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 SUZUKI純正ルーフエンドスポイラー[83980-82G00]

2021.05.08.施工/公開日

車検クリアできます。

※一部要確認

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 SWIFTsport[ZC33S]に「SUZUKI純正ルーフエンドスポイラー[83980-82G00]」を取付しました。

 

 ★今回取付する商品の紹介

・SUZUKI純正ルーフエンドスポイラー[83980-82G00]





【特徴】※SUZUKI「Keiworks」カタログより

・エアロダイナミクス特性を高め、高速走行時の走行安定性や燃費を向上。

・ルーフ上部の気流を積極的にバックドアに流すことで、リヤに付着する水跳ねやホコリも減少させる。

・ハイマウントストップランプ内蔵。

 

【詳細】

●販売価格

新品:\49,100(税別) → この価格で購入するならZC33S用の物を購入した方が良いでしょう。

中古:\3,000〜\8,800 → 送料別が多いです。

※私は乗っていたKeiworksから取外していたので、購入価格は\0です。

 

●本体 ※基本の4色。他にレッドなどあります。

・色1

・純正番号

・使用型式

 

・色2

・純正番号

・使用型式

 

・色3

・純正番号

・使用型式

 

 

 

 

 

・色4

・純正番号

・使用型式

アズールグレーパールメタリック ※私が使用するルーフエンドスポイラー。

 83980-82G00-ZY4

ABA-HN22S(2007年)10型(11型)

 

チャンピオンイエロー4 ※私の車の色なので、こちらを購入していれば作業は楽です。

 83980-82G00-ZFT

型式 TA-HN22S(2006年) ※9型だけのカラー

 

パールホワイト ※他の色に塗装するならベースで購入した方が良いでしょう。

 83980-82G00-Z7T

ABA-HN22S(2007年)10型

 TA-HN22S(2006年) 9型

 TA-HN22S(2005年) 8型 ※マツダ ラピュタ TA-HP22S

 TA-HN22S(2004年) 7型 ※マツダ ラピュタ TA-HP22S

 TA-HN22S(2003年) 6型 ※マツダ ラピュタ TA-HP22S

 

ブルーイッシュブラックパール ※塗装しないで使用できますが、小傷が目立つ色です。

 83980-82G00-ZJ3

パールホワイトと同じ。

 

●ランプ部

・純正部品名称

・純正部品番号

・製造メーカー

・メーカー品番

・光源

・付属品

・ハーネス名称

・純正部品番号

・使用車種

ハイマウントストップランプASSY

35810-82D20

スタンレー

P1355

LED 赤色6灯

スペーサー、タッピングネジx2

ハイマウントストップランプワイヤ

36842-74G10

スズキ Keiworks[HN22S] / ワゴンR[MH21S] / MRワゴン[MF21S]

マツダ ラピュタ[HP22S] / AZ-ワゴン[MJ21S]

日産  モコ[MG21S]

 
 ■ルーフエンドスポイラー[83980-82G00]が取付けられていた車

・今回取付するルーフエンドスポイラーは、SUZUKI Keiworks[HN22S]に使用されていたリヤスポイラーです。

 私が以前乗っていた車(Keiworks)です。

 当時の軽自動車では、かなり大きめのルーフエンドスポイラーです。

 Keiworksを知らない人は「社外品付けてるの?」ってよく聞かれました。

 Keiworks廃車時に次の車(SWIFTsport[ZC33S])に取付できたらと思って、ルーフエンドスポイラーを取外していました。

 Keiworksは4輪ディスクブレーキ、純正レカロシート(生地だけレカロ製)、後期のモデルになるとFF車にLSDも標準で付いていました。

 Keiworksの前進のKeisportとKeisportRがありました。

 KeisportRは、SUZUKISPORT製のロールゲージとセミバケットフロントシート(運転席側だけ)、Sabelt CLUBMAN-EXPERT 4点シートベルト、前後牽引フックと今回取付のルーフエンドスポイラーが標準で付いて販売されていました。※前後牽引フックだけ公道走行時は取外。

 Keiのワンメイクレースもやっていた時期もあります。

 KeiとKeiworksのOEMをmazdaで「ラピュタ」として販売されていました。

 

 この車の詳細は、下記の関連リンクを見てください。

 

  関連:Keiworks改造と改良メインページ

  → こちら

 

  関連:SUZUKI Keiworks (ABA-HN22S)

  → こちら

 
 ■ルーフエンドスポイラー保安基準(車検)について

・ルーフエンドスポイラーを簡単に考えて、何も考えずに取付しようとすると、車検NGの場合があります。

 今回取付のルーフエンドスポイラーは、ハイマウントストップランプが内蔵されているので、どちらも保安基準があるので結構面倒です。

 monstersport、SWK、TRUSTなどから販売されているリヤスポイラーは、何も考えずにただ取付したらいいだけですが、保安っ基準の事を考えると設計する方の苦労がわかります。

 取付前にルーフエンドスポイラーの保安基準と、ハイマウントストップランプの保安基準について調べてみました。

 

 保安基準は結構細かく書いていますが、その中から主な14項目の基準で取付していきます。

 

●ルーフエンドスポイラーの保安基準

・下の枠内は、保安基準「第22条(車枠及び車体)-178条」に書いてあるもの一部を抜粋しています。

 ※ページ作成時の物です。最新の保安基準は国土交通省のホームページで確認してください。

 第18条(車枠及び車体) 2020.12.25. ※国土交通省ホームページより

 178条

 車枠及び車体の強度、取付方法等に関し、保安基準第18条第1項第1号の告示で定める基準は、次の各号に掲げる基準とする。

一 車枠及び車体は、堅ろうで運行に十分耐えるものであること。

二 車体は、車枠に確実に取り付けられ、振動、衝撃等によりゆるみを生じないようになっていること。

三 車枠及び車体は、著しく損傷していないこと。

..........以下省略。全文は下記の外部リンクを見てください。

 

  外部リンク:国土交通省「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示:第18条(車枠及び車体)178条」

  → こちら PDFファイルが開きます。

 

 読んでいてもよくわかりにくいので、まとめてみました。

 ルーフエンドスポイラーとGTウイングも同じ扱いです。

 

  *1. 車両の全幅より片側165mm以上内側になっている事。

  *2. リヤバンパーより後ろに飛び出ていない事。

  *3. ルーフより高くならないようになっている事。

  *4. 角は半径5mmのRより大きくなるようになっている事。

  *5. ボディーと両翼端の隙間は20mm以下になっている事。

  *6. 溶接、ボルト・ナット、接着剤等により車体に確実に取付られている構造である事。

 

 となります。

 私が取付しようとしている、ルーフエンドスポイラーは下記のようになります。

 1番目は、ルーフエンドスポイラーの大きさはリヤガラスとほぼ同じなのです。

      車両の全幅より片側165mm以上内側になるので、問題無く車検クリアできます。

 2番目は、仮合わせをした時にリヤバンパーより後ろに飛び出ていない事を確認したので、問題無く車検クリアできます。

 3番目は、取付位置によって高さが変わってくるので、実車の合わせて取付位置を決める必要があります。

 4番目は、SUZUKI純正部品で保安基準に基づいて成型されているので問題ありません。

 5番目は、取付方法次第では車検NGになる事もありますが、例外(これが重要)があり、ウイングの両翼端をボディーとステーでつなげば車検クリアできます。

      ※車検NGの場合もあるので、車検時に検査員の方(この人次第で合否が決まる)に確認した方がいいと思います。

 6番目は、取付方法次第では車検NGになる事もあるので、しっかり固定して取付します。

 

●ハイマウントストップランプの保安基準

・下の枠内は、保安基準「第39条-2(補助制動灯)-43条」に書いてあるもの一部を抜粋しています。

 ※ページ作成時の物です。最新の保安基準は国土交通省のホームページで確認してください。

 第39条(補助制動灯) 2017.02.09. ※国土交通省ホームページより

 次に掲げる自動車(二輪自動車、側車付二輪自動車、三輪自動車、カタピラ及びそりを有する軽自動車並びに被牽引自動車を除く。)の後面には、補助制動灯を備えなければならない。

一 専ら乗用の用に供する自動車であつて乗車定員10人未満のもの

二 貨物の運送の用に供する自動車(バン型の自動車に限る。)であつて車両総重量が3.5トン以下のもの

2 補助制動灯は、自動車の後方にある他の交通に当該自動車が主制動装置又は補助制動装置を操作していることを示すことができ、かつ、その照射光線が他の交通を妨げないものとして、灯光の色、明るさ等に関し告示で定める基準に適合するものでなければならない。

3 補助制動灯は、その性能を損なわないように、かつ、取付位置、取付方法等に関し告示で定める基準に適合するように取り付けられなければならない。

4 補助制動灯を緊急制動表示灯として使用する場合にあつては、その間、当該補助制動灯については前2項の基準は適用しない。

 

 第39条-2(補助制動灯) 2020.12.25. ※国土交通省ホームページより

 43条

 平成17年12月31日以前に製作された自動車については、保安基準第39条の2の規定並びに細目告示第57条、第135条及び第213条の規定にかかわらず、次の基準に適合するものであればよい。

一 自動車の後面には、補助制動灯を備えることができる。

二 補助制動灯は、次の基準に適合するものでなければならない。

イ 補助制動灯の照射光線は、他の交通を妨げないものであること。

ロ 補助制動灯は、イに規定するほか、前条第1項第2号ハ及びニの基準に準じたものであること。

  この場合において、同号ニの基準中「上方15度の平面及び下方15度の平面」とあるのは「上方10度の平面及び下方5度の平面」と、「45度の平面」とあるのは「10度の平面」とする。

三 補助制動灯は、前号に掲げた性能を損なわないように、かつ、次の基準に適合するように取り付けられなければならない。

イ 補助制動灯の数は、1個であること(ハに掲げるただし書の規定により車両中心面の両側に1個ずつ取り付ける場合を除く。)。

ロ 補助制動灯は、その照明部の下縁の高さが地上0.85メートル以上又は後面ガラスの最下端の下方0.15メートルより上方であって、制動灯の照明部の上縁を含む水平面以上となるように取り付けられていること。

ハ 補助制動灯の照明部の中心は、車両中心面上にあること。

  ただし、自動車の構造上その照明部の中心を車両中心面上に取り付けることができないものにあっては、照明部の中心を車両中心面から150ミリメートルまでの間に取り付けるか、又は補助制動灯を車両中心面の両側に1個ずつ取り付けることができる。

 この場合において、両側に備える補助制動灯の取付位置は、取り付けることのできる車両中心面に最も近い位置であること。

ニ 補助制動灯は、尾灯と兼用でないこと。

ホ 補助制動灯は、制動灯が点灯する場合のみ点灯する構造であること。

2 次の表の上欄に掲げる自動車については、前項の規定のうち同表の下欄に掲げる規定は、適用しない。

..........以下省略

 

 外部リンク:国土交通省「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示:第39条-2(車枠及び車体)43条」

 → こちら PDFファイルが開きます。全文は下記の外部リンクを見てください。

 

 発光する部品に関しては同じように細かな保安基準があります。

 主な項目をまとめてみました。

 

  *7. 2006年1月1日以降に生産された車両は、必ずハイマウントストップランプの取付されている事。

  *8. 灯光の色は赤色である事。

  *9. LEDまたは電球が点灯する事。

     LEDタイプは光量を補うためにたくさんのLEDを使用しています。

     ランプ自体が点灯しても、その中の1つでも切れていたら車検NGです。

  *10.ブレーキランプと連動して点灯する事。

  *11.スモールランプとの兼用はしない事。

  *12.ハイマウントストップランプの設置位置は、1ヵ所である事。

  *13.ハイマウントストップランプの設置位置は、地上より850mm以上の位置にあって、ブレーキランプよりも高い位置にある事。

  *14.ハイマウントストップランプの設置位置は、車の中央に取付する事。

     ※例外として照明部の中心が中央から150mm以内の範囲まで位置をずらすか、真ん中の左右に1つ付ける事が許されています。

 

 となります。

 7番目は、私の車は2019年4月納車された車なので、必ずハイマウントストップランプが付いていないと車検NGになります。

 8番目と9番目は、ルーフエンドスポイラー内蔵のハイマウントストップランプASSYを使用するので、問題無く車検クリアできます。

 10番目と11番目は、純正ハーネスを使用するので問題無く車検クリアできます。

 12番目と14番目は、ルーフエンドスポイラーのハイマウントストップランプの取付位置が中央の1ヵ所だけで、必ずハイマウントストップランプASSYの中心が必ず車体中央の位置になるように取付しなければなりません。

 13番目は、地上より1,000mm(ランプ下の部分)より上に付くので、「地上より850mm以上の位置」と「ブレーキランプよりも高い位置」は問題無くクリアできます。

 

 このページで紹介している施工方法で、車検時に合否の事前確認して追記したいと思います。

 
 ★必要な部品/材料 

・変成シリコーン剤(セメダインPOSシール[ホワイト]) → 今回は隙間埋めに使用。塗装ができるコーキング剤です。

・コーキング剤(シリコン系)黒 → 雨対策で使用します。

・パテ(厚盛用) → 今回は使用しませんが、近いうちに穴埋めで使用。

 追記:2021.06.19. パテ埋め形成

 パテ埋めをして形成しました。

 下記の関連リンクを見てください。

  関連:続 SUZUKI純正ルーフエンドスポイラー取付

  → こちら

・ねじゆるみ止め

・ボルト[M8x20mm] → ルーフスポイラー取付時に使用。

・タッピングネジ[M5 x 15mm] → リヤウォッシャーノズルホースを塞ぐ時使用。

・ブッシング[25mm] x 2 → 10個入りで販売。

・プラスティリベット x 5 → ネジ穴埋めで使用。

・板ゴム → ルーフスポイラーの角度調整で使用。

・結束バンド(小)

・強力両面テープ → 屋外用の物。私はプチル系を購入。

・ビニールテープ

・段ボール → 型紙作成します。

・コピー紙

・マスキングテープ

・養生テープ

・布コロナマスカー → 新聞紙で代用可。

・パーツクリーナー

・コンパウンド(細)

・プラサフ

・塗料(クリア) → ウレタンクリアの方が仕上がりがいいです。

・塗料(下地の色に合わせて購入。) → 私の場合は「ホワイト」を購入。

・塗料(ボディー色 または お好みの色で) x 2 ※3本必要になる場合があります。

 関連:Soft99 Myボデーペン(特注色:チャンピオンイエロー4[ZFT])

 → こちら

 関連:Soft99 Myタッチアップペン(特注色:チャンピオンイエロー4[ZFT])

 → こちら

 
 ★必要な工具

・+ドライバー[#2] → 枝の短いドライバー

・細い−ドライバー(精密ドライバー)

・電動ドリル(充電ドライバー)

・鉄鋼用ドリル刃[3.5mm] → 下穴用。新しい物を使用してください。

・スパイラルステップドリル[4〜20mm]

・鉄鋼用ホールソー[16mm] → スパイラルステップドリル[4〜20mm]でも可。

・ディスクグラインダー

・鉄鋼/切断用ディスク

・ラチェットハンドル

・エクステンションバー[100mm]

・ソケット[10mm]

・ニッパー

・リムーバー

・サンドペーパーホルダー

・布ヤスリ(耐水)[#100] → パテ使用時の研磨、私の場合は色落としと足付けで使用。

・布ヤスリ(耐水)[#320] → パテ使用時の研磨、私の場合は色落としと足付けで使用。

・薄い養生[フェルト生地] → 純正スポイラー取外時に使用。

・養生マット → スポイラーを置くため

・コーキングガン

・ヘラ

・脚立

・マジック

・鉛筆(2B)

・ハサミ

・カッター

・メジャー

・ステンレス定規

・水平器 → 手持ちにあれば使用してください。

・テスター → 配線の導通確認で使用します。

・電源延長コード

・汚れても良い服装(長袖/長ズボン)

・作業用手袋

・保護メガネ

・ウエス

・踏み台(脚立)

 

 ★施工

  施工時の注意点

 ・素人が施工するので我流のところがあります。

  このページを見て施工/使用した場合は、自己責任でお願いします。

 ・必ず部品を触る前や施工前に、体の静電気を車体以外の金属に触れて放電してください。

 ・作業は必ず平らな所で広い場所で作業してください。

 ・塗装するので天候の良い時に作業してください。

 ・作業中は火気厳禁です。

 ・このページで紹介した取付方法で車検を受ける所によっては、合否判定が変わる場合があります。

★ ルーフエンドスポイラーの取付について

 ルーフエンドスポイラー取付時の天候があまり良くなかったので、パテ盛りまでできませんでした。

 成型にPOEコーキング(塗装ができるコーキング)を使用しています。

 SWIFTsportのルーフエンドスポイラーが付いていた所が凹んでいて、プラスチックリベットが見えて見栄えが悪いので、後日パテで成形する予定です。

 

 パテで成形した施工方法は、別ページで紹介したいと思います。

 

 追記:2021.06.19. パテ埋め形成

 パテ埋めをして形成しました。

 下記の関連リンクを見てください。

  関連:続 SUZUKI純正ルーフエンドスポイラー取付

  → こちら

 ■取外〜仮塗装

【Keiworksからルーフエンドスポイラー取外】※私の場合

・Keiworks[HN22S]からルーフエンドスポイラーを取外します。

 取外時、ミシミシとちょっとヤバめの音がしますが、慎重に取外します。

 

【ハイマウントストップランプASSY取外】

・黒いタッピングネジ2本で固定されているので、+ドライバーで取外します。

・ルーフエンドスポイラーからハイマウントストップランプとハイマウントストップランプの延長ハーネスを取出します。

 延長ハーネスも使用します。

 

【仮塗装】

・ルーフエンドスポイラーの色が「チャンピオンイエロー4[ZFT]」なら仮塗装は必要ありませんが、私の場合は元の色が「アズールグレーパールメタリック[ZY4]」で正反対の色になるので、耐水ペーパーで塗料を落とします。

・ルーフエンドスポイラーを脱脂した後、プラサフ(白)を吹き付けます。

・プラサフが乾いたら目の細かい耐水ペーパーで、平らにならします。

・ルーフエンドスポイラーを脱脂した後、発色をよくさせるためホワイトの塗料を吹き付けします。

・下地塗装が乾いたら、脱脂した後に「チャンピオンイエロー4[ZFT]」を吹き付けます。

 車体取付後にもう一度吹き付けるので色が付いた程度にします。

・塗装を乾かします。

   
 ■ルーフエンドスポイラー取外

【施工前】

・左の写真は施工前(ノーマル)の状態です。

 ※写真は「リヤ側マークSエンブレム取外」の作業時です。

  関連:リヤ側マークSエンブレム取外

  → こちら

 

 関連:汎用シャークアンテナ

 → こちら

【黒いキャップ取外】

・バックドアを開けます。

・バックドア内側中央に長円の黒いキャップがあります。

 このキャップの端にツメを立てて、キャップを手前に引っ張ると外れます。

・左の写真はキャップが外れた状態です。

【ハイマウントストップランプコネクターとウォッシャーホース取出】

・穴の中からハイマウントストップランプのハーネスと後方用のウォッシャーホースを取出します。

【ハイマウントストップランプコネクター取外】

・ハイマウントストップランプのコネクターのツメがある所に、細い−ドライバー(精密ドライバー)を差し込みます。

・ハイマウントストップランプのコネクターを抜き取ります。

【後方用のウォッシャーホース取外】

・後方用のウォッシャーホースのエルボ(継ぎ手)部分よりホースを抜き取ります。

・今回ノズルは取付しないので、ウォッシャー液がバックドア内に流れ出さないように、車両側のホースの先端にタッピングネジで締付後、ネジ山付近で結束バンドで締付けます。

・タッピングネジとウォッシャーホースをビニールテープで巻き付けます。

 

 関連:JDM リアワイパーレス スムージングキャップ Mサイズ[JRR-02]

 → こちら

・ハイマウントストップランプのコネクターとウォッシャーホースを穴の中に戻します。

・ウォッシャーホースは動かないように養生テープで穴の中で固定します。

 

【固定ナット取外】

・穴の奥の方にルーフエンドスポイラーの中央を固定しているナットがあります。

 ラチェットハンドルにエクステンションバーとソケット[10mm]取付て取外します。

 ナットの落下に注意してください。

 

 

●ナットがバックドア内に落ちてしまった場合の対処法

・穴にマグネットピックアップツール入れて取れればいいですが、もし取れない場合は下記の方法で取出してください。

1.取手の所に左右2ヵ所にプラスチッククリップがあります。

 プラスチッククリップの中心を+ドライバーで緩ませます。

 プラスチッククリップの周りを指でつまんで取外します。

 プラスチッククリップが外れにくい時は内装剥がしで取外します。

2.バックドアトリムを固定しているリベットは、全部で10個です。

 バックドアトリムは、リベットの辺りで指に力を入れると外れます。

 左の写真はバックドアトリムが外れて状態です。

3.バックドアを開け閉めを繰り返すとバックドアの下の方にナットが落ちてきます。

 バックドアの穴の開いている所から手を入れてナットを取出します。

4.バックドアトリムを逆の手順(2→1)で取付けます。

 

 バックドアトリムの取外方法は、下記の関連リンクを見てください。

 関連:JDM リアワイパーレス スムージングキャップ Mサイズ[JRR-02]

 → こちら


 

【固定ボルト取外】

・バックドア左右にあるルーフエンドスポイラーを固定しているボルトを取外します。

 ラチェットハンドルにエクステンションバーとソケット[10mm]を取付て取外します。

【バックドア閉め】

・バックドアを閉めます。

 

【ルーフエンドスポイラー取外】

・ルーフエンドスポイラーは上下左右数か所両面テープで固定されているので、リムーバーと薄い養生[フェルト生地]で両面テープを剥がします。

 リムーバーをバックドアとルーフエンドスポイラーの間にリムーバーを差し込んで、両面テープを剥がします。

 剥がした両面テープがくっ付かないように、バックドアとルーフエンドスポイラーの間に薄い養生[フェルト生地]入れて、両面テープを剥がしたら薄い養生[フェルト生地]を動かしての繰り返しをします。

 取外時、ミシミシとちょっとヤバめの音がしますが、慎重に取外します。

・両面テープが剥がれたら、ルーフエンドスポイラーを真上に上げて取外します。

・取外したナットとボルトをルーフエンドスポイラーに取付けます。

・左の写真は取外したSWIFTsportのルーフエンドスポイラーです。

・ルーフエンドスポイラー裏側(左)部分

・ルーフエンドスポイラー裏側(中央)部分

・ルーフエンドスポイラー裏側(右)部分

   
 ■ルーフエンドスポイラー仮取付と位置決め

【取付位置決め】

・ルーフエンドスポイラーをバックドアに当てて、取付する位置の位置決めをします。

 養生テープを長めに切った物を用意しておいて、ルーフエンドスポイラーをバックドアに当てて養生テープで貼付ます。

 左の写真は正面から見た状態です。

 仮合わせの状態ですが、なかなかいいですね。

 保安基準の取付位置はこれなら車検OKのはずです。

 ハイマウントストップランプの高さも1350mm(ランプ下の部分)で、ブレーキランプよりも高い位置にあるので保安基準はクリアしています。

 保安基準が無ければ、もう少しルーフエンドスポイラーを長くしたいです。

・左の写真は車両左側です。

 ルーフエンドスポイラーの前側のネジ穴の位置がボディーの傾斜している部分になるので、少し後ろに下げて固定します。

・左の写真は車両左側です。

・仮合わせではルーフエンドスポイラーの後側がボディーにくっついていますが、ルーフエンドスポイラーが後側に下がった状態になります。

 取付時に板ゴムを入れて角度を調整します。

・ボディー中央に穴が開いています。

 この穴利用してハイマウントストップランプのハーネスを通したいと思います。

・ボディー中央の穴の直径は24mmです。

 電気工事で使用するブッシングを利用して穴を塞ぎながらハーネスを通したいと思います。

・ボディー左右の穴の直径は8mmです。

 プラスチックリベットで直径8mmに近い物を探して取付します。

 この穴は雨が入ってもバックドアのパッキンの外側になるので、雨が車内に入ってくる心配はありません。

 今回はしませんが、パテを盛った時にこの穴の部分が下がらなくさせるため取付します。

・写真はありませんが、ボディー中央に5mmの穴も開いているので、穴の径に合うプラスチックリベットを取付したいと思います。

【ピンホール取外】

・ルーフエンドスポイラーのピンを受ける部品です。

 左右に2ヵ所あります。

 リムーバーを横から刺して前後に揺らしながら上に持ち上げていくと取外せます。

 穴は長円です。

 穴の径に合うプラスチックリベットを取付したいと思います。

   
 ■ルーフエンドスポイラー取付

【型紙作成】

・ルーフエンドスポイラーのネジ穴を利用して取付するので、穴の位置と穴開けをする位置を決めるため、失敗しないように型紙を作成します。

 ルーフエンドスポイラーのバックドアの接合部をコピー紙を貼付、鉛筆を横にしながら擦り付けて転写します。

 ルーフエンドスポイラーに段ボールを取付、ルーフエンドスポイラーのバックドアの接合部の形を鉛筆でなぞって転写します。

 転写したコピー紙をハサミで切り落として段ボールに転写した接合部に合わせてテープで固定します。

 

【型紙貼付】

・型紙をバックドアの取付位置に貼付します。

 「車両の全幅より片側165mm以上内側の規定」があるので、必ずセンター出しは確認しましょう。

 

【両面テープ剥がし】

・バックドアに付いている両面テープを剥がします。

 パーツクリーナーとリムーバーで綺麗に剥がします。

 この作業だけで約1時間かかりました。

 

【穴開け】

・養生テープを貼付します。

・型紙を取付位置に合わせて、マジックで印します。

・穴を開ける時に出るキリコでもらい錆しないよう落下しないように、穴の周りに養生テープを貼ります。

・バックドアに2ヵ所穴開けをします。

 下穴3.5mmから6mmの穴を開けます。

 鉄板が薄いのか?すぐに穴が開きます。

 左の写真の位置ならノーマルのルーフエンドスポイラーを取付しても穴は隠れます。

・養生テープの接着面でキリコを取り除きます。

・バックドアを開けます。

・バックドア内側の穴を開ける位置を出すために穴のセンターに下穴3.5mmを開けます。

 パッキンが当たる位置なのであまり大きい穴を開けたくないですが、ルーフエンドスポイラー固定するため仕方ありません。

・穴の部分に養生テープを貼付します。

 キリコでもらい錆しないように、穴の周りに養生テープを貼ります。

【バックドア内側穴開け】

・ボックスの直径は17mmです。

 下穴を中心にして18mmの穴に広げます。

 私の場合は、鉄鋼用のホルソー[16mm]で穴を広げて、スパイラルステップドリルで18mmに穴を広げました。

・養生テープの接着面でキリコを取り除きます。

・バックドアの外側と内側に貼った養生テープを剥がします。

 キリコが落ちないよう注意してください。

 

【錆止め】

・穴を開けた所の切り口をタッチアップペンで塗って錆防止します。

 

関連:Soft99 Myタッチアップペン(特注色:チャンピオンイエロー4[ZFT])

→ こちら

   

【ルーフエンドスポイラー加工】

・ルーフエンドスポイラーのハイマウントストップランプのハーネスは、右側の車体接合部から引き込むようになっています。

 穴開けは最低限にしたかったので、バックドア中央の穴の位置に合わせて、ルーフエンドスポイラーに20mmの穴を開けることにします。

 バックドア側の中央の穴は、車両の中心から左側に15mmズレた位置にあるので、ルーフエンドスポイラーも同じように中心より15mm移動させて穴を開けました。

 開けた穴にブッシングを挟めて、ハーネスを通す穴を開けます。

 始めはこの穴に銅管[4/3]を通して補強で使用するつもりでしたが、合わせてみると位置的に良くないので断念しました。

・ブッシングに開けた穴にハイマウントストップランプの延長ハーネスを通します。

 オス側のコネクターを通してください。

・車体中央の穴にブッシングを挟めて、延長ハーネスが通る穴を開けます。

・ルーフエンドスポイラーのバックドアの接合部を脱脂して、両面テープを貼付します。

・両面テープの剥離紙を剥がします。

 

 

【ルーフエンドスポイラーボルト締め】

・ルーフエンドスポイラーをルーフに載せます。

・ボルト[M5 x 20mm]のネジ山にネジ止め剤を付けます。

・バックドアの内側の開けた穴にボルトを通して、ルーフエンドスポイラーのネジ穴にネジが入った程度に締め付けます。

 2ヵ所ボルトがネジ山に入ったら締付します。

 

●ボルトがバックドア内に落ちてしまった場合の対処法

・穴にマグネットピックアップツール入れて取れればいいですが、もし取れない場合は下記の方法で取出してください。

1.取手の所に左右2ヵ所にプラスチッククリップがあります。

 プラスチッククリップの中心を+ドライバーで緩ませます。

 プラスチッククリップの周りを指でつまんで取外します。

 プラスチッククリップが外れにくい時は内装剥がしで取外します。

2.バックドアトリムを固定しているリベットは、全部で10個です。

 バックドアトリムは、リベットの辺りで指に力を入れると外れます。

 左の写真はバックドアトリムが外れて状態です。

3.バックドアを開け閉めを繰り返すとバックドアの下の方にボルトが落ちてきます。

 バックドアの穴の開いている所から手を入れてボルトを取出します。

4.バックドアトリムを逆の手順(2→1)で取付けます。

 

 バックドアトリムの取外方法は、下記の関連リンクを見てください。

 関連:JDM リアワイパーレス スムージングキャップ Mサイズ[JRR-02]

 → こちら

 


 

【ハーネス接続】

・バックドア中央の穴のブッシングにハイマウントストップランプの延長ハーネスを通します。

 必要な分だけ引き込みます。

 なるべくゲルコートチューブの部分をブッシングの間に合うようにしてください。

・車両側のコネクター(メス)と延長ハーネス(オス)を合わせて接続します。

 コネクターは差し込める方向が決まっているのでそのまま接続できます。

 配線の色は、緑/白と黄/白が接続されている事を確認します。

【角度調整】

・ルーフエンドスポイラーの角度を調整します。

 ボルト締め下だけの状態では、ルーフエンドスポイラーがリヤバンパー側に少し下がっています。

 ゴム板を入れてルーフエンドスポイラーの角度を調整します。

 水平器を使うと楽です。

 ここで注意ですが「ボディーと両翼端の隙間は20mm以下の規定」があるので、ルーフエンドスポイラーの後側を上げ過ぎないよう注意してください。

 20mm以上の場合の回避方法は、翼端とリヤガラスの内側にL型ステーを取付します。

 ※つなげてしまえばいいと言うことです。

 

【養生】

・POSシールが余計な所に付かないように養生します。

 

【形成】

・POSシールを使って隙間埋めてある程度の形を形成します。

 

 今回は隙間を埋めるだけの作業です。

※取付時、天候が良くなかったので。

 時間見て穴の部分をパテで盛って成形します。

 

 追記:2021.06.19. パテ埋め形成

 パテ埋めをして形成しました。

 下記の関連リンクを見てください。

  関連:続 SUZUKI純正ルーフエンドスポイラー取付

  → こちら


 

【養生撤去】

・形成が終わったらすぐに養生を剥がします。

 

【プラスチックリベット取付】

・パテを盛れば不要ですが、それまでの間の穴塞ぎにプラスチックリベットを5ヵ所取付します。

 プラスチックリベットを取付前に、ボディーと接する部分にPOSシールを塗ってからプラスチックリベットを取付します。

・両側のプラスチックリベットが外れないようにバックドアを開けて、プラスチックリベットの足の部分に結束バンドで締付ます。

【乾燥】

・POSシールが乾くまで放置します。

 通常の使用方法であれば1〜2時間で乾きますが、ちょっと厚めに盛ったので時間を置きます。

 ※SWIFTsportのルーフエンドスポイラー取外から形成までの作業で、13:00から作業してこの時点で17:00を過ぎていたので、翌日の作業しました。(13時間後に作業)

【バックドア開閉テスト】

・左の写真はバックドアを開けた状態です。

 バックドアを閉めた時に振動で外れないか確認してください。

 ここで外れるようなら、ルーフエンドスポイラー取付からやり直してください。

 また、コネクションロッドで補強する取付してもいいと思います。

【保安基準確認 1】

・ここまでの取付作業で、保安基準の条件を満たしているか確認します。

 

●ルーフエンドスポイラー

 保安基準「第18条(車枠及び車体)-178条」の条件を満たしているのか確認します。

 

車両の全幅より片側165mm以上内側の規定」を確認します。

 私の場合は、片側185mm内側なので保安基準クリアできます。

 

ボディーと両翼端の隙間は20mm以下の規定」を確認します。

 私の場合は、丁度20mmなので車検前に検査員の方と相談してみます。

 monstersportのカーボンGTウイングの取付した状態で車検クリアできるのなら、大丈夫のような気がします。

  もし、ここで車検NGの場合は隙間の部分にステーで留めて、隙間を無くします。

 

リヤバンパーより後ろに飛び出ていない事」を確認します。

 私の場合は、飛び出ていないので保安基準クリアできます。

 

角は半径5mmのRより大きくなるようになっている事。」を確認します。

 純正品のルーフエンドスポイラーなので問題ありません。

 Keiworksの時は、このルーフエンドスポイラーが付いた状態で車検クリアしていますので問題無いです。

 

ルーフより高くならないようになっている事」を確認します。

 私の場合は、ルーフより高くなっていないので保安基準クリアできます。

 

溶接、ボルト・ナット、接着剤等により車体に確実に取付られている構造である事」を確認します。

 私の場合は、ボルトとナットで締付け、ボルトとナット付近に両面テープ貼付、コーキング剤で隙間を埋めて付いているので問題はありません。

 後日更にパテで補強するので保安基準クリアできます。

 

●ハイマウントストップランプ 1

 ハイマウントストップランプはバックランプやリヤフォグランプなど同じように細かな保安基準があります。

 ハイマウントストップランプの取付に関する保安基準「第39条-2(補助制動灯)-43条」の条件を満たしているのか確認します。

 保安基準の点灯の確認は、後で確認します。

 

2006年1月1日以降に生産された車両は、必ずハイマウントストップランプの取付されている事

 私の車は2019年4月納車なので、必ずハイマウントストップランプが付いていないと車検NGになります。

 

ハイマウントストップランプの設置位置は、1ヵ所である事

ハイマウントストップランプの設置位置は、車の中央に取付する事

 ハイマウントストップランプの取付位置が車の中央の1ヵ所だけなので保安基準クリアしています。

 

ハイマウントストップランプの設置位置は、地上より850mm以上の位置にあって、ブレーキランプよりも高い位置にある事

 ハイマウントストップランプの高さは、地上より1,350mm(ランプ下の部分)で、ブレーキランプよりも高い位置にあるので保安基準はクリアしています。

 

●この時点の判定

 「ボディーと両翼端の隙間は20mm以下の規定」が少し気になります。

 隙間は20mmなので大丈夫かと思いますが、検査員の考え方では車検NGになる場合があります。

 この点は車検前に検査員の方と相談します。

 

 何かあれば追記したいと思います。

   
 ■養生→塗装

【養生】

・細かい所の養生はマスキングテープを貼付します。

・面積の広い場所の養生は布コロナマスカーか古新聞紙を貼ります。

 ルーフエンドスポイラーだけ塗装しますが、広範囲に塗料が散らばるので、大げさぐらいに養生をした方が良いでしょう。

 

【塗装】

・ルーフエンドスポイラー、接合部をよく脱脂します。

・ルーフエンドスポイラー、接合部を塗装します。

 私の場合はボディーと同色のチャンピオンイエロー4[ZFT]で塗装します。

 黄色い車あるあるで、この時期(特に4月〜7月)になると細かい虫が車によってきます。

 何とかならないものでしょうか?

 近くに防虫グッズを置いていますが、あまり効果なしです。

 同じ黄色の車に乗っている方はどうしていますか?

 虫が塗装中に付いたらすぐに養生テープで虫を取り除いてください。

 

 関連:Soft99 Myボデーペン(特注色:チャンピオンイエロー4[ZFT])

 → こちら

・場所によっては塗りにくい部分が出てくるので、塗装が乾いてからMyタッチアップペンで補修してください。

 

関連:Soft99 Myタッチアップペン(特注色:チャンピオンイエロー4[ZFT])

 → こちら

 

【クリア塗装】

・クリア塗装します。

 10分間開けて、3回吹き付けます。

 

【養生撤去】

・養生を剥がします。

 

【磨き作業】

・クリア塗装が乾いてからコンパウンドで塗装面を磨いて表面に光沢を出します。

   
 ■LEDハイマウントストップランプ取付

【スペーサー取付】

・ハイマウントストップランプの透明のプラスチックをルーフエンドスポイラーに黒のタッピングネジ2本で仮止めします。

 

【ハーネス取出】

・ハイマウントストップランプの延長ハーネスを取出します。

【コネクター接続】

・ハイマウントストップランプの延長ハーネスのコネクターとハイマウントストップランプのコネクターを接続します。

 コネクターに接続された配線の色は、緑/白と黄/白、黒と白/黒が接続されている事を確認します。

【ハイマウントストップランプASSY取付】

・ハイマウントストップランプASSYの天地を確認して、ルーフエンドスポイラーに取付します。

 延長ハーネスをルーフエンドスポイラーの中に入れながら取付します。

 左の写真のハイマウントストップランプASSYの取付部分で赤矢印の窪んだ部分にネジ部分を差し込みます。

・ハイマウントストップランプの取付部分で赤矢印の窪んだ部分を赤矢印の部分に差し込みます。

・枝の短い+ドライバーでタッピングネジ(2本)を締付けます。

・ハイマウントストップランプの取付ができました。

 

【ハイマウントストップランプ点灯確認】

・ブレーキペダルを踏んで点灯している事を確認します。

 この時、もう一人の方に点灯を確認してもらうか、壁を利用して確認します。

 

●もしハイマウントストップランプが点かない場合

 1.テールランプが点くか確認します。

  点かない場合はグローブボックス左奥にあるヒューズを確認してください。

 2.延長ハーネス(ハイマウントストップランプワイヤ[36842-74G10])の導通をテスターで確認します。

  導通がある場合はワイヤーは問題無いので、ハイマウントストップランプASSYを調べます。

  導通が無い場合は新しいハイマウントストップランプワイヤを購入するか、自作してください。

 3.ハイマウントストップランプASSY[35810-82D20]を直接バッテリーに接続して点灯確認します。

  黄/白の配線が+、白/黒の配線が−です。

  ここで点灯しなければハイマウントストップランプASSYの故障です。

  新しいハイマウントストップランプASSYを購入してください。

  中古部品やオークションで「35810-82D20」または「スタンレー P1355」で検索すると表示されます。

  SWIFTsportのルーフエンドスポイラーに付いているハイマウントストップランプASSYは部品番号が違うので使用できません。


 

【キャップ取付】

・バックドア内部中央の穴に長円の黒いキャップを取付します。

 

【バックドア内側のボルト締付用の穴】

・バックドアのパッキン部分に当たる場所の穴をビニールテープで塞ぎます。

 

【バックドア閉め】

・バックドアを閉めます。

 

【防水処理】

・延長ハーネスのゲルコートチューブとブッシングの周りをコーキングを塗って穴と隙間を塞ぎます。

 

【保安基準確認 2】

・ハイマウントストップランプの取付作業で、保安基準の条件を満たしているか確認します。

 

●ハイマウントストップランプ 2

 ハイマウントストップランプの点灯に関する保安基準「第39条-2(補助制動灯)-43条」を満たしているか確認します。

 

 「灯光の色は赤色である事

 「LEDまたは電球が点灯する事

 「ブレーキランプと連動して点灯する事

 「スモールランプとの兼用はしない事

  私の車は純正品のハイマウントストップランプと純正ハーネスを使用するので心配ありません。

  LEDタイプは光量を補うためにたくさんのLEDを使用しています。

  ランプ自体が点灯しても、その中の1つでも切れていたら車検NGです。

 

●総合判定 ※保安基準の条件を私なりに確認していますが、検査員の考え方では車検NGになる場合があります。

 ここまで保安基準については条件をクリアしているので、車検クリアするはずです。

 何かあれば追記したいと思います。

   
 ■プラスチックリベット塗装

【プラスチックリベット塗装】

・パテ盛りできればよかったのですが、黒いプラスチックリベットは目立ちます。

・プラスチックリベット5ヵ所をタッチアップペンで色を塗ります。

・塗料が乾くまで放置します。

 

関連:Soft99 Myタッチアップペン(特注色:チャンピオンイエロー4[ZFT])

→ こちら

   
 ■完成

【完成】

・完成しました。※パテ埋め以外。後日、別ページで紹介します。

 後から見ると元から取付けられているようです。

 運転席から後ろを見てもルーフエンドスポイラーは見えないので、後方の視界を悪くすることはありません。

 

 追記:2021.06.19. パテ埋め形成

 パテ埋めをして形成しました。

 下記の関連リンクを見てください。

  関連:続 SUZUKI純正ルーフエンドスポイラー取付

  → こちら

 

・写真だとあまりわかりにくいですが、POEコーキングの所が細かい凹凸があります。

 ここまで仕上げたので、後日パテ盛りする時に綺麗に修正します。

・上から見た写真です。

 

・下の写真は下から上を見た写真です。

 左右に50mmぐらい長くするとバランス取れるのでしょうか。

 見た目はmonstersport「カーボンGTウイング」の小型版のようです。

 今回取付したルーフエンドスポイラーの方が速そうに見えます。

ルーフエンドスポイラー取付後 純正ルーフエンドスポイラー  

 ※純正ルーフエンドスポイラーの写真は、

  「リヤ側マークSエンブレム取外」の作業時です。

  左の写真と同じようなアングルで写真を撮影しています。

 

 関連:リヤ側マークSエンブレム取外

 → こちら


 

・スイフトのボディーのデザインなら、このぐらい派手さがあればと私は思います。

 

【走行テスト】

・実際に走行します。

 徐々に速度を上げて、異音がしないか確認します。

 バイパス(制限速度80Km)を走行してガタツキが無い事を確認して、高速道路を100Kmで走行してもガタツキや異音が無い事とが確認しました。

 また、ルーフエンドスポイラーを固定しているボルトが外れた場合でも、中央にある追加ハーネスにコーキングしているので、落下する事はないはずです。

 ネジ止め剤を使用しているので大丈夫だと思います。

 

【メンテナンス】

・ネジ止め剤を使用しているので大丈夫だと思いますが、定期的に固定しているボルトが緩んでいないか確認してください。

 またルーフエンドスポイラーの周りのパテなどひび割れ、塗装が剥がれていないか確認してください。

 
 ★施工後

・2年前から取付しようと取付方法を考えていて、時間のある時に取付しようと放置していましたが、ゴールデンウィーク期間中はコロナ過でどこも行けないので取付作業をする事にしました。

 ゴールデンウィーク前の週の天気予報を確認するとあまり天気が良くない予報でしたが、2日程天気が回復したので作業する事ができました。

 実際に取付作業したのは1日で、パテ盛りの作業をしたかったのですが、たまに雨が降ってくるのでPOSシールと塗装だけで今回の取付作業は終わらせました。

 天気次第のところもあったので、急いだため塗装はあまり綺麗にできませんでした。

 後日パテ盛りする時に修正したいと思います。

 チャンピオンイエロー4[ZFT]は、筆塗りタイプとスプレー缶を早く量産販売してほしいです。

 注文する時によって多少色が変わるのも困ります。※色レシピはソフト99にありますが、調合する人によって多少ばらつきがあります。

 歴代のSWIFTsportには必ずある色なので、筆塗りタイプだけでも出してほしいです。

 Keiworksの時はアズールグレーパールメタリック[ZY4]は、筆塗りタイプをホルツとソフト99の2社から販売されていました。

 色はソフト99の方が色が近かったです。

 まだ筆塗りタイプが販売されていたので良い方で、缶スプレーが発売されたのが、私がKeiworksが納車されてから11年後で、ホルツの製品でした。

 この当時はアズールグレーパールメタリック[ZY4]の色の車が多かったのですが、ちょっと遅すぎです。

・ハイマウントストップランプが内蔵されているので、パッと見はmonstersportのカーボンGTウイングの小型版と言う感じでしょうか。

 monstersportのカーボンGTウイングの取付状態で車検クリアできるなら、今回取付したルーフエンドスポイラーも車検クリアできそうです。

 monstersportのカーボンGTウイングの販売価格(ページ作成時)は\98,000(税別)ですが、今回取付したKeiworksのルーフエンドスポイラーは、新品で約\50,000、中古でルーフエンドスポイラー(本体代金と送料)を買って、材料費を合わせても\20,000(税別)ぐらいなので、バックドアの穴開けする勇気と取付する意気込みがあればとてもお買い得です。

 

 追記:2021.06.19. パテ埋め形成

 パテ埋めをして形成しました。

 下記の関連リンクを見てください。

 

  関連:続 SUZUKI純正ルーフエンドスポイラー取付

  → こちら

 
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