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 SUZUKI純正部品マフラーマウンティング

 [14281-52R00]と[14281-72L00]

2023.05.01.公開日

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 SWIFTsport[ZC33S]に「SUZUKI純正部品マフラーマウンティング[14281-52R00]と[14281-72L00]」を交換しました。


 ★今回取付する商品の紹介

・SUZUKI純正部品マフラーマウンティング[14281-52R00]



【詳細】

・正式名称

・品番

・材質

・入数

・製造年月日

・備考

マウンチング,マフラ

14281-52R00

EPDM (エチレンプロピレンジエンゴム)

1

2023年03月06日

 私が購入した部品は、今まで車に付いていた物と購入した物では、購入した方の重量が軽かったです。


【購入店】

・購入店

・購入価格



車を購入したSUZUKIディーラー

\1,300(税込[10%]) ※購入時の金額と消費税率です。


・SUZUKI純正部品マフラーマウンティング[14281-72L00]



【詳細】

・正式名称

・品番

・材質

・入数

・製造年月日

マウンチング,マフラ

14281-72L00

EPDM (エチレンプロピレンジエンゴム)

1

2023年03月03日


【購入店】

・購入店

・購入価格



車を購入したSUZUKIディーラー

\640(税込[10%]) ※購入時の金額と消費税率です。



 ■純正部品のゴムの材質について

・純正マウントの下側に「>EPDM<」と文字があります。

 EPDM → エチレンプロピレンジエンゴム を純正部品で使用しているゴムの材質になります。


 EPDMは耐候性や耐オゾン性に優れているので、屋外でもよく使用されてます。

 EPDMは耐油性は劣るため、油が付く環境での使用はできません。

 EPDMは耐水性は優れているため、水回りのパッキンにもよく使用されています。

 EPDMの耐熱性は 150℃ です。

 EPDMの耐寒性は −60℃〜−40℃ です。


 ゴムには硬度(JIS タイプA)という硬さの指標があります。

 硬度を 0°〜90° の硬さに分類されています。

 EPDMの硬度 30°〜90° です。

 硬度を一般の物で表示すると

   5°〜10°   人肌

  30°〜40° 消しゴム

  60°〜70° 車のタイヤ

  80°     パソコンのマウスのボール

 の硬さに近いと言われています。

 ゴムと言われて想像するような硬さは 50°〜70° です。

 80°と90°になると硬くてほとんど潰れません。


 強化マフラーリング(マフラーハンガー)の硬度を調べると、

  CuscoとMonster Sportの製品は 70° です。

  JURAN 純正比硬度20%アップ と書いています。

  柿本改 硬度15%アップ と書いています

 純正品の硬度が数値化されていないのでよくわかりませんが、まぁ強度が上がっているという事でしょう。

 純正品は片手で変形します。

 Cusco 強化マフラーリングは片手で変形しませんでした。


 ★必要な部品/材料  ★必要な工具

・ウエス

・パーツクリーナー

・シリコン または 潤滑油

・作業用手袋
・作業用マット(敷物)


・バール

・3tジャッキ

・リジッドラック 4本

・タイヤ止め

 ★施工

  施工時の注意点

 ・整備資格を持たずに施工する場合や、このページを見て施工/使用した場合は、自己責任でお願いします。

 ・必ず部品を触る前や施工前に、体の静電気を車体以外の金属に触れて放電してください。

 ・作業は必ず平らな所で作業してください。

 ・サイド(パーキング)ブレーキをかけ、車輌が動かないことを確認してください。

 ・油圧ジャッキを使用してジャッキアップする場合は、メーカー指定のジャッキポイントに必ず合わせてください。

 ・リジッドラック使用時は、車輌が確実に固定されていることを確認してください。

 ・火傷するので必ずエンジン/マフラーが冷えている時に交換作業してください。

 ■マフラーマウンティングについて

【センターマフラーのマフラーマウンティングについて】

・自動車部品の問屋さんに確認しましたが、前側の社外品(純正同等品)の商品が無かったため、純正部品を購入しました。

 ※ページ作成時

 マフラーマウンティングの後側は、JURANから強化品が販売されています。

 関連:JURANダウンマフラーリング (Mタイプ)[354907]

 → こちら

・マフラーマウンティングの前側は、CUSCO 強化マフラーリング[A160 RM002B]を使えますが、純正部品のようにバランスを取る重りが無いので、購入、取付、使用は自己責任です。


【センターマフラーのマフラーマウンティングの位置】

・今回取付けするマフラーマウンティングは、センターマフラーを吊る部品です。

 14281-52R00の方が前側で、14281-72L00の方が後側になります。


【マフラー側のマフラーマウンティングについて】

・マフラー側に取付けるマウンティングは、全部で4ヵ所です。

 純正部品を購入される方は、マウンチング,マフラ[14281-84A00]を4個購入してください。

 私は以前、CUSCO 強化マフラーリング[A160 RM002B]を取付しました。

 マフラー側も交換する方は、下記の関連リンクを見てください。

 関連:CUSCO 強化マフラーリング[A160 RM002B]

 → こちら



 ■ジャッキアップ

 ※写真はSWIFT取扱説明書より

【ジャッキアップ】

・広く平らな所に車を停車します。

・サイドブレーキをしっかりと引いてください。

・リジッドラックを4本使用して、車体をジャッキアップします。

 左の写真はSWIFT[2WD]の車体下です。

 フロント側の油圧ジャッキ使用時のジャッキアップポイントは、写真の黄色い丸にあるトルクロッドナットです。

 リヤ側の油圧ジャッキ使用時のジャッキアップポイントは、車体固定用のフックです。

 左の写真の赤四角がリジッドラックのポイントです。

 私の場合は、左の写真のようにスロープと基本ブロックを使って、自走して基本ブロックの上に上げると、フロント側を10cm上がります。

 足回りがノーマルの車高なので、オイル交換とかちょっとした作業ならこの高さでも作業できます。

 普通の油圧ジャッキをジャッキアップポイントまで入れる事はできますが、リフトアップ時にレバーの上下が大変です。

・リヤタイヤにタイヤ止めをします。

・フロント側を作業しやすい高さまで油圧ジャッキでリフトアップします。

・フロント側2ヵ所にリジッドラックを置いて、高さを合わせます。

 この時、リジッドラックの溝と車体左右側のジャッキアップポイントと合うようにします。

・ゆっくりとフロント側を下げて、リジッドラックに車体が乗っていることを確認します。

・フロント側を揺らしてみて、安定していたらフロント側のリフトアップは終了です。

 関連:Beatrush アンダーパネル [S580460]

 → こちら

・リヤ側のジャッキアップポイントは、リヤの車体固定用のフックです。

 リヤ側もフロント側と同じ高さにリフトアップします。

関連:汎用リヤ牽引フック

 → こちら

・リヤ側2ヵ所にリジットラックを置いて、高さを合わせます。

 この時、リジットラックの溝と車体左右側のジャッキアップポイントと合うようにします。

・ゆっくりとリヤ側を下げて、リジットラックに車体が乗っかるのを確認します。


・フロントタイヤ下にホイールなど置いて、車体が落下した時のための安全対策をします。

 私の場合は、今回の作業はフロント側で取付作業をしてホイールを外していないので、基本ブロックをタイヤの下に置いたままにします。

・リフトアップ終了です。



 ■古いマフラーマウンティング[14281-52R00]取外

【古いマフラーマウンティング取外】

・マフラーハンガー部分とマフラーマウンティングに、シリコンスプレーか潤滑油を吹きかけます。

・バールを引っかけて、古いマフラーマウンティングをマフラーハンガーから取外します。

 マフラー側を取外して、車体側を取外します。

・写真は古いマフラーマウンティングが外れた状態です。

【比較】

・形状は変わりませんが、新しい方の重量が極端に軽くなっています。

 握った感じは古い方が柔らかく、変形していました。



 ■マフラーマウンティング[14281-52R00]取付

【新しいマフラーマウンティングの取付向きについて】

・新しいマフラーマウンティングを取付する向きが決まっています。

 @ 写真はマフラーマウンティング[14281-52R00]の下面です。

   赤矢印の状態(アルファベットのC)を運転席側に向けます。

 A 写真の赤丸の位置に突起があります。

   この突起を上にします。


 この状態で取付します。

【新しいマフラーマウンティング取付】

・車体側のマフラーハンガーと新しいマフラーマウンティングに、シリコンスプレーまたは潤滑油を付けます。

・車体側のマフラーハンガーに、新しいマフラーマウンティングを差し込みます。

・マフラー側のハンガーに新しいマフラーマウンティングを差し込みます。


 マフラーマウンティング[14281-52R00]の取付完了です。



 ■古いマフラーマウンティング[14281-72L00]取外

【古いマフラーマウンティング取外】

・マフラーハンガー部分にシリコンスプレーか潤滑油を吹きかけます。

 後側は作業スペースが無いので、ケガをしないよう注意してください。


 関連:JURANダウンマフラーリング (Mタイプ)[354907]

 → こちら

・バールを引っかけて、古いマフラーマウンティングをマフラーハンガーから取外します。

 マフラー側を取外して、車体側を取外します。

・写真は古いマフラーマウンティングが外れた状態です。

【比較】

・形状は変わりません。

 重さも同じです。

 



 ■マフラーマウンティング[14281-72L00]取付

【新しいマフラーマウンティングの取付向きについて】

・写真の赤丸にある突起を前側に向けます。

 この突起がある面を上にします。

・突起の下の穴は、車体側のマフラーハンガーを通す穴です。

・下の穴は、マフラー側のマフラーハンガーを通す穴です。

【新しいマフラーマウンティング取付】

・車体側のマフラーハンガーに、シリコンスプレーまたは潤滑油を付けます。

・新しいマフラーマウンティングの穴に、シリコンスプレーまたは潤滑油を付けます。

・車体側のマフラーハンガーに、新しいマフラーマウンティングを差し込みます。

・マフラー側のマフラーハンガーに、新しいマフラーマウンティングを差し込みます。


 マフラーマウンティング[14281-72L00]の取付完了です。



 ■車体前側マフラーハンガー位置修正

【異音と振動の原因】

・この作業は、私だけの作業となります。

 ちょっと前から異音と振動があったので気になっていましたが、今回の作業の時にアンダーパネルを取外して確認しました。

 私はBeatrush アンダーパネル [S580460]を取付しています。

 関連:Beatrush アンダーパネル [S580460]

 → こちら

・アンダーパネルにセンターパイプが当たった跡がありました。

 センターパイプもアンダーパネルが当たっていた跡がありました。

 異音と振動の原因はこれでした。

 社外品のセンターパイプも当たると聞いているので、Beatrush アンダーパネル [S580460]を取付している方は、確認した方がいいと思います。

 アンダーパネルを取付している時は、隙間は空いていたので大丈夫だと思ったのですが、マフラーマウンティング[14281-52R00]のへたりも原因の一つでした。

 あとで厚さの薄いアルミ板をこの部分に当てて補修したいと思います。

【車体側マフラーハンガー位置修正】

・マフラーマウンティング[14281-52R00]を取外します。

・車体側マフラーハンガーにバールを下から引っかけて、バールの反対側を油圧ジャッキに付けます。

・油圧ジャッキを上げて、マフラーハンガーの位置を上げます。

 バールにテンションがかかるので、ケガをしないよう注意してください。

・マフラーハンガーの位置を上げたら、油圧ジャッキをゆっくり下に下げて、バールを取外します。

・マフラーマウンティング[14281-52R00]を取付します。

・アンダーパネルを取付します。

・センターパイプとアンダーパネルの間の隙間を確認します。

 位置修正前はほとんど隙間がありませんでしたが、十分隙間が空いたことを確認しました。

 オイルパンとセンターパイプの隙間も確認します。

・異音と振動は無くなりました。

  



 ■ジャッキダウン

 ※写真はSWIFT取扱説明書より

【リヤ側ジャッキダウン】

・車体固定用のフックに油圧ジャッキをかけて、一度車体を上げます。

・リヤ側のリジッドラックを2つ取外します。

・油圧ジャッキを下げて、タイヤを地面に接地します。

・油圧ジャッキを取外します。


【フロント側ジャッキダウン】

・リヤタイヤにタイヤ止めをします。

・トルクロッドナットに油圧ジャッキをかけて、一度車体を上げます。

・フロント側のリジッドラックを2つ取外します。

・油圧ジャッキを下げて、タイヤを接地します。

・油圧ジャッキを取外します。

・リヤタイヤに付けていたタイヤ止めを取外します。

・私の場合は、基本ブロックとスロープで車高を上げているので、自走で基本ブロックとスロープから降ります。

・基本ブロックとスロープを撤去します。


【作業完了】

・作業完了です。



 ■紹介動画

・左の動画はYouTubeで公開しています。

 このページで紹介している内容を簡単にまとめています。

YouTubeチャンネル SWIFTsport改造と改良自己満足のホームページ


 このサイトの動画は、

 無断転用(動画サイト、ホームページ、ブログ、SNSなど [※許可済みのページを除く])

 および 複製/編集を禁止しています。


 ★施工後

・マフラー側も交換したので、センターパイプ側も交換しました。

 追加の修理作業もありましたが、マフラーマウンティング交換だけの作業時間は約30分でした。※準備から片付け迄。写真メモする時間含む。


 追記:2023.03.01. 強化マフラーリング取付

・アイドリング時や加速時にカタカタ音がしたので、マフラーリング(マフラーハンガー)をCUSCO 強化マフラーリング[A160 RM002B]に交換しました。

 社外品マフラーを取付している方は、純正マフラーより重量が増えます。

 純正の柔らかいマフラーリング(マフラーハンガー)ではすぐにへたるので、強化品を取付した方が良いでしょう。

 左の写真左側は純正品のマフラーリング(マフラーハンガー)で変形しています。

 純正品のマフラーリング(マフラーハンガー)交換前にマフラーを揺らしてみましたが、マフラー全体が揺れます。

 これではカタカタ音が出るはずです。

 CUSCO 強化マフラーリング[A160 RM002B]に交換後にマフラーを揺らすと、マフラー全体がしっかりと固定されました。

 マフラーリング(マフラーハンガー)を交換するだけでも異音が無くなり、こもり音も無くなりました。

 関連:CUSCO 強化マフラーリング[A160 RM002B]

 → こちら


追記:2023.05.01. センターパイプの純正マウント交換

・異音するので確認すると、センターマフラーの前側が変形して柔らかくなっていたので交換しました。

 自動車部品の問屋さんで確認しましたが、社外品(純正部品同等)は販売されていないので、純正部品の購入になります。※ページ作成時

  センターパイプ前側 → 純正部品の購入。社外品無し。

  センターパイプ後側 → JURAN製のマフラーリング Mタイプで代替可。

 今回、前後純正部品を購入しました。

 左の写真(上側)がマウンチング、マフラ[14281-52R00]です。

 左の写真(下側)がマウンチング、マフラ[14281-72L00]です。

 価格は、

  マウンチング、マフラ[14281-52R00] → \1,300(税込[10%]) ※購入時の金額と消費税率です。

  マウンチング、マフラ[14281-72L00] → \640(税込[10%]) ※購入時の金額と消費税率です。


 交換方法は、下記の関連リンクを見てください。

関連:SUZUKI純正部品マフラーマウンティング[14281-52R00]と[14281-72L00]

→ こちら

追記:2023.06.01. JURANダウンマフラーリング (Mタイプ)[354907]

・アイドリング時にする異音が解決しないので確認すると、センターマフラーの後側がボディーに接触した跡がありました。

 センターマフラーの後側と車体の間のスペースを作るため、強化マフラーリングを取付しました。

 純正位置より下げた穴にセンターマフラーのマフラーハンガーを通しました。

 異音が解決しました。

 関連:JURANダウンマフラーリング (Mタイプ)[354907]

 → こちら


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