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Carrozzeria チューンナップサブウーファー(TS-LX100)取付

2009.10.25.施工/公開日

車検時は

取外した方が良いでしょう。

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 Keiworksに「Carrozzeria チューンナップサブウーファー [TS-LX100]」を取付です。

 低音域を強化します。


 ★今回取付する商品の紹介

・Carrozzeria  チューンナップサブウーファー [TS-LX100]

Carrozzeria  チューンナップサブウーファー [TS-LX100]

【特徴】

・アンプ内蔵型サブウーファー

・パラメトリックトーンコントロール機能で詳細な音質調整を実現。


Carrozzeria  チューンナップサブウーファー [TS-LX100] 右側

【詳細/仕様】

・発売年

・使用電源

・出力

・入力レベル

 

・SPサイズ

・SP個数

 

1996年モデル

14.4V(12V)

80W

RCA → 150mV+150mV/20KΩ(AT GAIN MAX)

スピーカー → 1.5V+1.5V/5KΩ(AT GAIN MAX)

180mm

1個

 
・サイズ

Carrozzeria  チューンナップサブウーファー [TS-LX100] サイズ

 ※Keiの場合は、横置にすると荷物を置くスペースはウーファーで埋まります。


・販売価格

 Yahoo!オークション相場

 中古販売相場

 私の購入金額

\47,000

\2,000〜 \3,600 ※ページ作成時の価格です。

\7,500〜 \9,500 ※ページ作成時の価格です。

\1,050(税込[5%])※購入時の価格と消費税率です。

 
 ★必要な部品/材料 ★必要な工具

・木材(1005 x 300 x 12mm)

・木材(200 x 200 x 12mm) 2枚

・ベニヤ板(1100 x 500mm)

・4mmボルト 2本

・コースレッド(25mm) 2本

・エーモン 取付金具(黒)[No.G249] 2個

・パンチカーペット(2m) → 色は好みで

・カーペット用両面テープ

・黒マジック(大) → 本体修正時使用

・配線(2芯) → 配線の太さは0.75、長さは現車合わせ、少し長めに用意。

・エーモン カプラー2極[No.1198]

・Y型端子 2個

・ヒューズ(5A)

・ヒューズボックス

・結束バンド

・ハンダ

・工作用ホチキスの針

・RCAケーブル → 長さは現車合わせで

・滑り止め → \100円ショップで売っているネット状の物

 

・+ドライバー(#2)

・六角レンチ

・ペンチ

・ニッパー

・カッター(大)

・はさみ

・のこぎり(丸ノコ、ジグソー)

・ハンダゴテ

・工作用ホチキス

・バッテリー充電器(12V出力) → ACアダプター(DC9〜14V)で代用可。

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【掃除をする時】 ※中古品の為

・ウエス

・中性洗剤

・バケツ

・ぬるま湯

・艶出し剤

 ★施工

 ■Carrozzeria チューンナップサブウーファー[TS-LX100]分解/修理/清掃 ※私の場合だけ

電源/ライン入力部分です。【購入した状態】

・H●R●-O●Fでジャンク品として販売されていました。

 ケーブル/付属品/取説なし、動作未チェック、外見傷多い。

 ジャンク品として販売されていたので、一度分解して状態を見てから修理/清掃をします。

 自己責任です。

 

【電源/ライン入力部分端子確認】

・左の写真は電源/ライン入力部分です。

 RCA端子にゴムキャップが付いていたので取外します。

 

【分解点検】

・下の図はTS-LX100の分解図です。 ※分解図はサービスマニュアルより

 TS-LX100は、外側すべて六角ネジで固定されていて、内部のプリント基板とスピーカーは、タッピングネジで固定されています。

 アンプ基板→スピーカーグリル→電源/調整基板の順番で取外します。

Carrozzeria チューンナップサブウーファー[TS-LX100]の分解図 ※Carrozzeria チューンナップサブウーファー[TS-LX100]サービスマニュアルよりアンプ基板アンプ基板が入っていた場所


電源基板です。【プリント基板と配線先確認】

・各プリント基板のパターンの状態と配線の状態を確認します。

・8Pカプラー端子は、専用ハーネスが無いので、プリント基板を確認してから直接プリント基板より配線します。

 ※Carrozzeria チューンナップサブウーファー[TS-LX100]の回路図はページ下の方で紹介しています。


・プリント基板を調べた結果、8Pカプラー端子の配線は、下右側の写真の配線になります。

 下右側の写真にACC(アクセサリー)と書いてありますが、レシーバーのリモート線があればリモート線に接続してください。

各配線の位置です。

 

レシーバーにリモート線が無いので、常時電源とACCを基板上で直結します。【プリント基板に配線】

・常時電源とアースの配線を基板にハンダ付けします。

・今取付しているレシーバー「KENWOOD E323 [99000-79S83]」にリモート線が無いので、常時電源とACCを基板上で直結します。

 車に取付時、常時電源の配線をACCに接続します。

 関連:KENWOOD CDレシーバー(E323)[99000-79S83]取付

 → こちら

 追記:2014.07.10. 配線について

 今は常時電源とACC(アクセサリー)は別々で配線しています。

 ・常時電源は直接バッテリーに接続しています。

 ・ACC(アクセサリー)はACCに接続しています。

 

スピーカーのチェックをします。【スピーカーの状態確認】

・スピーカーのチェックをします。

 本体から取出して、一番大事なエッジ部が切れていない事を確認しました。

 コーン紙を軽く押して戻り具合を確認、スピーカーは特に異常が無い事を確認しました。

 スピーカー自体正常に動作するか、この状態で簡単に調べられる方法が、電池(1.5V)をスピーカーの極性と電池の極性同士を接続して、接続した瞬間に音が出ればスピーカーのコイル事態の破損が無いと思われます。

 音割れするかは、この時点で確認できません。

 ※電池を使って動作確認する場合、スピーカーによっては破損してしまう危険もあります。

  この方法で調べるのは自己責任です。

電源ライン加工後【電源引出】

・電源/ライン入力部分のカバーに電源配線の通る穴を開けます。

・本体に各基板とスピーカーを元に戻します。

 電源コードが抜けないように結束バンドで結束します。

・電源コードの途中に2極カプラーを取付します。

・電源コードの+の先にヒューズボックスを取付します。

・電源コードの先にY型端子を取付します。

・ヒューズボックスの中にヒューズを入れます。

 

【電源入力確認】

・バッテリー充電器(ACアダプター[DC12〜14])に電源コードを接続して、電源が入るか確認します。

 +と−を間違えないように!

 電源が入るとPOWERの所にある赤いLEDが点灯します。

 

【音出力確認】

・電源が入ったので、家にあるミニコンポのイコライザー出力に接続して、スピーカーから音が出る事を確認しました。

 修理も電源コードだけで、他は動作正常に機能しています。

 

【外見補修/クリーニング】

・本体の痛んだ所で修正できる所は直して、汚れを取り除きます。

 

 ■ラゲージフロアボックス付近加工 1 ※この位置の取付は、車検時に取外になります。(スペアタイヤ検査ができないため。)

施工前【サブウーファーの設置場所】

・私の設置場所は、後部席の後のラゲージフロアボックス(スペアタイヤの上)にサブウーファーを設置します。

 これだけ大きいサブウーファーなので、軽自動車ではここしか置けないです。

 他のホームページを見ると、本体をちょうどいい大きさにカットして設置している方もいます。

 Pioneerで設計した専用のウーファーボックスなので、カットしない方がいいと思います。

 休日はKeiworksで買い物に行くので、荷物をなるべく多く収納できるように設置したいと思います。

ラゲージフロアボックスと蓋を取外します。【ラゲージフロアボックス取外】

・ラゲージフロアボックスと蓋を取外します。

ラゲージフロアボックスと蓋を取外後 ラゲージフロアボックスと蓋を取外後

純正の収納ボックスと蓋を取外して、ベニヤ板(4mm)でスペアタイヤ部分の仕切り板を作ります。【仕切り板作成】

・ベニヤ板(4mm)でスペアタイヤ部分の仕切り板を作ります。

 左右は合わせてカットします。

 上下だけ振動しないように内装の一部に差し込める大きさにカットします。

 

【パンチカーペット貼付】

・大きさを合わせたら、一度外に出してベニヤ板の両面に両面テープを貼って、パンチカーペットをシワにならないように貼付け、最後にベニヤ板に合わせてカットします。

 リアシート側は、10cmぐらい余計に出します。(リアシートの下が見えるので隠す為です。)

 

大きさを合わせたら、一度外に出してベニヤ板の両面に両面テープを貼って、パンチカーペットをシワにならないように貼付け、最後にベニヤ板に合わせてカットします。仕切り板を入れて、仕切り板の真ん中に歪みがある場合は、歪まないように隙間にスペーサーを入れてください。底面の加工は終わりです。【仕切り版取付】

・仕切り板を入れて、仕切り板の真ん中に歪みがある場合は、歪まないように隙間にスペーサーを入れてください。

 

 これで底面の加工は終わりです。

 

【サブウーファー設置】

・サブウーファーを置く所に滑り止めを敷いて、その上にサブウーファーを左奥に設置します。

 

 ■サブウーファー配線接続

【電源接続】

・電源配線(ACCとアース)を接続します。

 

【オーディオ接続】

・接続する機器(レシーバーなど)の近くまで配線します。

電源ライン加工後●RCA端子から入力する場合

・RCA端子にオーディオケーブルを差し込み、接続する機器(レシーバーなど)と接続します。

スピーカー入力配線カプラー●スピーカー信号入力する場合

・写真のレシーバーのスピーカー配線(リア側)をエレクトロタップで分岐します。

・ギボシ端子(メス)を加工して、TS-LX100のスピーカー入力のカプラーのピンに差し込みます。


●SONY エレクトロ クロスオーバーネットワーク [XEC-500]に接続/設定 ※私の車だけ(取付車)

SONY エレクトロ・クロスオーバーネットワーク [XEC-500]・私の車は、SONYのエレクトロレシーバー クロスオーバーネットワーク [XEC-500]を取付しているので、サブウーファーと接続します。

 低音域の周波数帯と音量を手元で操作する事が出来ます。

・SONYのエレクトロレシーバー クロスオーバーネットワーク [XEC-500]の設定を「0」(ラウドネス/高音/中音/低音をすべて初期化)にします。

・SONY エレクトロ クロスオーバーネットワーク [XEC-500]にサブウーファーから引いてきたRCAケーブルをSUB WOOFERに接続します。

SONY エレクトロ・クロスオーバーネットワーク [XEC-500]本体の底面の入出力の設定スイッチがあります。・SONY エレクトロ クロスオーバーネットワーク [XEC-500]本体の底面にサブウーファー出力設定スイッチがあります。

 今回は「ST」と「F&R」に設定。

 サブウーファーでステレオからモノラルに変更しているので「ST」にしました。

 オーディオ入力の設定は、フロントもリアも信号入力できるので「F&R」にしました。

 

 ■ラゲージフロアボックス付近加工 2 ※この位置の取付は、車検時に取外になります。(スペアタイヤ検査ができないため。)

純正の収納ボックスの蓋を固定していたプラスチック部品(赤色)を、黄色の矢印から手を入れて摘むと外れます。【サブウーファーの周りの穴埋め板作成】

・このままでは、ただサブウーファーを置いただけになってしまうので、サブウーファーの周りの穴を埋めると同時に、サブウーファーの固定をします。

・純正のラゲージフロアボックスの蓋を固定していたプラスチック部品(写真赤色)を、黄色の矢印から手を入れて摘むと外れます。

サブウーファーの周りの木材

・ラゲージフロアボックスの蓋が入っていた部分とサブウーファーの間を測って、木材をカットします。

 全部で4分割です。

 奥側は後部席があり内装の仕切りが無いので、左右に1本渡す穴埋め板を作成します。

 左右の穴埋め板はちょっとキツメにカットします。

・手前の穴埋め板は、ラゲージフロアボックスの蓋を板に当てて鉛筆でなぞって、微妙なラインはジグソーでカットしました。

 サブウーファー手前に少し荷物が置けるので、取り出せるように手を入れられる部分を穴を開けます。

 この穴は、普段は音抜け用の穴として使用します。


手前側の角も綺麗にできています。【パンチカーペット貼付】

・パンチカーペットを各穴埋め板に両面テープと工作用ホチキスで固定します。

 

【穴埋め板取付】

・穴埋め板を各箇所取付します。

 これでサブウーファー本体がしっかり固定できました。

完成です。 これでCarrozzeria チューンナップサブウーファー [TS-LX100]の取付完成しました。

 

サブウーファーの取付終了です。

サブウーファーの取付終了です。・2012.07.29.にスピーカーボードを新しく作り直したので、左の写真のようになっています。

 関連:KENWOOD 4Way置型スピーカーKSC-404取付とスピーカーボード リニューアル

 → こちら

 関連:SONY 4chパワーアンプ [XM-754HX]取付

 → こちら


 関連:メーカー不明 リアピラーバー (ワゴンR [MH21S]用)流用取付

 → こちら

 
 ■Carrozzeria チューンナップサブウーファー [TS-LX100]設定と動作確認

【設定 / 動作確認】

通電確認。・TS-LX100のGainツマミをmin(最小)にします。

・エンジン始動して、サブウーファーの電源ランプが点いている事を確認します。

KENWOOD E323 [99000-79S83]・レシーバーにサブウーファーの設定がある場合、ちょうどよい音の大きさのレベルに設定します。

 私の場合は、KENWOOD E323 [99000-79S83]の音の大きさのレベルを調整します。

・音楽を流します。

※音量を大きくし過ぎて近所の方の迷惑にならないように、場所を変えて設定した方がいいと思います。

調整パネル

・TS-LX100のレベル設定します。

 TS-LX100本体右側にあるパラメトリックトーンコントロール機能(設定ツマミ)で好みに合わせて調整します。

 Gainツマミを徐々にmax(最大)の方向に回して、ちょうどよい所で固定します。

 ここでサブウーファーのスピーカーから低音域の音が出る事を確認します。

  上から

ツマミ

 説明

Gain

 出力ボリューム調整、低音の大きさを調節します。

Width

 イコライザーカーブの山の形状を調節します。

Freq

 低音域の周波数帯(40Hz〜80Hz)を調節します。

Phase

 位相の切替です。

 スピーカー信号の+−を正しく接続(Normal)、+−逆にして接続(Reverse)を選びます。

 音が変わります。(スピーカー線接続時のみ有効。)

 このTS-LX100は手元リモコンが無いので、ちょっと不便です。

 私の場合は、SONY エレクトロ クロスオーバーネットワーク [XEC-500]に接続して、手元で調整できるようにしています。

 関連:SONY エレクトロ クロスオーバーネットワーク [XEC-500]取付

 → こちら

 

●SONY エレクトロ クロスオーバーネットワーク [XEC-500]

・私の場合は、SONY エレクトロ クロスオーバーネットワーク [XEC-500]の各設定もします。

  *「FRONT LEVEL]ツマミを最大のレベルに合わせます。

  *「REAR LEVEL]ツマミを最大のレベルに合わせます。

  *「LOW BOOST]ツマミを真ん中ぐらいのレベルに合わせます。

  *「SUB WOOFER]ツマミを真ん中ぐらいのレベルに合わせます。

 「SUB WOOFER]ツマミを動かすとサブウーファーから音がしてきます。

一番左がサブウーファーの音量調整ツマミで、左から2つ目がローブースト(40Hz)の調整ツマミです。・左の写真の一番左がサブウーファーの音量調整ツマミ 左から2つ目がローブースト(40Hz)の調整ツマミです。

 関連:SONY 4chパワーアンプ [XM-754HX]取付

 → こちら

 関連:KENWOOD デジタル シグナル プロセッサー(DSP)KGC-P800取付

 → こちら

 関連:Carrozzeria DSPイコライザー取付

 → こちら

 関連:ALPINE 11バンド イコライザー取付

 → こちら

JVC アクティブ サブウーファー[CS-DA21] 関連:JVC アクティブ サブウーファー[CS-DA21]

 → こちら

 
 ★施工後

・アンプが80Wで出力は小さいですが、これでも十分なぐらい重低音が出ます。

 音も割れていません。

 スピーカーも正常でした。

 やっと音のバランスが取れました。

・今回は自分でウーファーボックスを作成するつもりでいましたが、H●R●-O●Fのジャンク品コーナーを見ていたら今回の商品を見つけました。

 アンプとスピーカーが駄目だった場合は、ウーファーボックスとして使う予定で購入しました。

・ジャンク品を探すとちょっと弄るだけで今回のように使える物もあります。

 博打的な物もありますが、良く商品を見て購入してください。

 ジャンク品は店に返品できません。[自己責任です。]

・重低音が出るようになりましたが、私は車検対応マフラーに替えてあるので、バイパスなどで少しスピードが出るとウーファーの音とマフラーの音が混ざってしまうのが残念です。

 関連:HKS Hi Power409 マフラー取付

 → こちら

 

 追記:2019.01.01. アンプのターミナル部ダイオード破損/新しいウーファーに交換

Carrozzeria  チューンナップサブウーファー [TS-LX100]・音が途切れ途切れになるのでTS-LX100をバラシて確認したところ、ターミナル基盤の電源(ACC入力)部分のダイオードが真中から割れて破損しました。※下の回路図参照。

 何でダイオードが破損したのか?原因はわからずです。

 TS-LX100のジャンク品や部品を探しましたが見つからず、新しい物を購入する事にしました。

 低音域は最高に良かったのですが残念です。

 新しく購入したのは、中古品で20年前のモデルですが「JVC アクティブ サブウーファー[CS-DA21]」です。

 同じ80Wの出力で小型化したサブウーファーです。

 この機種でも十分低音域は出ますが、やはり何かが物足りないので、時間ある時にTS-LX100のボディーにCS-DA21を改造して埋め込もうと考えています。

JVC アクティブ サブウーファー[CS-DA21] 関連:JVC アクティブ サブウーファー[CS-DA21]

 → こちら


●Carrozzeria チューンナップサブウーファー[TS-LX100]回路図 ※破損したダイオードの場所 ※回路図はサービスマニュアルより

一番左がサブウーファーの音量調整ツマミで、左から2つ目がローブースト(40Hz)の調整ツマミです。
 
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