます。

・皿頭ネジ[T30]2本を手締めで締めます。

・ヘックスローブ(トルクス)ビットソケット[T30]を、皿頭ネジ[T30]に垂直に合わせて、上下交互に均等に締付します。

 締付トルク:4.5N・m

 プレートベースが歪まないようにしてください。

・プレートベースを取付できました。

【プレート判別方法】

・プレートは、AとBの2つあります。

 助手席の場合は、プレートの裏側を見て、次のように確認します。

  *写真のように丸く窪んだ部分を左側にします。

  *プレートAは、左上に丸く窪んだ部分があります。

  *プレートBは、左下に丸く窪んだ部分があります。

【プレートの取付位置】

・プレートAはプレートベースの上側に取付します。

・プレートBはプレートベースの下側に取付します。

【プレートA取付】

・写真の黄色○にあるバリ2ヵ所は、プレートベース差込時に当たって抵抗になって、プレートが浮いてしまう原因になるので、ヤスリで取り除きます。

・プレートベースのツメの位置を確認します。

・プレートAのツメを引っかける部分を、皿頭ネジ[T30]とプレートベースのツメの間に合わせます。

・プレートAの中心を左手親指で押さえます。

・プレートAの右側を右手親指で左側に押します。

 プレートAを一番奥まで差し込むと固定されます。

・プレートAが浮いていないか確認します。

・プレートAが取付できました。

【プレートB取付】

・プレートBを、プレートAと同じように取付します。

【ドア側取付完了(助手席側)】

・ドア側の取付ができました。



 ■助手席:動作確認

【動作確認(助手席側)】

・助手席に座って、ドアをゆっくり閉めます。

・U字フックがフロントドアロックASSYに入ることを確認します。

 異音やU字フックの変形でドアが閉まらない場合は、純正に戻してください。

・ドアを最後まで閉める時、ちょっと強めに閉めてください。

・外側からもドアの閉まりを確認します。

 ドアが外側に飛び出ていないか確認します。


●ドアの開閉音は、動画内で紹介しています。

 ノーマル

  ↓

 ドア ショック プロテクト クッション アブソーバー取付後

  ↓

 汎用ドアスペーサースタビライザー取付後



 運転席側
 ■運転席:車体側

【純正ドアストライカー取外】

・取付前(運転席側)の状態です。

・純正ドアストライカーは、皿頭ネジ[T40]2本で固定されています。

・ラチェットハンドルに、ヘックスローブ(トルクス)ビットソケット[T40]を取付けます。

・ヘックスローブ(トルクス)ビットソケット[T40]を、皿頭ネジ[T40]に垂直に合わせて取外します。

 皿頭ネジ[T40]は、きつく締め付けられています。

・純正ドアストライカーを取外しました。

【ストライカー取付】

・運転席側のストライカーの向きは、右側にスライド部分が移動する方にします。

・ストライカーを車体側の取付位置に合わせます。

・ストライカーのスライド部分を移動させます。

 スライド部分は、皿頭ネジ[T40]を締付けが終わるまで押さえたままにします。

・皿頭ネジ[T40]2本を手締めします。

・皿頭ネジ[T40]を、上下交互に均等に締付します。

  締付トルク:26N・m

 皿頭ネジ[T40]を締付けすると、スライド部分に当たりますが、そのまま気にせず締め付けしてください。

・スライド部分を元の位置に戻します。

【ストライカー取付状態確認】

・ストライカーと車体側の間に隙間が無いか確認します。

 隙間が空いている場合は、ストライカーと車体側の間にシリコン剤で隙間を埋めて密着させます。

 隙間が空いていると、異音の原因になる場合があります。


【グリス】

・スライド部分とストライカーが当たる部分にグリスを塗ります。

【ストライカー取付完了(運転席側)】

・ストライカーの取付ができました。



 ■運転席:ドア側 ヘックスローブ(トルクス)皿頭ネジ取外

【取付前】

・運転席側取付前の状態です。

【ヘックスローブ(トルクス)皿頭ネジ[T30]取外】

・フロントドアロックASSYを固定している皿頭ネジ[T30]は3本です。

 取外しする皿頭ネジ取外さない皿頭ネジがあるので注意してください。

  青色○の皿頭ネジ[T30]は外さないでください。

  赤色○の皿頭ネジ[T30]を取外します。

・ラチェットハンドルに、ヘックスローブ(トルクス)ビットソケット[T30]を取付けます。

・ヘックスローブ(トルクス)ビットソケット[T30]を、皿頭ネジ[T30]に垂直に合わせて取外します。

・皿頭ネジ[T30]が外れた状態です。

 皿頭ネジ[T30]は再利用します。



 ■運転席:ドア側 プレートベース、プレートA、プレートB取付

【ネジ止め剤】※私の場合

・皿頭ネジ[T30]のネジ山の先端に、ネジ止め剤を付けます。

【プレートベース取付】

・プレートベースは取付する向きが決まっています。

 運転席側にプレートベースを取付するには、2つのプレートの中間にある細い金属がある方を、ドアの外側に向けます。

・皿頭ネジ[T30]を通す場所は、写真のように窪んでいる面が見えるように、フロントドアロックASSYのネジ穴に合わせます。

・皿頭ネジ[T30]2本を手締めで締めます。

・ヘックスローブ(トルクス)ビットソケット[T30]を、皿頭ネジ[T30]に垂直に合わせて、上下交互に均等に締付します。

 締付トルク:4.5N・m

 プレートベースが歪まないようにしてください。

・プレートベースを取付できました。

【プレート判別方法】

・プレートはAとBの2つあります。

 運転席の場合は、プレートの裏側を見て、次のように確認します。

  *写真のように丸く窪んだ部分を左側にします。

  *プレートAは、右上に丸く窪んだ部分があります。

  *プレートBは、右下に丸く窪んだ部分があります。


【プレートの取付位置】

・プレートAはプレートベースの上側に取付します。

・プレートBはプレートベースの下側に取付します。


【プレートA取付】

・写真の黄色○にあるバリ2ヵ所は、プレートベース差込時に当たって抵抗になって、プレートが浮いてしまう原因になるので、ヤスリで取り除きます。

・プレートベースのツメの位置を確認します。

・プレートAのツメを引っかける部分を、皿頭ネジ[T30]とプレートベースのツメの間に合わせます。

・プレートAの中心を右手親指で押さえます。

・プレートAの左側を左手親指で右側に押します。

 プレートAを一番奥まで差し込むと固定されます。

・プレートAが浮いていないか確認します。

・プレートAが取付できました。

【プレートB取付】

・プレートBをプレートAと同じように取付します。

【ドア側取付完了(運転席側)】

・ドア側の取付ができました。

・プレートベース、プレートAとBを横から見た状態です。

 プレートBの方が少し浮いています。



 ■作業終了

【作業完了】

・作業完了です。

 写真左側が助手席側、右側が運転席側です。

 

 

 ドアの開閉音(ノーマル→ドア ショック プロテクト クッション アブソーバーを取付時→汎用ドアスペーサースタビライザー取付後)の比較を、動画の中で紹介しています。



 ■メンテナンス

【メンテナンス】

・メンテナンスは定期的に点検してください。

  *ストライカーがしっかりと固定されているか

  *U字フックのガタツキや破損が無いか

  *スライド部分のプラスチックの状態

  *スライド部分の動き

  *可動部にグリスを付けます

  *プレートAとBのプラスチックの状態を確認

  *プレートベースがしっかりと固定されているか

  *プレートベースが歪んだり、錆びがひどくなっていないか

  *プレートAとBがプレートベースにしっかり取付けられているか

 破損、劣化している場合は、純正ストライカーに戻すか新しい物に交換してください。



 ★紹介動画


・左の動画はYouTubeで公開しています。

 このページをまとめています。

 写真や文字で説明できない部分を動画にして紹介しています。


 YouTubeチャンネル SWIFTsport改造と改良自己満足のホームページ

 この動画は、

 無断転用(動画サイト、ホームページ、ブログ、SNSなど [※許可済みのページを除く])

 および 複製/編集を禁止しています。

 音が出ます。再生前に音量を小さくしてから調整してください。

 音声は「VOICEVOX」の読み上げソフトを使用しています。

 多少、イントネーションとアクセントが違う部分があります。

 ※利用規約に書いているので表示します。

  VOICEVOX 使用キャラクター:春日部つむぎ

  → こちら


 ★施工後

・取付時間は、約30分で作業できます。

 ※私の場合は写真、動画、メモの作業もしたので、約40分です。

 取付はとても簡単でした。

 製品の良い所と不満点をまとめてみました。


製品の良い点:効果について※個人の感想です。

・AISIN製の半額で販売されている似た商品だけど、本当に効果あるの?って皆さん思われると思います。

 結果から言うと、違いがわかるほど効果があります。※個人の感想です。

 まず最初に気付くのは、ドアの開閉で音が変わりました。

 今までよりちょっとだけ力を入れないとドアが半ドアになってしまいます。

 取付後に駐車場から車を移動する時、右にハンドルを回して動いた時に変化がわかるくらいです。

 私が通勤で通る道で検証してみました。※交換前と後の検証は、同じ速度で検証しています。

 *直線道路

  直線だけではあまり変化はわからないです。

 *交差点左折

  交差点を左折後にハンドルの戻り方と車体の挙動が変わりました。

  取付前は、ハンドルを直進に戻した時に少し右側に膨らむ感じでした。

  取付後は、ハンドルを直進に戻す時に安定して運転しやすくなりました。

 *S字カーブ(右カーブ→左カーブ)

  S字カーブが一番変化がわかりました。

  取付前は、右カーブ時に左によれる感じで、左カーブ時に右によれる感じがありました。

  取付後は、よれる感じは無くなり、カーブ手前で減速しなくても曲がれます。

  S字カーブの出口付近はフラつかずに、安定して立ち上がって加速できます。

 結果としては満足です。

 文章にするととても難しいですが、フロント側だけ取付しただけでこんなに効果が出るなら、リヤドアとバックドアに取付するともっと良くなるのではないでしょうか。

 初めからスポーツモデルに標準装備してもらいたいぐらいです。


製品の不満点:「ヘックスローブ(トルクス)ビットソケット」※個人の感想です。

・プレートのバリ処理がされていないのは、某国製のクオリティーなので、仕方がないのであきらめます。

 このパーツ取付にはどうしても、ヘックスローブ(トルクス)ビットソケット T30とT40が必要です。

 ここが唯一の不満点です。

 私はT25、T30、T40を持っていますが、この後いつ使うんだろう?と工具がまた一つ増えています。

 T25は「AUTRADE カーボン調ドアミラーカバー&シーケンシャルLEDサイドマーカーセット」を取付時に購入しました。

 通常点滅とシーケンシャル点滅の切替えを車内でできるようにするため、ドアミラーを分解する時に使用した後は使っていません。

 関連:AUTRADE カーボン調ドアミラーカバー&シーケンシャルLEDサイドマーカーセット

 → こちら

 T30はおそらく使う予定はありません。

 T40は4点シートベルト取付時に購入しました。

 シートレールを固定しているネジにL型ステーを共締めする時に使用したのと、今回の作業で2回目です。

 関連:WILLANS SUPER SPORTS 4X4

 → こちら


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