・ASTRO PRODUCTS ラジエターフィン ストレーナー

【特徴】※ASTRO PRODUCTSホームページより

・潰れてしまったラジエター、エバポレーター、インタークーラーのフィンを修正するアライメントツールです。

・プラスチック製なのでフィンが傷つきにくく、マイナスドライバーなどより、きれいに素早く作業できます。

・インチピッチ10.5、11、13、18、20、22の6種類のフィンピッチに対応しています。

【詳細】※ASTRO PRODUCTSホームページより

【対応するフィンピッチ】

Keiworksのエアコンコンデンサーで使用するフィンピッチは「18インチ」です。

10.5	11	13	18	20	22

【注意事項】※ASTRO PRODUCTSホームページより

 ・フィンの形状や状態により使用できない場合があります。

 ・本来の目的、用途以外には使用しないでください。

・ブレーキクリーナー　か　エアダストスプレー

　　注意！　火傷するので、エンジンが熱い時は作業をしないでください。

・車を平らな所に停めて、車が動かないようにサイドブレーキかギアを入れます。

【フロントバンパー取外】

・フロントバンパーを取外します。

　関連：フロントバンパー脱着方法

　→　こちら(#フロントバンパー取外)

・下の写真はエアコンコンデンサーフィンの修正前です。

　下の部分のフィンの潰れが多いです。

　この状態ではASTRO PRODUCTS ラジエターフィン ストレーナを使用する事が出来ないので、潰れた部分の修正をします。

【フィン潰れ修復】

・精密ドライバーで修正します。

　潰れ方によっては、カッターの刃先を使用して修正します。

　砂、小石、虫の死骸などが挟まっているので、綺麗に取り除きます。

【フィン潰れ修復完了】

・エアコンコンデンサーフィンの潰れ修復修復ができました。

　この状態でもまだフィンの形が歪になっているので、ASTRO PRODUCTS ラジエターフィン ストレーナ使用時に微調整が必要です。

　エアコンコンデンサーの半分のフィンの潰れ修復だけで、1時間30分かかっています。

　根気のいる作業です。

　集中力が欠けたら作業はやめた方がいいですね。

【エアコンコンデンサーフィンを修正】

・やっとここからが本題です。

　フィンの修正には、ASTRO PRODUCTS ラジエターフィン ストレーナーの18インチのピッチを使用します。

・フィンにフィンストレーナーの先を合わせて、フィンの下の方から差し込みます。

・フィンストレーナーを上下に動かして、フィンの形を修正します。

・フィンを一つづつ移動して、同じ作業を繰り返します。

　この作業も根気のいる作業です。

　フィンストレーナーをフィンとフィンの間に上手に差し込まないと、直したフィンまで潰してしまいます。

　ちょっとした事でも直したフィンが曲がったり潰れたりします。

　手先と目がすごく疲れます。

・左の写真の上側は、ASTRO PRODUCTS ラジエターフィン ストレーナーを使用して修正したフィンです。

　左の写真の下側は、潰れ修復したフィンです。

　すごく綺麗になりました。

　エアコンコンデンサーの半分の修正で、作業時間は1時間ちょっとかかりました。

　フィンの潰れ修復〜フィンストレーナーで修正の作業で約3時間かかります。

【フロントバンパー取付】

・フロントバンパーを取付します。

　関連：フロントバンパー脱着方法

　→　こちら(#フロントバンパー取付)

・毎年この時期になると夏場に向けてエアコンの効きや、ラジエーターの温度が気になりだす頃で、ASTRO PRODUCTSの店内を徘徊している時に見つけたのが今回使用した「ASTRO PRODUCTS ラジエターフィン ストレーナー」と言う特殊工具(SST)でした。

　値段も手頃な商品だったので購入。

　家庭用のエアコンにもフィンを修正する専用工具があります。

　こちらはフィンは一定方向で、細かくなっていないので、フィンを修復するのに時間がかかりません。

　※機種によってはフィンが車と同じで細かい物もあります。

　納車されてから8年になりますが、今までフィンが潰れたりしていて、見栄えも良くないし、フィンの機能がちゃんと生かされているか心配たったので作業しました。

　ゴミや小石や虫の死骸などフィンの間に結構詰まっていたので、冷却する面ではほとんど機能していなかったと思います。

　精密ドライバーでフィンを綺麗に修正するのも限界があり、今回使用した「ASTRO PRODUCTS ラジエターフィン ストレーナー」は大変良かったです。

　フィンが細かいので、作業時間がすごく時間がかかってしまいました。

　今年の夏は、冷却機能がしっかり働くので、オーバーヒートなどの心配がなくなります。