KeiworksのステアリングハンドルをそめQでカラー変更します。
車検があるので、ステアリングハンドルを外したついでに作業しました。
十数年使用しているステアリングハンドルを、内装に合わせて色をブルーからレッドに変更しました。
合わせてステアリングハンドルの修理可能な所を修繕します。
いい加減新しい物に替えたいのですが、手に馴染むハンドルが無いので使用しています。 |
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★今回使用する商品の紹介 |
・そめQ エアゾール / ミニそめQ
前から気になっていた商品でした。
普通のスプレーに比べて割高です。
70ml → 約\800
264ml → 約\2,000
【特徴】
・粒子の細かさ(ナノレベル)で普通のスプレーより剥がれにくい。
・F☆☆☆☆認証
日本塗料協会から最高の等級認証された商品です。一番放射量が少ないので、制限無く使用できるという意味です。
・RoHS認証
鉛、ポリ臭化ビフェニール、クロム、ポリ臭化ジフェニルエーテル、水銀、カドミウムの人体に悪い6種類の物質の使用していない商品です。
【詳細】
・販売会社
・成分
・用途
・色
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株式会社そめQテクノロジィー
合成樹脂(アクリル)、顔料、有機溶剤
本革、ビニールレザー、合成皮革、プラスチック、木材 など
全40色(70ml) / 全31色(264ml)
今回はブリリアントレッド(70ml x 3本)、ホワイト(70ml x 1本)、クリア(70ml x 1本)を使いました。
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・内容量 |
70ml(平均面積 0.8m2〜1m2) / 264ml(平均面積 0.2m2〜0.3m2)
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そめQ エアゾール / ミニそめQ の使用上の注意 |
・天気が良く風の無い時に作業してください。
・気温5℃以上、湿度70%以下で、十分に換気できる場所で使用してください。
・スプレー吹付作業中は火気の無い所で作業してください。
・ポリエチレン(PE)やシリコンの上には塗装をする事はできません。
・油分とシリコンは塗料をはじいてしまうので、必ず脱脂してください。
・ミニそめQ使用時は、内容量が少ないので手際よく作業してください。(塗る面積を考えて購入してください。)
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★必要な部品/材料 |
★必要な工具 |
・マスキングテープ
・古新聞
・コーキング(シリコン) ※色はハンドルに合わせて購入。今回ブラック
・ティッシュペーパー
・シンナー(塗料用薄め液)
・艶出し剤
・タオル(ウエス)
・ゴム手袋 →塗装時に手の汚れ防止と、油分が付かないようにするためです。
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・コーキングガン
・作業台 → 塗料を吹きかける時の台(汚れてもいい台)
・十字レンチ → ステアリング取外/取付時のみ
・六角レンチ → ステアリング取外/取付時のみ |
★施工 |
■施工前 |
・ここから紹介する作業は、ステアリングハンドルとステアリングボス又はSRSエアバッグステアリングハンドルを外した状態から説明します。
*純正ステアリングハンドル
関連:SRSエアバッグステアリング取外方法とステアリングボス取付
→ こちら |
*社外品ステアリングハンドルと特殊なホーンボタン
関連:社外品ステアリングとホーンボタン交換
→ こちら |
*社外品ステアリングハンドルとホーンボタン
関連:momo COMMAND2
→ こちら ※Keiworksのページです。 |
関連:momo COMMAND2
→ こちら ※SWIFTsport[ZC33S]のページです。 |
・私の場合は、「ブルー/ブラック」の色を、「レッド/ブラック」にします。
ステアリングハンドルとステアリングボスを組んだ状態で作業します。
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・下の写真は施工前の傷んだ部分です。
使用年数が長いので傷は数ヶ所あります。


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■マスキング〜下地処理(下塗り) |
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【マスキング】
・塗装しない部分の境界線に、マスキングテープを細かく丁寧に貼り付けます。
・本来なら、上の写真のように痛んだ部分を補修しますが、使い込んだ感じを出すので、そのまま作業します。
・塗装する部分を脱脂します。→ 使用年数が長いので念入りにやりました。
・塗装する部分以外は、古新聞紙でマスクします。
マスクは隙間なくしてください。継ぎ目は特に注意してください。
【下塗り】
・塗装する色がブリリアントレッド(赤系)で正反対の色になります。
左の写真のようにミニそめQのホワイト(又はベースコート)を捨て塗り(下地処理)します。
上手に塗るコツは説明書にも書いてありますが、15cm離して一方方向で徐々に色が付くように塗装します。
・乾いてから二度塗りします。
私の場合は、二度塗りで丁度1本無くなりました。(ミニそめQ 70mlはすぐ無くなります。)
・二度塗りしたらしばらく乾かします。
この作業をやった日は、天気も良く風も無く、気温20℃以上あったので30分もあれば十分乾きます。 |
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■塗装 |
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【塗装】
・私の場合は、ミニそめQのブリリアントレッドを塗ります。
・乾いてから重ね塗りします。→ 私は三度塗りしました。
・重ね塗りが終わったら、乾くまで放置します。
【クリア塗装】
・艶出しと塗装面保護の為、ミニそめQのクリアを噴きます。
・ミニそめQのクリアを二度塗りします。
【養生撤去】
・クリアを噴き終わったらすぐ、保護していた養生をすべて剥がします。
・養生をすべて取ると今まで見慣れたステアリングハンドルではなく、まったく別物でイメージが変わりました。
養生を剥がした時点で塗装がはみ出ているようであれば、シンナー(薄め液)でふき取ります。
・完全に乾いてから、一度ウエスで軽く塗装した部分を磨きます。
左の写真はウエスで軽く磨いた写真です。
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・下の各写真は傷んだ部分の施工前と施工後です。
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■隙間修正 |
【マスキング】
・握る部分(合皮接合部)に隙間が購入時より開いているので補修します。
・塗料が乾いている事を確認してから周りにマスキングテープを貼ります。
【コーキング】
・コーキング(シリコン)で隙間に充てんします。
・指の腹で隙間にコーキング(シリコン)を押し込むような感じにしながら、不要なコーキング(シリコン)をふき取ります。
・マスキングテープを剥がしてコーキング(シリコン)を乾燥させます。← 天気が良く気温が高ければ、半日で乾きます。
・コーキングが乾いたら、艶出しで磨きをかけます。
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施工前 |
施工後 |
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【完成】
・完成です。
後は車に取付です。
関連:社外品ステアリングとホーンボタン交換
→ こちら |
関連:momo COMMAND2
→ こちら ※Keiworksのページです。 |
関連:momo COMMAND2
→ こちら ※SWIFTsport[ZC33S]のページです。 |



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左の写真は施工前のステアリングハンドルと取付時の写真です。
施工前はステアリングハンドルが内装に揃わずに浮いた感じになっていました。
内装に合わせてハンドルの色を赤にする事で違和感がなくなりました。
フロントドアスピーカーをインストールした時のスピーカーの色がパープル/ブラックでした。
スピーカーカバーを作成した時、周りを内装に使われている赤にすると、こちらも違和感がなくなりました。

関連:フロントドアにスピーカーをインストール
→ こちら
関連:ドアスピーカーカバー作成
→ こちら
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★施工後 |
・今回の作業は車検で外したついでに施工しました。
・スプレー1本当たりの単価が普通のスプレー缶に比べてすごく高いですが、同じ物を買う事を考えたら安いですね。
簡単に手軽にイメージチェンジできます。
純正ハンドルでもオプションを付けているような感じに見えると思います。
・塗装の載りも宣伝文句通りで綺麗に塗装できます。
・ステアリングハンドルの痛んだ感じは、使い込んだ感じが出ていていい感じです。
・塗装した部分を触った感じですが、今までのステアリングハンドルの合皮の感覚とあまり変わりません。

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【ステアリングハンドル】注意!この今回取付するステアリングハンドルは、車検クリアできません。
・VICTORIA G-03 CORSA SPORT D型異形ステアリング
ブルー/ブラック レッド/ブラック イエロー/ブラック の3種類で販売していた物です。
元々ある商品と同じ仕様(若干色が違う)にします。 → 内装に合わせて
写真は納車翌日の運転席です。
左下の写真(2010.06.03)と比べると別物の車になっています。
【ホーンボタン】※こちらは車検クリアできます。
・LONZA FORMULA HORN BUTTON (momoステアリングタイプ用)
関連:社外品ステアリングとホーンボタン交換
→ こちら |
ステアリングハンドルが違いますが、こちらは車検クリアできるステアリングハンドルとホーンボタンです。 |
*社外品ステアリングハンドルとホーンボタン
関連:momo COMMAND2
→ こちら ※Keiworksのページです。 |
関連:momo COMMAND2
→ こちら ※SWIFTsport[ZC33S]のページです。 |
関連:追加ホーンボタン
→ こちら |
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