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Carrozzeria DSPイコライザー取付

2010.07.03.施工/公開日

車検クリアできます。

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 KeiworksにCarrozzeria DSPイコライザー取付です。


 ★今回取付する商品の紹介

carrozzeria マルチCD/MDコントロールチューナーMDアンプ [MEH-P800]とcarrozzeria DSPイコライザー [DEQ-44] G●r●g●-●f●で製造年数が古いためジャンク品として販売していました。→ 購入した金額は\2,100(税込[5%])でした。

 今回購入したDSPイコライザーは、MDプレーヤー内臓のレシーバーとセット販売されていた物です。

 年数の割りに状態が良く、取扱説明書と取付説明書が入っていました。

 一様両方とも動作チェック済みで通常通り使えると書いてありました。

 今回は、DSPイコライザーのみ取付します。

 MD付きレシーバーは予備として部品倉庫に取っておきます。

 

・carrozzeria DSPイコライザー [DEQ-44]

 販売年:1995年 販売当時価格:\36,225

carrozzeria DSPイコライザー [DEQ-44]

【主な特長】

 1.リモコン(別売)操作ができる。

 2.6種類のスペアナディスプレイ表示。

 3.イルミネーションの色を変えることができる。

 4.リスニングポジションの調整ができる。

 5.15バンドグラフィックイコライザー

 6.イコライザーをかけるスピーカーを単独で設定。

 7.イコライザーのプリセット4種類

  (ロック/ポップス/ボーカル/ジャズ)ユーザー設定4つ保存。

 8.音場プログラムは3種類(スタジオ/クラブ/ライブハウス)

 

【主な仕様】

*イコライザー部

・イコライザー周波数

 

 

・調整幅

・高調波歪率

 

・周波数特性

・S/N

・入力レベル/インピーダンス

・出力レベル/インピーダンス

・最大出力レベル

 

*共通部

・使用電源

・使用可能電圧

・アース方式

・寸法

・重量

 

 

25Hz 40Hz 63Hz 100Hz 160Hz 250Hz 400Hz 630Hz 1kHz 1.6kHz 2.5kHz

4kHz 6.3kHz 10kHz 16kHz

±12dB

0.01%

(1kHz、500mV、20kHz、L、P、F)

20〜20.000Hz(0、-1db)

85dB (IHF-Aネットワーク)

500mV/22kΩ

500mV/1kΩ

1.5V/1kHz、1%歪

 

 

DC.12V

10.8〜15.6V

マイナスアース方式

取付部:178(W) X 50(H) X 137(D)mm

ノーズ部:170(W) X 46(H) X 12(D)mm

600g (コード含まず)

 

 今回取付はしないですが 商品詳細を載せます。

・carrozzeria マルチCD/MDコントロールチューナーMDアンプ

 [MEH-P800]

 販売年:1997年10月 販売当時価格:\66,150

【主な特長】

 1.MDをメインメディアとする1Dinメインユニット。

 2.40W×4chの高音質ハイパワーアンプ内蔵。

 3.AGC(オートゲインコントロール回路)搭載で、録音状態の違う各ディスクに対して最適な信号読取を実現。

  約10秒分のメモリー搭載し、音飛びを防止するSureTrackSystem搭載と合わせて、信頼性の高い再生が可能。

 4.オペレーションフラップの採用により、ディスプレイの大型化を実現。

  5×7ドット10桁ディスプレイにより、MDのカナ文字も表示可能。

 5.マルチCD/MDコントロール機能でシステム発展性も充実。

 

【主な仕様】

*MDプレーヤー部

・周波数特性

・S/N

・ダイナミックレンジ

 

*FMチューナー部

・受信周波数帯域

・実用感度

 

*AMチューナー部

・実用感度

 

*アンプ、共通部

・最大出力

・寸法

 

・重量

 

 

20〜20.000Hz(±1dB)

92dB (1kHz)(IHF-Aネットワーク)

91dB (1kHz)

 

 

76.1〜89.9MHz

11dBf(1.0μV/75Ω,mono,S/N30dB)

 

 

18μV(S/N:20dB)

 

 

40W×4ch

取付部:178(W)×50(H)×155(D) mm

ノーズ部:170(W)×46(H)×13(D) mm

1.5kg

 ★必要な部品/材料 ★必要な工具

一部KENWOOD DSPイコライザー取付時の部品を使います。

・電源配線(3芯) → 長さは現車あわせで

・ギボシ端子

・Y型端子

・結束バンド(小)

・スパイラルチューブ

・ビニールテープ

・収縮チューブ(小)

・ダイソー エンボスシート → 特殊な取付をする場合のみ必要。

 

・+ドライバー(#2)

・ニッパー

・圧着ペンチ

・カッター(小)

・ステンレス定規

・カッターマット

・バッテリー充電器(12V電源) → ACアダプター(9V〜14V)でも代用可。

・ドライヤー → 特殊な取付をする場合のみ必要。

 ★施工
 ■動作チェック

Carrozzeria DSPイコライザー [DEQ-44] と Carrozzeria マルチCD/MDコントロールチューナーMDアンプ [MEH-P800]動作チェック【配線コード確認】

・配線関係も異常ありませんでした。

 

【導通確認】

・両方とも電源が入るかか確認します。

 どちらも電源入りました。各スイッチ動作異常なし。

 
 ■Carrozzeria DSPイコライザー [DEQ-44]加工 ※私の場合だけ

レシーバー移設先の周りに、養生テープを貼ります。【取付位置】

・私の場合の取付位置は、普通のKeiには取付られていない位置に取付します。

 ←ALPINE 5.6インチ インダッシュ・カラーテレビ取付時に穴開けした所です。

 関連:ALPINE 5.6インチ インダッシュ・カラーテレビ取付/カーステレオ本体移設

 → こちら

天板加工前【天板加工】

・この位置に取付する場合、前の方が少し鉄板部分が見えます。

天板加工中・鉄板部分を隠すため、ドライヤーの温風をかけながらエンボスシートを貼ります。

天板加工後

・左の写真のように、両脇と天井に通気熱排出用の穴をカッターで開けます。

 根気の必要な作業です。

 
 ■KENWOOD DSPイコライザー [KGC-P800]取外 ※私の場合

KENWOOD DSPイコライザー [KGC-P800]取外【周辺パーツ取外】

・作業しやすいように、周辺のパーツを取外します。

・電源、RCAコードを外してKENWOOD DSPイコライザー [KGC-P800]本体を取外します。

 関連:KENWOOD デジタル シグナル プロセッサー(DSP)[KGC-P800]取付

 → こちら

 
 ■Carrozzeria DSPイコライザー [DEQ-44]取付

Carrozzeria DSPイコライザー [DEQ-44]取付【DEQ-44の背面端子】

・左の写真は、DEQ-44の背面です。

 左のカプラーが電源カプラーで、右側はオーディオ出入力端子です。

電源配線の色と接続先・DEQ-44の電源配線について説明します。

  注意!

 Carrozzriaの古いタイプの配線コードの色が、Jeita規格と違うので、他のメーカーと違う所があるので下の表で確認してください。

配線

他メーカー

Carrozzeria

 常時電源(12V)

 黄

 橙

 連動

 (コントロール)

 青/白

 青

 アース

 黒

 黒

 イルミネーション

 橙

 黄

【電源延長コード作成】

・3芯コードでDEQ-44の電源延長コードを下の表のように作成します。

 私の車の場合は、運転席シート下にオーディオ用電源ユニットがあるので、そこまで配線を引きます。

 

A

B

 外皮の剥く長さ

 10cm

 5cm

 取付する端子

 Y型端子

 ギボシ端子(メス)

 ※3芯コードの先AのY型端子を取付する前に収縮チューブ(小)を通してください。

 Y型端子圧着後、根元に収縮チューブ(小)で絶縁します。

・DEQ-44の電源カプラーのアース線の先についているクワガタ端子を根元で切り落として、ギボシ端子(オス)を付けます。

 ボディーアースでなく確実にバッテリーのアースに戻すためです。

・3芯コードの先BにDEQ-44の電源カプラーを接続します。

 イルミネーションの配線は、この後接続します。

 

DEQ-44電源カプラーをDEQ-44取付する場所の裏側から配線に少し余裕持たせて通しておきます。【配線引込】

・DEQ-44電源カプラーをDEQ-44取付場所の裏側から配線に少し余裕持たせて通しておきます。

 

【センターガーニッシュ取外】

・センターガーニッシュを取外します。

 通常であればここにカーオーディオを取付をします。

 関連:センターガーニッシュ塗装

 → こちら

 

 オーディオのカプラーから各配線(常時電源、ACC、イルミ、アース)を分岐して電源延長コードに接続します。

オーディオ専用の電源ターミナル・私の場合は、電源をバッテリーから別にオーディオ専用の電源を引き込んでいます。

 オーディオ専用の電源ターミナルは運転席の下にあります。

 3芯コードをセンターコンソールに隠して、運転席シート下まで引き込みます。

・3芯コードの先Aを各電源に接続します。

 

DEQ-44のオーディオ入出力部分【アンプ(エレクトロ クロスオーバーネットワーク)接続】

・左の写真はDEQ-44のオーディオ入出力部分です。

・DEQ-44のフロント側とリア側をアンプに接続します。

 ※4chの場合です。2chの場合はフロントのみの接続です。

 私の場合は、SONY エレクトロ クロスオーバーネットワーク[XEC-500]に接続します。

 SONY エレクトロ クロスオーバーネットワーク[XEC-500]の後部の入出力部分です。

・私の場合はエレクトロ クロスオーバーネットワークなどの機器に配線となるため、下の表のようにRCAコードを接続します。

●通常

機器

 CDレシーバー

 High/Low

 コンバーター

(フロント/リア)

 クロスオーバー

 ネットワーク

4chパワーアンプ

サブウーファー

 

●先回 KENWOOD デジタル シグナル プロセッサー(DSP)[KGC-P800]

機器

CDレシーバー

  High/Low

 コンバーター

 (フロント)

 KGC-P800

 クロスオーバー

 ネットワーク

4chパワーアンプ

サブウーファー

接続方法

-

-

入力

F.出力

F.入力

F.出力

 F.入力

R.出力

R.入力

R.出力

 R.入力

 Sub.W

 出力

-

 Sub.W

 出力

 Sub.W入力

 

●今回 Carrozzeria DSPイコライザー [DEQ-44] ※接続方法はKENWOODと変わらないです。

機器

 CDレシーバー

  High/Low

 コンバーター

 (フロント)

 DEQ-44

クロスオーバー

ネットワーク

4chパワーアンプ

サブウーファー

接続方法

-

-

 入力

 F.出力

 F.入力

 F.出力

 F.入力

 R.出力

 R.入力

 R.出力

 R.入力

-

-

 Sub.W

 出力

 Sub.W入力

 

 関連:KENWOOD デジタル シグナル プロセッサー(DSP)[KGC-P800]取付

 → こちら

 関連:ALPINE 11バンド イコライザー取付

 → こちら

 関連:Catch Hunter High / Low コンバーター[ALC-01N]

 → こちら

 関連:SONY エレクトロ・クロスオーバーネットワーク [XEC-500]取付

 → こちら

 関連:SONY 4chパワーアンプ [XM-754HX]取付

 → こちら

 関連:Carrozzeria チューンナップサブウーファー[TS-LX100]取付

 → こちら

 関連:パワーアンプ・Hi / Low コンバーター・パワーノイズフィルター取付

 → こちら



各配線の接続終了【DEQ-44本体固定】

・DEQ-44本体を取付固定します。

 

【センターガーニッシュ取付】

 センターガーニッシュを取付をします。

 関連:センターガーニッシュ塗装

 → こちら

 

【周辺パーツ取付】

・周辺に付いていたパーツを元に戻します。

 

carrozzeria DSPイコライザー [DEQ-44]【DEQ-44設定】

・後はDEQ-44の細かな設定をします。

 

 

【完成】

・これで取付完了です。

完了 完了 完了 完了

 
 ★施工後

・今回機器の修理がなかったので楽でした。

・オーディオのRCAコードの接続は入れ替えのため簡単でした。

 電源のケーブルだけ新設しました。

・今回取付をした機種と先回の機種の比較 ※私個人的な感想です。

 Carrozzeria DSPイコライザー [DEQ-44]  KENWOOD デジタル シグナル プロセッサー(DSP)[KGC-P800]

性能

 KENWOODが良かったです。

 音場プログラム数とイコライザープログラム数が多く、サブウーファーも直接出力できます。

(サブウーファー単独の音量調整はできません。)

操作性

 KENWOODが良かったです。

 ボタンの大きさがCarozzeriaは小さく、文字も小さいです。

 KENWOODは運転中でも操作できました。

画面の見易さ

 KENWOODが良かったです。

 LCDの文字の表示はCarrozzeriaがいいのですが、全体的に昼間画面が見えにくいです。

 KENWOODは昼間でも見えました。

デザイン

 Carrozzeriaがいいです。

 今付いているKENWOODのCDレシーバーと一緒に並べても違和感ありませんが、同じKENWOODでも違和感があり、古さを感じます。

生産時期

 CarrozzeriaはKENWOODより2年新しい機種です。

 トータルで見るとKENWOODの方が良かったです。→ 突然壊れて修理不能なのでしょうがないです。

 

 追記:2011.01.22. ALPINE 11バンド イコライザー取付

 Carrozzeriaの表示部が昼間よく見えないのと操作がやりにくいので交換しました。

 関連:ALPINE 11バンド イコライザー取付

 → こちら

 
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