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 アストロプロダクツ

 AC100V ハイパワーインパクトレンチ[2005000004285]

2025.12.02.公開日

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 SWIFTsport[ZC33S]に「アストロプロダクツAC100V ハイパワーインパクトレンチ[2005000004285]」を使ってタイヤ交換をしました。


 ★今回紹介する商品の紹介

・アストロプロダクツAC100V ハイパワーインパクトレンチ[2005000004285]





【特徴】※ASTRO PRODUCTS販売ページより

・AC100V電源で使用する、MAXトルク510N・mのハイパワー電動インパクトレンチです。

 バッテリーを使う充電タイプと違い、不意の充電切れも心配ありません。

 トリガーを引く位置で回転の方向を選ぶことができ、正転、逆転の切り替え操作の必要がありません。


【詳細】※ASTRO PRODUCTS販売ページより

・商品コード

・本体サイズ

・重量

・モーター

・差込角

・最大トルク

・無負荷回転数

・回転方向

・対応ボルト径

・電源

・消費電力

定格使用時間

・電源コード長

・付属品

・PSEマーク

・注意事項

2005000004285

L310×W95×H230mm

3.6kg

ブラシモーター

1/2DR (12.7mm)

510Nm

2200min-1

正逆回転

M12〜M22 (通常ボルト) / M12〜M16 (高力ボルト)

AC100V-50/60Hz

950W

20分

約2m

スペアブラシセット

取得済(届出事業者名:株式会社ワールドツール)

AC100V電源専用です。発電機、直流電源、その他の電圧では使用できません。

※本製品には変速機能はありません。

必ず、定格使用時間内で作業を行ってください。

インパクトレンチに対応したソケットを使用してください。

※ボルトやナットのサビ、座面の形状や状態によっては抵抗が大きく、想定される締め付けトルクが、本製品の最大トルク以下でも緩めることができない場合があります。

※差込部、ソケット六角部が摩耗によりガタが大きくなっている場合や、エクステンションバー、ユニバーサルジョイント、変換アダプタ―、衝撃を逃がすようなソケットを使用していると、打撃力が弱まります。


【購入店】

・ストア名

・販売業者




・本社住所

・販売価格

・購入価格


ASTRO PRODUCTS 店舗

株式会社ワールドツール

※上の店舗から購入する場合は、自己責任でお願いします。

 トラブルに関してはご自身で対処願います。

※品切れ時は、同商品の在庫のあるページへジャンプするため金額が変わる場合があります。

埼玉県深谷市白草台2909-50

¥10,989(税込[10%]) ※ページ作成時の金額と消費税率です。

¥9,890(税込[10%]) ※購入時の金額と消費税率です。※全店10%OFF時購入。

【用意する物(一緒に購入する物)】

・ホイールインパクトソケット(1/2DR)[19mm]

 私は「アストロプロダクツ 1/2DR ホイールナットインパクトソケット 19mm イエロー」を購入しています。

・延長コード

 インパクトレンチの電源コードの長さが約2mです。

 作業するには短いので延長コードが必要になります。

 

 延長コードは消費電力1,200Wの物を購入してください。

 

 延長コードを使用する場合は、できるだけ太い延長コードを使用してください。

 断面積:0.75sqを使用した場合は、長さ5mまで使用できます。

 断面積:1.25sqを使用した場合は、長さ10mまで使用できます。

 断面積:2.00sqを使用した場合は、長さ15mまで使用できます。

 

 私は前に使用していたインパクトレンチの電源コードをカットして、防水コネクターボディを取付して延長コードを作成しました。

 今回購入したインパクトレンチと同径(1.25sq)の電源コードで、長さ10mです。

 電源コードにはPSEマークが印刷されています。

   
 ★PSEマークについて

【PSEマークについて】

・PSEマークは、「電気用品安全法」に基づいて、電気製品が安全基準を満たしていることを示すマークです。

 これは、Product Safety Electrical appliance&materialsの略で、日本国内で販売されるほとんど全ての民生用電気製品に表示が義務付けられています。

 

●PSEマークの種類と意味

・ひし形PSEマーク:

 「特定電気用品」に指定された、安全性に特に高い基準が求められる製品が「ひし形PSEマーク」になります。

 電気サウナバス、ACアダプターなど116品目です。

 登録検査機関による適合性検査と、事業者が行う自主検査の両方を経て、安全性が確認されたことを示します。

 

・丸形PSEマーク:

 特定電気用品以外の電気用品が「丸型PSEマーク」になります。

 今回購入したインパクトレンチ、扇風機、電気カーペット、モバイルバッテリーなど341品目です。

 事業者がPSE適合基準に則った生産と製品管理を行っていることを示します。

 

・PSEマークの重要性

 @販売が義務付けられている:

  PSEマークのない製品は、日本国内で販売することができません。

 A消費者を守るため:

  火災や感電などの事故を防ぎ、消費者の安全を確保するために施行された法律に基づいています。

 B信頼性の証明:

  PSEマークがついている製品は、一定の安全基準を満たしていることを証明するものです。

   
 ★今まで使用していたインパクトレンチについて

・私が所有したインパクトレンチは、今回購入した物で3個目です。

 

●新興製作所 ACインパクトレンチ [SIW-127]

 このインパクトレンチは2個購入しています。

 価格も安くて某ホームセンターで販売されていた商品です。

 電源コードが10mで長いので、延長コードを使用しなくても良いです。

 悪い点は、良く締まったナットを外す時、他のインパクトレンチよりも少し力不足を感じる時があります。

 2個目が壊れた時、同じ物を購入しようと思ったら、このホームセンターでは取り扱いをやめたので購入をあきらめました。

 

【特徴】※取扱説明書より

・無段変速機構付

・セミロング肉薄ソケット[17mm / 19mm / 21mm]

・キャリーケース付

 

【仕様】

・角ドライブ  12.7mm

・締付能力   M10〜M16(普通ボルト)/M8〜M12(高力ボルト)

・回転数    0〜2,900min-1

・打撃数    0〜3,100min-1

・最大トルク  200N・m

・入力電圧   100V

・周波数    50/60Hz

・消費電力   350W

・電流     3.7A

・コード長さ  10m

・質量     2.1kg

 

●meltec(メルテック) 電動インパクトレンチ[FT-09P]

 このインパクトレンチは、新興製作所 ACインパクトレンチの代わりに購入しました。

 良い点は、シガーライターソケットまたはバッテリーから電源を取るので、出先でもタイヤ交換できます。

 悪い点は、遠心力クラッチで脱着時間がかかります。

 バッテリー端子用アダプターコードでバッテリーから直で電気を取る時、このアダプターのソケット部分が曲者で、接触が今一良くありません。

 シガーライターソケットをヒューズボックスの代わりにして、ソケットに直接配線を繋いで配線を延長する改良をしました。

 使い勝手が悪かったのでアストロプロダクツの商品を購入しました。

 この商品は予備として倉庫に置きます。

 

【特徴】※取扱説明書より

・入力電圧   DC12V

・締付トルク  Max340N・m

・角ドライブ  12.7mm(ソケット取付部の四角の対辺寸法)

・最大電流   13A

・ヒューズ   15Aガラス管(電源プラグ内)

・ソケット材質 クロムバナジウム鋼・メッキ処理

・コード長さ  約4m

・本体サイズ  約210(W)×200(H)×80(D)mm

・重さ     約1.5kg(コード・ソケットを除く)

・付属品    ソケット[17mm]、ディープソケット[19mm]、ディープソケット[21mm]、軍手、

        バッテリー端子用アダプターコード(約20cm)、15Aガラス管ヒューズ

   
 ★必要な部品/材料  ★必要な工具

●タイヤ交換で使用する物

・パーツクリーナー

・作業用手袋

・ウエス

・バケツ

・洗剤

・水

・ブラシ

・養生テープ → タイヤに貼付けして、取外前に付いていた場所を記入。

・油性マジック → タイヤに貼付けして、取外前に付いていた場所を記入。


●タイヤ交換で使用する物

・油圧ジャッキ(ガレージジャッキ) または パンタグラフジャッキ

・スロープ ※ガレージジャッキ、パンタグラフ使用時は不要。

・基本ブロック(高さ100mm) ※ガレージジャッキ、パンタグラフ使用時は不要。

・トルクレンチ

・タイヤ止め

・車載用エアコンプレッサー ※タイヤパンク応急修理セット

・エアゲージ

・金ブラシ

・トレー → 錆、汚れを受け取る物。

 


 ★施工

  施工時の注意点

 ・整備資格を持たずに施工する場合や、このページを見て施工/使用した場合は、自己責任でお願いします。

 ・部品名はサービスマニュアルに書いてある名称です。

 ・必ず部品を触る前や施工前に、体の静電気を車体以外の金属に触れて放電してください。

 ・野外で作業する場合、風の強い日は作業をしないでください。

 ・必ず平らな所で作業してください。

 ・サイド(パーキング)ブレーキをかけ、車輌が動かないことを確認してください。

 ・油圧ジャッキを使用してジャッキアップする場合は、メーカー指定のジャッキポイントに必ず合わせてください。

 ・火傷するので、必ずエンジン/マフラーが冷えている時に交換作業してください。

 ・今回紹介するインパクトレンチは重量があるので、しっかり持って固定して使用してください。

 ・今回紹介するインパクトレンチは力があるので、ケガをしないよう注意してください。

 ■準備

【作業スペース】

・広く平らな所に車を停めます。

【サイド(パーキング)ブレーキ】

・サイド(パーキング)ブレーキをしっかりと引いてください。

 

 関連:CUSCO スピンターンノブ シルバー[220-014-AA]

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 YouTubeで動画を公開しています。

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【エンジン停止確認】

・事故防止のため、エンジンは必ず停止してください。

【延長コード接続】

・インパクトレンチの電源プラグを、延長コードに接続します。

・延長コードの電気プラグを、コンセントに接続します。

【インパクトソケット取付】

・SWIFTsport[ZC33S]、WAGON R[MH55S]、N-WGN[JH3]のナットサイズは19mmです。

 インパクトソケットは、1/2DR[12.7mm]の19mmを、インパクトレンチのアンビル(先端)に差し込んで取付します。

 差し込みはちょっときつめなので力が必要です。

【ジャッキ準備】

・ジャッキアップは、パンタグラフジャッキか油圧ジャッキ(ガレージジャッキ)を使用します。

 使用するジャッキを準備します。

●パンタグラフジャッキを使用する方

・バックドアを開けます。

・ラゲッジフロアロアボード手前側を持ち上げて取外します。

・ラゲッジアンダーボックス(白い発泡スチロール)内にある、ジャッキバー(フッックの付いた金属の棒)とホイールナットレンチを取り出します。

 

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・ジャッキリッドは、次のように取外します。

 @ジャッキリッドの上部のツメを下に押します。

 Aジャッキリッドの上部を手前に傾けます。

 B上に持ち上げると、ジャッキリッドが取外せます。

・ジャッキリッドを取外すと、パンタグラフジャッキが見えます。

 パンタグラフジャッキは、次のように取外します。

 @パンタグラフジャッキは、車載工具のジャッキバーを使って反時計回しで緩ませます。

 Aパンタグラフジャッキを上に持ち上げると、ジャッキホルダーから取外せます。



 ■ジャッキアップポイントについて

【ジャッキアップポイントについて】

・SWIFT(4代目)[2WD]のパンタグラフジャッキと、油圧ジャッキ(ガレージジャッキ)のジャッキアップポイントを説明します。

 図は、パンタグラフジャッキと油圧ジャッキ(ガレージジャッキ)使用時のジャッキアップポイントの位置と、リジッドラック設置位置です。

 

 パンタグラフジャッキを使用する方は、交換するタイヤの近くの赤□がジャッキアップポイントになります。

 フロントとリヤ側の油圧ジャッキ(ガレージジャッキ)用のジャッキアップポイントには、パンタグラフジャッキを絶対に使用しないでください。

 

 油圧ジャッキ(ガレージジャッキ)を使用する方は、次のようになります。

 フロント側は、黄色〇トルクロッドのボルトが、油圧ジャッキ(ガレージジャッキ)使用時のジャッキアップポイントです。

 リヤ側は、黄色〇車体固定用のフックが、油圧ジャッキ(ガレージジャッキ)使用時のジャッキアップポイントです。

 

 リジッドラックを使用する方は、赤□がリジッドラックのポイントです。




 ■フロント側タイヤ交換

【フロント側ジャッキアップ】

・フロント側をジャッキアップします。

 

 私の場合は、ホームセンターで売っている小さい油圧ジャッキ[3t]なので、トルクロッドのボルトまで届きません。

 スロープと基本ブロックを使って、自走して基本ブロックの上にタイヤを載せます。

 フロント側を100mm上げることができます。

 この状態で、小さい油圧ジャッキ[3t]をジャッキアップポイントまで入れる事ができます。

 足回りがノーマルの車高なので、オイル交換とかちょっとした作業ならこの高さでも作業できます。

 

 関連:汎用フロントリップスポイラー

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【エンジン始動】

・エンジンを始動します。

・自走でフロントタイヤを基本ブロックの上で停めます。

ギヤをリバースに入れます。

 AT車は「パーキング(P)」になっていることを確認します。

・エンジンを停止します。

・クラッチペダルから足を放します。

・リヤタイヤにタイヤ止めをします。

・フロント側のジャッキポイントは、エンジン後側を支えている「エンジンリヤトルクロッド」のボルトです。

・油圧ジャッキ(ガレージジャッキ)で、エンジンリヤトルクロッドのボルトを押し上げます。

 リフトアップ時に、レバーがエンジンアンダカバーに当たって、レバーの上下が大変です。

 私の場合は、レバーを1/2(20mm)の水道管(直管3本とエルボ2個)を使って、クランクの形に加工しています。

 レバーの位置を下げた事で、レバーの上下が楽になりました。

・フロント側を作業しやすい高さまで、リフトアップします。

 

 関連:Beatrush フロントフロアー補強バー [S88046PB-CAF]

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 YouTubeで動画を公開しています。

 関連:Beatrush アンダーパネル [S580460] ※現在 TYPE1 で販売中です。

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 YouTubeで動画を公開しています。

【フロントタイヤ取外(助手席側)】

・インパクトソケットをホイールナットに垂直に差し込みます。

・インパクトレンチをしっかり持って固定します。

 結構力があるので、腕を持って行かれないように注意してください。

・インパクトレンチでホイールナットを緩ませる場合は、トリガースイッチの上側を押します。

 使用時の注意ですが、このインパクトレンチはブレーキが無いので、勢いよく回るのでホイールナットが外れてしまいます。

 タイミングを確認するのに何回か試してみました。

 とても加減が難しくて、インパクトソケットを手で押さえてみたりしましたが、勢い良く回るので回転を停める事ができません。

 最後のホイールナットを取外時、ホイールが外れないよう注意してください。

 

 実際の音は動画を見てください。

・ハブボルトからホイールを水平に取外します。

・私は社外品のアルミホイールを履いているので、ハブリングを取外します。

 

 関連:WePro ハブリング[φ73-φ60.1]

 → こちら

・ホイールとハブリングを取外した状態です。

 錆、汚れを金ブラシで落として、パーツクリーナーで汚れを落とします。

 

【フロントタイヤ取外(運転席側)】

・運転席側のフロントタイヤを、助手席側と同じように取外します。

【フロントタイヤ取付(助手席側)】

・ホイールをハブボルトの穴に合わせて取付します。

・ホイールナットを手締めでハブボルトに締めます。

・インパクトレンチで締付する時は、トリガースイッチの下側を押します。

・インパクトソケットをホイールナットに垂直に差し込みます。

・インパクトレンチをしっかり持って固定します。

 結構力があるので、腕を持って行かれないように注意してください。

・ホイールナットは@〜Dの順番で締め付けします。

 

 実際の締付音は動画を見てください。

・ホイールナットを締付後の状態です。

 

【フロントタイヤ取付(運転席側)】

・運転席側のフロントタイヤを、助手席側と同じように取付します。

【フロント側ジャッキダウン 1】

・フロント側をゆっくりと降ろします。

・油圧ジャッキ(ガレージジャッキ)を車体下から取り出します。



 ■規定トルク締付(フロント側)

【規定トルクで締付】

・ソケット[19mm]をトルクレンチのアンビル(先端)に差し込みます。

・フロント側のホイールナットをトルクレンチで、規定トルクで締め付けます。

 SWIFTsport[ZC33S]の締付トルクは 100N・m(10.2kgf・m)です。

 

 関連:SUZUKI SWIFTサービスマニュアル [2019年04月版]

 → こちら

 YouTubeで動画公開中です。

 家にある車の締付けトルク

 WAGON R[MH55S]の締付トルクは 85N・m(8.7kgf・m)です。

 N-WGN[JH3]の締付トルクは 108N・m(11kgf・m)です。

 

・私が使っているトルクレンチは、「アストロプロダクツ 1/2DR プリセット型トルクレンチ TQ969[2001000009695]」です。

【フロント側ジャッキダウン 2】

ギヤを「ニュートラル(N)」にします。

・エンジンを始動します。

・私は基本ブロックから自走でタイヤを降ろします。

・エンジンを停止します。

・私は基本ブロックとスロープを片付けます。

 

・フロント側のタイヤ交換は終了です。



 ■リヤ側タイヤ交換

【リヤ側ジャッキアップ】

・リヤ側のタイヤ交換前の状態です。

ギヤを「リバース(R)」に入れます。

 AT車は「パーキング(P)」になっていることを確認します。

・リヤ側のジャッキアップポイントは、「車体固定用のフック」です。

 車体固定用のフックに、油圧ジャッキ(ガレージジャッキ)を合わせます。

・私の場合は汎用の牽引フックを取付しているので、少し位置が変わりますが、牽引フックに油圧ジャッキ(ガレージジャッキ)を合わせます。

 

汎用リヤ牽引フック 関連:汎用リヤ牽引フック

 → こちら

・リヤ側をジャッキアップします。

 フロント側と違って重心が右側なので、ジャッキアップする時に注意してください。

 作業しやすい高さまで、リフトアップします。

 

 

 

 

 

【リヤタイヤ取外(助手席側)】

・インパクトソケットをホイールナットに垂直に差し込みます。

・インパクトレンチをしっかり持って固定します。

 結構力があるので、腕を持って行かれないように注意してください。

・インパクトレンチでホイールナットを緩ませる場合は、トリガースイッチの上側を押します。

 このインパクトレンチはブレーキが無いので、勢いよく回るのでホイールナットが外れてしまいます。

 最後のホイールナットを取外時、ホイールが外れないよう注意してください。

 

 実際の音は動画を見てください。

・ハブボルトからホイールを水平に取外します。

・私は社外品のアルミホイールを履いているので、ハブリングを取外します。

 

 関連:WePro ハブリング[φ73-φ60.1]

 → こちら

・ホイールとハブリングを取外した状態です。

 錆、汚れを金ブラシで落として、パーツクリーナーで汚れを落とします。

 

【リヤタイヤ取外(運転席側)】

・運転席側のリヤタイヤを、助手席側と同じように取外します。

【リヤタイヤ取付(助手席側)】

・ホイールをハブボルトの穴に合わせて取付します。

・ホイールナットを手締めでハブボルトに締めます。

・インパクトソケットをホイールナットに垂直に差し込みます。

・インパクトレンチをしっかり持って固定します。

 結構力があるので、腕を持って行かれないように注意してください。

・インパクトレンチで締付する時は、トリガースイッチの下側を押します。

・ホイールナットは@〜Dの順番で締め付けします。

 

 実際の締付音は動画を見てください。

・ホイールナットを締付後の状態です。

 

【リヤタイヤ取付(運転席側)】

・運転席側のリヤタイヤを、助手席側と同じように取付します。

【リヤ側ジャッキダウン】

・リヤ側のジャッキポイントの「車体固定用のフック」に、油圧ジャッキ(ガレージジャッキ)を合わせます。

・リヤ側をゆっくりと降ろします。

・油圧ジャッキ(ガレージジャッキ)を車体下から取り出します。

ギヤを「N(ニュートラル)」にします。

 

 関連:momo NERO REVERSE LIFT [SK108]

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 関連:CUSCO スピンターンノブ シルバー[220-014-AA]

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 ■規定トルク締付(リヤ側)

【規定トルクで締付】

・ソケット[19mm]をトルクレンチのアンビル(先端)に差し込みます。

・リヤ側のホイールナットをトルクレンチで、規定トルクで締め付けます。

 SWIFTsport[ZC33S]の締付トルクは 100N・m(10.2kgf・m)です。

 

 関連:SUZUKI SWIFTサービスマニュアル [2019年04月版]

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 家にある車の締付けトルク

 WAGON R[MH55S]の締付トルクは 85N・m(8.7kgf・m)です。

 N-WGN[JH3]の締付トルクは 108N・m(11kgf・m)です。

 

・リヤ側のタイヤ交換は終了です。



 ■空気圧調整

【空気圧調整】

・タイヤの空気圧の調整をします。

 ガソリンスタンドなどで空気圧を調整する方も多いと思いますが、冬場のタイヤ交換時期は待ったなしなので、タイヤにエアを充填する所は混んでいます。

 最近の車は、車の後部にエアコンプレッサー(タイヤパンク応急修理セット)を積んでいるので、使わないのはもったいないです。

 エアコンプレッサーの起動確認を含めて、使用した方がいいと思います。

 SWIFTsport[ZC33S]のように、ラゲッジアンダーボックス(白い発泡スチロール)内にある、エアコンプレッサーを取り出します。

 

 関連:マフラー音 車内こもり対策

 → こちら

 YouTubeで動画公開中です。

 エアコンプレッサーの電源は、車内のシガーライターソケットにプラグを差し込みます。

・私の場合は「BAL タイヤエアコンプレッサー[No.498]」を改良して使用しています。

 シガーライターのプラグに、配線を繋いで延長しています。

 電源はバッテリーに接続して使用できるように、ワニ口クリップを取付しています。

・私の場合はボンネットを開けます。

 

 関連:XIANGSHANG ボンネットダンパー

 → こちら

 YouTubeで動画を公開しています。

・私の場合は、バッテリーの端子をワニ口クリップで挿みます。

・エンジンを始動します。

・SWIFTsportの純正タイヤの空気圧は、運転席側のドアストライカーの近くに貼っている「タイヤ空気圧」シールに書いてあります。

  前輪:2.3Kgf/cm2(230kPa)

  後輪:2.1Kgf/cm2(210kPa) です。

 スタッドレスタイヤを購入したショップでは、2.5Kgf/cm2(250kPa)充填されていました。


 関連:エーモン エアゲージ [No.6782]

 → こちら ※Keiworksのページです。

 ※現在はアストロプロダクツ製のエアゲージを使用しています。

LEHRMEISTER LMスポーツファイナル 関連:LEHRMEISTER LMスポーツファイナル

 → こちら

DUNLOP DIREZZA(ディレッツァ) DZ102 関連:DUNLOP DIREZZA(ディレッツァ) DZ102

 → こちら

NANKANG SPORTNEX NS-25 関連:NANKANG SPORTNEX NS-25

 → こちら

※現在このタイヤを取付しています。


 

・エアを充填する手順は次のようになります。

 @エアバルブの先に付いているエアキャップを取外します。

ASTRO PRODUCTS タイヤバルブキャップセットアルミ シルバー 4PC 関連:ASTRO PRODUCTS タイヤバルブキャップセットアルミ シルバー 4PC

 → こちら

 

 Aエアコンプレッサーのホースの先のネジ部分を、エアバルブに合わせて時計回しで奥まで締付けます。

 Bエアコンプレッサーの電源スイッチを「ON」にします。

 Cエアコンプレッサーのゲージを見て、規定値より少し多めにエアを充填したら、電源スイッチを「OFF」にします。

  規定値より少し多めにするのは、どうしてもエアバルブからコンプレッサーのホースを取外すとエアが少し抜けてしまうためです。

 Dエアコンプレッサーのホースの先のネジ部分を、反時計回しでエアバルブから取外します。

・各タイヤも同じようにタイヤにエアを充填します。

・各タイヤの空気圧をエアゲージで確認します。

 規定値までリセットボタンを押して、空気圧を調節します。

 私が使用しているエアゲージは、「アストロプロダクツ タイヤゲージ メタルタイプ[2001000007288]」を使用しています。

【エアキャップ取付】

・各ホイールのエアバルブにエアキャップを取付します。

 私の場合は、後付けのTPMSを取付しているので、エアキャップの代わりにセンサーを取付します。

 

 関連:TPMS 車用空気圧温度センサー[T3]

 → こちら

 

ASTRO PRODUCTS タイヤバルブキャップセットアルミ シルバー 4PC 関連:ASTRO PRODUCTS タイヤバルブキャップセットアルミ シルバー 4PC

 → こちら

 

 

 

 

・エンジンを停止します。

・車内のシガーライターソケットからプラグを取外します。

・私の場合は、バッテリーの端子からワニ口クリップを取外します。

【ボンネット】

・私の場合は、ボンネットを閉めます。

 

 関連:XIANGSHANG ボンネットダンパー

 → こちら

 YouTubeで動画を公開しています。

【作業終了】

・タイヤ交換作業は終了しました。

・約100km走行後、ホイールナットを規定値で増し締めします。

 SWIFTsport[ZC33S]の締付トルクは 100N・m(10.2kgf・m)です。

 

 関連:SUZUKI SWIFTサービスマニュアル [2019年04月版]

 → こちら

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 ■タイヤ交換後

【片付け】

・各工具を片付けします。

・インパクトレンチからインパクトソケット[19mm]を取外します。

・インパクトレンチの電源プラグから、延長コードを取外します。

・延長コードの電気プラグを、コンセントから取外します。

・パンタグラフジャッキを使用した方は片付けします。

 写真と同じ向きにパンタグラフジャッキを合わせて、ホルダーにパンタグラフジャッキを差し込みます。

 パンタグラフジャッキの上部がホルダーに収まるように位置調整しながら、パンタグラフジャッキを締付します。

 車載工具のジャッキバーで締付て、パンタグラフジャッキをしっかり固定します。

・ジャッキリッド(パンタグラフジャッキ収納蓋)を取付します。

 ジャッキリッドの下側を、クォーターロアトリムの穴(写真赤□)に差し込みます。

・ジャッキリッドの上側を、クォーターロアトリムに押付します。

・ラゲッジアンダーボックス(白い発泡スチロール)内に、ジャッキバー(フッックの付いた金属の棒)、ホイールナットレンチ、エアコンプレッサーを元の位置に納めます。

 

 関連:マフラー音 車内こもり対策

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・ラゲッジフロアロアボードを取付します。

【バックドア】

・バックドアを閉じます。



 ★紹介動画


・動画はYouTubeで公開しています。

 このページをまとめています。

 写真や文字で説明できない部分を動画にして紹介しています。


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 および 複製/編集を禁止しています。

 音が出ます。再生前に音量を小さくしてから調整してください。

 音声は「VOICEVOX」の読み上げソフトを使用しています。

 多少、イントネーションとアクセントが違う部分があります。

 

 ※利用規約に書いているので表示します。

  VOICEVOX 使用キャラクター:春日部つむぎ

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 ★施工後(使ってみて)

・私はエアツールが無いので、アストロプロダクツのインパクトレンチを使って、タイヤ交換をやりました。

 今まで使っていたインパクトレンチより力があるので、良く締め付けられたホイールナットも簡単に外れます。

 重量があってしっかりと持たないと力があるので、ケガの心配もあります。

 ブレーキが無いので、90%は勢いでホイールナットが外れます。

 ブレーキの機能があると使い勝手が良くなると思います。

 今回作業して思ったのが、アストロプロダクツの製品を、結構購入しているんだなぁと改めて思いました。


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