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AutoGauge AIR/FUEL RATIO GAUGE

(空燃比[A/F]計)

2009.01.18.施工/公開日

車検クリア(条件付)できます。

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 Keiworksに「AutoGauge AIR/FUEL RATIO GAUGE(空燃比[A/F]計)」取付です。

 空燃比(A/F)計は、排ガス中の酸素濃度を測ることによって空燃比を計測します。

 燃料の濃さを調整する時に見て、エンジンブローを防ぐために取付しました。


 ★今回取付する商品の紹介

・AutoGauge AIR/FUEL RATIO GAUGE [AFRLED]

AutoGauge AIR/FUEL RATIO GAUGE [AFRLED]【仕様】

・品番

・サイズ

・電圧

・O2センサー信号

・表示

・生産国

AFRLED

2インチ = 5.08cm (52φ)

DC12V

純正ECUの信号線から分岐

LEDバー表示

タイ

GIFアニメのような動きをしています。・左のGIFアニメのような動きをしています。

 ECUが空燃比のいい状態に合わせようとしています。

 

【メーターの表示の見方】

・RICH   → 空燃比が濃い(ガソリンが濃い)

・PRIMARY → 空燃比が理論空燃比付近(14.7付近)

・LEAN    → 空燃比が薄い(ガソリンが薄い)

 
 ★空燃比計について
 ■空燃比について

 空燃比とは「空気」と「燃料(ガソリン)」の混合比率の事です。

 ガソリンを完全に燃やすためには、ガソリン1gに対して約14gの空気が必要だと言われています。

 

 ■空燃比(A/F)計の種類

 大きく分けて2種類あります。

  *プロ用 → 高精度なセッティングに使用される排気温度に左右されず、全領域で精度が信用できるタイプ

  *簡易用 → 理論空燃比付近のみの検出を目的とした、排気温度に精度が左右されるセンサーを使用したタイプ

 今回取付をするメーターは、理論空燃比付近のみの検出を目的とした、排気温度に精度が左右されるセンサーを使用したタイプです。

 

 ■Keiworksのインジェクションシステム方式は?

 Dジェトロ(Dジェトロニック)とは

 Dジェトロ(Dジェトロニック)の"D" は、圧力センサーをドイツ語で "Drucksensor"と言うそうで、頭文字を取ったそうです。

 インテークマニホールド内の吸入空気圧を圧力センサーで計測した信号を基本に、吸気温センサーで吸入空気温度と、スロットルセンサーからのスロットルバルブ開度信号を補足データとして、吸入された空気量を予測して燃料噴射量を決めています。

 スズキのK6Aエンジンは、Dジェトロ(Dジェトロニック)方式です。

 他の車にはLジェトロ式、カルマン渦式、ホットワイヤー式などに分類されます。

 下の表を見れば聞いた事がある方もいると思います。

自動車メーカー

自動車メーカーのDジェトロの呼び方

呼び方

呼び方正式名称

 スズキ自動車

 EPI

 Electronic Petrol Injection

 トヨタ自動車

 EFI

 Electronic Fuel Injection

 ダイハツ工業

 ヤマハ発動機

 日産自動車

 EGI

 Electronic Gasoline Injection

 マツダ

 富士重工業

 三菱自動車工業

 ECI-MULTI

 Electronic Controlled Injection-Multi

 本田技研工業

 PGM-FI

 ProGraMmed Fuel Injection

 いすゞ自動車

 ECGI

 Electronically Controlled Gasoline Injection


 ★必要な部品/材料 ★必要な工具

・ギボシ端子(オス/メス) x4セット

 ↑(空燃比[A/F]計電源用で使用)

・ギボシ端子(オス/メス) x4セット

 ↑(BLITZ パワーメーター i-D電源移設用で使用)

・エレクトロタップ

・配線(2芯) → 長さは現車あわせ(空燃比[A/F]計電源用で使用)

・配線(2芯) → 長さは現車あわせ(BLITZ パワーメーター i-D電源移設用で使用)

・配線(1芯) → 長さは現車あわせ(信号用で使用)

・結束バンド(小)

・ビニールチューブ → 使わなくてもいいです。

・ビニールテープ

・強力両面テープ → BLITZ パワーメーター i-D移設時使用

・コーキング(シリコン) → 色はクリアか黒

 

・+ドライバー(#2) → カーオーディオを取外す場合のみ使用

・ニッパー

・圧着ペンチ

・針金ハンガー → 配線引込時使用

・コーキングガン

 ★施工

  施工時の注意点

    エンジンルームの作業は、必ずエンジンを停止した状態で、冷えている時におこなってください。

    カーオーディオなど常時電源を使用しているパーツで、バッテリーを外すと設定が消えてしまう事がありますので注意してください。

    後で再設定してください。

 ■空燃比計の取付場所

空燃比(A/F)計の設置場所は左の写真の赤四角にBLITZ パワーメーターi-Dの場所に取付をします。【空燃比計の取付場所】

・私の場合は、空燃比(A/F)計の設置場所を左の写真の赤四角にBLITZ パワーメーターi-Dの場所に取付をします。

 
 ■BLITZ パワーメーターi-D 移設 ※私の車だけです。

【BLITZ パワーメーターi-D取外】 ※私の車だけです。

・BLITZ パワーメーターi-Dを取外します。

 関連ページも見てください。

 関連:ALPINE 5.6インチ インダッシュTV取付 / カーステレオ本体移設

 → こちら

 関連:omori 52φ機械式水温計取付 / 自作センサーアタッチメント作成

 → こちら

 関連:omori 52φ機械式油温計取付

 → こちら

 関連:BLITZ パワーメーター i-D 取付

 → こちら

 関連:BLITZ R-FIT (多機能フューエルコントローラー)

 → こちら

 関連:センターガーニッシュ塗装

 → こちら

BLITZ パワーメーター i-D をルームミラー右側に移設します。【BLITZ パワーメーターi-D移設】 ※私の車だけです。

・私の車のルームミラーは大きい物に変更しているので、BLITZ パワーメーター i-D をルームミラー右側に移設します。

・BLITZ パワーメーターi-D本体裏に、強力両面テープを貼り、ルームミラー右側に取付をします。

・助手席側のAピラーを外します。

・BLITZ パワーメーター i-D の配線をルームミラーの裏側を通して、フロントガラスの上の内装に通して、助手席側のAピラーまで配線を持ってきます。

・BLITZ パワーメーター i-D の電源を延長します。

・BLITZ パワーメーター i-D のカプラーをつなげて、配線をAピラーとダッシュボードの間に配線が通る穴があるので、その穴から足元に配線を置きます。

これでBLITZ パワーメーター i-D の移設完了です。これでBLITZ パワーメーター i-D の移設完了です。・BLITZ パワーメーター i-D に電源をつなげます。

・BLITZ パワーメーター i-D に速度信号線をつなげます。

・助手席側のAピラーを元に戻します。

・これでBLITZ パワーメーター i-D の移設完了です。

 非常に見やすく操作がしやすくなりました。

 
 ■ECUのO2センサー信号線車内引込

赤丸の所に通して、助手席の足元に配線を引込みます。【バッテリー端子取外】

・バッテリーの−端子を取外します。

 

【信号線車内引込】

・信号線(1芯)を左の写真の赤丸の所に通して、助手席の足元に配線を引込みます。

・信号線をちょうどいい長さ車内に引込んだら、コーキングを信号線の周りに塗ります。

・車内側に引き込んだ信号線の先に、ギボシ端子(メス)を取付をします。

 

【静電気放電】

・体に溜まっている静電気を金属に触り放電します。

 

ECUのカプラー側のカバーを外します。【ECUカプラーカバー取外】

・ECUのカプラー側のカバーを外します。

 赤い線より左側がカバーです。

ECUのカプラー側のカバーが外れました。・ECUのカプラー側のカバーが外れました。

 

【O2センサー配線】

下の図は10型ターボMT-FF車のHITACHI製ECUの配線の位置です。

 AT、4WD、型違いの方は、ディーラーか整備工場に必ず確認してください。

 関連:ABA-HN22S(10型 MT)のECU配線

 → こちら

 下の図はECUのO2センサー信号線の位置です。

10型SターボMT車のHITACHI製ECUの図です。ディーラーか整備工場に必ず確認してください。

黄緑の丸はO2センサー信号線です。

・左の写真(黄緑の丸)はO2センサー信号線です。

・O2信号線をエレクトロタップで分岐します。

【ECUカプラーカバー取付】

・ECUカプラーカバーを取付します。

 配線の接合部がカバーの外に出ないようにしてください。

   
 ■AutoGauge AIR/FUEL RATIO GAUGE(空燃比[A/F]計)取付

空燃比(A/F)計本体の各配線に、ギボシ端子(オス)を取付します。

【ギボシ端子取付】

・空燃比(A/F)計本体の各配線に、ギボシ端子(オス)を取付をします。

 ●メーター配線色

 +12V(IGまたはACC)

 アース

 O2センサー(ECUへ接続)

 

【センターガーニッシュ取外】

・センターガーニッシュを外します。

 数箇所爪で留まっていますが、手で手前に引くようにして取ると簡単に外れます。

 

【結線】

・ここでオーディオカプラーからACC配線とアース線をそれぞれエレクトロタップで分岐します。

・分岐したACC配線とアース線の先にギボシ端子(メス)を取付をします。

・空燃比(A/F)計の赤線を分岐したACC配線につなげます。

・空燃比(A/F)計の黒線を分岐したアース線につなげます。

・空燃比(A/F)計のO²センサー信号線を助手席の足元に引込み、エンジンルームから引いてきた配線つなげます。

 

取付完了です。

 

【本体取付】

・空燃比(A/F)計本体を取付をします。

 

【センターガーニッシュ取付】

・センターガーニッシュを元に戻します。

 

【バッテリー端子接続】

・各配線を確認してからバッテリーの−端子をつなげます。

 

・これで取付完了です。

 

 ■動作確認

エンジン始動させます → エンジン始動直後は左の写真の表示をしています。走行中・エンジン始動させます。

 エンジン始動直後は左の写真の表示をしています。

 走行し始めると、右の写真のように表示されます。

 エンジンブレーキをかけると、表示が全て消えます。

 アクセルを踏んで一定速度で走ると、緑のLEDの所を中心に光っていました。

 

【メーターの表示の見方】

・RICH   → 空燃比が濃い (ガソリンが濃い)

・PRIMARY → 空燃比が理論空燃比付近 (14.7付近)

・LEAN   → 空燃比が薄い (ガソリンが薄い)

 
 ★施工後

夜間はこんな感じに表示しています。ちょっと目がチカチカします。・夜間はこんな感じに表示しています。

 ちょっと目がチカチカします。

 

追記:2013.02.02.  AutoGauge 52φAIR/FUEL RATIO GAUGE(空燃比[A/F]計)取付

AutoGauge 52φAIR/FUEL RATIO GAUGE(空燃比[A/F]計) [52AAFRSWL270-SM]AutoGauge 52φAIR/FUEL RATIO GAUGE(空燃比[A/F]計) [52AAFRSWL270-SM]

・今まで取付していた空燃比計が壊れたため、新しい空燃比計を取付ました。

 今度はアナログ表示です。

 ただ、モーター音が五月蝿いです。

 最近のAutoGaugeはモデルチェンジして販売しています。

 日本製のモーターを使用しています。

 関連:AutoGauge 52φAIR/FUEL RATIO GAUGE(空燃比[A/F]計)2

 → こちら

 

 

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