KeiworksにRACETECH 60φ電子式水温計を取付です。 Keiworksに取付する水温計は2個目で、今度は電子式です。 Omoriの機械式水温計が30℃(表示最低温度)を表示したまま動かなくなった(寿命?)ので購入しました。 スモークレンズは自分の顔が映り、昼間数値よく見えないのでクリアレンズに変更(改良)します。 水温センサー取付にJURAN水温アタッチメント[28φ]を購入/取付しました。 | |||||||||||||||||
★今回取付する商品の紹介 | |||||||||||||||||
・RACETECH 60φ電子式水温計[60RTWTSWL270-SM] ※SMシリーズ
【RACETECHとAUTOGAUGEの水温計比較】 レーステックはオートゲージ社がアメリカ向けに製造している商品です。 ロゴ以外中身は同じ 左:RACETECH 60RTWTSWL270-SM 右:AUTOGAUGE 60AWTSWL270-SM 同じSMシリーズなので、電源リンクの配線、水温センサーを使用できます。 RACETECHとAUTOGAUGEに電源リンク接続できます。 | |||||||||||||||||
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・JURAN 水温センサーアタッチメント[28φ] 【詳細】※JURANホームページより
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【サイズ】 | ||||||||||||||||
【付属品】 ・特殊ステンレス製バンド[25〜40mm] 2個 | |||||||||||||||||
■センサーアタッチメントについて | |||||||||||||||||
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★必要な部品/材料 | ★必要な工具 | ||||||||||||||||
・収縮チューブ(中) ・ギボシ端子 ・エレクトロタップ 2個 ・2芯配線[0.75] → 水温センサー配線延長用。長さは現車あわせ。 ・3芯配線 → 新規で配線引き込む場合に使用。 (ACC、アース、常時電源) ・ビニールテープ ・シールテープ(液体ガスケット) → 今回は液体ガスケットを使用。 ・コーキング材 → 色は何でもいいです。 ・マスキングテープ → 初めてインレットホース切断時の印に使用。 ・ペットボトル(大) → 冷却水補充時使用。 ・洗面器(大) → 冷却水抜き取り時使用。 ・バケツ → 手洗い用の水を溜めておくのに使用。 ・ウエス → いっぱいあったほうがいいです。 ・穴の開いていないレジ袋(ビニール袋) ・クーラント(冷却水) → SUZUKI車の色は緑。 赤色でも可。 ↑全部抜く場合は、MT車→3.1L AT車→3.4L リザーブタンク→0.4L必要です。 ・水 → 冷却水の濃度調整と手洗いで使用。 必ず水道水を使ってください。井戸水NG。 ・ビニールチューブ → 収縮チューブでも代用可。配線保護と束ねるため。 ・ビニールテープ ・配線 → 出来ればすべて色違い。長さは現車あわせ。 ・ティッシュペーパー → 手についたコーキング剤をふき取るのに使用。
【スモークレンズをクリアレンズに変更する場合に必要な部材/材料】 ・CDケース → 手持ちでレンズの厚さが丁度いいので使用しました。 ・ハンダ
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・+ドライバー(#2) ・メガネレンチ[8mm] ・メガネレンチ[14mm] ・カッター ・ニッパー ・棒ヤスリ ・コーキングガン ・ライター
【スモークレンズをクリアレンズに変更する場合に必要な工具】 ・−ドライバー(#1) ・ハンダゴテ ・アクリルカッター ・ステンレス定規 ・カッターマット ・油性マジック(細) | ||||||||||||||||
★施工 | |||||||||||||||||
■各文字表記について | |||||||||||||||||
●「リザーバタンク」の表記について K6Aエンジンのメンテナンスマニュアルに、「リザーブタンク」ではなく「リザーバタンク」と表記されているので、このホームページでも「リザーバタンク」と表記してます。
●ラジエーターホースの表記について K6Aエンジンのメンテナンスマニュアルに、「インレットホース」と「アウトレットホース」と表記されているので、このホームページでもそのように表記してます。 ・アッパーホース(ラジエーターホース上) → インレットホース ・ロアホース(ラジエーターホース下) → アウトレットホース
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施工時の注意 ・これから取付をするAutoGaugeの圧力計は SMシリーズ です。 PKとRMTシリーズの電源リンク配線が違うので、他シリーズと組み合わせて取付時は一緒に配線しないでください。 ・メーターの不良は初期対応のみです。 メーターに衝撃や落下しないように作業してください。 ・メーターを分解するとメーカー保障が無くなるので、分解/使用は自己責任です。 | |||||||||||||||||
■電源ハーネス加工 | |||||||||||||||||
Autogauge(OEM商品)がすでに取付けられている方は、次の工程に進んでください。 同じSMシリーズであれば互換性がありますが、SMシリーズ以外の場合は配線が違うので、新規で配線する事になります。
【付属電源ハーネス加工】 ・左の写真のように配線がすごく短いです。 この状態ではギボシ端子などの接続が大変なので、配線を少し延長します。
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・左の写真は配線を延長してハンダ付けします。 配線の色も変更になるので、配線の色を覚えておきます。 ・ハンダ付けした所を収縮チューブで絶縁してからビニールテープで4本纏めます。 ・各配線の先にギボシ端子(オス)を取付します。
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■動作確認 | |||||||||||||||||
・水温計取付前に、必ず水温計の動作確認をしてください。 注意事項にも書きましたが、メーターを分解したら初期不良の対応が出来なくなるためです。
【水温センサーと水温センサーハーネス(青)仮接続】 ・水温センサーと水温センサーハーネス(青)を仮接続します。 水温センサーと水温センサーハーネスの白と黒の線を接続します。(ギボシ端子) ・水温センサーハーネス(青を水温計本体裏にあるカプラーに仮接続します。 | |||||||||||||||||
【電源カプラー(白)仮接続】 ・電源カプラー(白)を水温計本体裏にあるカプラーに仮接続します。 ・ハーネスの白線と赤線をバッテリーの+に接続します。 ・ハーネスの黒線をバッテリーのアースに接続すると水温計が起動します。 ・ハーネスの橙色の配線をバッテリーの+に接続すると、バックライトが減光します。※SMシリーズ
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【動作確認】 ・バックライトが点滅した状態は、水温センサーに接続されていないか、水温計本体が水温センサー異常(故障)、ハーネスの断線を知らせています。 この場合は、水温センサーが本体としっかり接続されていることを再確認します。 念のため、ハーネスも導通を確認します。 また、冷却水が40℃以下の時にバックライトが点滅して知らせているので、この場合は水温計や水温センサーの不良ではありません。 ここで40℃以上のお湯に水温センサーの先端を入れた時、バックライトの点滅が無くなれば正常動作しています。 ※水温センサーは必ず先端だけお湯に入れてください。 水温センサーを全部入れてしまうと故障の原因になる場合があります。 水温計が正常動作をしない時は、購入したお店に相談してください。 | |||||||||||||||||
【各カプラー、センサー取外】 ・動作確認できたら、各カプラーと水温センサーのギボシ端子を取外します。 | |||||||||||||||||
メーター加工作業 | |||||||||||||||||
■スモークレンズをクリアレンズに変更 | |||||||||||||||||
注意! メーターに衝撃や落下しないように作業してください。 メーターを分解するとメーカー保障が無くなるので、分解/使用は自己責任です。 | |||||||||||||||||
【クリアレンズの代用品】 ・スモークレンズは日中は見えないし、自分の顔がスモークレンズ映りこむのでクリアレンズに変更します。 ↑AutoGauge 52φタコメーター[AU-TASWL270]取付時に経験済み。 関連:タコメーターのスモークレンズを無反射ガラスに交換 → こちら | |||||||||||||||||
・タコメーター取付時みたいにストックしている60φのメーターが無いので、無反射ガラスが手元にありません。 家にあったCDケースの蓋(透明)の部分を使います。 レンズの厚さが同じだったので代替品として使います。→ 色の薄いスモークのCDケースでもいいと思います。 | |||||||||||||||||
【メーター分解/加工】 ・キズ防止のためビニールテープを貼って養生します。 | |||||||||||||||||
・本体とレンズを固定する金具の部分の隙間に−ドライバーを入れて、缶詰を開けるような感じでゆっくりドライバーを左右にネジって開けていきます。
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・スモークレンズが外れました。 | |||||||||||||||||
・左の写真のように、メーター下の部分に突起物(青丸)があるため、赤線の部分が平らになるように作成します。 【クリアレンズ作成】 ・CDケースの蓋の墨の方に水温計の文字盤を下にして置きます。 ケースが透明なので分かりやすいように赤線を引いています。 | |||||||||||||||||
・油性マジックでメーターをなぞって印を付けます。 ・印した線の内側に定規を当ててアクリルカッターでカットしていきます。 ・数回アクリルカッターで切れ目を入れたら、ニッパーで切り落とします。 すぐ切れ目が折れなかったら、アクリルカッターで数回切れ目を入れてください。 | |||||||||||||||||
・カットしたら水温計に当てて飛び出ている所を平ヤスリで削って調整します。 ・クリアレンズの形が整ったら、ゴミや指紋を綺麗に拭き取ります。 | |||||||||||||||||
【メーター組立】 ・この時点で メーター針の位置が40℃になっているか、確認してください。 ・メーターの突起物側をクリアレンズの平らな面を合わせて、メーターを元に戻します。 ・−ドライバーの平らな所を使って、外側から内側の方に動かして金具を固定します。 | |||||||||||||||||
【レンズ変更完了】 ・写真左側はクリアレンズに変更した水温計です。 変更前は文字が何も見えません。 写真はどちらも電源を入れていない状態です。 | |||||||||||||||||
↑スモークレンズ(交換前) ↑クリアレンズ(交換後)
【レンズ傷防止用のフィルム貼付】 ・スモークレンズに付いているレンズ傷防止用のフィルムをクリアレンズに貼ります。 レンズ傷防止用のフィルムは、メーター本体取付が終わるまで貼っておいてください。 | |||||||||||||||||
メーター本体取付作業 | |||||||||||||||||
■メーター本体取付 | |||||||||||||||||
【メーター取付位置】※私の場合 ・今回取付するメーターの大きさが60φなので、今まで付いていたセンターガーニッシュの所には取付不可能なので、Aピラーに取付します。 Aピラーに取付する追加メーターは、電子式を取付した方が脱着が簡単です。 機械式(ブースト計以外)は取付しない方がいいです。 ・LEDのバックランプは夜間眩しいので、取付する位置は下の写真のようになりました。 | |||||||||||||||||
■追加メーター撤去 / 移設 / 配線作業(※私の場合) | |||||||||||||||||
【Omori52φ機械式水温計撤去/追加メーター移設/Aピラーホルダー加工】※私の場合 今回の取付場所は、Aピラーの一番下の穴に取付するので、壊れた機械式の追加メーターを撤去します。 ・運転席側Aピラーを外します。 ・コンソールアンダートレイとダッシュサイドトリムを取外します。 関連:コンソールアンダートレイ/ダッシュサイドトリム脱着方法 → こちら | |||||||||||||||||
・センターガーニッシュを取外します。 関連:センターガーニッシュ塗装 → こちら | |||||||||||||||||
・Aピラーに取付けられているAutoGauge AIR/FUEL RATIO GAUGE(空燃比[A/F]計)と、センターガーニッシュに取付されているomori 52φ電圧計を外します。 ・Omori 52φ電圧計が入っていた所に、AutoGauge AIR/FUEL RATIO GAUGE(空燃比[A/F]計)をセンターガーニッシュに取付/配線します。 ・Aピラーに取付けられていたAutoGauge AIR/FUEL RATIO GAUGE(空燃比[A/F]計)が入っていた所の穴を52φ→60φに広げます。 アクリルカッターを使うと簡単に広げられます。 ・穴が広がったら、BLITZ 60φ機械式ブースト計を取付/配線します。 ・BLITZ 60φ機械式ブースト計取付が入っていた所にA'PEXi 60φ電子式油圧計を取付配線します。 ・センターガーニッシュに取付けられているOmori52φ機械式水温計のワイヤーをニッパーで切断します。 ケーブルは銅線なので液漏れはありません。 Omori52φ機械式水温計メーター部分を撤去して、車内のワイヤーも処分しやすいようにニッパーでカットします。 ・Omori52φ機械式水温計のイルミ配線とアースを外します。 ・センターガーニッシュのOmori 52φ機械式水温計(MH-111-AZ)が取付けられていた所にOmori 52φ電圧計を取付します。 ・センターガーニッシュを元に戻します。 Aピラーとコンソールアンダートレイとダッシュサイドトリムは、この後取付するので後で元に戻します。 | |||||||||||||||||
■水温メーター本体取付 / 配線作業 ※Aピラーに取付を前提に説明しています。 | |||||||||||||||||
注意! ・バッテリー(−)端子を外すと、オーディオなどの設定が消えます。再設定する必要があります。 ・バッテリー(−)端子を外してから10分以内に電源復旧しないと、ECUに学習されていた内容が消えます。 10分経ってしまった場合はECUの再学習が必ず必要になります。 | |||||||||||||||||
【バッテリー端子取外】 ・誤配線、ショートを防ぐため、バッテリーの−端子を外します。 バッテリー(−)端子を外してから10分以内に電源復旧しないと、ECUに学習されていた内容が消えてしまいます。 10分経ってしまった場合はECUの再学習が必ず必要になります。 関連:ABA-HN22S(10型 MT)のECU配線 | |||||||||||||||||
ECUの再学習はラジエーター液(冷却水)のエア抜き後に作業します。
【内装取外】 ・運転席側Aピラーを外します。 関連:続 汎用2ホールAピラーメーターホルダー取付 → こちら | |||||||||||||||||
・コンソールアンダートレイとダッシュサイドトリムを取外します。 関連:コンソールアンダートレイ/ダッシュサイドトリム脱着方法 → こちら | |||||||||||||||||
・センターガーニッシュを取外します。 関連:センターガーニッシュ塗装 → こちら | |||||||||||||||||
【配線引込】 ・私の場合は、A'PEXi 60φ電子式油圧計が入っていた所に、RACETECH 60φ電子式水温計を取付するので配線します。 電源カプラー(白) 水温センサーカプラー(青)です。
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・水温センサーカプラー(青)の配線をAピラーのメーター取付位置からラジエーターまで引き込みます。 配線が足に絡まったり、何かに接触したり運転の妨げにならないように配線して、要所に結束バンドで固定します。 ・エンジンルームに配線を引き込む時は、バッテリーの後ろ(左の写真の赤丸)から引き込みます。 | |||||||||||||||||
・水温センサーの配線をバッテリーケースとバッテリーの間に配線を通して、ラジエーターまで引き込みます。 ・少し配線に余裕を持たせてから要所に結束バンドで固定します。 熱源には絶対に配線が当たらない(熱源の近くに配線を通さない)事と、水温センサーの配線が届かないようであれば配線を足してください。 ・エンジンルームに引き込んだ穴をコーキングで塞ぎます。 | |||||||||||||||||
【電気配線接続】 ・電源カプラー(白)の結線します。 ・このメーターは常時電源(オープニング、エンディングセレモニー用)が必要なので、ルームランプの配線(左下の写真)から常時電源とアースをエレクトロタップで分岐します。 Aピラーにメーターを取付する場合は、ここに常時電源とアースがある事を覚えておくと配線が楽でいいです。 ・ACC(IG)とイルミ配線を引き込みます。 私の場合は、他の追加メーター取付時に引き込んであるのでそこから分岐します。
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【Aピラー取付】 ・電源カプラー(白)と水温センサーカプラー(青)をメーター取付する所に引き出してAピラーを元に戻します。 関連:続 汎用2ホールAピラーメーターホルダー取付 → こちら | |||||||||||||||||
【メーターフード取付】※必要な方だけ ・水温計にメーターフードを取付します。 傾斜リングを使う方は、ここで入れてください。 | |||||||||||||||||
【水温センサーカプラー取付】 ・水温計本体に水温センサーを挿し込みます。
【電源用カプラー取付】 ・水温計本体に電源用カプラーを左右どちらかに挿し込みます。
【電源リンクカプラー取付】 ・もう一台RACETECH(AUTOGAUGE)の追加メーターを取付した時(取付してある場合)、もう一つの電源用カプラーに配線を差込んで、追加メーターに接続してください。
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・ここまでで左の写真の状態になります。
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【水温計取付】 ・水温計メーターの向きを確認して取付固定します。 ・レンズ傷防止用のフィルムをクリアレンズ剥がします。 | |||||||||||||||||
【バッテリー端子取付】 ・バッテリーの−端子を取付します。 バッテリー(−)端子を外してから10分以内に電源復旧しないと、ECUに学習されていた内容が消えてしまいます。 10分経ってしまった場合はECUの再学習が必ず必要になります。 ECUの再学習はラジエーター液(冷却水)のエア抜き後に作業します。 関連:ABA-HN22S(10型 MT)のECU配線 | |||||||||||||||||
【内装取付】 ・コンソールアンダートレイとダッシュサイドトリムを取外します。 関連:コンソールアンダートレイ/ダッシュサイドトリム脱着方法 → こちら ・センターガーニッシュを取付します。 関連:センターガーニッシュ塗装 → こちら | |||||||||||||||||
水温センサー取付作業 | |||||||||||||||||
注意! ・必ずエンジン停止して冷えている状態で作業してください。 ・ラジエーター液(冷却水)のエア抜きは、エア抜きを確りしないとオーバーヒート、エンジンブローの原因になります。 不安な人は、整備工場などでセンサーアタッチメント取付を依頼した方がいいと思います | |||||||||||||||||
■Omori機械式水温計と自作センサーアタッチメント取外 ※私だけの作業 | |||||||||||||||||
関連:omori 52φ機械式水温計(MH-111-AZ)取付 / 自作センサーアタッチメント作成 / AMPSメーターAピラー移設 → こちら | |||||||||||||||||
・Omori52φ機械式水温計のワイヤーを数カ所ニッパーで切断します。 ケーブルは銅線なので液漏れはありません。 ・今回ラジエーター液(冷却水)は、インレットホース部分だけ抜きます。 ・ウエスをインレットホースの周りに敷き詰めます。 ・ビニール袋をインレットホースの接合部を中心に広げて、ラジエーター液(冷却水)が下にこぼれるのを防ぎます。 左の写真のように純正エアクリーナーを付けている場合は、蓋を固定する金具とバッテリー固定用ボルトに引っ掛けます。 ・ステンレスバンドを外します。 → 冷却水が出てきます。 | |||||||||||||||||
・自作センサーアタッチメントを取外します。 今まで固定に使っていたバンドは使用しないで、付属のバンドを使います。 ・Omori52φ機械式水温計のワイヤー部分数カ所をニッパーで切断します。 | |||||||||||||||||
■センサーアタッチメントと水温センサー取付 | |||||||||||||||||
【水温センサーをセンサーアタッチメントに取付】 ・センサーアタッチメントを車に取付してからでは、水温センサーの取付が大変苦労するのでここで取付します。
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・センサーアタッチメント内部を見ると、水温センサーの先が出ています。 ・センサーの配線部分を熱や埃から守るため、ビニールチューブに通します。 | |||||||||||||||||
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・車内から引き込んだ水温センサー用の配線と水温センサーの配線のギボシ端子を接続して、ビニールテープで巻いて絶縁処理してください。 | |||||||||||||||||
【エアクリーナーダクト取外】※社外品のエアクリーナー(キノコタイプ)取付車は、次の工程へ進んでください。 ・センサーアタッチメント取付時に邪魔になる純正エアクリーナーのダクトを外します。 | |||||||||||||||||
【センサーアタッチメントサイズ確認】 ・センサーアタッチメントセンサー部分のサイズを測ります。 インレットホースをカットするサイズになります。 センサーアタッチメントを販売しているメーカーによって幅が違うので必ず測ります。 私が購入したJURAN 水温センサーアタッチメントは30mmでした。 | |||||||||||||||||
【センサーアタッチメント取付】 初めてインレットホース切断する方は、関連リンクをご覧ください。 関連:omori 52φ機械式水温計(MH-111-AZ)取付/自作センサーアタッチメント作成/AMPSメーターAピラー移設 → こちら
左の図は、センサーアタッチメントと水温センサー取付の流れを表示しています。 センサー位置向きが違いますが、こんな感じで作業します。 | |||||||||||||||||
・センサーアタッチメントのセンサー部分が入るように、先程測ったサイズ(今回は30mm)をインレットホースに印をマジックで付けます。 ・マジックで印した部分を横に真っ直ぐにカットします。 初めてインレットホースをカットする方はラジエーター液(冷却水が漏れてくるので注意してください。 ・付属のステンレスバンドをラジエーター側とエンジン側に1個づつ通しておきます。 | |||||||||||||||||
・水温センサーの向きはボンネットや熱源などに干渉しないように、バッテリー側に向けます。 水温センサーを真上に付けると水温センサーがラジエーター液(冷却水)水面につかない場合があり、正確に数値表示できない場合があります。 社外品のエアクリーナー(キノコタイプ)を取付している場合は、センサー上部に当たる場合があるので、水温センサーを横向きにして取付します。 ・センサーアタッチメントをラジエーター側から取付します。 ・エンジン側のインレットホースとセンサーアタッチメントを、下に書いてある3点をチェックして取付します。 *センサーの向き *センサーの配線がラジエーターやボンネットに当たっていないか? *インレットホースが不自然なねじれが無いか? | |||||||||||||||||
・ステンレスバンドを締め付けます。 ・ステンレスバンド締め付け終ったら、インレットホースとセンサーアタッチメントに付いたラジエーター液(冷却水をふき取ります。 ・水温センサーの配線を引張り過ぎないように少し余裕を持たせ、熱い所に配線が当たらないようにして結束バンドで固定します。 | |||||||||||||||||
【バッテリー(−)端子接続】 ・配線の結線を再確認して異常なければバッテリーの−を接続します。 バッテリー(−)端子を外してから10分以内に電源復旧しないと、ECUに学習されていた内容が消えてしまいます。 10分経ってしまった場合はECUの再学習が必ず必要になります。 水温計取付後にその説明をします。 オーディオなどの設定を作業終了後にします。 | |||||||||||||||||
ラジエーター液注入/エア抜き作業 | |||||||||||||||||
■ラジエーター液(冷却水)注入 / エア抜き 一番重要な項目です。 | |||||||||||||||||
※ECUの学習はラジエーター液(冷却水)エア抜き後にします。
【ラジエーター液(冷却水)の濃度調整】 ・ラジエーター液(冷却水)の濃度を下の表を見て環境に合わせて調整します。 ※必ず濃度は30%以上で使用してください。
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【ラジエーターキャップ取外】 ・ラジエーターキャップを下の写真の順番で外します。 関連:SUZUKI SPORT ハイプレッシャーラジエターキャップ取付 → こちら ※現在は、モンスタースポーツのパッケージになっています。 | |||||||||||||||||
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【ラジエーター液(冷却水)補充】 ・加工したペットボトルをラジエーターの口元に取付します。 ・リザーバタンクにラジエーター液(冷却水)が溜まって溢れ出ないようにホースの先に栓をして、ホースの先を上の方に上げておきます。 | |||||||||||||||||
・ペットボトルにラジエーター液(冷却水)を入れます。 ・ラジエーター液(冷却水)が入ったら、水温センサーの周りとセンサーアタッチメントとインレットホースの接合部からラジエーター液(冷却水)が漏れていないか確認します。 ・この状態で5分ぐらい放置します。 ラジエーター液(冷却水)の位置覚えておいてください。
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★携帯電話で撮ったムービーを簡単に編集したものです。 ●動画について ・左の動画は、YouTubeにアップした動画です。 機種によっては、動画を見る事ができません。
関連:AutoGauge 60φ電子式油温計取付 → こちら 関連:AutoGauge 60φ電子式油圧計取付 → こちら | |||||||||||||||||
・ヒーターの温度調整を一番熱い所に合わせます。→ 空調ファンを回さなくてもいいです。 ↑ ヒーター部分の冷却水エア抜きです。 この配管に空気が溜まると冬場暖房が効きません。念のためやります。 ・ペットボトルにラジエーター液(冷却水)を多めに入れます。 ・サーモスタットが開き始めると水温計の表示する数値が徐々に上がってきます。 ↑ペットボトルの中のラジエーター液(冷却水)もモヤモヤ(対流)して気泡も出始めます。
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・ラジエーターファンが回ると急にラジエーター液(冷却水)が減るので、冷却水を常にラジエーターの口元以上になるようにしてください。
・2回ラジエーターファンが回ったら、右手にラジエーター液(冷却水)の入った入れ物を持ち、左手でスロットルレバを手前に動かしエンジンの回転を上げてラジエーター液(冷却水)を補充していきます。 ・ラジエーターの口元からエアが出なくなるまで待ちます。 ・エアが出なくなったら、エンジン停止します。 ・リザーバタンクのホースにしてある栓を取外し、補充用のペットボトルに入っているラジエーター液(冷却水)を、リザーバタンクに移します。 リザーバタンクの液量はFULLより少し多めに入れてリザーバタンクの蓋を閉めます。 ・補充用のペットボトルを外します。 | |||||||||||||||||
【ラジエーターキャップ取付】 ・ラジエーターキャップを取付します。 関連:SUZUKI SPORT ハイプレッシャーラジエターキャップ取付 → こちら | |||||||||||||||||
・ラジエーター液(冷却水)がこぼれていたらすべて拭き取ります。 → 拭き取ってもしばらくラジエーター液(冷却水)の甘い香りがします。 ・もう一度センサーアタッチメントの周りと水温センサーの周りからラジエーター液(冷却水)が漏れていない事を確認します。
【エアクリーナーダクト取付】※純正エアクリーナー取付車 ・外した純正エアクリーナーのダクト元に戻します。
【ラジエーター液(冷却水)漏れ確認】 ・エンジン始動してラジエーターファンが回るまで待って、センサーアタッチメントの周りと水温センサーの周りからラジエーター液(冷却水)が漏れているか確認してください。 ・少し走行してからラジエーター液(冷却水)が漏れているか確認してください。 ラジエーター液(冷却水)がここで漏れている場合は車検NGになるので、必ず漏れが無いようにしてください。 どうしても直らない場合は近くの整備工場で修理(取付)をしてください。
【取付完了】 ・ラジエーター液(冷却水)の漏れが無ければ取付完了です。 | |||||||||||||||||
■ECU再学習 | |||||||||||||||||
・バッテリー端子を外してから10分過ぎた場合は、必ずECUの学習させます。 これをしないと、アイドリングの回転数が高めだったり、安定しなかったりでエンジンの不調を感じてしまう事があります。 ・もう一度ECUの初期化させるため、ECUカバーを取外します。
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・10分から20分ECUをECUにアイドリングの学習させます。 この後の作業方法は、下記のリンクを見てください。 関連:ABA-HN22S(10型 MT)のECU配線 | |||||||||||||||||
■取付後の管理について | |||||||||||||||||
・取付後2〜3日はセンサーアタッチメントの周り、水温センサーの周りからラジエーター液(冷却水)が漏れていないかと、リザーブタンクの液量をチェックしてください。 ・取付後しばらくは、水温計の表示する温度と純正水温計の表示を監視してください。 チューニング/外気温にもよりますが、少し水温が高めならエアが抜けていない場合があるので、もう一度エア抜きしてみてください。 ・漏れが無いことが確認できても、定期的に確認してください。エンジンブロー、オーバーヒートさせないためのメンテナンスです。 最低でも月一(できれば週一)で確認してください。 ・常に自分の車の通常の状態(追加メーターからの情報)を確認しておけば、エンジンの不具合などすぐわかるはずです。 エンジン関係の社外品の部品を取付した時も要チェックです。 ・以上の事を守っていただければ大丈夫だと思います。 Keiworksを乗っている人であれば自分でメンテナンスしている人は多い(このページを見ている人は、自分で部品を取付しようと思っている人が多い)と思うので大丈夫(?)だと思います。 私はメンテナンスをしていない車を運転するのは怖くてできません。
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クーラント廃液処理について | |||||||||||||||||
・クーラントの廃液はそのまま捨てられない発ガン性のある有害物質(第3石油類)です。 クーラントの廃液処理方法を紹介します。 1:一般的には整備工場、ガソリンスタンドなどにクーラントを持ち込み、処理してもらいます。 ※無料または代金を支払います。→ 行きつけの店に行くと無料で引き取ってくれる場合もたまにあります。 2:スズキのディーラーで「スズキ クーラント凝固剤 KG-009 1kg(20Lまで処理できます。)1,680円」を購入。→自治体のゴミ捨てのルールで捨てる。 3:オイル交換の時に使うオイル処理パックを使用する事もできます。→ 自治体のゴミ捨てのルールで捨てる。
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★施工後 | |||||||||||||||||
・加工取付作業は丸一日かかりました。(写真や動画を撮ったり、メモしたりしている時間も含む) ・追加メーターなど追加追加で取付をしているうちに、ECUからの信号線がゴチャゴチャしてきたので、今回の施工と合わせてECUからの信号線と電源配線を新しくして、配線の太さも少し太い物に変更しました。 エンジンルーム(ECU)から車内に引き込んだ配線(回転/速度/燃料など)を一旦ターミナルに丸型端子で集約して、各追加メーターなどに分配できるようにしました。 ・クリアレンズに変えると昼間でも高性能高光度ホワイトLED眩しいです。 今度、昼間LEDの明るさを調整できるように改良したいと思います。 AUTOGAUGEからクリアレンズ仕様で販売しています。 ネット検索していたらありました。 それもホワイトパネルです。(画像付で)現物は見たこと無いです。(RACETECHもそうですが) ・オープニングセレモニー時、モーターの音が結構五月蝿いです。 ・水温計の表示温度が40℃〜140℃となっていますが、140℃までの表示は必要ないと思います。 30〜110℃の表示でいいと思います。(98℃で水温計のワーニングランプが点きます。) 私の車は通常走行でバイパスや高速道路で100℃越えはあまり見たことがないです。 (95〜98℃でファンが回るのであまり100℃超えることはあまり無いです。) Omoriのメーターのように90℃〜110℃のメモリの間隔が広いと数値が読みやすいですけど。 この辺がこのメーターの不満の所です。 ・走行して機械式の時の数値と電子式の数値を見比べましたが、ほぼ同じです。 夏場(エアコン作動時)通常走行で90℃前後です。 ・電子式と機械式を取付して思ったのですが、トータルで見ると電子式がやっぱりいいようです。 比較してみました。
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