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Keiworksの「ギアシフトコントロールケーブルゴムブッシュ」を交換/改良します。 K6AエンジンのMTミッションの定番の弄りです。 「RCテクニカ スポーツシフトリンク」のように、ゴムブッシュをベアリングに変更します。 | |||||||||||||||
★今回取付する商品の紹介 | |||||||||||||||
・NACHi 単列深溝玉軸受 両側シールド型 [6201ZZE] 【特徴】※NACHiホームページより
【主な使用用途】※NACHiホームページより 汎用モータ、オルタネータ、スタータ、コンプレッサ、送風機、減速機など広範な用途に使用。 【詳細】※NACHiホームページより
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★必要な部品/材料 | ★必要な工具 | ||||||||||||||
・作業用手袋 ・ウエス ・パーツクリーナー ・グリス ・ビニールテープ か シールテープ ・平ワッシャー[8x18x1.6] 1枚 ※必要に応じて ・スナップピン(Rピン)10φ ※破損や交換する場合。(純正品は8φ) 純正部品を購入する方は スナップピン 09385-08007 ※10型 |
・−ドライバー(#2) ・+ドライバー(#2) ・カッター(大) ・ワイヤーブラシ ・作業灯 ・カッター または ハサミ ・ペンチ ※スナップピン(Rピン)を購入した方だけ - | ||||||||||||||
----------------------------------------------------------------- ●純正ゴムブッシュを改良する方 ・ゴムロール[厚み:3mm] ・シリコンスプレー |
-------------------------------------------------------- ●純正ゴムブッシュを改良する方 ・ペンチ ・カッター または ハサミ | ||||||||||||||
★施工 | |||||||||||||||
施工時の注意点 ・整備資格を持たずに施工する場合や、このページを見て施工した場合は、自己責任でお願いします。 ・作業は必ず平らな所で作業してください。 ・火傷するので必ずエンジンが冷えている時に交換作業してください。 | |||||||||||||||
■ゴムブッシュ取外 | |||||||||||||||
【ボンネット】 ・ボンネットを開けます。 【セレクトコントロールケーブルのゴムブッシュの位置】 ・セレクトコントロールケーブルのゴムブッシュは、先端に付いています。 エンジンルームを見てエアクリーナーとバッテリーの間のキャニスターの真下にあります。 (左下の写真赤丸の部分)
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【エアクリーナー取外】 ・エアクリーナーを取外します。 関連:純正エアクリーナーボックス脱着方法 → こちら 関連:サティスファクション カーボン コールド エアインテーク システムズ取付 → こちら | |||||||||||||||
【作業灯準備】 ・作業しやすいように、作業灯をキャニスターの真下に光が当たるようにします。 | |||||||||||||||
【スナップピン取外】 ・ワッシャーとゴムブッシュを固定しているスナップピンを取外します。 スナップピンの先端を中心から外側へ移動させます。(写真@) 押さえた所でスナップピンを引き抜きます。(写真A) | |||||||||||||||
・スナップピンが外れました。 | |||||||||||||||
・取外したスナップピンを状態を確認します。 スナップピンが折れたり、曲がったり、錆がひどい場合は交換してください。 純正部品を購入する方は、下記の部品番号で注文してください。 スナップピン → 09385-08007 ※10型
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【ワッシャー取外】 ・ワッシャーを取外します。 ・ワッシャーの錆がひどい場合は交換してください。 ホームセンターでこのサイズのワッシャーを探してみましたが、同じサイズの物がありませんでした。 純正部品を購入する方は、下記の部品番号で注文してください。 ワッシャー8.5x38x1.6 → 09160-08143 ※10型 | |||||||||||||||
【セレクトコントロールケーブルの先端取外】 ・ワッシャーを取外すとゴムブッシュが見えます。 私の車のゴムブッシュは破損していないように見えませんが、141,000Kmも走行するとゴムブッシュの遊びの穴も押されて変形しています。(写真左右の穴の大きさ:右が穴が小さくなっています。) | |||||||||||||||
・セレクトコントロールケーブルのゴムブッシュ部分を上に持ち上げて、シフトケーブルレバーの中心のピンから取外します。
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【シフトケーブルレバーの清掃】 ・シフトケーブルレバーに付いている汚れを、ワイヤーブラシで落としてパーツクリーナーで汚れを洗い流します。 【シフトケーブルレバーの状態確認】 ・シフトケーブルレバーのピンの部分が破損していないか確認します。 破損している場合は、下記の部品番号で注文してください。 レバー,シフトケーブル → 25610-78G20 ※10型 | |||||||||||||||
【セレクトコントロールケーブルのゴムブッシュ取外】 ・セレクトコントロールケーブルのゴムブッシュを取外します。 ゴムブッシュの周りの金属部品をしっかり持って、親指で押すと中心のゴムブッシュが取外せます。
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■ベアリング取付 | |||||||||||||||
【大きさ確認】 ・ゴムブッシュの上にベアリングを重ねてみました。 内径はノギスで測るとベアリングとゴムブッシュの差が4mmベアリングの方が大きいです。 外径はノギスで測るとベアリングの方が1mm小さいようです。 | |||||||||||||||
【ベアリング加工(内径)】※この作業をするとゴムブッシュは使えなくなります。 ・ゴムブッシュの中心の筒状の金属の部品を使用します。 ゴムをカッターで切り落として取外します。 筒状の金属の部品の周りに付いているゴムは、少し残すようにしてください。 | |||||||||||||||
・ベアリングの中心の穴にゴムブッシュから取外した筒状の金属の部品を差し込みます。 | |||||||||||||||
【ベアリング仮取付(状態確認)】 ・ベアリングの取付状態を確認するため、仮にシフトケーブルレバーに加工したベアリングを取付けます。 | |||||||||||||||
・セレクトコントロールケーブルの丸い金属を加工したベアリングにかぶせてみます。 左右1mmの隙間がありました。 ・セレクトコントロールケーブルの丸い金属を取外します。 ・シフトケーブルレバーからベアリングを取外します。 | |||||||||||||||
【ベアリング加工(外径)】 ・加工したベアリングをベアリングの周りをビニールテープ(シールテープ)で巻いて、1mm分の巻きます。 セレクトコントロールケーブルの丸い金属に取付けて、ベアリングが遊ばないように厚みを調整します。 | |||||||||||||||
【ベアリング取付】 ・ベアリングに取付けたゴムブッシュの金属部分にグリスを塗ります。 ・加工したベアリングをシフトケーブルレバーに取付けます。 【ワッシャー取付】 ・ワッシャーをシフトケーブルレバーに取付します。 | |||||||||||||||
【スナップピン取付】 ・スナップピンをシフトケーブルレバーの中心の棒の穴に通して固定します。
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【動作確認】 ・シフトノブを動かして、1速→2速→3速→4速→5速→N→Rとギヤを入れて、ギヤの入りが悪かったり違和感が無いか確認します。 普段は見えない所ですが、シフターを動かしてギヤを入れると、シフトケーブルレバーの位置が下の写真のようになっています。
・シフターを動かして各ギヤの入りを動作確認して問題が無ければ完成です。 | |||||||||||||||
【エアクリーナー取付】 ・エアクリーナーを取付します。 純正タイプ エアクリーナー 関連:純正エアクリーナーボックス脱着方法 → こちら 関連:サティスファクション カーボン コールド エアインテーク システムズ取付 → こちら 【ボンネット】 ・ボンネットを閉じます。 | |||||||||||||||
★施工後 | |||||||||||||||
・地味な改良ですが、効果はあります。 私の車にはSUZUKI SPORT SSシフターを取付していますが、ゴムブッシュをベアリングに変えただけで、ものすごくギヤの入りは良くなりました。 特にリバース(後退)にギヤを入れた時、交換前がギヤの入りが悪かったので改善されたようです。 交換前のフニャフニャした感じが無くなりました。 ベアリングの価格もそんなに高くないので、手軽に改良できます。 関連:SUZUKI SPORT SSシフター → こちら | |||||||||||||||
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