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 TM-SQUARE シフトカラー [TMSC-AG3611]

2020.04.18.施工/公開日

車検クリアできます。

競技専用部品です。

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注意!

・このページをご覧になっている事は、注意事項(同意書)に同意した事とします。

・直接リンクをお断りしています。

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 SWIFTsport[ZC33S]に「TM-SQUARE シフトカラー [TMSC-AG3611]」を取付しました。


 ★今回取付する商品の紹介

・TM-SQUARE シフトカラー [TMSC-AG3611]



【特徴】※TM-SQUAREホームページより

・ZC33S スイフトのシフトフィールをよりダイレクトに変化させるパーツ。

 それが、TM-SQUARE シフトカラー です。


 スイフトの場合、シフトレバーと、ミッションケースは、2本のワイヤーでつながっており、シフトレバーの操作により、このワイヤーを介して、ギアが変わる仕組みになっています。

 そして、ZC33S では、振動やノイズを抑制するため、数箇所にゴムブッシュが使用されているのです。

 まず、シフトレバーの土台となるシフトレバーベースは、4箇所をボディに固定しているのですが、そのすべてがリジットではなく、ゴムブッシュによるフローティングマウントになっています。

 また、シフトワイヤーを固定するために装着されているシフトワイヤーブラケットにも、ゴムブッシュが使用されています。

 もちろん、メカニカルノイズの抑制等、快適性はゴムブッシュの方が高くなりますが、シフトレバーベースは、ギアチェンジのたびにグラグラと動き、シフトワイヤーもゴムブッシュの「タワミ」により動き量が変化することから、「ムニュッ」とした剛性感のないシフトフィールになってしまいます。

 TM-SQUARE シフトカラーは、これらゴムブッシュの代わりに、金属製のカラーを使用し、シフトレバーベース、ならびにシフトワイヤーブラケットをリジットに固定することで、ダイレクトで、剛性感あるシフトフィールを実現しました。

【詳細】※TM-SQUAREホームページより

・商品名

・品番

・適合車種

・定価

・構成部品


TM-SQUARE シフトカラー

TMSC-AG3611

ZC33S 6速マニュアル車

\6,500(税込[10%]) ※購入時の金額と消費税率です。

シフトカラー(室内側)x4、シフトカラー(MTケース側)x3、M8x25ボルトx3、

M8x大型ワッシャーx3、取付要領書(5ページ)


【購入店】※amazon Tファクトリーより

・購入店

Tファクトリー (土日祝日は休業とさせて頂きます) ※amazon 他にも楽天などで出店。

※上の店舗のリンクから購入する場合は自己責任でお願いします。

 トラブルに関してはご自身で対処願います。

※店舗の在庫が無い場合、amazonの販売ページにジャンプする場合があり、販売価格も変わる場合があります。

・販売業者

・販売業者住所 

・発送場所

・購入価格


・配送料金

Tファクトリー

213-0013 神奈川県川崎市高津区末永3丁目29番9号 ※Googleマップ

Tファクトリー

\6,100(税込[10%]) → ¥5,795(税込[5%キャッシュレス還元])で購入。

※購入時の金額と消費税率です。

\0 ※離島、一部地域は有料。


【ご注意】※TM-SQUAREホームページより

 TM-SQUARE シフトカラーをご使用いただくと、シフトリンケージ各部のクリアランスが減少することから、冷間時のギアフィール(特に1〜2速)が少し渋く感じることがあります。

 また、この症状は、ミッションオイルの温度が少し上昇すると解消します。


【車検について】

・この部品は「競技専用部品」です。

 取付要領書に明記されています。

 本来ならばサーキットで使用する部品になりますが、保安基準にはシフトカラーの事については記載ありません。(ページ作成時)

 車内は内装で隠れますし、ミッションケース側はバッテリーでほぼ隠れるので気にしなくてもよさそうです。

 ただし、民間車検場では車検クリアできてもディーラーでは車検NGになります。

 車検を受ける所に相談した方がいいと思います。


【基本取付工賃】

・このページ作成時にWeb検索した時の取付工賃は、


 \9,000 〜 \12,000 でした。


※工賃はこのページ作成時のもので、依頼する所に必ず確認してください。

 カー用品の同じ系列会社でも工賃が違う場合があります。

※純正部品など追加部品代は別途かかる場合があるので、依頼する所に必ず確認してください。

※バンパーを取外さないと取付けられない車種は、別途工賃の追加があります。

※事前に予約を取らないと取付しない店舗もありますので、依頼する所に必ず確認してください。

 
 ★他社商品について



・TM-SQUAREのシフトカラーのように同じ商品を出している会社が5社(ページ作成時)あります。

 販売されている商品を表にまとめてみました。

 ※下記の表はページ作成時の仕様、希望販売価格、消費税率のものです。

 ※商品写真は、各メーカーのホームページより 

メーカー 商品名 材質 使用箇所 希望販売価格
(税込10%)
TM-SQUARE シフトカラー アルミ シフター
MTケース
\6,500
R'sRacingParts
(RRP)
シフトマウントカラー ジュラルミン シフター \3,850
ミッションシフトマウントカラー ジュラルミン MTケース \2.750
Tryforce
Company
シフトコントロールカラー アルミ シフター \4,180
ミッションワイヤーマウントカラー アルミ MTケース \3,630
cusco シフトコントロールケーブルブラケットカラー アルミ MTケース \10,780
レイル
(Beatrush)
シフトケーブルミッションブラケットブッシュ&
シフトコントロールブッシュ 2点セット
ウレタン シフター
MTケース
\6,970
シフトコントロールウレタンブッシュ ウレタン シフター \4,180

 です。

・上の表をまとめると、下記のようになります。

*各メーカー共通しているのは、6MT車だけ対応しています。

*ZC32SとZC33Sは共通の部品として販売している所があります。

*材質は金属製が多いですが、ウレタン製で販売している所もあります。

*同梱している部品も各メーカーによって違います。

 TM-SQUAREの商品にボルトと平ワッシャーが同梱されていますが、他社は純正ボルトを使用します。

 付属ボルトの長さは、純正品より10mm短いです。

*シフター側とMTケース側単品で販売している所が4社と、シフター側とMTケース側のセット販売している所が2社あります。

 別々で購入するよりセット販売で購入した方がいいようです。

 TM-SQUAREの商品がシフター側とMTケース側のセットなのでお買い得です。

*ここで紹介した各社の製品の取付方法は、これから紹介する方法と同じ取付方法です。


 
 ★必要な部品/材料  ★必要な工具

・養生テープ

・パーツクリーナー

・ウエス

・グリス

・作業用手袋

・長袖(作業用ツナギ)

・タイヤ止め

・スイベルラチェットハンドル(ラウンドヘッドラチェットハンドル)

 ※持ち手がショートの物があると作業効率上がります。

・エクステンションバー[100mm]

・ソケット[12mm]

・ソケット[13mm] → 付属品ボルト用

・+ドライバー(2#)

・−ドライバー(2♯)

・リムーバー(内装剥がし)[スリムタイプ]

・メガネレンチ[10mm] ※バッテリーを取外す方だけ


 ★施工

  施工時の注意点

 ・本製品は競技専用部品です。

  取付/使用は自己責任でお願いします。

 ・整備資格を持たずに施工する場合や、このページを見て施工した場合は、自己責任でお願いします。

 ・必ず部品を触る前や施工前に、体の静電気を車体以外の金属に触れて放電してください。

 ・作業は必ず平らな所で作業してください。

 ・火傷するので必ずエンジンが冷えている時に作業してください。


【目次】項目をクリックすると移動します。

 

●シフトレバー(車内)側の脱着

 

  フロアコンソールボックス取外

 

  純正ギヤコントロールガイドクッションスペーサー取外

 

  シフトカラー(車内側)取付

 

  フロアコンソールボックス取付

 

●MTケース(エンジンルーム)側の脱着

 

  コントロールケーブルブラケットと純正ゴムブッシュ取外

 

  シフトカラー(MTケース側)取付

 

 ★シフトレバー(車内)側 作業
 ■フロアコンソールボックス取外

【作業前準備】

・左右のドアを全開にしても邪魔にならない広い場所に車を停めます。

・タイヤにタイヤ止めをします。

・車内のフロアコンソールボックス周辺に置いてある物を別な場所に移設します。

・体内にある静電気を放出します。

【フロアコンソールサイドカバー取外(助手席側)】

・フロアコンソールサイドカバーを取外します。

 TM-SQUARE シフトカラーの取付要領書(取付説明書)には、フロアコンソールサイドカバーの取外方法は書いていません。

 下記の手順で取外します。

 写真@ ドア側に引っ張るとプラスチックリベットが外れます。

 写真A 少し下側にエンジン側に引っ張ります。

・フロアコンソールサイドカバーが外れました。


【フロアコンソールサイドカバー取外(運転席側)】

・運転席側も助手席側と同じようにフロアコンソールサイドカバーを取外します。

【フロアコンソールボックスガーニッシュ取外】

・フロアコンソールボックスガーニッシュ(赤い部品)の周りを養生テープを貼って、傷防止対策をします。

・フロアコンソールボックスガーニッシュは12ヵ所のツメで、フロアコンソールボックスに固定されています。

 エンジン側からリムーバーと指先で、フロアコンソールボックスガーニッシュを真上に取外します。

【ギヤシフトコントロールレバーブーツ】

・本来ならシフトノブを取外して、ギヤシフトコントロールレバーブーツを取外すようにサービスマニュアルには書いています。

 シフトノブとギヤシフトコントロールレバーブーツを外さなくても作業できるので、シフトノブを取外す工程を省きます。

 シフトノブを取外して作業する方は、下記の関連リンクで取外方法を紹介しています。

momo NERO REVERSE LIFT [SK108] 関連:momo NERO REVERSE LIFT [SK108]

 → こちら



・ギヤシフトコントロールレバーブーツをシフトノブ側へ上げます。

 関連:Beatrush リバースノブ シルバー[S78044RKS]

  → こちら 

【カップホルダー取外】

・カップホルダーをリムーバーと指先でフロアコンソールボックスから取外します。

・カップホルダーが外れた状態です。

【前側固定ネジ取外】

・フロアコンソールボックス前側を固定しているネジ(2本)を、+ドライバーで取外します。

【コンソールボックスキャップ取外】

・コンソールボックスキャップは、7ヵ所のツメでフロアコンソールボックスに固定されています。

 リムーバーと指先でフロアコンソールボックスから取外します。

・コンソールボックスキャップが外れた状態です。

【プラスチックリベット取外】

・フロアコンソールボックス後側の左右のプラスチックリベット(グレー)を+ドライバーで反時計回しで少し回したら取外します。

【クリップ取外】

・フロアコンソールボックス中央にクリップ(白)があります。

 クリップを指で少し上に持ち上げるとリベットが外れます。

【シートヒータースイッチコネクター取外】

・後部席からフロアコンソールボックスの後側を少し持ち上げます。

・シートヒータースイッチコネクターが見えます。

・フロアコンソールボックスの後側から手を入れて、シートヒータースイッチコネクターのツメを押しながら下に抜き取ります。

 コネクターのツメは運転席側にあります。

・フロアコンソールボックス中央の穴から運転席側を見ると、シートヒータースイッチのハーネスを固定しているクリップ(白)を手前に引っ張って取外します。

・シートヒータースイッチのハーネスを固定しているクリップが外れました。

【フロアコンソールボックス取外】

・フロアコンソールボックスの後側を持ち上げます。

・フロアコンソールボックスを後部席の方向に斜めに少し引きます。

・サイドブレーキレバーとギヤシフトコントロールレバーブーツをかわしながら、フロアコンソールボックスを取外します。

・フロアコンソールボックスが外れた状態です。

 関連:CUSCO スピンターンノブ シルバー[220-014-AA]

 → こちら



 ■純正ギヤコントロールガイドクッションスペーサー取外

【ギヤセレクトコントロールケーブル/ギヤセレクトコントロールケーブル取外について】

・左の写真はシフターレバーベースです。

 ケーブルの金属部分と可動部にはグリスが塗布されています。

 触らないよう注意してください。


【ギヤセレクトコントロールケーブル(助手席側)取外】

・シフターレバーベースの助手席側にあるケーブルを、ギヤセレクトコントロールケーブルと言います。

・ギヤシフトレバーのピボットからギヤセレクトコントロールケーブルの先端の部品を手前に引っ張って取外します。

・ギヤセレクトコントロールケーブルの先端の部品が外れると、左の写真のようになります。

・ギヤセレクトコントロールケーブル側のクイックジョイントを取外します。

 青白い透明の部品がクイックジョイントです。

 この部品は、ギヤセレクトコントロールケーブルとギヤセレクトコントロールケーブルを、シフターレバーベースに固定する部品です。


 下の写真はKeiworksのシフターです。

 金属のクリップだったので、破損や変形しないように取付取外しするのが大変でした。

 関連:SUZUKI SPORT SSシフター

 → こちら ※Keiworksのページです。



・クイックジョイントがロックされた状態です。

・クイックジョイントの取外方法は下記の手順です。


 @青白い透明の部分を握って奥に引っ張ると、クイックジョイントのロックが解除されます。

 Aコントロールケーブルブラケットに引っかかっている部分の青白い透明の部分が無くなったら、ケーブルを上に持ち上げるとケーブルがコントロールケーブルブラケットから外れます。

 B青白い透明の部分から手を離します。


【ギヤシフトコントロールケーブル(運転席側)取外】

・シフターレバーベースの運転席側にあるケーブルは、ギヤシフトコントロールケーブルです。

 ギヤシフトレバーのピボットからギヤシフトコントロールケーブルの先端の部品を手前に引っ張って取外します。

・ギヤシフトコントロールケーブルの先端の部品がピボットから外れると、左の写真のようになります。

・ギヤシフトコントロールケーブル側のクイックジョイントを取外します。

 ギヤセレクトコントロールケーブル側と同じように取外します。


 @青白い透明の部分を握って奥に引っ張ると、クイックジョイントのロックが解除されます。

 Aコントロールケーブルブラケットに引っかかっている部分の青白い透明の部分が無くなったら、ケーブルを上に持ち上げるとケーブルがコントロールケーブルブラケットから外れます。

 B青白い透明の部分から手を離します。


・ギヤシフトコントロールケーブルのクイックジョイントがシフターレバーベースから外れました。

【固定ナット取外】

・チェットハンドルにエクステンションバー[100mm]とソケット[12mm]を取付します。

・シフターレバーベースを固定しているナットを4ヵ所取外します。

【シフターレバーベース取外】

・シフターレバーベースを上に持ち上げて取外します。

・取外したシフターレバーベースです。

 レバーと主要部分の部品以外は、強化プラスチックでできています。

 重量はとても軽いです。

 下記の写真は比較で純正シフターとSUZUKISPORT SSシフターです。

 ほぼ金属製です。

 純正シフターとSUZUKISPORT SSシフターのシフトレバーの高さが違います。

 SWIFTsportの純正シフターより重たかったです。


 関連:SUZUKI SPORT SSシフター

 → こちら ※Keiworksのページです。


   

【純正平ワッシャー取外】

・シフターレバーベースを逆さにすると、平ワッシャーが4ヵ所から外れます。

 この平ワッシャーは再利用します。

【純正ギヤコントロールガイドクッションスペーサー取外】

・金属のスペーサーの穴にドライバーを押し込むと、金属のスペーサーが外れます。

 4ヵ所取外します。

・ゴムブッシュをシフターレバーベースからゴムブッシュを上から−ドライバーで押して取外します。

 4ヵ所取外します。

・純正ギヤコントロールガイドクッションスペーサー(金属のスペーサーとゴムブッシュ)が取外しました。

 ゴムブッシュはすごく柔らかくて、指でつまむと簡単に潰れます。

 ギヤを入れる時にグニュグニュして、シフターが動く原因です。

・純正ギヤコントロールガイドクッションスペーサーとシフトカラー(車内側)を並べてみました。

【グリスアップ】

・シフターレバーベースを取外したついでに、可動部にグリスを塗ります。



 ■シフトカラー(車内側)取付

【シフトカラー(室内側)の判別】

・シフトカラー(室内側)は、上面に「・」印があります。

・シフトカラー(室内側)を必ず「・」印がある面を上にして、シフトレバーベースを固定するボルト部分(4ヵ所)に入れます。

【シフターレバーベース取付】

・シフターレバーベースを元の位置に取付する時、ギヤセレクトコントロールケーブル(運転席側)をシフターレバーベースの中に入れて、運転席側にケーブルが入るようにしてください。

・シフターレバーベースの穴4ヵ所にシフトカラー(室内側)の上の部分が入っている事を確認します。

 写真のようにシフトカラー(室内側)とボルトの間に隙間があります。

 後で純正ナットで締付けすると、シフターレバーベースとシフトカラー(室内側)が固定されるので、この隙間は無視していいようです。

 気になる方は、この隙間にコーキングなどで埋めてください。

【純正平ワッシャー取付】

・取外した純正平ワッシャーを4ヵ所のボルトに通します。


【純正ナット取付】

・取外した純正ナット(4ヵ所)を手締めします。

・チェットハンドルにエクステンションバー[100mm]とソケット[12mm]を取付します。

・対角線上に純正ナットを締付ます。


  締付トルク:13N・m ※数値はサービスマニュアルより

【ギヤセレクトコントロールケーブル/ギヤシフトコントロールケーブル取付】

・ギヤセレクトコントロールケーブル(助手席側)とギヤシフトコントロールケーブル(運転席側)のクイックジョイントを、シフターレバーベースに取付します。

 

 @クイックジョイントの青白い透明の部分を握ってエンジン側に引っ張ると、ロック解除します。

 Aシフターレバーベースの取付位置に差し込みます。

 Bクイックジョイントの青白い透明の部分から手を離すと、ロックします。


・ギヤセレクトコントロールケーブル(助手席側)とギヤシフトコントロールケーブル(運転席側)がシフターレバーベースに固定されました。

【ギヤセレクトコントロールケーブル(助手席側)先端取付】

・シフターレバーベースのピボットにグリスを付けます。

・ギヤセレクトコントロールケーブル(助手席側)先端の部品をピボットに差し込みます。

・ケーブルの金属部分にグリスを付けます。


【ギヤシフトコントロールケーブル(運転席側)先端の部品取付】

・シフターレバーベースのピボットにグリスを付けます。

・ギヤシフトコントロールケーブル(運転席側)先端の部品を、ピボットに差し込みます。

・ケーブルの金属部分にグリスを付けます。

   
 ■フロアコンソールボックス取付

【フロアコンソールボックス取付】

・フロアコンソールボックスの前側を先に斜めに差し込んで、ギヤシフトコントロールレバーブーツを通して、サイドブレーキレバーをかわしながら、フロアコンソールボックスの後側をフロア側に降ろします。

【シートヒータースイッチコネクター取付】

・フロアコンソールボックスの後側から手を入れて、シートヒータースイッチコネクターのツメは運転席側に向けてください。

・シートヒータースイッチにコネクターを差込、コネクターのツメが入って抜けない事を確認します。

・シートヒータースイッチのハーネスを固定するクリップ(白)を、フロアコンソールボックス中央に差し込んで固定します。

【クリップ取付】

・フロアコンソールボックス中央にクリップ(白)があります。

 クリップを押してフロアコンソールボックス中央を固定します。

【プラスチックリベット取付】

・プラスチックリベット(グレー)の中心の部分が飛び出ている事を確認します。

・フロアコンソールボックス後側の左右のプラスチックリベット(グレー)を差し込んでから、中央の飛び出ている部分を押すとロックされます。

【コンソールボックスキャップ取付】

・コンソールボックスキャップは7ヵ所のツメがあります。

 フロアコンソールボックスの取付位置に合わせて押し込んで固定されています。

【前側固定ネジ取付】

・フロアコンソールボックス前側を固定するネジ(2本)を+ドライバーで取付固定します。

【ドリンクホルダー取付】

・ドリンクホルダーの前側のツメをフロアコンソールボックスに差し込んでから、ドリンクホルダーの後側をフロアコンソールボックスに押し込みます。

【ギヤシフトコントロールレバーブーツ】

・ギヤシフトコントロールレバーブーツを下げて、ギヤシフトコントロールレバーブーツの外側にあるツメを、フロアコンソールボックスに差し込んで固定します。

 左の写真は赤丸3か所ですが、左右同じように全部で6ヶ所穴が開いています。

【フロアコンソールボックスガーニッシュ取付】

・フロアコンソールボックスガーニッシュは12ヵ所のツメを、フロアコンソールボックスに差し込み固定します。


【養生テープ】

・傷防止に貼付けしていた養生テープを剥がします。

【フロアコンソールサイドカバー取付(助手席側)】

・フロアコンソールサイドカバーのツメ(7個)をフロアコンソールボックスガーニッシュのツメ(7個)を合わせて差し込みます。

・フロアコンソールサイドカバーの中心にあるプラスチックリベットの穴の位置を合わせて押し込みます。


【フロアコンソールサイドカバー取付(運転席側)】

・助手席側も同じように運転席側のフロアコンソールサイドカバーを取付します。

【車内側動作確認】

・ギヤの入りを確認します。

 クラッチペダルを踏んだ状態でギヤを「1速から6速」、「6速から1速」に戻してギヤの入りを確認します。

 リバースリフトのレバーを持ち上げてスムーズにギヤが「R」に入る事を確認します。

momo NERO REVERSE LIFT [SK108]関連:momo NERO REVERSE LIFT [SK108]

→ こちら




 もしギヤの入りが悪い時は、もう一度取付の状態を確認してください。

・ギヤがN(ニュートラル)にある事を確認してから、エンジン始動します。

・シートヒータースイッチを「ON」にして、スイッチのLEDが点く事を確認したら、シートヒータースイッチを「OFF」にします。

 もしここでLEDが点灯しなかった場合、コネクターの接続状態を確認してください。

 バッテリーを取外した方は、MTケース側取付後にシートヒータースイッチの動作確認をします。

・エンジン停止します。


【シフトカラー(室内側)取付完了】

・動作確認で異常が無ければ、シフトカラー(室内側)の取付完了です。

・車内のフロアコンソールボックス周辺に置いてある物を元に戻します。



 ★MTケース(エンジンルーム)側 作業
 ■コントロールケーブルブラケットと純正ゴムブッシュ取外

【コントロールケーブルブラケット取外について】

・シフトカラー(MTケース側)を取付した方々のページを見ると、コントロールケーブルブラケットを固定するボルトは、写真のように奥の方にあるので固定しているボルトの取外/取付にかなり苦労されているようです。

 特に持ち手の工具の有り無しで明暗が分かれます。

 取付作業で使用している工具は、ユニバーサルジョイントやエクステンションバーの長い物を使用されている方が多いです。

 人によって違うかもしれませんが、ユニバーサルジョイントは使い勝手が悪い場所なので、私の場合は、エクステンションバー[100mm]、ソケット[12mm]、スイベルラチェットハンドル(ラウンドヘッドラチェットハンドル)で持ち手がショートの物があると作業効率上がります。

 MTケース側の取付するのに自身が無い方は、取付作業はしないで自動車整備工場に取付を依頼した方がいいと思います。

 

【ボンネット】

・ボンネットを開けます。

関連:XIANGSHANG ボンネットダンパー

→ こちら

【シフト&セレクトシャフトASSYの位置】

・バッテリーの下に、シフトとセレクトシャフトASSYがあります。

【ギヤセレクトコントロールケーブル(写真左側)取外】

・ギヤセレクトコントロールケーブルとギヤシフトコントロールケーブルを、シフト&セレクトシャフトASSYから外す時、SUZUKI特殊工具でシフト&セレクトシャフトASSYを固定してから各ケーブルを取外すようにサービスマニュアルには書いていますが、特に特殊工具が無くても取外せます。

 ギヤセレクトコントロールケーブルの先端を、−ドライバーを使ってシフト&セレクトシャフトASSYのピボットから取外します。


【ギヤシフトコントロールケーブル(写真右側)取外】

・ギヤシフトコントロールケーブルの先端を、−ドライバーを使ってシフト&セレクトシャフトASSYのピボットから取外します。


 ギヤセレクトコントロールケーブルとギヤシフトコントロールケーブルの黒い先端がシフト&セレクトシャフトASSYのピボットから外れない場合、ケーブルに負荷をかけ過ぎないように、ケーブルの位置を移動しながら作業できます。


【コントロールケーブルブラケットの位置】

・コントロールケーブルブラケットの位置は、バッテリーの左側エンジンの車内側の隠れた所にあります。

 シフト&セレクトシャフトASSYに付いていた各ケーブルをエンジン側につたうとあります。

【クイックジョイント取外】

・クイックジョイントを2つ取外します。


 クイックジョイントの取外方法は、車内側のクイックジョイントと同じです。

 @青白い透明の部分を握って奥に引っ張ると、クイックジョイントのロックが解除されます。

 Aコントロールケーブルブラケットに引っかかっている部分の青白い透明の部分が無くなったら、ケーブルを上に持ち上げるとケーブルがコントロールケーブルブラケットから外れます。

 B青白い透明の部分から手を離します。

・ケーブルを作業の邪魔にならない所に移動させます。

【コントロールケーブルブラケット取外】

・コントロールケーブルブラケットは、3本のボルトで固定されています。

 右手で工具を持って、右手をバッテリーの左側の隙間からエンジンの方向に入れて、肘まで入ったら、肘をバッテリー側に戻してからボルトを取外します。

 手前右側のボルトは、エクステンションバー[100mm]を使用して取外します。

 ある程度ボルトが緩んだら、エクステンションバー[100mm]を外してボルトを緩めます。

 手前左側のボルトは、エクステンションバー[100mm]を使用して取外します。

 スイベルラチェットハンドル(ラウンドヘッドラチェットハンドル)で持ち手の向きをエンジン側にしてボルトを緩めます。

 こちらもある程度ボルトが緩んだら、エクステンションバー[100mm]を外してボルトを緩めます。

 奥側左側のボルトは、エクステンションバー[100mm]を外して取外します。

・取外した純正ボルト[M8 x 35mm]です。

・純正ボルトと付属のボルトを比較で撮りました。

 純正ボルトは平ワッシャーとスプリングワッシャーが一体化しています。

 長さは35mmでソケット[12mm]を使用して締付/取外します。

 付属のボルトは平ワッシャーと別々です。

 長さは25mmでソケット[13mm]を使用して締付/取外します。

・取外したコントロールケーブルブラケットです。

【スペーサーと純正ゴムブッシュ取外】

・−ドライバーをコントロールケーブルブラケットの上の方から、スペーサーの差し込んで下に押し込むと、スペーサーが外れます。

・−ドライバーを使って穴の中心に押し込むように、純正ゴムブッシュをコントロールケーブルブラケットから取外します。

・純正ギヤコントロールガイドクッションスペーサーと、シフトカラー(MTケース側)を並べてみました。

 ゴムブッシュは車内側と比べると少し硬めです。



 ■シフトカラー(MTケース側)取付

【シフトカラー(MTケース側)】

・シフトカラー(MTケース側)は、3個あります。

 シフトカラー上面に「・」印の無い物を取付します。

●固定するボルトについて

・シフトカラー(MTケース側)を固定するボルトは、付属のボルトと平ワッシャーで固定します。

 私の場合は、TM-SQUARE シフトカラー付属のボルトと平ワッシャーは使用しないで純正ボルトで固定します。


 理由は

 *純正ボルトには平ワッシャーとスプリングワッシャーが落ちないようになっている事。

  取付時に誤って落下させてしまった時に、紛失や取り出すのに余計な作業が増えるリスクを無くすためです。

 *純正ボルトにスプリングワッシャーがあるので、エンジンの振動などで外れにくくなる事。

 *純正ボルトより付属のボルトの長さが10mm短い事。

  純正のゴムブッシュが飛び出ていた分の長さを短くしたようです。

  純正ボルトでもしっかりと固定できます。

 *付属のボルトと平ワッシャーが錆びそう。

 の4つです。



【コントロールケーブルブラケットにシフトカラー(MTケース側)を取付について】

・純正ゴムブッシュはコントロールケーブルブラケットに挟むようになっているため落下する事がありませんが、シフトカラー(MTケース側)はコントロールケーブルブラケットの下側に取付するので、押さえないと落下して紛失や余計な作業が増えてしまいます。

 シフトカラー(MTケース側)の取付方法は、取付された方のページを見ると結束バンドでコントロールケーブルブラケットとシフトカラー(MTケース側)を固定してボルトで仮締めした所でニッパーで結束バンドを取外すやり方が多いようですが、狭い所をニッパーで切り落とすのも大変だと思うので、私は下記のように取付しました。


【シフトカラー(MTケース側)取付】

・コントロールケーブルブラケットの上から養生テープを貼って、シフトカラー(MTケース側)2個をコントロールケーブルブラケットの下から穴に通して固定します。

・付属ボルトに平ワッシャーを通します。

 ※私の場合は純正ボルトを使用します。

・シフトカラー(MTケース側)1個は、指でコントロールケーブルブラケットの下から穴に入れた状態で押さえます。

・付属のボルトを指で押さえたシフトカラー(MTケース側)を先に仮付け状態にします。

・コントロールケーブルブラケットの取付位置に合わせます。

 シフトカラー(MTケース側)がよう、引っかけて落下しないよう注意してください。

・残りの2ヵ所も、養生テープを剥がしてからボルトを指で手締めできる事を確認します。

・シフトカラー(MTケース側)がコントロールケーブルブラケットの穴に入っていて、水平に付いている事を確認したら、ボルトを締め付けます。

 付属のボルトと平ワッシャーの場合は、ソケット[13mm]で締付けします。

 純正ボルトの場合は、ソケット[12mm]で締付けます。


 どちらも締付トルク:21N・m(※サービスマニュアルより)で締付します。


・コントロールケーブルブラケットの取付状態を再確認します。

  *コントロールケーブルブラケットが水平に付いているか。

  *シフトカラーとコントロールケーブルブラケットの間に隙間が無いか。

 異状なければ次の工程に進みます。


【クイックジョイント取付】

・クイックジョイントを2つ取付します。

 青白い透明の部分を握って奥に引っ張ると、クイックジョイントのロックが解除されます。

 コントロールケーブルブラケットに引っかける部分にクイックジョイントの溝を入れてます。

・コントロールケーブルブラケットにクイックジョイントが取付できました。

【ギヤセレクトコントロールケーブル(左側)取付】

・ギヤセレクトコントロールケーブルの先端を、シフト&セレクトシャフトASSYのピボットに差し込んで取付します。


【ギヤシフトコントロールケーブル(右側)取付】

・ギヤシフトコントロールケーブルの先端を、シフト&セレクトシャフトASSYのピボットに差し込んで取付します。

【シフトカラー(MTケース側)取付完了】

・シフトカラー(MTケース側)の取付完了しました。


【動作確認】

・クラッチペダルを踏んだ状態でギヤを「1速から6速」、「6速から1速」に戻してギヤの入りを確認します。

 リバースリフトのレバーを持ち上げてスムーズにギヤが「R」に入る事を確認します。

momo NERO REVERSE LIFT [SK108]関連:momo NERO REVERSE LIFT [SK108]

→ こちら

 関連:Beatrush リバースノブ シルバー[S78044RKS]

  → こちら

 もしギヤの入りが悪い時は、もう一度取付のコントロールケーブルブラケット周辺を確認してください。

・エンジン始動させて、クラッチペダルを踏んだ状態でギヤを「1速から6速」、「6速から1速」に戻してギヤの入りを確認します。

 リバースリフトのレバーを持ち上げてスムーズにギヤが「R」に入る事を確認します。

 実際に走行してギヤがスムーズに入る事を確認します。

 走行する時はトラブルが起きる事も考えて、必ず自宅の周りで確認してください。

・エンジン停止します。


【ボンネット】

・動作確認で異常が無ければボンネットを閉めます。

関連:XIANGSHANG ボンネットダンパー

→ こちら


【タイヤ止め】

・タイヤ止めを外します。


【取付作業終了】

・TM-SQUARE シフトカラー[TMSC-AG3611]の取付できました。



 ■紹介動画

・左の動画はYouTubeで公開しています。

 このページをまとめています。

 写真や文字で説明できない部分を動画にして紹介しています。


 YouTubeチャンネル SWIFTsport改造と改良自己満足のホームページ

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 音が出ます。再生前に音量を小さくしてから調整してください。

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 多少、イントネーションとアクセントが違う部分があります。

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  VOICEVOX 使用キャラクター:春日部つむぎ

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 ★施工後

・TM-SQUARE シフトカラー[TMSC-AG3611]の取付時間は、車内側:約30分、MTケース側:約30分でした。

 ※車内側/MTケース側どちらもメモや写真撮りの時間含む。

 車内側の取付は脱着部品が多いですが、作業するスペースがあるので交換は楽でした。

 車内側は内装剥がしがあった方が効率よく作業できます。

 MTケース側の取付はバッテリーとバッテリートレーを取外さずに作業したため、作業スペースが無いため苦労しました。

 MTケース側の取付は手持ちの工具次第で効率よく作業できます。

 ちゃんとした工具を使用しないで無理に作業すると、ボルトの頭を破損させて取り返しのつかない事になります。

 MTケース側の取付が不安な方は、プロに任せた方がいいと思います。


・シフター脱着作業はsport civic[EG6]、Keiworks[HN22S]、と今回のSWIFTsport[ZC33S]で3台目です。

 sport civic[EG6]はC'sクイックシフトに交換。※ロッド式のシフターです。

 Keiworks[HN22S]はSSシフターに交換。※SWIFTsportと同じワイヤー式のシフターです。

 関連:Beatrush リバースノブ シルバー[S78044RKS]

  → こちら

 関連:SUZUKI SPORT SSシフター

 → こちら ※Keiworksのページです。

 関連:シフトレバーの高さ変更

 → こちら ※Keiworksのページです。

シフトリンケージブッシュ改良 関連:ギアシフトコントロールケーブルゴムブッシュ改良

 → こちら ※Keiworksのページです。


・TM-SQUARE シフトカラー[TMSC-AG3611]を使ってみて、ギヤを入れた瞬間から違いがはっきりわかる部品です。

 純正ゴムブッシュに比べて少し重くなりましたが、しっかりとギヤが入っています。

 シフトミスも改善されました。

 シフター本体がフロアーにクッション無しで取付されているので、ギヤを入れる時の作動音「ゴキッ」と言うような音が鳴ります。

 TM-SQUARE商品販売ページのご注意で「エンジンが冷えている時にギヤを1速と2速に入れた時に渋く感じる時がある」と書いてありましたが、私は渋く感じる事はありませんでした。

 ※部品取付してから約1ヵ月経ちますが、エンジンが冷えている時にギヤを1速と2速に入れた時に渋く感じる事はありませんでした。

 TM-SQUAREの田中ミノルBLOGで、シフトカラーの事を取り上げた文面を見ると、ZC33Sはエンジンが冷えている時に渋くならないようです。


 この商品はおすすめです。


 追記:2020.05.16. TM SQUAREの「TM-SQUARE TMメンバーズ」入会

 TM SQUAREの「TM-SQUARE TMメンバーズ」へ入会した時の入会特典の「TMメンバーズステッカー」が郵送で届きました。

 添付された案内書には「リヤサイドウインドウやリヤガラスに貼付」と書いていましたが、ステッカーを車のボディーやバンパーに貼付けするのはあまり好きでないので、エアクリーナーキャップにSIMOTAのシールと同じように貼付しました。

 
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