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 PIAA TWIN POWER FILTER [Z11]

2020.01.01.施工/公開日

車検クリアできます。

オイル漏れは車検NG

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 SWIFTsport[ZC33S]のオイルフィルター「PIAA TWIN POWER FILTER [Z11]」を取付です。


 ★今回取付する商品の紹介

・PIAA TWIN POWER FILTER [Z11]

PIAA TWIN POWER FILTER [Z11] 【詳細】※PIAAホームページより
・品番
・商品コード
・重量
・サイズ
・ネジ径
・本体価格
・購入価格
Z11
496540840149
262g
奥行:72mm 高さ:68mm 横幅:72mm
3/4-16 UNF
\1,700
\1,540 (税込[10%]) ※購入価格と消費税率は購入時の物です。


【適合車種】※PIAAホームページより ※2019年10月現在
・純正オイルフィルター番号 16510-81402、16510-81403、16510-81420、16510-82702、16510-82703

 ※詳しくは最寄の量販店、カーショップで「TWIN POWERオイルフィルター適用表」で確認してください。

 Z11 現在の適合表(一部)

メーカー 車  名
スズキ  SWIFTsport[ZC33S/ZC32S/ZC31S/HT81S]
 SWIFT[※ZC83S/ZD83S/ZC53S/ZD53S/ZC43Sを除く]
 エスクード[YEA1S 他]

 Kei[HN11/HN21/HN22S]/アルト[※HA36S-V/HA36Sを除く]/アルトラパン[※HE33Sを除く]/ジムニー[※JB64Sを除く]/

 ジムニーワイドシエラ/ワゴンR[※MH34S/MH35S/MH44SMH55Sを除く]/パレット[MK21S]/スペーシア[※MK42S/MK53Sを除く]/

 クロスビー/スプラッシュ/フロンテ/ソリオバンテッド[※MA15S/MA34Sだけ]/エブリイ[※DA17V/DA17Wを除く]/

 エブリイーランディ/ツイン/セルボ/MRワゴン/キャリイ/ハスラー[MR31S]/バレーノ[WB42S]/ワゴンRソリオ/SX4/エリオ/キザシ

GM  シボレークルーズ[HR52S/HR83S]/シボレーMW[ME34S/ME64S]
マツダ  ラピュタ[HP22S]/スピアーノ/プロシード/AZワゴン/フレアワゴン[MM21S/MM32S]/AZ-1/キャロル/フレアクロスオーバー[SK31S]/
 AZオフロード[JM23S]
日産  モコ/ピノ
ダイハツ  アトレーワゴン/エッセ/オプティ/タント/ハイゼット/ビーゴ/ムーブ
など

【特徴】※PIAAホームページより

・高性能オイルフィルター

 画期的な2連濾紙採用 オイルの流量に対応した適性濾紙配分を実現!

 サブエレメント&メインエレメント オイルの流量に対応した適性濾紙配分を実現。

 独自設計の高性能タイプ(10ミクロン)濾紙とスタンダードタイプ(20ミクロン)濾紙とのコンビネーション2段構造により濾過性能を極限まで追求し又、可能な限り圧力損失低減を実現。

 ライフサイクルを確保しました。


・大口径エントランスホール採用

 オイル流入UP、パワーロスを解消 パワーエンオランスホール オイルエントランス穴の形状を拡大。

 開口率を高め圧力損失を低減しオイル流量を確保。

オイルエレメント比較 エントランスホールの大きさが各メーカー違います。

 写真(左)PIAA TWIN POWER FILTER

 写真(中)日東工業 CASUPER FILTER

 写真(右)JURAN オイルフィルター


 ★必要な部品/材料  ★必要な工具

・エンジンオイル

・パーツクリーナー

・ウエス

・作業用手袋

・使い捨てビニール手袋

・オイル処理剤


・+ドライバー(#2) → 先が短い物

・オイルフィルターレンチ[70mm]

・ラチェットハンドル または メガネレンチ

 ※オイルフィルターレンチのサイズに合わせた物を使用してください。

・エクステンションバー[100mm]

・3tジャッキ または 2tジャッキ

・リジットラック(2本) または コンクリートブロック(2個)

・タイヤ止め

・ラチェットハンドル

・オイル受け


 ★施工

  施工時の注意点

 ・走行直後のエンジンオイル交換は火傷することがあるので、エンジンの熱が冷めた状態で作業してください。

 ・事故防止のため、エンジン停止している状態で作業するようにしてください。

 ■エンジンオイル抜き取り / オイルエレメント取外

【ジャッキアップ】

・リアタイヤにタイヤ止めをセットします。

・サイドブレーキをしっかりと引いてください。

・車体前側をリフトアップします。

 リジットラック(2本)またはコンクリートブロック(2個)で車体を固定します。

 ※私は自走してコンクリートブロックの中央に前輪を載せます。

・車体を揺らしてフロント部分がしっかり固定されていることを確認します。


【ボンネット】

・ボンネットを開きます。

 関連:XIANGSHANG ボンネットダンパー

 → こちら

 

【エンジンアンダカバーリッド取外】

・エンジンアンダカバーリッドを固定している5本のネジ(写真赤丸)を取外します。

・エンジンアンダカバーリッドを写真青丸の部分を軸にして180度回転させます。

 また、青丸の軸はエンジンアンダーカバーの内側にある丸い黒いプラスチックを外すと、エンジンアンダカバーリッドが外れます。

・エンジンアンダカバーリッドを180度回転した後です。

【エンジンオイルエレメント取外】

・エンジンアンダカバーリッドのあった部分を覗き込むとエンジンオイルエレメントがあります。

【エンジンオイルエレメント取外】

・オイル受けをエンジンオイルエレメントの下に置きます。

・ラチェットハンドルにエクステンションバーとオイルエレメントフィルターレンチを取付て、エンジンオイルエレメントのネジを緩ませます。

 エンジンオイルエレメントのネジが緩んだら、オイルエレメントフィルターレンチを取外します。

・エンジンオイルエレメントを取外します。

 この時に大量のエンジンオイルが流れ出るので注意してください。

 しっかりとエンジンオイルをオイル受けに受け取ってください。

 パーツクリーナーを吹きかけると、エンジンオイルの切れが早くなります。

・エンジンオイルが抜けるのを待ちます。

・エンジンオイルが抜けたら、パーツクリーナーで綺麗に汚れをふき取ります。


【エンジンオイルエレメントのオイルフィルタースタンド確認】

・エンジンオイルエレメントを締め付けするオイルフィルタースタンドは、オイルエレメントの交換や、オイルセンサーアタッチメントの脱着時に緩むことがあります。

 オイル漏れは車検NGなので緩んでいた場合は、オイルフィルタースタンドにナット[M18]を2個を締め付け、ディープソケット[24mm]で締付けます。

 緩んでいた時は必ずエンジン始動時オイル漏れが無いか確認してください。


【オイルブロックセンターボルト】※オイルブロックを取付している方だけ

・オイルブロックのセンターボルトの緩みがないか確認します。

 緩んでいる時はしっかり締め付けます。


  規定トルク:14.7〜20.6N・m(1.5〜2.1kgf・m) ※締付け注意!


JURAN オイルセンサーアタッチメント ダブル [SAW-1] 関連:JURAN オイルセンサーアタッチメント ダブル [SAW-1]

 → こちら←今はこちらを取付しています。

 関連:LAMCOオイルブロック/A'PEXi60φ電子式油圧計/omori52φ機械式油温計[MH-110-BZ]取付

 → こちら



パッキン(黒いゴム)にエンジンオイルを薄く塗ります。


【エンジンオイルエレメント取付】

・エンジンオイルエレメントのOリングにエンジンオイルを塗ります。


・エンジンオイルエレメントをセンターボルトに時計回りで締付けます。


  締付トルク:14N・m (1.43Kgf・m)


・エンジンオイル漏れを確認するため、エンジンオイルエレメントの周りをパーツクリーナーで綺麗にします。

 オイルレベルゲージ
SWIFTsport[ZC33S]のオイルレベルゲージ

【ジャッキダウン@】

・エンジンオイルのレベルを見るため、フロント側をジャッキダウンします。


【エンジンオイル量確認】

 オイルレベルゲージでエンジンオイルの量がF(フルレベル)マークとL(ローレベル)マークの間(図のA)にあることを確認します。

 ZC33Sのオイルレベルゲージの場合は、2つの丸い穴の間にエンジンオイルが入っていること確認します。

 エンジンオイルが不足している場合は、エンジンオイル量を調整します。

 SWIFTsport[ZC33S]のオイルレベルゲージは、先端がねじれていて、エンジンオイルに近い色をしているので確認しづらいです。

 関連:純正オイルレベルゲージ改良

 → こちら

Castrol GTX DC-TURBO [10W-30] 関連:Castrol GTX DC-TURBO [10W-30]

 → こちら

オイルレベルゲージスプリング 関連:オイルレベルゲージスプリング

 → こちら

・エンジン始動して、5分後に停止します。※サービスマニュアルに記載。

 エンジン停止して5分後に、エンジンオイルの量がF(フルレベル)マークとL(ローレベル)マークの間(図のA)にあることを確認します。

 不足している場合は、エンジンオイル量を調整します。

 ここでエンジンオイルが漏れている場合は、再度取付し直してください。

 エンジンオイルが漏れていると車検NGです。


【ジャッキアップ】

・もう一度車体をジャッキアップします。


【オイル漏れ確認】

・エンジンオイルエレメント、オイルセンサーアタッチメントの周りにエンジンオイルが漏れていないか確認します。


【オイル受け撤去】

・オイル受けを車体下から取り出します。


【エンジンアンダカバーリッド取付】

・エンジンアンダカバーリッドを180度回転させて穴を塞ぎます。

・エンジンアンダカバーリッドを固定している5本のネジを締付します。


【ボンネット】

・ボンネットを閉じます。

 関連:XIANGSHANG ボンネットダンパー

 → こちら


【ジャッキダウンA】

・フロント側をジャッキダウンします。

・後側のタイヤに付けていたタイヤ止めを取外します。


オイル処理剤

【オイル受け取外と処理】

・オイルパンの下に置いてあるオイル受けを車体の下から取り出します。

・オイルパンに入っている廃油をオイル処理剤に入れて処理します。

 ※お住いの自治体のゴミのルールを守って処理してください。


【作業終了】

・作業終了です。


 ★施工後

・PIAA TWIN POWER FILTER [Z11]は、Keiworksの時から使用しています。

 関連:PIAA TWIN POWER FILTER [Z11]

 → こちら ※Keiworksのページです。

 エンジンオイルの通る穴の大きさが大きくなっていますが、オイルの流れの負荷は少なくなっていると思います。

 交換前より夏場は、追加メーターの油温、油圧、水温を見ると常に安定しているように思います。


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