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omori 52φ機械式水温計[MH-111-AZ]取付/

自作センサーアタッチメント作成/AMPSメーターAピラー移設

2008.06.28.施工/公開日

車検クリアできます。

メーター取付位置/漏れ注意

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 Keiworksにomori 52φ機械式水温計[MH-111-AZ]取付 / 自作センサーアタッチメント作成 / AMPSメーターAピラー移設の紹介です。


 ★今回取付する商品の紹介

・OMORI 52φ機械式水温計 [MH-111-AZ]

 以前はcivicに同じ水温計の黒パネルの物を使用していましたが、civicを廃車する時に付けたまま出したため再購入しました。

 今となればすごくもったいない事をしました。

OMORI 52φ機械式水温計 [MH-111-AZ]【仕様】

・計測仕様 機械式ブルドンダイプ蒸気圧式温度計

・計測範囲 30℃〜110℃

・照明電圧 DC9V〜16V

 

○プ○レ○ジで中古で購入しました。

 ↑¥4,990(税込[5%])でした。

※購入時の価格と消費税率です。

 

【センサー部分について】

・OMORI 52φ機械式水温計 [MH-111-AZ]のセンサー部分 現在主流は1/8のセンサーですが、一昔前のセンサーは左の図のように1/2(15.88mm)のセンサーです。

 この1/2センサーに対応するセンサーアタッチメントが入手困難なの自作します。

 

 
 ★必要な部品/材料

・センサーアタッチメント(28φ x 16mm)

 ↑現在1/8のセンサーが主流で入手困難

・冷却水[クーラント](緑) → 量は現車合わせです。

  国内メーカーのクーラントの色

   SUZUKI他 → 緑色です。※2020年以降は青色

   TOYOTA/DAIHATSU → 赤色です。

・シールテープ(液体ガスケット)

・結束バンド(小)

・ビニールテープ(黒)

・コーキング(シリコン系) → 色は何でもいいです。

・マスキングテープ

・配線コード(2芯) → 照明用の配線です。長さは現車合わせです。

・ギボシ端子

・SUZUKI純正部品「ガスケット,6.4X11.5X0.8 [ 09168-06026 ]」 x 1枚

 ↑必要な方だけ

 

 ※センサーアタッチメントを自作する場合に必要な部材です。

・銅メスアダプター(3/4-12.7mm)

・銅異径チーズ(3/4 x 1/2)→ 3/4の外径が25mmです。

・銅管(1/2) x 20mm

・ブッシング(3/4 x 1/2)→ 銅メスアダプターが1/2のものであれば不要。

・リング玉

・ゴムパッキン(1/2)→ 厚めのゴムパッキンにしてください。

・OMORI銅パッキン [P-7] x 2 

 ↑今は大森メーターより入手困難なので、ゴムパッキンで代用します。

・ゴムパッキン(14mm x 10mm) x 2

・ホースバンド(21〜38mm) x 2

・銅ろう付けセット(フラックス入りはんだ+フラックス)

 

 

 

 ★必要な工具

・+ドライバー(#2)

・カッター(大)

・ハサミ

・ニッパー

・圧着ペンチ

・モンキーレンチ[250mm] x 2

・軍手

・コーキングガン

・ウエス

・古新聞紙

・ペットボトル(大) x 1

・ペットボトル(中) x 1

 ※センサーアタッチメントを自作する場合に必要な工具です。

・プライヤー

・水

・ウエス(水で濡らした物)

・洗面器やバケツなど

 ↑フラックスを使用するため、金属製の物は使用しないで下さい。

・養生テープ → なければ マスキングテープ

・ガスバーナー → なければ ガスコンロ

・スチールウール → なければ 紙やすり

・金ヤスリ

・パイプカッター → なければ 金ノコギリ

・グラインダー

・グラインダーディスク(一般金属切断用)

・保護メガネ

 

 ★施工
 ■各文字表記について

*「ラジエーター」の表記について

 K6Aエンジンのメンテナンスマニュアルに、「ラジエーター」と表記されているため、このホームページでも「ラジエーター」と表記してます。

*「リザーバタンク」の表記について

 K6Aエンジンのメンテナンスマニュアルに、「リザーバタンク」と表記されているため、このホームページでも「リザーバタンク」と表記してます。

*ラジエーターホースの表記について

・アッパーホース(ラジエーターホース上) → インレットホース

・ロアホース(ラジエーターホース下) → アウトレットホース

 K6Aエンジンのメンテナンスマニュアルに、「インレットホース」と「アウトレットホース」と表記されているため、このホームページでもそのように表記してます。

 

 ■機械式水温計補修と動作確認 ※私の場合(中古品の場合)

・購入した水温計の状態があまり良くないので、取付前に補修します。

 車に取付して動作しなかったら取付した意味が無いので、動作確認もします。

補修前前

水温計全体体

照明配線線

センサーケーブル

購入した水温計の状態があまり良くないので、取付前に補修します。 根元で被膜が無く銅線がむき出ししているので、今回は修理せず別な方法を施工します。

購入した水温計の状態があまり良くないので、取付前に補修します。

 かなり使い込んだ感じです。

 根元で被膜が無く銅線がむき出ししているので、今回は修理せず別な方法を施工します。

 ワイヤー部分のサビが酷いので、ワイヤーブラシで錆を落として、これ以上錆びさせないようにビニールテープを巻きます。

 

補修後後

水温計全体体

動作確認中

補修後

動作チェック中 お湯を沸かして、水温計のセンサーをお湯に入れると、正常であれば水温計の針が動き始めます。

 ここで針が動かなければ、故障です。

 ワイヤーの故障であれば部品手配で直りますが、大森メーターは残念ですが倒産したため、部品の取り寄せできないので、残念ですが取付できません。

 今回は正常に動作したので、車に取付します。

 
 ■センサーアタッチメント作成

  注意! 火を使うので周りに燃えやすい物が無い事と、ヤケドなどしないよう十分注意してください。

自作センサーアタッチメントの断面図【センサーアタッチメントの加工について】

・左の図のようにセンサーアタッチメントを作成します。

 銅管の接合は、ろう付け(ハンダ)します。

ろう付け(ハンダ)について

 ハンダの融点は、184℃(低融点)〜220℃(高融点)の物があるので、熱湯ぐらいでハンダが溶ける心配はありません。

 ※給湯器取付時に銅配管に使用しているぐらいですから大丈夫です。

真中の部分を使用します。【ナット付銅管アダプター加工】

・ナット付銅管アダプターを左の写真のように切断します。

 左の写真の真中の部分だけ使用します。

この順番で銅管を組み立てて、ろう付けします。

【継手ろう付け】

・バケツなどに水を溜めて、濡れたウエスを用意します。

・ハンダを伸ばします。

・異径チーズと銅管(1/2-20mm)お互い触れる部分をフラックスを塗って表面の油分等を取ります。

 銅が少し黒ずんでいたら、スチールウールなどで磨いてからフラックスを塗るとハンダがつきやすくなります。

・異径チーズのセンサー取付側に銅管(1/2-20mm)にフラックスを塗ってから入れます。

・メスアダプターにフラックスを塗って銅管(1/2-20mm)に刺します。

・メスアダプターの穴に先程切断したナット付銅管アダプターをフラックスを塗って入れます。

・プライヤーで銅管を持ちます。


●ナット付銅管アダプターの部品

 

 銅メスアダプター(3/4-12.7mm)

  ↓

 銅管(1/2)

  ↓

 異径チーズ(3/4 x 1/2)

銅管全体をバーナーで温めます。 → バーナーを持っていますが、今回はガスコンロでやってみます。

・銅管全体をガスバーナーで温めます。

 ガスバーナーを持っていますが、ガスバーナーを持っていない人は、ガスコンロでやります。

 今回はガスコンロでやってみます。

 ガスコンロでやったのでガスバーナーに比べ、銅管に熱が伝わるまで時間がかかります。

・銅を温めていると水分が蒸発する音が聞こえてきます。

 さらに炎が黄緑色になったら接合部にハンダを流し込みます。

ハンダが接合部に付いているか確認して、良ければ水を溜めた容器の中に入れ、放熱して下さい。

・ハンダが接合部に付いているか確認して、良ければ水を溜めた容器の中に入れ、放熱して下さい。

  注意! 水蒸気が出ます。ヤケドしないよう注意してください。

・フラックスが付いていると腐食してセンサーアタッチメント自体の寿命とK6Aエンジンの寿命を縮める事になるので、よく水洗いして水分をウエスで拭き取ってください。

・継ぎ目にハンダが流れ込んでいる事を確認してください。

左側は加工前 右側虚空後

  左側:加工前   右側:加工後

【ラジエーターインレットホース抜け防止加工】

・モンキーレンチの先(約1cmぐらい)で異径チーズの両側を少し径を広げます。

 ラジエーターホース径に近づける事と、ホースが抜けないようにするためです。

 

左側は加工前 右側虚空後

・先端部分も角を落として丸くしてください。

磨いた後

・左右径を広げたら一度、バリや破片等を綺麗に取り除き磨きます。

 バリや破片を取り除かないと、K6Aエンジン内に傷を作ったり、ホース内に切れ目が入るなどエンジン破損原因になります。

・銅メスアダプターから異径チーズの上まで腐食防止のためビニールテープを巻きます。

 ネジ締めする部分は巻かないで下さい。

 

【ブッシング取付】

・ブッシングにシールテープを巻いて銅メスアダプターにゴムパッキン(1/2)を入れ、銅メスアダプターとブッシングを締め付けます。

 

 ■水温計本体取付
施工前

【水温計本体取付場所決め】

・センサーワイヤーがオイルブロックに届く範囲で設置してください。

 私の場合は、センターガーニッシュのオーディオ上段中央に水温計を設置します。

 AMPメーターが取付されていますが、取外してAピラーに移設します。

  注意! 機械式の水温計の本体部分を設置する場所について

 電子式の追加メーターと違って簡単に取り外して移設する事が出来ません。

 機械式は一度設置したら、よほどの事が無い限り、壊れるまでその位置になります。

 取付場所を良く考えて取付してください。


MPSメーターを外して配線を運転席の足元に持っていきます。 → 後でAピラーに移設します。


【センターガーニッシュ取外】

・センターガーニッシュを外します。

 上側左右を両手でつまんで引張ると簡単に外れます。

 関連:センターガーニッシュ塗装

 → こちら

 関連:G-THEMIS 3Dカーボンシート 75cm x 50cm

 → こちら

 

【AMPSメーター取外】※私の車の場合

・AMPSメーターを外して配線を運転席の足元に持っていきます。

 関連:omori 52φ電流(AMPS)計[EA-150-BZ]取付

 → こちら



ここで照明用の配線をつなぎます。


【照明配線】

・ここで照明用の配線をつなぎます。

 オーディオのハーネスのイルミネーション(照明)の配線から、エレクトロタップで分岐します。

 アースはボディーアースまたは直接アース線に接続します。

 私は今回配線が怪しいので、上からLEDで照らす方法にしたので配線しません。

助手席足元に水温計のセンサーを持っていきます。

【水温センサー】

・水温センサーのワイヤーを、センターガーニッシュ上段から助手席の足元に束ねます。

 メーター本体側の方は少し余裕持たせてください。

 センサーワイヤーを無理に引張ったり、無理に曲げたりしないように注意してください。

 

センターガーニッシュを取付して、水温計本体の取付は終了です。

【水温計本体取付】

・私のセンターガーニッシュの追加メーターの取付方法は、パネルは一切使用していません。

 オーディオ機器の上に追加メーターを載せて、センターガーニッシュではさめて取付しています。

センターガーニッシュを取付して、水温計本体の取付は終了です。

【センターガーニッシュ取付】

・センターガーニッシュを取付します。

 

 水温計本体の取付は終了です。

 
 ■水温センサーをエンジンルーム引込

  注意! エンジンを停止した状態で、完全に冷めている状態で作業してださい。

水温センサーを引込む場所は、バッテリーの後側から引込みます。・車内から水温センサーをエンジンルームに引込みます。

・水温センサーを引込む場所は、バッテリーの後側から引込みます。(左の写真:赤丸の部分)

 センサーワイヤーを無理に引張ったり、無理に曲げたりしないように注意してください。

 油温センサーをクラッチの上の穴から取り出している為、干渉しないようにあえて場所を変えています。

水温センサーをバッテリー手前側に持ってきます。・水温センサーをバッテリー手前側に持ってきます。

 ここまでセンサーを引いて来る途中2ヶ所に、振動やセンサーワイヤーに負担がかからないように、ループさせています。

 

 私の場合は、センサーワイヤーが長かったので下記のようにしました。

  *エンジンルームに引込んだ場所で1ループ

  *バッテリー手前側(センサーアタッチメント付近)で2ループ

 
 ■水温センサーをセンサーアタッチメント取付

水温センサーのネジ山部分に、シールテープを10回ぐらい巻きつけて、水温センサーの先の方にゴムパッキン(14mm x 10mm)を入れます。【シールテープ/ゴムパッキン】

・水温センサーのネジ山部分に、シールテープを10回ぐらい巻きつけて、水温センサーの先の方にゴムパッキン(14mm x 10mm)を入れます。

赤線のように縦に切ります。【リング玉加工】

・リング玉を元の形に戻します。

・本来の使い方と違いますが、リング玉をスペーサー代わりに使用します。

 リング玉を1ヵ所、左の写真の赤線のように縦に切ります。

 センサー部分とセンサーを締め付けるナットの間に切れ目を入れたリング玉を広げて入れます。

水温センサー部分をブッシングに締め付けます。【水温センサーをセンサーアタッチメントに取付】

・水温センサーをセンサーアタッチメントに取付をします。

 手締めしてからモンキーレンチ2つで本締めします。

 

 ※左の写真は、ナット付銅管アダプターで作成したセンサーアタッチメントです。

 冷却水の漏れがあったため、銅メスアダプターに変更しています。

 
 ■冷却水 抜き

  注意!

 エンジンを停止した状態で冷めている状態で作業してください。

 ※本来の冷却水の抜き方と違うやり方をしています。

【純正エアクリーナーダクト取外】

・純正のエアクリーナーボックスが付いている場合、作業の邪魔になるのでエアクリーナーボックスから出ているエアダクトを外します。

 関連:純正エアクリーナーボックス取外

 → こちら

純正のエアクリーナーボックスが付いている場合、作業の邪魔になるのでエアクリーナーボックスから出ているエアダクトを外します。純正のエアクリーナーボックスが付いている場合、作業の邪魔になるのでエアクリーナーボックスから出ているエアダクトを外します。純正のエアクリーナーボックスが付いている場合、作業の邪魔になるのでエアクリーナーボックスから出ているエアダクトを外します。


切断する場所が決まったら、綺麗に切断するためビニールテープ等で印をつけます。【インレットホース切断位置決め】

・インレットホースを切断する場所を決めます。

 センサーアタッチメントホース側の奥行を考えてください。

 センサーがエンジンなどセンサーワイヤーが熱源に触れない場所に取付けてください。

・切断する場所が決まったら、綺麗に切断するためビニールテープ等で印をつけます。

冷却水を漏らさないようにするため、ペットボトル(中)を加工してインレットホースの切断する部分にペットボトルを加工した物を取付します。黄色の部分は不要部分です。赤線をカットします。【冷却水抜き取り準備】

・冷却水を漏らさないようにするため、ペットボトル(中)を加工してインレットホースの切断する部分にペットボトルを加工した物を取付します。

 黄色の部分は不要部分です。

 赤線をカットします。

 穴の開いていないビニール袋でも代替可です。

冷却水がこぼれてもいいように、ミッションの周りなどに新聞紙やウエスを広げます。冷却水がこぼれてもいいように、ミッションの周りなどに新聞紙やウエスを広げます。・冷却水がこぼれてもいいように、ミッションの周りに新聞紙やウエスを広げます。

切断する所にカッターでやさしく刺して冷却水が出るようにします。やさしくインレットホースを揉みます。切れ目から緑色の冷却水が出てきます。【インレットホース切断】

・切断する所にカッターで、浅く刺して冷却水が出るようにします。

 やさしくインレットホースを揉みます。

 切れ目から緑色の冷却水が出てきます。

 切れ目を開ける場所をなるべく下側にすると、冷却水の漏れが少なくて済みます。


【ラジエーターキャップ取外】

・右に回して、下の写真3の所で上に持ち上げると、ラジエーターキャップが取外できます。

 関連:SUZUKI SPORT ハイプレッシャーラジエターキャップ取付

 → こちら

ラジエーターキャップの外し方


インレットホースから冷却水が抜けたら、インレットホースを完全に切断します。必ずまっすぐに切断してください。【冷却水抜き取り】

・ある程度冷却水がでたら、冷却水の液量確認と抜けを良くするため、ラジエーターキャップを外します。 

 関連:SUZUKI SPORT ハイプレッシャーラジエターキャップ取付

 → こちら


・インレットホースから冷却水が抜けたら、インレットホースを完全に切断します。

 必ずまっすぐに切断してください。

 インレットホースを完全に切断すると、少し冷却水が出てきます。

  注意! クーラント廃液処理について

 抜いた冷却水は発ガンのある有害物質なのでそのまま捨てられません。→ クーラントは第3石油類です

 処理方法は、整備工場ガソリンスタンドなどで処分してください。(有料 場所によっては無料)

 スズキディーラークーラント凝固剤(紙おむつの主成分と同じ)を購入します。

 冷却水を吸わせて各自治体のゴミ捨てのルールを守って捨ててください。

インレットホースに付けていたペットボトル(中)を取外し、インレットホースの周りについた冷却水をウエスで拭き取ります。・インレットホースに付けていたペットボトル(中)を取外し、インレットホースの周りについた冷却水をウエスで拭き取ります。

抜けた冷却水・この方法でやると、抜き取った冷却水はごく少量でした。

 

 ■自作センサーアタッチメント取付

自作センサーアタッチメントのセンサー取付部を出すために、インレットホースの片方に約1cmぐらい切込みを入れます。【センサーアタッチメント取付】

・自作センサーアタッチメントのセンサー取付部を出すために、インレットホースの片方に約1cmぐらい切込みを入れます。

 

 市販のセンサーアタッチメントを取付の場合

 下記の関連リンクをご覧ください。

 関連:RACETECH 60φ電子式水温計取付

 → こちら


インレットホースにホースバンドを1個づつ通して、自作センサーアタッチメントをインレットホースに取付します。切断面を合わせて、ホースバンドを締付けます。【ホースバンド固定】

・インレットホースにホースバンドを1個づつ通します。

インレットホースにホースバンドを1個づつ通して、自作センサーアタッチメントをインレットホースに取付します。切断面を合わせて、ホースバンドを締付けます。【自作センサーアタッチメント取付】

・自作センサーアタッチメントをインレットホースに取付をします。

 インレットホースの切断面を合わせます。

 ホースバンドをセンサーアタッチメントの抜け防止加工位置より内側に締付けます。

  注意! 銅管を使用しているので、締付け過ぎると銅管が潰れてしまうので注意してください。

ホースバンドを締めて固定したら、インレットホースの切断面(自作センサーアタッチメントとインレットホースの隙間)にコーキングをします。・ホースバンドを締めて固定したら、インレットホースの切断面(自作センサーアタッチメントとインレットホースの隙間)にコーキングをします。

 コーキング(シリコン)材は約200度まで耐えられるそうです。

 意外に熱に強いです。(当然ですが、直火不可です。)

 

【センサーワイヤー固定】

・エンジンルーム内で異音発生差せない為、センサーワイヤーをエンジンなどに接触しないよう少し余裕を持たせて、結束バンドで固定します。

 

 追記:2010.06.05. 車検

 自作センサーアタッチメントは、冷却水の漏れが無くしっかり取付されていたので、車検クリアしました。

 
 ■ラジエーター 冷却水エア抜き ※K6A新型[5型〜最終型]の方法

  注意!!

 ・エンジンを始動して作業するので、ヤケドやラジエーターファンに注意して下さい。

 ・冷却水のエア抜きをしっかりやらないと、エンジンに重大なダメージを与え、場合によってはエンジン載せ替えになってしまいます。

 ・少しでも冷却水がホースや接合部から漏れていると、ホースに圧力がかかった時大量に吹き出ます。

ペットボトル(大)を加工します。底の部分と蓋の上の部分をカットします。

【冷却水注入準備】

・冷却水を車に入れ安くするため、ペットボトル(大)を加工します。

 底の部分と蓋の上の部分をカットします。 → 赤線の所をカットします。

・蓋を閉めた状態でビニールテープを巻きつけます。(蓋は穴が開いています。)

・リザーバタンクのホースを外してホースに栓をしておきます。

 ホースを上げるか、ホースに栓をしないと、リザーバータンクが溢れます。

ラジエーター上部の口部分に加工したペットボトル(大)を差し込みます。

【冷却水注入】

・ラジエーター上部の口部分に加工したペットボトル(大)を差し込みます。

 しっかり固定されているか確認してください。

 固定されないと冷却水が漏れてきます。

冷却水を少し入れておきます。

・冷却水を少し入れます。

 

【冷却水漏れ確認】

・センサーアタッチメントと水温センサーあたりから冷却水が漏れていないか確認します。

  注意!

 少しでも冷却水がホースや接合部から漏れていると、ホースに圧力がかかった時に大量に吹き出ます。

エア抜きボルトの位置【エア抜き作業】

・エア抜き用ボルトを外すと、ネジ穴からからエアと冷却水が出てきます。

  K6Aエンジンの冷却水のエア抜きについて

 念のためSUZUKIのディーラーに確認しました。

 10型のK6Aエンジンのエア抜きネジは、このネジ1ヵ所だけです。

・エアが抜けて冷却水だけ出てくるようになったら、エア抜きネジを締めます。

 【締付トルク:4.5N・m [46kgf・cm]】

 必ず手締めしてから本締めしてください。

・エア抜きネジに付いているガスケット(パッキン)は、1回ごとに交換するようにとサービスマニュアルに書いてあります。

 今回はガスケット(パッキン)の状態がいいのでそのまま再利用します。

 交換する場合は、「ガスケット,6.4X11.5X0.8 [09168-06026]」を購入してください。

左手でスロットルレバーを操作すると、同時に冷却水が減るのですぐに足して下さい。

・エンジン始動します。

・ヒーターを最高の温度まで上げます。

 ↑空調用のファンは回さなくていいです。念のためヒーター配管のエア抜きをします。

・窓をすべて開けます。 → 夏場だけ

・ラジエーターのインレットホースが熱くなるまで暖機します。(2回ラジエーターファンが回るまで)

・ラジエーターファンが回ってから右手に冷却水の容器を持ち、左手でエンジンのスロットルレバー(左写真赤丸)を手前に引いてエンジンの回転を徐々に上げます。

・左手でスロットルレバーを操作すると、同時に冷却水が減るのですぐに足して下さい。

 これを繰り返して冷却水の減りがなくなるまで足していきます。

 エアが出なくなるまで続けます。

・エアが出なくなったら、リザーバタンクのホースをりざーばタンクに戻します。

・ペットボトルの冷却水をリザーバタンクのホースを使ってタンクに移します。

冷却水はリザーバタンクのFULLより少し多めに入れておきます。

・冷却水はリザーバタンクのFULLより少し多めに入れておきます。

・ペットボトルを外します。


【ラジエーターキャップ取付】

・ラジエーターキャップを締めます。

 写真3でキャップを押しながら時計回りで締めます。

 関連:SUZUKI SPORT ハイプレッシャーラジエターキャップ取付

 → こちら

ラジエーターキャップの取付方


ホースバンドを締めて固定したら、インレットホースの切断面(自作センサーアタッチメントとインレットホースの隙間)にコーキングをします。【冷却水漏れ再確認】

・センサーアタッチメントとセンサーのあたりから冷却水が漏れていないか再度確認します。


【純正エアクリーナーボックスダクト取付】

・純正エアクリーナーボックスを使用している場合は、ここでエアダクトを元に戻します。

 関連:純正エアクリーナーボックス取外

 → こちら

純正のエアクリーナーボックスが付いている場合、作業の邪魔になるのでエアクリーナーボックスから出ているエアダクトを外します。純正のエアクリーナーボックスが付いている場合、作業の邪魔になるのでエアクリーナーボックスから出ているエアダクトを外します。純正のエアクリーナーボックスが付いている場合、作業の邪魔になるのでエアクリーナーボックスから出ているエアダクトを外します。


【作業終了】

 取付はこれで終了です。

 

 ■動作確認

機械式水温計(左) 機械式油温計(右)【メーターの動作確認】

・ラジエーター液エア抜きしている時に、水温計が正常動作している事を確認してください。

 

【走行】

・少し走行した後、冷却水のリザーバタンクの量とセンサーアタッチメント、センサーの周りから液漏れがないか確認します。

 

【後日のメンテナンス】 ※動作確認中は、常にラジエーター液を車に積んでおいてください。

・後日、もう一度リザーバタンク内の冷却水の量とセンサーアタッチメントの周りから漏れがないか確認します。

 ここで異常なければ完了です。

 定期的に確認することをお勧めします。

 

 ■AMPSメーターをAピラーに移設 ※私だけです。

【必要な部材】

・1ホール52φ汎用Aピラー

 メーターホルダー x 1個

 1ホール52φ汎用Aピラーメーターホルダー

・AMPS用配線 x 2本

 ↑出来るだけ太い線を使用します。

・2芯配線(照明用)

 ↑長さは現車合わせ

・ギボシ端子セット x 4セット

・電源分岐用端子 x 2個

・ネジ(4M x 15) x 2本

↑汎用Aピラーメーターホルダー固定に使用。

・コーキング(シリコン系)黒

↑色は何でもいいです。

・ダイソー 吸収テープ(黒)

・ビニールテープ


【必要な工具】

・+ドライバー(#2)

・電動ドライバー

・鉄鋼用ドリル刃[3.5mm]

・ハサミ

・カッター(大)

・アクリルカッター

・ステンレス定規

・マスキングテープ

・コーキングガン

・圧着ペンチ

・ヤスリ

AMPSメーターを外したついでに、照明を電球からLEDに変更しました。電球の時より見やすく明るくなりました。

【施工】

・取付方法は左のリンクをご覧ください。

 関連:続 汎用Aピラーメーターホルダー

 → こちら

 関連:omori 52φ電流(AMPS)計[EA-150-BZ]取付

 → こちら

・AMPSメーターを外したついでに、照明を電球からLEDに変更しました。

 電球の時より見やすく明るくなりました。

 関連:追加メーターの照明をLED化

 → こちら

 
 ★施工後

2008.06.28.の追加メーターの配置・この水温計で追加メーターが6個付きました。(2008.06.28)

 Aピラーに3個(油圧/ブースト/AMPS)センターガーニッシュに3個(電圧/水温/油温)これで電源、オイル、水温関係の管理ができるようになりました。

・センサーアタッチメントは、現在主流の1/8サイズの物は沢山ありました。

 28φ-1/8のアタッチメントが新古品で¥500(有名メーカーの物)で販売している所を見つけました。

 16mmの物が探しても見つからなかったので自作する事にしました。

 無かったら自分で作るべし!! これが結構大変だが.....完成した時の喜びが...

 センサーアタッチメントの部材は、いくつか大きいホームセンターで配管売場をブラブラして見つけてきました。

 ちょうど水温センサーのネジ部分が16mmで、配管の1/2(15.88mm)がサイズでネジのピッチがあったので良かったです。

 このセンサーアタッチメントを銅の部材で作成した他に、TS配管や熱に強いHT配管を加工して作成しましたが、配管の厚さがあったので使用するのはやめました。

 いずれ他の部品取付に使用するかもしれないので大事に保管しておきます。

civicの時もこのエア抜き作業をした事があるので、やり方は知っていました。

 ただK6Aエンジンのエア抜きボルトについてインターネットで検索しても、あまりよくわからなかったので、ディーラーからK6Aエンジンのエア抜きの資料をもらいました。

 

RACETECH 60φ電子式水温計 [60RTWTSWL270-SM]追記:2010.08.28. RACETECH 60φ電子式水温計 [60RTWTSWL270-SM]取付

 今年(2010年)に入ってから、Omoriの水温計の表示が実際より低い温度で表示していました。

 ↑純正の水温計は正常動作しています。

 徐々に表示する温度が下がって、表示最低の30℃を常に示すようになりました。

 念のため、インレットホース、センサーアタッチメント、水温センサーの周り、センサーワイヤー、ラジエーター内の冷却水の量など確認しましたが、冷却水の漏れはありませんでした。

 Omoriの水温計が壊れている事がはっきりしたので、水温計を新しくする事にしました。 → どこが壊れているか不明。

 関連:RACETECH 60φ電子式水温計取付

 → こちら

 

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