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 SARD P.B.I(パワーバンドインジケーター)取付

2009.01.04.施工/公開日

車検クリア(条件付)できます。

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 Keiworksに「SARD P.B.I (パワーバンドインジケーター)」を取付です。

 F-1などレースで使われているパーツです。

 昔から付けてみたいと思っていたパーツです。


 ★今回取付する商品の紹介

・SARD P.B.I(パワーバンドインジケーター)

SARD P.B.I(パワーバンドインジケーター)の発色SARD P.B.I(パワーバンドインジケーター)
購入した時の状態

 Web検索で「SARD P.B.I (パワーバンドインジケーター)」を調べますが情報量が少なく、メーカーのホームページでも写真だけ掲載です。


【特徴】※Web検索で調べました。

・LED(赤/緑)を使用して、無点灯、緑点滅、緑点灯、赤点灯の4つの状態を表現します。

・昼間でもLEDが見やすく、夜間はライトを点けるとLEDの光が減光できます。

・任意回転数まで上げて(3ポイント登録)、後ろのボタンを押すだけで設定できます。


【詳細】

・商品名

・製造メーカー

・定価




・使用電圧

・その他



P.B.I(パワーバンドインジケーター)

SARD

\14,800

 私はこの商品をセ○ハ○市○で中古品で\2,400(税込[5%])で購入。

メーカー不明、説明書/ステー固定ネジなし、接続用ハーネス付、

配線種別不明、動作未チェックの品物で販売していました。

DC12V

*気筒数の設定がない。

↑(追記:2009.01.06.)調べると設定が無いようです。

*プリント基板からの情報

 製造年月:2000年1月  ロットNo:04221 と確認できます。


 ★エンジン回転数の信号について

・下の表に書かれている車は、タコメーターの取付不可能です。 ※そのままではエンジン回転数の信号を取出せない。

 ディーラーまたは整備工場に確認された方がいいと思います。

 車に専用パーツまたは専用ハーネスを取付ける事でエンジン回転数の信号を増幅して取出しが可能になり、タコメーターを取付できる場合があります。

メーカー

 車種

三菱

・ekワゴン (純正タコメーターが無い車)

 関連:AutoGauge 52φタコメーター(AU-TASWL270)取付(ek-WAGON)

 → こちら ※ek-WAGON[W81H]のページです。



・ミニカ/ミニカトッポ (純正タコメーターが無い車)

・ミニカ/トッポBJ (純正タコメーターがない車)

・ミニキャブ (MT車で純正タコメーターがない車)

日産

・オッティ (純正タコメーターが無い車)

 ek-WAGONのOEM車です。

 関連:AutoGauge 52φタコメーター(AU-TASWL270)取付(ek-WAGON)

 → こちら ※ek-WAGON[W81H]のページです。



・ウイングロード (WFY11 MT車)

・エルグランド (E51系 VQ25DE車)

・エクストレイル (NT30 MT車)

・キューブ (BZ11 CVT車)

・キューブキュービック (BGZ11 CVT車)

・サニー (純正タコメーターが無い車)

・スカイライン (V35系 VQ25DD,VQ30DD車)

・ステージア (M35系 VQ25DD,VQ25DET,VQ30DD車)

・マーチ (AK12 MT車)

・フーガ

マツダ

・RX-8

・デミオ (DY系)

・ベリーサ

スバル

・プレオ

 (RA系 SPi車)


 ★必要な部品/材料 ★必要な工具

・ギボシ端子(オス/メス) x 4セット

・エレクトロタップ x 1個

 ↑イグニションから電源を取る方は、2個です。

・結束バンド(小)

・ビニールテープ[19mm幅]

・タッピングネジ[3.5mmx10mm] x 4個

 ↑私は3個使用しました。

・配線[2芯か3芯](普通の太さ)

 ↑長さは現車あわせで

・両面テープ → 強力な物。

・コーキング(シリコン)黒 → クリアでも代替可。

・黒の塗料(少し) → 使わなくてもいいです。


・+ドライバー(#2) → 先の長い物と短い物を用意

・ニッパー

・圧着ペンチ

・カッター

・充電(電動)ドライバー

・鉄工用ドリル刃[3.5mm]

・鉄工用ドリル刃[6.0mm]

・コーキングガン

・塗料用筆 → 塗料を使用する場合のみ。

・サービスマニュアル(電気配線図集)


 ★施工

  注意!

  ・エンジンルームの作業は、必ずエンジンが冷えた状態で作業してください。

  ・カーオーディオなど常時電源を使用しているパーツで、設定が消えてしまう事がありますので注意してください。

 ■P.B.I(パワーバンドインジケーター)本体取付

P.B.I(パワーバンドインジケーター)本体を取付位置は、ハンドルの真正面で中心に取付するのが一般的ですが、私はAピラーのブースト計付近に取付します。

【P.B.I本体の取付位置】

・P.B.I本体を取付位置は、ハンドルの真正面で中心に取付するのが一般的です。

 私の場合は、Aピラーのブースト計付近に取付します。


【P.B.I本体取付固定】

・P.B.Iの固定ステーに両面テープを付けて、本体の位置決めします。

・金属用ドリル刃[3.5mm]で固定ステーのネジ穴に穴を開けます。

・タッピングネジ[3.5mm x 10mm]で固定ステーをネジ止めします。


【Aピラーカバー取外】

・ドアの周りにあるウエザートリップ(白いゴム)を外します。

 手で引張るだけで簡単に外れます。

・運転席側Aピラーは3ヶ所の爪で固定されています。

 左に動かすと2ヶ所の爪が外れます。

 その後、上に持ち上げるとAピラーが外れます。

・Aピラーボディー側に、Aピラー固定用の白いプラスチックの爪が付いているので、つまんで取外(2ヶ所)してAピラー側に取付しておいてください。

 関連:汎用2ホールAピラーメーターホルダー取付

 → こちら

 関連:続 汎用2ホールAピラーメーターホルダー取付
 → こちら
 関連:5連Aピラーメーターホルダー
 → こちら

 
 

【P.B.I配線引き込み】

・P.B.I本体から出ている配線が通る穴を開けます。

 メーターホルダーに金属用ドリル刃[6.0mm]で穴を開けます。

・配線をメーターホルダー内に引込みます。

・配線作業がやりやすいように、ダッシュサイドトリム(運転席足元横にあるカバー)とコンソールアンダートレイを外します。

 関連:コンソールアンダートレイ/ダッシュサイドトリム脱着方法

 → こちら

・Aピラーとダッシュボードの隙間から配線(1芯)を通して、足元に束ねておきます。

・今通した配線のAピラー側をギボシ端子(メス)を取付します。

・足元に束ねておいた配線を助手席の足元に引込、運転の支障が出ないように、結束バンドで要所固定します。

・必要な配線の長さにして、ギボシ端子(オス)を付けます。


配線は短く済むので、付属のハーネスについている黒い保護チューブを外します。


【配線】

・車輌側の配線は短く済むので、付属のハーネスについている黒い保護チューブを外します。

・P.B.Iの各配線にギボシ端子(オス)を取付します。

・各配線をつなぎます。

配線色

接続先

 ACC(12+) か イグニション(IG)

 アース(−)

 回転信号(REV)

 イルミネーション



P.B.I(パワーバンドインジケーター)本体取付完了

【Aピラーのメーターホルダー取付】 ※私の車だけ(取付車)

・カプラーをつないで、Aピラーを元に戻します。

 Aピラーの爪を、ボディ側の固定用の穴に合わせて左から押して固定します。

 固定されるとカチッと音がします。

 配線をはさまないように注意してください。

・ドア周りのウエザートリップ(白いゴム)を元に戻します。

・バッテリーの+を元に戻します。 → 後でオーディオなど設定してください。

・配線引込作業が終わったら、ダッシュサイドトリムとコンソールアンダートレイを元に戻します。

 関連:コンソールアンダートレイ/ダッシュサイドトリム脱着方法

 → こちら


【ステー調整】

・P.B.I本体を見やすい方向に調整します。

・固定ステーの一部(窓側から見える部分)を黒のつや消し塗料で塗ります。


 ■ECUの回転信号配線識別と車内引込

バッテリーの裏側にあるハーネスが車内に入り込んでいる所から車内に信号線を引き込みます。

【車内からエンジンルームに配線引込】

・配線(1芯)を左の写真の赤丸のゴムパッキンから車内から引込みます。

 TAKE-OFF ふんばりくんを取付しているため、配線引込作業が大変でした。

 関連:TAKE-OFF ふんばりくん取付

 → こちら

・エンジンルーム側の配線をちょうどいい長さにします。

・車内から配線を引込んだゴムパッキンの穴にコーキングして防水します。

・エンジンルームから引き込んだ配線の先にギボシ端子(メス)を取付します。

・助手席の足元に置いたP.B.Iの配線と、エンジンルームから引き込んだ配線を接続します。


【静電気放電】

・体中に溜まっている静電気を逃がしてください。


【バッテリー−側ターミナル取外】

・バッテリーのー側ターミナルを取外します。

 本来はバッテリーの−側ターミナルを外しますが、私はECUの配線に直接分岐する事にします。

 バッテリーの−側のターミナルを外すと、色々な機器の再設定が必要になります。

 特にバッテリーの−側ターミナルを外して10分以上過ぎた場合は、ECUの再学習を必ずやらなければならないので、注意してください。

 ECUの再学習させる場合は、関連リンクを見てください。

 関連:ABA-HN22S(10型 MT)のECU配線

 → こちら


イグニッションレジスタ 関連:イグニッションレジスタ

 → こちら

 

ECUのカプラー側のカバーを上に持ち上げて外します。【ECU配線カバー取外】

・本来はバッテリーの−側ターミナルを外しますが、私はECUの配線に直接分岐する事にします。

 バッテリーの−側のターミナルを外すと、色々な機器の再設定が必要になります。

 特にバッテリーを外して10分以上過ぎた場合は、ECUの再学習を必ずやらなければならないので、注意してください。

・ECUのカプラー側のカバー(下の写真赤線の左側)を上に持ち上げて外します。

 


ECUのカプラー側のカバーが外れました。【ECU配線確認/分岐】

  注意!

 10型(T/C-MT-FF車)HITACHI製のECU配線です。

 AT車、型違いはディーラーで確認してください。

・メーターにも回転信号の線は来ていますが、今回はECUから直接配線します。

 ECUのイグニション(IG)からも電源を取ることができますが、今回はACC(12+)から電源を取ります。

10型(ターボMT車)HITACHI製のECUの回転信号(REV)とアース(GND)線の位置です。関連:ABA-HN22S(10型 MT)のECU配線

→ こちら

赤矢印の配線(茶/灰)が回転信号線です。・左の写真の赤矢印の配線(茶/灰)が回転信号線です。

 イグニション配線は右上の「白/赤」の線です。

エレクトロタップで配線(茶/灰)と車内に引込んだ線をつなぎます。【回転信号線から分岐/接続】

・エレクトロタップで配線(茶/灰)と車内に引込んだ線をつなぎます。

・配線の太さが違うため、エレクトロタップが外れないように結束バンドで縛ります。

ECUのカプラー側のカバーを上に持ち上げて外します。【ECUカプラーカバー取付】

・ECUのカプラーカバーを元に戻します。

 

【バッテリー−側ターミナル取付】

・バッテリーのー側ターミナルを取付します。


【ECUの学習】

・ECUのカプラー、バッテリーの−側ターミナルを10分以上外していた場合は、ECUの学習が必要になります。

 ECUの再学習させる場合は、関連リンクを見てください。

 関連:ABA-HN22S(10型 MT)のECU配線

 → こちら(#ECUの再学習について)


 ■完成 ※設定前

これで完成です。設定前のため、回転が低い状態で赤く表示しています。・これで完成です。

 設定前のため、回転が低い状態で赤く表示しています。


 ■P.B.I(パワーバンドインジケーター)設定と動作チェック

  注意! 設定する時は、人の迷惑にならない所で設定してください。※特にマフラー交換車

【設定方法】

・説明書が無いので、設定方法をGoogleで調べました。

1.エンジン始動させます。

2.ギアをニュートラル(N)にします。

3.一回だけ本体裏側のボタンを押すと、P.B.Iが起動します。

4.P.B.I本体裏側のスイッチを3秒以上押すと設定モードに変わります。

5.アクセルを踏んで設定したい回転まで上げた所で、1回押すと「緑点滅」が設定します。

  私の場合は3,000rpmで緑点滅設定しました。

6.さらにアクセルを踏んで設定したい回転まで上げた所で、1回押すと「緑点灯」が設定します。

  私の場合は4,000rpmで緑点灯設定しました。

7.さらにアクセルを踏んで設定したい回転まで上げた所で、1回押すと「赤点灯」が設定します。

  私の場合は7,000rpmで赤点灯設定しました。

8.エンジンの回転を下げてください。 

SARD P.B.I(パワーバンドインジケーター)の発光パターン【動作確認】

 1.LEDが点いていない事を確認します。

 2.アクセルを踏んで、設定した回転数で「無点灯緑点滅(遅い)緑点滅(速い)→ 緑点灯赤点灯」になる事を確認します。

 3.夜間、ライト点灯時にLEDの光度も減光されます。

 4.上の項目すべて動作していればOKです。


●動画について

・左の動画は、YouTubeにアップした動画です。

 閲覧する機種によっては、動画を見る事ができません。

・左の動画を再生すると大きな排気音が出ます。

 動画を見る前に音量調整してください。


 ★施工後

・この商品の事を調べるのにかなり時間がかかりました。

 Web検索で(タコメーター、ワーニングインジケーター、シフトポイントインジケーター、など)で検索しました。

 物が古いパーツなので、SARDのホームページでも写真だけでした。

・P.B.I本体を分解してプリント基板を調べたら、購入した店で表示のあった配線の色が、間違った表示をしていました。

 そのまま配線していたら、動作せず壊していたかもしれません。

 よく考えれば配線色は「JEITA規格」で決まっています。

 基本をすっかり忘れていました。

 プリント基板を調べてよかったです。

SARD P.B.I(パワーバンドインジケーター)のプリント基板

配線

店の配線表示

正しい配線の色

アクセサリー(ACC) または イグニション(IIG)

アース

イルミネーション(ILM)

回転信号

 ※今回の回転信号の黄色はJEITA規格ではなく例外です。

 ※パイオニアの古いモデルで、イルミネーションが黄色や青色になっているモデルがあります。

 関連:Carrozzeria DSPイコライザー取付

 → こちら

追記:2020.07.05. PROTEC シフトアップインジケーター [SUI-110]取付

・SWIFTsport[ZC33S]にZARD「P.B.I」を取付しましたが使用する事ができませんでした。

 違いは点火信号をエンジン回転信号として意味を読み取れるかの違いです。

 SWIFTsportは点火信号を使用するため、ZARD「P.B.I」を取付しても誤動作してしまいます。

 PROTEC シフトアップインジケーター [SUI-110]はバイク用の部品ですが、SWIFTsportに取付ができます。

 詳細は下記の関連リンクで見てください。


 関連:PROTEC シフトアップインジケーター [SUI-110] 

 → こちら ※SWIFTsport[ZC33S]のページ


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