Keiworksに「KENWOOD デジタル シグナル プロセッサー(DSP) [KGC-P800]」を取付です。
KENWOOD デジタル シグナル プロセッサー(DSP)を取付に伴い、KENWOODのレシーバーを移設(2回目)しました。
こんなにオーディオ機器を付ける事は無いんでしょうが、Keiは取付場所を探すのが大変です。 → 普通はこんなに取付しない。
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★今回取付する商品の紹介 |
・KENWOOD デジタル シグナル プロセッサー(DSP) [KGC-P800]
![KENWOOD デジタル シグナル プロセッサー(DSP) [KGC-P800]](http://typlus5638.g1.xrea.com/DSP_01.gif)
![KENWOOD デジタル シグナル プロセッサー(DSP) [KGC-P800]](http://typlus5638.g1.xrea.com/DSP_02.gif)
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G●R●G●-●FFでジャンク品で\1.050(税込[5%])で購入しました。※購入時の価格と消費税率です。
電源ハーネスが無い為、動作未チェックの商品です。取扱説明書もなしです。
このKENWOOD デジタル シグナル プロセッサー(DSP) [KGC-P800]はかなり古い商品(発売時期:1993年頃)で、検索してもあまり情報を手に入れる事が出来ませんでした。
【特徴】
・ホールシュミレーション/デジタルEQ/ポジションコントロール/サブウーファーコントロールができます。
・コンサートホール/スタンダード/コーラスEQ/クラブ/ダンス/サラウンド/ボイスキャンセル/OFFのシュミレーションができます。
・ポップス/ラウドネス/ボーカル/スタンダード/ライブ/クラッシック/フラットの設定イコライザーの他に自分で設定できます。
・KENWOOD独自のコネクターで音源の入出力、RCA端子でも入出力できるので他社と合わせて使用できる。
・ディスプレー表示とイルミネーション(アンバーとグリーン)を変える事ができます。
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★DSP(デジタル シグナル プロセッサー[Digital Signal Processor])について |
*電気回路
・信号処理をデジタルで行なう回路の事です。
入力信号を一度デジタルに変換し、音声信号処理を行います。
回路内で信号の劣化がなく、機能の大幅アップすることが可能です。
*音響
・最適な臨場感を再現する音場創生技術です。
映画館やコンサートホールと車内の音響特性の違いを解決し、演奏会場にいるように体感することができます。
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★必要な部品/材料 |
★必要な工具 |
・ダイソー 吸収テープ(黒)
・ビニールテープ
・マスキングテープ
・マジック(中) → 色は何でもいいです。
・養生テープ
・古新聞
・電線(1.25) → 長さは現車合わせです。
・電線(1.25)2芯 → 長さは現車合わせです。
・ギボシ端子(オス・メス)
↑私はターミナルにつなぐのでY型端子を使用します。
・結束バンド(小)
・固定ステー → 現車合わせで購入してください。
・ハンダ
・RCAオーディオ用コード(ステレオ) x 2セット
・コーキング → グレーかブラック
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・+(#2)ドライバー
・+(#1)ドライバー
・ステンレス定規
・自由曲線定規
・アクリルカッター
・カッター(大)
・ニッパー
・圧着ペンチ
・テスター
・ハンダゴテ
・電源アダプター →13.5Vぐらいの直流電圧が出せる物
・コーキングガン → 隙間埋め |
★施工 |
今回は特殊な取付をしているので、「こんなやり方で弄っているんだ」程度で見てください。
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■KENWOOD デジタル シグナル プロセッサー(DSP)[KGC-P800]の現状チェックと電源ハーネス取出 |
【外見】
・外見をチェックしたら、年数の割りに綺麗な方でした。
少し汚れを落とせばOKです。 |
【内部/プリント基板】
・この商品は電源ハーネスが無い為、動作未チェックなので一度分解して、プリント基板の状態もチェックします。
プリント基板は異常が無いようです。 |
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【拡張コネクター】
・拡張コネクターの形状が同じKENWOODですが、今取付けられているレシーバーと合わないので、カプラーを抜いて取外します。
取外しても支障ない物なので、邪魔なので取外しました。
【電源引出】
・プリント基板の配線パターンを確認して、電源を探します。
・電源カプラーをプリント基板から取外してプリント基板から直接電源ハーネスを基板から引き出します。
・電源カプラーを外した所から電源ハーネスとリモート線を通して、結束バンドで固定します。
・プリント基板をフレームに戻して、カバーを付けて元の状態に戻します。 |
・電源アダプターで電源が入るか確認します。
一通りボタン操作をしてみて異常ありませんでした。
・KGC-P800を車に取付する前に、レシーバー等に接続して音が鳴るか動作チェックします。
↑正常動作しました。 |
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■KENWOOD デジタル シグナル プロセッサー(DSP)[KGC-P800]の取付位置を考える |
・本来、オーディオ機器を設置場所はセンターガーニッシュ(ダッシュボード中央)ですが、左下の写真のように機械式の追加メーターとインダッシュTVがあるため設置できません。
インダッシュTVを取付時に、レシーバーを現在の位置に穴を開けて取付しました。
関連:ALPINE 5.6インチ インダッシュ・カラーテレビ取付/カーステレオ本体移設
→ こちら |
・レシーバーの奥行きと高さと幅の寸法を確認し、オーディオのハーネスの届く範囲で操作がしやすい所に移設します。
・右下の写真はイメージ合成写真ですが、このように作業をしたいと思います。>
新たに穴開けをしてレシーバーを移設します。
乗り潰すつもりなので気にせず穴開けします。
→ 
↑施工前 ↑施工後のイメージ |
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■KENWOODレシーバー移設 |
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【レシーバー取付位置】
・レシーバーを特殊な位置に取付をします。
・レシーバー取付位置付近にマスキングテープを貼り、カットする部分をマジックで印します。
左の写真の赤い線をカットします。
関連:KENWOOD CDレシーバー(E323)[99000-79S83]取付
→ こちら |
【4連セパレートスイッチと5連セパレートスイッチとコンソールアンダートレイ取外】
・作業効率を上げる為、4連セパレートスイッチと5連セパレートスイッチとコンソールアンダートレイを外します。
関連:コンソールアンダートレイ/ダッシュサイドトリム脱着方法
→ こちら |
関連:4連セパレートスイッチソケット(KX-105) / 室内外温度計(AK-55)取付
→ こちら |
関連:5連セパレートスイッチソケット(GL-17)と電源ケーブル増設
→ こちら |

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【養生】
・削りカスが出るので古新聞紙で養生します。
【カット】
・少し小さめにカットして微調整します。
定規を当てて、しっかり固定したらアクリルカッターで切り始めます。
もう後戻りできません。勢いで開けます。
アクリルカッターである程度溝をつけたら、カッター(大)で溝をなぞって切れ目を入れます。
・レシーバーのカプラーとアンテナを一旦外します。
設定が消えるので、取付時再設定してください。 |
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・レシーバーにカプラーとアンテナを接続してから、ダッシュボードの下の方から入れて開けた穴に入れます。
・レシーバー本体の後にステーを使って固定します。
・もし隙間が出来るようであれば、隙間テープかコーキング(グレーかブラック)をして隙間を埋めてください。
コーキングする時は、マスキングテープをレシーバーの周りと、レシーバー操作部に巻いてください。 |
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・開けた部分にレシーバーの操作部を仮にはめてOKであればマスキングテープと養生を剥がします。
レシーバーの操作部が外れる機種が付いています。
・レシーバーの操作部を外して切断面を綺麗にします。 | |
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■KENWOOD デジタル シグナル プロセッサー(DSP)[KGC-P800]取付 |
・レシーバーが設置していた穴に、KGC-P800を取付します。
・本体のカバーが見える部分をマジックで塗りつぶします。
![SONY エレクトロ クロスオーバー ネットワーク[XEC-500]の裏側](http://typlus5638.g1.xrea.com/DSP_18.gif) |
・SONY エレクトロ クロスオーバー ネットワーク[XEC-500]の裏側です。下記のようにRCAコードを配線します。
関連:SONY エレクトロ・クロスオーバーネットワーク XEC-500取付
→ こちら |
1.OUTPUTの3つのRCAコードは抜かないでください。
2.INPUTのFRONTにKGC-P800のFと接続します。
3.INPUTのREARに挿してあったRCAコードはHigh/Low コンバーターからRCAコードを抜いてください。
関連:パワーアンプ・Hi / Low コンバーター・パワーノイズフィルター取付
→ こちら |
関連:Catch Hunter High / Low コンバーター(ALC-01N)
→ こちら |
4.INPUTのREARにKGC-P800のRと接続します。
・KENWOOD デジタル シグナル プロセッサー[KGC-P800]の裏側です。
下の写真のようにRCAコードを配線します。
※Carrozzeria チューンナップサブウーファー[TS-LX100]は、SONY エレクトロ クロスオーバー ネットワーク[XEC-500]でコントロールします。
関連:Carrozzeria チューンナップサブウーファー(TS-LX100)取付
→ こちら |
![KENWOOD デジタル シグナル プロセッサー[KGC-P800]の裏側です。](http://typlus5638.g1.xrea.com/DSP_19.gif) |
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・KGC-P800を穴に入れて固定します。
・外した4連セパレートスイッチと5連セパレートスイッチを元の位置に戻して固定します。
関連:4連セパレートスイッチソケット(KX-105) / 室内外温度計(AK-55)取付
→ こちら |
関連:5連セパレートスイッチソケット(GL-17)と電源ケーブル増設
→ こちら |
・配線類を足などに絡まないように結束バンドで束ね、コンソールアンダートレイを取付して完成です。
関連:コンソールアンダートレイ/ダッシュサイドトリム脱着方法
→ こちら | |
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★施工後 |
・普通はこんな風に穴を開けて取付しないですが、イメージ通りに取付できました。
・レシーバー部分の操作がしやすくなりました。
施工が難しい場所でしたが、綺麗に取付できて良かったです。
・KGC-P800の取扱説明書が無いので、弄りながら設定をしました。
・KGC-P800の設定をいろいろ弄ると、いつも聞いている曲もいろんな変化がつき、面白いです。
レシーバーだけではここまで音の変化はできないです。
・施工時間は、KGC-P800加工で40分、レシーバー移設で1時間、KGC-P800取付は10分かかりました。(メモ、写真撮影した時間も含む)
追記:2010.07.03. Carrozzeria DSP イコライザー [DEQ-44]取付
最近調子が悪くなったので、Carrozzeria DSP イコライザー [DEQ-44]に付け替えました。
関連:Carrozzeria DSPイコライザー取付
→ こちら |
追記:2011.01.22. ALPINE 11バンド イコライザー取付
Carrozzeria DSPイコライザーの表示パネルが昼間見えない事と、操作性が悪いため交換しました。
関連:ALPINE 11バンド イコライザー取付
→ こちら |
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