■準備 |
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【準備】
・ボンネット側を日陰に向けて、車を停めます。
作業前日からボンネットの温度が上昇しないように、ボンネットの上に養生マットを掛けて置いた方が良いでしょう。
ボンネットが熱い状態で作業すると、カーボンフィルムをストレッチ(引っ張る)時に、オーバーストレッチ(フィルムが伸び過ぎてしまう事)になる事があります。
夏場は要注意です。
ボンネットが熱い時は作業中止するか、温度が下がってから作業してください。
・カーボンフィルムは、巻いて筒状になっています。
作業前日に広い場所にカーボンフィルムを広げて置きます。
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【ボンネットサイズ確認】
・ボンネットで左右で一番長い所をメジャーで測ります。
カーボンフィルムをボンネットの上に置いて、長さが足りるか確認します。
今回購入したカーボンフィルムの長さが40mm足りませんでした。
通常の形のボンネットなら長さが足りました。
・ボンネットの上下は、ボンネットの中央手前側からワイパーブレードよりちょっと上ぐらいでカットします。
私の場合は、600mmでカットします。 |
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【カーボンフィルム準備】
・カーボンフィルムの剥離紙に方眼(10mm)が印刷されています。
必要な長さで印します。 |
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・カッターマットを用意します。
・カッターの刃がよく切れる状態になっていることを確認します。
・金属製のものさしを合わせてカットします。 |
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・私の場合は、600mmにカットしました。
残りのカーボンフィルムは後日使用します。 |
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・カーボンフィルムの左右の中央に印します。 |
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・マスキングテープで中央の位置がわかるようにします。 |
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■カーボンフィルム貼付 |
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【作業前】
・写真は作業前のボンネットです。
【脱脂作業】
・パーツクリーナーとウエスで、ボンネットの汚れを落とします。
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【貼付位置印】
・ボンネット中央(黄色〇)、カーボンフィルム上側(赤色〇)を合わせる印を、マスキングテープで印します。 |
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【養生テープ貼付】
・ボンネットを開けます。
・フェンダーの周りに養生テープを貼付します。
養生テープを貼る理由は、カーボンフィルムがボディーに貼り付きにくくする事と、カーボンフィルムをカットする時にカッターでボディーを傷つけないようにするためです。
・ボンネットを閉めます。 |
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【カーボンフィルム貼付】
・カーボンフィルムをボンネットの上に置いて、カーボンフィルムの位置を合わせます。
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・カーボンフィルムの剥離紙を剥がして、ボンネットに軽く載せる感じにします。 |
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・カーボンフィルムは、ボンネット中央からラバースキージーでエア抜きと貼付します。
※車種によって貼り方が変わります。
ラバースキージーは斜め45度で持って、力を抜いて中央より貼付します。
必ずエアの抜ける場所を確保しながら貼付けします。
ページ下の動画に貼付けしている様子を見ることができます。
シワが寄る場合はカーボンフィルムを一度剥がして、ラバースキージーで貼付します。
角がある部分は、ヒートガンの熱でカーボンフィルムを柔らかくして貼付します。
カーボンフィルムに熱を当てた時は絶対に引っ張らないで、少し冷めた状態の時にストレッチを掛けると、カーボン柄が伸びない状態で貼付できます。 |
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・ボンネット上面を貼付けした状態です。 |
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・ボンネット上部の不要な部分を半分カットします。
必ず巻き返しの部分は残してください。 |
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・問題の脇側のカーボンフィルムが足りない部分は、ボンネット上部で不要になったカーボンフィルムを、ボンネットに貼付したカーボン柄に合わせて貼付します。
※先に足りない部分を貼付後、ボンネットに貼ったカーボンフィルムを貼付してください。
※重なる部分が少なるようにしてください。 |
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・ボンネット上部の角側は赤い線のように、フェンダーに沿ってカッターでカットします。 |
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・ヒートガンの熱を当てると、ボンネットの内側に入り込みます。 |
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・カーボンフィルムがボンネットの内側に入り込んだ状態です。 |
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・カーボンフィルムにヒートガンの熱を当てると重力で下がるので、カーボンフィルムの熱が下がった所でラバースキージーでエア抜きと貼付します。
・ボンネット脇の不要なカーボンフィルムを、フェンダーに沿ってカッターでカットします。
・ボンネットの脇のカットしたカーボンフィルムにヒートガンの熱を当てて、ボンネットの内側に巻き込みます。 |
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・ボンネットの脇の足りなかった部分は、写真のようになりました。 |
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・ボンネットの手前側の面もヒートガンの熱を使って、冷めたところでストレッチを掛けながらラバースキージーでエア抜きと貼付します。
この部分が一番難しい所です。
カーボンフィルムのストレッチのかけ方と、ラバースキージーの使い方がポイントです。 |
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・運転席側も同じように作業します。 |
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・フェンダーに沿ってカーボンフィルムをカットします。
・カットした部分にヒートガンの熱を当てて、ボンネット内に巻き込みます。 |
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・何とか形になりました。
広範囲のフィルムの貼付は初めてやりましたが、上手にできました。
普通のボンネットならもっと作業が簡単だったと思います。 |
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・ボンネットを開けます。
・カーボンフィルムにヒートガンの熱を当てて、ボンネット内に巻き込みます。 |
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・折り返した部分は、ヒートガンの熱を当てて少し熱が冷めたところで指で形を整えます。 |
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・フェンダー周りに貼っていた養生テープを剥がします。
・カーボンフィルムの位置合わせで貼ったマスキングテープを剥がします。
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・ボンネットを閉じます。
液体ワックスを使って表面の艶出しと保護します。 |
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■作業終了 |
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【作業終了】
・作業終了です。
見る角度によってカメラのレンズを通すと、カーボン柄が模割れして写っています。 |
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・ボンネットの色が変わると、車の感じが変わります。 |
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・商品説明でカーボンフィルムの耐久性が、約2年と書いてありました。
車は常に太陽の日差しが当たる所に停めることが多いので、どのくらいこの状態が続くのでしょうか?
何かあればこのページで追記します。 |
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・余ったカーボンフィルムは、私のSWIFTsport[ZC33S]の汎用フロントスポイラーに貼付しました。
写真は艶消し黒を塗装した状態です。 |
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・余り物を使用したので、柄の目が合っていません。 |
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貼付方法は、2分割で貼付しました。
カナード部分のカーボンフィルムは、先に外側から内側へ貼り付けて、カナードの内側と平らな部分を貼付しました。
カナードの先端部分の所で平らな部分に貼ったカーボンフィルムを、スポイラーの裏側へ巻き込みました。
巻き込んだ部分の剥がれが心配だったので、要所にホットボンドを付けました。 |
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・汎用フロントスポイラーにカーボン柄がありましたが、プリントされたカーボン柄だったので無地の物を購入しました。
こちらのカーボン柄の方が見た目が良くなりました。
関連:汎用フロントリップスポイラー
→ こちら ※SWIFTsportのページです。 |
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・汎用カーサイドスカートとミラーカバーもカーボン柄ですが、今回購入した凹凸のあるカーボンシート(3D)で貼付したいと思います。 |
関連:汎用カーサイドスカート[120cm]
→ こちら ※SWIFTsportのページです。 |
関連:AUTRADE カーボン調ドアミラーカバー&シーケンシャルLEDサイドマーカーセット
→ こちら ※SWIFTsportのページです。 |
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★紹介動画 |
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・左の動画はYouTubeで公開しています。
このページをまとめています。
写真や文字で説明できない部分を動画にして紹介しています。
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