改造と改良 → WAGON R

 カーボンフィルムをボンネットに貼付

2024.06.01.施工/公開日

車検クリアできます。

メインページへ戻る 改造と改良 管理人へメール アンケート

注意!

・このページをご覧になっている事は、注意事項(同意書)に同意した事とします。

・直接リンクをお断りしています。

web拍手 by FC2 このページが良かったら「拍手ボタン」をクリックお願いします。


 WAGON R[MH55S]のボンネットに「カーボンフィルム」を貼付しました。


 ★今回取付する商品の紹介

・ASTOR PRODUCTS カーボンフィルム 1.5m×1m


【特徴】※ASTOR PRODUCTS販売ページより

・ブラックカラーのカーボン調フィルム3mです。

・プリントとは異なり、立体感のあるリアルな質感です。

・車両のボディや内装パネル、携帯電話や装飾品など様々な個所に使用可能です。

・伸縮性が良いのでヒートガンなどで熱しながら加工すれば曲面への貼り付けも可能です。


【詳細】※ASTOR PRODUCTS販売ページより

・幅

・厚さ(シール部含む)

・材質

・耐侯性

・連続使用可能温度

約1.5m ※今回切り売りの為。通常3mで販売しています。

約0.3mm

高分子PVC

約2年

−35℃〜65℃

 

【購入店】

・購入店



ASTOR PRODUCTS店舗

※上の店舗のリンクから購入する場合は自己責任でお願いします。

 トラブルに関してはご自身で対処願います。

・購入価格

\1,749(税込[10%]) ※購入時の金額と消費税率です。


【注意事項】


・2026000009148 AP カーボンフィルム 1.5×30m の、切り売り3mです。

・3m単位での販売となります。※Web店舗から購入の場合

・必ず貼り付ける面のホコリやゴミなどを落としてから、使用してください。

・作業中は、周囲からゴミやホコリが付着しないよう、注意してください。

・フィルムを温めすぎると、接着力が弱まります。

・施工の際、熱を加えすぎると、溶ける恐れがあります。

・伸ばし過ぎると、穴が開く恐れがあります。

・本製品を施工したボディーに、ワックス等を掛ける際、カーボン調の網目に入り込み、残ってしまう可能性があります。


【基本取付工賃】

※工賃はこのページ作成時のもので、依頼する所に必ず確認してください。

 カー用品の同じ系列会社でも工賃が違う場合があります。

※純正部品など追加部品代は別途かかる場合があるので、依頼する所に必ず確認してください。

※バンパーを取外さないと取付けられない車種は、別途工賃の追加があります。

※事前に予約を取らないと取付しない店舗もありますので、依頼する所に必ず確認してください。


・AUTOBACS  ¥56,784(税込[10%])〜 ※WAGON Rのボンネットの場合

・一般的な専門業者 ¥24,640(税込[10%])〜 ※材料代込み ※WAGON Rのボンネットの場合


 ★必要な部品/材料  ★必要な工具

・カーボンフィルム → 1.8mmあれば安心です。1.5mだとちょっと足りない。

・養生テープ

・マスキングテープ

・パーツクリーナー

・ウエス

・液体ワックス

・ラバースキージー

・ヒートガン または ドライヤー

・延長コード ※ヒートガンの消費電力に対応する物を使用してください。

・メジャー

・金属製のものさし

・ボールペン

・カッター

・カッターマット

・養生マット ※ボンネットを覆って温度上昇する事を抑える物なら可。


 ★施工

  施工時の注意点

 ・整備資格を持たずに施工する場合や、このページを見て施工/使用した場合は、自己責任でお願いします。

 ・必ず部品を触る前や施工前に、体の静電気を車体以外の金属に触れて放電してください。

 ・作業は必ず平らな所で作業してください。

 ・素人が1人でも作業できますが、作業は2人で作業した方が楽です。

 ・ラバースキージー、ヒートガン(ドライヤー)は、作業前に必ずそろえてください。

 ・必ずエンジンが冷えている時に作業してください。

  ボンネットが熱い状態で作業しないでください。

 ・ヒートガンの熱でヤケドしないよう注意してください。

 ・フィルム剥がす時に、塗装が剥がれることがあります。

 ■準備

【準備】

・ボンネット側を日陰に向けて、車を停めます。

 作業前日からボンネットの温度が上昇しないように、ボンネットの上に養生マットを掛けて置いた方が良いでしょう。

 ボンネットが熱い状態で作業すると、カーボンフィルムをストレッチ(引っ張る)時に、オーバーストレッチ(フィルムが伸び過ぎてしまう事)になる事があります。

 夏場は要注意です。

 ボンネットが熱い時は作業中止するか、温度が下がってから作業してください。

・カーボンフィルムは、巻いて筒状になっています。

 作業前日に広い場所にカーボンフィルムを広げて置きます。


【ボンネットサイズ確認】

・ボンネットで左右で一番長い所をメジャーで測ります。

 カーボンフィルムをボンネットの上に置いて、長さが足りるか確認します。

 今回購入したカーボンフィルムの長さが40mm足りませんでした。

 通常の形のボンネットなら長さが足りました。

・ボンネットの上下は、ボンネットの中央手前側からワイパーブレードよりちょっと上ぐらいでカットします。

 私の場合は、600mmでカットします。

【カーボンフィルム準備】

・カーボンフィルムの剥離紙に方眼(10mm)が印刷されています。

 必要な長さで印します。

・カッターマットを用意します。

・カッターの刃がよく切れる状態になっていることを確認します。

・金属製のものさしを合わせてカットします。

・私の場合は、600mmにカットしました。

 残りのカーボンフィルムは後日使用します。

・カーボンフィルムの左右の中央に印します。

・マスキングテープで中央の位置がわかるようにします。



 ■カーボンフィルム貼付

【作業前】

・写真は作業前のボンネットです。


【脱脂作業】

・パーツクリーナーとウエスで、ボンネットの汚れを落とします。

【貼付位置印】

・ボンネット中央(黄色〇)、カーボンフィルム上側(赤色〇)を合わせる印を、マスキングテープで印します。

【養生テープ貼付】

・ボンネットを開けます。

・フェンダーの周りに養生テープを貼付します。

 養生テープを貼る理由は、カーボンフィルムがボディーに貼り付きにくくする事と、カーボンフィルムをカットする時にカッターでボディーを傷つけないようにするためです。

・ボンネットを閉めます。

【カーボンフィルム貼付】

・カーボンフィルムをボンネットの上に置いて、カーボンフィルムの位置を合わせます。


・カーボンフィルムの剥離紙を剥がして、ボンネットに軽く載せる感じにします。

・カーボンフィルムは、ボンネット中央からラバースキージーでエア抜きと貼付します。

 ※車種によって貼り方が変わります。

 ラバースキージーは斜め45度で持って、力を抜いて中央より貼付します。

 必ずエアの抜ける場所を確保しながら貼付けします。

 ページ下の動画に貼付けしている様子を見ることができます。

 シワが寄る場合はカーボンフィルムを一度剥がして、ラバースキージーで貼付します。

 角がある部分は、ヒートガンの熱でカーボンフィルムを柔らかくして貼付します。

 カーボンフィルムに熱を当てた時は絶対に引っ張らないで、少し冷めた状態の時にストレッチを掛けると、カーボン柄が伸びない状態で貼付できます。

・ボンネット上面を貼付けした状態です。

・ボンネット上部の不要な部分を半分カットします。

 必ず巻き返しの部分は残してください。

・問題の脇側のカーボンフィルムが足りない部分は、ボンネット上部で不要になったカーボンフィルムを、ボンネットに貼付したカーボン柄に合わせて貼付します。


 ※先に足りない部分を貼付後、ボンネットに貼ったカーボンフィルムを貼付してください。

 ※重なる部分が少なるようにしてください。

・ボンネット上部の角側は赤い線のように、フェンダーに沿ってカッターでカットします。

・ヒートガンの熱を当てると、ボンネットの内側に入り込みます。

・カーボンフィルムがボンネットの内側に入り込んだ状態です。

・カーボンフィルムにヒートガンの熱を当てると重力で下がるので、カーボンフィルムの熱が下がった所でラバースキージーでエア抜きと貼付します。

・ボンネット脇の不要なカーボンフィルムを、フェンダーに沿ってカッターでカットします。

・ボンネットの脇のカットしたカーボンフィルムにヒートガンの熱を当てて、ボンネットの内側に巻き込みます。

・ボンネットの脇の足りなかった部分は、写真のようになりました。

・ボンネットの手前側の面もヒートガンの熱を使って、冷めたところでストレッチを掛けながらラバースキージーでエア抜きと貼付します。

 この部分が一番難しい所です。

 カーボンフィルムのストレッチのかけ方と、ラバースキージーの使い方がポイントです。

・運転席側も同じように作業します。

・フェンダーに沿ってカーボンフィルムをカットします。

・カットした部分にヒートガンの熱を当てて、ボンネット内に巻き込みます。

・何とか形になりました。

 広範囲のフィルムの貼付は初めてやりましたが、上手にできました。

 普通のボンネットならもっと作業が簡単だったと思います。

・ボンネットを開けます。

・カーボンフィルムにヒートガンの熱を当てて、ボンネット内に巻き込みます。

・折り返した部分は、ヒートガンの熱を当てて少し熱が冷めたところで指で形を整えます。

・フェンダー周りに貼っていた養生テープを剥がします。

・カーボンフィルムの位置合わせで貼ったマスキングテープを剥がします。

・ボンネットを閉じます。

 液体ワックスを使って表面の艶出しと保護します。



 ■作業終了

【作業終了】

・作業終了です。

 見る角度によってカメラのレンズを通すと、カーボン柄が模割れして写っています。

・ボンネットの色が変わると、車の感じが変わります。

・商品説明でカーボンフィルムの耐久性が、約2年と書いてありました。

 車は常に太陽の日差しが当たる所に停めることが多いので、どのくらいこの状態が続くのでしょうか?

 何かあればこのページで追記します。

・余ったカーボンフィルムは、私のSWIFTsport[ZC33S]の汎用フロントスポイラーに貼付しました。

 写真は艶消し黒を塗装した状態です。

・余り物を使用したので、柄の目が合っていません。

 貼付方法は、2分割で貼付しました。

 カナード部分のカーボンフィルムは、先に外側から内側へ貼り付けて、カナードの内側と平らな部分を貼付しました。

 カナードの先端部分の所で平らな部分に貼ったカーボンフィルムを、スポイラーの裏側へ巻き込みました。

 巻き込んだ部分の剥がれが心配だったので、要所にホットボンドを付けました。

・汎用フロントスポイラーにカーボン柄がありましたが、プリントされたカーボン柄だったので無地の物を購入しました。

 こちらのカーボン柄の方が見た目が良くなりました。

 関連:汎用フロントリップスポイラー

 → こちら ※SWIFTsportのページです。

・汎用カーサイドスカートとミラーカバーもカーボン柄ですが、今回購入した凹凸のあるカーボンシート(3D)で貼付したいと思います。

 関連:汎用カーサイドスカート[120cm]

 → こちら ※SWIFTsportのページです。

 関連:AUTRADE カーボン調ドアミラーカバー&シーケンシャルLEDサイドマーカーセット

 → こちら ※SWIFTsportのページです。



 ★紹介動画


・左の動画はYouTubeで公開しています。

 このページをまとめています。

 写真や文字で説明できない部分を動画にして紹介しています。


 YouTubeチャンネル SWIFTsport改造と改良自己満足のホームページ

 この動画は、

 無断転用(動画サイト、ホームページ、ブログ、SNSなど [※許可済みのページを除く])

 および 複製/編集を禁止しています。

 音が出ます。再生前に音量を小さくしてから調整してください。

 音声は「VOICEVOX」の読み上げソフトを使用しています。

 多少、イントネーションとアクセントが違う部分があります。

 ※利用規約に書いているので表示します。

  VOICEVOX 使用キャラクター:春日部つむぎ

  → こちら


 ★施工後

・作業前に、Youtubeでカーボンフィルムの貼付方法の動画を見て作業方法を確認しました。

 プロの方でも人によって作業方法が違います。

 素人がやってる動画を見るとプロの方と比べて手際が全然違うので、成功例と失敗例を見ることができたので勉強になりました。

 私は広範囲のフィルムを初めて貼りました。

 小物はよくやっていました。

 関連:G-THEMIS 3Dカーボンシート 75cm x 50cm

 → こちら ※Keiworksのページです。

 ものすごく難しい物と考えていましたが、やってみると綺麗にフィルムを貼る事ができました。

 素人がやるのにはちょっと難しいボンネットの形状でしたが、何とかなるものです。

 ラバースキージーの使い方、ヒートガンの熱の当て方、リカバリーのやり方を理解して作業するとここまでできました。

 何でもチャレンジです。

 今回使用したヒートガンとラバースキージーは、アストロプロダクツの製品を使用しました。

 ヒートガンはプロの方も使用していたので購入しました。

 家にある普通のヘアドライヤーと比べると軽いので、使い勝手は良かったです。

・カーボン柄のボンネットですが、私の前の車(Keiworks[HN22S])にカーボンボンネットを取付しましたが、ストライカーの不良ですぐ返してしまったことがあります。

 関連:WEST YOKOHAMA カーボンボンネット取付

 → こちら ※Keiworksのページです。


 メインページへ戻る              Copyright(C) ty_plus5638 All Rights Reserved.