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 NANKANG SPORTNEX NS-25

2024.05.01.公開日

数値上は車検クリアです。(条件あり)

フェンダーからタイヤが+10mmまで飛び出ても車検OK。(2017年改正後)

検査員に事前に確認してください。

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注意!

・このページをご覧になっている事は、注意事項(同意書)に同意した事とします。

・直接リンクをお断りしています。

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 SWIFTsport[ZC33S]に「NANKANG SPORTNEX NS-25」を取付しました。


 ★今回取付する商品の紹介

・NANKANG SPORTNEX NS-25








【特徴】※NANKANGホームページより

・ドイツの自動車専門機構のTÜV SÜDの認証。

・4本のストレート溝が排水性を向上させ、濡れた路面でのドライビングの安全性を高めます。

・内側のサブ溝が排水効率を向上させます。

・ショルダー部のノイズカットバーデザインがノイズを低減し、乗車時の静粛性を高めます。

・溝壁サイプによるメイン溝とのクロスデザインで、タイヤの路面グリップ力を向上させます。

・トレッドゴムにシリカを特殊配合し、ドライビング時のハンドリング性能を向上させます。


【詳細】※NANKANGホームページより

・タイヤサイズ

・断面幅

・扁平率

・タイヤの構造

・リム径の直径

・負荷能力



・最高速度記号

・タイヤ製造年週

215/40R17 ※195/45R17もあります。

215mm

40

R

17インチ

87(XL) → 545Kg/EXTRA LOAD/RFD規格(負荷能力強化タイプ)のタイヤ。

 空気圧を規格対比高めに充填することもでき、同一タイヤサイズの規格タイヤより高い負荷能力を発揮できるタイヤです。

V → 240km/h

2023年4月7日〜13日(15週)

・購入店

・購入価格

地元のタイヤショップ(全国に営業所がある会社です。)

¥54,780(税込[10%])

 ※タイヤ脱着費用は含まれていません。

 ※ページ作成時の金額と消費税率です。

 ※某ネット販売のタイヤ専門店は、約10,000安かったです。


【ナンカンタイヤ(NANKANG)について】

 ナンカンタイヤ(南港輪胎股份有限公司、Nankang Rubber Tire Corp., Ltd. )は、台湾のタイヤメーカーです。

 本社は台北市南港区にあります。

 生産拠点は、台湾と中国の2ヵ所ですが、工場を増やす予定があるそうです。

 物流センターが福島県にあると、購入したタイヤショップの方が言っていました。

 1959年に創業された台湾で最も歴史あるタイヤメーカーです。

 1989年〜1996年に日本のタイヤメーカー「横浜ゴム株式会社」が、技術提供をしています。

 商品向上の為に日本の横浜ゴムの技術者が携わっています。

 世界180ヵ国で販売されています。


【私の車に取付しているホイール】

・私の車に取付しているホイールは、LEHRMEISTER LMスポーツファイナルです。

  インチ   → 17インチ

  リム    → 7.5J → 純正は「6.5J」

  オフセット → +50 → 純正は「+50」

 ホイールは純正ホイールより幅が25.4mm広くなっています。

 195/45R17を取付すると、引っ張りタイヤになります。

 215でタイヤ径を変えずに取付できるので、215/40R17を購入しています。

 フェンダーとタイヤがツライチになります。

LEHRMEISTER LMスポーツファイナル 関連:LEHRMEISTER LMスポーツファイナル

 → こちら


 ★必要な部品/材料  ★必要な工具

・ショップ作業の為、なしです。


●脱着作業をする場合

・油圧ジャッキ(パンタグラフジャッキ)

・クロスレンチ[19mm]

・トルクレンチ

・ソケット[19mm] ※トルクレンチ使用時。

・空気入れ(コンプレッサー) ※車載工具の空気入れを使用。

・エアゲージ

・タイヤ止め


●タイヤがフェンダーから飛び出ていないか確認する場合

・真っ直ぐな棒


 ★施工

  施工時の注意点

 ・整備資格を持たずに施工する場合や、このページを見て施工/使用した場合は、自己責任でお願いします。

 ・部品名はサービスマニュアルに書いてある名称です。

 ・作業は必ず平らな所で作業してください。

 ・サイド(パーキング)ブレーキをかけ、車輌が動かないことを確認してください。

 ・油圧ジャッキを使用してジャッキアップする場合は、メーカー指定のジャッキポイントに必ず合わせてください。

 ・ホイールナットは、規定トルクで必ず締めてください。

 ■タイヤ交換

・私はタイヤ交換前にNANKANG SPORTNEX NS-25を注文して、タイヤショップにホイールを預けていたので、タイヤ交換をします。

【ジャッキアップ】

・広く平らな所に車を停めます。

・MT車はギヤをR(リバース)に入れて、AT車はP(パーキング)のままにします。

 関連:momo NERO REVERSE LIFT [SK108]

 → こちら

 関連:Beatrush リバースノブ シルバー[S78044RKS]
 → こちら

 関連:HITMAN シフトパターンプレート 6MT-B [HM64-982]

 → こちら

・パーキング(サイド)ブレーキをしっかりと引いてください。

 関連:CUSCO スピンターンノブ シルバー[220-014-AA]

 → こちら



・写真はSWIFT[2WD]の車体下です。

 フロント側は、黄色〇のトルクロッドナットが油圧ジャッキ使用時のジャッキアップポイントです。

 黄色〇には絶対に、パンタグラフジャッキを使用しないでください。

赤□がパンタグラフジャッキまたは、リジッドラックのポイントです。

・タイヤ止めをリヤタイヤに取付します。

・フロント側のホイールナットを緩ませます。

・フロント側を作業しやすい高さまで、油圧ジャッキでリフトアップします。

 私の使用している油圧ジャッキは、ホームセンターで販売されている小さい油圧ジャッキ(3t)です。

 フロント側は隙間が無いので、レバーの上下ができません。

 スロープと基本ブロックを使って、自走で基本ブロックの上にタイヤを上げると、100mm上げられます。

 これでもレバー操作が大変なので、短い棒を使ってリフトアップします。

・フロントタイヤを交換します。

・ホイールナットは、写真の順番(@〜D)で締め付けします。

・フロント側をリフトダウンします。

 私の場合は、基本ブロックから自走で下げます。

・タイヤ止めをリヤタイヤから取外します。

・油圧ジャッキを車体下から取出します。

・フロントタイヤにタイヤ止めをします。

・リヤ側のホイールナットを緩ませます。

・リヤ側は、黄色〇の車体固定用のフックが、油圧ジャッキ使用時のジャッキアップポイントです。

 黄色〇には絶対に、パンタグラフジャッキを使用しないでください。

赤□がパンタグラフジャッキまたは、リジッドラックのポイントです。

・リヤ側を作業しやすい高さまで、油圧ジャッキでリフトアップします。

汎用リヤ牽引フック 関連:汎用リヤ牽引フック

 → こちら

・リヤタイヤを交換します。

・ホイールナットは、写真の順番(@〜D)で締め付けします。

・リヤ側をリフトダウンします。

・油圧ジャッキを車体下から取出します。

・フロントタイヤからタイヤ止めを取外します。

・各ホイールナットをトルクレンチで、規定トルクでナットを締め付けます。

 ホイールナットは、写真の順番(@〜D)で締め付けします。

 SWIFTsport[ZC33S]の締付トルクは 100N・m です。



 ■タイヤ交換後

【タイヤ交換後】

・タイヤ交換後です。

LEHRMEISTER LMスポーツファイナル 関連:LEHRMEISTER LMスポーツファイナル

 → こちら

 関連:WePro ハブリング[φ73-φ60.1]

 → こちら

DUNLOP DIREZZA(ディレッツァ) DZ102 関連:DUNLOP DIREZZA(ディレッツァ) DZ102

 → こちら

 前に取付していたタイヤは、DUNLOP DIREZZA ZVです。

 私が購入したホイールに合わせてタイヤを購入しています。

 関連:GreenGee タイヤ空気圧監視システム [GG-TPMS-200]

 → こちら

 関連:EVAマッドフラップ

 → こちら

 関連:ブレーキキャリパー塗装

 → こちら



 ■確認

【確認】

●空気圧

・タイヤの空気圧は、運転席側フロントドアのストライカーの下に、シールが貼ってあります。

 純正タイヤサイズ(195/45R17)は、前輪:2.3kgf/cm2で、後輪:2.1kgf/cm2です。

 今回購入したタイヤは、215/40R17ですが、エクストラロード規格(XL[XL/RFD規格])のタイヤなので、少し高めの空気圧になっています。

 エアゲージで確認すると、4輪とも2.6kgf/cm2でした。

 ネットで調べるとまちまちで、2.8kgf/cm2にしているタイヤショップもあります。

 2.8kgf/cm2はちょっと入れ過ぎだと思います。


 前に取付していたDUNLOP DUNLOP DIREZZA(ディレッツァ) DZ102もEXTRA LOAD規格(負荷能力強化タイプ)のタイヤです。フジ・コーポレーションで購入しています。

 この時 フジ・コーポレーションの作業した方が、EXTRA LOAD規格(負荷能力強化タイプ)なのに純正タイヤと同じ空気圧で大丈夫と言っていました。

 EXTRA LOAD規格(負荷能力強化タイプ)のタイヤは、通常より空気圧を高めにするはずですが、本当に大丈夫ですか?※多分、EXTRA LOAD規格(負荷能力強化タイプ)のタイヤの事を理解していない人だと思います。



●タイヤ(ホイール)が車体よりはみ出ていないか

・タイヤ(ホイール)がフェンダーから飛び出ていないか確認します。

 フェンダーとタイヤに棒を(垂直に)当てて確認します。

 フェンダー内にギリギリ収まっています。

 2017年の法改正で、フェンダーから10mm未満のタイヤのはみ出しは許容範囲で、車検OKになりました。

 ホイールのはみ出しは車検NGです。

 これならば私の車の外見はOKです。

 気になる方は、車検を受ける所で事前確認してください。

●メーターの誤差

・スピードメーターの誤差は、インチアップ、インチダウン、今回のようにタイヤ幅を広げた場合は、避けて通れない部分です。

 純正タイヤ(195/45R17)と、私の車に取付したタイヤ(215/40R17)のサイズ差です。

   純正タイヤサイズの直径:607mm

   交換後の直径:604mm → 誤差:−3mm

   純正タイヤサイズの外周:1906mm

   交換後の外周:1897mm → 誤差:−9mm

   車高:−1.8mmです。

 車検ではスピードメーターが40km/hの時の実速度との誤差を確かめます。

 スピードメーターの誤差の範囲は、道路運送車両の保安基準の第148条の第2項「速度計の速度表示は平たんな舗装路面での走行において、著しい誤差のないものであること」と明記されています。

 著しい誤差とされる基準は、平成19年以降に製造された車と、平成18年以前の車とで異なります。

 スピードメーターに表示される数値をV1(km/h)、実際の速度をV2(km/h)とした場合、

 誤差範囲を表す数式は、次のようになります。

  平成19年1月1日以降製造の車(軽自動車/二輪車等を除く)の場合

   10×(V1−6)÷11≦V2≦(100÷94)÷V1


  スピードメーターの表示が40km/hの場合

   10×(40−6)÷11≦V2≦(100÷94)×40

     ↓

   30.90909090909091....≦V2≦42.5531914893617....

     ↓

   30.90km/h〜42.55km/hが許容範囲となります。


   実際の速度は 40.2km/h になります。


   と言う事で、数式に当てはめると許容範囲内になるので、車検クリアできることになります。

   念のため、車検を受ける所で事前確認してください。



 ■タイヤの慣らし運転時の注意点

・タイヤの慣らし運転は、次のようにします。

 ●“急”な操作のともなう運転を避ける。

 ●高速道路などでの走行を避ける。

 ●タイヤを交換して1週間程で空気圧を再調整する。

 ●夏用タイヤの場合、80km/h以下の速度で最低100km以上走行する。

です。

 タイヤの表面の皮むきが終わる頃と、ドライバーが慣れてくるまでの距離が100kmと言われているそうです。



 ■メンテナンス

【メンテナンス】

・装着してから100km走行後に、ホイールナットの増し締めをします。

・1ヵ月に1回、空気圧の確認をしてください。

 ※TPMS装着車で数値表示ができる車を除きます。

 関連:GreenGee タイヤ空気圧監視システム [GG-TPMS-200]

 → こちら



 ★紹介動画


・左の動画はYouTubeで公開しています。

 このページをまとめています。

 写真や文字で説明できない部分を動画にして紹介しています。


 YouTubeチャンネル SWIFTsport改造と改良自己満足のホームページ

 この動画は、

 無断転用(動画サイト、ホームページ、ブログ、SNSなど [※許可済みのページを除く])

 および 複製/編集を禁止しています。

 音が出ます。再生前に音量を小さくしてから調整してください。

 音声は「VOICEVOX」の読み上げソフトを使用しています。

 多少、イントネーションとアクセントが違う部分があります。

 ※利用規約に書いているので表示します。

  VOICEVOX 使用キャラクター:春日部つむぎ

  → こちら


 ★施工後

●NANKANGタイヤを選んだ理由

・215/40R17とか、195/45R17のサイズを出しているメーカーが少ないため、選択肢がありません。

 純正タイヤ(195/45R17)のContinentalは、タイヤショップで扱っていないため、ディーラーで購入する事になります。

 いつもタイヤを買う時に悩みます。

 2年ぐらい前(ページ作成時)に、PIRELLI「P ZERO NERO GT」を購入しようと思ったら在庫切れで、この時は3か月待ちだったためあきらめて、DIREZZA ZVを購入しました。

 今回は「P ZERO NERO GT」を購入しようと思ったら、ラインナップから消えていました。

 私はPIRELLIとは縁がありませんでした。

 色々な物が値上げで、あまり予算をかけられなかったので、前から気になっていたNANKANGを購入する事を考えました。

 海外製タイヤは今回で2つ目で、civic[EG6]に乗っている時、MICHELIN XGT V50(195/50R15)を使ったがありますが、初めて台湾のNANKANGタイヤを購入しました。

 NANKANGは、横浜ゴム株式会社と技術提供をして、品質向上しています。

 今までも横浜ゴムのタイヤはよく使っていたので、横浜ゴムの信頼もあるので、今回購入する事にしました。

 NS-2とNS-25で考えていましたが、NS-2が3年前ぐらいに廃盤(ページ作成時)で、在庫を持っている所が安く販売しているそうなので、ゴムの劣化や保存状況によっては、すぐ別のタイヤに交換しなければならないので、NS-25にすることにしました。


●実際に使ってみて

・私個人の感想になりますが、実際に運転するまでは、正直ちょっと不安でした。

 走ってみるとS字カーブでも国産メーカーのタイヤと同じで、しっかりとグリップしてくれます。

 雨天走行時は、どのメーカーも同じで、踏切などの鉄の部分になるとグリップが失われますが、水溜まりを通ってもハンドルを取られることはありません。

 心配する程でもなく、ドイツの自動車専門機構(TÜV SÜD)の認証など各国の認証を受けているので、安心して運転できます。

 ロードノイズは、DUNLOP DIREZZA DZ102より静かになりました。

 ノイズは、純正タイヤ(Continental) > DUNLOP DIREZZA > NANKANG SPORTNEX NS-25の順で、ナンカンタイヤが静かに思えます。

DUNLOP DIREZZA(ディレッツァ) DZ102 関連:DUNLOP DIREZZA(ディレッツァ) DZ102

 → こちら

 あとは、耐久性がどのくらいあるのか?

 何かあればこのページで追記します。


●タイヤ購入時の話

・今回タイヤを購入したタイヤショップでNANKANGの話をしていた時、韓国のKUMHOと言うメーカーの「ECSTA PS71」も薦められました。

 私は「KUMHO」も聞いたことないメーカーだったので調べると、

  *日本に法人と物流センターがあります。

    クムホタイヤジャパン株式会社 (所在地:東京都)

    物流センターは、埼玉県にあるそうです。(タイヤショップの方が言っていました。)

  *クムホの拠点

    韓国、中国、アメリカ、ドイツに研究所と、韓国、中国、アメリカ、ベトナムに生産工場があります。

  *有名どころの自動車メーカーも新車時に取付して販売されていました。

    BMW、MINI クロスオーバー、Jeep グランドチェロキー

 このタイヤショップで対応した方は、NANKANGよりKUMHOを推していました。

 見積もりでは、NANKANG SPORTNEX NS-25よりKUMHO ECSTA PS71が¥5,000(工賃込み)安かったです。

 某タイヤ専門のネットショップの方が、NANKANG SPORTNEX NS-25は、工賃を付けても¥10,000安く販売していました。

 私は手続きが何かめんどくさく感じたので、地元のタイヤショップで購入しました。


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