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 純正オイルレベルゲージ改良

2023.08.01.公開日

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 SWIFTsport[ZC33S]の「純正オイルレベルゲージ」のエンジンオイルの量と汚れ具合を確認しやすいように改良しました。


 ★今回改良する部品

●現状

・写真はSWIFTsport[ZC33S]のオイルレベルゲージの先端部分です。

 オイルレベルゲージの先端は、同じSWIFTsportでも型式によって違います。

 ZC32Sのオイルレベルゲージの先端は、平らで真っ直ぐです。

 ZC33Sのオイルレベルゲージの先端は、ゲージ部分は平らですが、上下でねじれています。

 オイルレベルゲージは、艶消し黒で塗装されています。

 エンジンオイルの量の確認時は、ゲージ部分が黒くてオイルの色と似ているので、確認しづらい事です。

 汚れ具合を確認しては、白いウエスが無いと汚れ具合が確認できない事です。


●改良しようと思ったきっかけ

・私はエンジンオイル交換時にいつも「確認しづらいし不便だなぁ」と思ったのがきっかけです。

 とても使い勝手が悪いので、オイルレベルゲージを使いやすいように改良します。


 ★必要な部品/材料  ★必要な工具

・ウエス

・パーツクリーナー

・養生テープ


・プライヤー x 2 → 挿む部分が幅が広い物だと可。

・金づち

・紙ヤスリ[#320]

 ★施工

  施工時の注意点

 ・整備資格を持たずに施工する場合や、このページを見て施工/使用した場合は、自己責任でお願いします。

 ・必ず部品を触る前や施工前に、体の静電気を車体以外の金属に触れて放電してください。

 ・作業は必ず平らな所で作業してください。

 ・サイド(パーキング)ブレーキをかけ、車輌が動かないことを確認してください。

 ・火傷するので必ずエンジン/マフラーが冷えている時に作業してください。

 ■作業準備

【作業準備】

・広く平らな所に車を停めます。

・パーキング(サイド)ブレーキをしっかりと引いてください。

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・事故防止のため、エンジンは必ず停止してください。

【ボンネット】

・ボンネットを開けます。

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【エンジンカバー取外】

・作業しやすいように、エンジンカバーを真上に持ち上げて取外します。

 私の車はエンジンカバーを取外した状態にしています。




 ■純正オイルレベルゲージ改良

【オイルレベルゲージ抜き取り】

・エンジンからオイルレベルゲージを上に引き上げて取外します。

 私の車は自作のストッパースプリングを取付しています。

 ストッパースプリングを取外してから、オイルレベルゲージを少し引き上げて取外します。

オイルレベルゲージスプリング 関連:オイルレベルゲージスプリング

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・オイルレベルゲージをパーツクリーナーとウエスで、エンジンオイルを拭き取ります。


【作業前の状態】

・SWIFTsport[ZC33S]のオイルレベルゲージの先端部分です。


【オイルレベルゲージ改良】

・オイルレベルゲージのねじれを平らに変更します。

 オイルレベルゲージの材質は、とても柔らかいので簡単に曲げられます。

 ※ワイパーブレードのリテーナー(金属のレール)より柔らかいです。


@赤く囲った所にプライヤー2つを互い違いに挿んで、ねじれている方向と逆の方向にねじります。

A青く囲った所にプライヤー2つを互い違いに挿んで、ねじれている方向と逆の方向にねじります。

B平らなコンクリートまたは平らな鉄板の上に置きます。

C金づちで叩いて、オイルレベルゲージのねじれを平らにします。


 写真は平らになったオイルレベルゲージです。

 オイルレベルゲージはねじられていたので、オイルレベルゲージの長さが変わっていないか確認しました。

 オイルレベルゲージの加工前と加工後の長さは変わりませんでした。

D写真のように塗装を落とさない部分に養生テープを貼って、塗装面を保護します。

E紙ヤスリ[#320]で黒い塗装を剥がします。


 ねじれた状態で、塗装を剥がしてもいいと思います。

F黒い塗装を剥がしたら、養生テープを剥がします。

Gオイルレベルゲージをパーツクリーナーとウエスで汚れを拭き取ります。

Hこれで加工作業は終わりです。

 オイルレベルゲージの改良ができました。

 オイルレベルゲージの先端は、常にエンジンオイルの中にあるので、錆る事は無いと思います。



 ■比較

   加工前        加工後

【比較】

・比較です。



 ■実際に使用してみて
オイルレベルゲージ

【実際に使用してみて】

・オイルレベルゲージを元の位置に差し込みます。

 青いマーカーの位置を合わせてください。

 また、オイルレベルゲージのゴムパッキンが緩い場合は、新しいゴムパッキンと交換してください。

 新しいゴムパッキンは、ホームセンターで似たサイズの物を購入してください。

・エンジンからオイルレベルゲージを上に引き上げて取外します。

・オイルレベルゲージに付いたエンジンオイルの汚れ具合と量を確認します。


 エンジンオイルの汚れ具合と量を確認しやすくなりました。

 納車時からこのようになっていれば良かったですが....

・エンジンオイルの汚れ具合と量を確認したら、オイルレベルゲージを元の位置に差し込みます。

 青いマーカーの位置を合わせてください。

・私の車は、自作のストッパースプリングを取付しているので取付します。

オイルレベルゲージスプリング 関連:オイルレベルゲージスプリング

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 ■作業終了

【エンジンカバー取付】

・エンジンカバーを取付します。

 私の車は取付しません。

【ボンネット】

・ボンネットを閉じます。

 関連:XIANGSHANG ボンネットダンパー

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 ■紹介動画

・左の動画はYouTubeで公開しています。

 このページで紹介している内容を簡単にまとめています。

YouTubeチャンネル SWIFTsport改造と改良自己満足のホームページ

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※無断使用禁止(動画サイト、ホームページ、ブログ、SNSなど [※許可済みのページを除く])。

※動画の改変(複製/編集)を禁止しています。

※音が出ます。再生前に音量を小さくしてください。


 ★施工後

・以前、ディーラーの整備士さんに、何でZC33Sのオイルレベルゲージは艶消し黒に塗装されていて、先端がねじれているのかを質問しましたが、「何ででしょ?理由はよくわかりませんが、確かに量と色が確認しにくいですね。」と言っていました。※整備士さんの自家用車はZC33Sに乗っています。

 私は先端がねじれていることについてはおそらく、オイルレベルゲージの先端が、周りにくっつかないようにして引き上げられるようにしていると思います。

 ゲージ部分に付いたエンジンオイルの量が正確に測れるようにしていると思います。

 色については理由が見つかりません。

 わかる方いらっしゃいましたら、ページ上の「Web拍手」ボタンを押して、コメントまたはメールで一報お願いいたします。


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