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 DENSO IRIDIUM POWER (IXU22)交換

2008.12.14.施工/公開日

車検クリアできます。

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 Keiworksのスパークプラグ交換「DENSO IRIDIUM POWER [IXU22]」を取付です。


 ★今回取付する商品の紹介

・DENSO IRIDIUM POWER [IXU22]

DENSO IRIDIUM POWER [IXU22]



DENSO IRIDIUM POWER [IXU22]パッケージ



DENSO IRIDIUM POWER [IXU22]

【特徴】※DENSOホームページより

●加速UP!燃費UP!

・0.4mm径イリジウム合金中心電極と特殊な接地電極の採用によって様々な運転条件下において安定したハイレスポンスを生み出します。

・標準プラグ使用時にくらべ、加速性とトルクも向上します。

・燃費が良くなる。

●デンソー独自のU溝接地電極

・U溝接地電極を採用し、飛火電圧は低く保ったまま、優れた着火性能を実現しています。


【詳細】※1本箱

・プラグの種類

・熱価

・ネジ径

・ネジ長さ

・六角二面幅

・火花ギャップ

・碍子プロジェクト

・火花位置

・接地高さ

・ターミナル形状

・レジスタ

・呼番

・希望小売価格(税別)


φ0.4イリジウム

7

12mm

19mm

16mm

0.9mm

1.3mm

2.8mm

5.0mm

RC(ナットかしめあり)

5KΩ

I08

\1,500 ※ページ作成時の価格です。


 ■DENSOとNGKの商品互換表

・この下の表は、Keiworks[10型]用のDENSOとNGKの商品互換表です。(2015.10.24.)

 他のメーカーのスパークプラグは、スパークプラグメーカーのホームページで確認してください。

DENSO

商品名

型番

熱価

コード

NGK

商品名

型番

熱価

コード

純正プラグ

IXU22C・

7

5170

純正プラグ

KR7AI

7

7789

加速力UP!

IRIDIUM POWER

IXU22

7

5083

加速力UP!

IRIDIUM IX

DCPR7EIX

7

3144

経済的長寿命

IRIDIUM TOUGH

VXU22

7

-

経済的長寿命

IRIDIUM MAX

DCPR7EIX-P

7

5175

サーキットで

強さを発揮

IRIDIUM RACING

IXU01-27

7

-

サーキットで

強さを発揮

IRI SERIES

-

7

-

IXU01-31

8

-

IRIMAC8

8

-

IXU01-34

9

-

IRIMAC9

9

-

※レーシングプラグを使用する際、エンジンのチューニングに合わせて熱価を合わせてください。

 アイドリングが安定しなかったり、低回転時にエンジンストールする場合があります。

※Kei[10型 A、Bターボ、works]の純正スパークプラグ品番は、上の表の品番をSUZUKIディーラーで購入してください。


 ■スパークプラグの交換時期について

【スパークプラグの交換の目安】

左側は新品スパークプラグ DENSO IRIDIUM POWER [IXU22] 14.743Km走行した純正スパークプラグ[09482-00563]・スパークプラグを交換する目安は、下記の症状が出た時に交換です。

  *エンジンの始動が悪くなる。

  * 馬力がなくなる。

  * アイドリングが不安定になる。

  * 走行距離  軽自動車 → 7.000 〜 10.000Km  普通車 → 15.000 〜 20.000Km

 スパークプラグの寿命は、DENSO IRIDIUM POWER [IXU22]の場合は10,000Kmで、DENSO IRIDIUM TOUGH [VXU22]は50,000Kmです。

 写真左は、新品スパークプラグ DENSO IRIDIUM POWER [IXU22]

 写真右は、14.743Km走行した純正スパークプラグ[09482-00563]まだ上の症状は出ていませんが交換しました。

※ページ下に私の車で起こったスパークプラグの不具合による症状を書いています。


 ★必要な部品/材料 ★必要な工具

・ブレーキクリーナー

・ウエス

・養生テープ

・軍手


・+ドライバー(#2)

・ラチェットハンドル

・ソケット[8mm]


・ソケット[10mm]

・ソケット[19mm] → 車載工具のレンチでも可

・プラグレンチ[19mm x 180mm] → 肉厚が薄い物で長い物


 ★施工

 ■スパークプラグ取外

  施工時の注意点

 ・ゴミが入らないように注意してください。

 ・必ずエンジン停止した状態で、エンジンが冷えている時に作業してください。

ボンネットを開けます、【ボンネット】

・ボンネットを開けます。

インタークーラーを取外します。【インタークーラー取外】

・インタークーラーを取外します。

 関連:インタークーラー脱着方法

 → こちら


・インタークーラーを外したら、養生テープで配管内にゴミが入らないようにします。

赤丸の左右は+ドライバー、中央はボックス[10mm]で外します。【エアクリーナーアウトレットパイプ取外】

・エアクリーナーアウトレットパイプ(純正エアクリーナーボックスからタービンにつながっている配管)を外します。

 写真赤丸の右と左下は+ドライバー、中央はラチェットハンドルにソケット[10mm]を取付て外します。

・エアクリーナーアウトレットパイプを外したら、養生テープで配管内にゴミが入らないようにします。

プラグカバーを固定してあるボルト[8mm](写真赤丸)を、取外しします。【シリンダーアッパーカバー(黒いプラスチック)取外】

・シリンダーヘッドカバーの中心にある、シリンダーアッパーカバー(黒いプラスチック)を固定しているボルト[8mm](写真赤丸)を取外します。

イグニションコイルを固定しているボルト(赤丸)をボックス[10mm]で外します。

【ダイレクトイグニションコイルハーネス(カプラー)取外】

・K6Aエンジンは、ダイレクトイグニション方式を採用しています。

 ダイレクトイグニションコイルにつながっているハーネス(カプラー)を取外します。


【ダイレクトイグニションコイル取外】

・ダイレクトイグニションコイルを固定しているボルト[10mm](写真赤丸)を取外します。


ダイレクトイグニッションとは?

 1気筒に1個づつ点火コイルが付いた方式です。

 ダイレクトイグニションコイルの電極は、赤丸がコントロール(ECUから)、緑丸がアース、黄丸が+12Vです。

 イグニションコイルの電極は赤丸がコントロール、緑丸がアース、黄丸が+12Vです。 イグニションコイル


 K6Aエンジンに使用しているダイレクトイグニションコイルは、DENSO製と三菱(HITACHI)製の2つあります。

 私の車に付いていたダイレクトイグニションコイルは、DENSO製でした。

イグニションレジスタ このダイレクトイグニッションの点火時期を調整するのは、イグニッションレジスタです。

 イグニッションレジスタは、全部で12種類あります。

 車によってイグニッションレジスタの番号が違います。

 私の車は6番が付いていました。

 下記の関連リンクでは、イグニッションレジスタの番号を6番から7番、8番と進角してみました。

 この部品を変えるだけで車の運転が変わります。

 部品代は1個\530(税抜)です。

 関連:イグニッションレジスタ

 → こちら


ボルトを外したら、イグニッションコイルを上に引き上げます。・ダイレクトイグニッションコイルを上に引き上げます。

 3つすべてのダイレクトイグニッションコイルを取外します。

  注意! ゴミが入らないように注意してください。

プラグレンチを差込み取外します。 → 12回転で外れました。

【スパークプラグ取外】

・プラグレンチを差込みます。

 ラチェットハンドルにソケット[19mm]を取付て取外します。

 12回まわして外れました。


 写真のプラグレンチは、WAGON-Rの車載工具を取って置いた物です。

 プラグレンチ [19mm x180mm]

 プラグレンチを購入する方は、写真のような肉厚の薄くて長いプラグレンチを購入してください。

 今の車にはタイヤ交換用の工具(2014年になるとスペアタイヤが無くなり、パンク修理材とパンタグラフだけ)しかないので、プラグレンチはありません。


3つすべてのスパークプラグを取外しました。【スパークプラグ取外完了】

・3つすべてのスパークプラグを取外しました。

 

 ■スパークプラグ取付

  注意!

・スパークプラグ取付時、必ず初めは手締めをしてください。

適性トルクで締めてください。

 スパークプラグを締め過ぎて、スパークプラグ破損させたり、シリンダーASSYのスパークプラグのネジ山を破損しないように注意してください。

スパークプラグ取付【スパークプラグ取付】

・プラグレンチに新しいスパークプラグを取付します。

・スパークプラグをプラグレンチの穴に差して必ず手締めします。

 手で回せる所まで回します。

 スパークプラグが斜めに入ったりしてネジ山を壊すと、シリンダーヘッドASSY交換で費用もかなり掛かります。 ※SUZUKIで標準作業時間が一部2人で作業して「7.9」です。

・残りの2本も同じように新しいスパークプラグを取付します。

トルクレンチを使用しないスパークプラグの締付け方法(ネジ径:12mmの場合)

【スパークプラグ締付】

適正なトルクでスパークプラグを締め付けます。


 [適性トルク:15-20N・m(1.5〜2.0kgm)] ※M12の場合


 トルクレンチが無い場合は、左の図のように締めます。

 ※各スパークプラグメーカー共通です。

ダイレクトイグニションコイルをエンジンヘッドに固定するボルト(写真赤丸)を取付します。【ダイレクトイグニションコイル取付】

・ダイレクトイグニションコイルを取付します。

・ダイレクトイグニションコイルを固定するボルト[10mm](写真赤丸)を締付けます。


【ダイレクトイグニションコイルハーネス(カプラー)取付】

・ハーネス(カプラー)をダイレクトイグニションコイルに接続します。

 差し込む位置が決まっているので、間違えないように注意してください。

シリンダーアッパーカバー(黒いプラスチック)を固定しているボルト[8mm](写真赤丸)で取付します。【シリンダーアッパーカバー(黒いプラスチック)取付】

・シリンダーアッパーカバー(黒いプラスチック)を取付します。

・シリンダーアッパーカバー(黒いプラスチック)を固定しているボルト[8mm](写真赤丸)で取付します。


【養生テープ取外】

・エアクリーナーアウトレットパイプを接続する所の養生テープを取外しします。


【社外品エアクリーナー取付】※純正品交換タイプ以外のエアクリーナーを取付されている方

・純正品交換タイプ以外のエアクリーナー(キノコ型など)を取付されている方は取付します。

エアクリーナーアウトレットパイプを取付します。【エアクリーナーアウトレットパイプ取付】※純正エアクリーナーを取付されている方

・エアクリーナーアウトレットパイプを取付します。

 写真赤丸の右と左下は+ドライバー、中央はラチェットハンドルにソケット[10mm]でネジを締付けます。


【養生テープ取外】

・インタークーラーを接続する所の養生テープを取外します。


インタークーラーを取付します。【インタークーラー取付】

・最後にインタークーラーを元に戻して完了です。

 関連:インタークーラー脱着方法

 → こちら

ボンネットを閉じます。【ボンネット】

・ボンネットを閉じます。


 ■スパークプラグ新旧比較

スパークプラグ比較・すべてのスパークプラグを取外して比較しました。

 納車時に付いていた純正スパークプラグは、DENSO「IXU22C・」が付いていました。

 3つとも同じように綺麗に焼けていました。

3つとも同じように綺麗に焼けていました。

 ★施工後

・やっぱりエンジンスタートがスムーズで、加速が良くなりました。

・エンジンの音も少し静かになったみたいです。


 追記:2012.08.10. スパークプラグ交換

・今回も同じDENSO IRIDIUM POWER [IXU22]を交換しました。

 関連:DENSO IRIDIUM TOUGH [VXU22]

       → こちら

 追記:2013.12.23. スパークプラグ不具合

【症状】

 ギアを1速落として加速する時に出る症状で、通常走行(エンジンに負荷をかけない状態)では問題無く走行できます。


 ギアを1速落として加速中、アクセルを踏み込むと回転が上がらず、ブーストも0.5Kg/cm2以下になります。

 この症状になった時、エンジンから「ボッボッボッボッボッ」と音がします。

 それと同時にゲツゲツと振動も出ます。


 突然この症状になったので、Web検索でいろいろ調べた結果、スパークプラグ、ダイレクトイグニションコイル、アクチュエータ、WG-VSV、タービンの順で不具合が発生させている容疑者(部品)を特定します。


【調査(犯人捜し)】

 先にエンジンを外観(目視)で確認した時、アクチュエーターの棒の部分が錆びていたので、固着している可能性も捨てきれなかったので、フロントバンパーを取外して、アクチュエータのサビを金ブラシで落として、オイルスプレーを吹きかけました。

 WG-VSVや配管も確認しましたが、特に異常が無いのでフロントバンパーを取付後に走行してみました。

 サビを取った事で、少しは良くなった気がしましたが、それでも回転を上げると同じ症状になります。

 次に、インタークーラーを取外して、ダイレクトイグニションコイルとハーネスを確認しました。

 ちょっと気になったのは、真ん中のダイレクトイグニションコイルの焼け方が、両隣のダイレクトイグニションコイルより黒くなっていました。

 テスターで抵抗値を確認してみましたが、どのダイレクトイグニションコイルも断線はしていませんでした。

 スパークプラグを確認した時に、今回の原因(犯人)が特定できました。


原因のスパークプラグ(上)と新品のスパークプラグ(下)【スパークプラグの外観確認】

・中心電極が小さくなり、接地電極が丸味を帯び、ギャップが広くなり過ぎています。

・ハウジングのすぐ上の碍子上に茶色の付着物が付いています。

 茶色の付着物は、「コロナ汚れ」と呼ばれている症状です。

 左の写真:原因のスパークプラグ(上)と新品のスパークプラグ(下)

【原因】

・始動・加速不良は、プラグ寿命。

 「ボッボッボッボッボッ」と音が出ていたのは、失火していた音でした。

 今回の原因は、中心電極が小さくなったため起きた症状でした。

・コロナ汚れは、硝子付近の空気に電気的ストレスがかかるために出来た汚れです。

※プラグ性能には影響なしです。

 スパークプラグのガス漏れではありません。


【スパークプラグ交換】

 ・スパークプラグ交換しました。

  ギアを1速落として加速時に出た症状が無くなりました。


 今回は、スパークプラグの交換だけで済んだので良かったです。

 これがダイレクトイグニションコイルだと1個:約¥7,000(3個で約¥21,000)で、タービン.......考えるだけでゾッとします。

 先回交換してから、短い周期でスパークプラグが寿命になりました。

 スパークプラグの寿命を縮めている原因の1つに、ブーストコントローラーなどの電子パーツが影響していると思います。

 車の走行距離も96,000Kmを越えたので、どこかしら壊れてもおかしくない状態です。

 最近仕事が忙しく、なかなかメンテナンスができていなかったので、今回のような事があるので、時間を見つけてメンテナンスします。


DENSO IRIDIUM TOUGH [VXU22] 追記:2015.10.24. スパークプラグ交換

・先回(2013.12.23.)と同じ症状が出始めたので、今度はDENSO IRIDIUM TOUGH [VXU22]を取付けました。

 関連:DENSO IRIDIUM TOUGH [VXU22]

       → こちら

追記:2017.03.19. NGK IRIDIUM PLUG MAX [DCPR7EIX-P]に交換

・先回取付したDENSO IRIDIUM TOUGH [VXU22]からNGK IRIDIUM PLUG MAX [DCPR7EIX-P]に交換しました。

 20,440Km走行して交換しました。

 プラグの汚れは先回よりは綺麗でした。

・NGKのスパークプラグは、バイクの時はよく使っていましたが、車では初めて使用します。

 関連:NGK IRIDIUM PLUG MAX [DCPR7EIX-P]

 → こちら


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