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 ZERO-1000 ZC33S 強化サクションホースレッド[111-S006R]

2020.03.08.施工/公開日

車検クリアできます。

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 SWIFTsport[ZC33S]に「ZERO-1000 ZC33S 強化サクションホース レッド[111-S006R]」を取付しました。


 ★今回取付する商品の紹介

・ZERO-1000 ZC33S 強化サクションホース レッド[111-S006R]




【特徴】※ZERO-1000ホームページより ※写真はZERO-1000ホームページより

・純正のゴム製サクションホース、レゾネーターを強化シリコンホースに交換する強化サクションホースです。

・K14Cターボエンジンのエアクリーナーからターボまでのホース及びレゾネーターを強化5層シリコンホースに交換することにより耐久性、耐圧性能を高め、スムーズな吸気を実現しました。


【詳細】※ZERO-1000ホームページより

・適合車種

・車両型式

・エンジン型式

・年式

・商品コード

・カラー

スイフトスポーツ

CBA-ZC33S

K14C

2017.09〜

111-S006R

レッド

ブルー[111-S006B]

※写真はZERO-1000ホームページより

ブラック[111-S006BK]

※写真はZERO-1000ホームページより

・過去に販売されていたカラー

イエロー[111-S006Y]

(Webショップ限定)は、販売終了していましたが、再販しています。

※写真はZERO-1000ホームページより

・付属品


・定価


・購入金額

・備考

ホースバンド(大)x 2個 / ホースバンド(小)x 3個

※中古で購入のため、ホースバンド無しでした。

\13,200(税込[10%]) ※ページ作成時の金額と消費税率です。

\16,500(税込[10%]) ※2023年11月の金額と消費税率です。

\4,950(税込[10%]) ※中古で購入。※購入時の金額と消費税率です。

※別売のZC33S用パワーチャンバータイプ2(商品コード102-S006102-S006B)との同時装着可能。

※強化サクション&ターボホースセット(商品コード112-S006R、112-S006B)内の構成部品サクションホース(A)と同じ部品になります。


 ■ZERO1000 ZC33S 強化サクションホースと同じ商品

●CTC Performance シリコンインテークパイプ ※写真はCTC Performance社ホームページより

・イギリスのCTC Performance社で販売している商品です。

 シリコン製5層と3色でロゴ以外はZERO1000 ZC33S 強化サクションホースと似ています。

  ブラック 品番:AT-CT006

  ブルー  品番:AT-CT005

  レッド  品番:AT-CT004

 日本ではAUTRADEと業務提携して販売しています。

 販売価格:\16,500(税込[10%]) ※ページ作成時の金額と消費税率です。

      \21,450(税込[10%]) ※2023年11月の金額と消費税率です。

 ※イギリスからの送料込みで販売しています。


 ★レゾネーターについて

●レゾネーターと言う部品とは

・レゾネーターは、吸気騒音を低減させる部品です。

 レゾネーターが無い状態では、曲がりがある配管の長さと断面積によって発生する周波数の音に対して激しい空間共鳴が発生します。

 レゾネーターの内部には仕切りがあって、その双方が共鳴するので、特定の周波数の吸気音を低減することができます。

 また、レゾネーターには防音効果の他に、空気をためて低回転トルクを増やす効果もあるようです。


●ZC33Sのレゾネーター構造について

・写真はZC33Sのレゾネーターです。



・写真はZC33Sのレゾネーター内部です。

 全部で5か所空間(仕切り)があります。


 エアクリーナー側の穴から見た

 レゾネーター内部

 エアクリーナアウトレットホースNo.1側の穴から見た
 レゾネーター内部
 


●レゾネーターを社外品に交換した時のメリットとデメリットについて

 メリットとデメリットをまとめてみました。

・メリット

 * 軽い部品ですが、交換すると軽量化できる。

 * 吸気抵抗になる物が無くなり、スムーズに吸気できる。

 * 配管の見た目がスッキリする。


・デメリット

 * 吸気音が五月蠅くなる。

   特に社外品のエアクリーナーに取り換えると、吸気音がさらに大きくなります。

 * 吸気と排気のバランスが崩れてしまうため、低回転トルクが無くなってしまう可能性があります。


 ZERO-1000 ZC33S 強化サクションホースの商品特徴を読むと影響なさそうですが、実際どこまで影響があるか?後で商品レビューします。


●レゾネーターを社外品に交換した状態の車検について

・保安基準、法律に記載がないため、取付したまま車検クリアする事ができます。

 ※心配な方は、車検前に検査員の方に確認した方がいいでしょう。


 ★必要な部品/材料  ★必要な工具

・作業用手袋

・ウエス

・養生テープ または 幅の広いビニールテープ

・シリコンスプレー → ブリーザーユニオンを差し込みにくい場合に使用。


・ラチェットハンドル

・ソケット[8mm]

※上記の工具が無い場合は、−ドライバー(2♯)を使用してください。

 ★施工

  施工時の注意点

 ・整備資格を持たずに施工する場合や、このページを見て施工した場合は、自己責任でお願いします。

 ・部品名はサービスマニュアルに書いてある名称です。

 ・必ず部品を触る前や施工前に、体の静電気を車体以外の金属に触れて放電してください。

 ・作業は必ず平らな所で作業してください。

 ・火傷するので必ずエンジンが冷えている時に交換作業してください。

 ・ZERO-1000 ZC33S 強化サクションホース レッド[111-S006R]は、

 以下「強化サクションホース」と表示します。

 ■準備

【作業スペース】

・広く平らな所に車を停めます。

【パーキング(サイド)ブレーキ】

・パーキング(サイド)ブレーキをしっかりと引いてください。

 関連:CUSCO スピンターンノブ シルバー[220-014-AA]

 → こちら

【エンジン停止確認】

・事故防止のため、エンジンは必ず停止してください。

エンジンが冷えた状態で作業してください。



 ■純正レゾネーター一式取外

【ボンネット】

・ボンネットを開けます。

 関連:XIANGSHANG ボンネットダンパー

 → こちら

【取付前の状態】

・強化サクションホース交換前(2020.03.)のエンジンルームです。

 関連:Cusco フロントタワーバー [60J-540-A]

 → こちら


【エンジンカバー取外】

・エンジンカバーを真上に持ち上げて取外します。



【レゾネーター周りの部品名称について】

・作業前にレゾネーター周りの部品名称について説明します。


 @ エアクリーナーボックスとレゾネーターの間にあるホース

   → エアクリーナアウトレットホースNo.2


 A レゾネーターとターボチャージャインレットパイプの間にあるホース

   → エアクリーナアウトレットホースNo.1


 B エアクリーナアウトレットホースNo.1に付いている黒いL字型のホース ※私の場合は青いホース

   → ブリーザホース


 C ブリーザーホースの先に付いている黒い部品

   → ブリーザーユニオンです。


 D ホースバンド

   → ステンレス製のホースバンドが4個とクリップバンド1個が付いています。


【ストッパースプリング取外】※取付車だけの作業です。

・私の車はオイルフィラーキャップにストッパースプリングを取付けています。

 ストッパースプリングを引っかけている所は、エアクリーナアウトレットホースNo.2のレゾネーター側のホースバンドの締付部分に引っかけています。

 レゾネーター周辺の部品を取外時に邪魔になるので取外します。

MONSTER SPORT レーシングオイルフィラーキャップ 関連:MONSTER SPORT レーシングオイルフィラーキャップ

 → こちら

【ホースバンド】

・エアクリーナアウトレットホースNo.2のエアクリーナーボックス側のホースバンドを、−ドライバーかラチェットハンドルにソケット[8mm]を取付して、ホースバンドを緩めます。

 私の場合は中古で購入したので、このホースバンドを再利用します。

・エアクリーナアウトレットホースNo.1の下側のホースバンドを、−ドライバーかラチェットハンドルにソケット[8mm]を取付して、ホースバンドを緩めます。

 関連:HKS SUPER SQV W(シーケンシャルブローオフバルブ)

 → こちら

 関連:HKS SUPER SQV SPECIAL FIN (SF100-P)[1422-SA001]

 → こちら

 関連:HKS SUPER SQV Wリターンホース色付

 → こちら



【ブリーザホース取外】

・純正のブリーザーホースの位置は、赤く囲ったホースです。

・ブリーザーユニオンをエアクリーナアウトレットホースNo.1より抜き取ります。

 上下の赤矢印の位置から右側に引き抜きます。


・私の場合は、汎用オイルキャッチタンクを取付しているので、ブリーザーユニオンをエアクリーナアウトレットホースNo.1より抜き取ります。

汎用オイルキャッチタンク 関連:汎用オイルキャッチタンク

 → こちら

 関連:汎用オイルキャッチタンク2

 → こちら




【ABVコントロールホースNo.3取外】

・オイルフィラーキャップの左側にあるABVコントロールホースNo.3を、エアクリーナアウトレットホースNo.1から取外します。

【レゾネーター一式取外】

・エアクリーナアウトレットホースNo.2をエアクリーナーボックスから取外します。

・エアクリーナアウトレットホースNo.1をターボチャージャインレットパイプから取外します。

・写真はレゾネーター一式を取外した状態です。

・取外したレゾネーター一式です。


【ターボチャージャインレットパイプ】

・すぐ取付作業に入るならいいですが、長時間作業しない場合は異物混入させないため、ターボチャージャインレットパイプに養生テープか幅広のビニールテープでパイプの穴を塞ぎます。



 ■取外した純正レゾネーター一式と強化サクションホース比較

【比較】

・純正レゾネーター一式と強化サクションホースの比較をします。

 写真は正面です。

 ゴツゴツした純正レゾネーターと比べるとスッキリしています。

・裏側です。


 ■強化サクションホース取付

【ホースバンド(大)取付】

・ホースバンド(大)を強化サクションホースに2つ取付します。

 ホースバンドは緩ませた状態にしてください。


【強化サクションホース取付】

・強化サクションホースをターボチャージャインレットパイプの方から差し込みます。

 差し込みにくい時はシリコンスプレーをかけると、強化サクションホースの入りが良くなります。

 写真の黄色い矢印の所まで、強化サクションホースを差し込みます。

・エアクリーナーボックスに強化サクションホースを差し込みます。

 差し込みにくい時はシリコンスプレーをかけると、強化サクションホースの入りが良くなります。

 写真の赤矢印の所まで、強化サクションホースを差し込みます。

・強化サクションホースの位置と向きを調整します。

【ターボチャージャインレットパイプ側のホースバンド(大)締付】

・ターボチャージャインレットパイプ側のホースバンドを、−ドライバーかラチェットハンドルにソケット[8mm]を取付して、ホースバンドを締付けます。

 私の場合は純正のホースバンドを使用します。


【エアクリーナーボックス側のホースバンド(大)締付】

・エアクリーナーボックス側のホースバンドを、−ドライバーかラチェットハンドルにソケット[8mm]を取付して、ホースバンドを締付けます。

 私の場合は純正のホースバンドを使用するため、一番大きい径にしても強化サクションホースを差し込む事ができないので、一度純正のホースバンドをすべて緩ませてから再取付しました。


【ホースバンド(小)取付】

・強化サクションホースのブリーザーユニオンを差し込む所に、ホースバンド(小)を差し込みます。

 ホースバンドは緩ませた状態にしてください。

 私の場合は新しくホースバンド[20〜32mm]を購入しました。


【ブリーザホース差込】

・ブリーザーユニオンを強化サクションホースに奥まで差し込みます。

 差し込みにくい時はシリコンスプレーをかけると、強化サクションホースの入りが良くなります。


【ホースバンド(小)締付】

・ホースバンド(小)を、−ドライバーかラチェットハンドルにボックス[8mm]を取付して、ホースバンドを締付けます。

 私の車は汎用オイルキャッチタンクが付いています。

 写真のようにホース取り回しの関係で、ブリーザーユニオンが刺さっている部分に負荷がかかっているので、ブリーザーユニオンを自作します。

汎用オイルキャッチタンク 関連:汎用オイルキャッチタンク

 → こちら

 関連:汎用オイルキャッチタンク2

 → こちら



 私の場合はブリーザーユニオンの替わりに銅管(1/2)の直管とエルボ(90°)をロウ付けして、L型ブリーザーユニオンを作成しました。

 HKS SUPER SQV W(シーケンシャルブローオフバルブ)のリターンホースを通す事を考えて作成したブリーザーユニオンの角度を、上下に動かして調整します。

HKS SUPER SQV W(シーケンシャルブローオフバルブ) 関連:HKS SUPER SQV W(シーケンシャルブローオフバルブ)

 → こちら

 関連:HKS SUPER SQV SPECIAL FIN (SF100-P)[1422-SA001]

 → こちら

 関連:HKS SUPER SQV Wリターンホース色付

 → こちら



・ブリーザーユニオンを取付する部分の負荷が無くなりました。

【ストッパースプリング取付】※取付車だけの作業です。

・私の車はオイルフィラーキャップにストッパースプリングを取付けています。

 ストッパースプリングを取付位置を写真のようにエアクリーナーボックスの金具に引っかけています。

 後日、エアクリーナーボックス側のホースバンドの締め付けボルトを上の位置に合わせて、ボルトの頭に引っかけています。

MONSTER SPORT レーシングオイルフィラーキャップ 関連:MONSTER SPORT レーシングオイルフィラーキャップ

 → こちら

【取付完了】

・強化サクションホースの取付完了しました。

 強化サクションホースは目立ちます。

【エンジンカバー取付】

・エンジンカバーをエンジンカバーボルトに合わせて、押し込んで取付します。


【ボンネット】

・ボンネットを閉めます。

関連:XIANGSHANG ボンネットダンパー

→ こちら


【メンテナンス】

・定期的にホースバンドの締め付け具合と外観での確認になりますが、強化サクションホースが破損していないか確認してください。



 ■紹介動画


・左の動画はYouTubeで公開しています。

 このページをまとめています。

 写真や文字で説明できない部分を動画にして紹介しています。


 YouTubeチャンネル SWIFTsport改造と改良自己満足のホームページ

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 音声は「VOICEVOX」の読み上げソフトを使用しています。

 多少、イントネーションとアクセントが違う部分があります。

 ※利用規約に書いているので表示します。

  VOICEVOX 使用キャラクター:春日部つむぎ

  → こちら


 ★施工後

・初めはブルーかイエローを購入しようと考えていましたが、購入したレッドが中古で半額で売っていたので購入しました。

 取付してみると、ボディーの色がチャンピオンイエローなので、レッドの配管はすごく目立ちます。

 オイルフィラーキャップもレッドのアルマイトなので、エンジンルームの中がガラッと印象が変わりました。

 レッドを購入してよかったと思います。


・ZERO-1000 ZC33S 強化サクションホースの取付時間は通常の取付なら約15分でできます。

 私の場合は、オイルキャッチタンクのブリーザーユニオンを新たに作成したので、約30分(写真、メモの時間含む)でした。


・強化サクションホースに交換してからしばらく運転してみての感想は、私の車はエアクリーナーとマフラーはまだ純正品です。

 車内から聞く吸気音は少し大きくなった程度です。

 あまり気にならないレベルの吸気音です。

 社外品のキノコタイプのエアクリーナーに変更した時の吸気音については、その時に追記したいと思います。

 私個人の感想は、一般的に言われている低回転のトルクが落ちる事については、私は純正品のレゾネーターと同じように、低回転のトルクが落ちていないと思います。


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