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 HKS Power Editor

2019.08.13.施工/公開日

車検クリアできます。

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注意!

・このページをご覧になっている事は、注意事項(同意書)に同意した事とします。

・直接リンクをお断りしています。

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 SWIFTsport[ZC33S]に「HKS Power Editor」を取付します。


 ★今回取付する商品の紹介

・HKS Power Editor


【特徴】※HKSホームページより

・車両の「圧力センサ」と「圧力センサハーネス」の間にPower Editorを割り込ませること(カプラーオン)で簡単にブーストアップすることができます。

・本製品を装着後でも、製品に同梱の復帰用コネクタを使用することでノーマルの状態に戻すことができます。

・Power Editor用Easy Writerを使用することで、ブーストアップデータを変更することができます。

 設定はパソコン(Windows10/8.1/8/7)で、接続は製品に同梱のUSB接続ハーネスを使用します。


 追記:Windows11(私のパソコンのOS)で使用できることを確認しましたが、使用は自己責任です。


【性能】※HKSホームページより ※グラフはHKSホームページより

・太い低中速トルクに対して若干物足りなさを感じる高回転領域のパワーが補われ、気持ちの良いフィーリングが得られます。

  最大トルク:ノーマル22kgf・m→23.9kgf・m

  最高出力:ノーマル140ps→149.6ps

この図はHKSホームページより

【詳細】※HKSホームページより

・商品名

・コードNo.

・適合車種

・適合型式

・適合年式

・適合エンジン

・適合ミッション

・プリセットデータ

・備考






・発売年月日

・付属品






Power Editor

42018-AS001

スイフトスポーツ

ZC33S

2017年9月〜

K14C(TURBO)

MT/AT用

SUZUKI SWIFTsport[ZC33S](日本仕様)対応のHKSデータ

純正タービン装着車用

Power Editor用ソフト「EasyWriter」(無償)は製品には同梱していません。

HKSホームページでユーザー登録後にダウンロードできます。

※Windows10/8.1/8/7だけ使用できます。

追記:Windows11(私のパソコンのOS)で使用できることを確認しました。

   使用は自己責任です。

2018年11月20日

ノーマル復帰用コネクター x 1個

ZC33S用接続ハーネス x 1セット

USBハーネス x 1本

結束バンド(小) x 2本

結束バンド(大) x 2本

両面テープ x 2枚


・メーカー小売価格

・購入価格

\37,800 (税込[8%])

\32,130 (税込[8%]/配送無料)

※購入価格と消費税率は購入時の物です。

※ネットで購入。


【注意事項】※HKSホームページより

・本体を装着しただけではノーマル状態です。

 EasyWriterを使用しセッティングが必要です。

 ブーストコントロール制御用の圧力センサーが使用されている車両にのみ装着が可能。

 極端なブーストアップはエンジンブローやタービンブローなど車両に大きなダメージを与える恐れがあります。


●SWIFT RSt [ZC13S]用 Power Editor

 ZC13S用のPower Editorが発売されています。

 SWIFT[ZC13S](日本仕様)対応のHKSプリセットデータを使用できます。

  最高出力: ノーマル98.3ps→107.4ps

  最大トルク:ノーマル15.6kgf・m→16.9kgf・m 3,000〜5,500rpmのトルク向上。

  ブースト圧:ノーマル1.11kgf/cm2→1.33kgf/cm2


 ★ブースト圧コントロール方法の違いについて

●ブースト圧コントロール方法の違いについて

 今までの車はアクチュエーター制御に操作をしてブースト圧を上げていました。

 最近のターボ車の多くに装着されている圧力センサーの信号を制御してブースト圧を上げています。

「圧力センサーからの信号を実際より低い値でECM(ECU)に入力すると、ECM(ECU)はブースト圧を規定値まで上げようとアクチュエーターを閉じる方向で制御信号を出して、ブースト圧は上がります。

 最近のECM(ECU)はエアフロメーターの信号によって吸入空気量を測って、その量に見合った燃調と点火時期にセットしていきます。

 ブースト圧が上がるとエアフロメーターは自然に吸入空気量の増加を感知した信号をECM(ECU)に送るため、純正ECM(ECU)制御で燃調や点火時期を最適化しています。


 私が乗っていたKeiworksは、ECUから出ている純正過給圧制御用ソレノイドバルブ(WG-VSV)の信号線を切断して、純正過給圧制御用ソレノイドバルブ(WG-VSV)を制御してブースト圧を上げるブーストコントローラーを使っていました。

 関連:TRUST GReddy PRofec Easy

 → こちら ※Keiworks[HN22S]のページ




●ZC33Sに対応したブーストコントローラーについて

 HKS Power Editorの他に、BLITZ Power Con、PIVOT POWER DRIVE、Sicclc MINICON、Sicclc MINICON Proなどがあります。

 どのメーカーも圧力センサー割り込みの配線です。

 BLITZ Power Con、PIVOT POWER DRIVEについて特徴を各社ホームページより抜粋してみました。


【BLITZ Power Conの特徴】 ※BLITZホームページより

・ターボ車のブースト圧を最適に制御することにより、スムーズなブーストアップとパワーアップを実現。

・車種ごとにセッティングを行い、専用比率に設定することで、純正ECUの制御範囲内でのブーストアップを行い、車両への負担を最小限に抑えられます。

・完全コネクターオン設計で電源などの配線加工が一切不要。

 エンジンルーム内で完結することにより簡単に取付けることができます。

・複雑な設定が必要なく、取付後からすぐにパワーアップ。

※ECU書き換え(弊社、TUNING ECU含む)、ECUの交換、圧力センサーに接続する電子パーツなどを装着された車両には取付できません。

※純正品及びBLITZ AIR FILTER / AIR CLEANERシリーズ以外が装着された車両には装着できません。

・配線方法は、圧力センサーNo.1とNo.2のコネクターに割り込み接続します。


【pivot POWER DRIVEの特徴】 ※pivotホームページより

・本製品は、スズキ(K14Cターボ)エンジン用に最適なパワーアップをするために開発されたサブコンで、クルマの個体差やチューニング状態などに応じ変化率を9段階に調整できます。

 また耐水構造の小型ユニットは両面テープで装着でき、センサー部へもカプラーオンで簡単に装着可能です。

 *レベル調整

  クルマの状態やお好みに応じ圧力センサーの信号を9段階に調整できます。

 *カプラーオン装着

  圧力センサーへは配線トラブルのない独自の専用防水コネクターによるカプラーオン装着です。

 *スロコンとの併用で更に高い性能を発揮

  単品でも3-drive(スロコン)とも相性の良い特性で併用では更に高いパフォーマンスを発揮します。

 *ノーマル切り換え

  スイッチによる手動切り換えと万一の製品トラブル時には自動的にノーマルとなる安全システム。

 *耐水構造

  2重耐水コートの基板と結露を防ぐ排水構造などで水によるショートや腐食などを防ぎます。

 *簡単設置の小型ユニット

  薄型で小型のユニットは様々な場所に両面テープやインシュロックで簡単に装着できます。

 *修理工場での点検/修理時も安心

  ディーラーなどでのECUバージョンアップや点検・修理時にも支障ありません。

 ※対応車以外には装着しないでください。
 ※パワーアップにより生じるクルマの部品故障などについて弊社では責任を負いません。
 ※純正ECU以外との動作については未確認です。
 ※OBD接続製品のブースト値は異なる場合があります。

・ブースト圧の調整方法は、POWER DRIVE本体のダイヤルで9段階に調整します。

 SWIFTsportの推奨レベル7です。

・配線方法は、常時電源(+)と圧力センサーNo.1とNo.2のコネクターに割り込み接続します。


●私のブーストコントローラーの選び方/比較について

 私がブーストコントローラーを選ぶ時に次のように考えました。

  1.設定が簡単

  2.性能/レスポンス

  3.価格

 まず、製品の比較します。

メーカー
商品名
[型番]
定価
(税抜)

(注1)
馬力
アップ

(注3)
設定方法 その他
HKS
Power Editor
[42018-AS001]
\35,000 9.6ps
(注4)
 パソコン
(Windows
 11/10/8.1/8/7)

 専用ソフト
 EasyWriter

 希望販売価格では他の商品と比べて\10,000安いです。

 パソコン(Windows11/10/8.1/8/7)が無い方は、購入してもノーマルのブーストのままです。※Windows11で使用は自己責任です。

 Power Editorとパソコンをつないで専用ソフトを使用しないとノーマルの状態です。

 HKSのプリセットデータが入力されていますが、パソコン接続で使用できるようになります。

 HKSのプリセットデータは2,250rpmから設定されています。

 0rpmから4,700rpmの間で250rpmの間隔で細かく設定できます。

 自分で設定が細かくできます。

 街乗り〜高回転までバランスよく乗りやすいです。

BLITZ
Power Con
[BPT22]
\60,000 MT:16.4ps
AT:18.4ps
 コントローラー  パワーは一番上がっています。
 購入した人のレビューを見ると、ノーマルは2,500rpmでトルク発生しますが、4,000rpmまでエンジンを回さないとトルクが発生しないようです。
 4,000rpmからトルクとターボが一緒に効き始めるとの事。
 街乗りによく使う低回転が乗りにくくなっているので、取外している人が多いようです。
 他社より販売価格が高く\60,000(税抜)もするので、自分の走るステージが「サーキット」と言う人なら購入してもいいと思います。
pivot
POWER DRIVE
[PDX-02]
\38,000

13ps

(注5)

(注6)

 本体のダイヤルを回して設定。
※ノーマル〜1〜8
 ※7が推奨

 購入した人のレビューを見ると、3,800rpm〜6,000rpmぐらいの間でパワーが出るとの事。

 設定は本体のダイヤルを回すだけで一番簡単です。

 スロコンとの併用で更に高い性能を発揮します。

注1:定価価格は、購入時の物です。

注2:比較データは各メーカーのホームページから抜粋しています。※購入時のデータ。

注3:メーカー数値です。

注4:HKSのプリセットデータ使用した数値です。

注5:SUZUKIカタログ値の140psから馬力アップ値を計算しています。

注6:メーカー試験車両の馬力が134psで、最高値が154psになっています。20psアップしている事になります。


「1.設定が簡単」についてですが、pivot POWER DRIVEがダイヤルを回すだけなので、任意の設定を一番簡単に切換える事ができます。

「2.性能/レスポンス」についてですが、細かく設定ができる点ではHKS Power Editorです。

 街乗りなどで使用する2,500rpm付近を調整できる所がいいと思います。

「3.価格」についてですが、お財布にやさしいのはHKS Power Editorです。

と言う事で、私が選んだのがHKS Power Editorでした。


 他のメーカーはエンジンの回転数を上げなければならないのと、設定が決まっていて自分流に設定ができないのであまり面白くないと感じました。

 馬力アップで言うと他のメーカーの商品が数値が出ていますが、自分のステージで乗りやすく設定できる事が決め手となりました。


 ★必要な部品/材料 ★必要な工具

・結束バンド

・スパイラルチューブ

・養生テープ

・パーツクリーナー

・ウエス

・パソコン(Windows10/8.1/8/7/※11) → ノートパソコン

・USBケーブル[タイプA(オス)→タイプA(メス)]→デスクトップパソコンの場合

・ネットにつながる環境(wi-fiなど)

・解凍ソフト(zipなど)


・−ドライバー(#2)

・メガネレンチ[10mm] または スパナー[10mm]

・ニッパー


 ★施工

  施工時の注意点

 ・整備資格を持たずに施工する場合や、このページを見て施工した場合は、自己責任でお願いします。

 ・部品名はサービスマニュアルに書いてある名称です。

 ・必ず部品を触る前や施工前に、体の静電気を車体以外の金属に触れて放電してください。

 ・作業は必ず平らな所で作業してください。

 ・火傷するので必ずエンジンが冷えている時に交換作業してください。

 ・OBD2端子に接続して走行すると不具合が発生する事があります。

  ページ下の「<<重要>>OBD2接続機器の不具合について」を必ず見てください。


【目次】項目をクリックすると移動します。

・項目が多いので目次を作成しました。

 下のプルダウンメニューより項目をクリックするとその項目へ移動します。

 (ブラウザの「戻る」でこの目次の所に戻ります。)


 ■準備

【作業スペース】

・広く平らな所に車を停めます。

【パーキング(サイド)ブレーキ】

・パーキング(サイド)ブレーキをしっかりと引いてください。

 関連:CUSCO スピンターンノブ シルバー[220-014-AA]

 → こちら

・エアコンや空調を「OFF」にします。

【エンジン停止確認】

・事故防止のため、エンジンは必ず停止してください。


【静電気放電】

・体内にある静電気を、金属に触れて放電してください。

【バッテリー(−)端子取外】

・取扱説明書にはバッテリー(−)端子を取外すように指示されています。

 バッテリー(−)端子を取外すと、コンビネーションメーター内の時計機能設定、パワーウインドウスイッチ初期設定、カーナビなどの再設定などの作業が追加されます。

 これは自己責任ですが、私はバッテリー(−)端子接続した状態で作業します。

 関連:ZC33S アーシング

 → こちら



 ■エアクリーナーASSY取外

【ボンネット】

・ボンネットを開けます。

関連:XIANGSHANG ボンネットダンパー

→ こちら

【エンジンカバー取外】

・エンジンカバーを真上に持ち上げて取外します。

・エンジンカバーが外れた状態です。

【ウエストゲートコントロールホースNo.3取外】

・ウエストゲートコントロールホースNo.3をエアクリーナーキャップから左の写真の矢印の方向に抜き取ります。

 関連:AUTOMAX izumi 汎用耐熱シリコンホース 内径4mm と 6mm

 → こちら

【エアクリーナサクションホースNo.2取外】

・エアクリーナASSYの右奥から出ている黒くて太い配管のエアクリーナサクションホースNo.2を取外します。

 関連:アルミ エアインテークホース

 → こちら


【ステンレスバンド】

・エアクリーナアウトレットホースNo.2とエアクリーナーキャップを固定している2本のステンレスバンドの右側を−ドライバーで緩めます。

・エアクリーナアウトレットホースNo.2をエアクリーナーキャップから外します。

 関連:ZERO1000 ZC33S 強化サクションホース レッド[111-S006R]

  → こちら

 関連:siecle レスポンスリング[RS04RS]

 → こちら

MONSTER SPORT レーシングオイルフィラーキャップ 関連:MONSTER SPORT レーシングオイルフィラーキャップ

 → こちら

 


【エアクリーナアウトレットホースNo.2取外】

・エアクリーナアウトレットホースNo.2をエアクリーナーキャップから取外します。


★エアクリーナーフィルターを交換する方は、ここで交換です。

 GReddy AIRINX-GTは、SIMOTAのOEM商品(同じ商品)です。

 下記の関連リンクを見てください。

 関連:SIMOTA アブソルートパワーフィルター[OS-014]

 → こちら



重要! エアフローメータ&吸気温センサNo.1の注意点

・エアフローメータ&吸気温センサNo.1本体を今回取外をしませんが、取扱時の注意点は下記のようになります。

・分解しない。

・落下などの強い衝撃を与えないこと。強い衝撃を与えた場合は交換する。

・掃除しない。

・エアガンなどの圧縮空気を吹かない。

・指などでセンサ部を触らない。

・100℃以上に暖めない。


【エアフローメータ&吸気温センサNo.1のコネクター取外】

・エアフローメータ&吸気温センサNo.1のコネクターの黄色いロックパーツを手前に引いて解除します。

・エアフローメータ&吸気温センサNo.1のコネクターを手前に真っ直ぐ引き抜くと外れます。

・エアフローメータ&吸気温センサNo.1のコネクターのハーネスを固定している部品の下を摘まんで上に抜き取ります。

【エンジンカバーボルト取外】

・エンジンカバーを固定するエンジンカバーボルト2本をメガネレンチ[10mm]で取外します。

 

【エアクリーナーASSY取外】

・エアクリーナーASSYはエアクリーナー奥に2ヵ所がグロメット(左の写真赤丸)に刺さった状態で固定されています。

 エアクリーナーASSYを真上に上げて取外します。

・純正エアクリーナーASSYが外れました。

・純正エアクリーナーASSYを取外した状態です。


★siecle MINICON-DS [MD-050S]を取付する方は、ここで取付です。

 点火制御のサブコンです。

 関連:siecle MINICON-DS [MD-050S]

 → こちら


【配管養生】

・純正エアクリーナーASSYに接続された配管全てに養生テープを貼って、ゴミが入らないようにします。




 ■HKS Power Editor取付

【接続ハーネスについて】

・SWIFTsport[ZC33S]の圧力センサーは2つあります。

 接続ハーネスは「1chハーネス」と「2chハーネス」があります。

 ハーネスが短いのは「1chハーネス」で、長い方が「2chハーネス」です。


【2ch圧力センサーコネクター(プレッシャセンサ)】

・2ch圧力センサーコネクターの位置は、エアクリーナーASSY奥の左側のグロメットの近くにあります。

・2ch圧力センサーのコネクターのツメを押しながら取外します。

【2chハーネス接続】

・2ch圧力センサーのコネクター(オス)に接続ハーネスのコネクター(メス)を差し込みます。

・接続ハーネスのコネクター(オス)と2chハーネスのコネクター(メス)を差し込みます。

・コネクターが抜けないようにしっかりと差し込んでいる事を確認します。

・接続ハーネスを車両側のハーネスに要所に結束バンドで固定します。

【1ch圧力センサーコネクター(ブーストプレッシャセンサ&吸気温センサNo.2)】

・1ch圧力センサーコネクターの位置は、バッテリーのエンジン側でラジエーターアッパーホースの近くのインマニからインタークーラーまでの黒い配管の中央にあります。

・1ch圧力センサーのコネクターのツメを押しながら取外します。

【1chハーネス接続】

・1ch圧力センサーのコネクター(オス)に接続ハーネスのコネクター(メス)を差し込みます。

・接続ハーネスのコネクター(オス)と1chハーネスのコネクター(メス)を差し込みます。

・コネクターが抜けないようにしっかりと差し込んでいる事を確認します。

・接続ハーネスを車両側のハーネスに要所に結束バンドで固定します。

【接続ハーネス】

・接続ハーネスの1chと2chの配線をPower Editor本体に接続するコネクターからスパイラルチューブで巻き付けて束ねます。

・接続ハーネスを車両側のハーネスに要所に結束バンドで固定します。

・Power Editor本体に接続するコネクターをエンジンルーム内のヒューズボックスの上に引き込みます。

【Power Editorシリアルナンバー控え】

・Power Editor本体裏側中央にシリアルナンバーのシールがあります。

 Power Editor本体を固定すると見る事ができなくなるので、メモするか写真を撮っておいてください。

 ※Power Editorの入っていたパッケージにもシリアル番号のシールが貼ってあります。

 後でユーザー登録と専用ソフト「EasyWriter」をダウンロードする時に必要になります。


【Power Editor本体固定】

・Power Editor本体裏側をパーツクリーナーで脱脂します。

・Power Editor本体を固定する付属の両面テープを、Power Editor本体裏側に左の写真のように貼付けます。

・Power Editor本体の取付位置は、HKSがエンジンルーム内のヒューズボックスの蓋に取付する事を推奨しています。

・エンジンルーム内のヒューズボックスの蓋をパーツクリーナーで脱脂します。

・Power Editor本体裏側に貼った両面テープの剥離紙を剥がして、エンジンルーム内のヒューズボックスの蓋に貼付します。

【Power Editor本体に接続するコネクター接続】

・Power Editor本体に接続するコネクターをPower Editor本体のコネクターに差し込みます。

【USB接続コネクター】

・USB接続コネクターを動かないように固定します。

・私の場合は接続ハーネスの下に通して、バッテリーとエンジンルーム内のヒューズボックスの間に押し込みました。



 ■純正エアクリーナーASSY取付

【養生テープ】

・配管に貼っていた養生テープをすべて取外します。


【純正エアクリーナーASSY取付】

・エアクリーナアウトレットホースNo.2(左側の黒い太い配管)を純正エアクリーナーASSYに差し込みながら、グロメット(赤丸)2ヵ所にエアクリーナーASSYの突起部分を差し込みます。

【エンジンカバーボルト締付】

・エンジンカバーを固定するエンジンカバーボルト2本をメガネレンチ[10mm]で締付します。

 

・エアフローメータ&吸気温センサNo.1のコネクターのハーネスを固定している部品を差し込みます。

【エアフローメータ&吸気温センサNo.1のコネクター差込】

・エアフローメータ&吸気温センサNo.1のコネクターの黄色いロックパーツを手前に引いてある事を確認します。

・エアフローメータ&吸気温センサNo.1のコネクターをセンサーのコネクターに差し込みます。

・黄色いロックパーツを奥に押し込んでロックします。

・エアフローメータ&吸気温センサNo.1のコネクターが外れない事を確認します。

【エアクリーナアウトレットホースNo.2取付】

・エアクリーナアウトレットホースNo.2をエアクリーナーキャップに取付します。


【ステンレスバンド締付】

・エアクリーナアウトレットホースNo.2とエアクリーナーキャップを固定している2本のステンレスバンドの右側を−ドライバーで締めます。

 関連:ZERO1000 ZC33S 強化サクションホース レッド[111-S006R]

 → こちら

 関連:siecle レスポンスリング[RS04RS]

 → こちら

MONSTER SPORT レーシングオイルフィラーキャップ 関連:MONSTER SPORT レーシングオイルフィラーキャップ

 → こちら



【エアクリーナサクションホースNo.2差込】

・黒くて太い配管のエアクリーナサクションホースNo.2を純正エアクリーナASSYの右奥に差し込みます。

 関連:アルミ エアインテークホース

 → こちら


【ウエストゲートコントロールホースNo.3取外】

・ウエストゲートコントロールホースNo.3をエアクリーナーキャップに差し込みます。

 関連:AUTOMAX izumi 汎用耐熱シリコンホース 内径4mm と 6mm

 → こちら



・純正エアクリーナーASSYの取付ができました。

【エンジンカバー取付】

・エンジンカバーをエンジンカバーボルトに合わせて取付します。

【バッテリー(−)端子取付】※バッテリー(−端子)を取外した方

・バッテリー(−)端子を取付します。

 関連:ZC33S アーシング

 → こちら


●作業時間10分以上かかってしまった場合

・バッテリーからケーブルを取外したら10分以上経ってしまった場合、作業後にECM(CPU)に再設定を下記の手順でやります。

 細かい設定と条件がありますが、故障が無い事を前提にやり方を紹介します。


アクセルポジション学習からECMトルク学習まで、通してECUに学習させます。


*アクセルポジション学習

・バッテリー端子取外前に、エアコンや空調を「OFF」にします。

・エンジンスタートボタンを2回押して「ON」にした状態を、40秒以上保持します。

・エンジンスタートボタンを1回押して「OFF」にした状態で、10秒以上保持します。

・続けて「ECMトルク学習」をします。


*アイドリング / ECMトルク学習

・エンジン始動して、アイドリング状態のまま、ラジエータファンが駆動するまで暖機します。

 たったこれだけでアイドリングとECMがトルク学習をします。

 アイドリングがしばらく不安定な場合がありますが、実走で学習してくれるので改善されます。

 アイドリングがいつまでも不安定な場合は、もう一度設定しなおしてください。

・ECMトルク学習まで終わったら、エンジン停止します。


*パワーウインドウAUTO学習

・車内のヒューズボックスの位置は、助手席の足元の発煙筒の上の辺りにあります。

 グローブボックスを取外さずに、下から覗き込んで作業しようと思えばできますが、無理な姿勢になるので、グローブボックスを取外して作業する方法を紹介します。

【エンジン停止確認】

・エンジンは必ず停止した状態にします。


【非常信号灯(発煙筒)取外】

・非常信号灯(発煙筒)を取外します。

 関連:エーモン 非常信号灯 (ZC33S)

 → こちら

【グローブボックス取外】

・グローブボックスの取手レバーを手前に引いて、グローブボックスを開けます。

・グローブボックス内に入っている物を抜き取ります。

・グローブボックスの上部左右にダッシュボードに引っかかって、グローブボックスが外れないようにするゴムのパーツがあります。

 このゴムの部分をかわしてグローブボックスを手前に倒します。

・グローブボックスを両手でつかんで真上に上げると、グローブボックスが取外せますが、私の場合はこの状態で作業します。

・車内のヒューズボックスは、グローブボックスが入っていた穴の左側にBCM(大きな黒い箱)の下側を見ると、黒い長方形の黒い蓋が見えます。

 そこが車内のヒューズボックスの位置です。

【車内ヒューズボックス蓋取外】

・車内ヒューズボックスの蓋は、左側を手前に引くと外れます。


【パワーウインドウAUTO学習】

※グレード、仕様によってヒューズの位置が変わる場合があります。

・「P/W (パワーウインドウ)」のヒューズは、「ブロック型 スローブローヒューズ」ピンク30Aです。

 蓋に書いてあるNo.1のヒューズです。

 

・「P/W T(パワーウインドウタイマー機能)」のヒューズは、「低背ヒューズ」黄色い20Aです。

 蓋に書いてあるNo.21のヒューズです。

 


・パワーウインドメインスイッチの運転席スイッチを「UP」で約15秒保持します。

 ※パワーウインドメインスイッチのコンデンサ内部の電荷を放電させる作業です。



・「P/W」のヒューズ(ピンク30A)を取付けます。

  蓋に書いてあるNo.1のヒューズです。

・「P/W T」のヒューズ(黄色い20A)を取付けます。

  蓋に書いてあるNo.21のヒューズです。


【車内ヒューズボックス蓋取付】

・車内ヒューズボックスの蓋は、右側をヒューズボックスに引っ掛けて、左側を押して取付できます。

・エンジンスタートボタンを2回押して「ON」にします。

・パワーウインドメインスイッチの運転席スイッチを押し続け、ウインドウを完全に開けます。

・パワーウインドメインスイッチの運転席スイッチを引き上げ続け、ウインドウを完全に閉めます。

・そのままスイッチを2秒以上引き上げ続けます。

・運転席ウインドウが自動開閉できるようになったか確認します。

 もし、できない場合は同じ作業を繰り返してみてください。

 それでも自動開閉ができない場合は、ディーラーまたは整備工場に相談してください。


【挟込み防止機能動作確認】

・挟込み防止機能が正常動作するか確認します。

・運転席側ウインドウを全開にします。

・ハンマーの柄(木製)の部分を、ウインドウガラスの上部のパッキンから外側へ斜めの位置にセットします。

 万が一、挟込み防止機能が正常に働かなかった時のことを考えて、パワーウインドメインスイッチの「DOWN」ボタンを押せるようにします。

・パワーウインドメインスイッチの運転席スイッチを「AUTO UP」します。

 ※ガラスが割れることがあるので注意してください。

・ウインドウガラスがハンマーの柄を挟み込まずに、自動的に反転下降作動で約220mm下降することを確認します。


【グローブボックス取付】

・グローブボックスを取付します。

 グローブボックス下部のツメをダッシュボードに差し込んで、グローブボックス上部左右にあるゴムの出っ張った部分をダッシュボード側に入れます。

・グローブボックス内に取り出した荷物を入れます。

・グローブボックスを閉じます。

・非常信号灯(発煙筒)を取付します。

 関連:エーモン 非常信号灯 (ZC33S)

 → こちら


*時計合わせ ※時計の設定はユーザーマニュアル 3-110〜112を参照。

・コンビネーションメーターの時計の設定をします。

@コンビネーションメーター左側のトリップノブと右側の表示切替ノブを「時」表示が点滅するまで同時に長押しします。





A「時」表示が点滅したら、表示切替ノブを左右にまわしながら「時」を合わせます。

 調整後に表示切替ノブを短押しすると「時」が決定され、「分」の設定に進みます。

B「分」表示が点滅したら、表示切替ノブを左右にまわしながら「分」を合わせます。

 調整後に表示切替ノブを短押しすると「分」が決定され、時刻の設定が終了します。





*カレンダー合わせ ※カレンダーの設定はユーザーマニュアル 3-110〜112を参照。

・コンビネーションメーターのカレンダーの設定をします。

@コンビネーションメーター右側の表示切替ノブを長押しして、セッティングモードの画面に切り替えます。

A時計設定 → 日付調整 の順に表示切替ノブを短押しします。

B「年」表示が点滅したら、表示切替ノブを左右にまわしながら「年」を合わせます。

 調整後に表示切替ノブを短押しすると「年」が決定されます。

C「月」表示が点滅したら、表示切替ノブを左右にまわしながら「月」を合わせます。

 調整後に表示切替ノブを短押しすると「月」が決定されます。

D「日」表示が点滅したら、表示切替ノブを左右にまわしながら「日」を合わせます。

 調整後に表示切替ノブを短押しすると「日」が決定され、時刻の設定が終了します。


*カーナビなどの電装品の設定

・車に取付しているカーナビなどの機器の設定をしてください。

 設定は、購入したカーナビの取扱説明書を見てください。

SOLING 7インチカーナビ(200mmワイドモデル)[SL3118NVW-AMZ] 関連:SOLING 7インチカーナビ(200mmワイドモデル)[SL3118NVW-AMZ]

 → こちら


・これでバッテリーから―端子を取外して、10分以上経ってしまった場合の設定は終了です。



 ■動作確認

【動作確認】

・スタートボタンを押して、エンジン始動します。

●動作確認用LEDの確認

・HKS Power Editor本体の動作確認用LEDが点灯している事を確認します。

 もし、動作確認用LEDが消灯または点滅している場合は、もう一度接続ハーネスのコネクターの差し込みを確認してください。

 エンジン始動時の動作確認用LEDの確認方法は、下記のようになります。

  *点灯    → HKS Power Editorが正常動作しています。

  *消灯    → HKS Power Editorの電源が入っていない状態です。

  *点滅(1回) → 圧力センサー1chのデータが破損している状態です。

  *点滅(2回) → 圧力センサー2chのデータが破損している状態です。

  *点滅(3回) → 圧力センサー1chと圧力センサー2chのデータが破損している状態です。

 動作確認用LEDが点滅している状態の時は、ブーストアップをしないで、ノーマルの状態になります。

 専用ソフトEasy Writerでデータの書き込みすると、動作確認用LEDの点滅が消えて点灯します。

 それでも点滅する場合は、購入店に問い合わせしてください。

 

●メーター内の警告灯確認

・メーター内のエンジンチェックランプが点灯していないか確認します。

 もし、エンジンチェックランプが点灯した場合は、車検クリアできないので、下記の事を確認してください。

*圧力センサーのコネクターの差し込み具合を確認します。

*接続ハーネスの断線していないか?テスターで導通確認します。

 この場合は、購入店に問い合わせしてください。

*圧力センサーのコネクターがしっかりと接続されていて、接続ハーネスの導通が異常無い状態でPower Editor本体の動作確認用LEDが消灯している場合は、Power Editor本体が故障しています。

 この場合は、購入店に問い合わせしてください。


【エンジン停止】

・エンジンを停止します。


【ボンネット】

・ボンネットを閉めます。

関連:XIANGSHANG ボンネットダンパー

→ こちら

 これでPower Editor本体の取付は終了です。



 ■復帰用コネクター

【復帰用コネクターについて】

・復帰用コネクターは、ノーマルの状態に戻さなければならない時や、データを変えた時の比較時に取付します。

 交換手順は下記のようになります。


*復帰用コネクター接続手順

@ボンネットを開けます。

A必ずエンジン停止時にPower Editorの動作確認用のLED(赤)が消えている事を確認します。

 ※エンジン停止直後はPower Editorに約30秒間通電しています。

B接続ハーネスのPower Editor側のコネクターを取外します。


C復帰用コネクターと接続ハーネスのPower Editor側のコネクターの向きを確認します。

D復帰用コネクターを接続ハーネスのPower Editor側のコネクターに差し込みます。

 この時にツメがロックされている事を確認してください。

E復帰用コネクターと接続ハーネスのPower Editor側のコネクターを水に濡れない場所に移動させて、接続ハーネスが動かないようにします。

Fエンジン始動させて、コンビネーションメーター内のエンジン警告灯が点いていない事を確認します。

 もし、エンジンチェックランプが点灯した場合は、車検クリアできないので、下記の事を確認してください。

・圧力センサーのコネクターの差し込み具合を確認します。

・接続ハーネスの断線していないか?テスターで導通確認します。

 この場合は、購入店に問い合わせしてください。

・圧力センサーのコネクターがしっかりと接続されていて、接続ハーネスの導通が異状無い状態でPower Editor本体の動作確認用LEDが消灯している場合は、Power Editor本体が故障しています。

 この場合は、購入店に問い合わせしてください。

Gエンジンを停止します。

Hボンネットを閉じます。


*Power Editorに接続ハーネスコネクター再接続手順

@ボンネットを開けます。

A必ずエンジン停止している事を確認します。

 ※エンジン停止直後は約30秒間通電しています。

B接続ハーネスのPower Editor側のコネクターから復帰用コネクターをツメを押しながら垂直に抜き通ります。

 ※エンジン停止直後は約30秒後に復帰用コネクターを取外します。

C接続ハーネスのPower Editor側のコネクターをPower Editor本体のコネクターに差し込みます。

Dエンジン始動させて、コンビネーションメーター内のエンジン警告灯が点いていない事を確認します。

 もし、エンジンチェックランプが点灯した場合は、車検クリアできないので、圧力センサーのコネクターの差し込み具合を確認します。

Eエンジン停止します。

FUSB接続コネクターを動かないように固定します。

Gボンネットを閉じます。



 ■ユーザー登録と専用ソフト「EasyWriter」とUSBドライバーをダウンロード

●専用ソフトEasyWriterの動作条件

 専用ソフト「EasyWriter」をダウンロードして使用するには動作条件があります。

  *使用するパソコンのOSがWindows10/8.1/8/7

   私のパソコンでWindows11で動作していることを確認しています。

  *USB2.0以上


 上の動作条件に当てはまらない場合は、Power Editorを取付してもEasyWriterでデータの書き換えができないので、ノーマル状態のままになります。

 また、上の動作条件が当てはまっていても、環境(ネットやパソコン形状など)/仕様(意図的にUSBが使えないようにロックされているなど)によっては動作しない事があります。

 私のパソコンは「Windows10(現在はWindows11)」で「USB3.0」なので問題無く動作できます。

 ※Windows11で使用する場合は自己責任です。


【パソコン(Windows11/10/8.1/8/7)起動】

・パソコン(Windows11/10/8.1/8/7)を起動します。




【ユーザー登録】

※画面はHKSホームページよりキャプチャー(2019年8月)。

・左の画面はHKSのPower Editorのページを下にスクロールすると、「ソフトウエアダウンロード(画面の赤矢印)」をクリックします。

  外部リンク:HKS Power Editorのページ

  → こちら ※変更されている場合があります。


・Power Editor用「EasyWriter」ダウンロード手順のページに変わりました。

・「ユーザー登録」をクリックします。

 ユーザー登録しなければ専用ソフト「EasyWriter」をダウンロードできません。



・HKSパワーエディターEasyWriterソフトウエアユーザー登録フォーム 情報入力のページが表示されます。

 下記のように入力していきます。

項 目  入力手順
製品名  製品名をクリックします。
シリアルNo.  Power Editor本体の裏側(梱包されていた箱)にシリアルNo.のシールが貼ってあります。
 その番号を入力します。
ご購入日  西暦で入力して、月と日をプルダウンメニューで選択します。
お名前  購入者または使用者の名前を入力します。
E-mail  メールアドレスを入力します。
 確認用も同じメールアドレスを入力します。
メーカー  Power Editorを取付している車のメーカーを入力します。
 私の場合は「SUZUKI」と入力しました。
車種  Power Editorを取付している車の車種名を入力します。
 私の場合は「SWIFTsport」と入力しました。
型式  Power Editorを取付している車の型式を入力します。
 型式がわからない方は、車検証書を見てください。
 私の場合は「ZC33S」と入力しました。
エンジン型式  Power Editorを取付している車のエンジン型式を入力します。
 エンジン型式がわからない方は、車検証書を見てください。
 私の場合は「K14C」と入力しました。
年式  Power Editorを取付している車の初年度登録の年式を入力します。
 初年度登録の年式がわからない方は、車検証書を見てください。
 私の場合は「2019」と入力しました。

・入力が終わったら、「内容確認画面へ」をクリックします。





・HKSパワーエディターEasyWriterソフトウエアユーザー登録フォーム 内容確認のページが表示されます。

 情報入力のページで入力した内容を確認します。

 入力に誤りがあり、訂正する方は「前に戻る」をクリックします。

 この画面と同じ内容をメールを受け取りたい方は、「自分にも送信内容のコピーメールを送る。」にチェックを入れます。

・入力した内容に間違えが無い場合は、「送信する」をクリックします。

 「自分にも送信内容のコピーメールを送る。」にチェックを入れるとHKSより登録内容の確認メールが届きます。


・HKSパワーエディターEasyWriterソフトウエアユーザー登録フォーム 受付完了のページが表示されます。

 これでユーザー登録ができました。

 ページ下のURLをクリックして、EasyWriterのダウンロードのページに移動します。

 ※URLはモザイク処理させていただきます。


・EasyWriterダウンロードのページが表示されました。

 下記のEasyWriter(ソフトウエア)、導入指示書、USBドライバーをクリックしてダウンロードします。

 Windowsのパソコンなら標準でダウンロードのフォルダーにファイルがあります。

※製品購入時のバージョンです。



・ダウンロードしたファイルが左の図のようになります。

  PowerEditor_EasyWriter_02011.zip → EasyWriter(ソフトウエア)

  CDM21228_Setup.zip → USBドライバー

  instruction.pdf → 導入指示書

・*.zipファイルは、解凍ソフトで解凍します。

・*.pdfファイルは、AcrobatReaderなどのPDFファイルを閲覧できるソフトをインストールしてください。

・CDM21228_Setup.zipについては、Power Editorとパソコンを接続した時に自動でUSBドライバーがインストールされるようになっています。

 インターネットにつながる環境ではない所では、USBドライバーがインストールできないので失敗してしまう場合があるので、ダウンロードしておいてください。

 これでユーザー登録とEasy WriterとUSBドライバーをダウンロードができました。

 HKSよりユーザー登録のお礼のメールがこの後届いています。



 ■USBドライバー インストール方法


●Power Editorとパソコンを接続して自動でドライバーがインストールできない場合

 自動でUSBドライバーがインストールされない時は、HKSのホームページよりダウンロードしたファイル(CDM21228_Setup.exe)でインストールします。

 自動でUSBドライバ−がインストールされた方は次の項目です。


【USBドライバーインストール手順】※私のパソコンはWindows10(ページ作成時)です。

・解凍したファイル(CDM21228_Setup.exe)をダブルクリックします。

・インストーラーが起動します。

 左の画面が表示されたら、「Extract」ボタンをクリックします。

 インストールしない人またはインストールを中止する方は、「Cancel」ボタンをクリックします。

・ファイルを解凍してインストールできる状態です。

 プログレスバーが全部青くなるまでしばらく待ちます。

 インストールを中止する方は、「Cancel」ボタンをクリックします。

 「インストールを取り消しますか?」と表示が出たら「はい(Y)」ボタンをクリックします。

  


・USBドライバーをインストールされる方は、「次へ(N)」ボタンをクリックします。

 インストールを中止する方は、「キャンセル」ボタンをクリックします。

 「インストールを取り消しますか?」と表示が出たら「はい(Y)」ボタンをクリックします。

  


・使用許諾契約を読みます。

 *同意される方は、「同意します(A)」をクリックします。

  「次へ(N)」ボタンをクリックします。

 *インストールを中止する方は、「キャンセル」ボタンをクリックします。

  「インストールを取り消しますか?」と表示が出たら「はい(Y)」ボタンをクリックします。

  

 *同意されない方は、「同意しません(D)」をクリックします。

  「インストールを取り消しますか?」と表示が出たら「はい(Y)」ボタンをクリックします。

  インストールは終了します。

・インストール開始します。

 終了までしばらく待ちます。


・インストールしたドライバーが使用できるか確認します。

 ドライバー名と状態を確認してください。

 インストールを完了する方は、「完了」ボタンをクリックします。

 これでUSBドライバーのインストールは完了です。


 インストールを中止する方は、「キャンセル」ボタンをクリックします。

 「インストールを取り消しますか?」と表示が出たら「はい(Y)」ボタンをクリックします。

  



【USBケーブル初回接続について】

・USBケーブルをパソコンとPower Editorに初めて接続する場合に、通知領域に「デバイスドライバーソフトウエアをインストールしています」メッセージが表示されます。

 ※USBコネクターを他の所のUSBポートに接続した場合も同じように表示が出る事があります。


・自動でシリアルポートを設定後に、ドライバーが使用できる状態になりました。

【USBドライバーの元ファイルについて】

・インストール後のUSBドライバー(*.exeファイル)については、インストーラーをゴミ箱に捨ててもいいですが、私の場合は、再インストールの事も考えてハードディスクかUSBメモリーにバックアップしておきます。



 ■専用ソフト「EasyWriter」インストール方法

【EasyWriterインストール方法】

・解凍したファイル(PowerEditor_EasyWriter_02011.zip)のフォルダーを開くと、下の図のようにEasyWriterとヘルプファイルがある事を確認します。

・PowerEditor_EasyWriter_02011.exeは、プログラム本体なのでインストールと言う事ではなく、フォルダーごと移動させる必要があります。

 私の場合は"C:\Program Files (x86)"のフォルダーに移しました。

・EasyWriterのショートカットを作成します。

 PowerEditor_EasyWriter_02011.exeを右クリックして「スタートにピン留めする(P)」をクリックするとスタートメニューにショートカットが作成されます。



 ■専用ソフト「EasyWriter」とHKS Power Editor本体接続〜データ作成転送(保存/読み込み)

【パソコンとUSB接続】

・USB接続コネクター先端の防水キャップを取外します。

 ツメを押して防水キャップを取外します。

 防水キャップの紛失注意!

・防水キャップが外れると左の写真のようになります。

・付属のUSBハーネスをUSB接続コネクターにツメの向きを注意して差し込みます。

・エンジン始動します。

 

・EasyWriterが起動できるパソコン(Windows10/8.1/8/7)を起動します。

・USB接続コネクターをパソコンのUSB端子に接続します。

 先程触れましたが、Power Editorとパソコンを初めて接続すると、下の図の表示されます。

 ※写真はWindows10

 ※写真はWindows10


【EasyWriter起動/設定方法】

重要! 

 これからEasyWriterで設定をします。

 取付、設定変更は自己責任です。


 下記はHKSのホームページより抜粋しました。

・本ソフト使用によって生じたいかなる損害に対しても、株式会社HKSは一切の責任を負いません。

 また、株式会社HKSは、本プログラムの機能がお客様の要求と合致すること、あるいは本プログラムの作動に中断やエラーのないことを保証するものではありません。

・株式会社HKSは、本プログラムの使用に付随または関連して 生じる直接的または間接的な損失、損害などについて、如何なる場合におい ても一切責任を負わず、また本プログラムの使用に起因または関連してお客様と第三者との間に生じた如何なる紛争についても、一切責任を負いません。

・スタートメニューのEasyWriterショートカットをクリックします。

・「ユーザーアカウントの制御」の画面が表示されます。

 「はい(Y)」ボタンをクリックします。

 左の図はEasyWriter起動した状態です。

・EasyWriterのアイコンをクリックすると、Power Editorからパソコンにデータを取り込みます。

 初回だけノーマルデータがグラフに表示されます。

・EasyWriterのアイコンをクリックすると、ノーマルデータの表示とHKSのプリセットデータがグラフに表示されます。


・EasyWriterを使って数値を変更します。

 Power Editorは圧力センサーの電圧値を制御するものです。

 Easy Writerで値を下げていくとブーストが上がります。

 負圧領域(0.00〜2.00V)

 1で値を過剰に変化させるとエンジンチェックが入る事がありますので注意してください。

・EasyWriterのアイコンをクリックすると、定数増減をします。

 選択範囲全てに入力値を加えます。

・EasyWriterのアイコンは、CH1とCH2の双方のデータをコピーして貼り付けます。


 下の図はノーマルの状態とHKSのプリセットデータの差をグラフで表示しています。

 パラメーターの数値で赤い数字は変更されている所です。

 ※数値はモザイク処理させていただきます。

 ※パソコンの画面をキャプチャーしたものです。


・EasyWriterのアイコンをクリックすると、EasyWriterで作成したデータをPower Editorに転送します。

・データを転送する前にEasyWriterの方で確認のメッセージが表示されます。

 確認して同意する方は、「OK」ボタンをクリックします。

 「OK」ボタンをクリックするとデータ転送が始まります。

 この時、エラーの原因になるデータ転送中にUSBコネクターを抜いたり、パソコンを終了(電源OFF)はしないでください。

 同意できない方、またはデータ転送を中止したい方「キャンセル」ボタンを押してください。

・データ転送が終わると左の表示が出ます。

 「OK」ボタンをクリックします。


 これでHKSのプリセットデータをPower Editorで使用できるようになりました。


【EasyWriteで作成したデータの保存方法】

・作成したデータを保存する時は、EasyWriterのアイコンをクリックします。

・作成したデータを保存する場所と、ファイル名を入力したら、「保存(S)」ボタンをクリックします。

 拡張子が「YOE」になります。


●拡張子関連付けについて

・この後もこの拡張子「YOE」のファイルをダブルクリックすると、自動でEasyWriterを起動できるように設定(関連付け)する方は、下記の手順で設定します。

 @ファイルを右クリックして「プロパティ(R)」をクリックします。

 A全般タブのプログラムの項目に「変更(C)」ボタンがあるのでクリックします。

 B「この.YOEファイルを開くには新しいアプリが必要です」と表示がでます。

  「その他のアプリ↓」をクリックします。

 C「このファイルを開く方法を選んでください。」と表示がでます。

  「常にこのアプリを使って.YOEファイルを開く」のチェックはそのままにします。

  「このPCで別のアプリを探す」をクリックします。

 D「プログラムから開く...」が表示します。

  EasyWriterのプログラム本体(PowerEditor_EasyWriter_02011.exe)を保存している所を選択して、プログラムをクリックします。

  「開く(O)」ボタンをクリックします。



 Eファイルのプロパティのプログラムのアイコンが変わった事を確認します。

 F「適用(A)」ボタンをクリックします。

 G「OK」ボタンをクリックします。

 

 拡張子「YOE」がEasyWriterで起動できるようになりました。


【EasyWriterで作成したデータの読み込み方法】

・EasyWriterで作成したデータの読み込みするには、EasyWriterのアイコンをクリックします。

・作成したデータを保存した場所と、ファイル名を選択(入力)したら、「開く(O)」ボタンをクリックします。


【エンジン停止】

・エンジンを停止します。

・USB接続コネクター先端の防水キャップを取付します。

 ツメがしっかりロックされている事を確認します。

・USB接続コネクターが動かないように固定します。


 これでEasyWriterを使用してのパソコンとPower Editorのデータ転送は終わりです。


 もしPower Editorを使用していておかしいと思ったら、一度復帰コネクターでノーマルに戻してPower Editorの使用中止するか購入店に相談してください。

【ボンネット】

・ボンネットを閉めます。

関連:XIANGSHANG ボンネットダンパー

→ こちら

【ブースト圧について】

・私の車のノーマル時の最大ブースト圧は1.0Kg/cm2です。

 車によって多少変わりますが、HKS Power Editor取付後のブースト圧は1.0Kg/cm2→1.2Kg/cm2まで変更されています。

 関連:AutoGauge 60φ電子式ブースト計(PK)

 → こちら

 関連:AutoGauge 60φブースト計(430シリーズ)[430BO60]

 → こちら



 この後に紹介ページを追加しますが、SWIFTsport[ZC33S](日本仕様)対応のHKSプリセットデータの状態でHKS SUPER SQV W(シーケンシャルブローオフバルブ)取付時の最大ブースト圧は1.3Kg/cm2〜1.4Kg/cm2まで上がります。

HKS SUPER SQV W(シーケンシャルブローオフバルブ) 関連:HKS SUPER SQV W(シーケンシャルブローオフバルブ)

 → こちら

HKS SUPER SQV SPECIAL FIN (SF100-P)[1422-SA001] 関連:HKS SUPER SQV SPECIAL FIN (SF100-P)[1422-SA001]

  → こちら

 追記:2021.12.02. GReddy アルミインテークパイプセット[12090901]

・GReddy アルミインテークパイプセット[12090901]を取付しました。

 ブーストの立ち上がりとレスポンスが良くなったように思います。

GReddy アルミインテークパイプセット[12090901] 関連:GReddy アルミインテークパイプセット[12090901]

 → こちら



 ■紹介動画


・左の動画はYouTubeで公開しています。

 このページをまとめています。

 写真や文字で説明できない部分を動画にして紹介しています。


 YouTubeチャンネル SWIFTsport改造と改良自己満足のホームページ

 この動画は、

 無断転用(動画サイト、ホームページ、ブログ、SNSなど [※許可済みのページを除く])

 および 複製/編集を禁止しています。

 音が出ます。再生前に音量を小さくしてから調整してください。

 音声は「VOICEVOX」の読み上げソフトを使用しています。

 多少、イントネーションとアクセントが違う部分があります。

 ※利用規約に書いているので表示します。

  VOICEVOX 使用キャラクター:春日部つむぎ

  → こちら


 ★施工後

・HKS Power Editorの取付時間は、30分でした。※写真を撮ったりメモする時間を含む。

 HKS Power Editorを取付したのは、SWIFTsportが納車されてから2か月後(このページ作成より2カ月前)でした。

 色々と取付しているため、ページを作成するのに時間がかかって、現車との差がまだ開いています。

 HKSプリセットデータで運転した感想は、ノーマルよりかは乗りやすくなったのと、最大ブースト圧は1.0Kg/cm2→1.2Kg/cm2まで変更されています。

 同じようにHKSプリセットデータを使用してHKS SUPER SQV W(シーケンシャルブローオフバルブ)取付時の最大ブースト圧は1.4Kg/cm2まで上がります。

 あまりブースト圧が上がり過ぎないよう設定を変えます。


 この状態でVolks wagen GOLF GTIと加速テストすると、SWIFTsportも余裕でついていけますし、まだアクセルを踏むとGOLF GTIを抜くこともできます。

 ※カタログ数値(SWIFTsportはカタログ数値とHKSの数値)

  GOLF GTI → ノーマル状態です。

   2,000cc 最高出力:230ps 最大トルク:350Nm 圧縮比:9.6 エンジン:直4DOHC ICターボ 駆動方式:FF ミッション:6AT 車両重量:1,430kg

  SWIFTsport → HKS Power Editor(HKSプリセットデータ) + HKS SUPER SQV W

   1,400cc 最高出力:149.6ps 最大トルク:234.4Nm 圧縮比:9.9 エンジン:直4直噴DOHC ICターボ 駆動方式:FF ミッション:6MT 車両重量:970kg

 HKS Power Editorでこれだけ性能が良くなるなら、ECM(ECU)を変えた時の期待が膨らみます。


 ★<<重要>>OBD2機器接続の不具合について

<<重要>>OBD2機器接続の不具合について

 OBD2端子接続する機器を取付すると、不具合が起きることがあります。

 OBD2マルチメーター[M-OBD-V01A]とCOMTEC OBD2アダプター [OBD2-R3]の不具合について書いています。


・OBD2マルチメーター[M-OBD-V01A]を取付するため、COMTEC OBD2アダプター [OBD2-R3]を取外していました。

MAXWIN OBD2 マルチメーター ELM327[M-OBD-V01A]

 関連:MAXWIN OBD2 マルチメーター ELM327[M-OBD-V01A]

 → こちら

 私の車はHKS Power EditorとHKS SUPER SQV W(シーケンシャルブローオフバルブ)でブーストアップしています。

 設定で1.4kg/cm2になっています。

 関連:HKS Power Editor

 → こちら

 関連:HKS SUPER SQV W(シーケンシャルブローオフバルブ)

 → こちら


 OBD2マルチメーター[M-OBD-V01A]を取付後、初めはあまり気にしてはいませんでしたが、しばらくして加速する時に何故かブーストの上りが悪くなる現象が起こりました。

 後付のブースト計の数値を見るとアクセルを踏んでも0.5kg/cm2〜0.8kg/cm2で、たまに1.0kg/cm2になりました。

 私が設定した1.4kg/cm2まで到達する事がありませんでした。

 配管関係を確認していましたが、特に異常やバンドの緩みは無かったため、しばらく悩んでいました。

 別件で故障診断機で診断後にOBD2端子には何も接続しない状態にしたら、設定されたブースト値に戻ります。

 関連:Vgate Maxiscan VS890

 → こちら


 この時にやっと原因がわかりました。

 OBD2に接続したままだとCAN通信に何かしら悪さをしているようなので、現在OBD2マルチメーター[M-OBD-V01A]を取外したままにしています。

 私は故障診断機を持っているので、今後OBD2マルチメーター[M-OBD-V01A]は使用することが無いでしょう。


 COMTEC OBD2アダプター [OBD2-R3]を取付している時は、ブースト圧が上がりにくい現象が一度あって、この時ディーラーで見てもらいましたが「不具合無し」と診断されて、「しばらく様子を見てください」と言われました。

 私がCOMTEC OBD2アダプター [OBD2-R3]をOBD2端子から外して、ECUを初期化した後に再接続したらこの時は直りました。

 Keiworksの時はトラブルはなかったです。

 ※CAN通信ではないため。Keiworksの通信プロトコルは発売時期によって違いますが、私が乗っていた車は「SUZUKI K-LINE 2」です。

COMTEC OBD2アダプター [OBD2-R3] 関連:COMTEC OBD2アダプター [OBD2-R3]

 → こちら ※Keiworksのページです。


 今考えると、走行中にOBD2端子に接続する機器が悪さするなんて考えてもみなかったです。

 ディーラーも原因がわからなかった事でしたが、自力で解決できて良かったです。

 ちょっとおかしいなと思ったら、OBD2端子に接続している機器を疑ってみてください。


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