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 Beatrush アンダーパネル [S580460]

2023.02.01.公開日

車検クリアできます。

オイル交換時、点検時に別途追加料金が発生する場合があります。

\500〜\1,000(税別)

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注意!

・このページをご覧になっている事は、注意事項(同意書)に同意した事とします。

・直接リンクをお断りしています。

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 SWIFTsport[ZC33S]に「Beatrush アンダーパネル [S580460]」を取付しました。


 ★今回取付する商品の紹介

・Beatrush アンダーパネル [S580460] ※2023年5月18日に「アンダーパネル Type-1 [S580460]」と名称が変わっています。







【特徴】※LAILEホームページ/Yahooショッピング販売ページより

・ビートラッシュ アンダーパネルは、高速走行時にボディ下面の整流効果を向上させダウンフォースを発生させます。

 またエンジンルームに巻き込む空気の流れを抑えます。

・ベンチレーターを設けることによりエンジンルームの熱を効率良く排出しエンジンのヒートアップを防ぎます。

・2.0mm厚のアルミ材を使用し重量増にも配慮しました。


【詳細】※LAILEホームページ/Yahooショッピング販売ページより

・商品コード

・JANコード

・適合車種

・適合ミッション



・仕様

・重量

・構成部品


・同梱品

・取付方法

・取付所要時間

・定価

・納期



・備考

S580460

4996586522462

スイフトスポーツ ZC33S

6速マニュアル車専用

※AT車はオイルパンとの隙間が確保できないため、空気の逃げ場が無くなるので取付NGです。

 AT車で取付されている方がいるようですが、自己責任です。

2.0mm厚アルミ製

2.26kg (本体:2.00kg / ステー:0.26kg)

アンダーパネル本体、取付ステー、ボタンヘッドボルト[M6×15]x6、

スプリングワッシャー[M6]x6、平ワッシャー[M6]x6

取付説明書(1枚)、取扱説明書(1枚)

加工無しボルトオン装着

約60分

\19,140(税込[10%])

受注生産品、約2週間から4週間。※在庫、生産の関係で早く場合があります。

 私の場合は注文時に在庫が無い状態でした。

 丁度生産するタイミングだったので連絡があった日から9日で届きました。

*車両のリフトアップが必要です。

*純正品以外のバンパー、エキマニ等のパーツを使用されている場合は加工が必要となる事があります。

*取付に必要なネジ類は付属しております。

※一部車種ネジ類を使用する場合がありますが、その際の純正ネジ類は付属しておりません。


【購入店】

・購入店


レイルモータースポーツ(Yahooショッピング)※楽天市場、amazonでも出店しています。

※上の店舗のリンクから購入する場合は自己責任でお願いします。

 トラブルに関してはご自身で対処願います。

・販売業者

・購入価格

株式会社レイル

\17,300(税込[10%])

※購入時の金額と消費税率です。

※定価から9%OFF(\1,840値引)

※2023年11月の販売価格は \19,140(税込[10%])です。

※送料/手数料別


追記:商品名変更について

・2023年5月18日に「アンダーパネルType-2 [S580470]」が発売されました。

 「アンダーパネル [S580460]」は「アンダーパネルType-1」 [S580460]に商品名が変更になりました。

 アンダーパネルType-2 [S580470]とType-1の違いは、

  *Type-1よりも10mm〜15mm取付位置が下がります。

  *最低地上高90mmを確保するため、Type-1は車高を落としても大丈夫ですが、Type-2は車高を下げることができません。

  *Type-1の左右にある切り欠き部分が、Type-2は無くなりました。

  *奥側に取付用のブラケットが追加になっています。

 です。

 材質、厚みは変わりません。

 販売価格は、\22,000(税込[10%])です。

 ※2023年11月の販売価格と消費税率です。


 ★アンダーパネル(カバー)について

【アンダーパネル(カバー)とは】

●アンダーパネル(カバー)のメリット

*エンジンルーム内にホコリや水分、落下物の侵入を防ぐ機能があります。

 確かにエンジンルーム内の汚れは少ないです。

*エンジンルーム内の温度を下げる効果と、ラジエーターの冷却性能を上げる効果があります。

 アンダーパネル(カバー)が無いと、エンジンルーム内に車体下から風を巻き込みにくく、エンジンルーム内の温度を下げることができません。

 アンダーパネル(カバー)取付することで、ベンチュリ―効果によってエンジンルーム内の熱気を逃がすことができます。

 ベンチュリ―効果と言えば、私がcivic[EG6]に乗っていた時、インマニに「Spoon ベンチュリ―プレート」を取付していました。

 シリコン製の部品で吸入口の一部を狭めただけなのですが、吸入速度を上げてエンジンレスポンス向上しました。

 関連:HONDA sports civic (E-EG-6)

 → こちら

*空気抵抗を減らして燃費の向上させます。

 低速走行はあまり効果がありませんが、高速走行した場合は効果を発揮します。


 といい事ばかりですが...


●アンダーパネル(カバー)のデメリット

 *エンジン下部の点検、修理、部品取付をする時、アンダーパネル(カバー)を取外さなければならない。

 *部品や工具を落とした時、取出しにくい。取ることができない場合は、アンダーパネル(カバー)を取外さなければならない。

 *ディーラーや整備工場に修理や点検を依頼する時、アンダーパネル(カバー)脱着工賃が追加される場合がある。

 *純正のアンダーパネル(カバー)は材料がP.P.が多いので、走行風によって静電気を帯びやすい。

 *エンジンオイル交換、エンジンオイルエレメント交換を依頼した場合、追加費用が発生する場合があります。

 メンテナンスや部品取付時は邪魔です。


【アンダーパネル(カバー)の車検】

・アンダーパネル(カバー)の保安基準に該当する項目は 「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示」<第三節>第163条(最低地上高) です。

 アンダーパネル(カバー)装着車(納車時から取付されている)は、アンダーパネル(カバー)を取外した状態では車検NGになります。

 車検クリアするためには...

 *アンダーパネル(カバー)装着車のアンダーパネル(カバー)部分の最低地上高50mm以上(一般的な最低地上高90mm以上)になっている事。

  アンダーパネル(カバー)を取外してしまうと「最低地上高が計測不能」になります。

 *アンダーパネル(カバー)が破損していたり、垂れ下がっている場合は、アンダーパネル(カバー)を必ず交換

  割れた部分をタイラップで補修するのは車検クリアできますが、針金で補修すると車検NGになる場合があります


 <最低地上高50mmの基準が適用される場合>

 ・タイヤと連動して上下するブレーキドラムの下端、緩衝装置のうちのロアアーム等の下
 ・自由度を有するゴム製の部品

  マッドガード、エアダムスカート、エアカットフラップ等であって樹脂製の物


【基本取付工賃】

・AUTOBACS  \3,300(税込[10%])〜

※工賃はこのページ作成時のもので、依頼する所に必ず確認してください。

 カー用品の同じ系列会社でも工賃が違う場合があります。

※純正部品など追加部品代は別途かかる場合があるので、依頼する所に必ず確認してください。

※事前に予約を取らないと取付しない店舗もありますので、依頼する所に必ず確認してください。


【エンジンオイル交換、エンジンオイルエレメント交換、エンジン整備でかかる追加費用】

・ディーラー、整備工場で作業する場合

 \500から\1,000(税抜)で脱着による追加費用が発生する場合があります。

・純正品のアンダーパネル(カバー)の場合

 エンジンオイル交換、エンジンオイルエレメント交換は追加費用はありません。



【Beatrush アンダーパネル [S580460]を購入した理由】

・雪道走行していて1/4割れて欠損したため購入する事にしました。

 助手席側奥が割れています。

 エンジンアンダカバーの一部がぶら下がっています。

 割れた部分を2つだけ回収できました。

 かなり前から一部割れていて、布テープと接着剤で補修していました。

 エンジンアンダカバーは、結構壊れやすい部品です。

 エンジンアンダカバーの真ん中付近は、納車時より下がってたるんでいるような感じになっていました。

 私の車の車高はノーマルですが、段差によっては慎重に通っても当たる音がする時があります。


 新品純正部品「カバー,エンジンアンダ[72410-52R00]」は \10,230(税込10%) します。

 工賃だけで\3,300(税込[10%])〜で合計\13,530(税込[10%])かかります。

 Beatrush アンダーパネル [S580460]は、今回値引きがあって\17,300(税込[10%])です。

 定価から9%OFF(\1,840値引)です。

 エンジンアンダカバーとBeatrush アンダーパネル [S580460]の差額が\3,770です。

 新しい純正部品「エンジンアンダカバー[72410-52R00]」を買ってもまた割れてしまうと思うので、Beatrush アンダーパネル [S580460]を購入する事にしました。

 商品を取付するまでの間は、壊れた部分を補修したエンジンアンダカバーを使用します。



【エンジンアンダカバー補修】

・壊れたエンジンアンダカバーを復元できる所まで補修します。

 エンジンアンダカバーと割れた部分を合わせて、布テープで貼り合わせました。

 部品を合わせた所を車検が無いので針金で数か所固定しました。

 無くなってしまった部分はプラダンを継ぎ足しました。

 補修した部分の車体固定は針金で固定しました。

 直したエンジンアンダカバー取付後にエンジンアンダサイドカバー レフト[72420-52R00]とのつなぎ目の所を布テープを貼りました。

 Beatrush アンダーパネル [S580460]を取付けるまでの1ヵ月はこの状態で走行していました。

 意外と布テープが丈夫でした。



 ★必要な部品/材料  ★必要な工具

・ウエス

・作業用手袋


---隙間ができている所を埋める場合---

・ステンレスタッピングネジ[長さ10mm] x 4

・ステンレス板

※私の場合は、純正エンジンアンダカバーに付いているステンレス板を取外して再利用しました。

 薄いですが加工がしやすい事と、エンジンアンダカバーを捨てるのに分別しなければならないので使用します。

・+ドライバー(#2) ※枝の短い物

・ラチェットハンドル

・ソケット[10mm]

・六角レンチ[4mm]

・カッター または 楊枝

・油圧ジャッキ[3t] ※2t可。リフト量の多い物。

・リジットラック x 2本

・タイヤ止め

・基本ブロック[100x390x190] x 2個 ※私の場合

・スロープ x 2個 ※私の場合


---隙間ができている所を埋める場合---

・電動(充電)ドライバー

・鉄鋼用ドリル刃[3.5mm]

・鉄鋼用ドリル刃[6.0mm]

・+ドライバー(#2) ※枝の短い物

・ニッパー

・ステンレス定規

・カッター(大)

・カッターマット

・ハンマー

・鉄鋼用平ヤスリ または コンクリート(基本ブロック)

・金属用ハサミ

・細い棒


 ★施工

  施工時の注意点

 ・整備資格を持たずに施工する場合や、このページを見て施工/使用した場合は、自己責任でお願いします。

 ・部品名はサービスマニュアルに書いてある名称です。

 ・必ず部品を触る前や施工前に、体の静電気を車体以外の金属に触れて放電してください。

 ・作業は必ず平らな所で作業してください。

 ・サイド(パーキング)ブレーキをかけ、車輌が動かないことを確認してください。

 ・油圧ジャッキを使用してジャッキアップする場合は、メーカー指定のジャッキポイントに必ず合わせてください。

 ・リジッドラック使用時は、車輌が確実に固定されていることを確認してください。

 ・火傷するので必ずエンジン/マフラーが冷えている時に取付作業してください。


 ■取付準備

【届いた状態】

・梱包は隙間に隙間材が入っていない状態で銃に動いています。

 ちょっと落としたら変形や段ボール箱から飛び出てきそうです。

 写真は届いた状態のアンダーパネルです。

 配達されてすぐにキズや変形が無いか確認します。

・ダクト部分が雪道中央のわだちに擦って破損しなければいいですが...

【アンダーパネル保護フィルム剥がし】

・アンダーパネル表面に貼っている青い保護フィルムを剥がします。

 保護フィルムはしっかり付いています。

 ちょっと力が必要です。

・「Beatrush by LAILE」の刻印?部分の保護フィルムは、カッターの刃先か楊枝など尖った物で剥がします。

・保護フィルムを剥がした状態です。

・「Beatrush by LAILE」の刻印部分の保護フィルムも綺麗に剥がれています。

【取付ステー保護フィルム剥がし】

・取付ステーに貼っている青い保護フィルムを剥がします。

 アンダーパネルと同じように剥がします。

【付属ネジ】

・ボタンヘッドボルト[M6×15]のネジ山に、スプリングワッシャー[M6]、平ワッシャー[M6]を通します。

 同じ物を6セット作ります。



 ■ジャッキアップ

【作業スペース】

・広く平らな所に車を停めます。

【パーキング(サイド)ブレーキ】

・パーキング(サイド)ブレーキをしっかりと引いてください。

 関連:CUSCO スピンターンノブ シルバー[220-014-AA]

 → こちら

【エンジン停止確認】

・事故防止のため、エンジンは必ず停止してください。

 ※写真はSWIFT取扱説明書より

【フロント側ジャッキアップ】

・リジットラックを2本使用して、車体をジャッキアップします。

 写真はSWIFT[2WD]の車体下です。

 フロント側黄色丸トルクロッドナットがあります。

 油圧ジャッキ使用時のジャッキアップポイントです。

 赤四角がリジットラックのポイントです。

 私の場合は、写真のようにスロープと基本ブロックを使って、自走して基本ブロックの上に上げると、フロント側を10cm上げています。

 足回りがノーマルの車高なので、オイル交換とかちょっとした作業ならこの高さでも作業できます。

 普通の油圧ジャッキをジャッキアップポイントまで入れる事はできますが、リフトアップ時にレバーの上下が大変です。


※写真は「Beatrush フロントフロアー補強バー」取付時です。

・リヤタイヤにタイヤ止めをします。

・フロント側を作業しやすい高さまで油圧ジャッキでリフトアップします。


※写真は「Beatrush フロントフロアー補強バー」取付時です。

・フロント側2ヵ所にリジットラックを置いて、高さを合わせます。

 この時、リジットラックの溝と車体左右側のジャッキアップポイントと合うようにします。

・ゆっくりとフロント側を下げて、リジットラックに車体が載っていることを確認します。

・フロント側を揺らしてみて、安定していたらフロント側のリフトアップは終了です。



 ■純正エンジンアンダーカバー取外

【エンジンアンダカバー取外】

・エンジンアンダカバーは、ネジ(9か所)、ボルト(6か所)で固定されています。

 ネジ(+ドライバー)、ボルト(ソケット10mm)で外します。


※写真はGReddy アルミインテークパイプセット[12090901]取付時です。

・エンジンアンダカバーが外れました。


【取外したエンジンアンダカバー】

・取外した純正部品は基本廃車まで保存してください。

 処分される方は、自動車整備工場かお住いの自治体のゴミのルールで処分してください。



 ■取付ステー取付

【取付ステーのネジ穴】

・取付ステーのネジ穴は、純正のネジ穴(左の写真赤丸)を利用します。

 エンジンアンダカバーのボルトで固定されていたネジ穴です。

【取付ステー取付】

・取付ステーの取付向きは、

  *ネジ山がある方が下側

  *上側のネジを取付する方が車両正面から見える向き

 で取付します。

・取付ステーを取付位置に合わせます。

・付属ネジ(ボタンヘッドボルト[M6×15]のネジ山に、スプリングワッシャー[M6]、平ワッシャー[M6])を2ヵ所仮止めします。

・付属ネジを六角レンチ[4mm]で2ヵ所交互に締付けします。


・取付ステーの取付ができました。

・取付ステーを取付した状態(正面)です。



 ■アンダーパネル取付

【アンダーパネルのネジの位置】

・アンダーパネルを固定するネジ穴に純正ネジと付属ネジを使って固定します。

 使用するネジの位置です。

  純正ネジ(赤) 6ヵ所

  付属ネジ(青) 4ヵ所

【アンダーパネル取付】

・アンダーパネルを持ち上げ、取付位置に合わせます。

 純正エンジンアンダカバーに比べると少し重くなりますが、片手でも位置合わせができます。

・取付ステーの位置のネジ穴に付属ネジを仮止めします。

・アンダーパネル後側のネジ穴に付属ネジを仮止めします。

 この状態でアンダーパネルを押さえていた手を離すことができます。

・純正ネジ6ヵ所をネジ締めします。

 アンダーパネル前側の4本の純正ネジを+ドライバーで締付けします。

 アンダーパネル左右中央のネジ穴に純正ネジを+ドライバーで締付けします。

・アンダーパネル前側の付属ネジを六角レンチ[4mm]で本締めします。

・アンダーパネル後側の付属ネジを六角レンチ[4mm]で本締めします。

・私の場合は、アンダーパネル後側の付属ネジの平ワッシャーが小さくてアンダーパネルのネジ穴が見えてしまうので純正ネジに変更しました。

・取付説明書には書いていませんが、私の場合は純正エンジンアンダカバー後部のネジ穴に純正ネジを締付けました。

【取付完了】

・Beatrush アンダーパネル [S580460]の取付完了です。

 標準取付方法はこんな感じで簡単に取付できます。

 作業時間もジャッキアップから片付け、破損したエンジンアンダカバーの解体処理と写真/メモを取る時間を含めても約70分でした。

 破損したエンジンアンダカバーの解体処理をしなければ40分(LAILEでは60分)あれば取付できます。

・エンジンルーム内の助手席側から覗き込むと、下の方にアンダーパネルが見えます。

・エンジンルーム内の運転席側。

・Beatrush アンダーパネル [S580460]取付した感想は

  *下を覗き込まなければ見ることできませんが、見た目も良くなった。

  *純正品(プラスチック[P.P.])より丈夫。

   もう割れる心配が無くなりました。

  *エンジンルーム内の排熱効果がある。

   いつもより油温計の表示が -10℃ 下がっているので効果は出ていると思います。

 ですが、

  *純正品と同じく、雪道(未除雪)で擦っている音がする。

  *エンジンオイル交換時または整備時は、アンダーパネルを取外さなければならない事。

  *エンジン上部から工具や部品を落とした時の回収が大変です。

 エンジン上部から工具や部品を落とした時は、マジックハンドや先に磁石が付いた棒で回収していました。

 それでも回収できなかった場合は、今まではちょっとしなる材質だったので、ネジを数ヵ所外して手を入れれば取れましたができなくなります。

 あとは、LAILEでもちょっとお高めな製品ではアンダーパネルをスライドさせると簡単に外れる商品もあります。

 その辺も今後改良できたらいいなと思っています。



 ■左右の隙間塞ぎ加工 ※追加作業する方だけです。

【隙間について】

・このままでも問題は無いのでしょうが、私は左右の隙間が気になります。

 LAILEさんの商品紹介ページの写真を見ても隙間があるので、私の取付方法は間違ってはいません。


 写真は運転席側中央の隙間です。

 ネジ穴が見えています。

 もしかして設計ミス?でしょうか。


 ※「アンダーパネルType-2」 [S580470]が販売されています。

  この左右にあるカットした部分が無い状態に改善されています。


・写真は助手席側中央の隙間です。

 助手席側のエンジンアンダサイドカバーもプラスチック製なので、熱や劣化などで多少下に膨らみが出ています。

 LAILEさんの商品紹介ページの写真を見ても隙間があります。

 何でカットしたんでしょうか?

 何か意味があるのでしょうか?

 運転席側よりちょっとひどい状態です。

 雪道を走行した時に、SWIFTsport[ZC33S]は車体下を雪が擦れてしまうので、このままでは隙間に雪が入り込んでエンジンアンダサイドカバーも割れてしまいます。

・赤い部分は無理にカットしなくてもよい部分だと思います。

 なので、私はこの部分の隙間を埋めることにします。


 作業はアルミ板(スチール)を使って隙間を埋めますが、下記の2つの方法を考えました。

  *エンジンアンダサイドカバーにアルミ板を取付(加工方法1)

  *アンダーパネルにアルミ板を取付(加工方法2)

 流石にアンダーパネルに穴を開けるのは少し抵抗があります。

 2つの加工方法を説明します。

■加工方法1

・ちょっとの隙間なので、破損しているエンジンアンダカバーに付いているアルミ板を取外して再利用します。

 エンジンアンダカバーに付いているアルミ板は数ヵ所アルミリベットで取付けられています。

 アルミリベットはエンジンアンダカバーの裏側のアルミリベットを真上に引っ張って、3か所ニッパーで切断します。

 アルミリベットの処理が終わったら、アルミ板をエンジンアンダカバーから取外します。

●運転席側の隙間

・アンダーパネルの運転席側は、アルミ板を合わせてカットする大きさを確認します。

・アルミ板のカットする所をステンレス定規を当てて、カッターで数回切れ目を入れます。

 あとはカッターの切れ目を上に台の角で折り曲げて、数回手で曲げるだけで薄いアルミ板は切断できます。

 カット面は鉄鋼用の平ヤスリで角を取ってバリを取ります。

 私の場合は基本ブロックでバリ取りします。

 平らに一気にバリ取りができます。

・アルミ板の中央に6mmの穴を開けます。

・アルミ板に開けた穴に細い棒を通して、エンジンアンダサイドカバーのネジ穴に合わせてアルミ板を位置合わせします。

・アルミ板に開けた穴に純正ネジを通して、エンジンアンダサイドカバーにネジ止めします。

・アルミ板の要所2か所に下穴を開けて、タッピングネジで固定します。


●助手席側の隙間

・アンダーパネルの運転席側は、アルミ板を合わせてカットする大きさを確認します。

・アルミ板のカットする所をステンレス定規を当てて、カッターで数回切れ目を入れます。

 あとはカッターの切れ目を上に台の角で折り曲げて、数回手で曲げるだけで薄いアルミ板は切断できます。

 カット面は鉄鋼用の平ヤスリで角を取ってバリを取ります。

 私の場合は基本ブロックでバリ取りします。

 平らに一気にバリ取りができます。

・アルミ板をエンジンアンダサイドカバーとアンダーパネルの隙間に合わせてアルミ板を位置合わせします。

・アルミ板の要所2か所に下穴を開けて、タッピングネジで固定します。


【加工後】

・隙間埋めの加工が終わりました。

 中央にたるんでいたエンジンアンダサイドカバーも平らになりました。

・取付時天気が良くなかったため、やっつけ仕事的に作業してしまったので、天気が良く気温が上がり作業しやすい時期になったら、もう少し綺麗に隙間埋めを作成したいと思います。

■加工方法2 追記:2024.02.03.

・改めてカットされた部分を加工します。

 DAISOで売っていた「スチールプレート」と言う商品を使用して加工します。

 今回加工する方法は、アンダーパネルに直接取付する方法です。

 青く塗った部分も追加で加工します。


<必要な物>

・DAISO「スチールプレート」1枚 → アルミ板で代用可。

・ウエス

・パーツクリーナー

・強力両面テープ

・コーキング(クリア)

・コーキングガン

・ステンレス定規

・カッター


<加工方法>

 アンダーパネルが外れている状態からの説明です。

@助手席側のカットされた部分にスチールプレートを当てて、必要なサイズを確認します。

A助手席側のスチールプレートを加工します。

 ステンレス定規を当てて、よく切れるカッター刃で筋を入れます。

 金切りばさみでは、カットした部分が丸まってしまうのでカッターを使用します。

 ある程度筋ができたら、台か棚の直角曲がっている角の部分を利用して、筋の部分を折り曲げます。

 スチールプレートの折れた部分を上に置いて、折れた部分にカッターで筋を入れます。

 スチールプレートの折れた部分を軸に動かると、スチールプレートが2つに分かれます。

 スチールプレートの使用する方のカットした面が少し丸まっているようでしたら、コンクリートの上に置いて、ゴムハンマーで軽く叩いて修正します。

B助手席側のスチールプレートを取付します。

 アンダーパネルの裏側のスチールプレートが当たる部分に強力な両面テープを貼ります。

 剥離紙を剥がして、スチールプレートを貼付します。

 スチールプレートの淵をコーキングします。

 不要なコーキングを拭き取る時、手を切らないよう注意してください。

 この時、スチールプレートとアンダーパネルの間にコーキングが入るようにしてください。


C運転席側のカットされた部分にスチールプレートを当てて、必要なサイズを確認します。

 運転席側はスチールプレートのサイズが短いので、同じサイズを2枚用意します。

D運転席側のスチールプレートを加工します。

 加工方法は運転席側と同じです。

 運転席側は2分割になるので、先に前側をカットして、アンダーパネルの裏側に貼付します。

 後側は折り目が2ヵ所あるので、台か棚の直角曲がっている角の部分を利用して曲げます。

 アンダーパネルの折り目の角度を合わせます。

E運転席側のスチールプレートを取付します。

 前側は取付済みなので、後側を取付します。

 アンダーパネルの裏側のスチールプレート後側が当たる部分に強力な両面テープを貼ります。

 剥離紙を剥がして、後側はアンダーパネルの折り目と前側のスチールプレートに合わせて貼付します。

 前後のスチールプレートの淵をコーキングします。

 不要なコーキングを拭き取る時、手を切らないよう注意してください。

 この時、スチールプレートとアンダーパネルの間にコーキングが入るようにしてください。

Fコーキングが乾くまで放置します。

 急ぐ方は、コーキングが周りに付かないよう注意して車に取付してください。


・加工方法2はこれで終了です。

 見た目がスッキリしました。

 今回スチールプレートを使用したため、錆びや腐食が出ると思うので、次回はアルミ板を購入して取付したいと思います。


<アンダーパネル取付>

・アンダーパネルを車に取付します。

・加工したアンダーパネルを車に取付した状態の運転席側です。

 隙間が綺麗に埋まりました。

・加工したアンダーパネルを車に取付した状態の助手席側です。

 初めから無加工でこのようになっていればよかった思います。



 ■ジャッキダウン

 ※写真はSWIFT取扱説明書より

【ジャッキダウン】

・車体フロント側のジャッキポイントのトルクロッドナットに油圧ジャッキを合わせて、車体フロント側を持ち上げます。

・フロント側のリジットラック2本を車体から取外します。

・車体フロント側をゆっくりと降ろします。

・油圧ジャッキを車体下から取り出します。

・タイヤ止めをリヤタイヤに取外します。

・私の場合は、基本ブロックの上に載せたフロントタイヤをゆっくり自走して車体を降ろします。

・私の場合は、基本ブロックとスロープを撤去します。

・作業終了です。


※左の写真はBeatrush フロントフロアー補強バー取付時です。



 ■紹介動画


・左の動画はYouTubeで公開しています。

 このページで紹介している内容を簡単にまとめています。


YouTubeチャンネル SWIFTsport改造と改良自己満足のホームページ

 この動画は、

 無断転用(動画サイト、ホームページ、ブログ、SNSなど [※許可済みのページを除く])

 および 複製/編集を禁止しています。

 音が出ます。再生前に音量を小さくしてから調整してください。

 音声は「VOICEVOX」の読み上げソフトを使用しています。

 多少、イントネーションとアクセントが違う部分があります。

 ※利用規約に書いているので表示します。

  VOICEVOX 使用キャラクター:春日部つむぎ

  → こちら



 ■メンテナンス

【メンテナンス】

・定期的にネジの緩みが無いか確認してください。

・外見も破損していないか確認します。

 破損がひどいようなら交換してください。


 ★施工後

・SWIFTsport[ZC33S]は、段差のある所でゆっくり動いてもエンジンアンダカバーを擦ってしまいます。

 除雪していない所をゆっくり雪道走行していても、エンジンアンダカバーと車体下を擦っている音がします。

 ノーマルの足回りなのですが、雪が積もるととても気になります。

 SWIFTsport[ZC33S]はエンジンアンダカバーを破損している方が多いです。

 2022年7月に取付したフロントのリップスポイラーも破損して新しい物を購入しましたが、春のタイヤ交換時期に取付したいと思います。

 関連:汎用フロントリップスポイラー

 → こちら

・屋根の無い青空駐車場に停めている私にとって冬場は、天気予報で予報と雨雲レーダーの確認と、ちょっとでも天気が良い時を狙って作業することになります。

 この時期の天気予報は当たらないことが多くて、商品が手元にあってもすぐに取付できない状態が続きます。

 今回の取付した日は雪がちらついたり少し晴れ間があったりで、天気がコロコロ変わって、気温も低い状態です。

 朝方まで雪が降っていて作業前は屋根の上に雪がうっすら積もっていて、地面のコンクリートは濡れている状態とあまり良い状態ではありませんでした。

 我が家の車3台の内2台が3月で私の車は来年(2024年)4月車検なので、2月と3月は天候次第なのでちょっと忙しくなります。

 屋根が欲しいといつもこの時期になると思います。

 施工は私ができますが、柱が邪魔になるので施工しないでいます。

 ガレージの屋根を施工する時は、このページで施工手順を紹介したいと思います。


 追記:2024.02.03. 1年間使用してきて

・使用してから1年経ちました。

 今まで使用してきて、良かったところと、悪いところを書きたいと思います。


<良かったところ>

 *見た目がやっぱり良い事。

 *雪道走行時、特に農道を走行時は思いっきりアンダーガードを擦っている音がしますが、丈夫で壊れない。

 *夏場は純正品の時より風の抜けが良くなったので、油温と水温が低くなった。


<悪いところ>

 *純正品より重くなったこと。

  それだけ丈夫な物になったと思えば、まだ許せるかな。

 *エンジンルーム内に工具やネジを落とした時。

  マジックハンドや磁石が先に付いている棒で取ることができず、アルミ材なのでアンダーガードを全部取外さなければならない事。

 *アンダーガード取外時、純正品の時より六角レンチが増えた。

 *冬場は風の抜け過ぎで、油温と水温が下がる。

  ※夏場は水温と油温が低くなっている。

  ※フロントグリルをメッシュにしていることも原因の一つ。


 です。


 冬場に純正品が破損しやすいので、交換して良かったです。

 冬場に純正品が破損したら、純正品ではなく、Beatrush アンダーパネル(できたらType2)を購入した方が良いでしょう。



●LAILE(Beatrush)関連ページ(動画)

・LAILE(Beatrush)の商品は、他のメーカーより価格も安くて、商品自体しっかり作られているので、安心して購入できます。


 LAILE(Beatrush)の商品は 7つ 購入しました。※2024年09月現在。

 車内は 3つ 車外は 4つ です。

 私の車の下側はLAILE(Beatrush)の商品で統一されています。


 関連:Beatrush フロントフロアー補強バー [S88046PB-CAF]

 → こちら この商品は追加取付です。

 関連:Beatrush リアフロアー補強バー [S88046PB-CAR]

 → こちら この商品は純正部品と交換です。







 関連:Beatrush フロントフレームトップバー [S88046PB-FT]

 → こちら この商品は純正部品と交換です。

 関連:Beatrush リバースノブ シルバー[S78044RKS]

 → こちら この商品は純正部品と交換です。

 関連:Beatrush ドライバーフットレスト シルバー[S48046DRS]

 → こちら この商品は純正部品の上に追加取付です。


 私はフットレストの高さを変更しています。

 関連:Beatrush ペダルセット シルバー[S48044PS-AS]

 → こちら この商品は純正部品の上に追加取付です。


 ■車体前側マフラーハンガー位置修正 追記:2023.05.01.

【異音と振動の原因】

・この作業は、私だけの作業となります。

 ちょっと前から異音と振動があったので気になっていました。

 マフラーマウンティング[14281-52R00]交換作業の時にアンダーパネルを取外して確認しました。

 関連:SUZUKI純正部品マフラーマウンティング[14281-52R00]と[14281-72L00]

 → こちら

・アンダーパネルにセンターパイプが当たった跡がありました。

 センターパイプもアンダーパネルが当たっていた跡がありました。

 異音と振動の原因はこれでした。

 社外品のセンターパイプも当たると聞いていたので、Beatrush アンダーパネル [S580460]を取付している方は、確認した方がいいと思います。

 アンダーパネルを取付している時は、隙間は空いていたので大丈夫だと思ったのですが、マフラーマウンティング[14281-52R00]のへたりも原因の一つでした。

 あとで厚さの薄いアルミ板をこの部分に当てて補修したいと思います。

【車体側マフラーハンガー位置修正】

・マフラーマウンティング[14281-52R00]を取外します。

・車体側マフラーハンガーにバールを下から引っかけて、バールの反対側を油圧ジャッキに付けます。

・油圧ジャッキを上げて、マフラーハンガーの位置を上げます。

 バールにテンションがかかるので、ケガをしないよう注意してください。

・マフラーハンガーの位置を上げたら、油圧ジャッキをゆっくり下に下げて、バールを取外します。

・マフラーマウンティング[14281-52R00]を取付します。

・アンダーパネルを取付します。

・センターパイプとアンダーパネルの間の隙間を確認します。

 位置修正前はほとんど隙間がありませんでしたが、十分隙間が空いたことを確認しました。

 オイルパンとセンターパイプの隙間も確認します。

・異音と振動は無くなりました。



 ■Beatrush アンダーパネル Type1[S580460]」名称変更

※写真はBeatrush販売ページより

・2023年5月23日に「Beatrush アンダーパネル Type2[S580470]」が販売されました。

 「Beatrush アンダーパネル[S580460]」は、「Beatrush アンダーパネル Type1[S580460]」に名称変更となりました。

 左の写真は、Beatrush アンダーパネル Type2[S580470]です。

 Type1との違いは、左右の切り込みが無くなったことが一番の変更点です。

 私がこのページで指摘した部分が改善されています。

 初めからこの状態で販売されていたら、無駄に加工しなくてもよかったのではないでしょうか?

 私が購入した2023年1月です。

 このページを公開したのが2023年2月です。

 購入してから4カ月後には仕様変更して販売されています。

 購入時にType2が販売されていれば、Type2を購入していたと思います。


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