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 Autel AutoLink OBD2 & CAN コードリーダー [AL319]

2017.08.13.公開日

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 メンテナンスのため、故障診断機「Autel AutoLink OBD2 & CAN コードリーダー [AL319]」を購入しました。

 Autel AutoLink OBD2 & CAN コードリーダー [AL319]の使い方(一部)の紹介です。

 mira e:s [LA300S]とWAGON R [MH55S]の使用方法を紹介します。

 また、アップデートして日本語表示ができるようになりました。

 

 項目と写真(図)点数が多いです。

 データ量を多く使うため、パソコンまたはWi-Fi環境で閲覧した方がよいでしょう。

 ★今回取付する商品の紹介

・Autel AutoLink OBD2 & CAN コードリーダー [AL319] ※並行輸入品




【特徴】※ファンライフショップホームページより

●いつも車の中に

 修理工場の方など、プロがお使いになるのはもちろんのこと、整備はいつもディーラーにおまかせという方も、常に車に積んで、常時接続してエンジン始動直後にチェックを行えば、その日の状態、異常の発見も容易になります。

●時間とお金を節約

 日頃のチェックで自動車の異常が大きくなることを未然に防ぐことができ、修理にかかる費用、時間を節約することができます。

●Autel MS310の後継モデル

●最新データ搭載の次世代自動車診断コードリーダー

 

【主な機能】※ファンライフショップホームページより

・ワンクリックI/Mレジネス

・エンジンチェックランプ(MIL)の原因をかんたんに特定可能。

・エンジンチェックランプ(MIL)のリセット。

・故障診断システムの警告灯の解除。

 

【詳細】※AUTEL取扱説明書より

・ディスプレイ

・動作電圧

・サイズ/重量

・外部対応温度

・本体対応温度

・対応年式

・取得データ

TFT液晶カラーディスプレイ 220 x 176 dpi

8.0 〜 18.0V

117 x 72 x 18mm / 326g

0 〜 60℃

-20 〜 70℃

1996年式以降

車両情報(VIN, CIN, CVN)、フリーズフレームデータ、ライブPCMデータストリーム

・対応プロトコル

SAE J1850 (VPW,PWM)

SAE J1939 HD OBD (CAN)

ISO 9141-2

ISO 14230-2 (KWP 2000)

ISO 15765-4 (CAN)

GMとフォードの標準プロトコル、CSMA/NDA採用。

車両コンポーネント間の通信/診断に使用される車両バス推奨慣行。

クライスラー、日本車、ヨーロッパ車の標準プロトコル。

ISO 9121-2を改良した規格。

2008年から米国内で装備が義務付け。

 

 

・ジェネリックコード

・メーカー固有コード

・アップデート

・言語とDTC定義

・DTCコード登録数

・表示

※ホンダ、マツダはグローバルOBD/EOBDでサポート。

SUZUKIの特殊なプロトコル:SUZUKI K-LINE 2は対応していません。

P0、P2、P3、U0 対応。

P1、P3、U1 などに対応。

可能 ※無料:メーカーにユーザー登録する必要あります。

英語、スペイン語、フランス語

3,075 コード

エラー内容の表示、フリーズフレーム表示、ライブデータ表示

・フリーズフレームデータの表示

・エラーコード(DTC)の内容表示(英語表記)

・I/M readinessの状況を表示

・VIN,CIN,CVNの表示

・エンジン回転数

・速度

・吸気管内圧力(バキューム)

・水温

・吸気温度

・O2センサー電圧(2つとも)

・エンジン負荷率

・燃料補正率(長期的、瞬間的の2種類)

・内容物
・専用ソフトについて
CD-ROM(マニュアル/専用ソフト)、USBケーブル、マニュアル(英語)
Maxi-LinkUの対応しているOSは、Windows7、Vista、XPですが、Windows10も使用できました。
 

【操作パネル】※AUTEL取扱説明書より
@  緑色LED  エンジンシステムが正常に動作していることを示します。
A  黄色LED  問題がある可能性があることを示します。
B  赤色LED

 車両の1つ以上のシステムに問題があることを示します。

 赤色のLEDは、DTCが存在することを示すためにも使用されます。

 スキャンツールのディスプレイにDTCが表示されます。

 この場合、車両のインストルメントパネルのMILは点灯し続けます。

C  I/M READINESS KEY  状態の排出準備と駆動サイクルの確認を素早くチェックします。
D  ENTER / EXITボタン

 メニューからの選択(またはアクション)を確定します。

 または、前のメニューに戻ります。

E  SCROLLボタン  メニュー項目をスクロールします。
F  USBポート  スキャンツールをパソコンに接続してDTCコードの検索やDTCデータのアップグレードします。

 

【お手入れ方法】※AUTEL取扱説明書より

・Autel AutoLink [AL319]の本体とキーパッドはコネクター部分は防水加工をされていませんので注意してください。

・Autel AutoLink [AL319]が油/水やグリースで汚れた場合、乾いたキレイな布に必要に応じて中性洗剤を含ませて、Autel AutoLink [AL319]の外側を清掃してください。

アルコールなどの溶剤は、キーパッドやディスプレイを清掃することはできません。

 

【ストア情報】

・会社名(商号)

・ストア名

・郵便番号/住所

・電話/FAX

・営業日/時間

・ページ名

・URL

 

・購入金額

・送料

・お店の評価

 ※私の評価

 

株式会社オリジンコム

ファンライフショップ (Yahoo!ショッピング)

〒730-0005 広島県広島市中区大手町5丁目14-16山本ビル1F

082-567-4705 / FAX 082-567-4706

平日10時〜17時まで。土・日・祝日及び正月、お盆、GWは休みとなります。

Autel AutoLink OBDII CAN Code Readerカラー液晶搭載 自動車診断コードリーダー AL319

https://store.shopping.yahoo.co.jp/funlife/org01054.html ※リンク切れしている場合があります。

※上のリンクから商品を購入する場合は、自己責任でお願いします。トラブルに関してはご自身で対処願います。

\5,980 (税込[8%]) ※購入金額は商品購入時の金額です

\0 (北海道、沖縄、離島を除く)※商品購入時です。

★★★★★ 5段階評価:星3つ

初めて購入したストアです。

ファンライフショップはAutelの代理店ではありません。

並行輸入品だからだと思いますが、商品の保証が7日間とものすごく短い事と、納品書と領収書がありません。

商品だけ紙袋に入っていて、衝撃吸収材や取扱注意のシールも貼られていません。

私の場合は、代引きだったので運送会社の領収書がこのストアの領収書になっています。

今まで購入したストアは納品書は必ず入っていました。

それ以外はどこのストアと同じで普通です。

 
 ★並行輸入品の流通経路とメリット/デメリット

・並行輸入品の流通経路とメリット/デメリットについて、まとめてみました。

●流通経路

 日本の正規代理店を通らないで国内に流通させる流れです。

  海外メーカー → 海外の小売店/販売店 → 日本の小売店・販売店が購入して輸入 → 消費者

 または

 海外メーカー → 海外の小売店/販売店 → メーカーと直接関係が無い第三者が購入して輸入 → 日本の小売店・販売店 → 消費者

 

●メリット

為替(レート)の変動で安く購入する事ができる。(購入価格の安さ)

日本未発売の商品を購入する事ができる。

 

●デメリット

為替(レート)の変動で高く購入する事がある。※メーカーの小売希望価格より高く購入する事がある。

取扱説明書または取付説明書などが日本語対応していないので、日本語に訳す必要がある。

日本の正規代理店で並行輸入品と言う事でアフターフォローが受けられない場合がある。

購入商品にトラブル(欠陥や故障)が起きた時の自分で対応をしなければならない。(商品の保障はほとんど無し)

・メーカー以外の所から購入した場合でも正規の商品が届く事が多いですが、まれに偽造品(コピー品)が届く場合がある

正規日本代理店と同じ商品にもかかわらず、並行輸入の車検は書類の関係でNGになる事がある

 
 ★OBD2 (ISO 14230)端子について

【OBD2端子について】

・OBD2(On-board diagnostics)または純正診断コネクター(ISO 14230)へのカプラーオンの簡単接続で面倒な配線作業は不要です。

 故障診断コネクター(平成8年以降の製造車で国際規格ISO 14230)が装備されている車であれば、診断コネクターに差し込むだけです。

 トヨタ、日産、ホンダ、スバル、マツダ、ミツビシ、スズキ、ダイハツの 国産車に取付が可能です。


●私が購入したOBD2端子を利用したパーツ

 A'PEXi i-cruising

 OBD2接続でECUから取得した情報も表示する事もできます。

 関連:A'PEXi i-cruising

 → こちら ※Keiworks[HN22S]取付

 COMTEC ZEROシリーズ ZERO 304V

 GPSレーダー取り締まり探知機です。

 オプションのOBD2アダプターをOBD2端子に接続すると、ECUから車速情報を入力する事で、トンネル内など衛星からの信号が取れない状態でも自車の位置が特定できます。

 ECUから取得した情報も表示する事もできます。

 関連:COMTEC ZEROシリーズ ZERO 304V

 → こちら ※Keiworks[HN22S]取付


 関連:COMTEC OBD2アダプター [OBD2-R3]

 → こちら ※Keiworks[HN22S]取付


 関連:COMTEC ZEROシリーズ ZERO 304V

 → こちら ※SWIFTsport[ZC33S]取付


 関連:COMTEC OBD2アダプター [OBD2-R3]

 → こちら ※SWIFTsport[ZC33S]取付



 MAXWIN OBD2 マルチメーター ELM327[M-OBD-V01A]

 COMTECの取り締まり探知機と同じように、ECUから取得した情報をスマホに専用アプリを入れると表示する事ができます。

 また、故障診断が出来て、エンジンチェックランプのリセットもできます。

 SWIFTsport[ZC33S]、mira e:s[LA300S]、WAGON R HYBRID FX[MH55S]、N-WGN[JH3]4台で使用する事ができます。

 使用方法は下記の関連リンクを見てください。

 関連:MAXWIN OBD2 マルチメーター ELM327[M-OBD-V01A]

 → こちら



 Vgate Maxiscan VS890

 現在私はこちらの故障診断機を使用しています。

 SWIFTsport[ZC33S]、mira e:s[LA300S]、WAGON R HYBRID FX[MH55S]、N-WGN[JH3]4台で使用する事ができます。

 使用方法は下記の関連リンクを見てください。

 関連:Vgate Maxiscan VS890

 → こちら

注意!

・ROMチューンが施されていたり、サブコントロールコンピュータ、スピードリミッタカット装置等が装着されている場合は、正しい数値を表示しない場合があります。

・特殊なプロトコルを使用している場合、車種/機器によっては読み取ることができません。


 ★OBD検査(OBD点検)について

・OBD検査

 2024(令和6)年10月から、自動車の検査(車検)において、自動ブレーキ等の自動運転技術等に用いられる電子制御装置の目に見えない故障に対応するための電子的な検査を開始することになりました。

 メーター内のエンジンチェックランプが点灯している場合は、故障診断機で検査して故障を修理しなければ車検はNGになります。/p>

 目視でエンジンチェックランプが点灯していなければ故障診断機での検査はしません。

 12カ月点検もOBD点検が義務化されます。

 点検簿も「その他の装置」の項目に「電子制御装置」があり、「A車載式故障診断装置の診断結果(エンジン、ブレーキ、ABS、エアバッグ、自動ブレーキ、レーンキープ、自動運行装置)」が良好だと「レ」が印されます。

 また、2021(令和3)年10月1日以降、自動車メーカーが提供する故障診断に必要な情報管理、全国の検査場(車検場)や整備工場が利用する情報システムを運用していくための費用として、自動車の検査の際に支払う法定手数料に、(独)自動車技術総合機構の技術情報管理手数料(1台あたり一律\400)が追加されます。


<対象車両>

 2021(令和3)年10月以降の新型車から ※2024(令和6)年10月からOBD検査開始。

  輸入車については、2022(令和4)年10月以降の新型車から ※2025(令和7)年10月からOBD検査開始。


 <関連リンク:国土交通省ホームページ> ※リンク切れの場合はごめんなさい。

・自動車に備えられたコンピューターの点検が義務化されます!(PDF)

   → こちら

  ・点検基準改正 令和3年10月1日施行(PDF)

   → こちら

  ・自動運転に対応した新たな検査手法を導入します!!

   → こちら

  ・自動車の電子的な検査(OBD検査)について

   → こちら

  ・自動車検査の法定手数料変更のお知らせ(PDF)

   → こちら

  ・技術情報管理手数料の納付方法について(PDF)

   → こちら

  ・令和3年10月1日以降の自動車検査手続きに関する手数料一覧(その1)(PDF)

   → こちら


 ★フリーズ フレーム データ(Freeze frame data)について

【フリーズ フレーム データ(Freeze frame data)】

 フリーズ フレーム データとは、OBD2に対応したECUが、各センサーなどに異常が生じた時に記録する事ができるデータです。

 各センサーなどに異常が生じた時、ECUはDTCコードを記憶すると同時に、DTCを記憶した瞬間のエンジン冷却水温、エンジン回転数、負荷の状態(高負荷時または低負荷時であったか)、などの情報を記憶しています。

 ECUはメータ内の警告灯を点灯して、ドライバーに異常を知らせる「ウォーニング機能」を備えています。

 ECUは異常を検出すると最低限の操舵性能を確保するためのフェイルセーフ制御をします。

 フェイルセーフ制御の内容は、検出した異常(DTCコード)によって異なります。

 故障をしている所を修理してから、ECUのイニシャライズ(初期化)とラーニング(学習)させます。

 関連:ABA-HN22S(10型 MT)のECU配線

 → こちら(ECUの再学習について)

 
 ★必要な部品/材料 ★必要な工具

・パソコン

 ※専用ソフトでDTCコードやファームウェアのアップデートで使用します。

 ※専用ソフト「Maxi-LinkU」使用できるOS:Windows XP、Vista、7

 私のパソコンのOSがWindows10で動作確認済で、特に互換性の設定をしなくても使用できます。

 残念ながら、macには対応していません。

 

・なしです。

 ★施工

  施工時とこのページについての注意点

 ・整備資格を持たずに施工する場合や、このページを見て施工した場合は、自己責任でお願いします。

 ・必ず部品を触る前や施工前に、体の静電気を車体以外の金属に触れて放電してください。

 ・作業は必ず平らな所で作業してください。

 ・LCDディスプレイの表示を写真で綺麗に撮れなかったりするので、図にして紹介しています。

  フォントをできるだけ近い物で文字入力しましたが、一部の文字が実物と異なるものがあります。

 ・英語の取扱説明書を直訳しているため、表記がおかしなものが多々あります。

 ・仕様変更、取扱説明書の改編などで画面や文章が違う場合があります。

◆目次◆ 項目が多いので目次を作成しました。

 下のプルダウンメニューより項目をクリックするとその項目へ移動します。

 (ブラウザの「戻る」でこの目次の所に戻ります。)

 
 ■日本語訳

【取扱説明書】

・今回購入した商品は並行輸入品なので、取扱説明書も英語で書いています。※ストアによっては日本語訳した取扱説明書と一緒に販売されています。

 それも47ページもあります。

 間違った使い方をしたくないので、まず初めに取扱説明書を日本語訳するところから私は作業を開始しました。

 と言っても日本語訳をしたのは、Google翻訳を使用してある程度の日本語訳に変換させました。

 Google翻訳を使っても所々日本語がおかしいので、私の方で修正しました。

←英語
日本語訳→

 ※メール等で日本語訳した取扱説明書の配付はできません。

 

【専用ソフト「Maxi-LinkU」】

・専用ソフト「Maxi-LinkU」をインストール後、自分が使いやすいように日本語仕様に変更しました。

 専用ソフトの著作権がAutelにあります。

 あくまでも作業しやすいように、私個人使用限定が目的です。※メール等で専用ソフト「Maxi-LinkU」の配付はできません。

・専用ソフト内にDTCコードが3,075コード登録されていて、こちらもGoogle翻訳を使用して日本語に変換させましたが、文字コードを変えても文字化けする状態なので、英語のままにしました。

 私はExcelファイルにDTCコード、英語、日本語を並べて保存して、検索しやすいようにしました。

←英語
日本語訳→
 

 

・これで日本語訳が終了です。

 Autel AutoLink OBD2 & CAN コードリーダー [AL319]が操作できる状態になりました。

 AL319本体はどうしても日本語に変換する事ができないので、慣れるまでは日本語訳したマニュアルを見て作業します。

 ここまでの作業で通常よりも準備の時間がかかってしまいました。

 
 ■OBD2(On-board diagnostics)端子に接続

【OBD2対応機種取外】

・OBD2端子に追加メーターや取締りレーダーなどをOBD2コネクターを刺している場合は取外します。

 私の車にはOBD2端子に「A'PEXi i-cruising」が接続されています。

 A'PEXi i-cruisingのOBD2コネクターを取外してから、Autel AutoLink [AL319]のコネクターを差し込みます。

 

【OBD2端子の位置と接続】

・OBD2端子の場所は、車種によって違います。

 Kei [HN22S]とmira e:s [LA300S]とWAGON R [MH55S]の3車種のOBD2端子は、自動車メーカーは違いますが、運転席の足元付近にありました。

 車種別に説明したいと思います。

 

●Kei[HN22S]の場合

 OBD2端子の位置は、シガーライターの後側を運転席の足元左側を覗くと、黒いOBD2端子があります。

 

OBD2端子の接続は、エンジンは必ず停止した状態にします。

・KeiのOBD2端子にAutel AutoLink [AL319]のコネクターを差込します。

 

 接続してみましたが、Keiの場合は使用できないです。

 ISO 9141-2のプロトコル検索で、他のプロトコルより時間がかかっていました。

 プロトコルが特殊な「SUZUKI K-LINE2」なので、Autel AutoLink [AL319]には対応していないため接続エラーが出ます。

 Autel AutoLink [AL319]の対応年式(1996年〜)は対応しています。

 Keiに使用する場合は、SUZUKI K-LINE2対応のスキャンツールになると、かなり高額になります。

 A'PEXi i-cruisingは動作するのですが... とても残念です。

 

●WAGON R [MH55S]の場合

 OBD2端子の位置は、ボンネットオープナーのすぐ上(運転席の足元右側)を覗くと、黒いOBD2端子があります。 

 

 

OBD2端子の接続は、エンジンは必ず停止した状態にします。

・WAGON R [MH55S]のOBD2端子にAutel AutoLink [AL319]のコネクターを差込みます。

 

●mira e:s [LA300S]の場合

 OBD2端子の位置は、運転席側センターコンソール後方の左足の所を覗くと、白いOBD2端子があります。

 

OBD2端子の接続は、エンジンは必ず停止した状態にします。

・OBD2端子の向きを確認して、Autel AutoLink [AL319]のコネクターを差し込みます。

 

 この後の説明は、mira e:s [LA300S]とWAGON R [MH55S]に接続したものを紹介します。

 

 ■Autel AutoLink [AL319]起動

【Autel AutoLink [AL319]起動】

・OBD2端子にコネクターを接続すると、Autel AutoLink [AL319]が起動します。

 ロゴ画面(左側写真)の後に、メニュー画面が表示されます。

 

 メニュー画面

 

・左の動画は、YouTubeにUpした物です。

 ※一部の機種で動画を見る事ができません。

 AL319のロゴ画面表示からメニュー画面から一連の動作を紹介しています。

 動画の撮影時は、車にOBD2端子を接続せずに、パソコンのUSB端子より電源を取って起動させています。

 接続時にエラーの表示も出ます。

 車に接続時に撮影すると、どうしてもブレが出てくるので、カメラを固定した状態で撮影しています。

 

・メニュー画面表示後、エンジン始動します。

 

●mira e:s [LA300S]

 エンジンキーをキーシリンダーに差し込み、フットブレーキを踏んだ後、エンジンキーをSTARTまで回してエンジンを始動させます。

●WAGON R [MH55S]

 イモビライザーキーを必ずそばに携帯して、フットブレーキを踏んだ後、ブレーキプッシュスタートボタンを押してエンジンを始動させます。

 
 ■Autel AutoLink [AL319]を使ってみる

【Autel AutoLink [AL319]を使ってみる】

・ここでは、一連の動作について説明します。

 取扱説明書ではあまり細かく説明されていないので、図で画面の流れを紹介したいと思います。

 画面(図)に出てくる数値は、実際の車と合っていませんので、こんな感じに表示される程度で見てください。

 

 ◆OBD2/EOBD ※EOBD→(EはEurope)

 Read Codes、Peding Codes、Live Dataなどのデータを表示する前に、ECUの信号を確認をします。

 

 スクロールボタンを押してOBD2/EOBDに合わせて、ENTER/EXITボタンを押します。
 
 Read CodesをENTER/EXITボタンを押します。
 

 対応しているプロトコルを自動で探しています。

 Keiworksの場合は、「ISO 9141-2」のプロトコルでかなり時間がかかっていましたが、接続エラーとなります。

 

 対応したプロトコルを表示します。

 

●mira e:s [LA300S]

 プロトコルは「CAN EXD FAST」です。

 

●WAGON R [MH55S]

 プロトコルは「CAN STD FAST」です。

 


 ENTER/EXITボタンを押します。

 

 Codes Foundに数の表示があると、DTCコード(不具合)があるので、Read Cordesで調べます。

 Codes Foundに数の表示がある時、下のランプが点灯します。

 
 しばらくお待ちください。
 

 画面が変わり、Diagnostic Menuを表示します。

 

 この後は、Read Codes、Peding Codes、Live Dataなど、

 スクロールボタンで選択してENTER/EXITボタンを押します。

 

 もし接続エラーが表示されると・・・・・ 下記のような表示になります。

 

*接続エラー時に表示される画面

<日本語訳>

 接続に失敗しました。

 

 リンクエラー!

 - もう一度お試しください -

 

 ENTER/EXITボタンを押します。




<日本語訳>

 イグニッションがONであることを確認します。

 - スキャンツールのOBD2コネクターが車両のDLCにしっかりと接続されていることを確認します。

 - 車両がOBD2に準拠していることを確認する。

 - イグニッションをOFFにします。

  約10秒待ってからイグニッションをONに戻してください。

 

 メッセージを確認してスクロールボタンでスクロールします。

 ENTER/EXITボタンを押します。


 メニュー画面に戻りました。

 エラーメッセージの対処法の通りに、

 OBD2適合車種か?

 OBD2コネクターの確認

 イグニッションをOFFにしてから約10秒後にONにします。

 その他にヒューズのIG[15A]切れを確認します。

 数回繰り返しても接続エラーが出る場合は、適合車種では無いことになります。

 
 
 ●Read Cordes → Read Codes 故障している場合、DTCコードを検出する項目です。
 Read CodesをENTER/EXITボタンを押します。
 

 Read Codesの画面に切り替わりました。

 Read CodesをENTER/EXITボタンを押します。

 

 コードを読み取り中...

 しばらくお待ちください。

 


 正常 (左の画面)なら、「モジュールにはコードが保存されていません!」と表示します。

 終了する場合は、ENTER/EXITボタンを押します。

 

 故障 (下の画面)なら、DTCコードと状態を表示します。※複数検出する事があります。

 DTCコードが複数ある場合、スクロールボタンを押します。

 DTCコード確認後、終了する場合は、ENTER/EXITボタンを押します。

 SUZUKI と DAIHATSUのDTCコード(一部)をこの後紹介しています。

 

 Read Codesを終了する場合は、「Previous Menu」をスクロールで選択後、ENTER/EXITボタンを押します。

 Read Codesの画面に戻りました。

 
 Diagnostic Menuを表示します。
 
 Diagnostic Menuをスクロールボタンで「Previous Menu」を選択後、ENTER/EXITボタンを押します。
 
 「OBD2テストを終了してもいいですか?」と聞いているので、スクロールボタンで「Yes」または「No」を選択後、ENTER/EXITボタンを押します。
 「Yes」を選択すると、メニュー画面に戻ります。
 
 メニュー画面に戻りました。
 

 もし、DTCコードが表示されたら.....

【DTCコードが検出された場合】

・DTCコードが検出した場合、Autel AutoLink [AL319]本体にも表示されますが、Msxi-LinkUのDTC lookupでも確認できます。

 英語表示なので日本語訳をするかDTCコードをWeb検索して、車の状態を確認します。

 ここでWeb検索しても結果が出ない場合は、DAIHATSU独自のDTCコードの場合があります。

 この場合はDAIHATSUディーラーにDTCコードの問い合わせしてください。

 ※当ホームページにDTCコードの問い合わせのメールはお断りします。

  このようなメールには返信いたしません。

  ご自身で解決お願い致します。

 

【DTC(Diagnostic Trouble Code)コードの読み方】

・DTC(Diagnostic Trouble Code)コードは、OBD2端子からはDTCコード5桁を確認できます。

 DTCコードの基本の表示は、アルファベット1文字と4桁の数字の5桁表記になります。

 この5桁の表示には決め事がいくつかあります。

 今回購入したAutel AutoLink [AL319]に記録されているDTCコードは、3,075 コードと多く登録されています。

 DTCコードも10,000 コードまで対応/作成できます。(0000〜9999)

 最近の型のスイフトであれば、ダイアグモニタカプラーを短絡させると、メーター内のオドメーターに5桁の表示を表示するので、今回紹介する故障診断機は不要です。

 

(DTCコード 例) P1450の場合 → ECU内部で大気圧センサー異常

  → ボディー   → シャーシ   → エンジン、動力伝達装置   → ネットワーク
1

 0 → 全車共通   1 → メーカーごとに独自の設定

4

 Pで始まるコードの場合

 1 → 燃料 および 吸気空気

 2 → 燃料 および 吸気空気(インジェクター回路のみ)

 3 → 点火回路 または ミスファイア

 4 → 排ガス浄化補助装置

 5 → 車速制御 および アイドリング制御装置

 6 → コンピュータ出力回路

 7 → トランスミッション

 8 → トランスミッション

5

 異常の発生している箇所を表示。

0

 異常の発生している箇所を表示。


 ダイアグノーシス(自己診断機能)について

 Autel AutoLink OBD2 & CAN コードリーダー[AL319]」を使用しなくても、簡易ではありますが、簡単に車のエンジン/センサーの異常を調べる事のできる「ダイアグノーシス(自己診断機能)」があります。

 ダイアグノーシス(自己診断機能)は、メーカーによって、年式、やり方、コードが違います。

 メーター内のエンジンチェックランプの点滅回数を数えてコードを調べると、故障している所が特定できます。

 ダイアグノーシス(自己診断機能)で表示できるのは「2桁」までです。

 ※最近の車(スイフトなど)はODOメーターに英文字1桁/数字4桁の表示が出て、細かく診断する事ができます。

 コードの10の位を数えて、間が開いてからコードの1の位を数えます。

 左の図はSUZUKIの「コード12」で正常な時の点滅表示です。

 

 SUZUKI(Kei:2007年)とDAIHATSU(mira e:s:2014年)の2社の方法を紹介します。

 

   

 ●Keiのダイアグノーシス(自己診断機能)のやり方

・Keiのダイアグノーシス(自己診断機能)は、エンジンルーム内のヒューズボックスの右側にある端子(左の写真赤四角矢印)に下の写真のように端子を短絡させてエンジンキーをONにすると、左上のようにエンジンチェックランプが点滅します。

 ダイアグノーシス(自己診断機能)の詳細は、下記の関連リンクを見てください。

 関連:ダイアグノーシス(自己診断機能)

 → こちら

 

 SUZUKIのダイアグコードは、この後の項目で紹介しています。

 

【Keiのダイアグコードキャンセル方法】

・運転先右足側にあるヒューズボックスのIG/METER[15A]を20秒以上取外して取付けます。

 

 

 ●mira e:sのダイアグノーシス(自己診断機能)のやり方

・mira e:sのダイアグノーシスは、Autel AutoLink [AL319]と同じ運転席左足元にあるOBD2(白い台形のコネクター)の指定する端子を短絡させて、エンジンチェックランプの点灯するコードを読み取ります。

 ダイアグノーシスをする作業前に注意点があります。

 年式によって短絡させる場所が違います。

 下記の購入年に振り分けていますが、はっきりとした区切りが無いので、ちょうど区切りで購入されている方は、ディーラーに問い合わせしてください。

  *4-6  2000[平成12]年以前に車を購入された方の場合。

  *4-12  2004[平成16]年以前に車を購入された方の場合。

  *4-14  2004[平成16]年以降に車を購入された方の場合。

 

・針金などを使って短絡します。

・エンジンキーをONにします。

 ONにするとメーター内のエンジンチェックランプが点滅します。

・エンジンチェックランプの点滅回数を確認します。

 異常の有/無をこの後の項目に、DAIHATSUのダイアグコードを照らし合わせてみてください。

・コードの確認ができたら、エンジンキーをOFFにします。

・短絡させていた針金も取外します。

 

【mira e:sのダイアグコードキャンセル方法】

・1と2どちらかの方法でダイアグコードキャンセル方法は

  1.グローブボックス奥のヒューズを抜き取ってダイアグコードをキャンセルします。

  2.エンジンルーム内のヒューズを抜き取ってダイアグコードをキャンセルします。

 今回はグローブボックス内のヒューズの説明をします。

・グローブボックスを開けます。

 

・グローブボックスの両脇を持って、ちょっと力を入れて真っ直ぐ上に持ち上げます。

 可動する2つのツメ部分だけでグローブボックスが固定されています。

 グローブボックスが外れると、右側の写真のようになります。→左側にヒューズが沢山付いています。

  

 

・「ECU-B[10A]ヒューズ」と「BACK UP[5A]ヒューズ」をを60秒以上取外します。

 ※年式によっては「EFIヒューズ」を取外します。
・60秒以上経ったら「ECU-B[10A]ヒューズ」を奥まで差し込みます。

・ダイアグコードをキャンセルしても正常コードが出ない場合はその場所が故障しています。

 故障している所の部品を交換/調整してから、再度確認します。

・ダイアグコード確認後、グローブボックスを元に戻します。

 写真(黄色丸)の突起している部分をダッシュボードの部品をかわして入れます。

・グローブボックスの両側を手でしっかりと持って、真下に力を入れます。

 

 
 

 SUZUKIとDAIHATSUのダイアグノーシスコードとDTCコードについて

 ダイアグコードは、エンジンチェックランプ(エンジン警告灯)の点滅回数を下記の表と比べてみてください。

 不具合が出ている場合、フェイルセーフ制御が働いていると、最低限で走行するためエンジンのレスポンスが悪くなります。

 不具合が出ている、発見した場合は、すぐ修理をしてください。

 SUZUKIとDAIHATSUのダイアグノーシスコードとDTCコードを検索できるようにしました。 

SUZUKI K6A ダイアグコード検索

 左のプルダウンメニューの右側の「▼」をクリックしてダイアグコード(点滅した回数)を選択すると、そのダイアグコードとDTCコードをブラウザの画面上部に表示します。

 

 SUZUKIの表は、ほんの一部ですが、DTCコードと平成10年12月以降の新ダイアグコードです。

DAIHATSU ダイアグコード検索

 

 【SUZUKI K6AエンジンのDTCコード/ダイアグコード/フェイルセーフ制御について】

・下の表は、ほんの一部ですが、DTCコードと平成10年12月以降の新しいダイアグコードを表にしました。

 黒→共通 緑→ターボ車 青→超低排出ガス仕様車

 ダイアグコード点滅パターン(図)

 診断項目

 DTCコード

 診断内容

 フェイルセーフ制御
11

 プレッシャセンサー信号

 P0105 インマニバキュームセンサー、回路

 P0105−H:上限

 P0105−L:下限

 PM端子電圧が一定時間以上診断上限電圧(4.5V)以上又は、診断下限電圧(0.19V)以下となっています。

・スロットル開度とエンジン回転速度から圧力値を推定。

・VVT停止

 プレッシャセンサー系統特性異常

 P0106 インマニバキュームセンサー、機能不良

 一定時間以上吸気管圧力変化が規定値以下になった。

・スロットル開度とエンジン回転速度から圧力値を推定。
12

 正常

 0000

 システムは正常作動しています。
・なし
13

 スロットルセンサー信号

 P0120 スロットルポジションセンサー、回路

 P0120−H:上限

 P0120−L:下限

 VTA端子電圧が一定時間以上診断上限電圧(4.8V)以上又は,診断下限電圧(0.1V)以下となっています。

 関連:スロットルポジションセンサー調整

 → こちら

・スロットル開度を20°として、システムを制御。

スロットル開度を6°として、システムを制御。

・VVT停止

14

 O2センサー信号(OX端子)(#1、#4)

 P0130 O2センサー、回路

     (バンク1-1番センサー)

 高負荷走行実行条件下でO2センサ不活性状態が一定時間以上続いた。

・O2センサフィードバック停止

・VVT停止

 O2センサーヒーター信号(OXH端子)(#1、#4)

 P0135 O2センサーヒーター、回路

     (バンク1-1番センサー)

 OXH端子電圧が一定時間以上診断上限電圧(12V)以上又は、診断下限電圧(0.1V)以下となっている。

・なし

15

 カム角センサ信号(No.1)

 P0340 カムポジションセンサー/回路

 CMP端子に一定時間以上信号が入力されない。

・エンジン始動停止

・VVT停止

16

 車速センサー信号

 P0500 車速センサーの異常

 減速時フューエルカット実行中、SPD端子に一定時間以上約0km/hを検出。

・ISCフィードバック停止

 関連:ISCバルブ点検/清掃

 → こちら


・ラジエータファンHi駆動

・VVT停止

・車速10km/hとしてシステムを制御します。

17

 ノックセンサー信号

 P0325 ノックセンサー1/回路

 P0325−H:上限

 P0325−L:下限

 KNK端子が規定回転速度以下で一定時間以上診断上限電圧(3.9V)以上又は、診断下限電圧(1.2V)以下となっています。

・ノック制御停止
18

 吸気温センサー信号(THA端子)(KNK端子)

 P0110 吸気温センサー、回路

 P0110−H:上限

 P0110−L:下限

 THA端子電圧が一定時間以上診断上限電圧(4.8V)以上又は、診断下限電圧(0.14V)以下となっています。

・吸入空気温度を20℃としてシステムを制御します。

・吸入空気温度を18℃としてシステムを制御します。

・VVT停止

19

 水温センサー信号

 P0115 水温センサー、回路

 P0115−H:限上

 P0115−L:下限

 THW端子電圧が一定時間以上診断上限電圧(4.8V)以上又は、診断下限電圧(0.14V)以下となっています。

・冷却水温度を83℃としてシステムを制御します。

・冷却水温度を80℃としてシステムを制御します。

・ラジエータファンHI駆動

・VVT停止

23

 クランク角センサー信号

 P0335 クランク角センサーA/回路

 始動モード中であるにもかかわらずCKP端子に一定時間以上信号が入力されていません。

・なし
24

 燃料システム(#1、#4)(CKP端子)

 P0171:リーン異常(バンク1)

 P0172:リッチ異常(バンク1)

・空燃比フィードバック補正しているにもかかわらず、補正量が一定時間以上リーン信号又はリッチ信号となっています。

・空燃比学習機能補正しているにもかかわらず、燃料トータル補正量が一定時間以上リーン信号又はリッチ信号となっています。

・なし
27

 点火出力信号(IT端子)

 P0350 イグニッションコイル一次/

    二次回路不良

 IT端子電圧が一定時間以上診断上限電圧(5V)以上となっています。

・異常発生側の噴射を禁止します。
29

 大気圧センサー(IT端子)

 P1450 ECU内部で大気圧センサー異常

 大気圧センサー異常。

 センサー入力電圧が一定時間以上診断上限電圧以上又は診断下限電圧以下となっています。

・大気圧を1013hPa (760mmHg)としてシステムを制御します。
32

 VVT作動異常

 P0011:A-カムポジション-進角進み過大

     または 機能不良(バンク1) 進角異常

 P0012:A-カムポジション-進角遅れ過大

     (バンク1)遅角異常

 進角制御しているのに、

 実バルブ・タイミングが目標進角量に近付かない。

 又は、最遅角モードなのに実進角量が大きい。

・なし
33

 オイルコントロールバルブ

 P1915 オイルコントロールバルブ系統異常

 進角制御しているにもかかわらず、OC−端子に一定時間以上信号が入力されません。

 オイルコントロールバルブ作動異常。

・VVT停止
34

 A/F センサ系統異常

 P1937 A/Fセンサー系統異常

・LR端子電圧が一定時間以上診断上限電圧以上又は診断下限電圧以下となっています。

・完爆判定後にA/F センサ不活性状態が一定時間以上続いた。

・A/F センサフィードバック停止

 A/F センサヒータ系統作動不良

 P1938 A/Fセンサーヒーター系統不良

 HTR端子電流が一定時間以上診断上限電流以上又は、診断下限電流以下となった。

・A/F センサフィードバック停止
54

 燃料システム(#2、#3)

 P0174:リーン異常(バンク2)

 P0175:リッチ異常(バンク2)

・空燃比フィードバック補正しているにもかかわらず、補正量が一定時間以上リーン信号又はリッチ信号となっています。

・空燃比学習機能補正しているにもかかわらず、燃料トータル補正量が一定時間以上リーン信号又はリッチ信号となっています。

・OX2端子作動異常。

・なし
55

 O2センサー信号作動異常

 P0151:O2センサ信号作動異常

     回路-低、出力(バンク2-1番センサー)

・高負荷走行実行条件下でO2センサ不活性状態が一定時間以上続いた。

・OXH2端子(#2、#3)

・O2センサフィードバック停止

・VVT停止

 O2センサーヒーター信号作動異常

 P0155:O2センサヒータ信号作動異常

     回路(バンク2-1番センサー)

・OXH2端子電圧が一定時間以上診断上限電圧(12V)以上又は、診断下限電圧(0.1V)以下となっています。

・なし

 【DAIHATSU DTCコードについて】

・下の表はDAIHATSUのダイアグコードです。


 ダイアグコード診断項目

 DTCコード

ウォーニング

ランプ

 診断内容
点滅  正常 なし ・正常です。
13  エンジン回転センサー信号系統
 P0335
あり ・エンジン回転センサーの故障。
・信号系統の断線、短絡。
14  カム角センサー信号系統
 P0340
あり ・カム角センサーからの信号に異常が発生した時。
・カム角センサーの故障、信号系統の断線、短絡など
16  点火1次信号系統
 P0301 シリンダー1 ミスファイア検出
 P0302 シリンダー2 ミスファイア検出 
 P0303 シリンダー3 ミスファイア検出 
 P0304 シリンダー4 ミスファイア検出 
あり ・点火信号系統の断線など。
・エンジン機械的故障、配線、イグニッション、ECU、MAFセンサー、フューエルシステムなどの故障。
18  ノックセンサー信号系統
 P0325
あり ・ノックセンサーの故障。
・信号系統の断線、短絡。
21  O2センサー信号系統
 P0130
あり ・O2センサーからの信号で、2回異常検出。
・O2センサー故障。
・信号系統の断線、短絡。
22  リヤO2センサー信号系統
 P0136
あり ・リヤO2センサーからの信号で、2回異常検出。
・O2センサー故障。
・信号系統の断線、短絡。
23  O2センサーヒート信号系統
 P0135
あり ・触媒前のO2センサーヒート故障。
・信号系統の断線、短絡。
24  O2 センサー ヒーター信号系統
 P0141
あり ・触媒後のO2センサーヒーター信号に異常が発生した時
・信号系統の断線、短絡。
25  燃料系統(リーン異常)
 P0171
あり ・燃料系統の異常で、空燃比が2回連続してリーン側にずれ込んでいる。
・燃圧異常、インジェクター、O2センサー異常など。
26  燃料系統(リッチ異常)
 P0172
あり ・燃料系統の異常で、空燃比が2回連続してリッチ側にずれ込んでいる。
・燃圧異常、インジェクター、O2センサー異常など。
27  触媒システム-バンク1
 P0420
あり ・触媒コンバーター 配線 O2センサー。
29  混合比調整レジスター回路故障
 P1130
あり ・配線 混合比調整レジスター ECM。
31  吸気管圧力センサー信号系統
 P0105
あり ・吸気管圧力センサー故障、信号系統の断線、短絡。
32  大気圧センサー 回路故障
 P1105
あり ・配線 MAPセンサー BAROセンサー ECM。
36  ランダム/複数シリンダー ミスファイア検出
 P1300
あり ・エンジン機械的故障、配線、イグニッション、ECU、MAFセンサー、フューエルシステムなどの故障。
41  スロットルセンサー信号系統
 P0120
あり ・スロットルセンサー故障、信号系統の断線、短絡。
42  水温センサー信号系統
 P0115
 P0116
あり ・水温故障、信号系統の断線、短絡。
43  吸気温センサー信号系統
 P0110
あり ・吸気温センサー故障、信号系統の断線、短絡。
44  エアコンエボパレーター温度センサー信号系統
 P1530
なし ・エバポレーター温度センサー故障、信号系統の断線、短絡。
51  スイッチ信号系統
 P1520
なし ・T端子を短絡の状態で
 1.エアコンがONの状態の時。
 2.AT車で[D4][3][2][R]にシフトした時。
 3.アクセルペダルを踏んだ時。
 4.CVT車で[P][N]レンジ以外の時。
 5.M/T車でクラッチスタート スイッチが「ON」の時。
52  車速センサー信号系統
 P0500
あり ・車速センサー故障、信号系統の断線、短絡。
53  クラッチスイッチ信号系統 - ・クラッチスイッチ信号系統の断線、短絡,
54  スターター信号系統
 P0335
あり ・スターター信号系統の断線、短絡。
55  スターターリレー出力系統 あり ・スターターリレー出力回路、出力モニター回路の異常。
56  PNスイッチ(シフトポジションスイッチ)信号系統 あり ・PNスイッチ信号系統の断線、短絡など
61  エンジンコントロールモジュール(ECM) 電源供給 あり ・配線、ヒューズ、バッテリー、ECMの故障。
71  ISCバルブ系統
 P0505
あり ・ISCバルブ系統故障、信号系統の断線、短絡。
72  トルクコンバータークラッチソレノイド回路故障
 P1703
- ・配線、トルクコンバータークラッチソレノイド、TCMの故障。
73  可変バルブタイミング制御系統
 P1349
あり ・@(進角、遅角フェイル)バルブタイミング制御に異常が2回連続して発生した時。
・OCV異常、オイル通路の異物侵入,
74  オイルコントロールバルブ制御系統
 P1346
あり ・オイルコントロールバルブ制御用電圧に異常が発生した時。
75  可変バルブタイミング制御系統
 
あり ・A(タイミングフェイル)バルブタイミング制御に異常が2回連続して発生した時。
・カムシャフトドライブおよびドリブンギヤのズレ。
76  エボパパージVSV制御系統
 P0443
あり ・エボパパージVSV制御系統からの信号で、2回異常検出。
・エボパパージVSV制御系統の断線、短絡。
81  キーフリーECU通信系統@
 P1601
- ・キーフリー コンピューターとの通信エラー時。
・コード照合時において不一致となった時。
82  A/T ECU通信系統
 P1620
あり ・A/T ECU通信系統に異常が発生した時。
83  キーフリーECU通信系統A
 P1601
- ・キーフリー コンピューターとの通信における照合コードの照合が、エンジンコントロール照合時において不一致となった時。
 
 ●Read Cordes → Pebding Codes

ECUに記録されているDTCコードを読み取る項目です。

 Read CodesをENTER/EXITボタンを押します。
 
 Pending Codesの画面に切り替わりました。
 Pending CodesをENTER/EXITボタンを押します。
 
 コードを読み取り中...
 しばらくお待ちください。
 
 正常 (左の写真の画面)なら、「モジュールにはコードが保存されていません!」と表示します。
 終了する場合は、ENTER/EXITボタンを押します。

 故障 (下の写真の画面)なら、DTCコードと状態を表示します。※複数検出する事があります。
 
 DTCコードが複数ある場合、スクロールボタンを押します。
 DTCコード確認後、終了する場合は、ENTER/EXITボタンを押します。
 
 Pending Codesの画面に戻りました。
 スクロールボタンで
 「Previous Menu」を選択後、ENTER/EXITボタンを押します。
 
 Diagnostic Menuを表示します。
 
 Diagnostic Menuをスクロールボタンで「Previous Menu」を選択後、ENTER/EXITボタンを押します。
 
 「OBD2テストを終了してもいいですか?」と聞いているので、スクロールボタンで「Yes」または「No」を選択後、ENTER/EXITボタンを押します。
「Yes」を選択すると、メニュー画面に戻ります。
 
 メニュー画面に戻ります。
 
 ●Live Data → Complete Data Set

 ライブデータ表示機能は、各センサーからエンジンのECUに送られる信号をリアルタイムに表示する機能です。

 Live Dataをスクロールボタンで選択します。
 
 Live DataをENTER/EXITボタンを押します。
 
 PID3.....読み込み中
 しばらくお待ちください。
 
 「Complete Data Set」を選択後、ENTER/EXITボタンを押します。
 
 コードを読み取り中...
 しばらくお待ちください。
 

 Live Dataは、全部で6画面あります。※ここに出ている数値は、mira e:sの物ではありません。
 スクロールキーで画面を切り替えます。
 Live Dataを終了する場合、ENTER/EXITボタンを押します。
 
 View Dataの画面に戻りました。
 スクロールボタンで「Previous Menu」を選択後、ENTER/EXITボタンを押します。
 
 Diagnostic Menuを表示します。
 
 Diagnostic Menuをスクロールボタンで「Previous Menu」を選択後、ENTER/EXITボタンを押します。
 
 「OBD2テストを終了してもいいですか?」と聞いているので、スクロールボタンで「Yes」または「No」を選択後、ENTER/EXITボタンを押します。
 「Yes」を選択すると、メニュー画面に戻ります。
 
 メニュー画面に戻ります。
  ●Erase Codes

 DTCコードの消去、エンジンチェックランプ(MIL)のリセット、故障診断システムの警告灯の解除する機能です。

 スクロールボタンを押してErase codes合わせて、ENTER/EXITボタンを押します。
 
 トラブルコードを消去!
 本当にいいですか?
 スクロールボタンで「Yes」または「No」を選択後、ENTER/EXITボタンを押します。
 「Yes」を選択すると、トラブルになっているDTCコードと警告灯を消します。
 
 消去完了!
 何かキーを押すと続行します。
 
 Diagnostic Menuを表示します。
 
 Diagnostic Menuをスクロールボタンで「Previous Menu」を選択後、ENTER/EXITボタンを押します。
 
 「OBD2テストを終了してもいいですか?」と聞いているので、スクロールボタンで「Yes」または「No」を選択後、ENTER/EXITボタンを押します。
 「Yes」を選択すると、メニュー画面に戻ります。
 
 メニュー画面に戻ります。
 
 ●View Freeze Frame

 ECUに記録されている不具合を確認する機能です。

 あとで追記したいと思います。

 

 ●I/M Readinginess
 こちらのI/M Readinginessは、I/M Readinginessボタンと違って、文字によって表示しています。
 I/M Readinginessをスクロールボタンで選択します。
 
 I/M Readinginess
 しばらくお待ちください。

 検査結果を表示します。
 
 
 Diagnostic Menuに戻ります。
 
 Diagnostic Menuをスクロールボタンで「Previous Menu」を選択後、ENTER/EXITボタンを押します。
 
 「OBD2テストを終了してもいいですか?」と聞いているので、スクロールボタンで「Yes」または「No」を選択後、ENTER/EXITボタンを押します。
 「Yes」を選択すると、メニュー画面に戻ります。
 
 メニュー画面に戻ります。
 
 ◆Ready Test / I/M Readinginessボタン

 Ready TestとI/M Readinginessボタンは同じ画面表維持するので、一緒に紹介します。

 ?マークとXマークで正常な所と故障している所が分かりやすく表示しています。

 

 スクロールボタンを押してReady Test合わせて、ENTER/EXITボタンを押します。
 
 対応しているプロトコルを自動で探しています。
 
 対応したプロトコルを表示します。
 mira e:sに対応したプロトコルは「CAN EXD FAST」です。
 
 I/M Readinginess
 しばらくお待ちください。
 

 結果の表示です。
 画面表示の他に、LEDランプで3段階表示します。
 上から緑色ランプ、黄色ランプ、赤色ランプ

 確認したら、ENTER/EXITボタンを押します。

●mira e:s [LA300S]のI/M Readinessの診断結果

・左の写真は、mira e:s [LA300S]のI/M Readinessボタンを押した時の診断結果です。

 液晶画面に表示されている結果を画面下のランプを点灯します。

 緑色のランプが点いているので、故障している所が無いと診断しています。

 

●WAGON R [MH55S]のI/M Readinessの診断結果

・左の写真は、WAGON R [MH55S]のI/M Readinessボタンを押した時の診断結果です。

 液晶画面に表示されている結果を画面下のランプを点灯します。

 緑色のランプが点いているので、故障している所が無いと診断しています。

 

 
 メニュー画面に戻ります。
 
  ◆Setup
  ●Language

 使用する言語の設定をします。

 

 スクロールボタンを押してSetup合わせて、ENTER/EXITボタンを押します。
 
 Languageを選択後、ENTER/EXITボタンを押します。
 

 3か国語から選択。

 ・English → 英語

 ・Espa?ol → スペイン語

 ・Fran?ais → フランス語

 言語選択後、ENTER/EXITボタンを押します。

 

 ※日本語表示ができるようにしたい方は、

 → こちら

 

 
 System Setupの画面に戻ります。
 
 そのままスクロールで「Previous Menu」に合わせて、ENTER/EXITボタンを押します。
 
 メニュー画面に戻ります。
 
 ●Unit of Measure

  測定単位を設定する項目です。

 

 スクロールボタンを押してSetup合わせて、ENTER/EXITボタンを押します。
 
 スクロールボタンを押してUnit of Measureに合わせて、ENTER/EXITボタンを押します。
 
 Metricはm(メートル)です。
 測定単位を選択後、ENTER/EXITボタンを押します。
 ※初期設定は「Metric」です。
 
 System Setupの画面に戻ります。
 
 そのままスクロールで「Previous Menu」に合わせて、ENTER/EXITボタンを押します。
 
 メニュー画面に戻ります。
 
 ●Key Beep Set

 キー入力時の音をON/OFFに設定する項目です。

 

 スクロールボタンを押してSetup合わせて、ENTER/EXITボタンを押します。
 
 スクロールボタンを押してKey Beep Setに合わせて、ENTER/EXITボタンを押します。
   
 Beep音のON/OFFを選択後、ENTER/EXITボタンを押します。
 初期値はBeep OFFです。
 
 System Setupの画面に戻ります。
 
 そのままスクロールで「Previous Menu」に合わせて、ENTER/EXITボタンを押します。
 
 メニュー画面に戻ります。
 
 ●Status Beep Set

 ステータス表示時の音をON/OFFに設定する項目です。

 

 スクロールボタンを押してSetup合わせて、ENTER/EXITボタンを押します。
 
 スクロールボタンを押してStatus Beep Setに合わせて、ENTER/EXITボタンを押します。
 
 Beep音のON/OFFを選択後、ENTER/EXITボタンを押します。
 初期値はBeep OFFです。
 
 System Setupの画面に戻ります。
 
 そのままスクロールで「Previous Menu」に合わせて、ENTER/EXITボタンを押します。
 
 メニュー画面に戻ります。
 
 ●Tool Self-test → Display Test

 本体の液晶画面の動作テストする項目です。

 液晶表示でドット抜けの確認などします。

 

 スクロールボタンを押してSetup合わせて、ENTER/EXITボタンを押します。
 
 スクロールボタンを押して、Tool Self-testに合わせて、ENTER/EXITボタンを押します。
 
 Display Testを選択後、ENTER/EXITボタンを押します。
 
 

 液晶画面の色が変わります。

 赤→緑→青→黒→白・・・・・・と繰り返して続きます。

 終了させるには、ENTER/EXITボタンを押します。

 
 
 
 
 
 Tool Self-testの画面に戻りました。
 
 そのままスクロールで「Previous Menu」に合わせて、ENTER/EXITボタンを押します。
 
 System Setupの画面に戻ります。
 そのままスクロールで「Previous Menu」に合わせて、ENTER/EXITボタンを押します。
 
 メニュー画面に戻ります。
 
 ●Tool Self-test → Keybord Test

 ボタン(キー)の動作確認する項目です。

 

 スクロールボタンを押してSetup合わせて、ENTER/EXITボタンを押します。
 
 スクロールボタンを押して、Tool Self-testに合わせて、ENTER/EXITボタンを押します。
 
 Keybord Testを選択後、ENTER/EXITボタンを押します。
 
 動作確認するボタン(キー)を押してください。
 
 テストを終了する時は、OKボタンを2回押すと、Tool Self-testの画面を表示します。
 
 スクロールボタンを押した時の表示です。
 
 テストを終了する時は、OKボタンを2回押すと、Tool Self-testの画面を表示します。
 
 I/M Readinessボタンを押した時の表示です。
 
 テストを終了する時は、OKボタンを2回押すと、Tool Self-testの画面を表示します。
 
 ENTER/EXITボタンを押した時の表示です。
 
 テストを終了する時は、OKボタンを2回押すと、Tool Self-testの画面を表示します。
 
 そのままスクロールで「Previous Menu」に合わせて、ENTER/EXITボタンを押します。
 
  System Setupの画面に戻ります。
 そのままスクロールで「Previous Menu」に合わせて、ENTER/EXITボタンを押します。
 
 メニュー画面に戻ります。
 
 ●Tool Self-test → LED Test

 液晶画面左下のLEDの発光を確認する項目です。

 

 上から

  緑色ランプ

  黄色ランプ

  赤色ランプ

 
 スクロールボタンを押してSetup合わせて、ENTER/EXITボタンを押します。
 
 スクロールボタンを押して、Tool Self-testに合わせて、ENTER/EXITボタンを押します。
 
  LED Testを選択後、ENTER/EXITボタンを押します。
 

 LEDの点灯を確認します。

 

<例>RED LEDのテストをする場合

 REDLEDを点灯する時は、「RED LED ON」に合わせて、ENTER/EXITボタンを押します。

 
 RED LEDをOFFにするには、もう一度「RED LED OFF」に合わせて、ENTER/EXITボタンを押します。
 
 LED Testを終了するには、「Previous Menu」に合わせて、ENTER/EXITボタンを押します。
 
 前の画面に戻りました。
 
 そのままスクロールで「Previous Menu」に合わせて、ENTER/EXITボタンを押します。
 
 System Setupの画面に戻ります。
 そのままスクロールで「Previous Menu」に合わせて、ENTER/EXITボタンを押します。
 
 メニュー画面に戻ります。
 
 ●Update Mode

 AutelのホームページよりファームウェアとDTCコードなどのデータをダウンロードして、パソコン経由でアップデートする項目です。

 ※対応OSはWINDOWSだけです。

 

*Msxi-LinkUをパソコン(WINDOWS)にインストール
 パソコンにMsxi-LinkUをインストールしていない場合は、付属のROMからMsxi-LinkUをパソコン(Windows)にインストールします。
 Next → Install → Finish ボタンの順でクリックします。


*アップデートファイルダウンロード
 Autelのホームページよりアップデートのzipファイルをデスクトップにダウンロードします。
 zipファイルを解凍します。
 
   スタートメニューかデスクトップのショートカットキーをマウスをクリックします。
 
 Msxi-LinkUを起動しました。
 
 付属のminiUSBケーブルをパソコンとAutel AutoLink[AL319]接続します。
 
 miniUSBケーブルを接続すると起動ロゴを表示します。

 ※初めてコードリーダーをパソコンに接続する時は、ポートの設定をします。
  私のパソコンのデバイスマネージャーでは、USBシリアルデバイス(COM9)と認識しています。
 
 メニュー画面表示したらスクロールボタンを押してAbout合わせて、ENTER/EXITボタンを押します。
 変更前のソフトウエア、DTC等の情報を確認します。
 
 各バージョンをメモするか、覚えておいてください。
 ※数秒でメニュー画面に戻ります。
 
 メニュー画面に戻ります。

 スクロールボタンを押してSetup合わせて、ENTER/EXITボタンを押します。
 
 スクロールボタンを押して、Update Modeに合わせて、ENTER/EXITボタンを押します。
 
 アップデート中は、キー操作ができません。
 
 Msxi-LinkUの右上にあるコードリーダーとの接続状況を表示している所の色が、赤色から緑色に変わったことを確認します。
 緑色になったら接続成功。
 赤色は未接続か接続失敗。
 
  Msxi-LinkUの上側の項目はプログラムファイルで、下側の項目はDTCファイルをそれぞれアップデートするファイルを「Select」ボタンを押して、ファイルのある所の選択をします。
 
 左の@のautファイルは、DTCのアップデートファイルです。
 左のAのbinファイルは、プログラムのアップデートファイルです。
 
 アップデートは同時にアップデートできないので、1個づつアップデートします。
 「Update」ボタンをクリックすると、アップデート開始します。
 
  プログラムファイルのアップデートすると上のプログレスバーがパソコン側に表示されます。
 キャンセルする場合は、「Cancel」ボタンをクリックしてください。
 
 プログラムのアップデートが終わるとコードリーダーの画面は「Program Update has been Done!(プログラムのアップデートが完了しました。)」と表示されます。
 
 パソコン側の画面の「ok」ボタンをクリックします。
 プログラムのアップデートは完了しました。
 
 一度USBコードをコードリーダーから取外します。
 DTCコードのアップデートをする場合は、USBコードをコードリーダーに差し込みます。
 
 DTCコードのアップデートをすると、上のプログレスバーがパソコン側に表示されます。
 キャンセルする場合は、「Cancel」ボタンをクリックしてください。
 
   DTCコードのアップデートが終わるとコードリーダーの画面は

「DTC Update has been Done!(DTCのアップデートが完了しました。)」

 と表示されます。
 
 パソコン側の画面の「ok」ボタンをクリックします。
 DTCコードのアップデートが終了しました。
 
 USBコードをコードリーダーから取外します。
 アップデートは終了です。
 
 アップデートができているか確認します。

 USBコードをコードリーダーに接続します。

 スクロールボタンを押してAbout合わせて、ENTER/EXITボタンを押します。 
 表示する文字がフランス語になっているので、英語の表示に変更してください。
 
 Aboutでファームウェアのバージョンが変わっていることを確認します。
 「S/W Ver.(プログラム)」のバージョンがv.5.14からv.6.02に変わっています。
 「LIB Ver.(DTCコード)」のバージョンもv4.11からv6.02に変更された事を確認できました。
 
 メニュー画面に戻ります。
 
 パソコンとコードリーダーから付属のminiUSBケーブルを取外します。
 
 USBケーブルが外れると、赤色の未接続になったのを確認して、Msxi-LinkUを終了させます。
 
 ●言語 日本語表示のやり方

 AutelのホームページよりファームウェアとDTCコードなどのデータをダウンロードして、パソコン経由でアップデートします。

 ファイルのバージョンが6.04から日本語表示も対応できるようになりました。

 ※対応OSはWINDOWSだけです。

 

*アップデートファイルダウンロード
 Autelのホームページより日本語と英語言語対応とシステムのアップデートのzipファイルをデスクトップにダウンロードします。
  外部リンク:https://www.auteltech.com/Code%20Readers&Code%20Scanners/358.jhtml
  ※下の図は2019.05.08.のAUTELのホームページを画面をキャプチャーしたものです。
  ※画面はv.4.06の時のページです。アクセスした時にバージョンが変更されている場合があります。

 
 zipファイルを解凍します。
 
   Msxi-LinkUを起動させます。
 スタートメニューかデスクトップのショートカットキーをマウスをクリックします。
 ※Msxi-LinkUをインストールしてください。
 
 Msxi-LinkUを起動しました。
 
 付属のminiUSBケーブルをパソコンとAutel AutoLink[AL319]接続します。
 
 miniUSBケーブルを接続すると起動ロゴを表示します。

 ※初めてコードリーダーをパソコンに接続する時は、ポートの設定をします。
  私のパソコンのデバイスマネージャーでは、USBシリアルデバイス(COM9)と認識しています。
 
 メニュー画面表示したらスクロールボタンを押してAbout合わせて、ENTER/EXITボタンを押します。
 変更前のソフトウエア、DTC等の情報を確認します。
 
 各バージョンをメモするか、覚えておいてください。
 ※数秒でメニュー画面に戻ります。
 私のAL319の変更前のS/WとLIBのバージョンは6.02です。
 
 メニュー画面に戻ります。

 スクロールボタンを押してSetup合わせて、ENTER/EXITボタンを押します。
 
 スクロールボタンを押して、Update Modeに合わせて、ENTER/EXITボタンを押します。
 
 アップデート中は、キー操作ができません。
 
 Msxi-LinkUの右上にあるコードリーダーとの接続状況を表示している所の色が、赤色から緑色に変わったことを確認します。
 緑色になったら接続成功。
 赤色は未接続か接続失敗。
 
  Msxi-LinkUの上側の項目はプログラムファイルで、下側の項目はDTCファイルをそれぞれアップデートするファイルを「Select」ボタンを押して、ファイルのある所の選択をします。
 
 autファイルは、DTCと言語のアップデートファイルです。
 binファイルは、プログラムのアップデートファイルです。
 
 アップデートは同時にアップデートできないので、1個づつアップデートします。
 「Update」ボタンをクリックすると、アップデート開始します。
  プログラムファイルのアップデートすると上のプログレスバーがパソコン側に表示されます。
 キャンセルする場合は、「Cancel」ボタンをクリックしてください。
 
 プログラムのアップデートが終わるとコードリーダーの画面は「Program Update has been Done!(プログラムのアップデートが完了しました。)」と表示されます。
 
 パソコン側の画面の「ok」ボタンをクリックします。
 プログラムのアップデートは完了しました。
 
 DTCコードのアップデートをすると、上のプログレスバーがパソコン側に表示されます。
 キャンセルする場合は、「Cancel」ボタンをクリックしてください。
 
   DTCコードのアップデートが終わるとコードリーダーの画面は「DTC Update has been Done!(DTCのアップデートが完了しました。)」と表示されます。
 
 パソコン側の画面の「ok」ボタンをクリックします。
 DTCコードのアップデートが終了しました。
 
 USBコードをコードリーダーから取外します。
 アップデートは終了です。
 USBコードをコードリーダーに接続します。
 日本語表示に変更します。
 スクロールボタンを押してSetup合わせて、ENTER/EXITボタンを押します。
 
 2か国語から選択。
 ・English → 英語
 ・Japanese → 日本語
 言語選択後、ENTER/EXITボタンを押します。
 
 言語を日本語にすると左の図のようになります。
 画面をスクロールさせて、「その前のメニュー」を選択後、ENTER/EXITボタンを押します。
 ※ちょっと日本語がおかしなところがありますが、無料で言語のアップデートができるので良しとします。
  やっぱり使いにくいと言う方は、英語の表記にしてください。
 
 アップデートができているか確認します。

 メニュー画面の表示が日本語になっています。
 スクロールボタンを押して「アバウト」合わせて、ENTER/EXITボタンを押します。
 
 Aboutでファームウェアのバージョンが変わっていることを確認します。
 「S/W Ver.(プログラム)」のバージョンがv.6.02からv.6.04に変わっています。
 「LIB Ver.(DTCコード)」のバージョンもv6.02からv6.04に変更された事を確認できました。

 ※私のAL319は、
 「S/W Ver.(プログラム)」v.5.14 → v.6.02 → v.6.04
 「LIB Ver.(DTCコード)」v4.11 → v.6.02 → v.6.04
 にバージョンアップしています。
 
 メニュー画面に戻ります。
 
 パソコンとコードリーダーから付属のminiUSBケーブルを取外します。
 
 USBケーブルが外れると、赤色の未接続になったのを確認して、Msxi-LinkUを終了させます。
 

 ◆About

 システムで使用しているファームウェアのバージョンや、製造番号を確認する項目です。
  Autelにユーザー登録する際は、こちらを確認してください。

 

 スクロールボタンを押してAbout合わせて、ENTER/EXITボタンを押します。
 
 ファームウェアのバージョン、本体の製造番号を表示します。
 ※表示後数秒でメニュー画面に戻ります。
 
 メニュー画面に戻ります。
 
 ■OBD2コネクター取外

【OBD2端子からコネクター取外】

・mira e:s [LA300S]は、エンジン停止後キーをキーシリンダーから抜き取ります。

 WAGON R [MH55S]は、プッシュスタートボタンを押してエンジンを停止させます。

 

 

・OBD2端子からコネクター取外します。

 左の写真はmira e:s [LA300S] 下の写真はWAGON R [MH55S]です。

 

 

 ■Autelユーザー登録

・Autelのホームページのトップページです。※購入時の画面で説明します。
 画面上の左から3つ目(青矢印)の「Diagnostic Software」をクリックします。
 
・Autelのユーザー登録をします。
 画面の右側は、すでにユーザー登録された方のログイン用です。
 画面の左側は、新規ユーザー登録する方用です。
 「Create an Autel ID」をクリックします。
 
 
・Autelのユーザー登録をします。
 1.Autel IDはメールアドレスを入力します。
 2.Verification Codeは承認コードです。
  Get Verification Codeボタンをクリックします。
 3.パスワードを入力します。
 4.パスワードの再入力して確認します。
 5.名前を入力します。
 6.Autelコミュニティユーザ名を入力します。
 7.お住まいの国、住所、電話番号の入力をします。
 8.Autelのニュース、ソフトウェアのアップデート、製品とサービスに関する最新の情報をほしい方は、
  E-mailに?を入れてください。
 9.画像に表示されている文字を入力してください。
 10.「私は、利用規約とAutelプライバシーポリシーを読み、同意します。」に?を入れます。
 11.「Create an Autel ID」をクリックします。
 
・アカウント登録完了画面
<日本語訳>
 登録完了!
 おめでとうございます。登録が完了しました。
 あなたのAutel IDは:「ここには登録したメールアドレスの表示」です。
 Autelサービスを使用するためにサインインできるようになりました。
 
・使用する機種の登録をします。
 型番、シリアルコード、ユーザー登録で登録したパスワード、画面に表示されている図の文字を入力します。
・「Submit」ボタンをクリックすると、使用する機器の登録完了です。
 
・検証コードの入力されたメールが届きます。
 お客様各位
 新しいAutel IDとして「ここには登録したメールアドレスの表示」を登録して頂きありがとうございます。
 ユーザー登録を完了するには、登録ページに戻り、次のコードを[検証コード]ボックスに入力してください。
 「ここに検証コードが入力されています。」
 注:このコードは、このメールの送信後3日以内に有効期限が切れます。
 Autelサポート
 メールに書いてある通りに3日以内に検証コードを入力してください。
 これでユーザー登録が終了しました。
 
・サインインします。
 画面の右側は、すでにユーザー登録された方のログイン用です。
 Autel ID、パスワード、画面に表示されている図の文字を入力します。
 「Sign in」をクリックします。
 サインインすると画面右上にAutel ID(メールアドレス)が表示されます。
 
 ★施工後

・今回この機械ではKeiworksに使うことができませんでしたが、mira e:s [LA300S]とWAGON R [MH55S]で使用できたので無駄にならなくてよかったです。

 私のKeiの場合は2007年に納車された車で、ちょうどOBD2の規格が2008年10月から日本では車に取付が義務化されています。(Keiの場合は11型〜)

 OBD2のコードリーダーの対応がちょうど2008年を境にしている物が多くて、とても残念です。

 OBD2の規格もいろいろあり過ぎるのも原因だと思いますが、CAN通信に統一される方向に動いているようなので、初めから自動車メーカーが統一のOBDの規格を決めていれば、SUZUKI K-LINE2と言う特殊なプロトコルなんて出てこなかったかもしれません。

・Autelのホームページよりアップデートされたzipファイルが壊れているため解凍する事ができません。

 何でこの状態なのか?疑問ですが、アップデートできない状態になるとは想定外でした。

 Autelにユーザー登録をして、アップデートしようとしましたが、全く変わりませんでした。

・このページ作成は、結構大変でした。

 並行輸入品で取扱説明書と本体の表示が英語なので、まず訳すところから始めました。

 45ページですから大変です。

 取扱説明書のページ数は多いですが、あまりわかりにくい所も多々あり、このAL319についての使い方の詳細に触れている日本のWEBページが無いので、いつもより細かくページ作成する事にしました。

 動画では多少画面のブレなどがあって見づらいと思い、1画面ごとに図を作成しました。

 写真と図の枚数で140枚を超えました。

 写真や図が多いページでも60枚ぐらいと言えば2ページ作成しているのと同じです。

 動画の作成もあるので作成するのに2週間かかりました。

 

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