■準備 |
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【作業スペース】
・広く平らな所に車を停めます。 |
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【パーキング(サイド)ブレーキ】
・パーキング(サイド)ブレーキをしっかりと引いてください。
関連:CUSCO スピンターンノブ シルバー[220-014-AA]
→ こちら |
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【エンジン停止確認】
・事故防止のため、エンジンは必ず停止してください。 |
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■内装取外 |
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【ステアリングコラムホールカバー取外】
・作業しやすいように、ステアリングコラムホールカバーを取外します。
ステアリングコラムホールカバーは、写真の黄色く囲っている部分です。
※今回の作業は、ステアリングコラムホールカバーを取外さなくても作業はできます。 |
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・ステアリングコラムホールカバー左下の+ネジを外します。 |
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・ステアリングコラムホールカバー右下の+ネジを外します。 |
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・写真はステアリングコラムホールカバーの裏側です。
ツメがある部分は赤〇で、差し込む部分は青〇と黄色〇で表示しています。 |
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・ステアリングコラムホールカバー左側と、ステアリングコラムの脇の隙間に手を入れて、手前に引っ張ると取外せます。
・ステアリングコラムホールカバーの取外ができました。 |
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■SUZUKI純正部品クッション[09321-06026]取外 |
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【SUZUKI純正部品クッション[09321-06026]の取付位置】
・クッション[09321-06026]の取付けられている場所は赤〇内にあります。 |
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・写真は納車から1年6カ月(作業時)のクッションです。
クラッチペダルレバー部分が当たっている部分が少し凹んでいます。 |
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【SUZUKI純正部品クッション[09321-06026]取外】
・リムーバー(内装剥がし)を使用した場合は、力を入れずにクッションを簡単に取外す事ができます。
リムーバーをクッションとクラッチペダルの土台部分の間に差し込みます。 |
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・リムーバーを動かすと外れます。
●クッションが取外できない場合 ※リムーバー(内装剥がし)が無い場合
潤滑剤かシリコンスプレーをクッションとクラッチペダルの土台部分に吹きかけます。
少し時間を置いてからクッションを取外します。 |
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・クッション[09321-06026]が外れた状態のクラッチペダルの土台部分です。 |
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・取外したクッション[09321-06026]です。 |
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■比較 |
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・クッション[09321-06026]と、クッション[09321-06033]の比較です。
厚みは
クッション[09321-06026](写真左)が約3mm
クッション[09321-06033](写真右)が約8mm
です。
この約5mmの差でクラッチ操作を楽にします。
シフトチェンジもコンマ何秒ですが短縮できます。 |
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■SUZUKI純正部品クッション[09321-06033]取付 |
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【SUZUKI純正部品クッション[09321-06033]取付】
・クッション[09321-06033]の先の細い方をクラッチペダルの土台部分の穴に差し込んで、奥まで押し込みます。
取付はこれだけでとても簡単です。
差し込みにくい時は、クッション[09321-06033]の先の細い方にシリコンスプレーか潤滑スプレーを吹きかけて差し込んでください。 |
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【取付完了】
・クッション[09321-06033]の取付完了です。 |
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【動作確認】
・クラッチペダルを奥まで踏んで、インフォメーションディスプレイに「スタートボタンを押して下さい」と表示が出る事を確認します。
ここでインフォメーションディスプレイに表示が出ない時は使用を中止するか、クラッチスタートスイッチの位置調整してください。
クラッチスタートスイッチの位置調整方法は、この後紹介します。 |
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・エンジン始動できるか確認します。
ギヤをニュートラルにしてからクラッチペダルを奥まで踏み込んで、エンジンスタートボタンを押します。
エンジン始動する事を確認します。
・一度、クラッチペダルから足を離します。
・実際に走行してみます。
クラッチ操作をしている時に、ギヤの入りも確認してください。
・クラッチ操作が異状なければ、クッション[09321-06033]の取付終了です。
ちょっとでも違和感を感じるようでしたら、クッション[09321-06033]の使用を中止してください。 |
●クラッチスタートスイッチの位置調整方法 ※自己責任
ステアリングハンドルの操作する部分を脱着します。
この作業も自己責任で作業してください。
クラッチスタートスイッチの位置調整方法が不安な方は、今回の「クッション[09321-06033]」の取付/使用は中止してください。
ステアリングロアシャフトを取外さないで作業する方は、無理な姿勢で手が入ればJ〜Nの作業します。
関連:クラッチスタートキャンセラーハーネス
→ こちら |
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@ステアリングハンドルを必ず直進の状態にして車を停めて、エンジン停止します。 |
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A作業しやすいように、ステアリングコラムホールカバーを取外します。
ステアリングコラムホールカバーは、写真の黄色く囲っている部分です。
Bステアリングコラムホールカバー左下の+ネジを外します。
Cステアリングコラムホールカバー右下の+ネジを外します。
Dステアリングコラムの脇から手前に引っ張ると取外せます。 |
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Eステアリングジョイントカバーを取外します。
左右2ヵ所にボルトに押し付けて固定されています。
固定している部分を持ち上げると取外せます。 |
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F取付作業時のために、次の部品に必ず合いマークを付けます。
*ステアリングロアシャフトとステアリングコラムのジョイント
(ステアリングロアシャフト上部)
*ステアリングロアシャフトのジョイント部分とピニオンシャフト
(ステアリングロアシャフト下部)
この作業をしないと、ステアリングハンドルのセンターを合わせるのに苦労する事になります。
サービスマニュアルにも書いている事なので、必ずやってください。
Gアッパジョイントボルト(ステアリングロアシャフト上部を固定しているボルト)を取外します。
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Hロアジョイントボルト(ステアリングロアシャフト下部を固定しているボルト)を取外します。
Iステアリングロアシャフトを取外します。 |
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クラッチには2つのスイッチが取付けられています。
クラッチスタートスイッチ → クラッチペダル上部右側
クラッチスイッチ → クラッチペダル上部左側
にあります。
関連:クラッチスタートキャンセラーハーネス
→ こちら |
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Jクラッチスタートスイッチを片手でしっかり握ります。
Kクラッチスタートスイッチを固定しているクラッチスタートスイッチロックナットを緩めます。
Lクラッチスタートスイッチを回して高さを調節します。
回す回数が多くなる場合は、ハーネス断線する事があるので、コネクター[E190]を取外して調整してください。
サービスマニュアルには、
クラッチペダルとクラッチスタートスイッチのすき間:
基準値 3.0mm〜4.0mm
と書いています。 |
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Mクラッチペダルを奥まで踏み込みます。
インフォメーションディスプレイに「スタートボタンを押して下さい」と表示が出るように調整します。 |
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Nクラッチスタートスイッチを固定しているクラッチスタートスイッチロックナットを締めます。
サービスマニュアルには、
締付トルク:7.5 N・m
と書いています。 |
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O元に戻すには、逆の手順H〜Fで取付します。
取付時はステアリングロアシャフトを必ず合いマークを合わせてください。
合いマークが合っていないとステアリングハンドルが、直進時にセンターがズレてしまいます。
ステアリングロアシャフトを固定するボルトを締付けます。
サービスマニュアルには、
締付トルク:
*アッパジョイントボルト: 35 N・m
*ロアジョイントボルト : 35 N・m
と書いています。
アッパジョイントボルトとロアジョイントボルトには、摩擦安定剤が塗布されています。
ボルトを再使用すると緩む可能性があります。
再利用する方は、自己責任でネジ止め剤を使用してください。
サービスマニュアルには「ボルトは必ず新品を使用すること。」と書いてあります。 |
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Pステアリングジョイントカバーを取付します。
左右の穴をボルト押し込みます。 |
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Q動作確認します。
*クラッチペダルを奥まで踏み込みます。
インフォメーションディスプレイに「スタートボタンを押して下さい」と表示が出る事を確認します。 |
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*エンジン始動します。 |
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*少し車を動かした時にステアリングハンドルのセンター(通常位置)がズレていないか確認します。
ここで問題無ければクラッチスタートスイッチの調整は終わりです。
ステアリングハンドルのセンター(通常位置)がズレている場合は、再調整してください。
解決できない場合は、ディーラーまたは整備工場に修理依頼してください。
*車を駐車スペースに戻したら、エンジンを停止します。 | |
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■内装取付 ※ステアリングコラムホールカバーを取外さずに作業した方は、この作業は不要です。 |
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【ステアリングコラムホールカバー取付】
・ステアリングコラムホールカバーを、ツメの位置を合わせて押して取付します。 |
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・ステアリングコラムホールカバー左下の+ネジを締めます。 |
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・ステアリングコラムホールカバー右下の+ネジを締めます。 |
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・ステアリングコラムホールカバーの取付ができました。
【作業終了】
・作業終了です。
クラッチの間隔に慣れるまで、急が付く運転をしないでください。 |
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★紹介動画 |
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・左の動画はYouTubeで公開しています。
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写真や文字で説明できない部分を動画にして紹介しています。
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