改造と改良 → SWIFTsport → エンジン関係

 アクセルペダル位置調整

2020.12.02.施工/公開日

車検クリアできます。

メインページへ戻る 改造と改良 管理人へメール アンケート

注意!

・このページをご覧になっている事は、注意事項(同意書)に同意した事とします。

・直接リンクをお断りしています。

web拍手 by FC2 このページが良かったら「拍手ボタン」をクリックお願いします。


 SWIFTsport[ZC33S]のアクセルペダル位置調整をしました。


 ★アクセルペダルの位置を調整するきっかけ

 アクセルペダルの位置を調整しようと思った理由は


 *アクセルペダルとブレーキペダルの高さが合わない為、足がアクセルペダルからブレーキペダルを踏む時に引っかかる時がある事。

 *社外品のシフトペダルを取付していて、アクセルペダルを踏み込んだ時に足元に敷いてあるマットに当たる事。

  (アクセルペダルが踏み切れていない状態)


 です。


 改善できるパーツは無いかとモンスタースポーツのホームページを見ている時に、アルトワークス/アルト[HA36S]用の「スポーツドライビングアクセルペダルマウント[844500-7350M]」と言うパーツを見つけました。

※写真はmonstarSPORTホームページより

  外部リンク:monstarSPORTホームページ「スポーツドライビングアクセルペダルマウント[844500-7350M]」

  → こちら

 これもアクセルレータペダルASSY(アクセルセンサー)を上に移動させるパーツで、ブレーキペダルを踏み込んだ際の、アクセルペダルとブレーキペダルの相対位置関係を最適化することで、フルブレーキング時などのヒールやトゥ操作性が向上するまさに探していた改善できるパーツです。

 材質はスチール製です。

 販売価格は\3,960(税込10%)です。※価格と消費税率は2023.10.29.の物です。

 残念ながらモンスタースポーツではSWIFTsport[ZC33S]用で販売されていなかったため、アクセルレータペダルASSY(アクセルセンサー)を見ていて、平ワッシャーでできるのではと考えて調整する事にしました。

 平ワッシャーはホームセンターでバラ売りで1枚\8(税込10%)を10枚購入で\80(税込10%)、アクセルレータペダルASSY(アクセルセンサー)の裏側の開いた部分の隙間を埋めるスペーサーも家にあった物を使用したので、\80(税込10%)で改善できました。


 アクセルレータペダルASSY(アクセルセンサー)は、性能重視部品です。

 施工後、ディーラーで整備すると保証が受けられなくなる場合があるので注意してください。


追記:2020.12.07. ZC33S用アクセルペダルスペーサー

 ヤオフクで個人の方が作成したZC33S用のアクセルペダルスペーサーを出品されています。

 ABS樹脂をカットして8mm(固定)の高さにした商品や、ポリカーボネートで作成して3枚を丁度良い高さに重ねて調整できる商品が販売されています。

 どちらもアクセルレータペダルASSY(アクセルセンサー)の形に合わせて作成されています。

 販売価格は\1,800〜です。

 説明文を見るとABS樹脂で作成した商品は「数量限定」「再販予定なし」と書いています。

 個人で作成した商品を販売されているので、購入と取付/使用は購入する側の自己責任です。

 私は個人の方が作成した商品の購入は、購入(購入後)時のトラブルがあるかもしれないので購入はしません。

 私のホームページでも今回取り上げましたが、あえてリンクは貼りません。

 興味がある方、購入したいと思う方は、ヤフオクで検索してみてください。


 ↓

追記:2023.10.29.

 市販の物が出回ってきました。


 ★必要な部品/材料  ★必要な工具

・平ワッシャー[中心の穴10mm] → サイズに合わせた枚数 X 2で購入。

・両面テープ

・セロハンテープ → スペーサー(補強)の材料によっては不要。

・スペーサー(補強)

 アクセルレータペダルASSY(アクセルセンサー)の後側の空間を埋めるのに使用します。

 スペーサー(補強)にする材料は、木材、プラバン、など加工しやすく強度のある物にします。

 私の場合は、今まで部品購入で使用していたAmazonのギフトカードを使用します。


・+ドライバー(#2)

・ラチェットハンドル

・エクステンションバー[100mm] ※長ければ作業効率が上がります。

・ソケット[12mm]

・ノギス

・ステンレス定規

・スペーサーのサイズを調整できる工具 → 私の場合は「ハサミ」

・作業灯 → 明るい所であれば不要。

・作業用マット


 ★施工

  施工時の注意点

 ・整備資格を持たずに施工する場合や、このページを見て施工/使用した場合は、自己責任でお願いします。

 ・部品名はサービスマニュアルに書いてある名称です。

 ・必ず部品を触る前や施工前に、体の静電気を車体以外の金属に触れて放電してください。

 ・作業は必ず平らな所で作業してください。

 ・位置変更後、慣れるまで急が付く運転をしないようにしてください。

 ・位置変更後、違和感がある場合は使用を中止してください。

 ■作業準備

【作業スペース】

・広く平らな所に車を停めます。

【パーキング(サイド)ブレーキ】

・パーキング(サイド)ブレーキをしっかりと引いてください。

 関連:CUSCO スピンターンノブ シルバー[220-014-AA]

 → こちら

【エンジン停止確認】

・事故防止のため、エンジンは必ず停止してください。


【静電気放電】

・体内にある静電気を、金属に触れて放電してください。



 ■ステアリングコラムホールカバー取外

【ステアリングコラムホールカバー取外】

・ステアリングコラムホールカバーは、ステアリングハンドル下にある内装部品です。

 作業しやすいようにステアリングコラムホールカバーを取外します。

 ステアリングコラムホールカバーは、黄色く囲っている部分です。


 ※エクステンションバーの代わりにスピンナハンドル[400mm]を使う場合は、ステアリングコラムホールカバーの脱着作業は不要です。

・ステアリングコラムホールカバー左下の+ネジを外します。

・ステアリングコラムホールカバー右下の+ネジを外します。

・ステアリングコラムホールカバーの裏側です。

 赤〇はツメがある部分、青〇黄色〇は差し込む部分です。

 ステアリングコラムの脇から手前に引っ張ると取外せます。

   
 ■アクセルレータペダルASSY(アクセルセンサー)取外

【施工前】

・施工前の状態です。

・私の車のシフトペダルには、社外品のペダルを取付しています。


 関連:momo ペダル NERO [PD-11]風シフトペダル

 → こちら 

 関連:RAZO シフトペダル [RM-34] 取付

 → こちら ※Keiworksのページです。

 関連:Beatrush ドライバーフットレスト シルバー[S48046DRS]

 → こちら

 関連:RÄZO SUPER GRIP PEDAL SET MT

 → こちら

・写真ではわかりにくいですが、クラッチペダル、ブレーキペダル、アクセルペダルの順でフロアーの方に下がっています。

・アクセルペダルを一番踏み込んだ状態で、フロアーマット(ゴム製)に当たって擦れた跡があります。

【アクセルレータペダルASSY取外】

・アクセルレータペダルASSYの上にコネクターが刺さっていますが、このコネクターは今回取外しをしません。

 アクセルレータペダルASSY脱着作業時は、強い衝撃を与えないよう注意してください。

・アクセルレータペダルASSYは、2つのナット(写真赤〇)で固定されています。

 ラチェットハンドルにエクステンションバー、ソケット[12mm]を取付して、ナットを取外します。

 スピンナハンドル[400mm]を使用する方も同じように作業します。

・アクセルレータペダルASSYをゆっくり手前に動かすと取外せます。

 アクセルレータペダルASSYは、ハーネスが付いたままなので、ボンネットオープナーの黒いワイヤーに引っかけておきます。

 ここまでの作業で写真の状態になります。

   
 ■アクセルレータペダルASSY(アクセルセンサー)位置調整

【位置調整】

・アクセルレータペダルASSYを固定しているボルトに平ワッシャーを通して、アクセルレータペダルASSYを好みの高さに合わせます。

 この車体側から出ているボルトは、ナットとアクセルレータペダルASSYの厚み分があるので、底上げは10mmまでです。


・私の場合は10mm底上げします。

 平ワッシャーによって厚みが違うので、同じ厚みの物を使用してください。

 私が購入した平ワッシャーの厚さが2mmで5枚重ねる事になります。

 2ヵ所のボルトに入れる事になるので、平ワッシャーが10枚必要になります。

【スペーサー(補強)作成】

・平ワッシャーの高さに合わせて、アクセルレータペダルASSY裏側にスペーサーを作成します。

 アクセルレータペダルASSYはプラスチック製です。

 アクセルレータペダルASSY下が空洞になっているため、アクセル操作によっては負荷がかかって、ボルト部分のプラスチックが割れてしまうのを防ぐためです。

 スペーサーにする材料は、木材、プラバンなど加工しやすく強度のある物にします。

 私がスペーサーとして使うのは、家にあった使用済みのamzonギフトカードを使います。

 厚みが約0.5mmで微調整できるので使用しました。

 カードを半分にカットすると、アクセルレータペダルASSYの幅と同じです。

 半分に切ったカードを重ねて平ワッシャーと同じ高さに合わせてセロハンテープで束ねます。


 平ワッシャーの厚みが10mmの場合、カードの厚みは20枚分になります。


【スペーサー(補強)取付】

・スペーサーの片面に両面テープを貼って、アクセルレータペダルASSYの裏側に貼付します。


【アクセルレータペダルASSY取付】

・アクセルレータペダルASSYを固定する穴2ヵ所をボルトに通します。

・アクセルレータペダルASSYを固定するナットをボルトに手回しでねじ込みます。

・ナットを締付します。

 プラスチック製なので、必要以上に締付すると割れるので注意してください。


  締付トルクは 13 N・m です。※数値はサービスマニュアルより。


・アクセルレータペダルASSY裏側に取付したスペーサーが、指で動かしても動かずしっかり固定されている事を確認します。

 動くようであれば、動かなくなるようにスペーサーの厚みを調整します。


【完成】

・アクセルレータペダルASSYの位置調整できました。


【比較】

・写真は施工前(左下)と施工後(右下)です。

 写真ではアクセルペダルの高さが変わっているのがわかりにくいですが、アクセルレータペダルASSYを締付したナットの位置を見ると手前に移設していることが確認できます。

        施工前                  施工後



 ■ステアリングコラムホールカバー取付

【ステアリングコラムホールカバー取付】

・ステアリングコラムホールカバーを、ツメの位置を合わせて取付します。

・ステアリングコラムホールカバー左下の+ネジを締めます。

・ステアリングコラムホールカバー右下の+ネジを締めます。


 ※エクステンションバーの代わりにスピンナハンドル[400mm]を使った場合は、ステアリングコラムホールカバーの取付作業は不要です。



 ■動作確認

【動作確認】

・シートに座って、アクセルペダルを踏んだ感触を確認します。

 アクセルペダルが手前側に10mm移動して、ブレーキペダルの高さとほぼ同じくらいになりました。

 アクセルペダルを踏み込んでもフロアーマットに当たらなくなっています。

・エンジン始動して、実際に走行してみます。

 アクセルペダルの位置が変わっているため、慣れるまでは急が付く運転はしないでください。

・確認できたら、エンジン停止します。

・位置が合わない場合は、自分の好みの位置に合わせるまで繰り返し微調整してください。

 違和感を感じるようであれば、使用中止してください。


【メンテナンス】

・位置調整後、1週間後くらいにナットの締め付け具合を確認します。

 ナットが緩んでいる場合は、規定トルク(13N・m)で締付してください。

・定期的にナットの締め付け具合を確認してください。



 ■紹介動画


・左の動画はYouTubeで公開しています。

 このページをまとめています。

 写真や文字で説明できない部分を動画にして紹介しています。


 YouTubeチャンネル SWIFTsport改造と改良自己満足のホームページ

 この動画は、

 無断転用(動画サイト、ホームページ、ブログ、SNSなど [※許可済みのページを除く])

 および 複製/編集を禁止しています。

 音量を下げて、再生時に音量を調整してください。

 音声は「VOICEVOX」の読み上げソフトを使用しています。

 多少、イントネーションとアクセントが違う部分があります。

 ※利用規約に書いているので表示します。

  VOICEVOX 使用キャラクター:春日部つむぎ

  → こちら


 ★施工後

・アクセルペダルの位置調整してから1ヵ月経ちましたが、不具合などはありません。

 アクセルペダルの可動範囲が少し広がって、高速道路のSAから本線に合流する時が楽になりました。

 前から気になっていた部分の改善ができてよかったです。


 メインページへ戻る              Copyright(C) ty_plus5638 All Rights Reserved.