Keiworksに自作アーシングを施工します。
車体自体はまだ新しいですが、電気の流れを抵抗無く直接バッテリーに戻すため施工しました。
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★アーシングとは? |
【アーシング効果】
@低・中速トルクアップする。
A夜間走行など電気負荷をかけた時のパワーダウンするのを軽減する。
Bアイドリング安定する。
Cエンジン始動がスムーズになる。
Dライトの照明アップなど各電装品の効率アップする。
Eカーオーディオの音質改善に効果がある。
などです。 | |
自動車はボディー全体がマイナス極であるため、酸化や汚れ等で電気抵抗が増大した場合は、電装系統の各部品が設計通りの性能を発揮しなくなると言われています。
経年変化により電気的接触が悪化する事があり、電気的に浮いた金属物となるため、静電気が溜まったりラジオノイズの原因になったり、あるいは車両本体との電位差により腐食が進むことがあります。
バッテリーのマイナス極と各電装部品を抵抗値の少ないケーブルで直接結線する事により、本来の性能が引き出せるようにする事がアーシングです。
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★必要な部品/材料 |
★必要な工具 |
・電源ケーブル
↑1.25sq以上の配線。太ければ一番いいです。長さは現車合わせで。
・丸型圧着端子(8mm)
・清和工業 アーシングターミナル [ET-1]
![清和工業 アーシングターミナル [ET-1]](http://typlus5638.g1.xrea.com/ET-1_1.gif)
・収縮チューブ(中くらいの物)
・結束バンド x 1袋
・ハンダ → なくてもいいです
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・+ドライバー(#2)
・スパナー[8〜12mm]
・ニッパー
・ラチェットレンチ
・ハンダゴテ(なくてもいいです。)
・圧着ペンチ
↑ 無い場合は、
ウォーターハンマーレンチ
または、
−ドライバー(金づちで叩ける物)
と
金づち |
★施工 |
■アーシングターミナル取付 |
注意!
カーオーディオなど常時電源を使用しているパーツで、バッテリーを外すと設定が消えてしまう事があります。 |
・バッテリーからマイナスのケーブルを外します。
・マイナス端子に付いているボルトからナットを外します。
・マイナス端子とアーシングターミナルにボルトを通して、ナットを軽く閉めておきます。
・バッテリーのマイナス端子にマイナスのケーブル(アーシングターミナル付)を取付後、ナットを締めます。 |
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■アーシングケーブル作成と取付 |
・アーシングする場所を決めます。
【アーシングする基本ポイント】
・ワイパーのモーターのアース部分
・スロットルレバー付近の金属部分
・コンピューターのアース部分
・バッテリーのすぐ横の純正アース部分
・各スパークプラグのアース部分(ヘッドカバー)
・ミッションケース部分
・タービン近くの放熱板に付いている純正アース部分
・左ヘッドライトのアース部分 |
【私の場合】
基本ポイントの他に4カ所追加します。
・ABS本体のアース部分
・ホーンのアース部分
・エアコンのコンプレッサーのアース部分
・オルネータのアース部分
※コンプレッサーとオルタネータに配線した場合、ノイズが出る事があります。
その場合は配線を取外してください。 |
・ケーブル(配線)の長さは現車に合わせて作成します。
下記の注意事項を確認して配線します。
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配線時の注意事項
・エンジン(熱源)に接続端子以外のケーブル(配線)を接触させないでください。
・各配線を少し余裕をもたせて配線してください。
・エアコンのコンプレッサーのアース部分とオルネータのアース部分はかなり太いケーブルを使ってください。
車両火災の原因になります。
・ライターを使用します。
近くに燃えやすい物が無いか?ガソリンの匂いがしないか?確認してからライターを使用してください。 |
![インマニ付近](http://typlus5638.g1.xrea.com/aieasing2.gif)
![清和工業 アーシングターミナル [ET-1]部分](http://typlus5638.g1.xrea.com/ET-1_3.gif) |
【手順】
1 収縮チューブを2cmぐらいに切った物を必要な数だけ用意します。
2 ケーブル(配線)の長さを合わせます。
3 ケーブル(配線)の先(両方)に収縮チューブを通してから、丸型圧着端子を付けて圧着ペンチでかしめます。
↑ケーブル(配線)が太い場合、カナヅチと貫通マイナスドライバーで端子を圧着します。
4 収縮チューブを丸型圧着端子に側持ってきて、ライターであぶります。
5 アーシングするポイントに丸型圧着端子を取付します。
6 アーシングターミナルをつなげます。
7 この作業を繰り返します。 |
![完成です。](http://typlus5638.g1.xrea.com/ET-1_2.gif) |
・配線が終わったらケーブル(配線)を結束バンドで束ねて固定します。 |
【完成】
・完成です。 |
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★施工後 |
・エアコン使用時に坂道を上る時、スムーズに上るようになりました。
・ヘッドライトが明るくなりました。
・エアコンの効きがもっと良くなりました。
関連:エアコン低圧配管断熱
→ こちら |
関連:ASTRO PRODUCTS R134a ガスチャージホース ゲージ付
→ こちら |
・アーシングと自作ホットイナズマもどきをセットにすると、電装系のロスをなくしてスムーズにエンジンが回るようになりました。
関連:自作ホットイナズマもどき
→ こちら
追記:2008.11.08. JURAN Racing 汎用エキゾーストアース取付
・最近マフラーのアーシングも興味あったので施工してみました。
関連:JURAN Racing 汎用エキゾーストアース取付
→ こちら 施工済 |
追記:2011.04.17. Remix アーシングキット取付
・4年ぶりにアースワイヤーを太い物にすべて交換しました。
・このページで紹介したアースポイントにさらに追加して取付しました。
さらに効果が上がりました。
・マフラーアーシングもボディーアースからバッテリーのマイナス端子直結にしました。
関連:Remix アーシングキット取付
→ こちら
![バッテリー付近](http://typlus5638.g1.xrea.com/ET-1_5.gif) |
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