改造と改良 → SWIFTsport → 追加メーター関係

 改造と改良 → mira e:s

 改造と改良 → WAGON R

 改造と改良 → N-WGN

 MAXWIN OBD2 マルチメーター ELM327 [M-OBD-V01A]

2021.08.21.施工/公開日

車検クリアできます。

スマホ取付位置注意

OBD2端子接続時、不具合が発生する場合があります。

メインページへ戻る 改造と改良 管理人へメール アンケート

注意!

・このページをご覧になっている事は、注意事項(同意書)に同意した事とします。

・直接リンクをお断りしています。

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WEB拍手のカウントは、SWIFTsport、mira e:s、WAGON R、N-WGNの4つのページの合計です。


 SWIFTsport[ZC33S]、WAGON R[MH55S]、N-WGN[JH3]、mira e:s[LA300S]で使用できる「MAXWIN OBD2 マルチメーター ELM327[M-OBD-V01A]」を紹介します。

 ページ下にはSWIFTsportのOBD2電源を「常時電源」から「ACC」に変更する改良もしました。 


 このページは項目と写真(図)点数が多いです。
 データ量を多く使うため、パソコンまたはWi-Fi環境で閲覧した方がよいでしょう。
 ★目次

 項目が多いので目次を作成しました。

 プルダウンメニューから項目を選んでください。


 ★今回取付する商品の紹介

・MAXWIN OBD2 マルチメーター ELM327[M-OBD-V01A]








【特徴】※MAXWINホームページより

●毎日のドライブが変わる!

 本品を設置して、アプリをダウンロードするだけでお車の様々な情報をスマートフォンに表示させることができます。

 速度やエンジン回転数、ブースト圧、水温などはもとより診断機能でお車の状態を確認したり、Google map機能を利用したログファイルの表示及び再生ができます。


●OBD2を使って快適カーライフ

 使用方法は車のOBD2(車両診断コネクタ)に設置し、Bluetooth対応のスマートフォンに接続して、専用アプリ「OBD Multi Meter」を 使用することにより、お車の情報を読み込み出来ます。


●操作はスマートフォンでカンタン

 メータパネルには、4種類の画面「Speed」「Tacho」「Boost(or Vacuum)※」「Eco」モードが表示選択できます。

 ※ターボやスーパーチャージャーが付いている車両のみBoostモードとなります。

   それ以外のN/A(自然吸気)車はVacuumモードとなり、設定でどちらの表示にするか指定します。


●プレーヤーモード

 GPSのログファイルを利用してGoogle map上に走行記録を表示できます。


●トラブル診断

 OBD2規格に基づいたトラブル診断ができます。

 お車の調子を確認できます。

 また、OBD2規格に準拠したトラブル診断コードの表示およびチェックランプの消去も行えます。


●使用しない時は電源OFFに出来るスイッチつき

 OBDコネクタは常時電源の為、ACCをOFFにしていても常に電気を使います。

 本品は電源OFFができるので週末しか車に乗らない方に是非お勧め致します!

 バッテリーの弱りも防げ大変便利です!!


【詳細】※MAXWINホームページより

・ブランド

・商品型番

・接続方法

・サイズ

・電圧

・対応OS

・対応車種


・表示機能


・診断機能

 (OBD-II準拠)

・ログ再生機能


MAXWIN(マックスウィン)

M-OBD-V01A

Bluetooth4.0

約48(W)×25(H)×24(D)mm ※パッケージの大きさは、タバコの箱と同じくらいのサイズです。

12V

Android 6.0以上対応

2003年以降のOBD2規格の国産車(軽自動車含む)

輸入車全ての車種に対応(アプリ内に詳細記載あり)

速度、エンジン回転数、ブースト圧(もしくはバキューム圧)、水温、吸気温、電圧、

エンジン負荷率、スロットルポジション、航続距離、瞬間燃費、平均燃費、平均速度、その他

エラーPIDの表示、チェックランプ点灯からの時間表示

チェックランプ点灯からの走行距離表示、エラーPID消去

プレーヤー(オプション機能でログ出力されたデータファイルをマップ上で再生する機能)

※プレーヤーで再生できるファイルには、GPS情報(緯度・経度)が含めれている必要があります。

・発売日

・商品内容

・専用アプリ

2020年10月26日

本体×1、取扱説明書×1

OBD Multi Meter

※ページ作成時はVersion 1.4.0.0です。

 このバージョンからオービス機能(有料/課金)が使えるようになりました。

※Google playからダウンロード

https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.maxwin.obdmultimeter

 


【本体注意事項】※MAXWINホームページより

・商品写真はあくまでイメージです。

 実際の商品と異なる場合がございますので、予めご了承ください。

・動作しない場合は車両が対応していない可能性があります。

・対応車種についての詳細は専用アプリ「OBD Multi Meter」内に記載されています。

この製品の使用に伴ったトラブル、故障等は不良、良品問わず一切関与いたしませんので自己責任にてご使用ください。

・車両により装着後エンジンチェックランプが付く場合がございます。

・アダプターと端末が接続しない場合やデータ表示が異常であったり、表示しない場合などは保証対象外となります。


【アプリ注意事項】※MAXWINホームページより

・運転中に本アプリの操作や画像(モニター画面等)を注視しないでください。

 前方不注意となり事故の原因となります。

 必ず安全な場所に車を停車させてから行ってください。

・取付は、急なブレーキなどによる脱落や運転の邪魔にならないようにきちんと行ってください。

・正しく OBD2マルチメーターを設定しない場合、誤動作する可能性があります。

 設定時には安全な場所で行ってください。

 また、誤動作する可能性があるので不要なアプリは起動しないようにしてください。

・使用時は電池消費が激しくなる場合があります。

・Bluetooth通信の状態によっては、走行データが正しく表示および保存されないことがあります。

・本アプリでは頻繁に通信が発生する場合があります。

 パケット定額サービスなどへのご加入を推奨致します。

・本アプリ使用によるスマートフォンの故障、破損、損害に対して当社は一切の責任を負いません。

・本アプリの表示や警告の誤りによって生じた金銭的損害、逸失利益などについて、当社は一切の責任を負いません。

・記録メモリーに保存されたデータが障害等により消失した場合でも、当社は一切の責任を負いません。

・本アプリをご利用中に、事故を起こした場合であっても一切責任は負いません。

・その他、安全にはくれぐれもご注意ください。

 ※詳しくは、お使いの端末やOBD2マルチメーターの取扱説明書をご確認下さい。


【購入店】

・購入店

・購入ページ名


・購入URL


SB-Market ※Amazon

MAXWIN(マックスウィン) OBDII マルチメーター ELM327 OBD アダプター Bluetooth ワイヤレス サブメーター スピードメーター タコメーター ログ再生 地図連動 OBD2 スキャンツール ON/OFFボタン付き Bluetooth4.0 M-OBD-V01A

販売ページのリンクは こちら

※上の店舗のリンクから購入する場合は自己責任でお願いします。

 トラブルに関してはご自身で対処願います。

※品切れの場合は、同商品の在庫のあるページへジャンプするため金額が変わる場合があります。

・販売業者

・販売業者住所

・発送場所

・購入価格

・配送料金

・ご注意

SB-Market

大阪府大阪市北区西天満 ※Amazonの販売者のページには「丁目、番地」の記載無し。

Amazon

\3,000(税込[10%]) ※購入時の金額と消費税率です。

\0

MAXWINの商品紹介ページで、「本体注意事項」「アプリ注意事項」を読んでいると商品保証する気が全くないように感じます。

動作不良は自己責任?専用アプリも何かあれば自己責任?...すべて責任逃れで、初期不良は見てもらえるのでしょうか?

対応車種も専用アプリをインストールしないと確認する事ができない?「専用アプリ内で確認してください」と書いておきながら、「PDFファイルも存在しない」の表示。何で紹介ページで公開しないのでしょう。

販売者のSB-Marketも不在の為にメールだけの対応?保障についても記載なし。

販売者の住所が丁目、番地まで書いていないです。

この商品購入は自己責任でお願いします。

 

・OBD2 延長ケーブル 60cm フラットケーブル仕様

 ※移設用でセット購入しました。








【特徴】※NASINE Amazon販売ページより

・OBD2の延長ケーブルです。

・全長 約60cm フラットケーブルを使用し、コネクタのヘッド部分が小型となっています。

 (L型タイプよりもさらに小型)

・スペースの空きが無い場合に最適です。


【詳細】※NASINE Amazon販売ページより

・ブランド

・色

・ケーブル

・全長


・結線PIN



・その他


Zappa

 フラット

ケーブル:約60cm ※販売ページには「約60m」と表示。

ヘッド部分の厚み:約1cm
2, 4, 5, 6, 7, 10, 14, 15, 16

※スリム化の為、全結線ではありません。

 OBD2I規格で指定されているピンのみ結線。
ケーブルの出ている方向に注意して下さい。(写真参照)


【購入店】

・購入店

・購入ページ名

・購入URL


NASINE ※Amazonマーケットプレイス

OBD2 延長ケーブル 60cm フラットケーブル仕様

販売ページのリンクは こちら

※上の店舗のリンクから購入する場合は自己責任でお願いします。

 トラブルに関してはご自身で対処願います。

※品切れの場合は、同商品の在庫のあるページへジャンプするため金額が変わる場合があります。

※M-OBD-V01Aの販売ページでセット販売していました。

・販売業者住所

・出荷元

・発送場所

・定価

・購入価格

・配送料金


・荷物追跡

Jingsanlu Beiyuan Yiwu Shi Zhejiang Sheng → Googleマップ

NASINE

中国

\558

\470(税込[10%]) ※\88(16%OFF) ※購入時の金額と消費税率です。

無料 ※China Postで中国より出荷。


伝票番号がありますが、Amazonの購入ページから大まかな荷物の追跡を確認できますが、情報の反映が遅いです。

Amazonの方でも荷物の追跡は販売元のNASINEへ確認と書いていますが、販売元も追跡サイトで確認したものを返事してくると思うので、China Postの追跡サイトで確認します。

私が使用した追跡サイトは「aftership」を使用しました。

 外部リンク:aftership → こちら


・配達日数

Amazonの販売ページで購入時、商品配達の日付も、8/10〜9/1になっています。

中国からの発送の場合、発送地域によりますが約10日間が平均のようです。

私の場合は

8/1 購入 → 8/2 出荷 → 8/10 飛行機で出国 → 8/11 日本到着 → 8/13 配達完了

11日間かかりました。

コスト削減で荷物がまとまってから日本に送ると思いますが、1週間も中国国内に荷物があったことになります。

追跡サイトも情報の反映が遅く、国内に入った段階で日本郵政の追跡サイトも使用できないのが不満です。

Amazonマーケットプレイスで出品している中国企業は、自社出荷はChina Postで出荷になる事が多いので、配達日数がかかったり、商品のトラブルになる事が多いようです。

中国より出荷の商品は注意が必要です。


・梱包状態

エアキャップが内側に入っている白いビニールの封筒の中に、ビニール袋で押し込んで出荷されていました。

サイズはポストに入るサイズです。


 

・商品の状態

この価格の割には想像していた物よりもしっかりと作られた商品です。

通電もOKでした。

オスとメスを接続してみましたが問題無く使えます。


 ・AQ スマートフォンホルダー アームキャッチ[SH-01]

 ※取付位置によっては車検NGになります。不安な方は車検を受ける所に事前確認してください。


【特徴】※AUTOBACS.comホームページより

・アームキャッチタイプのスマホホルダー。

・幅53〜97mm、奥行5〜20mmまでスマホをホールド可能で、手帳型ケースもしっかり固定。


【詳細】※AUTOBACS.comホームページより

・ブランド

・品番

・JANコード

・カラー

・スマホ固定方法

・サイズ

・対応サイズ

・重量

・本体取付方法


【購入店】

・購入店

・購入価格

AQ(AUTOBACS Quality)

SH-01

4971475280593

ブラック

アームキャッチ

奥行:180mm 高さ:50mm 横幅:118mm
幅:53〜97mm、奥行:5〜20mmまで ※手帳型ケースもしっかり固定。

143g

テープ貼付タイプ



Super AUTOBACS 店舗

\799(税込[10%]) ※購入時の金額と消費税率です。


 ★OBD2について

【OBD2端子の歴史】※Wikipediaより→ こちら

 1970年 日産自動車がECUに簡単な自己診断機能を取付けました。

 LEDの点滅回数で故障個所を特定できるようになしました。

ダイアグノーシス(自己診断機能) 関連:ダイアグノーシス(自己診断機能)

 → こちら ※Keiworksのページです。エンジンチェックランプの点滅回数で故障している所を特定できます。

 1980年 GM(ゼネラルモーターズ)は、車両組立ライン上でのエンジンECUの検査用のデータ通信システムを開発しました。

 1988年 自動車技術者協会(SAE)が標準化された診断コネクターと診断コードの標準化しました。

 1991年 カリフォルニア州大気資源局(CARB)は、1991年以降に州内で販売される新車にエンジンの自己診断機能の搭載を義務付けしました。

     この機能は「OBD1」と呼ばれ、診断コネクター、診断コードは自動車メーカーでバラバラで統一されていませんでした。

 1996年以降 アメリカ合衆国内で販売される乗用車と小型トラックに、OBD2仕様の自己診断機能の搭載を義務付けしました。

 2001年 EU(欧州連合)が排出ガス規制の一環として、EU圏内で販売されるすべてのガソリンエンジン搭載の乗用車、小型トラックに、OBD2仕様の自己診断機能の搭載を義務付けました。

 2004年 EU(欧州連合)が排出ガス規制の一環として、EU圏内で販売されるすべてのディーゼルエンジン搭載の乗用車、小型トラックに、OBD2仕様の自己診断機能の搭載を義務付けました。

 この自己診断機能は「EOBD」(EはEuropeを表す)と呼ばれました。

 2006年 日本の国土交通省は、2008年10月以降に型式認定を受け生産が開始される乗用車及び小型トラックに、OBD2仕様の自己診断機能の搭載を義務付けられました。

 この自己診断機能は「JOBD」と呼ばれています。

 2008年 アメリカ合衆国は、国内で販売されるすべての乗用車/小型トラックのECU間のネットワークにCAN規格(Controller Area Network)の採用を義務付けました。

 2010年 大型トラックなどのエンジンのためのHDOBD(heavy duty OBD)の仕様が発表されました。

 今後、アメリカ合衆国内で販売される当該車両には搭載が義務付けられました。


【OBD2端子(ターミナル)について】

・日本車は2008年10月以降に販売される車両全てにOBD2仕様の自己診断機能の搭載を義務付けられました。

 私が以前乗っていたKeiworksは、2007年6月に納車でOBD2端子が取付けられていました。

 しかし、通信プロトコルが特殊な「SUZUKI K-LINE2」だったため、商品によっては使用できないものもありました。

 現在各自動車メーカーは、通信プロトコルがほぼ同じになってきているので、OBD2端子で使用できないものが無くなりました。



◆OBD2端子のピンアサイン

 OBD2端子のピンアサインは、下記の表のようになります

ピン 説明 ピン 説明
1 ベンダーオプション 9 ベンダーオプション
2 J1850 Bus + 10 J1850 Bus -
3 ベンダーオプション 11 ベンダーオプション
4 車体アース(-) 12 ベンダーオプション
5 信号アース(-) 13 ベンダーオプション
6 CAN (J-2234)High 14 CAN (J-2234)Low
7 ISO 9141-2 K-Line 15 ISO 9141-2 L-Line
8 ベンダーオプション 16 バッテリー電源(+)

※ELM327が接続されている端子は、2、4、5、6、7、10、14、15、16 です。

※延長ケーブルは端子4と5が一緒に配線されている事があります。


◆通信プロトコルについて

 OBD2 マルチメーター ELM327[M-OBD-V01A]の対応している通信プロトコルは下記のようになります。

 通信プロトコルは「Auto Negotiate」であれば自動で最適な通信プロトコルで通信します。

 各自動車メーカーの通信プロトコルは下記のようになります。


【TOYOTA 通信プロトコル】

 ・ISO CAN 11bit ID O-ADDRESS 0

 ・ISO CAN 11bit ID O-ADDRESS 2

 ・TOYOTA CAN

 ・TOYOTA K-LINE


【LEXUS 通信プロトコル】

 ・ISO CAN 11bit ID O-ADDRESS 0

 ・TOYOTA CAN


【NISSAN 通信プロトコル】

 ・ISO CAN 11bit ID O-ADDRESS 0

 ・ISO 9141-2


【HONDA 通信プロトコル】

 ・ISO CAN 29bit ID O-ADDRESS 0

 ・ISO 9141-2


【MITSUBISHI 通信プロトコル】

 ・ISO CAN 11bit ID O-ADDRESS 0

 ・ISO 9141-2


【MAZDA 通信プロトコル】

 ・ISO CAN 11bit ID O-ADDRESS 0

 ・ISO 9141-2


【SUBARU 通信プロトコル】

 ・ISO CAN 11bit ID O-ADDRESS 0

 ・ISO 14230-4 KWP(Fast init)


【SUZUKI 通信プロトコル】

 ・SUZUKI K-LINE1

 ・SUZUKI K-LINE2

 ・ISO CAN 11bit ID O-ADDRESS 0

 ・ISO 15765-4 CAN(11bit ID 500Kbps)


【DAIHATSU 通信プロトコル】

 ・ISO CAN 11bit ID O-ADDRESS 0

 ・ISO CAN 29bit ID O-ADDRESS 2

 ・DAIHATSU K-LINE


【輸入車 通信プロトコル】

 ・ほとんどの車両が「Auto Negotiate」で通信可能。


 ★OBD検査(OBD点検)について
・OBD検査
 2024(令和6)年10月から、自動車の検査(車検)において、自動ブレーキ等の自動運転技術等に用いられる電子制御装置の目に見えない故障に対応するための電子的な検査を開始することになりました。
 メーター内のエンジンチェックランプが点灯している場合は、故障診断機で検査して故障を修理しなければ車検はNGになります。
 目視でエンジンチェックランプが点灯していなければ故障診断機での検査はしません。
 12カ月点検もOBD点検が義務化されます。
 点検簿も「その他の装置」の項目に「電子制御装置」があり、「A車載式故障診断装置の診断結果(エンジン、ブレーキ、ABS、エアバッグ、自動ブレーキ、レーンキープ、自動運行装置)」が良好だと「レ」が印されます。
 また、2021(令和3)年10月1日以降、自動車メーカーが提供する故障診断に必要な情報管理、全国の検査場(車検場)や整備工場が利用する情報システムを運用していくための費用として、自動車の検査の際に支払う法定手数料に、(独)自動車技術総合機構の技術情報管理手数料(1台あたり一律\400)が追加されます。

 <対象車両>
  2021(令和3)年10月以降の新型車から ※2024(令和6)年10月からOBD検査開始。
  輸入車については、2022(令和4)年10月以降の新型車から ※2025(令和7)年10月からOBD検査開始。

 <関連リンク:国土交通省ホームページ> ※リンク切れの場合はごめんなさい。
  ・自動車に備えられたコンピューターの点検が義務化されます!(PDF)
   → こちら
  ・点検基準改正 令和3年10月1日施行(PDF)
   → こちら
  ・自動運転に対応した新たな検査手法を導入します!!
   → こちら
  ・自動車の電子的な検査(OBD検査)について
   → こちら
  ・自動車検査の法定手数料変更のお知らせ(PDF)
   → こちら
  ・技術情報管理手数料の納付方法について(PDF)
   → こちら
  ・令和3年10月1日以降の自動車検査手続きに関する手数料一覧(その1)(PDF)
   → こちら

 ★必要な部品/材料  ★必要な工具

・スマートフォン → Android 6.0以上

・パーツクリーナー

・ウエス

・ステー → スマートホン固定台の土台で使用。

・結束バンド(大) → スマートホン固定台の土台で使用。 


・ニッパー →結束バンド切断で使用。

・ハサミ → スマートホン固定台の土台で使用


 ★施工

  施工時の注意点

 ・整備資格を持たずに施工する場合や、このページを見て施工/使用した場合は、自己責任でお願いします。

 ・必ず部品を触る前や施工前に、体の静電気を車体以外の金属に触れて放電してください。

 ・作業は必ず平らな所で作業してください。

 ・OBD2端子に接続して走行すると不具合が発生する事があります。

  ページ下の「<<重要>>OBD2接続機器の不具合について」を必ず見てください。

 ■スマートフォンホルダーについて

【スマートフォンホルダーの選び方】

・縦置きするか横向きにするかで選ぶホルダーも変わってくると思います。

 また充電できるタイプ、自動でスマートフォンを固定するタイプなどあります。

 車に固定する方法もアームタイプやエアコンのルーバーに取付るタイプ、アームキャッチタイプなどがあるので、実際に商品を手に取って見て選んだ方が失敗しない購入方法だと思います。

 今回私が購入したホルダーは、「アームキャッチタイプ」を購入しました。

 選んだ理由が、固定が簡単でワンタッチでロック解除できるからです。


【スマートフォンホルダー取付位置(車検)】

 スマートフォンホルダーの取付場所に注意しないと、車検NGになってしまう場合があります。

 フロントガラスの1/5以上隠れる場合、極端に視界を塞ぐ場合は車検NGです。

 スマートフォンホルダーにスマートフォンを取付した状態で取付場所を探します。

 私の場合は横画面の状態で取付したいので、追加メーターがあるので取付場所が限定されてしまいます。

 通常の取付方法では取付できないので加工して取付する事になります。

 スマートフォンホルダーをしっかりと固定できないと、急ブレーキをかけた時や急ハンドルをした時にスマートフォンの破損、運転の障害になってしまうので取付には注意してください。

 以上の事を踏まえてスマートフォンホルダーを取付します。


【スマートフォンホルダー取付】

 私が取付した場所は、左の写真のように右側のエアコン吹き出し口の上に取付しています。

 通常の取付ではこの位置に取付する事ができないので、ステーを使ってスマートフォンホルダーの土台を取付しました。

 3Mの両面テープでも外れるのは怖いので、土台部分とステーを3本の結束バンドで固定してダッシュボードとエアコン吹き出し口の隙間に差し込んで、両面テープでステーを固定しました。

 ステーも少し見えるのでカーボンシートを貼りました。


・私の場合はスマートホンを横向きにして固定できるようにしました。

 スマートフォンを取付すると、ツィーターが隠れてしまいます。



 ■専用アプリ「OBD Multi Meter」インストール

【専用アプリインストール】

・スマートフォンにOBD2マルチメーターの専用アプリ「OBD Multi Meter」をインストールします。

 左のQRコードをコードリーダーで読み込みます。


 このアプリは Android 6.0以上 で動作します。


 ※専用アプリ以外で動作する「Torque Lite (OBD2 & Car)」の紹介を

 このページ下で紹介しています。

 → こちら (#■専用アプリ以外で動作するアプリ)


・コードリーダーで読み取ったURLをタップしてGoogle playのページへ移動します。

・「インストール」をタップして、スマートフォンにインストールします。

・専用アプリ「OBD Multi Meter」をインストールすると、スマートフォンの画面にメーターのアイコンが表示されます。



 ■OBD2端子(コネクター)の位置

【OBD2端子(コネクター)の位置】

・OBD2端子(コネクター)は台形型で16ピンあります。

 自動車メーカーによってOBD2端子(コネクター)の色が黒と白があります。

 OBD2端子の接続は、必ずエンジン停止した状態で接続します。

 OBD2端子(コネクター)は台形になっているので、差し込む方向を確認して奥まで差し込みます。

 5車種のOBD2端子の位置を紹介します。


●SWIFTsport[ZC33S]のOBD2端子位置

・SWIFTsport[ZC33S]のOBD2端子は、ボンネットオープナー付近にあります。

 写真下側がエンジン側になります。


 SWIFTsportのOBD2関連リンク

COMTEC ZEROシリーズ ZERO 304V 関連:COMTEC ZEROシリーズ ZERO 304V

 → こちら

COMTEC OBD2アダプター [OBD2-R3] 関連:COMTEC OBD2アダプター [OBD2-R3]

 → こちら

 関連:Vgate Maxiscan VS890

 → こちら


●Keiworks [HN22S]のOBD2端子位置

・SUZUKI Keiworks [HN22S]のOBD2端子の位置は、運転席側シガーライターソケット右下の所を下から覗くと、黒いOBD2端子があります。


 KeiworksのOBD2関連リンク

 関連:A'PEXi i-cruising

 → こちら ※Keiworksのページです。

COMTEC ZEROシリーズ ZERO 304V 関連:COMTEC ZEROシリーズ ZERO 304V

 → こちら ※Keiworksのページです。

COMTEC OBD2アダプター [OBD2-R3] 関連:COMTEC OBD2アダプター [OBD2-R3]

 → こちら ※Keiworksのページです。

ダイアグノーシス(自己診断機能) 関連:ダイアグノーシス(自己診断機能)

 → こちら ※Keiworksのページです。

 K6Aエンジンの自己診断機能でエラーコードを確認できます。



●WAGON R [MH55S]のOBD2端子位置

・SUZUKI WAGON R [MH55S]のOBD2端子の位置は、ボンネットオープナーのすぐ上(運転席の足元右側)を覗くと、黒いOBD2端子があります。


 WAGON RのOBD2関連リンク

Autel AutoLink OBD2 & CAN コードリーダー [AL319]関連:Autel AutoLink OBD2 & CAN コードリーダー [AL319]

→ こちら ※mira e:s[LA300S]とWAGON R HYBRID FX[MH55S]のページです。

関連:Vgate Maxiscan VS890

→ こちら

 ※現在こちらの機種を使用しています。



●mira e:s [LA300S]のOBD2端子位置

・DAIHATSU mira e:s [LA300S]のOBD2端子の位置は、運転席側センターコンソール後方の左足の所を覗くと、白いOBD2端子があります。


 OBD2コネクター関連リンク

Autel AutoLink OBD2 & CAN コードリーダー [AL319]関連:Autel AutoLink OBD2 & CAN コードリーダー [AL319]

→ こちら ※mira e:s[LA300S]とWAGON R HYBRID FX[MH55S]のページです。

関連:Vgate Maxiscan VS890

→ こちら

 ※現在こちらの機種を使用しています。




●N-WGN [JH3]のOBD2端子位置

・HONDA N-WGN [JH3]のOBD2端子の位置は、運転席側ETC本体の奥の方を覗くと白いOBD2端子があります。

 プロトコルを読み取り時、少し時間がかかります。


 OBD2コネクター関連リンク

関連:Vgate Maxiscan VS890

→ こちら

 ※現在こちらの機種を使用しています。



 ■OBD2マルチメーター取付

【OBD2マルチメーター取付】

・OBD2端子にOBD2マルチメーターを取付します。

 OBD2マルチメーターの差し込む向きを確認して、真っ直ぐ奥まで差し込んでください。

【通電確認】

・OBD2マルチメーターの中央にある丸い電源スイッチを「ON」にして、通電を確認します。
 車両によっては「ACC」か「ON」にします。

・LEDが「PWR」(赤色)が点灯していれば通電しています。

 「OBD」(橙色)も点灯する事もあります。



 このページで紹介で使用しているAndroid端末のバージョンは Android 11です。
 ■Bluetoothペアリング

【ペアリング】

・エンジン始動します。

・スマートフォンの「設定」→「接続」をタップします。

・「Bluetooth」のスライドスイッチが「ON」になっている事を確認します。

 「ON」になっていないとOBD2マルチメーターを使用する事ができません。

・「Bluetooth」をタップします。

 デバイススキャンを自動検索しますが、検索しない場合は右上にある「スキャン」タップして検索します。

 検索すると、「接続可能デバイス」の項目に「M-OBD-V01A」が表示します。


 関連:SOLING 7インチカーナビ(200mmワイドモデル)[SL3118NVW-AMZ]

 → こちら

・「M-OBD-V01A」をタップすると、PID(パスワード)の入力を要求されます。

 「1234」または「0000」を入力します。

・「ペアリング」をタップします。

 ペアリングをやめる方は「キャンセル」をタップしてください。

・「ペアリング済みデバイス」の項目に「M-OBD-V01A」が表示します。

 これでペアリングが成功しました。



 このページで紹介する専用アプリのバージョンは 1.4.0.0 です。
 ■専用アプリ「OBD Multi Meter」メインメニュー画面の操作方法

●スマートフォン取付

【スマートフォン取付】

・スマートフォンをスマートフォンホルダーに取付します。


【電源ON】

・OBD2マルチメーターを使用する時は、中央にあるプッシュ式の電源スイッチがあるので、1回押して「ON」にします。

●専用アプリ「OBD Multi Meter」

【専用アプリ「OBD Multi Meter」】

・専用アプリ「OBD Multi Meter」のアイコンをタップして、「OBD Multi Meter」を起動します。

・MAXWIN 起動ロゴ(横画面)が表示されます。

 ※スマートフォンの向きを縦横に変える事で、画面の向きを変更できます。


◆初回起動時について

・燃費及び距離をただし演算するためには、補正設定が必要です。

 Car Calibration設定内の「距離および燃費の補正」「車両キャブレーション(アクセルペダルの設定)」を行ってください。

 「現在地」と「ストレージ」を有効にしないと、位置情報(GPS)およびファイルへのアクセスができないので機能が制限されます。


●メインメニュー

【メインメニュー】

 各項目をタップすると確認と設定できます。

 下の写真は縦画面と横画面のメインメニューです。


●Meter (メーターパネル表示)

・メーターパネルの画面です。

 OBD2端子から得た各情報を表示します。

 Speed Meter、Tacho Meter、Boost or Vacuum Meter、Eco Moniterの4つから選択して表示します。

 画面も設定で縦表示と横表示ができます。

 下の図をスマートフォンの画面拡大/縮小機能を使って、お使いのスマートフォンの画面のサイズに合わせると表示するイメージがつかめると思います。

 ※画像はWINMAXホームページより

Speed (横画面) Tacho (縦画面) Boost (縦画面)
Eco (横画面) Eco (縦画面)




◆メータ画面説明

 ※画像はWINMAXホームページより


@ 各種メーター


A 時速


B トリップメーター


C 走行距離


D GPS受信衛星数


E 走行時間


F サブモニター


G 接続ボタン


H トリップメーター切替


※サブモニターの表示内容を変更できます。

※車種によっては表示できない項目があります。

I 瞬間燃費


J 平均速度


K 平均燃費



◆メーター起動

【OBD2マルチメーターとスマートフォン接続】

・「接続ボタン」をタップしてBluetoothで接続します。


※設定でメーターを表示させる時に自動接続できる設定もあります。

 左の画面は接続するデバイスを探しています。

 この後、初期化して接続になります。

・「CONNECTED(ELM327)v1.5」と表示が出れば接続完了です。

・OBD2マルチメーターとスマートフォンが接続すると、「LINK」のLED(緑色)が点滅します。

 これで3つ点滅するようになります。

・画面は「Vaccum」を表示しています。

 私の車はターボ車なので、後で「Boost」に表示を変更します。

・写真はスマートフォンをスマートフォンホルダーに取付した状態で、専用アプリを起動しています。

 「Boost」に表示を変更しています。

◆メーター終了

・画面左上の「<」かAndroid端末の「<」でメーター表示を終了します。

 画面はBluetooth接続を終了するか確認しています。

  メーター表示を終了の場合 → はい

  メーター表示を続ける場合 → いいえ

 をタップします。

 設定でこの画面の表示をしないようにする事もできます。




●Distance (ログファイル)

・ODO/TRIP距離の画面です。

 ODOメーター、トリップメーター(AとB)、平均燃費、最高速度、最高回転数、最高速度、運転時間、走行時間

 を表示します。

 最高速度、最高回転数、最高速度は「POINT」ボタンをタップするとGoogleマップにその地点を表示します。



●Folder (フォルダー)

・ログ保存したデータファイルを表示します。

 GPS情報のログを保存している場合は、走行履歴をGoogleマップでログファイルを再生/削除します。



◆PLAYERモード画面説明

 ※画像はWINMAXホームページより


@ プレーヤーのステータス表示


A ログファイル名


B 方向表示


C 地図を現在地に移動


D 再生ポイント


E 再生ポイントの状態

  時刻、距離、速度、エンジン回転数


F スクロールバー

  バーを動かすと任意のポイントに移動


G再生ポイントを最初に戻す


H 再生


I 停止


J 地図を再生ポイントに移動



●Car Calibration (車両設定)

・車両設定と情報補正します。

 通信プロトコル、エンジン過給機タイプ、車両補正(スロットルペダル、距離と燃費)、OBD2サポートPID(DTCコード)を設定と補正します。


 写真は「エンジン過給機タイプ」でVacuum MeterからBoost Meterに変更設定した時のものです。

  NAエンジン車 → Vacuum Meter(バキュームメーター)

  TURBOエンジン車 → Boost Meter(ブーストメーター)

 に設定します。



●Orbis (オービス:[有料(課金)])

・交通取り締まり(オービス/ネズミ捕り)の地点を近づくと警告します。

 Ver.1.4.0.0から使用できる有料(課金)でサービスを受けられます。

 課金をしなければこの機能は無効になります。



●Setting (アプリ設定)

 アプリのオプション設定を行います。


【Deviceタブ】

 [デバイスの設定]


・オート接続:

 メーター画面に移行した際に自動で接続を行います。

 インストールした時は「OFF」で設定されています。

   OFF→ 自動接続しない

   ON → 自動接続する


・Bluetooth LE接続:

 OBD2マルチメーターをBluetooth LE接続方式で接続します。

 通常は「ON」にします。

 端末が対応していない場合や安定しない場合はOFFにして旧方式にて接続を試みます。

   OFF→ 旧方式で接続する

   ON → Bluetooth LEで接続する




【Screenタブ】

 [スクリーン設定]


・HUDモード(鏡面反転):

 メーター画面で鏡面反転を行います。

 インストールした時は「OFF」に設定されています。

 オプションのHUDミラー等を使用する場合は「ON」にします。

 ※この機能はベータ機能です。ONにすると、タッチポジションがズレるので操作には注意してください。
   OFF→ 反転表示しない
   ON → 反転表示する


・メインメニューのスキップ:
 起動時メインメニューをスキップしてメーター画面に自動移行します。

 インストールした時は「OFF」に設定されています。
   OFF→ 自動移行しない
   ON → 自動移行する


・メーター初回起動画面:

 初めに表示するメーターの設定を行います。

 インストールした時は「Speed Meter」に設定されています。

   Speed Meter、Tacho Meter、Boost or Vacuum Meter、Eco Moniterの4つから選択します。


・メーター画面の向き:

 表示する画面の向きを選択します。 

 インストールした時は「縦」に設定されています。

 ※一部の端末ではサポートされていません。

   縦、縦(反転)、横、横(反転)


【Meterタブ】

 [メーター画面]


・Speed (アナログ表示する最高速度):

 アナログ表示する最高速度の選択します。

 インストールした時は「180Km/h」に設定されています。

   180Km/h、220Km/h、260Km/h、300Km/hの4つから選択します。


・Tacho (アナログ表示する最高回転数):

 アナログ表示する最高回転数の選択します。

 インストールした時は「8000rpm」に設定されています。

   6000rpm、8000rpm、10000rpmの3つから選択します。


・Tacho (レッドゾーン開始回転数):

 レッドゾーン開始回転数の選択します。

   max-500rpm、max-1000rpm、max-1500rpm、max-2000rpm、max-2500rpmの5つから選択します。


・Eco Cons. (燃費グラフ表示最大値):

 燃費グラフ表示最大値の選択します。

   15.0Km/l、20.0Km/l、30.0Km/l、40.0Km/lの4つから選択します。


・Clock (時計表示):

 タイトルバーに時計を表示します。

 インストールした時は「ON」に設定されています。

   OFF→ 表示しない

   ON → 表示する


・Battery (バッテリー残量表示):

 タイトルバーに端末のバッテリー残量を表示します。

 インストールした時は「ON」に設定されています。

   OFF→ 表示しない

   ON → 表示する


【SubMonitorタブ】

[メーター画面上のサブモニター]


 同じ表示アイテムは同時に設定できません。

 いづれか1つのみ設定できます。


・表示アイテム1 (縦:上左/横:1段目):

   インテーク温度(Intake Temp)、クーラント温度(Coolant Temp)、バッテリー電圧(Battery Volt)、

   GPS高度(GPS Altitude)、速度(Speed)、エンジン回転数(Tacho)、インマニ圧(Boost or Vacuum)、

   エンジン負荷率(Engine Load Value)、アクセル開度(Accel Position)、日付(Date)、時計(Clock)

 の11つから選択します。


・表示アイテム2 (縦:上右/横:2段目):

   インテーク温度(Intake Temp)、クーラント温度(Coolant Temp)、バッテリー電圧(Battery Volt)、

   GPS高度(GPS Altitude)、速度(Speed)、エンジン回転数(Tacho)、インマニ圧(Boost or Vacuum)、

   エンジン負荷率(Engine Load Value)、アクセル開度(Accel Position)、日付(Date)、時計(Clock)

 の11つから選択します。


・表示アイテム3 (縦:下左/横:3段目):

   インテーク温度(Intake Temp)、クーラント温度(Coolant Temp)、バッテリー電圧(Battery Volt)、

   GPS高度(GPS Altitude)、速度(Speed)、エンジン回転数(Tacho)、インマニ圧(Boost or Vacuum)、

   エンジン負荷率(Engine Load Value)、アクセル開度(Accel Position)、日付(Date)、時計(Clock)

 の11つから選択します。


・表示アイテム4 (縦:下右/横:4段目):

   インテーク温度(Intake Temp)、クーラント温度(Coolant Temp)、バッテリー電圧(Battery Volt)、

   GPS高度(GPS Altitude)、速度(Speed)、エンジン回転数(Tacho)、インマニ圧(Boost or Vacuum)、

   エンジン負荷率(Engine Load Value)、アクセル開度(Accel Position)、日付(Date)、時計(Clock)

 の11つから選択します。


【Warningタブ】

 [ワーニング(警告)]

・Battery Low Volt.(電圧低下):

 バッテリー電圧(Volt)の低下警告値を設定します。

   数値(9.0〜13.0)の範囲内で設定します。


・Coolant Temp Over Temp.(水温上昇):

 クーラント(水温:℃)の上昇警告値を設定します。

   数値(90〜130)の範囲内で設定します。


・Tacho Rev Limit.(回転オーバー):

 タコメーター(rpm)の回転上限値を設定します。

   数値(2000〜10000)の範囲内で設定します。


・Sprrd Limit.(速度オーバー):

 速度(Km/h)の警告値を設定します。

   数値(50〜280)の範囲内で設定します。


【Loggingタブ】

 [ログ保存設定]


・Cycle Time(保存サイクル時間):

 保存する時間間隔を指定します。

 保存しない場合はOFFにします。

   OFF、1秒、2秒、5秒、10秒の5つから選択します。


・保存フォルダー:

 通常は変更しません。

 正しく保存されない端末のみ変更してください。


・Time(時刻):

 端末内の時刻を保存します。

   OFF→ 保存しない

   ON → 保存する


・GPS(Satellite):

 GPSの衛星補足数を保存します。

   OFF→ 保存しない

   ON → 保存する


・GPS(Latitude Longitude):

 GPSの緯度及び経度を保存します。

 ※本オプションを有効にしないとフォルダー画面上で地図表示ができません。

   OFF→ 保存しない

   ON → 保存する


・GPS(Alititude):

 GPSから得られたデータを元に高度を保存します。

   OFF→ 保存しない

   ON → 保存する


・Battery(バッテリー電圧):

 OBD2ポート上のバッテリー電圧を保存します。

   OFF→ 保存しない

   ON → 保存する


・Speed(速度):

 OBD2から得られた速度を保存します。

   OFF→ 保存しない

   ON → 保存する


・Tacho(エンジン回転数):

 OBD2から得られたエンジン回転数を保存します。

   OFF→ 保存しない

   ON → 保存する


・Boost or Vacuum(インマニ圧):

 OBD2から得られたインテークマニフォールド圧を保存します。

   OFF→ 保存しない

   ON → 保存する


・Accel Pos.(アクセル開度):

 OBD2のデータを基に演算したアクセル開度を保存します。

   OFF→ 保存しない

   ON → 保存する


・Intake Temp.(インテーク温度):

 OBD2から得られたインテーク温度を保存します。

   OFF→ 保存しない

   ON → 保存する


・Coolant Temp.(クーラント温度):

 OBD2から得られたクーラント温度を保存します。

   OFF→ 保存しない

   ON → 保存する


・Engine Load Value(エンジン負荷率):

 OBD2から得られたエンジン負荷率を保存します。

   OFF→ 保存しない

   ON → 保存する


・Fuel Consumption(瞬間燃費):

 OBD2から得られた各種データ基に演算した瞬間燃費を保存します。

   OFF→ 保存しない

   ON → 保存する


【Otherタブ】

 [その他]


・アプリ終了時ダイアログ:

 アプリ終了時にダイアログを表示して確認します。

   OFF→ダイアログ表示なし。

   ON →ダイアログ表示あり。


・メーター画面終了時の接続中ダイアログ:

 メーター画面を終了する時に接続中の場合はダイアログを表示して確認します。

   OFF→ダイアログ表示なし。

   ON →ダイアログ表示あり。


・各種効果音の発声:

 メーター画面などで効果音を発声します。

   OFF→効果音なし。

   ON →効果音あり。


・Log Playerスリープ防止:

 Log Player画面で端末がスリープになるのを阻止します。

   OFF→スリープ

   ON →阻止


●About (このアプリについて)

 アプリの更新履歴、プライバシーポリシーを表示します。

 内部アプリ名とバージョン番号の表示があります。


【Aboutタブ】


・はじめに

 アプリについて


・注意事項

 使用上の注意


・使用の前に

 ペアリングについて


・初回起動時について

 燃費および距離の演算補正について


・操作方法について

 アプリの使い方について


・設定について

 車両キャブレーションについて


・OBD2接続プロトコルについて

 OBD2の通信プロトコルについて


・動作確認済み車両について

 最新の車両の動作確認をPDFファイルで確認できます。


・動作確認済みAndroid端末

 最新のAndroid端末の動作確認について


・Q&A

 8個の質問に答えています。(Ver.1.4.0.0の場合)



【Historyタブ】


・アプリの更新履歴を表示します。

【Privacy Policyタブ】


・個人情報保護方針について書いています。



 ■専用アプリ「OBD Multi Meter」サブメニュー画面の操作方法

【サブメニュー画面】

 サブメニューはアプリのバージョン表示と車両診断機能を使用する事ができます。

 サブメニューの表示方法は、画面左上にある3本線のアイコンをタップすると表示されます。

●はじめに

  ・インストールありがとうございます

  ・アプリの使用権限について

  ・注意事項

  ・初回起動時について

  ・接続に関する注意


●オービス機能について

 オービスとネズミ捕りの警告機能について説明しています。

  ・オービス

  ・ネズミ捕りの警告機能について

  ・警告の種類

  ・警告ポイント

  ・警告情報1

  ・警告情報2

  ・ズームおよび警告音

  ・警告の終了

  ・ご注意


●車両接続情報の提供

 自分の車で動作したか?動作しなかったか?の動作確認情報をMAXWINのサーバーへ送信します。

  ・はじめに

  ・車両情報入力

  ・設定情報(接続プロトコル)


●車両診断

 車両の診断します。

 トラブル数と診断コード(DTCコード)が表示されたら、確認して整備/修理します。

 メーター内に点灯しているエンジンチェックランプを消す事ができます。


・画面上の方にあるステータスが「接続中...」となっている事を確認してください。

 ステータスが「未接続...」になっている場合は、Bluetoothの接続をもう一度やり直してください。

 エラー表示が出る場合もBluetoothの接続をもう一度やり直してください。

1.診断を開始します。

・ECUを起動するために車両を電源を「ON」にしてください。

 注意! エンジンチェックランプが点灯している車両では、危険ですのでエンジン始動しないでください。


・「診断開始ボタン」をタップすると診断開始します。

・初期化中...(診断中)は、左の画面を表示しています。

 

・診断を中断する場合は「切断する」ボタンをタップします。

・「切断する」ボタンをタップすると、警告画面が表示されます。

  診断を中止する場合 → はい

  診断を続ける場合  → いいえ

 をタップしてください。

2.診断結果

・診断が終わると左の画面を表示します。

 「OK」をタップします。


・診断の結果は4項目表示します。

  *チェックランプ点灯からの走行距離 ※対応車種のみ表示

  *チェックランプ点灯からの経過時間 ※対応車種のみ表示

  *トラブル数

  *診断コード(DTCコード)

 左の画面は私の車の診断結果です。

 異状ないので「トラブル数」は0の表示になっています。

 トラブル数と診断コード(DTCコード)が表示されたら、

 診断コード(DTCコード)を「Car Calibration」→「OBD2サポートPID(OBD2マルチメーターがサポートしているPID(DTCコード))」で確認するか、Web検索で調べてください。


3.車両の不具合個所の整備/修理

・診断コード(DTCコード)の出ている所の整備/修理をします。


4.チェックランプ消去

・エンジンチェックランプ消去前に必ず再診断して、診断コード(DTCコード)が表示されない事を確認してください。

・「消去実行ボタン」をタップします。

・「消去実行ボタン」をタップすると、確認の画面が表示されます。

  エンジンチェックランプを消す場合 → OK

  中止する場合 → いいえ

 をタップします。

 注意!「OK」をタップするとキャンセルできする事ができません。

・処理が終わると、左の画面を表示します。

 「OK」をタップします。

・画面はメインメニューに戻ります。

 エンジンチェックランプが消えている事を確認してください。


 専用アプリ「OBD Multi Meter」では細かい内容を確認できないので、この機能については故障診断機を使った方がいいと私は思います。


 下の関連リンクは私が購入した簡易故障診断機です。

 詳細は下記のリンクから見てください。

関連:Autel AutoLink OBD2 & CAN コードリーダー [AL319]

→ こちら

 ※初めに買った商品です。

 

関連:Vgate Maxiscan VS890

→ こちら

 ※現在こちらの機種を使用しています。


 ■専用アプリ「OBD Multi Meter」終了方法

【専用アプリ「OBD Multi Meter」終了】

・専用アプリ「OBD Multi Meter」を終了するには、スマートフォンのアプリ終了の操作で終了してください。


【電源OFF】

・OBD2端子は常時電源の為、OBD2マルチメーターに常に電気が流れています。

 週に1回ぐらいしか車に乗らない方は、バッテリー上がりになってしまう危険があります。

 OBD2マルチメーターの中央にプッシュ式の電源スイッチが付いているので、1回押すだけで簡単に電源OFFができます。

 後でOBD2マルチメーターをOBD2延長コードで移設する方法をページ下で紹介しています。


【スマートフォン取出】

・スマートフォンをスマートフォンホルダーから取り出します。

 私のスマートフォンホルダーは、後側のボタンを押すとスマートフォンの固定が解除されるので簡単に取外せます。


 ■動画「OBD2マルチメーターの設定と使い方」

・ここまで紹介した使い方と設定方法を動画にしてみました。

 画面を撮るのが難しくて、モワレは仕方ないと思いますが、ピントが合わなくてどうしてもうまく取れない部分は写真を使いました。

※左の動画は動画サイトYouTubeにアップした動画です。

※再生する環境によっては見る事ができません。

※無断使用/動画の改変はしないでください。

※音が出ます。再生前に音量を小さくしてください。


 ■専用アプリ以外で動作するアプリ

【専用アプリ以外で動作するアプリ】

・同じMAXWIN製のアプリ「iOBD2」でもM-OBD-V01Aでは動作できません。

 「ELM327 ver.1.5」で動作するAndroid端末用のアプリについて紹介したいと思います。

 アプリの名前に「ELM327」と書いているアプリなら、一部の機能が使えない場合もありますが使用することができます。

 今回使用するアプリは「Torque Lite (OBD2 & Car)」と言う無料のアプリを紹介します。


【Torque Lite (OBD2 & Car)使用方法】

 「Torque Lite (OBD2 & Car)」の使用方法を簡単に説明します。

・Google playでスマートフォンにインストールします。

・「Torque Lite (OBD2 & Car)」を使用する時は左のアイコンをタップします。

・インストール後、スマートフォンの位置情報やストレージのファイルのアクセスなどの使用/拒否の設定をします。

・アプリ内で「Torque Lite (OBD2 & Car)」と「M-OBD-V01A」をペアリングの設定をします。

・「Torque Lite (OBD2 & Car)」で表示する単位やタコメーターのレットゾーンなどの設定をします。

・「Torque Lite (OBD2 & Car)」で表示するメーターを設定します。

・左の写真はエンジン始動前の画面ですが、エンジン始動後は表示しているメーターの数値が変わりました。

・「Torque Lite (OBD2 & Car)」のアプリ終了方法は、スマートフォンの終了方法でアプリを終了します。


 この「Torque Lite (OBD2 & Car)」は、「Torque Pro (OBD2 & Car)」有料版(\425 ※ページ作成時)があります。

 「Torque Lite (OBD2 & Car)」が使い勝手が良ければ、「Torque Pro (OBD2 & Car)」の購入も考えます。

 「Torque Pro (OBD2 & Car)」の方がアドインが豊富でカスタマイズできますが、バグの修正は放置されていると言うコメントもあります。

 「Torque Lite (OBD2 & Car)」と「Torque Pro (OBD2 & Car)」の使用については自己責任でお願いします。


注意! Liteの方は広告が表示されます。ネットに常時接続しています。

 
 ■OBD2マルチメーター移設 ※移設する方だけ

【移設に必要な物】

・OBD2延長ハーネス

・+ドライバー(#2)

・アクリルカッター または カッター

・ステンレス定規


【OBD2マルチメーター移設場所】

・OBD2マルチメーターの電源スイッチのON/OFFが操作がやりにくいのと、電源の状態とリンクの状態を目視したいため移設します。

 私の購入したOBD2延長ハーネスは600mmなので、その範囲内で移設場所を決めます。

 今回移設する場所は、ボンネットオープナーのすぐ上にあるETCを取付する場所に移設します。

 ステアリングコラムホールカバーの脱着できるようにします。


【ステアリングコラムホールカバー取外】

 ※写真はSOLING 7インチカーナビ(200mmワイドモデル)[SL3118NVW-AMZ]のページより

・ステアリングコラムホールカバーを取外します。

 ステアリングコラムホールカバーは左の写真の黄色く囲っている部分です。

・ステアリングコラムホールカバー左下の+ネジを外します。

・ステアリングコラムホールカバーの右下の+ネジを外します。

・左の写真はステアリングコラムホールカバーの裏側です。

 ツメがある部分は赤丸で、差し込む部分は青丸で表示しています。

 ステアリングコラムの脇から手前に引っ張ると取外せます。

【穴開け加工】

・OBD2マルチメーターの端子部分はオスなので、端子部分の形に合わせて穴を開けます。

・OBD2マルチメーターの端子部分を当てながら微調整して穴を広げます。

・OBD2マルチメーターを差し込んだ状態で、ステアリングコラムホールカバーの裏側から見た状態です。

 ホットボンドで端子部分の周りを固定してもいいと思いますが、今回私はそのままにします。

【OBD2延長ケーブル取付】

・OBD2延長ケーブルのオス側を車両側のOBD端子(コネクター)に向きを確認して奥まで差し込みます。

・OBD2延長ケーブルのメス側をOBD2マルチメーター側のOBD2端子(コネクター)に向きを確認して奥まで差し込みます。

 フラットケーブルは端子(コネクター)の付け根部分が負かがかからないため、通常の配線より断線しにくいです。

 ステアリングコラムホールカバーの脱着の際は、メス側のOBD2端子(コネクター)を取外します。

・OBD2マルチメーターを表側から奥まで差し込みます。

【ステアリングコラムホールカバー取付】

・ステアリングコラムホールカバーを取付します。

 ツメなどあるので、確認しながらダッシュボードに差し込みます。

・ステアリングコラムホールカバー左下の+ネジを取付します。

・ステアリングコラムホールカバー右下の+ネジを取付します。

【移設完了】

・少し余ったOBD2延長ケーブルを運転の支障にならない所にまとめます。

・OBD2マルチメーターの移設ができました。

【動作確認】

・エンジン始動します。

・OBD2マルチメーターの電源を「ON」にします。

・スマートホンに専用アプリを起動させて、メーターを表示させるとLEDが点滅します。

・LEDの光でOBD2マルチメーターの状態がわかるようになって、電源スイッチの位置も確認しやすくなりました。

【今後の改良予定】

・OBD2端子(コネクター)の電源は常時電源です。

 OBD2マルチメーターに常に電気が流れ消費する事になるので、たまにしか車を運転しない人はバッテリーが上がってしまう事があります。

 電源スイッチの切り忘れしないためにも、OBD2端子(コネクター)の16ピンの常時電源からIGまたはACCに切換える作業をする予定です。

 車両側の端子(コネクター)はそのままで、延長ハーネスかOBD2マルチメーターの内部で切替を使用と考えています。

 作業したらこのページで紹介したいと思います。

 この後紹介します。



 ■OBD2端子の電源を常時電源からACCに変更する方法 ※作業される方は自己責任でお願いします。

・OBD2端子の電源は常時電源です。

 OBD2機器を接続してバッテリー上がりする話はよく耳にします。

 電源スイッチが付いていても不安です。

 電源スイッチをOFFにするのを忘れたりするのを防止するため、OBD2の電源を常時電源からACCに変更します。

 また、ACCから通常電源に復帰できるように改良します。


【注意!!】

 ここで紹介しているOBD2延長コードの改良は、私が購入した商品での説明です。

 商品によっては配線を切断して加工する物や、端子部分の加工で済む物も中にはあります。

 商品に合った加工方法で改良してください。

 電源の変更したOBD2延長コードをOBD2端子に刺した場合、この配線の為に走行できない不具合が発生する場合があります。

 しつこいようですが、この改良される方は自己責任でお願いします。


【必要な部材】

・OBD2延長コード

・配線(1芯) → 必要な長さを用意してください。

・ビニールテープ

・結束バンド(小)

・収縮チューブ(大)

・収縮チューブ(小)

・ハンダ

・平型端子(オス) 2個

・平型端子(メス) 2個

・端子 ※ACC接続先によって端子が変わるので、必要な端子を用意してください。私の場合はターミナルに接続するのでY型端子を使用します。

・養生テープ → オーディオから分岐する場合必要です。


【必要な工具】

・テスター → 今回の作業には必要です。導通テスターが手元に無い場合は作業しないでください。

・+ドライバー(#2)

・内装剥がし → オーディオから分岐する場合必要です。

・電工ペンチ

・ニッパー

・ハンダゴテ

・ライター


【OBD2延長コード切断】

・OBD2延長コードの中央で切断します。

・私が購入したOBD2延長コードは平型コードです。

 切断すると左の写真のようになります。

【OBD2延長コード被膜取外】

・OBD2延長コードの外側の被膜を取り除きます。

 私のOBD2延長コードの場合は、コード左右から少し中央に摘まんでやると真中が配線と被膜に隙間ができているので、その隙間にニッパーの刃先を入れて縦に切ります。

 作業しやすい長さに切ってください。 → 私は30mmです。

配線を切断しないように注意してください。

【導通確認(常時電源配線を探す)】

・各配線の先の被膜を8mmぐらい取外します。


←メス側
(機器側)

・OBD2の常時電源のピンは「16ピン」です。

 OBD2は全部で16ピンなので本来なら16本配線があるはずですが、私が購入した商品は8本しかありません。

 基本配線だけでメーカー独自の配線には対応していません。

 また、OBD2の配線の色は決まっていますが、色は無視して配線を探します。

 メス側の端子で導通を調べようとすると、テスター棒の先が入らないので、オス側で調べます。

 メス側とオス側のピンの位置は非対称になるので、左側下の段の一番左側が16ピンです。

 16ピンにテスター棒を当てて、各配線にテスター棒を当てて導通を調べます。

 導通の反応があった配線が16ピンの常時電源の配線になります。

 私が購入した商品の配線の色は茶色でした。


←オス側
(OBD2端子側)


【結線】

・結線しやすいように配線の色が合うように合わせて、結束バンドで仮固定します。

・各配線の銅線をねじって結線します。

 常時電源の配線は、50mm延長して銅線をねじって結線します。

・各配線の結束部分をハンダを付けます。

【絶縁処理】

・各配線、先端から10mmぐらい折り曲げます。

・収縮チューブの径が小さい物を各配線に通して、ハンダの部分が隠れる事と折り曲げて所から少し収縮チューブが長くなるようにカットします。

・ライターの炎で収縮チューブを焙って収縮させます。

 折り曲げた所の収縮チューブはニッパーで切断しない程度で収縮チューブをくっ付けます。

・常時電源の配線以外の配線を3つと4つにまとめて収縮チューブの大きい物を被せます。


【常時電源の配線加工】

・常時電源の配線はOBD2端子(オス)側に平型端子(メス)を取付けます。

・常時電源の配線はOBD2端子(メス)側に平型端子(オス)を取付けます。

【配線処理】

・配線結束用に使った結束バンドをニッパーで切り落とします。

・各配線を束ねてビニールテープで巻き付けます。

・結束バンド(小)で3ヵ所結束します。

・配線の改良ができました。

・加工が終わったOBD2延長ケーブル全体の写真です。

【ACC引き込み線作成】

・ACCから電源を分岐する配線を作成します。

 ACC電源を分岐する所からOBD2端子の所までの長さ+200mm余分を取る長さの配線(1芯)を用意します。

・OBD2側の配線の先端には平型端子(メス)を取付します。


【ACC電源分岐】

・ACCの配線の分岐方法は

  オーディオの配線から分岐

  シガライターの配線から分岐

  ヒューズボックスからの分岐

 の3つの方法があります。

 一番簡単な方法はヒューズボックスから分岐する方法です。

 こちらの方法はエーモン工業が販売している商品を使用する事で分岐できます。

 一般的にはオーディオの配線から分岐します。※純正カーナビの場合はヒューズボックスから分岐します。

 オーディオの配線から分岐する場合は、下記の関連リンクを見てください。


 関連:SOLING 7インチカーナビ(200mmワイドモデル)[SL3118NVW-AMZ]

 → こちら


【ACC配線引込】

・ACC電源を分岐する所からOBD2端子の所まで配線を引き込みます。

 配線は可動部、熱を発する部分を避けて配線してください。

 配線は要所で結束バンドで固定します。



【通電確認】

●常時電源仕様の確認

・加工したOBD2延長コードのオス側をOBD2端子に接続します。

・OBD2延長コードのメス側にOBD2機器(今回の場合はMAXWIN OBD2 マルチメーター ELM327[M-OBD-V01A])を取付けます。

・OBD2機器の電源スイッチを押しても電源が入らない事を確認します。

・OBD2延長コードの常時電源の配線の平型端子同士奥までよく刺して接続します。

・OBD2機器の電源スイッチを押すと電源が入る事を確認します。

・OBD2機器の電源スイッチを押して「OFF」にします。

・一度、平型端子を外してACC電源仕様の確認をします。

●ACC電源仕様の確認

・OBD2延長コードの常時電源の配線の平型端子(オス)を、ACC電源から分岐して引き込んだ配線の平型端子(メス)を奥までよく差し込んで接続します。

・この状態でスタートボタンを押して「ACC」に切換えます。

・OBD2機器の電源スイッチを押すと電源が入る事を確認します。

・スタートボタンを押して「OFF」にします。

 この時にOBD2機器の電源が「OFF」になる事を確認します。

 電源スイッチの消し忘れ防止ができる事を確認できました。


【OBD2機器取外】※私の場合

・OBD2機器(今回の場合はMAXWIN OBD2 マルチメーター ELM327[M-OBD-V01A])をOBD2延長コード(メス)から取外します。

【OBD2機器取付】※私の場合

・OBD2延長コード(メス)をステアリングコラムホールカバーに開けた穴に合わせて、OBD2機器(今回の場合はMAXWIN OBD2 マルチメーター ELM327[M-OBD-V01A])を取付します。


【動作確認】

・エンジン始動します。

・OBD2機器(今回の場合はMAXWIN OBD2 マルチメーター ELM327[M-OBD-V01A])の電源スイッチを「ON」にします。

・スマートフォンと接続します。

・データの相互通信ができる事を確認します。


【完成】

・完成しました。


 ★<<重要>>OBD2接続機器の不具合について

<<重要>>OBD2接続機器の不具合について

 OBD2端子接続する機器を取付すると、不具合が起きることがあります。

 OBD2マルチメーター[M-OBD-V01A]とCOMTEC OBD2アダプター [OBD2-R3]の不具合について書いています。


・OBD2マルチメーター[M-OBD-V01A]を取付するため、COMTEC OBD2アダプター [OBD2-R3]を取外していました。

 私の車はHKS Power EditorとHKS SUPER SQV W(シーケンシャルブローオフバルブ)でブーストアップしています。

 設定で1.4kg/cm2になっています。

 関連:HKS Power Editor

 → こちら

 関連:HKS SUPER SQV W(シーケンシャルブローオフバルブ)

 → こちら


 OBD2マルチメーター[M-OBD-V01A]を取付後、初めはあまり気にしてはいませんでしたが、しばらくして加速する時に何故かブーストの上りが悪くなる現象が起こりました。

 後付のブースト計の数値を見るとアクセルを踏んでも0.5kg/cm2〜0.8kg/cm2で、たまに1.0kg/cm2になりました。

 私が設定した1.4kg/cm2まで到達する事がありませんでした。

 配管関係を確認していましたが、特に異常やバンドの緩みは無かったため、しばらく悩んでいました。

 別件で故障診断機で診断後にOBD2端子には何も接続しない状態にしたら、設定されたブースト値に戻ります。

 関連:Vgate Maxiscan VS890

 → こちら


 この時にやっと原因がわかりました。

 OBD2に接続したままだとCAN通信に何かしら悪さをしているようなので、現在OBD2マルチメーター[M-OBD-V01A]を取外したままにしています。

 私は故障診断機を持っているので、今後OBD2マルチメーター[M-OBD-V01A]は使用することが無いでしょう。


 COMTEC OBD2アダプター [OBD2-R3]を取付している時は、ブースト圧が上がりにくい現象が一度あって、この時ディーラーで見てもらいましたが「不具合無し」と診断されて、「しばらく様子を見てください」と言われました。

 私がCOMTEC OBD2アダプター [OBD2-R3]をOBD2端子から外して、ECUを初期化した後に再接続したらこの時は直りました。

 Keiworksの時はトラブルはなかったです。

 ※CAN通信ではないため。Keiworksの通信プロトコルは発売時期によって違いますが、私が乗っていた車は「SUZUKI K-LINE 2」です。

COMTEC OBD2アダプター [OBD2-R3]関連:COMTEC OBD2アダプター [OBD2-R3]

→ こちら ※SWIFTsportのページです。

COMTEC OBD2アダプター [OBD2-R3]関連:COMTEC OBD2アダプター [OBD2-R3]

→ こちら ※Keiworksのページです。


 今考えると、走行中にOBD2端子に接続する機器が悪さするなんて考えてもみなかったです。

 ディーラーも原因がわからなかった事でしたが、自力で解決できて良かったです。

 ちょっとおかしいなと思ったら、OBD2端子に接続している機器を疑ってみてください。


 ★施工後

・このOBD2マルチメーター[M-OBD-V01A]と専用アプリ「OBD Multi Meter」の使用方法について、付属の取扱説明書はレシートのサイズでとても不親切です。

 詳細を書いているページも無かったので、取扱説明書のようにこのページを作成しました。

・取付設定は簡単です。

 この価格帯で車両診断(故障診断)の機能が付いていますが、詳細に関しては別で故障診断機を使った方がいいと思います。

Autel AutoLink OBD2 & CAN コードリーダー [AL319]関連:Autel AutoLink OBD2 & CAN コードリーダー [AL319]

→ こちら

 ※mira e:s[LA300S]とWAGON R HYBRID FX[MH55S]のページです。

 ※初めに購入した商品です。

関連:Vgate Maxiscan VS890

→ こちら

 ※SWIFTsport[ZC33S]のページです。

 ※現在こちらの機種を使用しています。

・レビューに書かれている「Bluetoothの接続」で、よく途切れるとか通信できないとか書き込みがあります。

 商品の当たりもあるかもしれませんが、私の購入した商品は大丈夫でした。

 耐久性はどのくらいあるのか未知数です。

 何かあればこのページに追記します。

・専用アプリの設定は簡単ですが、メーターの表示する項目が増えるといいですが、次のバージョンアップに期待したいです。

・インストールした専用アプリは、今回のバージョン(1.4.0.0)から有料(課金)のサービスですが、オービス機能が追加されました。

 取締りポイントの数が約1,000ポイントと書かれていますがアップデートされるのか?その辺は不明です。

 私は今回このオービス機能は使用しません。

 理由は、「COMTEC ZEROシリーズ ZERO 304V」を使用していて、取締りポイントは無料でアップデートできる事と、オービスのアップデートでスマートフォンの容量がどれだけ使用するかわからない事です。

 こちらも専門のレーダー探知機を使用した方が間違えなさそうです。

 このレーダー探知機で同じようにOBS2端子(ターミナル)に接続してECUの情報を表示するようにしていました。

 こちらは画面が小さく文字も小さいですが、表示する項目が多いです。


COMTEC ZEROシリーズ ZERO 304V関連:COMTEC ZEROシリーズ ZERO 304V

→ こちら

COMTEC OBD2アダプター [OBD2-R3]関連:COMTEC OBD2アダプター [OBD2-R3]

→ こちら

・スマートフォン固定用のアームキャッチも商品の数も多いのですごく悩みました。

 ネットショップで購入した方が安くてよさそうなものがありましたが、実際に商品を目にしてさわってみないとわからないので、カー用品の量販店に展示してある商品を確認しながら今回の商品を購入しました。

・OBD2の延長ケーブルは移設するため購入しましたが、中国から送られてくる店舗は要注意です。

 自宅に商品が届くのに時間もかかります。

 トラブルも多いようなので、次回購入は中国から商品を発送する所からは購入しないようにしたいと思います。


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