改造と改良 → SWIFTsport → その他 / 修理

 改造と改良 → mira e:s

 改造と改良 → WAGON R

 改造と改良 → N-WGN

 Vgate Maxiscan VS890

2020.06.07.施工/公開日

メインページへ戻る 改造と改良 管理人へメール アンケート

注意!

・このページをご覧になっている事は、注意事項(同意書)に同意した事とします。

・直接リンクをお断りしています。

web拍手 by FC2 このページが良かったら「拍手ボタン」をクリックお願いします。
WEB拍手のカウントは、SWIFTsport、mira e:s、WAGON R、N-WGNの4つのページの合計です。


 SWIFTsport[ZC33S]、mira e:s[LA300S]、WAGON R[MH55S]、N-WGN[JH3]で使用できる

 故障診断機「Vgate Maxiscan VS890」の使用方法を紹介します。


 このページは項目と写真(図)点数が多いです。

 データ量を多く使うため、パソコンまたはWi-Fi環境で閲覧した方がよいでしょう。

 ★今回取付する商品の紹介

・Vgate Maxiscan VS890






【特徴】※OBD Innovationsホームページより抜粋

●高い互換性

 日本語選択可能のOBD2 故障診断機。

 対応自動車メーカー国内外多数。※69社メーカー対応。[取扱説明書より]

 スズキ、トヨタ、ホンダ、日産、レクサス、BMW、ベンツ、スバル、アウディ、マスタング、フォード、ボルボなど様々な自動車を含めて、主流の24モデルをサポートします。

 ご愛車メンテナンスの不可欠品です。


●故障診断全面

 フォルトコードの読み取りと消去だけではなく、回転数・スロットル開度や水温・吸気温などのデータも表示られます。

 自動車のECU情報をOBD2ポートからWIFIで対応器機へデータを送るインターフェイスです。

 ※wi-fiで対応器機へデータを送る事は対応していません。


●簡単操作

 電池と充電器がいらないで、直接に車のOBD2のインタフェースと接続して、自動車より電力を提供します。

 日本語はサポートされます(日本語化)。

 ※意味不明な日本語のため、英語のままの方がわかりやすいです。

 OBD2 故障診断コネクターに差し込むだけで済んで、初心者でも簡単に操作できます。


●故障診断機能

*Read DTCs     (診断トラブルコード(DTC)の読み取り)

*I/M Readiness    (I/M レディネスの状況の表示)

*Freeze Frame     (フリーズフレームデータの表示)

*Clear DTCs       (診断トラブルコードを消去とエンジンチェックランプ(MIL)消去)

*Data stream     (リアルタイムの車両運行データの表示)

*O2 Monitor Test    (O2 モニターテストデータ読み取り)

*On-Board Mon. Test  (オンボードモニターテストを読みます)

*Component Test   (コンポーネントテスト)

*データ記録と再生  ※他機種の事です。

*DTCライブラリ参照 ※本体に登録された物だけです。


などを最大161個のデータ項目、すべてのDTCの80%がオンラインヘルプ情報を利用できます。

 迅速に排気状態確認でき、DIYや個人診断に便利です。

※オンラインヘルプはできません。


【詳細】※OBD Innovationsホームページより

・メーカー

・発売年

・LCD

・画面サイズ

・サイズ

OBD Innovations

2012年

ブラックマスクLCD 128pexel×64pexel

67mm×40mm

メインユニット:190mm×93mm×30mm

・重量

・ケーブル

・落下試験

・対応メーカー

本体:198g / ケーブル:116g

J1962 1,200mm

ABS + PCエンジニアプラスチックハウジング(6メートルの自由落下試験に合格)。特許番号:200830010963.5

69の自動車メーカー

対応メーカーはこちら #付録4 自動車メーカー

※一部車種で使用できない事があります。

1996[平成7]年以降のアメリカ車

2001[平成13]年以降のヨーロッパ車(BWM AUDI MercedesBenz 他)

2005[平成17]年以降のアジア車(スズキ 日産 ホンダ トヨタ ダイハツ スバル 他)

・対応プロトコル

SAE J1850 PWM    フォードの標準プロトコル、CSMA/NDA採用

SAE J1850 VPW    GMの標準プロトコル、CSMA/NDA採用

ISO 9141

KWP FAST INIT

KWP 5BAUD INIT

CAN 11BIT 500K

CAN 29BIT 500K

CAN 11BIT 250K

CAN 29BIT 250K

CAN_USER1 11Bit 125K

CAN_USER1 29Bit 125K

CAN_USER2 11Bit 50K

CAN_USER2 29Bit 50K

新車向けの完全なCAN BUSサポート

11ビットおよび29ビットCAN

複数のECUシステムと通信可能

・対応言語


・同梱品

・その他

日本語、英語、スペイン語、ポルトガル語 、韓国語、イタリア語、ヘブライ語、ドイツ語、フランス語、フィンランド語、オランダ語、

デンマーク語、中国語

専用収納バック/OBD2コネクター/USBケーブル/取扱説明書(英語)/TF(SD)カード/TF(SD)カードリーダー

1年無料修理 ※受けられるのでしょうか?初期不良ぐらいでは?

終身無料アップデート ※販売元とメーカーの販売ページに記載はありますが、現在アップデートできません。

日本語サービス

※受けられるのでしょうか?受けられたとしても、DELLのオペレーターのように細かいニュアンスが伝わらないのでは?

※USBケーブルでパソコンと通信ができません。

※販売元メーカーの販売ページには記載されていますが、TF(SD)カードとTF(SD)カードリーダーは同梱されていません。

※メーカーと販売会社の商品説明が間違えだらけです。

 神経質な方は購入しない方がいいと思います。

・購入価格

・配送料金

¥3,980(税込[8%]) ※購入時の金額と消費税率です。※2019年6月購入。

無料 ※離島は別途料金発生します。


 ★以前使用していた故障診断機

●Autel AutoLink OBD2 & CAN コードリーダー[AL319]

 私はKeiworksの故障診断機として購入したのが、AutelのAutoLink OBD2 & CAN コードリーダー[AL319]です。

 この故障診断機は、Keiworks[HN22S]のプロトコルに対応していませんでした。

 mira e:s[LA300S]とWAGON R HYBRID FX[MH55S]のプロトコルには対応していたため使用していましたが、メインで使用したいSWIFTsport[ZC33S]がOBD2端子に接続しても使えないので、今回新しく「Vgate Maxiscan VS890」を購入しました。

 Autel AutoLink OBD2 & CAN コードリーダー[AL319]に付属の説明書は、全て英語で書かれているため全て訳して使い方を覚えました。

 パソコンで専用ソフト(Windows用)からアップデートやコード検索できます。

 専用ソフトの表記も英語だったので、こちらも個人の使用範囲で日本語表記に変更したものを使っていました。

 Autel AutoLink OBD2 & CAN コードリーダー[AL319]のカテゴリー別、画面ごとに図を作成して操作方法や、ユーザー登録、アップデートの方法も紹介しています。

 付属の取扱説明書より詳しく紹介しています。

Autel AutoLink OBD2 & CAN コードリーダー [AL319] 関連:Autel AutoLink OBD2 & CAN コードリーダー [AL319]

 → こちら

 ※mira e:s[LA300S]とWAGON R HYBRID FX[MH55S]のページです。


【故障診断関連リンク】

・MAXWIN OBD2 マルチメーター ELM327[M-OBD-V01A]

MAXWIN OBD2 マルチメーター ELM327[M-OBD-V01A] 関連:MAXWIN OBD2 マルチメーター ELM327[M-OBD-V01A]

 → こちら SWIFTsport[ZC33S]、WAGON R HYBRID FX[MH55S]、N-WGN[JH3]の動作確認済み。


 ECUの情報をOBD2から取得した情報をBluetoothでスマホに表示します。

 簡易故障診断とエンジンチェックランプを消す事ができます。


・K6Aエンジン自己診断機能

ダイアグノーシス(自己診断機能) 関連:ダイアグノーシス(自己診断機能)

 → こちら ※Keiworksのページです。

 K6Aエンジンの自己診断機能でエラーコードを確認できます。

 
 ★OBD検査(OBD点検)について
2024(令和6)年10月から自動車の検査(車検)時に、自動ブレーキ等の自動運転技術等に用いられる電子制御装置の目に見えない故障に対応するための電子的な検査を開始することになりました。
 メーター内のエンジンチェックランプが点灯している場合は、故障診断機で検査して故障を修理しなければ車検NGになります。
 目視でエンジンチェックランプが点灯していなければ故障診断機での検査はしません。
 12カ月点検もOBD点検が義務化されます。
 点検簿も「その他の装置」の項目に「電子制御装置」があり、「A車載式故障診断装置の診断結果(エンジン、ブレーキ、ABS、エアバッグ、自動ブレーキ、レーンキープ、自動運行装置)」が良好だと「レ」が印されます。
 また、2021(令和3)年10月1日以降、自動車メーカーが提供する故障診断に必要な情報管理、全国の検査場(車検場)や整備工場が利用する情報システムを運用していくための費用として、自動車の検査の際に支払う法定手数料に、(独)自動車技術総合機構の技術情報管理手数料(1台あたり一律\400)が追加されます。

 <対象車両>
  2021(令和3)年10月以降の新型車から ※2024(令和6)年10月からOBD検査開始。
  輸入車については、2022(令和4)年10月以降の新型車から ※2025(令和7)年10月からOBD検査開始。

 <関連リンク:国土交通省ホームページ> ※リンク切れの場合はごめんなさい。
  ・自動車に備えられたコンピューターの点検が義務化されます!(PDF)
   → こちら
  ・点検基準改正 令和3年10月1日施行(PDF)
   → こちら
  ・自動運転に対応した新たな検査手法を導入します!!
   → こちら
  ・自動車の電子的な検査(OBD検査)について
   → こちら
  ・自動車検査の法定手数料変更のお知らせ(PDF)
   → こちら
  ・技術情報管理手数料の納付方法について(PDF)
   → こちら
  ・令和3年10月1日以降の自動車検査手続きに関する手数料一覧(その1)(PDF)
   → こちら

 ★必要な部品/材料  ★必要な工具

・エンジンキー


 車種によっては、+ドライバー(#2)、ードライバー(#2)、内装剥がしなどが必要になる場合があります。


 ★目次

・項目が多いので目次を作成しました。

 下のプルダウンメニューより項目をクリックするとその項目へ移動します。

 (ブラウザの「戻る」でこの目次の所に戻ります。)


※DTCコードの問い合わせのメールは送らないでください。
 この問い合わせに関しては返信いたしません。

 ★施工

  施工時とこのページについての注意点

 ・整備資格を持たずに施工する場合や、このページを見て施工した場合は、自己責任でお願いします。

 ・必ず部品を触る前や施工前に、体の静電気を車体以外の金属に触れて放電してください。

 ・作業は必ず平らな所で作業してください。

 ・LCDディスプレイの表示を写真で綺麗に撮れなかったりするので、図にして紹介しています。

  フォントをできるだけ近い物で文字入力しましたが、一部の文字が実物と異なるものがあります。

 ・英語の取扱説明書(A5サイズ/52ページ)を直訳しているため、表記がおかしなものが多々あります。

 ・仕様変更、取扱説明書の改編などで画面や文章が違う場合があります。

 ・このページは付属の取扱説明書の順番で紹介しています。

 ・OBD2端子に接続すると不具合が出る場合があります。

 ・車種によっては使用できない場合があります。

 ■Vgate MaxiScanについて

【スキャンツール本体の説明】

@.LEDディスプレイ

 テスト結果を示します。


A.(YES)ボタン

 「YES」ボタンを押して確認するか、次のメニューに入ります。

 「YES」ボタンを押すと、選択/選択解除されたアイテムに移動できます。

 「データストリーム」および「フレームのフリーズ」の「データセットのカスタマイズ」で、「YES」ボタンを押して選択した項目を入力します。


B.(NO)ボタン

 メニューからの選択をキャンセルするか、メニューに戻ります。

 また、DTCルックアップでコードをP0000にリセットするためにも使用されます。


C.(UP)/(DOWN)ボタン

 メニューおよびサブメニュー項目を上下に移動します。

 長押しして前/次のページを読みます。

 「▲/▼」ボタンを押し続けると、自動的にページを変更できます。

 DTCを検索する時、選択された文字の値を変更し、長押しまたは長押しして変更が必要な数字を選択するために使用されます。


D.(HELP)ボタン

 「?」ボタンを押して、画面上部に「?」アイコンが表示された時にヘルプ情報を読みます。


E.(HOME)ボタン

 DTCを検索する時に「HOME」を押してメインメニューに戻り、「HOME」を押してメインメニューに戻ります。


F.USBコネクター[タイプB]

 USBケーブルでパソコンと接続します。

 ※パソコンと接続できますが、現在は使用できません。

  ドライバーのダウンロードができません。


G.D-subコネクター

 OBD2コネクターを接続する端子です。

 取付方向が決まっています。


【ナビゲーションマーク】

 スキャンツールの操作に画面表示するマークは次のとおりです。

マーク  説明
?  現在選択している項目を示ています。
▲  ▼  現在の画面に選択可能な項目が複数ある場合、画面の上部に「▲/▼」が表示されます。
 このときに/ボタンで、スクロールアップ/ダウンが利用できます。
 ヘルプ情報が利用可能の時に表示します。
 ボタンを押して、選択したアイテムのヘルプ情報を表示します。
$  データの取得元の制御モジュールのアドレスを意味します。
xx / yy  画面の右上隅にある数字は、このメニューの下の項目の現在表示しているページ数/ページ総数を表示しています。
 「xx」は、現在表示しているページ数を表示しています
 「yy」は、このメニューの下の項目のページ総数を表示しています。
 <表示例>
 35/71 → 現在表示しているページは35ページ/総ページ数は71ページ


【本体クリーニング時の注意事項】

・キーボードやディスプレイのクリーニングにアルコールなどの溶剤を使用しないでください。

・中性の非研磨性洗剤と柔らかい綿布を使用してください。

・一部の車両にはプラスチック製のDLCカバーがあります。

 OBD2ケーブルを差し込む前にカバーを取外す必要があります。


【Vgate Maxiscan VS890の略語について】

・このページで商品の説明をしていると、アルファベットの略語を目にします。

 このアルファベットの略語の詳細は、ページ下の「■付録」で紹介しています。

 関連:付録

 → こちら #付録


 関連:付録1 PIDリスト

 → こちら #付録1 PIDリスト


 関連:付録2 使用中のパフォーマンストラッキングデータ

 → こちら #付録2 使用中のパフォーマンストラッキングデータ


 関連:付録3 I/M Readirzessリスト

 → こちら #付録3 I/M Readirzessリスト


 関連:付録4 自動車メーカー

 → こちら #付録4 自動車メーカー


 関連:付録5 Vgatescanの特別な略語

 → こちら #付録5 Vgatescanの特別な略語


 ■診断トラブルコード(DTC)について

・DTC(Diagnostic Trouble Code)は、車両で見つかった問題に応じて、OBD2によって保存されるコードです。

 車両の問題の原因を特定するために使用されます。

 DTCコードは、OBD2端子からはDTCコード5桁を確認できます。

 DTCコードの基本の表示は、アルファベット1文字と4桁の数字の5桁表記になります。


 *システムの特定の誤動作セクションを特定する汎用コードタイプ(SAE):

  P0、P2、P34〜P39

  B0、B3

  CO、C3

  U0、U3、


 *自動車メーカー特定車両固有のシステム:

  P1、P30〜P33

  B1、B2

  C1、C2

  U1、U2


<表示例> DTCコード P1450の場合 → ECU内部で大気圧センサー異常

 B → ボディー
 C → シャーシ
 P → エンジン、動力伝達装置
 U → ネットワーク
1

 0 → 全車共通

 1 → メーカーごとに独自の設定

4

 ※Pで始まるコードの場合

 1 → 燃料 および 吸気空気

 2 → 燃料 および 吸気空気(インジェクター回路のみ)

 3 → 点火回路 または ミスファイア

 4 → 排ガス浄化補助装置

 5 → 車速制御 および アイドリング制御装置

 6 → コンピュータ出力回路

 7 → トランスミッション

 8 → トランスミッション

5

 異常の発生している箇所を表示。

0

 異常の発生している箇所を表示。


 不具合が出ている場合、フェイルセーフ制御が働いていると、最低限走行できるようにするためエンジンのレスポンスが悪くなります。

 不具合が出ている事を発見した場合は、すぐサービスマニュアルの手順で修理をしてください。

 修理後、不具合が出ているDTCコードを消去するとフェイルセーフ制御が解除されます。

 DTCコードを消去方法は、この後「2.DTC Lookup」で説明します。


・下のプルダウンメニューの「▼」をクリックしてDTCコードを選択すると、そのDTCコードをブラウザの画面上部に表示します。

 ※下のDTCコード検索は、Autel AutoLink OBD2 & CAN コードリーダー [AL319]のページへリンクしています。

 ※DTCコードは、平成10年12月以降の新ダイアグコードです。

  SWIFTサービスマニュアルに掲載されているDTCコードと同じです。


関連:SUZUKI SWIFTサービスマニュアル [2019年04月版]

 → こちら


 SUZUKI DTCコード検索

 ※表は、ほんの一部です。


 注意!
 ECU(ECM)を社外品に交換したり、後付けのサブコンピューター、ブーストコントローラー、スピードリミッターカットなど取付している場合は、正しい数値が表示されない場合があります。
 ■Vgate Maxiscan VS890起動準備

【準備】

・車を平らな所に停めます。

・パーキング(サイド)ブレーキを引きます。

・エンジン停止します。


【OBD2コネクター接続】

・Vgate Maxiscan VS890本体のD-subコネクターにOBD2コネクターを差し込んで、両脇にあるネジでコネクターと本体を固定します。

 ※コネクターの差し込む向き注意!


【OBD2端子の位置】

・OBD2端子は16ピンあります。

 端子の色はメーカーによって黒と白があります。

 OBD2端子の接続は、必ずエンジン停止した状態で接続します。

 端子とコネクターは台形になっているので、確認して奥までコネクターを差し込みます。

 5車種のOBD2端子の位置を紹介します。


●SWIFTsport[ZC33S]のOBD2端子位置

・SWIFTsport[ZC33S]のOBD2端子は、ボンネットオープナー付近にあります。

・写真はSWIFTsport[ZC33S]のOBD2端子です。

 写真下側がエンジン側になります。

・写真は、OBD2端子にOBD2コネクターを差し込んだ状態です。

 私の場合は、取締りレーダーの「COMTEC ZEROシリーズ ZERO 304V」を、OBD2端子に「COMTEC OBD2アダプター [OBD2-R3]」と接続してECM(ECU)で把握している車の情報を表示できるようにしているので、このOBD2コネクターを先に抜き取ってから、Vgate Maxiscan VS890のOBD2コネクターを差し込みます。


 SWIFTSport OBD2コネクター関連リンク

COMTEC ZEROシリーズ ZERO 304V 関連:COMTEC ZEROシリーズ ZERO 304V

 → こちら

COMTEC OBD2アダプター [OBD2-R3] 関連:COMTEC OBD2アダプター [OBD2-R3]

 → こちら

MAXWIN OBD2 マルチメーター ELM327[M-OBD-V01A] 関連:MAXWIN OBD2 マルチメーター ELM327[M-OBD-V01A]

 → こちら


●Keiworks [HN22S]のOBD2端子位置

・SUZUKI Keiworks [HN22S]のOBD2端子の位置は、運転席側シガーライターソケット右下の所を下から覗くと、黒いOBD2端子があります。


 Keiworks OBD2コネクター関連リンク

 関連:A'PEXi i-cruising

 → こちら ※Keiworksのページです。


COMTEC ZEROシリーズ ZERO 304V 関連:COMTEC ZEROシリーズ ZERO 304V

→ こちら ※Keiworksのページです。

COMTEC OBD2アダプター [OBD2-R3] 関連:COMTEC OBD2アダプター [OBD2-R3]

 → こちら ※Keiworksのページです。










●WAGON R [MH55S]のOBD2端子位置

・SUZUKI WAGON R [MH55S]のOBD2端子の位置は、ボンネットオープナーのすぐ上(運転席の足元右側)を覗くと、黒いOBD2端子があります。


 WAGON R OBD2コネクター関連リンク

Autel AutoLink OBD2 & CAN コードリーダー [AL319] 関連:Autel AutoLink OBD2 & CAN コードリーダー [AL319]

 → こちら ※mira e:s[LA300S]とWAGON R HYBRID FX[MH55S]のページです。

MAXWIN OBD2 マルチメーター ELM327[M-OBD-V01A] 関連:MAXWIN OBD2 マルチメーター ELM327[M-OBD-V01A]

 → こちら ※SWIFTsportのページですが、操作は同じです。










●mira e:s [LA300S]の端子位置

・DAIHATSU mira e:s [LA300S]のOBD2端子の位置は、運転席側センターコンソール後方の左足の所を覗くと白いOBD2端子があります。


 mira e:s OBD2コネクター関連リンク

Autel AutoLink OBD2 & CAN コードリーダー [AL319] 関連:Autel AutoLink OBD2 & CAN コードリーダー [AL319]

 → こちら ※mira e:s[LA300S]とWAGON R HYBRID FX[MH55S]のページです。




●N-WGN [JH3]の端子位置

・HONDA N-WGN [JH3]のOBD2端子の位置は、運転席側ETC本体の奥の方を覗くと白いOBD2端子があります。

 プロトコルを読み取り時、少し時間がかかります。


 N-WGN OBD2コネクター関連リンク

MAXWIN OBD2 マルチメーター ELM327[M-OBD-V01A] 関連:MAXWIN OBD2 マルチメーター ELM327[M-OBD-V01A]

 → こちら ※SWIFTsportのページですが、操作は同じです。



 ■Vgate Maxiscan VS890起動


【Vgate Maxiscan VS890起動】

・OBD2端子にVgate Maxiscan VS890のOBD2コネクターを差し込むと、Vgate Maxiscan VS890が起動して、ディスプレイに「VGATE VS-890」とロゴが表示されます。

・「YES」ボタンを押します。

・「Main menu(メインメニュー)」を表示しました。

 これで各ツールが使用できるようになりました。



 ■スキャンツールの使用方法
 ●DTC Lookup (DTC ルックアップ)

【DTC Lookup】

・DTC Lookup機能は、Vgate Maxiscan VS890に保存されているDTCコードを検索するために使用されます。

 DTCコードはWeb検索すると出てきますが、サービスマニュアルの表を参照した方がよいでしょう。

関連:SUZUKI SWIFTサービスマニュアル [2019年04月版]

 → こちら


<操作方法>

・「Main menu(メインメニュー)」から、「▲/▼」ボタンを使用して「2.DTC Lookup」を選択します。

 「▲/▼」ボタンの操作は、押して前または次の画面を表示します。

 「▲/▼」ボタンを押し続けると、自動的に上下にスクロールできます。

・「YES」ボタンを押します。



・「2.DTC Lookup」メニューから「▲/▼」ボタンを押して、目的の文字に移動します。

・「▲/▼」ボタンを長押しすると、選択した文字を変更する事ができます。

・「YES」ボタンを押して調整します。

・コードをP0000に変更する場合は、「NO」ボタンを押してコードをクリアできます。

・「Help」ボタンを押さないで、この画面を終了させる方は、「 HOME」ボタンを押して、「Main menu(メインメニュー)」に戻ります。



・DTCコードを取り込む前に、車両メーカーを選択します。

 「▲/▼」ボタンを使用して「Vehiclc M.F.(車両製造メーカー)を選択します。

 ※私の場合は(66.Suzuki)」を選択します。

・「YES」ボタンを押します。



・画面でDTCコードを表示します。

 DTCコードが複数の画面をカバーしている場合、「▲/▼」ボタンを押して前/次の画面の追加情報を表示します。



選択したコードを表示する事ができない場合は、下記のメッセージが表示されます。


  「No definition found for this DTC.Please select proper model or refer to vehicale service manuarl.」

 (このDTCコードが見つかりません。適切なモデルを選択するか、車両のサービスマニュアルを参照してください。)


一度に変更できるのは1文字のみです。




「Help」ボタンを押した時の操作方法

・「Help」ボタンを押すと左の画面を表示します。

 画面には「レギュレータ制御ソレノイド配線」とP0001のDTC定義を表示しています。



・「NO」ボタンを押すと一つ前の画面(DTCコード表示)に戻ります。



・「NO」ボタンを押すと一つ前の画面(Vehicle M.F.(車両製造メーカー))に戻ります。



・「NO」ボタンを押すと一つ前の画面(「2.DTC Lookup」メニュー)に戻ります。

・「 HOME」ボタンを押して、「Main menu(メインメニュー)」に戻ります。



 ●System Setup (システムセットアップ)


・「Main menu(メインメニュー)」から「▲/▼」ボタンを押して「3.System Setup(システムセットアップ)」を選択します。

 全ての操作はここから始まります。

・「YES」ボタンを押します。

・System Setup (システムセットアップ)のメニューが表示されます。

 System Setup (システムセットアップ)では、Vgate Maxiscan VS890の設定をします。


 1.Preference (環境設定)

 Auto Scan(自動スキャン)をする場合、Vgate Maxiscan VS890は最初に設定したデフォルトのプロトコルを試します。

 これにより、デバイスを車両に接続するたびに各プロトコルをスキャンする時間を節約できます。

 デフォルトのメーカーを選択後、「▲/▼」ボタンを押して変更しない限り、カーソルはデフォルトのメーカーを表示します。


 2.Adjust Contrast (コントラスト調整)

 LCDディスプレイのコントラストを調整します。


 3.Unit Of Measure (測定単位)

 測定単位をヤード(ポンド)またはメートルに設定します。


 4. Self-test(セルフテスト)

 Vgate Maxiscan VS890のLCDディスプレイとキーボードが正常動作しているか確認できます。


 5.Language (言語)

 このモードでは異なる言語を選択できます。

 日本語表示にすると余計にわかりづらいので、英語表記の方がいいと思います。

 


 1. Preference (環境設定)

・製造元とプロトコルの設定を行うことができます。


<操作方法>

・「3.System Setup(システムセットアップ)」メニューから、「▲/▼」ボタンで「1.Preference (環境設定)」を選択します。

・「YES」ボタンを押します。

 「Prefermance(環境設定)」のメニュー画面が表示されます。

 


 A. Default Model(デフォルトモデル)

・基本の車両の自動車メーカーを選択します。


<操作方法>

・「1.Prefermance(環境設定)」メニューから、「▲/▼」ボタンで「1.Default Model(デフォルトモデル)」を選択します。

・「YES」ボタンを押します。





・「▲/▼」ボタンを使用して自動車メーカーを選択します。

 ※私の場合は(66.Suzuki)を選択します。

・「YES」ボタンを押して選択を保存します。

・選択内容を保存すると、下記のメッセージが表示されます。


 「The setting is in force.」

 (設定が有効です。)


 


 B.Default Protocol(デフォルトプロトコル)

・車両とVgate Maxiscan VS890の通信するプロトコルを設定します。


<操作方法>

・「1.Prefermance(環境設定)」メニューから、「▲/▼」ボタンで「2.Default Protocol(デフォルトプロトコル)」を選択します。

・「YES」ボタンを押します。


・使用されているプロトコルがわからない場合は、一個づつ選択して確認していきます。

 SWIFTsport[ZC33S]で使用しているプロトコルは、CAN 11BIT 500Kです。


 下記のプロトコルは、Vgate Maxiscan VS890で使用できるプロトコルです。

 全部で13種類です。


 SAE J1850 PWM    フォードの標準プロトコル、CSMA/NDA採用

 SAE J1850 VPW    GMの標準プロトコル、CSMA/NDA採用

 ISO 9141

 KWP FAST INIT

 KWP 5BAUD INIT

 CAN 11BIT 500K   SWIFTsport[ZC33S]のプロトコルです。

 CAN 29BIT 500K

 CAN 11BIT 250K

 CAN 29BIT 250K

 CAN_USER1 11Bit 125K

 CAN_USER1 29Bit 125K

 CAN_USER2 11Bit 50K

 CAN_USER2 29Bit 50K

・選択内容を保存すると、下記のメッセージが表示されます。


 「The setting is in force.」

 (設定が有効です。)


 


 C. Restore default(リストアデフォルト)

・設定をデフォルト(初期化)します。


<操作方法>

・「1.Prefermance(環境設定)」メニューから、「▲/▼」ボタンで「3.Restore default(リストアデフォルト)」を選択します。

・「YES」ボタンを押します。

 この操作により、

 「1.Defult Model(デフォルトモデル)」、

 「2.Default Protocol(デフォルトプロトコル)」、

 「3.System Setup(システムセットアップ)」の

 「2.AdjustContrast(コントラスト調整)」、

 「3.Unit Of Measure (測定単位)」

 が工場出荷時の設定にリセットされます。

 選択内容を保存すると、下記のメッセージが表示されます。


 「The setting is in force.」

 (設定が有効です。)


車両メーカーのジェネリックおよび選択プロトコルのSAE J1850 PWMは、工場出荷時のデフォルト設定です。

 また、測定単位の「m(メートル)」は、工場出荷時のデフォルト設定です。

 


 2. Adjust Contrast (コントラスト調整)

・LCDディスプレイのコントラストを調整します。


<操作方法>

・「System Setup(システム設定)」メニューから「▲/▼」ボタンを使用して「2.Adjust Contrast(コントラスト調整)」を選択します。

・「YES」ボタンを押します。



・「▲/▼」ボタンを使用してコントラストを調整します。

・「YES」ボタンを押して設定を保存し、「NO」ボタンを押して終了します。

 


 3. Unit Of Measure (測定単位)

・測定単位は、Data データストリーム、フリーズフレーム、オンボードモニターテストで使用されます。


<操作方法>

・「3.System Setup(システムセットアップ)」メニューから「▲/▼」ボタンを使用して「3.Unit Of Measure(測定単位)」を選択します。

・「YES」ボタンを押します。




・「▲/▼」ボタンを使用して、使用する測定単位を選択します。

 「1.Imperial」の単位は、ヤード/ポンドです。

 「2.Metric」の単位は、メートルです。


m(メートル)は工場出荷時のデフォルト設定です。

・「YES」ボタンを押して選択を保存します。

 選択内容を保存すると、下記のメッセージが表示されます。


 「The setting is in force.」

 (設定が有効です)


 


 4. Self-test (セルフテスト)

・セルフテスト機能は、ディスプレイとキーボードが適切に機能しているかどうかを確認します。


<操作方法>

・「3.System Setup(システムセットアップ)」メニューから、「▲/▼」ボタンを使用して「4.Self-test(セルフテスト)」を選択します。

・「YES」ボタンを押します。

   


 A. Display Test (ディスプレイテスト)

・LCDディスプレイのテストをします。


<操作方法>

・「Device Self-test(デバイスセルフテスト)メニューから「1.Display Test(ディスプレイテスト)」を選択します。

・「YES」ボタンを押します。



・画面にメッセージが表示されます。

 Payattention to the LED.

 Press YES to continue

 Press NO to return.

 (LCDに注目してください。YESを押して続行します。NOを押して戻ります。)

・「YES」ボタンを押すとディスプレイテストを開始します。



・画面が白黒のパターンがいくつか表示されます。

 LCDを見て、ドット欠け(抜け)しているスポットを探します。

・任意のボタンを長押しすると「Device Self-test(デバイスセルフテスト)メニューに戻ります。

   


 B. Keyboard Test (キーボードテスト)

・キーボードテストを使用して、キーが正しく機能していることを確認します。


<操作方法>

・「Device Self-test(デバイスセルフテスト)メニューから「2.Keyboard Test(キーボードテスト)」を選択します。

・「YES」ボタンを押すとテストを開始します。



・画面にメッセージが表示されます。


 「Keyboard Test In this test you can Press any to check the keyboard. Press. YES to continue Press NO to return.」

 (このキーボードテストでは、任意のキーを押してキーボードを確認できます。YESを押して続行します。NOを押して戻ります。)


・「YES」ボタンを押すとキーボードテストを開始します。



・このテストでは、任意のボタンを押してキーボードを確認できます。

 ボタンを押すと、対応するアイコンが点滅します。

 対応するアイコンが点滅しない場合は、ボタンが適切に機能していません。

・「 HOME」ボタンを長押しすると「Device Self-test(デバイスセルフテスト)メニューに戻ります。

 


 5. Language (言語)

・使用する言語を設定します。


<操作方法>

・「3.System Setup(システムセットアップ)」から「▲/▼」を使用して「5.Language(言語)」を選択します。

 対応言語は13か国語対応しています。


 ★対応言語

 日本語、英語、スペイン語、ポルトガル語 、韓国語、イタリア語、ヘブライ語、ドイツ語、フランス語、

 フィンランド語、オランダ語、デンマーク語、中国語


・「YES」ボタンを押します。




・「▲/▼」ボタンを使用して使用する言語を選択します。



・日本語表示にするには、11項目目の「日本語」を選択します。

・「YES」ボタンを押します。

・「3.System Setup(システムセットアップ)」メニューに戻ると、選択した言語で画面表示されます。

※左の画面は「English(英語)」を選択した時の画面です。

 日本語表示は、無理やり日本語に訳しているため、使いづらいです。

 英語の方がまだいいと思います。


購入したデバイスが単一言語のものである場合は、使用する英語のみを選択できます。



 ●Tool Information (ツール情報[Version])


・ツール情報機能を使用すると、スキャナーのシリアル番号やソフトウェアバージョン番号などの重要な情報を表示できます。


<操作方法>

・「Mein Menu(メインメニュー)」から、「▲/▼」ボタンを使用して「4.Tool Information(ツール情報)」を選択します。

・「YES」ボタンを押します。



・「ツール情報[Version]」が表示されます。

 * DTC Count → DTCコードが収録されているデータ数を表示しています。

 * SW Version → ソフトウエアバージョンを表示しています。

 * HW Version → ハードウエアバージョンを表示しています。

 * Burn Date → データが書き込まれた日を表示しています。

 * Sirial NO. → 製造番号を表示しています。※表示は表示例です。実際の表示と異なります。

 * SD Version → ※取扱説明書に記載がないため不明の項目です。

・「 HOME」ボタンを押して、「Main menu(メインメニュー)」に戻ります。



 ●USBドライバーとPCアップデートのインストール

メーカー(OBD Innovations)のホームページでは、USBドライバーやアップデートファイルの公開はしていません。

 USBドライバーとパソコン(Windows)を使用してDTCコードなどのアップデートができません。

 付属のUSBケーブルをVgate Maxiscan VS890とパソコン(Windows)に接続して、Vgate Maxiscan VS890を起動させることはできます。

 「USBドライバーとPCアップデートのインストール」については、説明を省かせていただきます。



 ●OBD2診断


 メニューの内容は車両ごとに異なる場合があります。

 また、異なる時間にテストを実行する場合、同じ車両上でも異なる場合があります。


<操作方法>

・エンジン始動します。

・「Main menu(メインメニュー)」から「▲/▼」ボタンを使用して「1.Diagnostic(診断)」を選択します。

・「YES」ボタンを押します。

 


・「Select Scan Mode(セレクトスキャンモード)」のメニュー画面で、スキャンモードを選択する必要があります。

 Vgatescanスキャンツールには、「Auto Scan(自動スキャン)」と「Manually Select(手動選択)」の2つのスキャンモードがあります。


 1. Auto Scan(自動スキャン)

・「Select Scan Mode(セレクトスキャンモード)」メニューから、「▲/▼」ボタンを使用して「1.Auto Scan(自動スキャン)」を選択します。

・「YES」ボタンを押します。

・「Scanning Protocol(スキャニングプロトコル)」画面で、使用できるプロトコルを自動的に検出さます。

 検索した結果を「X」と「OK」で表示します。

 スキャンツールが使用できるプロトコルでリンクすると、別の車両が診断されるまで使用されます。

 


・「State Emission」画面に、5項目のシステムステータスの概要が画面に表示された場合、ECM(ECU)にリンクが成功した事を意味します。

  *MIL status[MILステータス]

  *Code found[コード検出]

  *Monitors N/A[モニターN /A]

  *Monitors Ready[モニター準備完了]

  *Monitors NotReady[モニター準備不可])

 Code Found[コード検出]の数字が「0」の時は異常無し。

 数字の表示があった場合は、表示された数だけ異常を検知しています。


 Auto Scan(自動スキャン)リンクエラーの表示が出た時

・スキャンツールが車両のECM(ECU)との通信に失敗した場合、「LinkError!(リンクエラー!)」メッセージがディスプレイに表示されます。

 この場合は次の事を確認する必要があります。

 ■エンジンを一度OFFにしてキーをONにします。

 ■OBD2コネクターはしっかりと接続されていますか?

 ■OBD2コネクターのハーネスが断線していないか?


イグニッションまたはエンジンが作動している状態で、テスト機器を接続または切断しないでください。


・「YES」ボタンを押すと「1.Diagnostic(診断)」メニューへ、「NO」ボタンを押すと選「Select Scan Mode(セレクトスキャンモード)」のメニュー画面に戻ります。


車両がPID(Parameter Identifier) $ 01をサポートしている場合にのみ、「State Emission(排出の状態)」が表示されます。


 


 2. Manually Select(手動選択)

・「Select Scan Mode(セレクトスキャンモード)」のメニュー画面から、「▲/▼」ボタンを使用して「2.Manually Select(手動選択)」を選択します。

・「YES」ボタンを押します。

・自分で選択したプロトコルで車両にリンクします。

 私の車の場合は「CAN 11BIT 500K」を選択します。

 



・「State Emission(排出の状態)」画面に、システムステータスの概要

 MIL status[MILステータス]

 Code found[コード検出]

 Monitors N/A[モニターN /A]

 Monitors Ready[モニター準備完了]

 Monitors NotReady[モニター準備不可]

 が画面に表示された場合、ECM(ECU)にリンクが成功した事を意味します。


 Manually Select(手動選択)でリンクエラーの表示が出た時

・スキャンツールが車両のECM(ECU)との通信に失敗した場合、下記のメッセージが表示されます。


 「LinkError!」

 (リンクエラー!)


 この場合は次の事を確認する必要があります。

 ■エンジンを一度OFFにしてキーをONにします。

 ■OBD2コネクターはしっかりと接続されていますか?

 ■OBD2コネクターのハーネスが断線していないか?


イグニッションまたはエンジンが作動している状態で、テスト機器を接続または切断しないでください。


・「YES」ボタンを押すと「1.Diagnostic(診断)」メニューへ、「NO」ボタンを押すと「Select Mode(選択スキャンモード)」に戻ります。


車両がPID(Parameter Identifier) $ 01をサポートしている場合にのみ、「State Emission(排出の状態)」が表示されます。

   
 ■Select Mode (セレクトモード)

・スキャンツールによって複数の車両制御モジュールが検出された場合、データを取得できるモジュールを選択する必要があります。

「1.Diagnostic(診断)」には、次のモードが含まれます。

 ■Read DTCs (DTC読み込み)

 ■Clear DTCs (DTCクリア)

 ■Data stream (データストリーム)

 ■Freeze Frame (フリーズフレーム)

 ■I/M Readiness (I/M準備)

 ■02 Monitor Test (O2モニターテスト)

 ■On-Board Mon. Test (オンボードモニターテスト)

 ■Component Test (コンポーネントテスト)

 ■Vehicle Info..(Vehicle Information)rmation (車両情報)

 ■Modules Present (現在のモジュール)

 ■Unit of Measure (測定単位)

 ■State Emission (排出の状態)

 


 A.Read DTCs (DTC読み込み)

・このモードでは、車両のトラブルコードを読み取ることができます。


<操作方法>

・「▲/▼」ボタンを使用して、「1.Diagnostic(診断)」メニューから「1.Read DTC(DTCの読み込み)」を選択します。

・「YES」ボタンを押します。

・項目は

 Read All DTCs(すべてのDTC)

 Read Stored DTCs(保存されたDTC)

 Read Pending DTCs(認証待ちのDTC)」

 の3つです。

・「▲/▼」ボタンを使用して選択します。
・選択後、「YES」ボタンを押します。



・画面は、DTCコードが検出された場合の「Read All DTCs(すべてのDTC)のDTCリストの表示例です。

 画面でDTCとその定義を表示するDTCの定義を表示する前に、車両メーカーを選択する必要があります。

  DTCコード Stored   → 表示されたDTCコードを保存済み

  DTCコード Pending → 表示されたDTCコードを保留中

・確認したら「YES」ボタンを押します。


◆私の車で実際にあったエラー表示 1

・走行中に突然エンジン停止、エンジン始動してアクセルをあおってもすぐ止まる現象が起きました。

 初めはヒューンと言う音がエンジンルーム内でしていたので、オルタネーターかタービンどちらかの不具合と思い整備工場で見てもらったら、エアフローセンサーの不具合ではと言う事で新しい物に変えましたが、症状変わらずで、エアフローセンサーのカプラーを外すと走行できるようになりますが、エンジンチェックランプが点灯します。

 その時に表示した画面です。

 P0113 Stored(保存済み)

 P0102 Stored(保存済み) と表示しています。

   


・お使いの車両の自動車メーカーがリストに無い場合は、「▲/▼」ボタンを使用して「generic(汎用)」を選択します。

・「YES」ボタンを押します。

 戻るには「NO」ボタンを押します。



・車両メーカーを選択して「YES」ボタンを押すと、DTCコードが画面に表示されます。

 車両メーカーは画面の右上隅に表示されます。

・この画面では、「▲/▼」ボタンを押して、前/次のトラブルコードの内容を表示できます。

 DTCコードが複数の画面ある場合は、「▲/▼」が画面の上部に表示されます。

 上下にスクロールできることを意味し、「▲/▼」ボタンを押して前/次の画面で追加情報を表示します。


 ヘルプ情報を表示する場合

・"?"画面の上部にアイコンが表示され、選択したコードにヘルプ情報が含まれていることが示されます。

 「?」ボタンを押して、このDTCのヘルプ情報を表示できます。

 「?」ボタンをもう一度押すか、「NO」ボタンを押して戻ります。


診断トラブルコードが存在しない場合、下記のメッセージが表示されます。


 「NO emission-related DTC found.」

 (排気関連のDTCが見つかりません.。)


・複数のDTCが見つかった場合は、「▲/▼」ボタンを押して他のDTSの定義を表示します。


◆私の車で実際にあったエラー表示 2

・私の車で不具合が発生している時、エアフローセンサー(吸気温センサーNo.1)のコネクターを取外しているので

DTCコードが2つ表示されました。



・DTCコード P0113: 吸気温センサ系統High異常

・診断内容:

  吸気温センサーNo.1信号電圧が5秒間4.98V以上となった。

  (2 D/C検出ロジック)

・推定不具合箇所:

  吸気温センサーNo.1配線/コネクター

  吸気温センサーNo.1

  ECM

・フェイルセーフ制御:

  吸入空気温度を20℃として制御


・DTCコード P0102: エアフローメータ系統Low異常

・診断内容:

 エアフローメーター出力電圧が5秒間0.28V以下(通常5V)となった。

 (1 D/C検出ロジック)

・推定不具合箇所:

  エアフローメーター配線/コネクター

  エアフローメーター

  ECM

・フェイルセーフ制御:

  スロットルセンサ信号から吸入空気量を算出


 今回の修理箇所は、最初は「エアフローセンサー(吸気温センサーNo.1)[13800-71L00]」を交換しても症状変わらず。

 このセンサーの代金 \18,600(税別) 高過ぎます。

 元々付いていたセンサーは正常なので予備で保管しておきます。

 その整備工場では「ECUが壊れているのでは...ECUが壊れているかこちらでは調べられないので、ディーラーで見てもらった方がいいでしょう」と言われ、結局工賃無しの部品代の支払いで終了しました。


 次はディーラーで診断してもらうと吸気系のトラブルとの事。

 修理は2ヶ月待つことになるのでそんなに待てないので自分で修理します。

 吸気配管関係を確認して、フロントバンパーとウォッシャー液タンクを取外したら、インタークーラー入口のホースバンドとインタクーラインレットホースが外れているのを確認しました。

 今回のトラブルの原因です。

 このインタクーラインレットホースが外れたため、急にエンジン不調となりました。

 エアフローセンサーの空気の流入量と圧力センサーで感知した空気の流入量の誤差が発生しているため、燃料を濃くなってしまって今回の症状になったと思います。

 エアフローセンサー(吸気温センサーNo.1)にコネクターを差し込んでロックして、「Clear DTCs(DTCクリア)」でDTCコードを消してエンジンチェックランプが消えた事を確認してから、「電子スロットル学習」→「ECMトルク学習」をします。

 これで不具合が直りました。

 

 B. Clear DTC (DTCクリア)

・診断トラブルコード(DTC)を消去します。


<操作方法>

・「▲/▼」ボタンを使用して、「1.Diagnostic(診断)」メニューから「2.Clear DTCs(DTCクリア)」を選択します。

・「YES」ボタンを押します。


診断トラブルコード(DTC)を消去すると、スキャンツールが車両のオンボードコンピューターからコードを削除できるだけでなく、「フレームフリーズ」データと「O?センサー」データも削除できる場合があります。

 さらに、I/M Readiness状況モニターの状態、また、MILステータスをリセットします。


DTCをクリアする場合は、エンジンをOFFにしてキーをONにする必要があります。




・診断トラブルコード(DTC)を消去する前に、確認を求める警告メッセージが表示されます。


 「This operation will erase all DTCs, Freeze Freeze Data, oxygen sensor data, and reset IM Monitors and MIL.」

 (この操作は、すべてのDTC、フリーズフリーズデータ、O?センサのデータを消去し、IMモニターおよびMILをリセットします。)


・「▼」ボタンを押して画面を替えます。



・YESかNOか確認しています。

「Are you sure? YES NO」

 (よろしいですか? YES NO)


 NOの場合

・診断トラブルコード(DTC)をクリアしたくない場合は、「NO」ボタンを押して終了します。



 YESの場合

・診断トラブルコード(DTC)をクリアする場合は、「YES」ボタンを押すと、左の画面が表示されます。

 「Turn key ON with engine OFF.(エンジンをOFFにしてからONにします。)」



・エンジン停止してからONにします。

・「YES」ボタンを押して続行し、「NO」ボタンを押して「1.Diagnostic(診断)」メニューに戻ります。



・コードが正常にクリアされた場合は、下記のメッセージが表示されます。


 「Erase Succeed!」

  (消去成功!)

 「Press NO Key to continue.」

  (「NO」ボタンを押して「1.Diagnostic(診断)」メニューに戻ります。)

・コードがクリアされていない場合は、下記のメッセージが表示されます。


 「Erase Foiled!」

  (消去に失敗しました!)

 「Prease elimonate existing malfunction first.」

  (まず、既存の不具合を解消してください。)


・「YES」ボタンまたは「NO」ボタンを押して「1.Diagnostic(診断)」メニューに戻ります。


「YES」ボタンを押すと、カーソル「?」が「Read DTCs(DTC読み込み)」を選択してコードを再度読み取ります。


「NO」ボタンを押すと、カーソル「?」が「Clear DTCs(DTCクリア)」を選択します。

 


 C. Data stream (データストリーム)

・このモード機能により、車両のコンピューターモジュールのライブデータまたはリアルタイムデータを表示できます。

 データストリームリストには、テスト対象の車両でサポートされているすべてのPID(Parameter Identifier)データが表示されます。


<操作方法>

・ライブデータを表示するには、「▲/▼」ボタンを使用して「1.Diagnostic(診断)」メニューから「3.Data stream(データストリーム)」を選択します。

・「YES」ボタンを押します。

・スキャンツールがPID(Parameter Identifier)を読み取る間、下記のメッセージが表示されます。


 「Reading PID Please Wait...」

  (しばらくお待ちください。)


 


・データストリームリストには、

 1.Complete Data Set(完全なデータセット)

 2.Customize Data Set(データセットのカスタマイズ)

 3.Unit of measure(測定単位)

 が含まれます。


 A. Complete Data Set(完全なデータセット)

・実際にエンジン始動している状態で、今の状態を数値で見る事ができます。


<操作方法>

・エンジンを始動した状態にします。

・「1.Complete Data Set(完全なデータセット)を表示するには、「▲/▼」ボタンを使用して選択します。

・「YES」ボタンを押します。



※画面はSWIFTsport[ZC33S]の数値です。

・画面にライブPID(Parameter Identifier)を表示します。

 取得した情報が複数の画面にまたがる場合、すべてのデータが表示されるまで、必要に応じて「▲/▼」ボタンを使用します。


画面の右側にある「xx / yy」の数は、データストリームリストおよび現在の一連のカーソルの下にあるアイテムの総数を示しています。


 左の画面10枚は、私のSWIFTsport[ZC33S]の数値です。※アイドリングの状態です。

 車種によっては表示する項目が変わります。


No. PID(Parameter Identifier)略語  内容
 (上段:英語/下段:直訳した日本語 ※少し日本語が変です)
私の車の数値
(アイドリング時)
5 LOAD_PCT  Calculanted LOAD Value.
 計算されたLOAD値
13.7%
6 ECT  Engine Coolant Temperature.
 エンジン冷却液温度
80℃
7 SHRTFT1  Short Term Fuel Trim - Bank 1
 短期燃料トリム - バンク 1
-1.6%
8 SHRTFT3  Short Term Fuel Trim - Bank 3
 短期燃料トリム - バンク 3
-100.0%
9 LONGFT1  Long Term Fuel Trim - Bank 1
 長期燃料トリム - バンク 1
1.6%
10 LONGFT3  Long Term Fuel Trim - Bank 3
 長期燃料トリム - バンク 3
-100.0%



※画面はSWIFTsport[ZC33S]の数値です。
16 MAP  Intake Manifold Absolute Pressure.
 吸気マニホールド絶対圧力
30.0kpa
17 RPM  Engine RPM
 エンジン回転数
698/min
18 VSS  Vehicle Speed Sensor.
 車速センサー
0km/h
19 SPARKADV  Ignition Timing Advance for No.1 Cylinder.
 No.1シリンダーの点火時期アドバンス
3.0°
20 IAT  Intake Air Temperature.
 吸気温度
26℃
21 MAF  Air Flow Rate from Mass Air Flow Sensor.
 エアフローセンサーからの空気流量
1.74g/s



※画面はSWIFTsport[ZC33S]の数値です。
22 TP  Absolute Throttle Position.
 絶対スロットル位置
12.5%
24 O2SB1S1  Oxygen Sensor Output Voltage Bank 1 - Sensor 1
 O2センサー出力電圧 バンク 1 - センサー 1
0.535V
25 SHRTFTB1S1  Short Term Fuel Trim Bank 1 - Sensor 1
 短期燃料トリム バンク 1 - センサー 1
0.0%
26 O2SB1S2  Oxygen Sensor Output Voltage Bank 1 - Sensor 2
 O2センサー出力電圧 バンク 1 - センサー 2
0.795V
27 SHRTFTB1S2  Short Term Fuel Trim Bank I - Sensor 2
 短期燃料トリム バンク 1 - センサー 2
99.2%
42 RUNTM  TimeSince Engine Start.
 エンジン開始からの時間
780sec.



※画面はSWIFTsport[ZC33S]の数値です。
43 MIL_DIST  Distance Travelled While MIL is Activated.
 MILがアクティブ化されている間の移動距離
0km
115 FRP  Fuel Rail Pressure (absolute)
 燃料レール圧力(絶対)
7010kpa
64 EVAP_PCT  Commanded Evaporative Purge.
 エボパレーターパージコマンド
6.7%
66 WARM_UPS  Number of warm-ups since diagnostic trouble codes cleared.
 診断トラブルコードがクリアされてからのウォームアップの数
225
67 CLR_DIST  Distance since diagnostic toruble codes cleared.
 診断トラブルコードがクリアされてからの工程
11672km
69 BARO  Barometric Pressure.
 気圧
102kpa



※画面はSWIFTsport[ZC33S]の数値です。
90 VPWR  Control module voltage.
 コントロールモジュールの電圧
14.32V
91 LOAD_ABS  Absolute Load Value.
 絶対負荷値
18.0%
93 TP_R  Relative Throttle Position.
 相対スロットルポジション
3.1%
95 TP_B  Absolute Throttle Position B
 絶対スロットルポジション B
12.9%
97 APP_D  Accelerator Pedal Position D
 アクセルペダルの位置D
14.9%
98 APP_E  Accelerator Pedal Position E
 アクセルペダルの位置E
7.5%



※画面はSWIFTsport[ZC33S]の数値です。
100 TAC_PCT  Commanded Throttle Actuator Control.
 スロットルアクチュエーターコントロール コマンド
3.9%
1 DTC_CNT  Number of DTCs stored in this ECU.
 このECUに保存されているDTCの数  ※エラーコードの数
0
117 MIL  Malfunction Indicator Lamp (MIL) Status.
 故障インジケータランプ(MIL)ステータス
OFF
118 MIS_SUP  Misfire monitoring supported.
 ミスファイヤー監視がサポートされています。
YES
119 FUEL_SUP  Fuel svstem monitoring supported.
 燃料システムの監視がサポートされています。
YES
120 CCM_SUP  Comprehensive component monitoring supported.
 包括的なコンポーネント監視がサポートされます。
YES



※画面はSWIFTsport[ZC33S]の数値です。
121 MIS_RDY  Misfire monitoring ready.
 ミスファイヤー監視の準備ができました。
YES
122 FUEL_RDY  Fuel system monitoring ready.
 燃料システム監視準備完了。
YES
123 CCM_RDY  Comprehensive component monitoring ready.
 包括的なコンポーネント監視の準備ができました。
YES
124 CAT_SUP  Catalyst monitoring supported.
 触媒監視がサポートされています。
YES
125 HCAT_SUP  Heated catalyst monitoring supported.
 加熱された触媒の監視がサポートされています。
NO
126 EVAP_SUP  Evaporative system monitoring supported.
 EVAPシステムの監視がサポートされています。
NO



※画面はSWIFTsport[ZC33S]の数値です。
127 AIR_SUP  Secondary air system monitoring supported.
 二次エアシステムの監視がサポートされています
NO
128 ACRF_SUP  A/C system refrigerant monitoring supported.
 エアコンプレッサーシステムの冷媒監視がサポートされています。
NO
129 O2S_SUP  Oxygen sensor monitoring supported.
 O2センサーの監視がサポートされています。
YES
130 HTR_SUP  Oxygen sensor heater monitoring supported.
 O2センサーヒーターの監視がサポートされています。
YES
131 EGR_SUP  EGR svstem monitoring supported.
 EGRシステムの監視がサポートされています。
NO
132 CAT_RDY  Catalyst monitoring ready.
 触媒監視準備完了
YES



※画面はSWIFTsport[ZC33S]の数値です。
133 HCAT_RDY  Heated catalyst monitoring ready.
 加熱された触媒監視準備完了
YES
134 EVAP_RDY  Evaporative system monitoring ready.
 EVAPシステム監視準備完了
YES
135 AIR_RDY  Secondary air system monitoring ready.
 二次エアシステム監視準備完了
YES
136 ACRF_RDY  A/C system refrigerant monitoring ready.
 エアコンプレッサーシステム冷媒監視準備完了
YES
137 O2S_RDY  Oxygen sensor monitoring ready.
 O2センサー監視準備完了
YES
183 HTR_RDY  Oxygen sensor heater monitoring ready.
 O2センサーヒーター監視準備完了
YES



※画面はSWIFTsport[ZC33S]の数値です。
139 EGR_RDY  EGR svstem monitoring ready.
 EGRシステム監視準備完了
YES
3 FUELSYS1  Fuel system 1 status:
 燃料システム1の状態:
CL
4 FUELSYS2  Fuel system 2 status:
 燃料システム2の状態:
---





・「YES」ボタンを押すと「Select Data(セレクトデータ)」の画面に戻ります。



 ヘルプ情報を表示する場合

・画面の上部に「?」アイコンが表示されている場合、選択したライブデータ項目にヘルプ情報があることを示しています。

 「?」ボタンを押すと、このデータのヘルプ情報を表示します。

 ヘルプ情報には、選択したライブデータの完全な名前が表示されます。

・サポートされていない場合、下記のメッセージが表示されます。


 「This mode is not sup-ported by the vehicle.」

  (このモードは、車両ではサポートされていません。)


・「?」ボタンをもう一度押すか、「NO」ボタンを押して戻ります。


 


 B. Customize Data Set(データセットのカスタマイズ)

・画面にライブPID(Parameter Identifier)を表示する項目を、任意で選択して表示する事ができます。


<操作方法>

・カスタマイズデータを表示するには、「▲/▼」ボタンを使用して「Select Data(データの選択)」メニューから「2.Customize Data Set(データセットのカスタマイズ)」を選択します。

・「YES」ボタンを押します。




・「YES」ボタンを押してデータを選択/選択解除し、「▲/▼」ボタンを押してリストを上下に移動できます。



・選択したパラメータには、塗りつぶされた■が付いています。



・「YES」をボタン押して、選択したデータを確認して読み取ります。

 左の画面は、選択されたデータを表示しています。

「YES」ボタンを押して戻ります。

アイテムを選択しないで「YES」ボタンを押したままにすると、下記のメッセージが表示されます。


 「You should select at least one item.」

  (少なくとも1つのアイテムを選択する必要があります。)


 その後、「YES」ボタンまたは「NO」ボタンを押して戻ります。

 

 C. Unit of measure(測定単位)

・Unit of Measure(測定単位)は使用する単位を設定します。


 「3.System Setup(システムセットアップ)」と同じ手順で、測定単位を設定します。


 Unit of Measure(測定単位)

 こちら #Unit Of Measure (測定単位)



 ■Freeze Frame (フレームフリーズ)


・排気関連の障害が発生すると、特定の車両の状態がオンボードコンピューターによって記録されます。

 この情報は、フリーズフレームデータと呼ばれます。

 フリーズデータの表示は、放出関連の障害発生時の動作条件を表示します。


<操作方法>

・Freeze Frame(フレームフリーズ)を表示するには、「▲/▼」ボタンを使用して「1.Diagnostic(診断)」メニューから「4.Freeze Frame(フレームフリーズ)」を選択します。

・「YES」ボタンを押します。


・スキャンツールがPID(Parameter Identifier)を読み取る間、下記のメッセージが表示されます。


 「Reading PID Please Wait...」

  (しばらくお待ちください。)






・データストリームリストには、

 1.Complete Data Set(完全なデータセット)

 2.Customize DataSet(データセットのカスタマイズ)

 3.Unit of Measure(測定単位)

 が含まれます。


 1.Complete Data Set(完全なデータセット)

<操作方法>

・「1.Complete Data Set(完全なデータセット)」を表示するには、「▲/▼」ボタンを使用して「Select Data(データの選択)」メニューから「1.Complete Data Set(完全なデータセット)」を選択します。

・「YES」ボタンを押します。



・画面の上部に「?」アイコンが表示されている場合は、選択したライブデータアイテムにヘルプ情報があることを示しています。

 「?」ボタンを押すとこのデータのヘルプ情報を表示します。

 ヘルプ情報には、選択したライブデータが表示されます。

 ヘルプ情報を表示する場合

・ヘルプ情報には、選択したライブデータが表示されます。

・もう一度「?」ボタンまたは「NO」ボタンを押して戻ります。



 2.Customize Data Set(データセットのカスタマイズ)

・2.Customize Data Set(データセットのカスタマイズ)の設定方法は、下記のリンクを見てください。

  こちら #Customize Data Set(データセットのカスタマイズ) 


 3.Unit of Measure(測定単位)

・Unit of Measure(測定単位)は使用する単位を設定します。


 「3.System Setup(システムセットアップ)」と同じ手順で、測定単位を設定します。


 Unit of Measure(測定単位)

 こちら #Unit Of Measure (測定単位)




 利用可能なフリーズフレームデータが無い場合

下記のメッセージが表示されます。


 「There is no Freeze Frame or this mode is not supported by the vehicle」

  (フリーズフレームがないか、このモードが車両でサポートされていません。)


・「NO」ボタンを押して「1.Diagnostic(診断)」メニューに戻ります。



 ■I/M Readiness (I/M レディネスの状況の表示)

・I/ M Readiness (検査[Inspection]/保守[Maintenance])機能は、OBD2車両の排気システムの操作を表示するために使用されます。

 障害が存在しないことを保証するには、すべてのモニターが正常またはN/Aであり、DTCが存在しないことを確認してください。

 通常の運転状態では、車両のコンピューターが排気システムをスキャンします。

 特定の駆動時間の後(各モニターには特定の駆動条件と所要時間があります。)、コンピューターのモニターは、車両の排出システムが正常に動作するかどうか、および範囲外の値を検出します。





<操作方法>

・「▲/▼」ボタンを使用して、「1.Diagnostic(診断)」メニューから「5.I/M Readiness(I/M レディネスの状況の表示)」を選択します。

・「YES」ボタンを押します。

 1.Since DTC Cleared (DTCクリア後)

・DTCが消去されたため、モニターのステータスを表示します。


<操作方法>

「▲/▼」ボタンを使用して、「1.Since DTCs Cleared(DTCクリア後)」を選択します。

 車両がテストをサポートしている場合、画面に表示されます。

・「YES」ボタンを押します。

・OBD2の車両の排気システムの情報を表示できます。


 2.ThisDriving Cycle(ドライビングサイクル)

・現在のドライビングサイクルの開始以降のモニターのステータスを表示します。


<操作方法>

・「▲/▼」ボタンを使用して、「2.This Driving Cycle(ドライビングサイクル)」を選択します。

 車両がテストをサポートしている場合、画面に表示されます。

・「YES」ボタンを押します。

・OBD2の車両の排気システムの情報を表示できます。



 モニターのステータスが次の場合:

 ●Ready (準備完了)

  チェックされている特定のモニターが診断テストを完了したことを示します。


 ●Not Ready (準備ができていません。)

  チェックされている特定のモニターが診断テストを完了していないことを示します。


 ●N/A [Not Applicable](該当なし)

  車両はそのモニターをサポートしていません。


 ヘルプ情報を表示する場合

・画面の上部に「?」アイコンがある場合は、「?」ボタンを押してフルネームを表示できることを意味し
ます。




場合によっては、1つのアイテムのみをサポートするか、まったくサポートしないことがあります。

・「NO」ボタンを押して「1.Diagnostic(診断)」メニューに戻ります。



 ■O2 Monitor Test (O2モニターテスト)

・OBD2では、燃料と排出に関連する問題を判断するために、適用可能な車両モニターとO2センサーのテストが必要です。

 O2モニターテストでは、完成した02センサーモニターのテスト結果を取得できます。

 これらのテストはオンデマンドテストではなく、エンジンの動作条件が指定された制限内にある場合に自動的に実行されます。

 これらのテスト結果は、本体のメモリに保存されます。


<操作方法>

・「▲/▼」ボタンを使用して、「1.Diagnostic(診断)」メニューから「6. O2Monitor Test(O2モニターテスト)」を選択します。

・「YES」ボタンを押します。





 A. 車両がコントローラーエリアネットワーク(CAN)を使用しないで通信する場合:

・「▲/▼」ボタンを使用して「6. O2Monitor Test(O2モニターテスト)」メニューから項目を選択します。

・「YES」ボタンを押して情報を表示します。

・選択したO2センサーのテスト結果を表示します。

 ※左の画面の数値はSWIFTsportではありません。

・「▲/▼」ボタンを使用して、メッセージを確認します。

・「NO」ボタンを押して戻ります。


車両がモードをサポートしていない場合は、画面にメッセージが表示されます。





 B. 車両がcontrollcr arca network(CAN)を使用して通信する場合:

・O2モニターテストは車両によってサポートされません。

 画面に下記のメッセージが表示されます。


 「According to ISO, this function is not supported on CAN.The same function is implemented in On-Board Mon. Test for CAN bus. 」

  (ISOによると、この機能はCANではサポートされていません。7.オンボードモニターテスト(On-Board Mon)にも同じ機能が実装されています。CANバスをテストします。)


 CAN搭載車両のO2モニターテスト結果は、次の「オンボードモニターテスト」の章を参照してください。


 ・「YES」ボタンを押して「.On-Board Mon,Test(オンボードモニターテスト)」に実行するか、「NO」ボタンを押して「1.Diagnostic(診断)」メニューに戻ることができます。


 ■On-Board Mon,Test (オンボードモニターテスト)

・オンボードモニターテスト機能は、整備後または車両のメモリを消去した後に役立ちます。

 テスト結果は、必ずしもコンポーネントまたはシステムの障害を示しているわけではありません。


 ●非CAN車両オンボードモニター

  テストでは、継続的に監視されない排出関連のパワートレインコンポーネントおよびシステムのテスト結果を受け取ります。


 ●CAN搭載車

  テストは、継続的に監視されているかどうかにかかわらず、排気関連のパワートレインコンポーネントとシステムのテスト結果を受け取ります。




<操作方法>

・「▲/▼」ボタンを使用して、「1.Diagnostic(診断)」メニューから「7.On-Board Mon,Test(オンボードモニターテスト)」選択します。
・「YES」ボタンを押します。

・オンボードモニターテストのメニューで、「▲/▼」ボタンを使用して表示するテストを選択します。

・「YES」ボタンを押します。





 CAN車両では無い場合のテスト結果

・テストの結果は次のようになります。

 ※左の画面の数値はSWIFTsportではありません。


・「YES」ボタンを押して情報を表示します。

・「YES」ボタンを押して、選択したアイテムのヘルプ情報を表示します。


 「Rich to lean sensor threshold voltage [constant]」

  (リッチからリーンへのセンサーしきい値電圧[一定])





 CAN車両の場合のテスト結果

・テストの結果は次のようになります。

 ※左の画面の数値はSWIFTsport[ZC33S]ではありません。

・「YES」ボタンを押して情報を表示します。

 ※左の画面の数値はSWIFTsport[ZC33S]ではありません。



 テスト中の車両がモードをサポートしていない場合

・下記のメッセージが表示されます。


 「This mode is not supported by the vehicle.」

  (このモードは車両でサポートされていません。)


・「YES」ボタンを押して前のメニューに戻ります。



 ■Component Test (コンポーネントテスト)

・コンポーネントテスト機能は、車両のEVAPシステムのリークテストの開始を許可します。

 スキャンコンポーネント自体はリークテストを実行しませんが、車両のオンボードコンピューターにテストを開始するように命令します。

 車両メーカーが異なれば、テストが開始されるとテストを停止するための基準と方法が異なる場合があります。

 コンポーネントテストを開始する前に、テストを停止する手順については車両サービスマニュアルを参照してください。




<操作方法>

・「▲/▼」ボタンを使用して「1.Diagnostic(診断)」メニューから選択した「8.Component Test(コンポーネントテスト)」を選択します。

・「YES」ボタンを押します。



・「Component Test(コンポーネントテスト)」メニューから[▲/▼]ボタンを使用して、開始するテストを選択します。



・コマンドが送信された場合、下記のメッセージが表示されます。


 「Command Sent! Please check out the actuators.」

  (コマンドが送信されました! アクチュエータをチェックしてください。)


・「YES」ボタンまたは「NO」ボタンを押して、前のメニューに戻ります。

・一部の車両では、ツールによる車両システムまたはコンポーネントの制御が許可されていません。

 車両がEVAPリークテストをサポートしていない場合は、下記のメッセージが表示されます。


 「This mode is not supported by thevehicle.」

  (このモードは車両でサポートされていません。)




 ■Vehicle Info.(車両情報)

・この機能により、スキャンツールは車両のVIN番号、車両制御モジュールのソフトウェアバージョンを識別するキャリブレーションID、キャリブレーション検証番号(CVN)、および使用中のパフォーマンストラッキングを要求できます。




<操作方法>

・[▲/▼]ボタンを使用して、「1.Diagnostic(診断)」メニューから「9.Vehicle Info.(車両情報)」を選択します。

・「YES」ボタンを押します。

・下記のメッセージが表示されます。


 「Turn Key ON with engine OFF.」

  (エンジンをOFFにしてからONにします。)


 「YES」ボタンを押すと、Vehicle Infomation(車両情報)メニュー画面を表示します。

 「NO」ボタンを押すと、「1.Diagnostic(診断)」メニューに戻ります。






 YESの場合

・エンジンをOFFにしてからONにします。

・「YES」ボタンを押します。



・Vehicle Info.(車両情報)メニュー画面を表示します。

 Vehicle Infomation(車両情報)

 Calibration ID(キャリブレーションID)

 Cal. Verify. Number(キャリブレーション検証番号)

 In-use PerfomTrack(使用中のパフォーマンストラック)

 ECUNAME(ECU名)

 を表示できます。

・Vehicle Infomation(車両情報)を選択すると画面のようになります。

・各選択した情報を表示します。

・「NO」ボタンを押して戻ります。


一部の車両では、車両情報を取得する操作に数分かかる場合があります。



 NOの場合

・「NO」ボタンを押すと、「1.Diagnostic(診断)」メニューに戻ります。





 車両がこのモードをサポートしていない場合

・下記のメッセージが表示されます。


 「This mode is not supported by the vehicle.」

  (このモードは車両でサポートされていません。)


・「NO」ボタンを押すと、「1.Diagnostic(診断)」メニューに戻ります。



 ■Modules Present(現在のモジュール)


・スキャンツールは、車両内のOBD2モジュールのモジュールIDと通信タイプを識別します。


<操作方法>

・「▲/▼」ボタンを使用して、「1.Diagnostic(診断)」メニューから「10.Modules Present(現在のモジュール)」を選択します。

・「YES」ボタンを押して「Modules Present(現在のモジュール)」を表示します。

・「NO」ボタンを押して終了します。



 ■測定単位(Unit Of Measure)

・Unit of Measure(測定単位)は使用する単位を設定します。


<操作方法>

・「▲/▼」ボタンを使用して、「1.Diagnostic(診断)」メニューから「11.Unit Of Measure(測定単位)」
を選択します。

・「3.System Setup(システムセットアップ)」と同じ手順で、測定単位を設定します。


 Unit of Measure(測定単位)

 こちら #Unit Of Measure (測定単位)



 ■State Emission (排出の状態)

・このセクションでは、システムステータス(MILステータス、コードカウント、モニターステータス)を再度表
示できます。


<操作方法>

・「▲/▼」ボタンを使用して、「1.Diagnostic(診断)」メニューから「12.State Emission(排気の状態)」
を選択します。

・「YES」ボタンを押して表示します。

・「NO」ボタンまたは「YES」ボタンを押して戻ります。



 ■OBD2コネクター取外


・「Main menu(メインメニュー)」を表示します。



・エンジンをOFFの状態になっている事を確認します。

・OBD2コネクターを端子から真下に引っ張って外します。

・OBD2端子を利用している機器がある場合は、OBD2端子に差し込みます。

 OBD2関連リンク

COMTEC ZEROシリーズ ZERO 304V関連:COMTEC ZEROシリーズ ZERO 304V

→ こちら ※SWIFTsport[ZC33S]のページ

COMTEC ZEROシリーズ ZERO 304V関連:COMTEC OBD2アダプター [OBD2-R3]

→ こちら ※SWIFTsport[ZC33S]のページ

MAXWIN OBD2 マルチメーター ELM327[M-OBD-V01A] 関連:MAXWIN OBD2 マルチメーター ELM327[M-OBD-V01A]

 → こちら

関連:A'PEXi i-cruising

→ こちら ※Keiworksのページです。

COMTEC ZEROシリーズ ZERO 304V 関連:COMTEC ZEROシリーズ ZERO 304V

→ こちら ※Keiworksのページです。

COMTEC ZEROシリーズ ZERO 304V関連:COMTEC OBD2アダプター [OBD2-R3]

→ こちら ※Keiworksのページです。



 ■保証とサービス

【1年間の限定保証】

・vgatescanは次の条件に従って、最初の購入日から1年間、この製品が材料および製造上のすべての欠陥に対して無料であることを顧客に保証します。


1)保証に基づくVgate Maxiscanの唯一の責任は、修理、またはVgate Maxiscanのオプションにより、購入証明付きの無償のスキャンツールの交換に限定されます。

 領収書はこの目的に使用できます。

2)この保証は、不適切な使用、事故、洪水、落雷、または製品が製造業者のサービスセンター以外によって変更または修理された場合に生じた損害には適用されません。

3)Vgate Maxiscanは、スキャンツールの使用、誤用、または取付から生じる偶発的または間接的な損害について責任を負いません。

 一部の地域では、黙示的保証の有効期間の制限を許可していないため、上記の制限が適用されない場合があります。

4)このマニュアルのすべての情報は、発行時点で入手可能な最新情報に基づいており、その正確性または完全性について保証することはできません。

 Vgate Maxiscanは、予告なく変更を加える権利を留保します。


【サービス手順】

・スキャンツールを修理する必要が生じた場合は、詳細について購入した販売店にお問い合わせください。


---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------


・上記の補償内容については、取扱説明書より直訳したものです。

 私の場合は、購入したストア「TONWON ※amazon」に連絡して、対応してもらうことになります。

 おそらくこのストアでは初期対応はamazonが中間にいるので対応すると思いますが、他はサポートなどの対応はしないと思われます。

 故障したらこの機種を使うのは終了で、新しい故障診断機を購入した方がいいと思います。

 購入先のストアの所在地は中国なので...



 ●付録
 ■付録1 PIDリスト
No. PID(Parameter Identifier)略語  フルネーム(上段:英語/下段:直訳した日本語 ※少し日本語が変です)
1 DTC_CNT  Number of DTCs stored in this ECU.
 このECUに保存されているDTCの数。
2 DTCFRZF  DTC that caused required freeze frame data storage.
 必要なフリーズフレームデータストレージを引き起こしたDTC。
3 FUELSYS1  Fuel system 1 status:
 燃料システム1の状態:
4 FUELSYS2  Fuel system 2 status:
 燃料システム2の状態:
5 LOAD_PCT  Calculanted LOAD Value.
 計算されたLOAD値
6 ECT  Engine Coolant Temperature.
 エンジン冷却液温度
7 SHRTFT1  Short Term Fuel Trim - Bank 1
 短期燃料トリム - バンク 1
8 SHRTFT3  Short Term Fuel Trim - Bank 3
 短期燃料トリム - バンク 3
9 LONGFT1  Long Term Fuel Trim - Bank 1
 長期燃料トリム - バンク 1
10 LONGFT3  Long Term Fuel Trim - Bank 3
 長期燃料トリム - バンク 3
11 SHRTFT2  Short Term Fuel Trim - Bank 2
 短期燃料トリム - バンク 2
12 SHRTFT4  Short Term Fuel Trim - Bank 4
 短期燃料トリム - バンク 4
13 LONGFT2  Long Term Fuel Trim - Bank 2
 長期燃料トリム - バンク 2
14 LONGFT4  Long Term Fuel Trim - Bank 4
 長期燃料トリム - バンク 4
15 FRP  Fuel Rail Pressure (gauge)
 燃料レール圧力(ゲージ)
16 MAP  Intake Manifold Absolute Pressure.
 吸気マニホールド絶対圧力
17 RPM  Engine RPM
 エンジン回転数
18 VSS  Vehicle Speed Sensor.
 車速センサー
19 SPARKADV  Ignition Timing Advance for No.1 Cylinder.
 No.1シリンダーの点火時期アドバンス
20 IAT  Intake Air Temperature.
 吸気温度
21 MAF  Air Flow Rate from Mass Air Flow Sensor.
 エアフローセンサーからの空気流量
22 TP  Absolute Throttle Position.
 絶対スロットル位置
23 AIR_STAT  Commanded Secondary Air Status.
 指令された二次空気状態
24 O2SB1S1  Oxygen Sensor Output Voltage Bank 1 - Sensor 1
 O?センサー出力電圧 バンク 1 - センサー 1
25 SHRTFTB1S1  Short Term Fuel Trim Bank 1 - Sensor 1
 短期燃料トリム バンク 1 - センサー 1
26 O2SB1S2  Oxygen Sensor Output Voltage Bank 1 - Sensor 2
 O?センサー出力電圧 バンク 1 - センサー 2
27 SHRTFTB1S2  Short Term Fuel Trim Bank I - Sensor 2
 短期燃料トリム バンク 1 - センサー 2
28 O2SB1S3  Oxygen Sensor Output Voltage Bank 1 - Sensor 3
 O?センサー出力電圧 バンク 1 - センサー 3
29 SHRTFTB1S3  Short Term Fuel Trim Bank I - Sensor 3
 短期燃料トリム バンク 1 - センサー 3
30 O2SB1S4  Oxygen Sensor Output Voltage Bank 1 - Sensor 4
 O2センサー出力電圧 バンク 1 - センサー 4
31 SHRTFTB1S4  Short Term Fuel Trim Bank I - Sensor 4
 短期燃料トリム バンク 1 - センサー 4
32 O2SB2S1  Oxygen Sensor Output Voltage Bank 2 - Sensor 1
 O?センサー出力電圧 バンク 2 - センサー 1
33 SHRTFTB2S1  Short Term Fuel Trim Bank 2 - Sensor 1
 短期燃料トリム バンク 2 - センサー 1
34 O2SB2S2  Oxygen Sensor Output Voltage Bank 2 - Sensor 2
 O2センサー出力電圧 バンク 2 - センサー 2
35 SHRTFTB2S2  Short Term Fuel Trim Bank 2 - Sensor 2
 短期燃料トリム バンク 2 - センサー 2
36 O2SB2S3  Oxygen Sensor Output Voltage Bank 2 - Sensor 3
 O?センサー出力電圧 バンク 2 - センサー 3
37 SHRTFTB2S3  Short Term Fuel Trim Bank 2 - Sensor 3
 短期燃料トリム バンク 2 - センサー 3
38 O2SB2S4  Oxygen Sensor Output Voltage Bank 2 - Sensor 4
 O2センサー出力電圧 バンク 2 - センサー 4
39 SHRTFTB2S4  Short Term Fuel Trim Bank 2 - Sensor 4
 短期燃料トリム バンク 2 - センサー 4
40 OBDSUP  OBD requirements to which vehicle is designed.
 車両が設計されるOBD要件
41 PTO_STAT  Power Take Off(PTO)Status.
 パワーテイクオフ(PTO)ステータス
42 RUNTM  Time Since Engine Start.
 エンジン開始からの時間
43 MIL_DIST  Distance Travelled While MIL is Activated.
 MILがアクティブ化されている間の移動距離
44 FRP  Fuel Rail Pressure relative to manifold vacuum.
 マニホールドの真空に対する燃料レールの圧力
45 FRP  Fuel Rail Pressure.
 燃料レール圧力
46 EQ_RATB1S1  Equivalence Ratio(lambda)Bank 1 - Sensor 1(Wide range O2S).
 当量比(ラムダ)バンク 1 - センサー 1 (ワイドレンジO2S)
47 O2SB1S1  Oxygen Sensor Voltage Bank 1 - Sensor 1(Wide range O2S).
 O2センサー電圧 バンク 1- センサー 1 (ワイドレンジO2S)
48 EQ_RATB1S2  Equivalence Ratio(lambda)Bank 1 - Sensor 2(Wide range O2S).
 当量比(ラムダ)バンク 1 - センサー 2 (ワイドレンジO2S)
49 O2SB1S2  Oxygen Sensor Voltage Bank 1 - Sensor 2(Wide range O2S).
 O2センサー電圧 バンク 1- センサー 2 (ワイドレンジO2S)
50 EQ_RATB1S3  Equivalence Ratio(lambda)Bank 1 - Sensor 3(Wide range O2S).
 当量比(ラムダ)バンク 1 - センサー 3 (ワイドレンジO2S)
51 O2SB1S3  Oxygen Sensor Voltage Bank 1 - Sensor 3(Wide range O2S).
 O2センサー電圧 バンク 1- センサー 3 (ワイドレンジO2S)
52 EQ_RATB1S4  Equivalence Ratio(lambda)Bank 1 - Sensor 4(Wide range O2S).
 当量比(ラムダ)バンク)バンク 1 - センサー 4 (ワイドレンジO2S)
53 O2SB1S4  Oxygen Sensor Voltage Bank 1 - Sensor 4(Wide range O2S).
 O2センサー電圧 バンク 1- センサー 4 (ワイドレンジO2S)
54 EQ_RATB2S1  Equivalence Ratio(lambda)Bank 2 - Sensor 1(Wide range O2S).
 当量比(ラムダ)バンク 2 - センサー 1 (ワイドレンジO2S)
55 O2SB2S1  Oxygen Sensor Voltage Bank 2 - Sensor 1(Wide range O2S).
 O2センサー電圧 バンク 2 - センサー 1 (ワイドレンジO2S)
56 EQ_RATB2S2  Equivalence Ratio(lambda)Bank 2 - Sensor 2(Wide range O2S).
 当量比(ラムダ)バンク 2 - センサー 2 (ワイドレンジO2S)
57 O2SB2S2  Oxygen Sensor Voltage Bank 2 - Sensor 2(Wide range O2S).
 O2センサー電圧 バンク 2 - センサー 2 (ワイドレンジO2S)
58 EQ_RATB2S3  Equivalence Ratio(lambda)Bank 2 - Sensor 3(Wide range O2S).
 当量比(ラムダ)バンク 2 - センサー 3 (ワイドレンジO2S)
59 O2SB2S3  Oxygen Sensor Voltage Bank 2 - Sensor 3(Wide range O2S).
 O2センサー電圧 バンク 2 - センサー 3 (ワイドレンジO2S)
60 EQ_RATB2S4  Equivalence Ratio(lambda)Bank 2 - Sensor 4(Wide range O2S).
 当量比(ラムダ)バンク 2 - センサー 4 (ワイドレンジO2S)
61 O2SB2S4  Oxygen Sensor Voltage Bank 2 - Sensor 4(Wide range O2S).
 O2センサー電圧 バンク 2 - センサー 4 (ワイドレンジO2S)
62 EGR_PCT  Commanded EGR
 EGRコマンド
63 EGR_ERR  EGR Error ((EGR actual -EGR commanded) / EGR commanded)*100%
 EGRエラー((EGRの実際-EGRのコマンド)/ EGRのコマンド)* 100%
64 EVAP_PCT  Commanded Evaporative Purge.
 エボパレーターパージコマンド
65 FLI  Fuel Level Input
 燃料レベル入力
66 WARM_UPS  Number of warm-ups since diagnostic trouble codes cleared.
 診断トラブルコードがクリアされてからのウォームアップの数
67 CLR_DIST  Distance since diagnostic toruble codes cleared.
 診断トラブルコードがクリアされてからの工程
68 EVAP_VP  Evap System Vapour Pressure.
 エボパシステムの蒸気圧
69 BARO  Barometric Pressure.
 気圧
70 EQ_RATB1S1  Equivalence Ratio (lambda) Bank 1 - Senser 1(wide renge O2S).
 当量比(ラムダ)バンク 1 - センサー 1 (ワイドレンジO2S)
71 O2SB1S1  Oxygen Sensor Voltage Bank 1 - Sensor 1(Wide range O2S).
 O2センサー電圧 バンク 1- センサー 1 (ワイドレンジO2S)
72 EQ_RATB1S2  Equivalence Ratio (lambda) Bank 1 - Senser 2(wide renge O2S).
 当量比(ラムダ)バンク 1 - センサー 2 (ワイドレンジO2S)
73 O2SB1S2  Oxygen Sensor Voltage Bank 1 - Sensor 2(Wide range O2S).
 O2センサー電圧 バンク 1- センサー 2 (ワイドレンジO2S)
74 EQ_RATB1S3  Equivalence Ratio (lambda) Bank 1 - Senser 3(wide renge O2S).
 当量比(ラムダ)バンク 1 - センサー 3 (ワイドレンジO2S)
75 O2SB1S3  Oxygen Sensor Voltage Bank 1 - Sensor 3(Wide range O2S).
 O2センサー電圧 バンク 1- センサー 3 (ワイドレンジO2S)
76 EQ_RATB1S4  Equivalence Ratio (lambda) Bank 1 - Senser 4(wide renge O2S).
 当量比(ラムダ)バンク 1 - センサー 4 (ワイドレンジO2S)
77 O2SB1S34  Oxygen Sensor Voltage Bank 1 - Sensor 4(Wide range O2S).
 O2センサー電圧 バンク 1- センサー 4 (ワイドレンジO2S)
78 EQ_RATB2S1  Equivalence Ratio (lambda) Bank 2 - Senser 1(wide renge O2S).
 当量比(ラムダ)バンク 2 - センサー 1 (ワイドレンジO2S)
79 O2SB2S1  Oxygen Sensor Voltage Bank 2 - Sensor 1(Wide range O2S).
 O2センサー電圧 バンク 2 - センサー 1 (ワイドレンジO2S)
80 EQ_RATB2S2  Equivalence Ratio (lambda) Bank 2 - Senser 2(wide renge O2S).
 当量比(ラムダ)バンク 2 - センサー 2 (ワイドレンジO2S)
81 O2SB2S2  Oxygen Sensor Voltage Bank 2 - Sensor 2(Wide range O2S).
 O2センサー電圧 バンク 2 - センサー 2 (ワイドレンジO2S)
82 EQ_RATB2S3  Equivalence Ratio (lambda) Bank 2 - Senser 3(wide renge O2S).
 当量比(ラムダ)バンク 2 - センサー 3 (ワイドレンジO2S)
83 O2SB2S3  Oxygen Sensor Voltage Bank 2 - Sensor 3(Wide range O2S).
 O2センサー電圧 バンク 2 - センサー 3 (ワイドレンジO2S)
84 EQ_RATB2S4  Equivalence Ratio (lambda) Bank 2 - Senser 4(wide renge O2S).
 当量比(ラムダ)バンク 2 - センサー 4 (ワイドレンジO2S)
85 O2SB2S4  Oxygen Sensor Voltage Bank 2 - Sensor 4(Wide range O2S).
 O2センサー電圧 バンク 2 - センサー 4 (ワイドレンジO2S)
86 CATEMP11  Catalyst Temperature Bank 1 + Sensor 1
 触媒温度 バンク 1 + センサー 1
87 CATEMP21  Catalvst Temperature Bank 2 + Sensor 1
 触媒温度 バンク 2 + センサー 1
88 CATEMP12  Catalvst Temperature Bank 1 + Sensor 2
 触媒温度 バンク 1 + センサー 2
89 CATEMP22  Catalyst Temperature Bank 2 + Sensor 2
 触媒温度 バンク 2 + センサー 2
90 VPWR  Control module voltage.
 コントロールモジュールの電圧
91 LOAD_ABS  Absolute Load Value.
 絶対負荷値
92 EQ_RAT  Commanded Equivalence Ratio.
 当量比コマンド
93 TP_R  Relative Throttle Position.
 相対スロットルポジション
94 AAT  Ambient air temperature (same scaling as IAT - $0F)
 周囲温度(IATと同じスケーリング -$ 0F)
95 TP_B  Absolute Throttle Position B
 絶対スロットルポジション B
96 TP_C  Absolute Throttle Position C
 絶対スロットルポジション C
97 APP_D  Accelerator Pedal Position D
 アクセルペダルの位置D
98 APP_E  Accelerator Pedal Position E
 アクセルペダルの位置E
99 APP_F  Accelerator Pedal Position F
 アクセルペダルの位置F
100 TAC_PCT  Commanded Throttle Actuator Control
 スロットルアクチュエーターコントロール コマンド
101 MIL_TIME  Time run by the engine while MIL is activated.
 MILがアクティブになっている間にエンジンによって実行される時間
102 CLR_TIME  Time since diagnostic trouble codes cleared.
 診断トラブルコードがクリアされてからの時間
103 FUEL_TYP  Type of fuel currently being utilized by the vehicle.
 現在車両で使用されている燃料の種類
104 ALCH_PCT  Alcohol Fuel Percentage.
 アルコール燃料割合
105 EVAP_VPA  Absolute Evap System Vapour Pressure.
 絶対EVAPシステム バポア圧
106 EVAP_VP  Evap System vapour pressure.
 EVAPシステム バポア圧
107 STSO2FT1  Short Term Secondary 02 Sensor Fuel Trim - Bank 1
 短期セカンダリ02センサー 燃料トリム - バンク 1
108 STSO2FT3  Short Term Secondary 02 Sensor Fuel Trim - Bank 3
 短期セカンダリ02センサー 燃料トリム - バンク 3
109 LGSO2FT1  Long Term Secondary 02 Sensor Fuel Trim - Bank 1
 長期セカンダリ02センサー 燃料トリム - バンク 1
110 LGSO2FT3  Long Term Secondary 02 Sensor Fuel Trim - Bank 3
 長期セカンダリ02センサー 燃料トリム - バンク 3
111 STSO2FT2  Short Term Secondary 02 Sensor Fuel Trim - Bank 2
 短期セカンダリ02センサー 燃料トリム - バンク 2
112 STSO2FT4  Short Term Secondary 02 Sensor Fuel Trim - Bank 4
 短期セカンダリ02センサー 燃料トリム - バンク 4
113 LGSO2FT2  Long Term Secondary 02 Sensor Fuel Trim - Bank 2
 長期セカンダリ02センサー 燃料トリム - バンク 2
114 LGSO2FT4  Long Term Secondary 02 Sensor Fuel Trim - Bank 4
 長期セカンダリ02センサー 燃料トリム - バンク 4
115 FRP  Fuel Rail Pressure (absolute)
 燃料レール圧力(絶対)
116 APP_R  Relative Accelerator pedal position.
 相対アクセルペダルの位置
117 MIL  Malfunction Indicator Lamp (MIL) Status.
 故障インジケータランプ(MIL)ステータス
118 MIS_SUP  Misfire monitoring supported.
 ミスファイヤー監視がサポートされています。
119 FUEL_SUP  Fuel svstem monitoring supported.
 燃料システムの監視がサポートされています。
120 CCM_SUP  Comprehensive component monitoring supported.
 包括的なコンポーネント監視がサポートされます。
121 MIS_RDY  Misfire monitoring ready.
 ミスファイヤー監視の準備ができました。
122 FUEL_RDY  Fuel system monitoring ready.
 燃料システム監視準備完了
123 CCM_RDY  Comprehensive component monitoring ready.
 包括的なコンポーネント監視の準備ができました。
124 CAT_SUP  Catalyst monitoring supported.
 触媒の監視がサポートされています。
125 HCAT_SUP  Heated catalyst monitoring supported.
 加熱された触媒の監視がサポートされています。
126 EVAP_SUP  Evaporative system monitoring supported.
 EVAPシステムの監視がサポートされています。
127 AIR_SUP  Secondary air system monitoring supported.
 二次エアシステムの監視がサポートされています。
128 ACRF_SUP  A/C system refrigerant monitoring supported.
 A/Cシステムの冷媒監視がサポートされています。
129 O2S_SUP  Oxygen sensor monitoring supported.
 O2センサーの監視がサポートされています。
130 HTR_SUP  Oxygen sensor heater monitoring supported.
 O2センサーヒーターの監視がサポートされています。
131 EGR_SUP  EGR svstem monitoring supported.
 EGRシステムの監視がサポートされています。
132 CAT_RDY  Catalyst monitoring ready.
 触媒監視準備完了
133 HCAT_RDY  Heated catalyst monitoring ready.
 加熱された触媒監視準備完了
134 EVAP_RDY  Evaporative system monitoring ready.
 EVAPシステム監視準備完了
135 AIR_RDY  Secondary air system monitoring ready.
 二次エアシステム監視準備完了
136 ACRF_RDY  A/C system refrigerant monitoring ready.
 A/Cシステム冷媒監視準備完了
137 O2S_RDY  Oxygen sensor monitoring ready.
 O2センサー監視準備完了
138 HTR_RDY  Oxygen sensor heater monitoring ready.
 O2センサーヒーター監視準備完了
139 EGR_RDY  EGR svstem monitoring ready.
 EGRシステム監視準備完了
140 MIS_ENA  Misfire monitorins enabled.
 ミスファイヤー監視が有効になりました
141 FUEL_ENA  Fuel system monitoring enabled.
 燃料システムの監視が有効になりました
142 CCM_ENA  Comprehensive component monitoring enabled.
 包括的なコンポーネント監視が有効になりました
143 MIS_CMPL  Misfire monitoring completed.
 ミスファイヤー監視が完了しました
144 FUELCMPL  Fuel system monitoring completed.
 燃料システムの監視が完了しました
145 CCM_CMPL  Comprehensive compoent monitoring completed.
 包括的なコンポーネント監視が完了しました
146 CAT_ENA  Catalyst monitoring
 触媒監視
147 HCAT_ENA  Heated catalyst monitoring
 加熱された触媒の監視
148 EVAP_ENA  Evaporative system monitoring
 EVAPシステム監視
149 AIR_ENA  Secondary air system monitoring
 二次エアシステムの監視
150 ACRF_ENA  A/C system refrigerant monitoring
 A/Cシステムの冷媒監視
151 O2S_ENA  Oxygen sensor monitoring
 O2センサー監視
152 HTR_ENA  Oxygen sensor heater monitoring
 O2センサーヒーター監視
153 EGR_ENA  EGR svstem monitoring
 EGRシステム監視
154 CAT_CMPL  Catalyst monitoring completed.
 触媒監視が完了しました
155 HCATCMPL  Heated catalyst monitoring completed.
 加熱された触媒監視が完了しました
156 EVAPCMPL  Evaporative system monitoring completed.
 EVAPシステム監視が完了しました
157 AIR_CMPL  Secondary air system monitoring completed.
 二次エアシステム監視が完了しました
158 ACRFCMPL  A/C system refrigerant monitoring completed.
 A/Cシステム冷媒監視が完了しました
159 O2S_CMPL  Oxygen sensor heater monitoring completed.
 O?センサー監視が完了しました
160 HTR_CMPL  Oxygen sensor heater monitoring completed.
 O2センサーヒーター監視が完了しました
161 EGR_CMPL  EGR svstem monitoring completed.
 EGRシステム監視が完了しました


 ■付録2 使用中のパフォーマンストラッキングデータ
略語 フルネーム  内容(上段:英語/下段:直訳した日本語 ※少し日本語が変です)
CATCOND1  Catalyst Monitor Conditions Encountered
 Counts Bank
 Catalyst Monitor Conditions Encountered Counts Bank 1 displays the number of times that the vehicle has been operated in the specified catalyst monitoring conditions(denominator).
 Catalyst Monitor Conditions Encountered Counts Bank 1は、車両が指定された触媒監視条件(分母)で操作された回数を表示します。
CATCOMP2  Catalyst Monitor Conditions Counts Bank 2  Catalyst Monitor Conditions Counts Bank 2 displays the number of times that all conditions necessary to detect a catalyst system bank 2 malfunction have been encountered(numerator).
 Catalyst Monitor Conditions Counts Bank 2は、Catalystシステムバンク2の誤動作を検出するために必要なすべての条件が発生した回数を表示します(分子)。
CATCOND2  Catalyst Monitor Conditions Encountered
 Counts Bank 2
 Catalyst Monitor Conditions Encountered Counts Bank 2 displays the number of times that the vehicle has been operated in the specified catalyst monitoring conditions(denominator).
 Catalyst Monitor Conditions Encountered Counts Bank2は、車両が指定された触媒監視条件(分母)で操作された回数を表示します。
O2SCOMP1  O2 Sensor Monitor Completion Counts Bank 1  02 Sensor Monitor Conditions Counts Bank 1displays the number of times that all conditions necessary to detect an oxygen sensor bank 1 malfunction have been encountered(numerator)
 02センサーモニター条件カウントバンク1は、酸素センサーバンク1の誤動作を検出するために必要なすべての条件が発生した回数を表示します(分子)。
O2SCOND1  O2 Sensor Monitor Compditions Encountered
 Counts Bank 1
 02 Sensor Monitor Conditions Encountered Counts Bank 1 displays the number of times that the vehicle has been operated in the specified catalyst monitoring conditions(denominator).
 02センサーモニター状態の発生カウントバンク1は、車両が指定された触媒モニタリング条件(分母)で操作された回数を表示します。
O2SCOMP2  O2 Sensor Monitor Completion Counts Bank 2  02 Sensor Monitor Conditions Counts Bank 2displays the number of times that all conditions necessary to detect an oxygen sensor bank 2 malfunction have been encountered(numerator).
 02 Sensor Monitor Conditions Counts Bank 2は、酸素センサーバンク2の誤動作を検出するために必要なすべての条件が発生した回数を表示します(分子)。
O2SCOND2  O2 Sensor Monitor Compditions Encountered
 Counts Bank 2
 02 Sensor Monitor Conditions Encountered Counts Bank 2 displays the number of times that the vehicle has been operated in the specified catalyst monitoring conditions(denominator).
 02センサーモニターの条件が発生したカウントバンク2は、車両が指定された触媒監視条件(分母)で操作された回数を表示します。
EGRCOMP  EGR Monitor Completion Condition Counts  EGR Monitor Completion Condition Counts displays the number of time that all conditions necessary to detect an EGR system malfunction have been encountered(numerator).
 EGRモニター完了条件カウントは、EGRシステムの誤動作を検出するために必要なすべての条件が発生した回数を表示します(分子)。
EGRCOND  EGR Monitor Conditions Encountered Counts  EGR Monitor Conditions Encountered Counts displays the number of times that the vehicle has been operated in the specified EGR system monitoring conditions(denominator).
 EGR Monitor Conditions Encountered Countsは、指定されたEGRシステム監視条件(分母)で車両が操作された回数を表示します。
AIRCOMP  AIR Monitor Completion Condition Counts
 (Secondary Air)
 AIR Monitor Completion Condition Counts(Secondary Air) displays the number of time that all conditions necessary to detect an AIR system malfunction have been encountered(numerator).
 AIRモニターの完了条件カウント(セカンダリエア)は、AIRシステムの誤動作を検出するために必要なすべての条件が発生した回数を示します(分子)。
AIRCOND  AIR Monitor Conditions Encountered Counts
 (Secondary Air)
 AIR Monitor Conditions Encountered Counts(Secondary Air) displays the number of times that the vehicle has been operated in the specified AIR system monitoring conditions(denominator).
 AIR Monitor Conditions Encountered Counts(Secondary Air)には、指定されたAIRシステムモニタリング条件(分母)で車両が操作された回数が表示されます。
EVAPCOMP  EVAP Monitor Completion Condition Counts  EVAP Monitor Completion Condition Counts displays the number of time that all conditions necessary to detect a 0.020"EVAP system leak malfunction have been encountered(numerator).
 EVAPモニター完了条件カウントは、0.020インチのEVAPシステムリーク異常を検出するために必要なすべての条件が発生した回数を表示します(分子)。
EVAPCOND  EVAP Monitor Completions Encountered Counts  EVAP Monitor Completion Encountered Counts displays the number of times that the vehicle has been operated in the specified EVAP system leak malfunction monitoring conditions(denominator).
 EVAPモニター完了遭遇カウントは、車両が指定されたEVAPシステムリーク異常モニター条件(分母)で操作された回数を表示します。


 ■付録3 I/M Readirzessリスト
NO. 略語 フルネーム  内容(直訳した日本語 ※少し日本語が変です)
1 CAT  Catalyst monitoring.  触媒モニタリング
2 HCAT  Heated catalyst monitoring.  加熱触媒モニタリング
3 EVAP  Evaporative system monitoring.  蒸発システムの監視
4 AIR  Secondary air system monitoring.  二次空気システムの監視
5 ACRF  A/C system refrigerant monitoring.  A/Cシステムの冷媒モニタリング
6 O2S  Oxygen sensor monitoring.  酸素センサーの監視
7 HTR  Oxygen sensor heater monitoring.  酸素センサーヒーターモニタリング
8 EGR  EGR system monitoring.  EGRシステムの監視
9 MIS  Misfire monitoring.  失火監視
10 FUEL  Fuel system monitoring.  燃料システムの監視
11 CCM  Comprehensive component monitoring.  包括的なコンポーネント監視


 ■付録4 自動車メーカー ※対応自動車メーカー ※一部の車種で使用できない場合があります。
NO. メーカー NO. メーカー NO. メーカー NO. メーカー
1 generic 21 GMC 41 MB 61 Skoda
2 Acura 22 HONDA 42 Mercury 62 Smart
3 Alfa romeo 23 HYundai 43 MG 63 Ssangyong
4 Aston.Mt 24 Infiniti 44 Mini 64 SUBARU
5 Audi 25 ISUZU 45 MITSUBISHI 65 SUZUKI
6 Bentley 26 Iveco 46 NISSAN 66 TOYOTA
7 BMW 27 Jaguar 47 Nubira 67 Vauxhall
8 Buick 28 Jeep 48 Oldsmobile 68 Volvo
9 Cadillac 29 Kia 49 Opel 69 Volkswagen
10 Chevrolet 30 Lambor 50 Peugeot - -
11 Chrysler 31 Lancia 51 Pontiac - -
12 Citroen 32 Land Rover 52 PORSCHE - -
13 Daewoo 33 Lanos 53 Proton - -
14 DAIHATSU 34 Leganza 54 Renault - -
15 Dodge 35 Lexus 55 Roll Royce - -
16 Ferrari 36 Lincoln 56 Rover - -
17 Fiat 37 Lotus 57 SAAB - -
18 Ford 38 MAN 58 Saturn - -
19 GM 39 Maserati 59 Scania - -
20 GEO 40 MAZDA 60 Seat - -


 ■付録5 Vgate Maxiscanの特別な略語
No. PID(Parameter Identifier)略語  フルネーム(上段:英語/下段:直訳した日本語 ※少し日本語が変です)
1 OBD  On Board Diagnostic
 オンボード診断
2 N/A  Not available
 該当なし
3 Vehicle M.F.  Vehicle Manufacture
 車両製造(自動車メーカー)
4 TID  Test Identifier
 テスト識別子
5 PID  Parameter Identifier
 パラメータ識別子
6 Mon.  Monitor
 モニター(監視)
7 Vehicle Info.  Vehicle Information
 車両情報
8 DTC  Diagnostic Trouble Code
 診断トラブルコード
9 ECU(ECM)  Electronic Control Unit
 電子制御ユニット
10 CID
(On-Board Monitor)
 Calibration Identifier
 キャリブレーション識別子
11 MEAS  Measured Value
 測定値
12 MIN  Minimum
 最小
13 MAX  Maximum
 最大
14 O2  Oxygen
 O?(酸素)
15 VIN  Vehicle ID Number
 車両ID番号
16 CVN  Calibration Verification Numbers
 キャリブレーション検証番号
17 Perf. Track  In-use Performance Tracking
 使用中のパフォーマンストラッキング
18 O2 Bank X-Sensor Y  Oxygen Sensor Monitor Bank X-Sensor Y
 O2センサーモニターバンク X センサー Y
19 Catalyst Mon. B X  Catalyst Monitor Bank X 触媒監視バンクX

 ■紹介動画


・左の動画はYouTubeで公開しています。

 このページで紹介している内容を簡単にまとめています。

YouTubeチャンネル SWIFTsport改造と改良自己満足のホームページ


 @基本編

 A操作編


 この動画は、

 無断転用(動画サイト、ホームページ、ブログ、SNSなど [※許可済みのページを除く])

 および 複製/編集を禁止しています。

 音が出ます。再生前に音量を小さくしてから調整してください。

 音声は「VOICEVOX」の読み上げソフトを使用しています。

 多少、イントネーションとアクセントが違う部分があります。

 ※利用規約に書いているので表示します。

  VOICEVOX 使用キャラクター:春日部つむぎ




 ★施工後

・故障診断機は2台目です。

 Vgate Maxiscan VS890の購入は2019年6月に購入していたので、ちょうど1年前(ページ公開時)です。

 Vgate Maxiscan VS890は、あまり細かく説明しているページが無いので作成してみました。

 このページを作成するのに、取説(A5サイズ/52ページ)を英語から日本語に訳しから始めました。

 さらにVgate Maxiscan VS890の使い勝手を検証して、写真ではLCDディスプレイの文字が綺麗に撮れなかったりしたので、図を画面ごとに作成しました。

 フォントも近い物を探してから図を作成しました。

 図の点数と項目が多いため時間がかかって、購入から1年後にページ公開する事になりました。

 ちょっと落ち着いた時間のある時でないと、細かい作業ができないので結構大変です。

 先回購入したAutel AutoLink OBD2 & CAN コードリーダー [AL319]の紹介ページも今回と同じで、ページ作成に時間がかかったページで、2017年8月13日にページを公開してからおかげさまで、当ホームページではTOP5に入る閲覧数のページです。

 Autel AutoLink OBD2 & CAN コードリーダー [AL319]も詳細まで紹介しているページが無いので、ページ作成に苦労した分、たくさんのコメントを頂いてとてもうれしいです。

Autel AutoLink OBD2 & CAN コードリーダー [AL319] 関連:Autel AutoLink OBD2 & CAN コードリーダー [AL319]

 → こちら



・Vgate Maxiscan VS890を使ってみて、操作自体はそんなに簡単です。

 Autel AutoLink OBD2 & CAN コードリーダー [AL319]で対応できない車種(SWIFTsportなど)もありましたが、Vgate Maxiscan VS890は対応できなかった車種も対応しているところが良かったです。

 日本語表示は解読できない日本語なので、英語のまま使用した方が使いやすいです。

 今回紹介したこのページも英語表示を基に作成しました。

 機種も2012年に販売されて結構長いモデルなんですが、アップデートはできないのが残念です。

 販売ページにも「終身無料アップデート」と書いておきながらアップデートできません。

 取説の説明でパソコンに接続する方法を見ていると、WindowsXP当時のままの接続方法が書いてあります。

 アップデートができれば、この価格であれば文句なしで良かったです。

 ※\3,980(税込[8%])購入時の金額と消費税率です。


 追記:2021.08.21. MAXWIN OBD2 マルチメーター ELM327[M-OBD-V01A]

 MAXWIN OBD2 マルチメーター ELM327[M-OBD-V01A]を取付しました。

 スマホとBluetoothで通信して、OBD2から得られた数値をメーター表示で見る事ができます。

 故障診断機の機能もあるので、エンジンチェックランプが点いても消す事ができます。

 我が家で使用している車(SWIFTsport[ZC33S]、mira e:s[LA300S]、WAGON R[MH55S]、N-WGN[JH3])で使用できることを確認しています。

 詳細は下記の関連リンクを見てください。


MAXWIN OBD2 マルチメーター ELM327[M-OBD-V01A] 関連:MAXWIN OBD2 マルチメーター ELM327[M-OBD-V01A]

 → こちら


 メインページへ戻る              Copyright(C) ty_plus5638 All Rights Reserved.