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 フロントナンバープレート移動

2019.12.02.施工/公開日

車検クリア(条件付)できます。

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 SWIFTsport[ZC33S]のフロントナンバープレートを15mm上に移動しました。

 少しでもインタークーラーに風を当てたいので施工しました。


 ★ナンバープレートの取付位置と車検について

 ナンバープレート(自動車登録番号標、車両番号標等)については、道路運送車両法(第十九条)にナンバープレートの表示の位置/方法の詳細について定めた道路運送車両法施行規則等の一部を改正する省令及び告示が、2016(平成28)年4月1日から施行されています。


●道路運送車両法(第十九条)※原文:国土交通省ホームページより抜粋。

第十九条 自動車は、第十一条第一項(同条第二項及び第十四条第二項において準用する場合を含む。)の規定により国土交通大臣又は第二十五条の自動車登録番号標交付代行者から交付を受けた自動車登録番号標を国土交通省令で定める位置に、かつ、被覆しないことその他当該自動車登録番号標に記載された自動車登録番号の識別に支障が生じないものとして国土交通省令で定める方法により表示しなければ、運行の用に供してはならない。
(自動車登録番号標の廃棄等)


●ナンバープレートの表示/位置について

 国土交通省のホームページで、ナンバープレートの表示/取付について、下記のように説明されています。


*2016(平成28)年4月1日からのナンバープレートの表示/位置

項目 フロントナンバープレート リヤナンバープレート
ナンバープレートの上端が
1,200mm 以下 の場合
ナンバープレートの上端が
1,200mm 以上 の場合
位置 ナンバープレートの識別に
支障にならない見やすい位置。
ナンバープレートの識別に
支障にならない見やすい位置。
ナンバープレートの識別に
支障にならない見やすい位置。

上下向き 上向き:10°〜 / 下向き:10° 上向き:45°〜 / 下向き:5° 上向き:25° / 下向き:15°
左右向き 左向き:10°〜 / 左右向き:0° 左向き:5°〜 / 左右向き:0° 左向き:5°〜 / 左右向き:0°
回転 水平 水平 水平
被覆/汚れ/
物品の取付
禁止(封印/検査標章/保険標章 等)
下記のフレーム、ボルトカバーを除く
禁止(封印/検査標章/保険標章 等)
下記のフレーム、ボルトカバーを除く
禁止(封印/検査標章/保険標章 等)
下記のフレーム、ボルトカバーを除く
フレーム 上部:10mm以下 上部:10mm以下 上部:10mm以下
左右:18.5mm以下 左右:18.5mm以下 左右:18.5mm以下
下部:13.5mm以下 下部:13.5mm以下 下部:13.5mm以下

上部:6mm以下
※幅が7mm以下の場合は10mm以下。

上部:6mm以下
※幅が7mm以下の場合は10mm以下。

上部:6mm以下
※幅が7mm以下の場合は10mm以下。
左右:30mm以下 左右:30mm以下 左右:30mm以下
下部:30mm以下 下部:30mm以下 下部:30mm以下


脱落する恐れのない物

脱落する恐れのない物

脱落する恐れのない物
ボルト
カバー
・直径が28mm以下で番号と文字を被覆しない物。
・厚さが9mm以下の物。
・脱落する恐れのない物。
その他 ・確実に取付けられている事。
・折り返されていない事。
・裏表、上下が逆になっていない事。
・番号と文字の識別に支障が生じない事。


 上の表を簡単にまとめると、

  *シール等を貼付ける事は禁止

     但し、封印/検査標章/保険標章は指定された所に貼付可。

  *汚れた状態にする事

     文字の色が落ちていて読み取りにくくなっている、文字を読み取りにくくする行為は違反になります。

  *裏表、文字と数字の上下が逆になって表示、回転させて取付はする事

     一定範囲の上下向き/左右向きの決められた角度に取付してください。

     ナンバープレートの識別に支障にならない見やすい位置に取付してください。

     車内のダッシュボードの上に置くのは車検NGです。

  *折り返す(折り曲げる)事は車検NG

  *確実に固定されている事

  *固定するボルトの厚みとナンバープレートの周りに取付するカバーの厚みは、ナンバープレートより9mm以下の物を使用する。

     文字や数字が隠れてしまうナンバーフレームは車検NGです。

  *プラスチックのカバー等で被覆する事は原則禁止です。


 となります。


 私の車には「SEIWA カーボンナンバーフレームセット[K396]」を取付しています。

 SEIWA カーボンナンバーフレームセット[K396]の製品サイズは H 172mm x W 342mm x D 11mmです。

 SEIWA カーボンナンバーフレームセット[K396]を取付した状態で、文字と数字をハッキリと読めるので車検クリアできます。

 SEIWA カーボンナンバーフレームセット[K396]をKeiworks[HN22S]とSWIFTsport[ZC33S]に取付した状態で車検クリアしています。

SEIWA カーボンナンバーフレームセット[K396] 関連:SEIWA カーボンナンバーフレームセット[K396]

 → こちら ※SWIFTsportのページです。

 詳細は国土交通省のホームページに書いてあるので、下記の外部リンクで確認してください。

 外部リンク:ナンバープレートを見やすく表示しましょう

 → こちら


 ★必要な部品/材料  ★必要な工具

・なしです。


・+ドライバー(#2)

・ニッパー → よく切れる物

・充電(電動)ドライバー

・鉄鋼用ドリル刃[8mm] または スパイラルステッピングドリル

・油性マジック(細)

・ものさし または メジャー

・水平器 あれば一番良いです。


 ★施工

  施工時の注意点

  ・このページを見て施工した場合は、不具合が発生しても自己責任でお願いします。

  ・作業は必ず平らな所で作業してください。

  ・火傷するので必ずエンジンが冷えている時に作業してください。

 ■施工

【取付前に】

・私の車のナンバープレートには「SEIWA カーボンナンバーフレームセット[K396]」が付いています。

SEIWA カーボンナンバーフレームセット[K396] 関連:SEIWA カーボンナンバーフレームセット[K396]

 → こちら



 ナンバープレートに付いた状態になっているので、そのままナンバープレートを取外すのと同じようになります。

【施工前(純正取付位置)の状態】

・写真は、フロントバンパー下部を横(運転席側)から見た写真です。

 私の車には「SEIWA カーボンナンバーフレームセット[K396]」が付いていているので、フロントバンパーのグリルからナンバーフレームの下部までの開いている隙間は35mmです。

 これではあまり風が当たらない状態です。

【フロント側ナンバープレート取外】

・フロント側のナンバープレートを固定しているボルトを、+ドライバーまたはスパナー[10mm]で反時計回しでボルトを緩めて、2本とも完全にボルトを外さない状態にします。

・ナンバープレートを片手で持って、ボルトを2本取外します。

 私は「ヤック 盗難防止ボルト2 [PZ-543]」でナンバープレートを固定しているので、ヘックスローブ(トルクス)レンチで取外します。

 関連:ヤック 盗難防止ボルト2 [PZ-543]

 → こちら

・ナンバープレートを取外した状態です。


 これからの説明は、運転席側の施工方法を紹介していますが、助手席側も同時進行で作業してください。

【移設位置決め】

・私の場合は、純正位置より15mm上に取付する事にします。

 この位置であれば上のグリスに干渉せずに移設する事ができます。

 赤マジックで印した所がスピードナットより15mm上に上がった所です。

Cusco アジャストナンバーステー 関連:Cusco アジャストナンバーステー

 → こちら

【スピードナット取外】

・スピードナットを車の中心に向かってスライドさせて取外します。

 写真は運転席側です。

【ネジ穴開け】

・先程印した位置から7.5mm下がった位置に+の印を付けます。

・+の印をつけた所の中心をドリルで8mmの穴を開けます。

 私の場合はスパイラルステッピングドリルで8mmの穴を開けた後、10mmの刃の部分を少しフロントバンパーの表面の角を落としました。

【スピードナットの取付部分切り込み】

・スピードナットを取付するため、開けたネジ穴の脇に切り込みを入れます。

 切り込みを入れる高さはスピードナットの高さと同じ15mmと幅は3mmです。

 私の場合は、よく切れるニッパーでカットしました。

【スピードナット取付】

・スピードナットをバンパー中心から斜めに差し込んで、穴を開けた付近でスピードナットを切込みの中に差し込みます。

 ここまでの作業で写真のようになります。

【ナンバープレートの水平】

・ナンバープレートを取付します。

 ボルトは仮締めの状態で、ナンバープレート上部に水平器を置いて、水平が取れた所でボルトを固定します。

 水平器が無い方は見た目で水平を判断するか、ナンバープレートの上部の両角に紐の先に重りを付けて水平を取ります。


【完成】

・完成です。

・見た目はあまり変わりがなく言われないとわからないレベルですが、フロントバンパー下部のインタークーラーのグリルは15mm広くなりました。

・私の車はナンバーフレームを取付しているので、ナンバープレートの上部はフロントバンパーの中央の上部より少し飛び出ています。

 ナンバープレートだけなら丁度角のあたりになります。


 ★施工後

・初めはCusco アジャストナンバーステーを購入するか、自作でステーを作成しようか迷っていました。

 あまりナンバープレートを上げ過ぎると見栄えがあまり良く感じなかったので、ちょい上げで加工取付してみました。

 日本のナンバープレートの形状が ヨーロッパのナンバープレート(ユーロナンバープレート)のように長方形なら、風がインタークーラーによく当たるのですが、日本のナンバープレートの形状は移設するにも形が悪過ぎです。


 追記:2020.07.05. Cusco アジャストナンバーステー取付

・Cusco アジャストナンバーステーが中古で販売されていたので購入して取付しました。

 詳細は下記の関連リンクを見てください。

Cusco アジャストナンバーステー 関連:Cusco アジャストナンバーステー

 → こちら


 追記:2020.05.08. フロントグリルをメッシュネット化とインタークーラシュラウド加工

・フロントグリルをメッシュネット化しました。

 インタークーラシュラウドも加工したので、インタークーラーがよく見えるようになりました。

 Cusco アジャストナンバーステーでインタークーラーへ風がいっぱい当たる効果が上がります。

 フロントグリルをメッシュ化するための作業でもあります。

 関連:ZC33S フロントグリルをメッシュネット化

 → こちら

 関連:ZC33S インタークーラシュラウド加工

 → こちら


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