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KENWOOD デジタル シグナル プロセッサー(DSP)

KGC-P800取付

2010.01.11.施工/公開日

車検クリアできます。

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 Keiworksに「KENWOOD デジタル シグナル プロセッサー(DSP) [KGC-P800]」を取付です。

 KENWOOD デジタル シグナル プロセッサー(DSP)を取付に伴い、KENWOODのレシーバーを移設(2回目)しました。

 こんなにオーディオ機器を付ける事は無いんでしょうが、Keiは取付場所を探すのが大変です。 → 普通はこんなに取付しない。


 ★今回取付する商品の紹介

・KENWOOD デジタル シグナル プロセッサー(DSP) [KGC-P800]

KENWOOD デジタル シグナル プロセッサー(DSP) [KGC-P800]

KENWOOD デジタル シグナル プロセッサー(DSP) [KGC-P800]

  G●R●G●-●FFでジャンク品で\1.050(税込[5%])で購入しました。※購入時の価格と消費税率です。

 電源ハーネスが無い為、動作未チェックの商品です。取扱説明書もなしです。

 このKENWOOD デジタル シグナル プロセッサー(DSP) [KGC-P800]はかなり古い商品(発売時期:1993年頃)で、検索してもあまり情報を手に入れる事が出来ませんでした。

 

【特徴】

・ホールシュミレーション/デジタルEQ/ポジションコントロール/サブウーファーコントロールができます。

・コンサートホール/スタンダード/コーラスEQ/クラブ/ダンス/サラウンド/ボイスキャンセル/OFFのシュミレーションができます。

・ポップス/ラウドネス/ボーカル/スタンダード/ライブ/クラッシック/フラットの設定イコライザーの他に自分で設定できます。

・KENWOOD独自のコネクターで音源の入出力、RCA端子でも入出力できるので他社と合わせて使用できる。

・ディスプレー表示とイルミネーション(アンバーとグリーン)を変える事ができます。

アンバー

グリーン

イルミネーション(アンバー)

イルミネーション(グリーン)

ディスプレー表示

 ★DSP(デジタル シグナル プロセッサー[Digital Signal Processor])について

*電気回路

・信号処理をデジタルで行なう回路の事です。

 入力信号を一度デジタルに変換し、音声信号処理を行います。

 回路内で信号の劣化がなく、機能の大幅アップすることが可能です。

*音響

・最適な臨場感を再現する音場創生技術です。

 映画館やコンサートホールと車内の音響特性の違いを解決し、演奏会場にいるように体感することができます。

 

 ★必要な部品/材料 ★必要な工具

・ダイソー 吸収テープ(黒)

・ビニールテープ

・マスキングテープ

・マジック(中) → 色は何でもいいです。

・養生テープ

・古新聞

・電線(1.25) → 長さは現車合わせです。

・電線(1.25)2芯 → 長さは現車合わせです。

・ギボシ端子(オス・メス)

 ↑私はターミナルにつなぐのでY型端子を使用します。

・結束バンド(小)

・固定ステー → 現車合わせで購入してください。

・ハンダ

・RCAオーディオ用コード(ステレオ) x 2セット

・コーキング → グレーかブラック

 

・+(#2)ドライバー

・+(#1)ドライバー

・ステンレス定規

・自由曲線定規

・アクリルカッター

・カッター(大)

・ニッパー

・圧着ペンチ

・テスター

・ハンダゴテ

・電源アダプター →13.5Vぐらいの直流電圧が出せる物

・コーキングガン → 隙間埋め

 ★施工

 今回は特殊な取付をしているので、「こんなやり方で弄っているんだ」程度で見てください。

 

 ■KENWOOD デジタル シグナル プロセッサー(DSP)[KGC-P800]の現状チェックと電源ハーネス取出

KENWOOD デジタル シグナル プロセッサー(DSP) [KGC-P800]【外見】

・外見をチェックしたら、年数の割りに綺麗な方でした。

 少し汚れを落とせばOKです。

プリント基板の状態もチェックします。【内部/プリント基板】

・この商品は電源ハーネスが無い為、動作未チェックなので一度分解して、プリント基板の状態もチェックします。

 プリント基板は異常が無いようです。

プリント基板の状態もチェックします。

プリント基板から直接電源ハーネスを基板から引き出します。【拡張コネクター】

・拡張コネクターの形状が同じKENWOODですが、今取付けられているレシーバーと合わないので、カプラーを抜いて取外します。

 取外しても支障ない物なので、邪魔なので取外しました。

 

【電源引出】

・プリント基板の配線パターンを確認して、電源を探します。

・電源カプラーをプリント基板から取外してプリント基板から直接電源ハーネスを基板から引き出します。

・電源カプラーを外した所から電源ハーネスとリモート線を通して、結束バンドで固定します。

・プリント基板をフレームに戻して、カバーを付けて元の状態に戻します。

電源アダプターで電源が入るか確認します。・電源アダプターで電源が入るか確認します。

 一通りボタン操作をしてみて異常ありませんでした。

・KGC-P800を車に取付する前に、レシーバー等に接続して音が鳴るか動作チェックします。

 ↑正常動作しました。

 
 ■KENWOOD デジタル シグナル プロセッサー(DSP)[KGC-P800]の取付位置を考える

・本来、オーディオ機器を設置場所はセンターガーニッシュ(ダッシュボード中央)ですが、左下の写真のように機械式の追加メーターとインダッシュTVがあるため設置できません。

 インダッシュTVを取付時に、レシーバーを現在の位置に穴を開けて取付しました。

 関連:ALPINE 5.6インチ インダッシュ・カラーテレビ取付/カーステレオ本体移設

 → こちら

・レシーバーの奥行きと高さと幅の寸法を確認し、オーディオのハーネスの届く範囲で操作がしやすい所に移設します。

・右下の写真はイメージ合成写真ですが、このように作業をしたいと思います。>

 新たに穴開けをしてレシーバーを移設します。

 乗り潰すつもりなので気にせず穴開けします。

施工前 施工後のイメージ

↑施工前                      ↑施工後のイメージ

 
 ■KENWOODレシーバー移設
レシーバー取付位置付近にマスキングテープを貼り、カットする部分をマジックで印します。

【レシーバー取付位置】

・レシーバーを特殊な位置に取付をします。

・レシーバー取付位置付近にマスキングテープを貼り、カットする部分をマジックで印します。

 左の写真の赤い線をカットします。

 関連:KENWOOD CDレシーバー(E323)[99000-79S83]取付

 → こちら

 

【4連セパレートスイッチと5連セパレートスイッチとコンソールアンダートレイ取外】

・作業効率を上げる為、4連セパレートスイッチと5連セパレートスイッチとコンソールアンダートレイを外します。

 関連:コンソールアンダートレイ/ダッシュサイドトリム脱着方法

 → こちら

 関連:4連セパレートスイッチソケット(KX-105) / 室内外温度計(AK-55)取付

 → こちら

 関連:5連セパレートスイッチソケット(GL-17)と電源ケーブル増設

 → こちら


アクリルカッターである程度溝をつけたら、カッター(大)で溝をなぞって切れ目を入れます。
開けた部分にレシーバーの操作部を仮にはめてOKであればマスキングテープと養生を剥がします。


【養生】

・削りカスが出るので古新聞紙で養生します。

 

【カット】

・少し小さめにカットして微調整します。

 定規を当てて、しっかり固定したらアクリルカッターで切り始めます。

 もう後戻りできません。勢いで開けます。

 アクリルカッターである程度溝をつけたら、カッター(大)で溝をなぞって切れ目を入れます。

・レシーバーのカプラーとアンテナを一旦外します。

 設定が消えるので、取付時再設定してください。

開けた部分にレシーバーの操作部を仮にはめて微調整します。

・レシーバーにカプラーとアンテナを接続してから、ダッシュボードの下の方から入れて開けた穴に入れます。

・レシーバー本体の後にステーを使って固定します。

・もし隙間が出来るようであれば、隙間テープかコーキング(グレーかブラック)をして隙間を埋めてください。

 コーキングする時は、マスキングテープをレシーバーの周りと、レシーバー操作部に巻いてください。

レシーバー本体の後にステーを使って固定します。

・開けた部分にレシーバーの操作部を仮にはめてOKであればマスキングテープと養生を剥がします。

 レシーバーの操作部が外れる機種が付いています。

・レシーバーの操作部を外して切断面を綺麗にします。

 
 ■KENWOOD デジタル シグナル プロセッサー(DSP)[KGC-P800]取付

・レシーバーが設置していた穴に、KGC-P800を取付します。

・本体のカバーが見える部分をマジックで塗りつぶします。

SONY エレクトロ クロスオーバー ネットワーク[XEC-500]の裏側

・SONY エレクトロ クロスオーバー ネットワーク[XEC-500]の裏側です。下記のようにRCAコードを配線します。

 関連:SONY エレクトロ・クロスオーバーネットワーク XEC-500取付

 → こちら

1.OUTPUTの3つのRCAコードは抜かないでください。

2.INPUTのFRONTにKGC-P800のFと接続します。

3.INPUTのREARに挿してあったRCAコードはHigh/Low コンバーターからRCAコードを抜いてください。

 関連:パワーアンプ・Hi / Low コンバーター・パワーノイズフィルター取付

 → こちら

 関連:Catch Hunter High / Low コンバーター(ALC-01N)

 → こちら

4.INPUTのREARにKGC-P800のRと接続します。

・KENWOOD デジタル シグナル プロセッサー[KGC-P800]の裏側です。

 下の写真のようにRCAコードを配線します。

※Carrozzeria チューンナップサブウーファー[TS-LX100]は、SONY エレクトロ クロスオーバー ネットワーク[XEC-500]でコントロールします。

 関連:Carrozzeria チューンナップサブウーファー(TS-LX100)取付

 → こちら

KENWOOD デジタル シグナル プロセッサー[KGC-P800]の裏側です。
KGC-P800を穴に入れて固定します。

・KGC-P800を穴に入れて固定します。

・外した4連セパレートスイッチと5連セパレートスイッチを元の位置に戻して固定します。

 関連:4連セパレートスイッチソケット(KX-105) / 室内外温度計(AK-55)取付

 → こちら

 関連:5連セパレートスイッチソケット(GL-17)と電源ケーブル増設

 → こちら

・配線類を足などに絡まないように結束バンドで束ね、コンソールアンダートレイを取付して完成です。

 関連:コンソールアンダートレイ/ダッシュサイドトリム脱着方法

 → こちら

 
 ★施工後

・普通はこんな風に穴を開けて取付しないですが、イメージ通りに取付できました。

・レシーバー部分の操作がしやすくなりました。

 施工が難しい場所でしたが、綺麗に取付できて良かったです。

・KGC-P800の取扱説明書が無いので、弄りながら設定をしました。

・KGC-P800の設定をいろいろ弄ると、いつも聞いている曲もいろんな変化がつき、面白いです。

 レシーバーだけではここまで音の変化はできないです。

・施工時間は、KGC-P800加工で40分、レシーバー移設で1時間、KGC-P800取付は10分かかりました。(メモ、写真撮影した時間も含む)

 

 追記:2010.07.03. Carrozzeria DSP イコライザー [DEQ-44]取付

 最近調子が悪くなったので、Carrozzeria DSP イコライザー [DEQ-44]に付け替えました。

 関連:Carrozzeria DSPイコライザー取付

 → こちら

 追記:2011.01.22. ALPINE 11バンド イコライザー取付

 Carrozzeria DSPイコライザーの表示パネルが昼間見えない事と、操作性が悪いため交換しました。

 関連:ALPINE 11バンド イコライザー取付

 → こちら

 

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