改造と改良 → SWIFTsport → 追加メーター関係

 TPMS 車用空気圧温度センサー[T3]

2025.05.01.公開日

車検クリア(条件付)できますが、

車検時は空気圧も調べるので、センサーを取外した方が良いでしょう。

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・このページをご覧になっている事は、注意事項(同意書)に同意した事とします。

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 SWIFTsport[ZC33S]に「TPMS 車用空気圧温度センサー[T3]」を取付しました。

 TPMSは2つ目の取付です。

 

 ★今回取付する商品の紹介

・TPMS 車用空気圧温度センサー[T3]










※表示例

【特徴】※Hey Seasons(Yahooショッピング)とJoyhouse(amazon)販売ページより

・車内でタイヤの空気圧/温度をチェックできる空気圧センサー

・TPMSとは、Tire Pressure Monitoring System(タイヤ プレッシャー モニタリング システム)の略でタイヤの空気圧や温度を送信センサーキャップで測定し、無線で車内の受信モニターに情報を送り、リアルタイムで空気圧、

温度を確認できるモニター

・ハイプレッシャー(高空気圧)、ロープレッシャー(低空気圧)、高温、ノーバッテリー、信号不良アラーム機能、

エア漏れ検知アラーム機能、空気圧表示機能、温度警告表示機能、電池切れ表示機能

・ソーラー&USBの2WAY充電

・振動感知で自動起動


【詳細】※取扱説明書、Hey Seasons(Yahooショッピング)、Joyhouse(amazon)販売ページより

・メーカー

・ブランド名

・型番

・製造年

・材質

・防水/防塵

・電源端子

・電源

・内蔵電池容量

・警告種類

 

・警告音(言語)

・音声

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Guangzhou Suozheng E-commerce Co.Ltd.

Joyhouse

T3

2024年モデル

ABS+PC

IP67

USB Micro-B

ソーラー充電 / USB充電 / DC5V 2A ※取説では12V→ありえないです。

350mA

タイヤ高圧警報、タイヤ高温警報、空気圧異常低下警報、センサー低電量警報、

センサーロスト警報、スローパンクチャー警報

音声警告 日本語

空気圧の単位を設定してください。

温度の単位を設定してください。

前輪/後輪の空気圧下限値を設定してください。

前輪/後輪の空気圧上限値を設定してください。

温度の上限値を設定してください。

ペアリングモード

タイヤ交換モード

初期化する。

TPMSの設定が完了しました。

左前/右前/左後/右後 輪空気圧が高い。

左前/右前/左後/右後 輪空気圧が低い。

左前/右前/左後/右後 輪温度が高い。

左前/右前/左後/右後 輪が空気漏れ。

左前/右前/左後/右後 輪のセンサーバッテリー残量不足。

左前/右前/左後/右後 輪のセンサーが検出されていない。

左前/右前/左後/右後 輪とペアリングしてください。

左前/右前/左後/右後 輪センサーを装着して、またはタイヤに空気を入れてください。

・本体使用範囲

・センサー温度範囲

・低圧警報範囲

・高圧警報範囲

・高温警報設定範囲

・センサー電池

・本体重量

・センサー重量

・本体サイズ

・付属品

・生産国

・定価

-20℃〜75℃

-30℃〜80℃

1.1bar〜2.0bar

2.8bar〜6.7bar

40℃〜90℃

CR1632 → CR1632Hが付いている場合があります。

67.3g

11g x 4

93.5mm x 83mm x 27mm

日本語説明書、USBケーブル[Micro-B/Type-A]※電源Only

中国

¥4,380(税込[10%]) ※ページ作成時の金額と消費税率です。

※パッケージには¥18,999(税込[10%]) ※ページ作成時の金額と消費税率です。

・相互承認(MRA)による工事設計認証に関する詳細情報

  総務省「電波使用ポータル」より

  → こちら

 


 技術基準適合証明等の種類
 相互承認(MRA)工事設計認証
 氏名又は名称  Guangzhou Suozheng E-commerce Co.Ltd.
 特定無線設備の種別  第2条第19号に規定する特定無線設備
 型式又は名称  T2,B8,R9,S9,H18,T3,T5
 工事設計認証番号(新表記)  
 電波の型式  F1D
 周波数  315MHz1Ch
 空中線電力  0.025mW/MHz
 年月日  令和2年3月27日
 スプリアス規定  新スプリアス規定
 周波数等の維持機能  無
 BODYSAR  ―
 添付有無  有
 機関名  Bureau Veritas Consumer Products Service
 

 

※技適マークの付いてない電話の使用は電波法違反になる恐れがあります。

※外国製の中には技適マークの付いてないものがあります。

※購入・使用の際は十分ご注意下さい。

※電波法違反の場合、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金の対象となります。

今回購入した商品は、ちゃんと申請されているので安心して使用できます。

 

【購入店】

・ストア名

・販売業者

・販売業者住所

 

 

 

・販売価格

・購入金額

・配送料金

 

 

Hey Seasons(Yahooショッピング)

Cheeryjp

 〒335-0016 埼玉県戸田市下前1-13-13-202号

※上の店舗から購入する場合は、自己責任でお願いします。

 トラブルに関してはご自身で対処願います。

※品切れ時は、同商品の在庫のあるページへジャンプするため金額が変わる場合があります。

¥4,162(税込[10%]) ※ページ作成時の金額と消費税率です。

¥3,487(税込[10%]) ※購入時の金額と消費税率です。※特典使用。

送料無料(全国一律) ※条件により送料が異なる場合があります。(ページ作成時)


 ■防塵規格と防水規格について

・センサーの「防塵規格」と「防水規格」について、「IP67」と表示されています。

 防塵規格と防水規格は、日本国内は「JIS規格(「IP」は「IEC(国際電気標準会議)」)で定められている防水と防塵の保護規格です。

 防塵規格と防水規格を表すのに「IP★★」(★は数字)と言う表記になります。

 「IP」の後の2桁の数字の左側が「防塵等級」、右側が「防水等級」を表示しています。

  <表示例>IP67の場合 → IP6/7と表記する事があります。

   6 → 2桁の数字の左側が「6」の場合は、防塵テストの6等級の条件をクリアしている表示です。

   7 → 2桁の数字の右側が「7」の場合は、防水テストの7等級の条件をクリアしている表示です。

   X → 数字が「X」の場合は、防塵テストまたは防水テストをしていない時の表示です。

 防塵規格と防水規格の詳細については、表にまとめてみました。


●防塵規格 ※保護等級の数字が大きくなれば防塵対策が良くされていることになります。

JIS規格 IEC
規格
JIS・IEC
混成表記
 人体及び固形物に対する
 保護の程度
保護等級 種類
6 耐塵形 IP6X JIS IP6X  粉塵が内部に侵入しない。
5 防塵形 IP5X JIS IP5X  粉塵が内部に侵入することを防止する。少量の粉塵が侵入しても、動作に支障をきたさない。
4 - IP4X JIS IP4X  直径または厚さが1.0mmを超える固形物が内部に侵入しない。
3 - IP3X JIS IP3X  直径または厚さが2.5mmを超える固形物が内部に侵入しない。
2 - IP2X JIS IP2X  直径12.5mmを超える固形物や人体の指先、または80mm以下の体の一部などが内部に侵入しない。
1 - IP1X JIS IP1X  直径50mmを超える固形物や人体の手足などが内部に侵入しない。※握りこぶし程度を想定
0 無保護 IP0X 表示なし  特に保護されていない。


●防水規格 ※保護等級の数字が大きくなれば防水対策が良くされていることになります。

JIS規格 IEC
規格
JIS・IEC
混成表記
 水の浸入に対する
 保護の程度
保護等級 種類
8 水中形 IPX8 JIS IPX8  継続的に水没しても内部に浸水しない。
7 防浸形 IPX7 JIS IPX7  一時的(30分)に一定水深(1m)の条件に水没しても内部に浸水しない。
6 耐水形 IPX6 JIS IPX6  あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない。
5 防噴流形 IPX5 JIS IPX5  あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない。
4 防沫形 IPX4 JIS IPX4  あらゆる方向からの飛沫による有害な影響がない。
3 防雨形 IPX3 JIS IPX3  鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない。
2 防滴U形 IPX2 JIS IPX2  鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない。
1 防滴I形 IPX1 JIS IPX1  鉛直から落ちてくる水滴による有害な影響がない。
0 無保護 IPX0 表示なし  特に保護されていない。
 
 ■今まで取付していたTPMSについて

・今まで使用してきたTPMSは、「GreenGee タイヤ空気圧監視システム [GG-TPMS-200]」です。

 今回購入したTPMSに似ています。

 今年(2025年)に入ってから、表示している数値が合っていないことに気付きました。

 しばらくして、モニターの数値だけ表示が出なくなりました。

 完全に壊れてしまいました。

 2020年07月から使用して、4年7カ月使用できました。

 センサーの電池交換は1回でした。

 思っていたより長持ちしました。

 

 関連:GreenGee タイヤ空気圧監視システム [GG-TPMS-200]

 → こちら

 
 ★必要な部品/材料  ★必要な工具

・パーツクリーナー

・ウエス

・強力両面テープ → 付属品でありますが、購入した方が良いでしょう。

・ビニールテープ

・シガーチャージャー → ソーラーパネル使用する場合は不要。

・USBコード(Micro-Bオス⇔Type-Aオス)→付属品Type-Aが作りが悪いため購入。

・USB延長コード(Type-Aオス⇔TypeAメス)

・充電器(USB Micro-B または Type-A) か パソコン

・+ドライバー(#2)

・ニッパー

・ハサミ

・エアコンプレッサー → 車載工具を使用します。

・エアゲージ


 ★施工

  施工時の注意点

 ・整備資格を持たずに施工する場合や、このページを見て施工/使用した場合は、自己責任でお願いします。

 ・部品名はサービスマニュアルに書いてある名称です。

 ・必ず部品を触る前や施工前に、体の静電気を車体以外の金属に触れて放電してください。

 ・野外で作業する場合、風の強い日は作業をしないでください。

 ・作業中は火気厳禁です。

 ・作業は必ず平らな所で作業してください。

 ・サイド(パーキング)ブレーキをかけ、車輌が動かないことを確認してください。

 ■準備

【充電】

※使用前に充電してください。

 取付作業前日に充電してください。

・TPMS本体右側側面にあるUSB充電端子に、USBケーブル(Micro-B⇔Type-A)のMicro-Bの端子を差し込みします。

 付属のケーブル(Micro-Bオス⇔Type-Aオス)は、Type-Aのアースの作りが良くないため、すぐ抜けてしまうので使用しない方が良いでしょう。

・USBケーブル(Micro-Bオス⇔Type-Aオス)のType-Aオスを、充電器またはパソコンに接続します。

・TPMS本体上部の左側のボタンを、3秒長押しで電源が入ります。



・内部バッテリーを充電します。

 ディスプレイの右上に、バッテリーの残量表示が3段階あります。

 表示が3本出たら充電完了です。

・USBケーブル(Micro-Bオス⇔Type-Aオス)のType-Aオスを、充電器またはパソコンから取外します。



・太陽光で充電する場合は、バッテリー残量表示の左側にある太陽のマークが点灯します。

 晴天で日が当たる所に置いて充電すると、4時間〜5時間かかります。

・TPMS本体上部の左側のボタンを、3秒長押しで電源をOFFにします。

【作業スペース】

・広く平らな所に車を停めます。

【パーキング(サイド)ブレーキ】

・パーキング(サイド)ブレーキをしっかりと引いてください。

 関連:CUSCO スピンターンノブ シルバー[220-014-AA]

 → こちら

【エンジン停止確認】

・事故防止のため、エンジンは必ず停止してください。

【タイヤバルブキャップ取外】

・4輪全てのタイヤバルブキャップを取外します。

 関連:ASTRO PRODUCTS タイヤバルブキャップセットアルミ シルバー 4PC

 → こちら



 ■タイヤ空気圧について

【タイヤ空気圧について】

・SWIFTsportの純正タイヤとホイールの空気圧は、運転席側のドアストライカーの近くに貼っている「タイヤ空気圧」シールに書いてあります。

  前輪:2.3Kgf/cm2 (230kPa)

  後輪:2.1Kgf/cm2 (210kPa) です。

 

 私の場合は、社外品のホイールにエクストラロード(XL)規格のタイヤを取付していますので、ちょっと高めに充填します。

  前輪:2.5Kgf/cm2 (250kPa)

  後輪:2.4Kgf/cm2 (240kPa) です。


 関連:エーモン エアゲージ [No.6782]

 → こちら ※Keiworksのページです。

 ※現在はアストロプロダクツ製のエアゲージを使用しています。

LEHRMEISTER LMスポーツファイナル 関連:LEHRMEISTER LMスポーツファイナル

 → こちら

DUNLOP DIREZZA(ディレッツァ) DZ102 関連:DUNLOP DIREZZA(ディレッツァ) DZ102

 → こちら

NANKANG SPORTNEX NS-25 関連:NANKANG SPORTNEX NS-25

 → こちら

※現在このタイヤを取付しています。



 ■センサー取付 運転席側:前輪

【空気圧調整】

・エアゲージで空気圧を確認します。

 SWIFTsport[ZC33S]の前輪空気圧は、2.3Kgf/cm2(230kPa)です。

 私の車のタイヤの空気圧は少し高めに、2.5Kgf/cm2(250kPa)です。

・空気圧が低い場合は、車載工具のエアコンプレッサーで、タイヤに規定値より少し多めに空気を入れます。

・エアゲージで空気圧を確認します。

 規定値までリセットボタンを押して、空気圧を調節します。

【防犯ナット取付】

・付属の防犯ナットをエアバルブにねじ込みます。

 某国製の製品のお約束で、防犯ナットの遊びが多くてぐらつきます。

 ※動画でぐらつきを確認できます。

【センサー取付】

・「FR」と表示があるセンサーを準備します。

・センサーを素早くエアバルブにねじ込みます。

 ゆっくりねじ込むと、空気圧が下がります。

・センサーをよく締め付けします。

・付属のレンチを用意します。

・センサーをしっかり固定して、防犯ナットを付属のレンチで反時計回しで締め付けします。

 防犯ナットはぐらつきがあるので、良く締め付けができない場合があります。

 私は不安なので、初めに取付したTPMSの防犯ナットを使用する事にしました。

・運転席側前輪のセンサーを取付できました。



 ■センサー取付 運転席側:後輪

【空気圧調整】

・エアゲージで空気圧を確認します。

 SWIFTsport[ZC33S]の後輪空気圧は、2.1Kgf/cm2です。

 私の車のタイヤの空気圧は少し高めに、2.4Kgf/cm2です。

・空気圧が低い場合は、車載工具のエアコンプレッサーで、タイヤに規定値より少し多めに空気を入れます。

・エアゲージで空気圧を確認します。

 規定値までリセットボタンを押して、空気圧を調節します。

【防犯ナット取付】

・付属の防犯ナットをエアバルブにねじ込みます。

【センサー取付】

・「RR」と表示があるセンサーを準備します。

・センサーを素早くエアバルブにねじ込みます。

 ゆっくりねじ込むと、空気圧が下がります。

・センサーをよく締め付けします。

・付属のレンチを用意します。

・センサーをしっかり固定して、防犯ナットを付属のレンチで反時計回しで締め付けします。

 防犯ナットはぐらつきがあるので、良く締め付けができない場合があります。

 

・運転席側後輪のセンサーを取付できました。



 ■センサー取付 助手席側:前輪

【空気圧調整】

・エアゲージで空気圧を確認します。

 SWIFTsport[ZC33S]の前輪空気圧は、2.3Kgf/cm2です。

 私の車のタイヤの空気圧は少し高めに、2.5Kgf/cm2です。

・空気圧が低い場合は、車載工具のエアコンプレッサーで、タイヤに規定値より少し多めに空気を入れます。

・エアゲージで空気圧を確認します。

 規定値までリセットボタンを押して、空気圧を調節します。

【防犯ナット取付】

・付属の防犯ナットをエアバルブにねじ込みます。

 

【センサー取付】

・「FL」と表示があるセンサーを準備します。

・センサーを素早くエアバルブにねじ込みます。

 ゆっくりねじ込むと、空気圧が下がります。

・センサーをよく締め付けします。

・付属のレンチを用意します。

・センサーをしっかり固定して、防犯ナットを付属のレンチで反時計回しで締め付けします。

 防犯ナットはぐらつきがあるので、良く締め付けができない場合があります。

 

・助手席側前輪のセンサーを取付できました。



 ■センサー取付 助手席側:後輪

【空気圧調整】

・エアゲージで空気圧を確認します。

 SWIFTsport[ZC33S]の後輪空気圧は、2.1Kgf/cm2です。

 私の車のタイヤの空気圧は少し高めに、2.4Kgf/cm2です。

・空気圧が低い場合は、車載工具のエアコンプレッサーで、タイヤに規定値より少し多めに空気を入れます。

・エアゲージで空気圧を確認します。

 規定値までリセットボタンを押して、空気圧を調節します。

【防犯ナット取付】

・付属の防犯ナットをエアバルブにねじ込みます。

 

【センサー取付】

・「RL」と表示があるセンサーを準備します。

・センサーを素早くエアバルブにねじ込みます。

 ゆっくりねじ込むと、空気圧が下がります。

・センサーをよく締め付けします。

・付属のレンチを用意します。

・センサーをしっかり固定して、防犯ナットを付属のレンチで反時計回しで締め付けします。

 防犯ナットはぐらつきがあるので、良く締め付けができない場合があります。

・助手席側後輪のセンサーを取付できました。



 ■TPMS本体取付

【取付場所決め】

・TPMS本体の取付位置を決めます。

 TPMS本体の取付方法は、2通りあります。

 「フロントガラスに貼付固定する方法」と「そのまま設置する方法」です。

 

●フロントガラスに貼付固定する方法

・TPMS本体のソーラーパネルを写真のように起こします。

 起こすにはちょっと力が必要です。

 ソーラーパネル両端に、付属の両面テープを貼付します。

 運転時に視界の邪魔にならない位置に取付します。

 TPMS本体貼付位置を脱脂して、ソーラーパネルをフロントガラスの取付位置に貼付します。

 SWIFTのフロントガラスの角度では、ディスプレイの向きが良くないので、今回はこの方法では取付はしません。

 

●そのまま設置する方法

・取付する場所によって、取外す内装が変わってきます。

 私がTPMS本体を取付する場所は、インフォメーションディスプレイの手前に取付します。

 前に使っていたTPMSも同じ位置に取付していました。

 この位置に取付する方法を紹介します。

 

 この位置ではソーラーパネルで充電できません。※充電できる時もあります。

 USBケーブル(Micro-Bオス⇔Type-Aオス)は、シガーライターソケットまで長さが足りないので、USB延長ケーブル(Type-Aオス⇔TypeAメス)で延長します。

 

 USBケーブル(Micro-Bオス⇔Type-Aオス)を引き込む方法は、次のようにします。

【ステアリングコラムホールカバー取外】

・ステアリングコラムホールカバーは、黄色い線で囲っている部分です。

・ステアリングコラムホールカバー左下のネジを、+ドライバーで外します。

・ステアリングコラムホールカバー右下のネジを、+ドライバーで外します。

・ステアリングコラムホールカバーの裏側です。

 ツメがある部分は赤○、差し込む部分は青○黄色○で表示しています。

 ステアリングコラムの脇から手前に引っ張ると、ステアリングコラムホールカバーが取外せます。

【USBケーブル延長】

・USB延長コード(Type-Aオス⇔TypeAメス)のType-Aのメスと、USBケーブル(Micro-Bオス⇔Type-Aオス)のType-Aのオスを接続します。

・抜け防止のため、USBケーブルの接合部にビニールテープを巻き付けます。

【USBケーブル配線引込1】

・メーターフードとメーターの間から、USB延長ケーブル(Type-Aオス側)を引き込みます。

 私の場合は、前に使用していたTPMSのUSBケーブル(Micro-Bオス⇔Type-Aオス)を、そのまま使用します。

【保護フィルム】

・TPMS本体ディスプレイに貼っている保護フィルムを剥がします。

・TPMS本体ソーラーパネルに貼っている保護フィルムを剥がします。

【TPMS本体固定】

・TPMS本体を取付する場所を、パーツクリーナーで脱脂します。

・TPMS本体裏側に付属の両面テープを貼付します。

 私は別に購入している両面テープを使用します。

・両面テープの剥離紙を剥がします。

・TPMS本体を取付します。

【USBケーブル配線引込2】

・USBケーブル(Micro-Bオス⇔Type-Aオス)のMicro-Bのオスを、TPMS本体右側のUSB充電端子に接続します。

・余ったUSBケーブルは、メーターフードとメーターの隙間に押し込んで、長さを調整します。

・USB延長コードをハーネスに合わせて、結束バンドで固定します。

【フロアコンソールサイドカバー取外(助手席側)】

・フロアコンソールサイドカバーを取外します。

 ドア側に引っ張る(写真@)とプラスチックリベットが外れます。

 エンジン側少し下側(写真A)に、フロアコンソールサイドカバーを動かします。

・フロアコンソールサイドカバー(助手席側)が外れました。

【シガーチャージャー取付】

・シガーチャージャーを、シガーライターソケットに取付します。

【USBケーブル配線引込3】

・USB延長コードを、裏側からシガーチャージャーまで引き込みます。

・USB延長コードのType-Aのオスを、シガーチャージャーに差し込みます。

 USB延長コードが余る場合は、シガーライターソケットの裏側の空間に束ねて置きます。

【フロアコンソールサイドカバー取付(助手席側)】

・フロアコンソールサイドカバーのツメ(7個)を、フロアコンソールボックスガーニッシュのツメ(7個)に合わせて差し込みます。

・フロアコンソールサイドカバーの中心にある、プラスチックリベットの穴の位置を合わせて押し込みます。

・フロアコンソールサイドカバー(助手席側)の取付ができました。

【ステアリングコラムホールカバー取付】

・ステアリングコラムホールカバーを取付します。

 ツメなどあるので、確認しながらダッシュボードに差し込みます。

・ステアリングコラムホールカバー左下のネジを、+ドライバーで締付けます。

・ステアリングコラムホールカバー右下のネジを、+ドライバーで締付けます。

【TPMS本体取付完了】

・TPMS本体の取付(そのまま設置する方法(私の取付位置))ができました。



 ■設定方法

【TPMS本体】

・TPMS本体の各部説明をします。

@高温高圧警報

Aセンサー電量不足

B前輪左側タイヤ空気圧

C前輪右側タイヤ空気圧

D前輪右側タイヤ温度

Eタイヤ温度表示単位

F後輪右側タイヤ温度

G後輪右側タイヤ空気圧

H後輪左側タイヤ空気圧

I後輪左側タイヤ温度

Jタイヤ空気圧表示単位

K前輪左側タイヤ温度

L左選択ボタン/−ボタン/電源ボタン

Mメニューボタン/確認(設定)ボタン

N右選択ボタン/+ボタン

OUSB充電端子

Pソーラーパネル

Q両面テープ貼付位置 ※フロントガラス取付時

 

【設定方法】

・設定は全て上側にある3つのボタンで操作します。

 左ボタン  → 左側を選択。数値を下げる。TPMS本体の電源のON/OFF。

 中央ボタン → 設定開始。設定する。

 右ボタン  → 右側を選択。数値を上げる。

・エンジンを始動します。

●電源

<電源を入れる時>

・「電源ボタン」を、3秒間長押しします。

 初めて電源を入れると、写真の表示になります。

 しばらくすると自動で、センサーとペアリングします。

 センサーで読み取った空気圧と温度がディスプレイに表示されます。

・電源ONにした時だけ振動を感知して、自動で電源のON/OFFします。

 

<電源を切る場合>

・「電源ボタン」を、3秒間長押しします。

 ディスプレイの表示が消えて、電源がOFFになりました。

・車検時は電源OFFにした方が良いでしょう。

 

●各設定

・「メニューボタン」を長押しすると、TPMSの設定ができるようになります。





●気圧単位設定

・「空気圧の単位を設定してください。」と、音声ガイドが聞こえます。

・単位は「Psi」と「Bar」の2種類です。

 使いやすい方に選択します。

 「右選択ボタン」で 右に動きます。

 「左選択ボタン」で 左に動きます。




 私は「Bar」に設定しました。

・「確認(設定)ボタン」を押すと設定されて、次の項目に移ります。




●温度単位設定

・「温度の単位を設定してください。」と、音声ガイドが聞こえます。

・単位は「゚C」と「゚F」の2種類です。

 使いやすい方に選択します。

 「右選択ボタン」で 右に動きます。

 「左選択ボタン」で 左に動きます。




 私は「゚C」に設定しました。

・「確認(設定)ボタン」を押すと設定されて、次の項目に移ります。




●前輪タイヤ低圧警報設定

・「前輪の空気圧下限値を設定してください。」と、音声ガイドが聞こえます。

・設定できる範囲は、1.18Bar〜2.0Barです。

 「−ボタン」で数値が下がります。

 「+ボタン」で数値が上がります。

 私は「2.0」に設定しました。

・「確認(設定)ボタン」を押すと設定されて、次の項目に移ります。

 




●前輪タイヤ高圧警報設定

・「前輪の空気圧上限値を設定してください。」と、音声ガイドが聞こえます。

・設定できる範囲は、2.88Bar〜6.78Barです。

 「−ボタン」で 数値が下がります。

 「+ボタン」で 数値が上がります。

 私は「3.0」に設定しました。

 ※この後、設定値を「2.8」に変更しています。

・「確認(設定)ボタン」を押すと設定されて、次の項目に移ります。

 




●後輪タイヤ低圧警報設定

・「後輪の空気圧下限値を設定してください。」と、音声ガイドが聞こえます。

・設定できる範囲は、1.18Bar〜2.0Barです。

 「−ボタン」で 数値が下がります。

 「+ボタン」で 数値が上がります。

 私は「2.0」に設定しました。

・「確認(設定)ボタン」を押すと設定されて、次の項目に移ります。

 




●後輪タイヤ高圧警報設定

・「後輪の空気圧上限値を設定してください。」と、音声ガイドが聞こえます。

・設定できる範囲は、2.88Bar〜6.78Barです。

 「−ボタン」で 数値が下がります。

 「+ボタン」で 数値が上がります。

 私は「3.0」に設定しました。

 ※この後、設定値を「2.6」に変更しています。

・「確認(設定)ボタン」を押すと設定されて、次の項目に移ります。

 




●タイヤ高温警報設定

・「温度の上限値を設定してください。」と、音声ガイドが聞こえます。

・設定できる範囲は、2.88Bar〜6.78Barです。

 「−ボタン」で 数値が下がります。

 「+ボタン」で 数値が上がります。

 私は「80」に設定しました。

 ※この後、設定値を「50」に変更しています。

・「確認(設定)ボタン」を押すと設定されて、次の項目に移ります。

 


●新しいセンサーの取付とペアリング

・「ペアリングモード」と、音声ガイドが聞こえます。

 この設定は、センサーを新しい物に交換した時だけ設定します。

 そのまま「確認(設定)ボタン」を押して、次の項目に移ります。

 

<新しいセンサーに交換した場合>

@故障しているセンサーを取外します。

A「メニューボタン」を長押しします。

 「空気圧の単位を設定してください。」と、音声ガイドが聞こえます。

Bこの音声ガイドを無視して、「確認(設定)ボタン」を7回押します。

 「ペアリングモード」と、音声ガイドが聞こえます。

 ここでは状態によって、次の音声ガイドが聞こえます。

 「左前輪とペアリングしてください。

 「右前輪とペアリングしてください。

 「左後輪とペアリングしてください。

 「右後輪とペアリングしてください。

 「左前輪センサーを装着して、またはタイヤに空気を入れてください。

 「右前輪センサーを装着して、またはタイヤに空気を入れてください。

 「左後輪センサーを装着して、またはタイヤに空気を入れてください。

 「右後輪センサーを装着して、またはタイヤに空気を入れてください。

C全ての数値が点滅する画面で、「−ボタン」を1回押します。

D「−ボタン」か「+ボタン」を1回押して、交換するタイヤのアイコンが点滅するようにします。

E新しいセンサーを取付します。

F「確認(設定)ボタン」を押すと設定されて、次の項目に移ります。

 



●タイヤ交換モード

・「タイヤ交換モード」と、音声ガイドが聞こえます。

 取扱説明書には説明がありません。

 タイヤ交換時ローテーションする場合は、センサーを取外してタイヤ交換後に、同じ位置にセンサーを取付した方が良いでしょう。

 



●初期化

・「初期化する。」と、音声ガイドが聞こえます。

 

<初期化しない場合>

・「確認(設定)ボタン」を押して、設定を終了します。

 

<初期化する場合>

・「−ボタン」を長押しすると、全ての設定が工場出荷時の設定に戻ります。

 

●TPMS設定完了

・設定が終わると、「TPMSの設定が完了しました。」と、音声ガイドが聞こえます。

・エンジンを停止します。

 

●音声警告の種類と新旧の音声比較

・音声の種類は、前に使用していたTPMSより増えています。

 前のTPMSは、15種類+24組み合わせです。

 今回購入したTPMSは、17種類+36組み合わせです。

 アクセントは日本語っぽくなっています。

 前に取付していたTPMSの音声は、中国人が日本語を言っている独特なアクセントで、変な音声だったので良くなりました。

 

<設定時の音声>

  1 空気圧の単位を設定してください。

  2 温度の単位を設定してください。

  3 前輪/後輪 の空気圧下限を設定してください。

  4 前輪/後輪 の空気圧上限を設定してください。

  5 温度の上限値を設定してください。

  6 ペアリングモード

  7 タイヤ交換モード

  8 初期化する。

  9 TPMSの設定が完了しました。

 

<異常を検知した場合の音声>

 10 左前/右前/左後/右後 輪空気圧が高い。

 11 左前/右前/左後/右後 輪空気圧が低い。

 12 左前/右前/左後/右後 輪温度が高い。

 13 左前/右前/左後/右後 輪が空気漏れ。

 14 左前/右前/左後/右後 輪のセンサーバッテリー残量不足。

 15 左前/右前/左後/右後 輪のセンサーが検出されていない。

 16 左前/右前/左後/右後 輪とペアリングしてください。

 17 左前/右前/左後/右後 輪センサーを装着して、またはタイヤに空気を入れてください。

 

●不具合?

・前に取付していたTPMS本体は、同じ位置に取付しています。

 夕暮れ時は、ディスプレイが点滅する事無く減光されていました。

 今回取付けしたTPMSは、夕暮れ時にディスプレイがチカチカ(明暗が交互)します。

 これは不具合になるのでしょうか?

 ディスプレイ関係のトラブルが、商品を購入したページのレビューにも書いてありました。

 目にとても良くないので、ソーラーパネルに黒い幅広のビニールテープを貼りました。

 ディスプレイのチカチカする現象は、回避できました。

 ただし、ソーラーパネルで充電できない事と、ディスプレイの明るさが減光された状態になります。

 チカチカするよりはいいので良しとします。



 ■センサー電池交換方法

・センサーの電池交換サイクルは、前に取付していたTPMSは1年で交換しています。

 ※購入時から付いていた電池です。

 センサーの交換方法は、次のようになります。

 

【音声警告】

・音声警告で、次の音声が聞こえたら、センサー全ての電池交換した方が良いでしょう。

  「左前輪のセンサーバッテリー残量不足。

  「右前輪のセンサーバッテリー残量不足。

  「左後輪のセンサーバッテリー残量不足。

  「右後輪のセンサーバッテリー残量不足。

 

【センサー電池交換】

・センサーに使用されているボタン電池は、CR1632です。

 センサー1個にボタン電池が1個です。

 全部で4個用意します。

 

・付属のレンチを用意します。

・各センサーを取外します。

・センサー後側の六角に付属のレンチを合わせます。

・センサー本体をしっかり持ちます。

・レンチを反時計回しに回して、カバーとセンサー本体を取外します。

 パッキンが付いているので、取外しは少し力が必要です。

・センサー本体が外れました。

 

※写真は「GreenGee タイヤ空気圧監視システム [GG-TPMS-200]」のセンサーです。

 取扱説明書に載っている写真を見ると、同じ構造なので説明で使用します。

【コイン形リチウム電池取出】

・矢印のように、コイン形リチウム電池をスライドさせて取外します。

注意! 取出したコイン形リチウム電池が「CR1632H」の場合

 「CR1632H」は、日本では販売されていないので、「CR1632」で代用できます。

 ※「CR1632H」は、Amazonで販売されていることがあります。

 

 CR1632HとCR1632の違いは、容量の違いです。

 CR1632Hは、容量200mAhです。

 CR1632は、容量160mAhです。

 CR1632Hの方が電池が長持ちします。

【コイン形リチウム電池取付】

・新しいコイン形リチウム電池を、センサー本体に取付します。

 極性は真上が「+(文字が書いてある方)」にして、スライドさせて取付します。

【センサー組付】

・センサー本体をカバーに指でねじ込みます。

 パッキンを挿まないように注意してください。

・センサーの中央に付属の専用スパナーを合わせて、時計回しでセンサー本体を締め付けできる所まで、しっかり締付します。

 センサーの中央はプラスチックで柔らかい材質なので、しっかりと付属の専用スパナーを合わせて、ネジ山を壊さないよう注意してください。

 ゴムパッキンが周りに付いているので、少し力が必要です。

【センサー取付】

・4輪全てにセンサーをしっかり固定します。

・防犯ナットを付属のレンチで、反時計回しで締め付けします。

・センサー取付できました。

【コイン形リチウム電池の処分方法】

・コイン形リチウム電池の処分方法は、

 @コイン形リチウム電池の電極が出ないように、セロハンテープなどの粘着テープを貼って絶縁します。

  他の電池と一緒に処分する時に、他の電池の金属部分に接触して、ショートしないようにするためです。

 A家電量販店またはスーパーマーケットに設置されている回収BOXか、お住いの自治体のごみのルールに従って処分してください。



 ★紹介動画


・左の動画はYouTubeで公開しています。

 このページをまとめています。

 写真や文字で説明できない部分を動画にして紹介しています。


 YouTubeチャンネル SWIFTsport改造と改良自己満足のホームページ

 この動画は、

 無断転用(動画サイト、ホームページ、ブログ、SNSなど [※許可済みのページを除く])

 および 複製/編集を禁止しています。

 音が出ます。再生前に音量を小さくしてから調整してください。

 音声は「VOICEVOX」の読み上げソフトを使用しています。

 多少、イントネーションとアクセントが違う部分があります。

 ※利用規約に書いているので表示します。

  VOICEVOX 使用キャラクター:春日部つむぎ

  → こちら


 ★施工後

・2つ目のTPMSを購入しました。

 運転していて安心できます。

 一度使うと手放せ無くなります。

 TPMSは、アメリカでは2007年以降に生産された車と、ヨーロッパは2014年以降に生産された車には、TPMSの取付が義務化されています。

 日本では特に保安基準は無く、高価な車には標準で取付されています。

 日本も義務化してもらいたいです。

 

 今回購入したTPMSを使った感想は、前に使用していたTPMSと比較になってしまいますが、音声の種類が増えて、発音も日本語らしくなりました。

 5年前の製品より当たり前ですが良くなっています。

 操作は簡単です。

 ただ、夕方の画面のちらつきは酷いので、ビニールテープでソーラーパネルを隠して対処しました。

 某国の製品は、必ずオチが付きものです。


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