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 汎用オイルキャッチタンク

2019.09.01.公開日

車検クリアできます。

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・このページをご覧になっている事は、注意事項(同意書)に同意した事とします。

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 SWIFTsport[ZC33S]に「汎用オイルキャッチタンク」を取付します。

 Keiworksに取付していた汎用オイルキャッチタンクをSWIFTsport[ZC33S]に取付します。


 ★今回取付する商品の紹介

・メーカー不明 オイルキャッチタンク [MC-03]  \3,990(税込[5%])※購入時の金額と消費税率です。

メーカー不明 オイルキャッチタンク [MC-03]

【特徴】

・オイルキャッチタンクの底にはドレンが付いています。
・中に溜まったブローバイの量を確認できます。

 メーカー不明 オイルキャッチタンク [MC-03]が入っていた箱←外箱 ↓商品ラベル

 メーカー不明 オイルキャッチタンク [MC-03]の商品ラベル

メーカー不明 オイルキャッチタンク [MC-03]

 箱だけ見てるとすごく怪しい見えます。

 Made in Taiwan です。

 自作でオイルキャッチタンクを作成しましたが、ア○プ○レ○ジで安く売っていたので衝動買いしました。

 その分、取付加工に苦労します.....

メーカー不明 オイルキャッチタンク [MC-03]

【セット内容】

・オイルキャッチタンク本体

・ホースバンド[90mm] x 1

・ホースバンド[14mm] x 4

・ボルト[5mm] x 4

・ナット[5mm] x 4

・L型ステー x 1

・ホース[内径15mm/長さ約1m] x 1

※取付説明書はありません。

 
 ■オイルキャッチタンクの車検について

 有害なブローバイガスを処理するのがオイルキャッチタンクです。

 エンジンヘッドに溜まる燃焼ガスなどの有害ガスは、ヘッドカバーにあるホースを使って混合気と一緒に再びシリンダーに送られています。

 厳密に計算された上でパワーを絞り出しているレーシングカーのチューニングエンジンは、混合気に不純物が混ざることを嫌うので、ブローバイガスを外へ逃がしています。

 このブローバイガスを大気放出することなく処理するために装着が義務づけられているのがオイルキャッチタンクです。

 しっかり取付されていれば車検クリアできます。

 このオイルキャッチタンクはKeiworksに乗っていた時に取付していたパーツで、配管がしっかりされていたので車検クリアしています。

 関連:メーカー不明 オイルキャッチタンク取付

 → こちら ※Keiworksのページです。

 
 ★必要な部品/材料  ★必要な工具

・ホース

※付属のホースで長さが足りないようであれば追加してください。

・ステー(ステンレス製)

※現車合わせで用意してください。

 私の場合は、L型ステーと100mmのステーを購入しました。

・長ナット[M8x50mm]

長ナット

・ボルト[M8x15mm] x 2

・結束バンド(大)

 

・−ドライバー(#2)

・プライヤー

・カッター または ハサミ

・ニッパー

 ★施工

  施工時の注意点

  ・整備資格を持たずに施工する場合や、このページを見て施工した場合は、自己責任でお願いします。

  ・必ず部品を触る前や施工前に、体の静電気を車体以外の金属に触れて放電してください。

  ・作業は必ず平らな所で作業してください。

  ・火傷するので必ずエンジンが冷えている時に交換作業してください。

 

 エンジンヘッドカバー側の取付方法です。
 ■ブリーザーホース取外

【ボンネット】

・ボンネットを開けます。

関連:XIANGSHANG ボンネットダンパー

→ こちら

 

【エンジンカバー取外】

・エンジンカバーを真上に持ち上げて取外します。

【ブリーザホース取外】

・ブリーザーホースの位置は、左の写真赤く囲ったホースです。

・ブリーザーホースのエンジン側にある白い配管遮熱カバーをブリーザーホース内側に移動します。

・ホースバンドをプライヤーで摘まんで、ブリーザーホース内側に移動します。

・ブリーザーホースをシリンダーヘッドから抜き取ります。

・ブリーザーユニオンをエアクリーナアウトレットホースNo.1より抜き取ります。

 上下の赤矢印の位置から右側に引き抜きます。

・ブリーザーホース一式が外れました。

・ブリーザーホースからホースバンドと白い配管遮熱カバーとブリーザーユニオンを取外します。

←取外したブリーザーユニオン

 ブリーザーホースはノーマルに戻すことを考えてとって置きます。

 
 ■オイルキャッチタンク取付

【取付位置決め】

・本体の取付位置を決めます。

 Cuscoのオイルキャッチタンクなど多くのオイルキャッチタンクは、左の写真の赤い四角で囲っている所に取付になっているので、ここ場所に取付します。

 オイルキャッチタンクがエンジンヘッドより低い位置になるように取付します。

 

【オイルキャッチタンク取付】

・オイルキャッチタンクの固定は、ヘッドライトユニットの右側にネジ山が見えます。

 このネジ山を使ってオイルキャッチタンクを固定します。

 このネジ山に長ナットを締め付けます。

・オイルキャッチタンクの固定部分とL型ステーをボルトで固定します。

・L型ステーと100mmのステーをボルトで固定します。

・100mmのステーの上の穴にボルトを通して、長ナットに締め付けます。

・オイルキャッチタンクがしっかりと固定されていることを確認してください。


【エンジン側ホース接続】

・エンジン側に接続するホースに取外した白い配管遮熱カバーとホースバンドを通します。

 白い配管遮熱カバーのカットされている方をエンジン側になるようにしてください。

・エンジン側にホース差し込みます。

・ホースバンドをプライヤーで摘まんで、ホースを固定します。

 ホースバンドの摘まむ部分は下側になるようにします。

・白い配管遮熱カバーをエンジン側に移動させます。

 カットされた部分にホースバンドの摘まむ部分が入るようにします。

【エアクリーナアウトレットホースNo.1側ホース接続】

・エアクリーナアウトレットホースNo.1側に接続するホースに、取外したホースバンドを通します。

・ブリーザーユニオン中央の出っ張りがある所までホースに差し込みます。

・ホースバンドをプライヤーで摘まんで、ホースを固定します。

・エアクリーナアウトレットホースNo.1にブリーザーユニオン中央の出っ張りがある所までホースに差し込みます。

【ホースの配管取り回し】

・配管の取り回し方をを考えます。

 極力エンジンの熱を受けにくいように配管します。

 私の場合は、リザーバータンクの上を通して、ラジエーターアッパーホースの下をくぐらせてオイルキャッチタンクに接続します。

【ホース配管とオイルキャッチタンク接続】

・ホースをリザーバータンクの上を通して、ラジエーターアッパーホースの下をくぐらせます。

・エンジン側とエアクリーナーアウトレットホース側のホースをオイルキャッチタンクの接続口から15mm〜20mm多めにカットします。

・ホースにホースバンドを通します。

・ホースがクロスしないように注意して、ホースをオイルキャッチタンクの接続口から15mm〜20mm差し込みます。

・ホースバンドでホースを締付け固定します。

・ホース2本を要所で結束バンドで固定します。

 結束バンドは締付過ぎないよう注意してください。

【エンジンカバー取付】

・エンジンカバーをエンジンカバーボルトに合わせて取付します。

 

【ボンネット】

・ボンネットを閉じます。

関連:XIANGSHANG ボンネットダンパー

→ こちら


【取付完了】

・取付完了です。


 追記:2020.03.08. 移設

・現在取付している位置より低い位置になるように移設しました。

 ステーを車体に固定している所にネジ穴があります。

 ボルト[M6x15]とスプリングワッシャー、平ワッシャーで固定しました。

 追記:2020.06.21. 移設2

・取付位置は移設前の状態がベストな状態なんですが、強化ホースが熱源の近くを通るのが気になったので、運転席側フェンダー内に移設しました。

 強化ホースの取り回しの関係で、強化ホースがねじれが出るので、一部の配管を銅管と継ぎ手をロウ付けした物を作成して取付しました。

・強化ホースの取り回しは、エンジンとサクションホースから出ている強化ホースを一度フロントバンパー内に引き込んで、ヘッドライトとフレームの間に通しました。

 私の場合は、自作のフロントアッパーサポートバーを補強で取付しているので、作成した銅配管を結束バンドで固定しました。

 関連:フロントアッパーサポートバー

 → こちら

 関連:ZERO1000 ZC33S 強化サクションホース レッド[111-S006R]

 → こちら



・カオスな状態になりました。

・移設後のエンジンルームです。

 
 ★施工後

・エンジンルームの見た目も良くなってきました。

 SUZUKI車はブローバイガスが多いとよく言われています。

 エンジン側からそのままエアクリーナー側に戻ると、エアクリーナー側の配管内はオイルでべっとりしています。

 Keiworksの時も同じオイルキャッチタンクを取付していました。

 使用して1週間でホース内を見るとミスト状のオイルが付いていたので、効果が出ています。

 関連:メーカー不明 オイルキャッチタンク取付

 → こちら ※Keiworksのページです。

追記:2023.01.01. 新しい汎用オイルキャッチタンク取付

・この汎用オイルキャッチタンクも約15年使用しています。

 タンク下部のドレンボルトの所から分離したオイルが漏れていました。

 Oリングも傷んでいたので交換したら直りますが、修理せず新しい物に交換する事にしました。

 新しい汎用オイルキャッチタンクは、底面にドレンボルトが付いていない物を購入しました。

 関連:汎用オイルキャッチタンク2

 → こちら

 
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