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 RACETECH 60φ電子式水温計取付

2019.06.30.施工/公開日

車検クリア(条件付)できます。

取付位置注意!

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注意!

・このページをご覧になっている事は、注意事項(同意書)に同意した事とします。

・直接リンクをお断りしています。

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 SWIFTsport[ZC33S]にRACETECH 60φ電子式水温計を取付です。

 スモークレンズは自分の顔が映り、昼間数値よく見えないのでクリアレンズに変更(改良)します。

 水温センサー取付にJURAN水温アタッチメント[28φ]を購入/取付しました。

 
 ★今回取付する商品の紹介

・RACETECH 60φ電子式水温計[60RTWTSWL270-SM] ※SMシリーズ

RACETECH [60RTWTSWL270-SM]

【特徴】

・スモークレンズ

・270度の範囲で表示確認

・オープニングセレモニー

・エンディング

・スイス製ステップモーター使用

・ワーニング機能付

・夜間時照明減光機能

 

【詳細】

・シリーズ

・計測範囲

 

・ワーニングランプ点灯

・使用電源

・購入金額

 

SM

40〜140℃

※40℃以下はバックライト点滅

98℃固定設定 → 赤LEDで表示

DC10〜15V

\5,990(税込[5%])※購入時の価格と消費税率です。

RACETECH 60φ電子式水温計 [60RTWTSWL270-SM]

 【付属品】

 付属品

スモークレンズの時に撮影したものです。

※上の写真は、スモークレンズの時に撮影したものです。

 @ 専用メーターフード

 A 専用メーターホルダー

 B 真鍮ブッシング[1/2x1/8PT]

 C スポンジテープ

 D ギボシ端子(オス/メス)

E強力両面テープ 3枚

F 水温センサー信号線

G 電源ハーネス

H メーター追加用電源ハーネス

I 水温センサー[1/8PT]

 

【RACETECHとAUTOGAUGEの水温計比較】 

RACETECH [60RTWTSWL270-SM]とAUTOGAUGE[60AWTSWL270-SM]比較レーステックはオートゲージ社がアメリカ向けに製造している商品です。

ロゴ以外中身は同じ

 左:RACETECH 60RTWTSWL270-SM

 右:AUTOGAUGE 60AWTSWL270-SM

同じSMシリーズなので、電源リンクの配線、水温センサーを使用できます。

RACETECHとAUTOGAUGEに電源リンク接続できます。

 

 AUTO GAUGE 60φ水温計取付

・AUTO GAUGEの60φ水温計を取付しました。

 型番は60AGWTSWL270-SM

 RACE TECHとロゴが違うだけです。

 今回は水温計ではなく、油温計として取付しました。

 クリアレンズは取外した油温計から移植して、文字盤の「WATER」と「AUTOGUGE」のロゴを隠しました。

AUTO GAUGE 60φ水温計(油温計) 関連:AUTO GAUGE 60φ水温計取付

 → こちら ※Keiworksのページ※2016.08.23.取付

 

・JURAN 水温センサーアタッチメント[28φ]

JURAN 水温センサーアタッチメント (28φ)【詳細】※JURANホームページより

・商品番号

・サイズ

センサーピッチ

・材質

・形状

・塗装

・定価

・購入価格

No.32545(325457)

28φ

1/8PT

高品質アルミ

ストレート

アルマイト

\2,940(税込[5%])

\1,500(税込[5%])

※購入時の価格と消費税率です。

 

 

【サイズ】JURAN 水温センサーアタッチメント (28φ)のサイズ

特殊ステンレス製バンド(25〜40mm) 【付属品】

 ・特殊ステンレス製バンド[25〜40mm] 2個

 
 ★必要な部品/材料  ★必要な工具

・配線(2芯)[0.75] → 水温センサー配線延長用。長さは現車あわせ。

・配線(3芯) → 新規(ACC、アース、常時電源)で配線引き込む場合に使用。

・配線(1芯) → 出来ればすべて色違い。長さは現車あわせ。

・収縮チューブ(中)

・ギボシ端子

・ビニールテープ

・スパイラルチューブ → 収縮チューブでも代用可。配線保護と束ねるため。

・シールテープ(液体ガスケット) → 今回は液体ガスケットを使用。

・コーキング材 → 色は何でもいいです。

・マスキングテープ → 初めてインレットホース切断時の印に使用。

・ペットボトル(大) → 冷却水補充時使用。

・ビニール袋(レジ袋) → 穴の開いていない袋。冷却水抜き取り時使用。

・クーラント(冷却水)

→ SUZUKI純正スーパーロングライフクーラント(青色) ※緑で代用可。

※全部抜く場合は、MT車→5.4L AT車→5.6L必要です。

・水 → 冷却水の濃度調整と手洗いで使用。

     必ず水道水を使ってください。井戸水NG。

・バケツ → 手洗い用の水を溜めておくのに使用。

・ウエス → いっぱいあったほうがいいです。

・ティッシュペーパー → 手についたコーキング剤を拭き取るのに使用。

・オイル処理剤 → ラジエーター液(冷却水)の処分に仕様。

 

【スモークレンズをクリアレンズに変更する場合に必要な部材/材料】

・CDケース → 手持ちでレンズの厚さが丁度いいので使用しました。

・ハンダ

 

・+ドライバー(#2)

・メガネレンチ[8mm]

・メガネレンチ[14mm]

・カッター

・ニッパー

・棒ヤスリ

・コーキングガン

・ライター

・スポイト

 

【スモークレンズをクリアレンズに変更する場合に必要な工具】

・−ドライバー(#1)

・ハンダゴテ

・アクリルカッター

・ステンレス定規

・カッターマット

・油性マジック(細)

 ★施工
 ■各文字表記について

●「リザーバタンク」の表記について

 K14Cエンジンのメンテナンスマニュアルに、「リザーブタンク」ではなく「リザーバタンク」と表記されているので、このホームページでも「リザーバタンク」と表記してます。

 

●ラジエーターホースの表記について

 ・インレットホース(ラジエーターホース上) → アッパーホース

 ・アウトレットホース(ラジエーターホース下) → ロアホース

 

  施工時の注意

・これから取付をするAutoGaugeの圧力計は SMシリーズ です。

 PKとRMTシリーズの電源リンク配線が違うので、他シリーズと組み合わせて取付時は一緒に配線しないでください。

・メーターの不良は初期対応のみです。

 メーターに衝撃や落下しないように作業してください。

・メーターを分解するとメーカー保障が無くなるので、分解/使用は自己責任です。

 ■電源ハーネス加工

ハーネスの色と接続先 Autogauge(OEM商品)がすでに取付けられている方は、次の工程に進んでください。

 同じSMシリーズであれば互換性がありますが、SMシリーズ以外の場合は配線が違うので、新規で配線する事になります。

 

【付属電源ハーネス加工】

・左の写真のように配線がすごく短いです。

 この状態ではギボシ端子などの接続が大変なので、配線を少し延長します。

 

ハーネス配線を延長した時の配線の色・左の写真は配線を延長してハンダ付けします。

 配線の色も変更になるので、配線の色を覚えておきます。

・ハンダ付けした所を収縮チューブで絶縁してからビニールテープで4本纏めます。

・各配線の先にギボシ端子(オス)を取付します。

 電源ハーネス加工

 
 ■動作確認

・水温計取付前に、必ず水温計の動作確認をしてください。

 注意事項にも書きましたが、メーターを分解したら初期不良の対応が出来なくなるためです。

 

【水温センサーと水温センサーハーネス(青)仮接続】

・水温センサーと水温センサーハーネス(青)を仮接続します。

 水温センサーと水温センサーハーネスの白と黒の線を接続します。(ギボシ端子)

・水温センサーハーネス(青を水温計本体裏にあるカプラーに仮接続します。

水温センサー

 

水温計本体に各カプラーを挿し込みます。【電源カプラー(白)仮接続】

・電源カプラー(白)を水温計本体裏にあるカプラーに仮接続します。

・ハーネスの白線と赤線をバッテリーの+に接続します。

・ハーネスの黒線をバッテリーのアースに接続すると水温計が起動します。

・ハーネスの橙色の配線をバッテリーの+に接続すると、バックライトが減光します。※SMシリーズ

 

水温計のバックライト点滅時

【動作確認】

バックライトが点滅した状態は、水温センサーに接続されていないか、水温計本体が水温センサー異常(故障)ハーネスの断線を知らせています。

 この場合は、水温センサーが本体としっかり接続されていることを再確認します。

 念のため、ハーネスも導通を確認します。

 また、冷却水が40℃以下の時バックライトが点滅して知らせているので、この場合は水温計や水温センサーの不良ではありません。

 ここで40℃以上のお湯に水温センサーの先端を入れた時、バックライトの点滅が無くなれば正常動作しています。

   ※水温センサーは必ず先端だけお湯に入れてください。

    水温センサーを全部入れてしまうと故障の原因になる場合があります。

 水温計が正常動作をしない時は、購入したお店に相談してください。

 

 

【各カプラー、センサー取外】

・動作確認できたら、各カプラーと水温センサーのギボシ端子を取外します。

 
 メーター加工作業
 ■スモークレンズをクリアレンズに変更

 注意!

 ・メーターに衝撃や落下しないように作業してください。

 ・メーターを分解するとメーカー保障が無くなるので、分解/使用は自己責任です。

【クリアレンズの代用品】

・スモークレンズは日中は見えないし、自分の顔がスモークレンズ映りこむのでクリアレンズに変更します。

 ↑AutoGauge 52φタコメーター[AU-TASWL270]をKeiworks取付時に経験済み。

 関連:タコメーターのスモークレンズを無反射ガラスに交換

 → こちら ※Keiworksのページ

 家にあったCDケースの蓋(透明)の部分を使います。

 レンズの厚さが同じだったので代替品として使います。→ 色の薄いスモークのCDケースでもいいと思います。

 

レンズ交換前【メーター分解/加工】

・キズ防止のためビニールテープを貼って養生します。

・左の写真の本体とレンズを固定する金具の部分の隙間に−ドライバーを入れて、缶詰を開けるような感じでゆっくりドライバーを左右にネジって開けていきます。

・スモークレンズが外れました。

メーター下の部分に突起物(青丸)があるため、赤線の部分が平らになるように作成します。・左の写真のように、メーター下の部分に突起物(青丸)があるため、赤線の部分が平らになるように作成します。

CDケースの蓋の墨の方に水温計の文字盤を下にして置きます。【クリアレンズ作成】

・CDケースの蓋の墨の方に水温計の文字盤を下にして置きます。

 ケースが透明なので分かりやすいように赤線を引いています。

油性マジックでメーターをなぞって印を付けます。・油性マジックでメーターをなぞって印を付けます。

・印した線の内側に定規を当ててアクリルカッターでカットしていきます。

・数回アクリルカッターで切れ目を入れたら、ニッパーで切り落とします。

 すぐ切れ目が折れなかったら、アクリルカッターで数回切れ目を入れてください。

・カットしたら水温計に当てて飛び出ている所を平ヤスリで削って調整します。

・クリアレンズの形が整ったら、ゴミや指紋を綺麗に拭き取ります。

メーターの突起物側をクリアレンズの平らな面を合わせて、メーターを元に戻します。【メーター組立】

・この時点で メーター針位置40℃になっているか、確認してください。

・メーターの突起物側をクリアレンズの平らな面を合わせて、メーターを元に戻します。

・−ドライバーの平らな所を使って、外側から内側の方に動かして金具を固定します。

スモークレンズ(交換前)クリアレンズ(交換後)【レンズ変更完了】

・写真左側はクリアレンズに変更した水温計です。

 変更前は文字が何も見えません。

 写真はどちらも電源を入れていない状態です。

↑スモークレンズ(交換前)    ↑クリアレンズ(交換後)

 

スモークレンズに付いているレンズ傷防止用のフィルムをクリアレンズに貼ります。【レンズ傷防止用のフィルム貼付】

・スモークレンズに付いているレンズ傷防止用のフィルムをクリアレンズに貼ります。

 レンズ傷防止用のフィルムは、メーター本体取付が終わるまで貼っておいてください。

 
 メーター本体取付作業
 ■メーター本体取付

 注意! 追加メーター取付位置について

・車検専門にやっている会社(某サンタのキャラクター)に確認。

 スピードメーターと警告灯が見えない事ハンドルより前に飛び出ている取付車検NGと言われました。

 今の状態(左側の写真)では車検NGです。

 ※Aピラー下から2つ目までOKと言われました。

 下の写真はKeiworks取付時です。

・Keiworksの車検時は左の写真のように、Aピラー全部取外して配線と配管を養生テープで仮固定しました。

 この状態で車検を受けて、無事車検クリアしています。

・車検会社Bは、Aピラーに取付した状態で車検クリアしています。

 車検を受ける所に事前に確認した方がいいと思います。

 取外す手間と再取付の手間が無くなります。

 
 ■配線作業 〜 水温メーター本体取付

  施工時の注意点

  ・整備資格を持たずに施工する場合や、このページを見て施工した場合は、自己責任でお願いします。

  ・必ず部品を触る前や施工前に、体の静電気を車体以外の金属に触れて放電してください。

  ・作業は必ず平らな所で作業してください。

  ・火傷するので必ずエンジンが冷えている時に交換作業してください。

 

【配線引込】

・私の場合は、A'PEXi 60φ電子式油圧計が入っていた所に、RACETECH 60φ電子式水温計を取付するので配線します。

 電源カプラー(白) 水温センサーカプラー(青)です。

水温計のハーネス 水温センサー

 

【サイドシルフロントスカッフ取外】

・青丸はツメが付いているので、少し持ち上げると外れます。

・オレンジ丸はクランプで、円の真中にハーネスを通しています。

 クランプの上部にはサイドシルフロントスカッフのツメを固定するようになっているので、サイドシルフロントスカッフを上に持ち上げると外れます。

・赤丸のクリップはサイドシルフロントスカッフを持ち上げると外れます。

・サイドシルフロントスカッフが外れました。

【ダッシュサイドトリム取外】

・ダッシュサイドトリムの中心にクリップで固定されているので車内側に引っ張ると、ダッシュサイドトリムが外れます。

・ダッシュサイドトリムが外れました。

【ステアリングコラムホールカバー取外】

・ステアリングコラムホールカバーを取外します。

 ステアリングコラムホールカバーは左の写真の黄色く囲っている部分です。

・ステアリングコラムホールカバー左下の+ネジを外します。
・ステアリングコラムホールカバー右下の+ネジを外します。

・左の写真はステアリングコラムホールカバーの裏側です。

 ツメがある部分は赤丸で、差し込む部分は青丸で表示しています。

 ステアリングコラムの脇から手前に引っ張ると取外せます。

【センサー配線固定(エンジンルーム内)】

・センサー配線をエンジンなどの熱源に接触しないように、要所に結束バンドで固定(左の写真の赤矢印)します。

 

【センサー配線車内引込】

・センサー配線の先端に針金などをビニールテープで巻き付けます。

・左の写真の緑の矢印のように、運転席側のフェンダー内へ入れてます。

・ボンネットオープナーのワイヤーのグロメット(黒いゴム)を取外した穴にセンサー配線を通します。

 左の写真の赤丸付近に穴があります。

・センサー配線は全て車内に引込ます。

・ボンネットオープナーのワイヤーのグロメット(黒いゴム)にセンサー配線が通る穴を開けてます。

・センサー配線をボンネットオープナーのワイヤーのグロメット(黒いゴム)に通します。

・ボンネットオープナーのワイヤーのグロメット(黒いゴム)を車体に取付けます。

・センサー配線を室内に通した穴をコーキングで塞ぎます。

・水温計の取付位置にセンサーの配線を引き込みます。

 取付位置によって違いますが、私の場合は下記のように取付してみました。

 

【電源配線】

・電源配線はオーディオの配線から分岐します。

 配線の取外/分岐方法は下記の関連リンクを見てください。

  関連:SOLING 7インチカーナビ(200mmワイドモデル)[SL3118NVW-AMZ] → こちら

・電源配線を水温計の取付位置に引き込みます。

【水温計取付位置】

●運転席側Aピラーに追加メーターを取付する場合

・Aピラーに取付する方はAピラーに加工しなければ取付できません。

 取付方法は下記の関連リンクを見てください。

3連+1 Aピラー60φメーターパネル 関連:3連+1 Aピラー60φメーターパネル

 → こちら

 

●純正メーターフードの上に追加メーターを取付する場合

・純正メーターフードの上に取付する場合は、部品を取外す点数が多くなります。

 取付方法は下記の関連リンクを見てください。

4連60φ追加メーターフロントマウント 関連:4連60φ追加メーターフロントマウント

 → こちら ※現在は5連+1です。

 

 

 

水温計にメーターフードを取付します。 → 傾斜リングを使う方は入れてください。  【メーターフード取付】※必要な方だけ

  ・水温計にメーターフードを取付します。

   傾斜リングを使う方は、ここで入れてください。

水温計本体に各カプラーを挿し込みます。【水温センサーカプラー取付】

・水温計本体に水温センサーを挿し込みます。

 

【電源用カプラー取付】

・水温計本体に電源用カプラーを左右どちらかに挿し込みます。

 

【電源リンクカプラー取付】

・もう一台RACETECH(AUTOGAUGE)の追加メーターを取付した時(取付してある場合)、もう一つの電源用カプラーに配線を差込んで、追加メーターに接続してください。

   注意! FAQ集に電源リンクについて書いてありました。

 Q: 電源をリンクしましたがうまく動きません。

 A: 供給電流が不足するとメーターが正しく動作しません。

   リンクは2個までにしてください。

【水温計取付】

・水温計メーターの向きを確認して取付固定します。

・レンズ傷防止用のフィルムをクリアレンズ剥がします。

【ステアリングコラムホールカバー取付】

・ステアリングコラムホールカバーを、下の写真のツメの位置を合わせて取付します。

 

・ステアリングコラムホールカバー左下の+ネジを締めます。

・ステアリングコラムホールカバー右下の+ネジを締めます。

【ダッシュサイドトリム取付】

・ステアリングコラムホールカバー側にダッシュサイドトリムの上部のツメを差し込みます。

・ダッシュサイドトリムの中心にクリップの穴に合わせて差し込みます。

・ダッシュサイドトリムが取付できました。

【サイドシルフロントスカッフ取付】

・オレンジ丸はクランプと赤丸のクリップの差し込む位置を合わせます。

・サイドシルフロントスカッフを上から音が鳴るまで押します。

・青丸のツメは最後に両脇を上から押します。

・サイドシルフロントスカッフが取付できました。

 
 センサーアタッチメントと水温センサー取付作業

  注意!

・必ずエンジン停止して冷えている状態で作業してください。

・ラジエーター液(冷却水)のエア抜きは、エア抜きをしっかりしないとオーバーヒート、エンジンブローの原因になります。

 不安な人は、整備工場などでセンサーアタッチメント取付を依頼した方がいいと思います。

 ■センサーアタッチメントと水温センサー取付

センサーアタッチメントの内部です。バリが付いているので周りを傷つけないようにヤスリで落とします。【作業前に】

 バリが付いているようであれば、周りを傷つけないようにヤスリでバリを落とします。

 バリなどのアルミくずは完全に取り除いてください。

 ラジエーターやエンジンなどに入るとオーバーヒートなどの原因になります。

 センサーアタッチメントのバリを取り除いた後は、水道水で綺麗に洗ってください。

 

【水温センサーをセンサーアタッチメントに取付】

・センサーアタッチメントを車に取付してからでは、水温センサーの取付が大変苦労するのでここで取付します。

水温センサーをセンサーアタッチメントに取付する手順です。

 初めに水温センサーのネジ部分に液体ガスケット(シールテープ)を塗ります。

 ↑シールテープの場合、センサーの先を見て時計回りで2〜3回巻いてからネジ締めします。

 ↑見た目は液体ガスケットの方がいいです。

 @水温センサーを手締めします。

 Aメガネレンチ[14mm]で締め付けます。

  締め付けすぎ注意!(センサー/ネジ山破損)

 B締め終わるとこのような感じになります。

センサーアタッチメント内部を見ると、水温センサーの先が出ています。センサーの配線部分を熱や埃から守るため、ビニールチューブに通します。・センサーアタッチメント内部を見ると、水温センサーの先が出ています。

・センサーの配線部分を熱や埃から守るため、ビニールチューブに通します。

 

水温センサー・車内から引き込んだ水温センサー用の配線と水温センサーの配線のギボシ端子を接続して、ビニールテープで巻いて絶縁処理してください。

センサーアタッチメントセンサー部分のサイズ【センサーアタッチメントサイズ確認】

・センサーアタッチメントセンサー部分のサイズを測ります。

 インレットホースをカットするサイズになります。

 センサーアタッチメントを販売しているメーカーによって幅が違うので必ず測ります。

 私が購入したJURAN 水温センサーアタッチメントは30mmでした。

【クーラントアッパーホースの位置確認】

・クーラントのアッパーホースは、ラジエーターキャップそばに見える黒いホースです。

 間違えてもインタークーラーホースを切断や傷を付けないよう注意してください。

 

【センサーアタッチメント取付位置】

・アッパーホースで真っ直ぐな部分にセンサーアタッチメントを取付します。

 私の取付位置は左の写真の位置に取付します。

 どうしてもカーブになっている所に取付したい方は、少し角度の付いたセンサーアタッチメントを購入してください。

【センサーアタッチメント取付】

 左の図は、センサーアタッチメントと水温センサー取付の流れを表示しています。

 センサー位置向きが違いますが、こんな感じで作業します。

・アッパーホースの下にラジエーター液(冷却水)を受ける為の穴の開いていないビニール袋を広げます。

 要所に養生テープでビニール袋を固定します。

・アッパーホースのエンジン側の取付部分を避けた所から30mmラジエーター側にマジックで印を付けます。

・センサーアタッチメントのセンサー部分が入るように、先程測ったサイズ(今回は30mm)をアッパーホースに印をマジックで付けます。

・マジックで印した部分をアッパーホースの下から真っ直ぐにカットします。

 アッパーホースをカットする時は、ラジエーター液(冷却水)が勢いよく吹き出てくるので、アッパーホースの下からカットしてください。

・左の写真は、アッパーホースのカットした部分の内径をノギスで測りました。

 27mmだったので。28mmのセンサーアタッチメントで丁度良いサイズとなります。

・付属のステンレスバンドをラジエーター側とエンジン側に1個づつ通しておきます。

・水温センサーの向きはボンネットや熱源などに干渉しないように、エンジン側に向けます。

 水温センサーを真上に付けると水温センサーがラジエーター液(冷却水)水面につかない場合があり、正確に数値表示できない場合があります。

・センサーアタッチメントをラジエーター側から取付します。

・エンジン側のインレットホースとセンサーアタッチメントを、下に書いてある3点をチェックして取付します。

  *センサーの向き

  *センサーの配線がラジエーターやボンネットに当たっていないか?

  *インレットホースが不自然なねじれが無いか?

・ステンレスバンドを締め付けます。

ステンレスバンドを締め付けます。・アッパーホースの下に広げていたビニール袋を取出します。

 ラジエーター液(冷却水)が入っているので、こぼさないよう注意して取出してください。

 取出したビニール袋の中に入っていたラジエーター液(冷却水)は再利用するので、ビニール袋の中に入ったままで、埃やゴミが入らないようにしてください。

・アッパーホース周辺とセンサーアタッチメントに付いたラジエーター液(冷却水)を綺麗に拭き取ります。

 

水温センサーの配線を引張り過ぎないように少し余裕を持たせ、熱い所に配線が当たらないようにして結束バンドで固定します。
 
 ラジエーター液(冷却水)注入/エア抜き作業
 ■ラジエーター液(冷却水)注入 / エア抜き 一番重要な項目です。

【ラジエーター液(冷却水)の濃度調整】

・ラジエーター液(冷却水)の濃度を下の表を見て環境に合わせて調整します。 ※必ず濃度は30%以上で使用してください。

凍結温度

-15℃

-24℃

-36℃

-51℃

クーラント濃度

30%

40%

50%

60%

 

 

【ラジエーターキャップ取外】

・ラジエーターキャップを下の写真の順番で外します。

 

MONSTER SPORT ハイプレッシャーラジエターキャップ Bタイプ[ZZEC20] 関連:MONSTER SPORT ハイプレッシャーラジエターキャップ Bタイプ[ZZEC20]

  → こちら

 関連:SUZUKI SPORT ハイプレッシャーラジエターキャップ取付

  → こちら ※Keiworksのページ

 
ペットボトルの加工

【ラジエーター液補充用ペットボトル作成】

・専用のラジエーター液充填用の特殊工具がありますが、値段もそれなりに高い物なので自作します。

 ラジエーターの口元にラジエーター液(冷却水)を溜めておくペットボトルを作成します。

 必ず1.5Lのペットボトル(透明)を使用してください。(ラジエーター液(冷却水)の吹き返しがあるがため)

・左の図のように、ペットボトルの底面とペットボトルのキャップの上蓋部分を切り落とします。

・ペットボトルの形にもよりますが、キャップの先をカットして取付した状態でビニールテープを数回巻き場合と、キャップを外してビニールテープを巻く場合があります。

 ラジエーターの口元にしっかり固定し、ラジエーター液(冷却水)が漏れないようにします。

 固定できないと冷却水を入れた時、こぼれてきます。

加工したペットボトルをラジエーターの口元に取付します。【ラジエーター液(冷却水)補充】

・加工したペットボトルをラジエーターの口元に取付します。

・リザーバタンクにラジエーター液(冷却水)が溜まって溢れ出ないようにホースの先に栓をして、ホースの先を上の方に上げておきます。

ペットボトルに冷却水を入れます。・ペットボトルにラジエーター液(冷却水)を入れます。

 先にビニール袋に入っているラジエーター液(冷却水)を入れてから、不足分を入れてください。

・ラジエーター液(冷却水)が入ったら、水温センサーの周りとセンサーアタッチメントとアッパーホースの接合部からラジエーター液(冷却水)が漏れていないか確認します。

・この状態で5分ぐらい放置します。

 ラジエーター液(冷却水)の位置覚えておいてください。

  注意!

 ここでラジエーター液(冷却水)が漏れている場合は必ず直してください。

 水温センサー取付部分やセンサーアタッチメントとインレットホースの接合部からラジエーター液(冷却水)が漏れていると、ホースに圧力がかかるとラジエーター液(冷却水)が大量に吹き出ます。

   

K6A Sターボエンジンのエア抜きボルトの位置です。

 ※動画はYouTubeにアップした動画です。

 ※Keiworksに取付時の動画です。

【エア抜き作業/動作確認】

  注意!

 冷却水の吹き返し注意! 火傷注意!

 近所迷惑にならないよう注意!(特にマフラー交換車)

・ある程度ラジエーター液(冷却水)が入ったら、アッパーホースを少し揉んでエア溜まりをラジエーターの口元へ逃がしてください。

・ペットボトルにラジエーター液(冷却水)を多めに入れます。

・エンジンを始動させて暖機します。

 エンジン始動すると左の動画のようにオープニングセレモニーが始まります。

・サーモスタットが開き始めると水温計の表示する数値が徐々に上がってきます。

 ↑ペットボトルの中のラジエーター液(冷却水)もモヤモヤ(対流)して気泡も出始めます。

  注意!水温計の点滅について

水温計のバックライト点滅時 エンジン始動時、ラジエーター液(冷却水)の温度が極端に低い場合は、オープニングセレモニー後はバックライトが点滅します。

 この症状は水温センサーの異常ではありません。

 計測温度が範囲外(40℃以下)のためです。

 冬場の外気温が低い時はこの状態になります。

 純正のサーモスタッドは88℃で動作してから、アッパーホースにエンジンで温められたラジエーター液(冷却水)が流れ込み、アッパーホース内のラジエーター液(冷却水)が40℃を越えるとバックライトの点滅が無くなります。

ペットボトルに冷却水を入れます。

・ラジエーターファンが回ると急にラジエーター液(冷却水)が減る事があるので、冷却水を常にラジエーターの口元以上になるようにしてください。

・ラジエーターの口元からエアが出なくなるまで待ちます。

・エアが出なくなったら、エンジン停止します。

・補充用のペットボトルに入っているラジエーター液(冷却水)を、スポイトで取り除きます。

・補充用のペットボトルを外します。

・リザーバタンクの液量はFULLより少し多めに入れてください。

 

【ラジエーターキャップ取付】

・ラジエーターキャップを、下の写真C→B→A→@の順番で取付します。

 

MONSTER SPORT ハイプレッシャーラジエターキャップ Bタイプ[ZZEC20] 関連:MONSTER SPORT ハイプレッシャーラジエターキャップ Bタイプ[ZZEC20]

  → こちら

 関連:SUZUKI SPORT ハイプレッシャーラジエターキャップ取付

  → こちら ※Keiworksのページ

・ラジエーター液(冷却水)がこぼれていたらすべて拭き取ります。

 ※拭き取ってもしばらくラジエーター液(冷却水)の甘い香りがします。

【確認】

・ラジエーター液(冷却水)の漏れが無ければ取付完了です。

取付完了です。
 

【ボンネット】

・ボンネットを閉めます。

関連:XIANGSHANG ボンネットダンパー

→ こちら

 
 ■取付後の管理について

取付後2〜3日センサーアタッチメントの周り水温センサーの周りからラジエーター液(冷却水)が漏れていないかと、リザーブタンクの液量をチェックしてください。

取付後しばらくは、水温計の表示する温度と純正水温計の表示を監視してください。

 チューニング/外気温にもよりますが、少し水温が高めならエアが抜けていない場合があるので、もう一度エア抜きしてみてください。

漏れが無いことが確認できても、定期的に確認してください。エンジンブロー、オーバーヒートさせないためのメンテナンスです。

 最低でも月一(できれば週一)で確認してください。

・常に自分の車の通常の状態(追加メーターからの情報)を確認しておけば、エンジンの不具合などすぐわかるはずです。

 エンジン関係の社外品の部品を取付した時も要チェックです。

・以上の事を守っていただければ大丈夫だと思います。

 Keiworksを乗っている人であれば自分でメンテナンスしている人は多い(このページを見ている人は、自分で部品を取付しようと思っている人が多い)と思うので大丈夫(?)だと思います。

 私はメンテナンスをしていない車を運転するのは怖くてできません。

 

  クーラント廃液処理について

・クーラントの廃液はそのまま捨てられない発ガン性のある有害物質(第3石油類)です。

 クーラントの廃液処理方法を紹介します。

 1:一般的には整備工場、ガソリンスタンドなどにクーラントを持ち込み、処理してもらいます。

  ※無料または代金を支払います。→ 行きつけの店に行くと無料で引き取ってくれる場合もたまにあります。

 2:スズキのディーラーで「スズキ クーラント凝固剤 KG-009 1kg(20Lまで処理できます。)1,680円」を購入。→自治体のゴミ捨てのルールで捨てる。

  ※価格はページ作成時の金額で、販売価格と消費税変更されている場合があります。

 3:オイル交換の時に使うオイル処理パックを使用する事もできます。→ 自治体のゴミ捨てのルールで捨てる。

 

 ★施工後

・Keiworksに取付けていたメーターです。

RACETECH 60φ電子式水温計 関連:RACETECH 60φ電子式水温計取付

 → こちら ※Keiworksのページ

AUTO GAUGE 60φ水温計(油温計) 関連:AUTO GAUGE 60φ水温計取付

 → こちら ※油温計として使用。※Keiworksのページ

AutoGauge純正油温計&水温計用センサー[APD] 関連:AutoGauge純正油温計&水温計用センサー[APD]

 → こちら ※Keiworksのページ

・加工取付作業はAピラー取付で4時間、メーターフードの上に取付すると5時間かかります。(写真、メモしたりしている時間も含む)

・オープニングセレモニー時、モーターの音が結構五月蝿いです。

・水温計の表示温度が40℃〜140℃となっていますが、140℃までの表示は必要ないと思います。

 30〜120℃の表示でいいと思います。(98℃で水温計のワーニングランプが点きます。)

 私の車は通常走行でバイパスや高速道路で100℃越えはあまり見たことがないです。

 (95〜98℃でファンが回るのであまり100℃超えることはあまり無いです。)

 Omoriのメーターのように90℃〜110℃のメモリの間隔が広いと数値が読みやすいですけど。

 この辺がこのメーターの不満の所です。

・電子式と機械式を取付して思ったのですが、トータルで見ると電子式がやっぱりいいようです。

 比較してみました。

機械式

電子式

・メーター本体の奥行が長い。

・取付場所が限定される。

・メーター本体の奥行が短い。

 取付場所の選択肢が増える。

・メーターを移動が簡単に出来ない。

 最初に設置すると壊れるまでその位置

・メーターの位置を簡単に移動/変更できる。

 ※メーターの大きさにもよります。

・配管

・センサーワイヤーの取り回しに注意を払いながら取付しないといけない。

 配管を小さく曲げたり、延長することが出来ない。

・配線を延長する事ができ、配線を自由に曲げることが出来るので、見える所でも綺麗に配線できる。

※長さの限度はあります。

・センサーの配管と照明配線の2種類だけなので、スッキリしている。

・メーター単体なのでデータ共有ができない。

・配線の数が多い。 → センサー配線、電源(常時電源/IG/アース/イルミ)

※故障診断コネクターに接続するタイプを除く)

・同じ会社であればメーター同士配線を接続(リンク)できる。

 電源配線をスッキリさせる事ができる。

 メーターによってはデータのリンクができる。

・センサーが大きい。[1/2サイズ]

 1/8センサーが主流なので、1/2のアタッチメントの在庫を探すのが大変。

・センサーが小さい。[1/8PTサイズ]

ネジがPTなので水漏れしにくい。

・センサーの締付ナットとセンサーの間から冷却水が漏れてくることがある。

・センサーと締付部が一体化している。

・バッテリーからの電気を使用しないので安定して数値を表示。

 夜間照明だけなので、日中のバッテリー負荷が少ない

・バッテリーの電力を使用しているので、バッテリーの容量注意が必要。

 

追記:2021.01.04. AutoGauge 60φ水温計(360シリーズ)[360WT]

・AutoGauge 60φ水温計(360シリーズ)[360WT]に交換しました。

 今まで取付していたメーターのバックライトのLED切れがひどくなったためです。

 日本製のステッピングモーターを使用している新タイプになります。

AutoGauge 60φ水温計(360シリーズ)[360WT]関連:AutoGauge 60φ水温計(360シリーズ)[360WT]

→ こちら

 
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